[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/29)ステラファーマは出直り試す、脳腫瘍に新型高出力中性子線源を用いた治験、期待強まる
記事一覧 (08/29)スパイダープラスは5日続伸、建設DXサービス「SPIDERPLUS」が関電工の測定記録支援システムと連携
記事一覧 (08/29)ジーデップ・アドバンスが急伸、米NVIDIAの新製品などに注目集まり一段と出直る
記事一覧 (08/29)東京電力HDが高値を更新、引き続き処理水放出を好感、ジリ高基調の中で騰勢強まる
記事一覧 (08/28)出光興産は戻り高値に接近、持続可能な航空燃料(SAF)やクラダシとの新ショッピングサイトに期待強まる
記事一覧 (08/28)Sharing Innovationsがストップ高、中部エリアの『Salesforce』企業子会社化を好感
記事一覧 (08/28)タメニーが急伸20%高、リクルートの「ゼクシィ」との連携に注目集まる
記事一覧 (08/28)キムラユニティーが急騰、次世代モビリティーのEVレンタカーサービスを開始、脱炭素への取組みを加速
記事一覧 (08/28)ピアズが急反発、子会社が接客時のAI声調分析サービスを新たに開発
記事一覧 (08/28)日鉄鉱業は配当予想の修正(増配)など好感され急反発、還元方針を一新し基準となる配当性向を引き上げ
記事一覧 (08/28)メディカル・データ・ビジョンの出直り強い、SBIホールディングスによる株式追加取得を材料視
記事一覧 (08/25)ARアドバンストテクノロジは8月末の記念配当など好感され後場も大きく出直って推移
記事一覧 (08/25)環境管理センターは後場ストップ高買い気配続く、原発処理水の海洋放出を受け「放射能事業」に追い風の見方
記事一覧 (08/25)ヨシムラ・フード・HDが後場急浮上、中国による日本の水産物の全面輸入停止の影響は軽微とし見直し買い
記事一覧 (08/25)ブイキューブは4日続伸基調、株主総会のオンライン配信シェアNo.1とされEV充電サービスにも期待強い
記事一覧 (08/25)アクセルマークが急伸、23%高のあと伸びきれないが「トレカ」新事業に期待強い
記事一覧 (08/25)Globeeは21%高と大きく出直る、株主の売却懸念が後退の見方
記事一覧 (08/25)日本製麻が再び動意、「ゴーゴーカレーG買い増し」と伝えられ思惑含みの相場に
記事一覧 (08/25)ダイドーリミテッドは一時6%高、オンワードHDとの提携を解消、自社株買いを実施
記事一覧 (08/25)サッポロHDは日経平均500円安の中で底堅い、糖質・プリン体70%オフの新ビールに期待強い様子
2023年08月29日

ステラファーマは出直り試す、脳腫瘍に新型高出力中性子線源を用いた治験、期待強まる

■5年生存率10%程度と極めて低い「膠芽腫」対象に筑波大と実施

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は8月29日、午前10時の医師主導治験に関する発表を受けて急動意となり、発表後に5%高の345円(19円高)まで上げて約2週間ぶりに340円台を回復し、後場寄り後も345円まで上げる場面を見せて一段の出直りを試す相場となっている。

 発表によると、同社は、国立大学法人筑波大学(以下「筑波大学」)と、脳腫瘍(初発膠芽腫)を対象に新型高出力中性子線源を用いた加速器BNCT装置iBNCT001及び当社治験薬である『SPM−011』の第1相医師主導治験に関する契約を締結した。

 膠芽腫は、5年生存率が10%程度と極めて低いがんであり、手術と放射線・化学療法の組み合わせでも多くが再発し、治療が困難とされ、有効な治療法が望まれている。日本国内での脳腫瘍の発生頻度は年間に約2万人、そのうち10%強が膠芽腫とされている。また、米国では、膠芽腫は脳腫瘍全体の14%、神経膠腫の50%を占めており、悪性脳腫瘍の中でも最も高い割合で、毎年1万人以上が新たに診断されたと報告されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

スパイダープラスは5日続伸、建設DXサービス「SPIDERPLUS」が関電工の測定記録支援システムと連携

■検査業務の効率化を実現

 スパイダープラス<4192>(東証グロース)は29日、26円高(3.75%高)の719円まで上げて5日続伸している。同社は28日に、建設DXサービス「SPIDERPLUS」が、電気設備工事業界大手である関電工<1942>(東証プライム)が開発した測定記録支援システム「BLuE」とのサービス連携先に採用され、実装に向けて開発に着手したと発表したことを好感している。

 同取り組みにより、SPIDERPLUSで連携できる測定器が大幅に増加し、さらに効率的な検査の実施が可能となる。これにより建設現場における一層の生産性向上と、SPIDERPLUSの利用拡大を見込んでいる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:00 | 材料でみる株価

ジーデップ・アドバンスが急伸、米NVIDIAの新製品などに注目集まり一段と出直る

■6月30日に新規上場、米NVIDIAのエリートパートナー

 ジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード)は8月29日の前場、一段と出直る相場になり、午前10時過ぎに22%高の1万3280円(2410円高)まで上げた後も15%高前後で売買され、出来高も久々に増加した。GPUサーバー、AIワークステーション、メタバースシステムの開発、販売・ソリューション提供などを行い、米NVIDIA(エヌヴィディア)社のエリートパートナー。6月30日に新規上場。8月28日に「次世代データセンター ワークロードに最適な『NVIDIA L40S』搭載モデル販売開始」と発表しており、これに期待が強まったと見られている。

 米NVIDIAなどのグローバルプロセッサメーカー4社から認定されており、日本でこの4社から認定を受けているのは同社のみ、としている。2024年5月期の業績予想は、売上高を42億円(前期比11.1%増)、営業利益を6億34百万円(同14.0%増)、当期純利益を3億99百万円(同5.6%増)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

東京電力HDが高値を更新、引き続き処理水放出を好感、ジリ高基調の中で騰勢強まる

■世論調査の結果を買い手・売り手に当てはめると株高との見方も

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は8月29日、続伸一段高となり、午前10時を過ぎては5%高に迫る646.8円(28.9円高)まで上げ、4日ぶりに年初来の高値を更新し、このところのジリ高基調の中で騰勢が強まる様子となっている。8月24日に原発処理水の海洋放出を開始し、「廃炉」に向けた様々な課題のうちひとつが前進したとの受け止め方が出て買い材料視されている。また、信用売り残が多く、株価のジリ高が続く場合、売り手の買い戻しが増加して一段の株価押上げ要因になるとの期待もある。

 原発処理水の海洋放出については、「毎日新聞が26、27の両日に実施した全国世論調査で(中略)「評価する」との回答が49%あり、「評価しない」(29%)を上回った。「わからない」も22%あった」(毎日新聞ニュースサイト8月27日)といった調査結果が伝えられている。調査結果の受け止め方には様々な見方があるが、株価は企業の論理、株主の論理で形成されることに加え、「評価する」を買い手、「評価しない」を売り手と位置付けた場合、株価は上がるといった解説も出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価
2023年08月28日

出光興産は戻り高値に接近、持続可能な航空燃料(SAF)やクラダシとの新ショッピングサイトに期待強まる

■24日に2件発表、以後小幅だが連日高

 出光興産<5019>(東証プライム)は8月28日、3日続伸基調となり、3%高の3082.0円(98.0円高)まで上げる場面を見せて約2週間ぶりに3000円台を回復し、年初来の戻り高値2133.0円(2023年8月14日)に向けて出直っている。24日に持続可能な航空燃料(SAF)の原料調達に向けた非上場会社との提携と、公式アプリ『Drive On』会員向けショッピングサイトのクラダシ<5884>(東証グロース)との共同開設を発表し、期待が強まった。

 持続可能な航空燃料(SAF)の原料調達については、油脂ビジネスを展開するLOPS株式会社(東京都千代田区)と共同検討することで合意し、国産SAFの社会実装に向け、使用済み食用油などのSAF原料を国内各地から安定的に調達する体制を2020年代後半までに構築することを目指すとした。

 また、出光公式アプリ『Drive On』会員向けショッピングサイト『Kuradashi×Drive On』のクラダシとの共同開設は、まだ食べられるのに廃棄されてしまう可能性のある商品などの取り扱いを行うクラダシと連携し、お得な価格で販売するショッピングサイト。8月24日に開設した。フードロスを中心としたさまざまな社会課題の解決への貢献の機会を提供する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

Sharing Innovationsがストップ高、中部エリアの『Salesforce』企業子会社化を好感

■中部エリアでの競争力を更に強化、M&Aで更なる成長めざす

 Sharing Innovations<4178>(東証グロース)は8月28日の後場、買い気配のままストップ高(150円高の906円、20%高)で始まり、午前10時半前にストップ高で売買されてから買い気配を続け急伸相場となっている。前取引日の25日17時にソフトウェア開発業などを行うコンティニュー株式会社(愛知県名古屋市)の株式を取得し子会社化すると発表しており、買い材料視されたとみられている。中部エリアでの競争力を更に強化し、クラウドインテグレーション事業の成長につなげて行くとした。

 発表によると、コンティニュー社は中部エリアを拠点としてクラウド型のビジネスアプリ『Salesforce(セールスフォース)』に特化した事業を展開している。Sharing Innovationsも『Salesforce』によるクラウドインテグレーション事業を行なっており、今回のM&Aは更なる成長へのアクションの1つとしたため、次のM&Aに期待が強まる形になった。こういった施策を通じて企業価値の継続的な向上を目指していくという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:07 | 材料でみる株価

タメニーが急伸20%高、リクルートの「ゼクシィ」との連携に注目集まる

■「CONNECT−ship(コネクトシップ)」と「ゼクシィ相談カウンター」が連携

 タメニー<6181>(東証グロース)は8月28日、急伸相場となり、25%高の126円(25円高)まで上げた後も値上がり率20%台で売買され、約2ヵ月ぶりに120円台を回復している。25日付で婚活事業者間の会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT−ship(コネクトシップ)」とリクルートの「ゼクシィ相談カウンター」との連携を発表し、買い材料視されている。

 婚活事業者間の会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT−ship(コネクトシップ)」がリクルートホールディングス<6098>(東証プライム)のリクルート運営の無料の相談サービス「ゼクシィ相談カウンター」と連携し、「CONNECT−ship」会員様の成婚退会後のサポートを拡充するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

キムラユニティーが急騰、次世代モビリティーのEVレンタカーサービスを開始、脱炭素への取組みを加速

■電気代込みレンタカーサービス開始

 キムラユニティー<9368>(東証スタンダード)は28日、87円高(6.68%高)の1388円まで上げて年初来高値を更新して急騰している。同社は25日、脱炭素への取組みおよび地域貢献を目的として、オートプラザラビット稲沢本店にて電気自動車(EV)を中心とした次世代モビリティーのレンタカーサービスを2023年8月から開始したと発表したことを好感している。

 レンタカーを提供する車種は、「トヨタ C⁺pod」「日産 SAKURA」の2車種のラインナップ。料金は4,400円/日(税込・電気代込)〜となっている。返却の際に走行距離に応じた電気代の精算が不要のため、充電時間を気にすることなくEVを利用できる。

 サービス開始時は上記2車種のラインナップだが、今後は電動スクーターや電動キックボード、緊急時に水に浮く事が可能なEV等の次世代モビリティーも随時充実させ、顧客への新しい体験を提供する。また、次世代モビリティー等のカーシェアリング導入も検討している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価

ピアズが急反発、子会社が接客時のAI声調分析サービスを新たに開発

■接客ビッグデータを活用

 ピアズ<7066>(東証グロース)は28日、25円高(3.59%高)の738円まで上げて急反発している。同社の子会社であるQualiagramが25日、AI×接客領域に関する知見と同社グループの接客ビッグデータを活用し、「声調」(声色・口調・語気など)をAIにより分析評価するサービスを新たに開発・提供することとなったと発表したことを好感している。

 Qualiagramは、営業・接客を中心としたコミュニケーション能力の向上に必要な表現力を高めるトレーニングを効率的に行うことができるサービス「mimik(ミミック)」など、AIを活用した接客力向上プロダクトやサービス開発に取り組んでいる。

 今後は、AIロープレ「mimik(ミミック)」への機能の追加実装とともに、需要の高いコールセンター運営会社様向けに単体でのサービス展開も予定している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価

日鉄鉱業は配当予想の修正(増配)など好感され急反発、還元方針を一新し基準となる配当性向を引き上げ

■中間・期末配当とも各々従来予想比16円増の66円に

 日鉄鉱業<1515>(東証プライム)は8月28日、急反発で始まった後も次第高となり、午前9時50分にかけて7%高の4925円(330円高)まで上げて大きく出直っている。前取引日の8月25日15時に株主還元方針の変更と配当予想の修正(増配)を発表し、好感されている。これに基づき、9月中間配当、3月期末配当とも1株につき各々従来予想比16円増の66円の予定とした。

 発表によると、連結配当性向をこれまでの30%メドから40%をメドとして2023年度より実施するものとし、また、年度末時点のPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の場合には、『時価換算DOE』(株主資本配当率、※1)3%を配当下限値とし、年度末時点のPBRが1倍以上の場合には『DOE』(※2)3%を配当下限値とする。

(※1)時価換算DOE:1株当たりの年間配当金÷年間平均株価(日毎終値の単純平均)
(※2)DOE:1株当たりの年間配当金÷1株当たりの年度末連結純資産額(非支配株主持分除く)(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価

メディカル・データ・ビジョンの出直り強い、SBIホールディングスによる株式追加取得を材料視

■すでに25%近く保有、追加取得で最大29.99%に

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東証プライム)は8月28日、一段と出直って始まり、取引開始後は11%高の731円(72円高)まで上げて約4週間ぶりに700円台を回復している。前取引日の8月25日15時30分、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)による株式追加取得を発表し、注目が強まっている。

 SBIホールディングスは、2023年6月30日現在で同社株式を940万8814株(議決権比率24.63%)保有しており、このたび、さらに204万3200株(上限、取得後の議決権比率29.99%)を追加取得する予定と発表した。両社は20年11月に資本業務提携しており、今後も医療ビッグデータを利用した日本の医療の高度化に顧客便益性の高い商品・サービス開発などによって貢献していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価
2023年08月25日

ARアドバンストテクノロジは8月末の記念配当など好感され後場も大きく出直って推移

■8月期末の権利付最終日(買付期限)は8月29日

 ARアドバンストテクノロジ<5578>(東証グロース)は8月25日の後場、13時30分にかけて7%高の2816円(191円高)前後で売買され、前場の一時13%高(345円高の2970円)からは伸びきれないものの、引き続き大きく出直る相場となっている。24日の夕方、業績予想の増額修正と株式上場にともなう記念配当を発表し、好感されている。

 2023年6月23日に株式を上場した。記念配当は今8月期末に実施するとし、1株につき20円。今年の8月期末の配当や優待を確保するための権利付最終日(買付期限)は8月29日(火)となっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 材料でみる株価

環境管理センターは後場ストップ高買い気配続く、原発処理水の海洋放出を受け「放射能事業」に追い風の見方

■「周辺海域でトリチウムの濃度など監視体制を徹底」と伝えられ期待強まる

 環境管理センター<4657>(東証スタンダード)は8月25日、次第高となって午前11時過ぎにストップ高の614円(100円高)をつけ、後場はこの値で買い気配のまま値のつかない状態となっている。原発処理水の海洋放出が24日に始まったことを受け、政府と東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)が「周辺海域でトリチウムの濃度など監視体制を徹底する」(日経電子版8月24日午後)と伝えられ、検査測定に関する需要増への期待が高まった。

 環境管理センターの前6月期連結決算(2023年6月期)では、放射能の測定分析から廃炉に至るまで将来を見据えたコンサルティングを行う「放射能事業」の受注高が3億72百万円(前期比2億33百万円増)で、売上高は1億48百万円(同42百万円増)、受注残高は2億79百万円(同2億23百万円増)だった。連結売上高53億43百万円(前期比12.5%増)の中では大きくないが、受注につながれば長期継続案件になることなどが注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 材料でみる株価

ヨシムラ・フード・HDが後場急浮上、中国による日本の水産物の全面輸入停止の影響は軽微とし見直し買い

■北海道産のホタテ、中国向けは5%、主な販売先はアメリカやヨーロッパ

 ヨシムラ・フード・HD(ヨシムラ・フード・ホールディングス)<2884>(東証プライム)は8月25日の後場、急速に値を戻して始まり、前引けの12%安(132円安の984円)に対し、後場は5%安(56円安の1060円)で始まった。正午に「中国による日本産水産物の全面的な輸入停止による当社業績への影響について」を発表し、「本件が(子会社)マルキチの売上高に与える影響は軽微」などとし、好感されている。

 原発処理水の海洋放出が24日始まったことを受け、中国は即日、日本産水産物の全面的な輸入停止を発動した。ヨシムラ・フード・HDの発表によると、同社の子会社である株式会社マルキチは、北海道産のホタテを加工し、主に海外へ販売している。主な販売先はアメリカやヨーロッパで、中国への販売額は売上高全体の約5%と限定的。マルキチの工場は、国内でも限られた企業しか取得していない対EU、対アメリカ向けの「HACCP認証」を取得している。また、中国の措置にともない、世界的なホタテの相場価格が変動する可能性も考えられるが、マルキチの冷凍ホタテの賞味期限は3年であり、大規模な冷凍保管設備を保有していることから、今後の相場や状況を見極めながら販売戦略を立てることが可能となっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:55 | 材料でみる株価

ブイキューブは4日続伸基調、株主総会のオンライン配信シェアNo.1とされEV充電サービスにも期待強い

■昨年来の安値圏から持ち直し注目し直される様子も

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は8月25日、4日続伸基調となり、7%高の449円(29円高)まで上げた後も6%高前後で推移し、下値圏から連日出直っている。8月14日付で法人向けEV充電導入支援サービスの開始を発表し、22日付では株主総会のオンライン配信支援数でシェアNo.1を獲得と発表。4日続伸の原動力になっている。

 Web会議システムなどへの需要がコロナ沈静化とともに鈍化し、8月10日に業績よその下方修正を発表。14日には昨年来の安値となる354円をつけたが、以後は持ち直す相場となっている。2番底まで確認してからでも遅くないとの指摘はあるが、話題にのぼること自体が注目し直されてきた証拠になるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

アクセルマークが急伸、23%高のあと伸びきれないが「トレカ」新事業に期待強い

■トレーディングカード会社と提携し共同展開へ

 アクセルマーク<3624>(東証グロース)は8月25日、23%高の298円(56円高)で始まったあと伸びきれないものの、午前11時にかけても12%高の272円(30円高)前後で売買され、大きく出直る相場となっている。24日の15時30分に株式会社エイチ・エム・ワイ(東京都千代田区)との提携と新たな事業(トレーディングカード:トレカ事業)の開始を発表し、期待されている。

 発表によると、提携先のエイチ・エム・ワイ社は、トレカの販売・買取に関するノウハウや店舗運営のノウハウを保有しており、トレカ自販機で扱っているオリパブランドの『トレカ横丁』は業界内で最も勢いがあり、ユーザーの人気を博している。新事業開始のために特別に支出する金額として100,000千円を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 材料でみる株価

Globeeは21%高と大きく出直る、株主の売却懸念が後退の見方

■6月上場、株主だったベンチャーキャピタルが売却との発表で圧迫感解消

 Globee<5575>(東証グロース)は8月25日、大きく出直る相場となり、午前10時過ぎに21%高の2284円(394円高)まで上げて約3週間ぶりに2200円台を回復している。AI英語学習アプリ「abceed」、反転学習プラットフォーム「abceed for school」の運営などを行い、6月14日に上場。8月24日夜、株主だったベンチャーキャピタルが同社株を売却と発表し、売り圧迫の懸念がなくなったため買い安心感が広がったと見られている。

 公開価格は1150円。初値は2666円(2023年6月14日)、高値は4495円(6月22日)だったが、このところは1565円(8月17日)の上場来安値をつけていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 材料でみる株価

日本製麻が再び動意、「ゴーゴーカレーG買い増し」と伝えられ思惑含みの相場に

■経営権を巡り株式争奪戦に発展との憶測も

 日本製麻<3306>(東証スタンダード)は8月25日、再び一段高となり、取引開始後に14%高の940円(115円高)まで上げて4日前につけた直近の高値を更新し、年初来の高値1078円(2023年1月)に向けて上値を試す相場となっている。「ゴーゴーカレーG、日本製麻株を買い増し、宮森社長解職前に」(ロイターニュース8月24日午後6時過ぎ)と伝えられ、再び思惑含みの相場になっている。一部には、経営権を巡る対立が表面化してきたとみて株式争奪戦に発展する可能性を念頭に注目する向きもある。

 日本製麻は23年3月に「株式会社ゴーゴーカレーグループとの合意書の締結」「代表取締役等の異動」などを発表し、ゴーゴーカレーグループ(石川県金沢市)設立者の宮森宏和氏が同年4月6日付で新任代表取締役社長に就くとした。その後、7月に「代表取締役の異動(追加)」を発表し、取締役管理本部長の山村貴伸氏が代表取締役副社長を兼務するとした。そして8月21日、「代表取締役の異動(解職)および社長交代」を発表し、「不合理な議事運営、経費申請時の諸問題等」により、同日付で山村氏の社長就任と宮森氏の取締役就任を開示した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

ダイドーリミテッドは一時6%高、オンワードHDとの提携を解消、自社株買いを実施

■オンワードHDの保有全株を自社株買いで収容、

 ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は8月25日、反発基調で始まり、取引開始後は6%高に迫る303円高(16円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。24日の夕方、オンワードHD(オンワードホールディングス)<8016>(東証プライム)と同時に資本提携の解消を発表し、オンワードHDが保有するダイドーリミテッドの全株式についてダイドーリミテッドが自己株式の買付(自社株買い)にて取得するとし、買い材料視されている。オンワードHDの株価も小高く、日経平均の500円安に逆行している。

 提携解消にともなう自社株買いは、取得株式総数410万株(自己株式を除く発行済株式総数の12.76%)。東証の自己株式立会外買付取引『ToSTNeT−3』に25日午前8時45分、買付の委託を行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価

サッポロHDは日経平均500円安の中で底堅い、糖質・プリン体70%オフの新ビールに期待強い様子

■15年ぶりの高値圏で逆行高

 サッポロHD(サッポロホールディングス)<2501>(東証プライム)は8月25日、32円安(4258円)で始まった後4円高(4294円)と小高くなる場面を見せて底堅いスタートとなり、日経平均500円安の中で相対的に強い相場となっている。23日に糖質・プリン体を各70%オフとした生ビールの新製品『サッポロ生ビール ナナマル』を発表し、翌24日の株価は2008年以来、15年ぶりの4200円台に進んだ。引き続き新製品への期待は強い様子がある。

 新製品の発売日は2023年10月17日。アルコール度数は5%。10月に酒税が改定され、第3のビールなどの税率は上がる一方、ビールの酒税は引き下げられるため、消費動向がビールに回帰する可能性があることも追い風になると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 材料でみる株価