[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/03)ソフトクリエイトHDの出直り続く、連続最高益が濃厚でインボイス制度も追い風の期待
記事一覧 (10/03)アクセスグループ・HDはプロネクサスとの提携など好感されストップ高
記事一覧 (10/03)KTCが再び急伸、ストップ高、50%軽量化したトヨタ車など用の新工具に期待、人手不足関連株として注目強い
記事一覧 (10/03)東和薬品は高値に向けて出直る、認知症と向き合う政府の「幸齢(こうれい)社会」構想に期待強まる
記事一覧 (10/03)NANO MRNAはノーベル生理学・医学賞に「mRNA」で注目再燃、小高い程度だが本番は4日の化学賞の見方
記事一覧 (10/02)FFRIセキュリティが急伸、「政府端末に国産サイバー対策ソフト」と伝えられ一時ストップ高
記事一覧 (10/02)アクシージアが5日ぶり反発、オンライン会社説明会の動画公開し改めて期待強まる
記事一覧 (10/02)北川鉄工所が一段高、半導体事業に参入、研磨2社を7月に子会社化し半導体関連株高に乗る
記事一覧 (10/02)任天堂は出直り試す、ノーベル賞の有力候補・柳沢正史氏が睡眠ゲームアプリ『Pokémon Sleep』監修とされ連想買い
記事一覧 (09/29)マイクロアドは後場一段と出直る、全国の美容サロン向け新サービス10月本格開始の予定で期待強い
記事一覧 (09/29)マーケットエンタープライズは3日続伸基調、リユースプラットフォーム「おいくら」導入自治体数65に拡大、さらなる業績寄与に期待強まる
記事一覧 (09/29)オンワードHDが出直り強める、0.8秒で全身の採寸が完了する3Dボディスキャナーなどに注目集まる、『3Dアバター』で美しく見えるスーツデザインも
記事一覧 (09/29)弁護士ドットコムが急伸、日本初のAIを搭載した弁護士用書籍検索サービス「弁護士ドットコムLIBRARY AIアシスタント(α版)」の提供を開始
記事一覧 (09/29)住友ベークライトが出直り強める、発行株数の5%を超える規模の自己株消却を好感
記事一覧 (09/28)池上通信機が連日高値、受注、納入などに関する発表相次ぎ期待強まる
記事一覧 (09/28)三菱自動車が高値を更新、中国生産撤退の報道に買い先行、中国販売は第1四半期から44%減を想定
記事一覧 (09/28)テラスカイは続伸、新クラウドサービスを発表、2028年までに300社の売り上げを目指す
記事一覧 (09/28)メディカルネットはストップ高まで1円に迫る、「唾液で乳がん検査」に注目集中
記事一覧 (09/28)西松屋チェーンは自社株買い、四半期決算と増配が好感され急激に出直る
記事一覧 (09/28)INPEXや出光興産など一斉高、NY円油93ドル台に進み買い再燃
2023年10月03日

ソフトクリエイトHDの出直り続く、連続最高益が濃厚でインボイス制度も追い風の期待

■信用取引をみると6日分に相当する買い要因が潜在

 ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は10月3日、1766円(30円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場は13時にかけて1760円前後で売買され、日々小幅だが出直り相場を続けている。業績が連続最高益基調で好調な上、10月開始のインボイス(適格請求書)制度、「政府端末に国産サイバー対策ソフト、25年度導入」(日本経済新聞9月30日付朝刊)の国策も追い風になるとの期待がある。

 ITソリューション事業、ECソリューション事業などを行い、8月に発表した第1四半期の連結業績(2023年4〜6月)は、ITソリューション事業の売り上げが前年同期比58.1%増加し、ECソリューション事業も同48.1%増加などと好調で、「過去最高売上高・利益達成に向けて好発進」(1Q版IR資料より)となった。第2四半期決算の発表は例年11月初のため、10月中旬頃からは業績期待が盛り上がる相場の到来が意識されている。

 また、信用取引の需給をみると、直近は信用売り残が約25万株、買い残が9万7000株前後で推移している。パッと見では、売り残が多いのは良くないことに思えるが、売り建てられた投資は遠からず買い戻さなければならないため、ゆくゆくは買い要因(株高支援要因)になる。売り残が多いのに株価が底堅い場合は要注目とされる。3日前引けの出来高は2万1600株。信用売り残がすべて買い戻し注文となって現れれば、単純計算で6日分を超える買い注文に相当することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:36 | 材料でみる株価

アクセスグループ・HDはプロネクサスとの提携など好感されストップ高

■採用、販売促進コンサルティングなどで相互の経営資源を活用

 アクセスグループ・HD(アクセスグループ・ホールディングス)<7042>(東証スタンダード)は10月3日、1031円(60円高)で始まった後一気にストップ高の1121円(150円高。、%高)まで駆け上がり、約1か月半ぶりに円台を回復している。販売促進プロモーション事業や採用支援、教育機関支援事業などを行い、このところは訪日観光客の回復を受けてプロモーション事業が好調。2日17時にプロネクサス<7893>(東証プライム)との業務提携を発表し、期待が高揚する相場になった。

 発表によると、プロネクサスとは、採用コンサルティング事業、学校法人等教育機関へのコンサルティング事業、販売促進コンサルティング事業、相互の経営資源活用による機能強化を目的として業務提携を行う。「IPO準備やIR活動の強化等を検討するお客様企業」に向けてもサービス提案する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 材料でみる株価

KTCが再び急伸、ストップ高、50%軽量化したトヨタ車など用の新工具に期待、人手不足関連株として注目強い

■PBR向上期待銘柄で9月に急騰し値幅妙味強まる

 KTC(京都機械工具)<5966>(東証スタンダード)は10月3日、再び急伸し、ストップ高の2718円(500円高、23%高)で売買されながら買い気配となっている。9月中旬に急騰してから値幅妙味が強まっているとされ、3日は、従来品より約50%軽量化しさらに使いやすくなった「ろ紙交換用オイルフィルタレンチ」を10月から発売と同日付で発表したことを受け、再び買いが膨れたと見られている。「トヨタ車などに採用されているアルミ製及び樹脂製ろ紙交換タイプのオイルフィルタキャップの取付け・取外し専用工具」で、人手不足が言われる自動車整備業界で需要は大との見方がある。

 同社株はPBR(株価純資産倍率)が依然0.6倍前後のため、東証が上場企業に要請する資産効率の向上を受け、PBR1倍などに向けた諸施策への期待が強い。8月末以降は、保持力アップと33%の軽量化を実現したウォーターポンププライヤの9月発売、工具の概念を覆す全く新しいラチェットハンドルの9月発売などを発表しており、株価は9月下旬に数日間で2100円台から3235円まで5割高の急騰を演じた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45 | 材料でみる株価

東和薬品は高値に向けて出直る、認知症と向き合う政府の「幸齢(こうれい)社会」構想に期待強まる

■NTTデータ経営研究所などと周辺症状を解決する「DTx」で提携

 東和薬品<4553>(東証プライム)は10月3日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の2891円(138円高)まで上げて半月前につけた年初来の高値2988円に迫っている。9月中旬、NTTデータ経営研究所(東京都千代田区)などとともに認知症の周辺症状を解決するDTx(デジタルセラピューティクス)に関する業務提携を発表しており、政府が9月27日に「認知症と向き合う『幸齢(こうれい)社会』実現会議」の初会合を開き、年内に意見をとりまとめる方向と伝えられたことなどを受けて事業への追い風が期待されている。

 業務提携先は、イヤホン型脳波計「VIE ZONE」とニューロテクノロジーAIを開発するVIE STYLE株式会社(神奈川県鎌倉市)、NTTデータ経営研究所。認知症そのものの根本的治療法が進展しない中、中核症状に付随して呈する「行動・心理症状“behavioral and psychological symptoms of dementia(BPSD)”」に対し、ブレインテックと呼ばれる脳神経科学の応用技術分野から効果的な方法の開発を行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56 | 材料でみる株価

NANO MRNAはノーベル生理学・医学賞に「mRNA」で注目再燃、小高い程度だが本番は4日の化学賞の見方

■創業者の片岡一則氏(川崎市産業振興財団)が有力候補に

 NANO MRNA<4571>(東証グロース)は10月3日、215円(6円高)で始まった後210円前後で売買され、堅調だが伸びきれない相場となっている。社名にコロナワクチンで有名になった「mRNA」(メッセンジャーRNA)を冠し、2日発表になった2023年のノーベル生理学・医学賞を「mRNA」の基盤技術に関する研究に携わった米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ非常勤教授(68)と同大のドリュー・ワイスマン教授が受賞したため注目された。同社の創業者で現取締役の片岡一則氏(川崎市産業振興財団)が「ナノマシン」開発でノーベル化学賞の有力候補と伝えられており、化学賞が発表される10月4日夕方に向けて期待する様子もある。

 2023年のノーベル賞の発表予定は、3日:物理学賞、4日:化学賞、5日:文学賞、6日:平和賞:9日経済学賞、と伝えられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2023年10月02日

FFRIセキュリティが急伸、「政府端末に国産サイバー対策ソフト」と伝えられ一時ストップ高

■純国産技術で「ほぼ唯一のセキュリティベンダー」、期待膨らむ

 FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は10月2日、飛び出すように大きく出直る相場となり、朝方にストップ高の1360円(300円高、28%高)まで上げたあと後場も1200円台で売買をこなし出来高急増となっている。『純国産サイバーセキュリティコア技術の研究開発を行うほぼ唯一のセキュリティベンダー』(同社ホームページより)としており、「政府端末に国産サイバー対策ソフト、25年度導入、独自に情報分析」(日本経済新聞9月30日付朝刊)と伝えられ、需要増加などへの期待が強まった。

報道によると、「政府は各府省庁のパソコン端末に国産のセキュリティーソフトを導入」し、「日本の民間企業がつくったソフトを土台に総務省の情報通信研究機構(NICT)が開発」する。「政府機関の通信端末は個人使用を含め数十万台規模になる」とした。業績は2022年3月期を底に持ち直しており、更なる上乗せ要因として期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:30 | 材料でみる株価

アクシージアが5日ぶり反発、オンライン会社説明会の動画公開し改めて期待強まる

■ニッチ市場を開拓し局所的ナンバーワンめざす

 アクシージア<4936>(東証グロース)は10月2日、次第に上げ幅を広げて午前10時30分に9%高の1123円(94円高)まで上げ、5日ぶりの反発となっている。前取引日の9月29日に『個人投資家向けオンライン会社説明会(動画)(SBI証券公式Youtubeチャンネル)』をアップし、事業動向などへの期待が改めて強まる形になったようだ。

 化粧品業界における「ニッチャー」と位置づけ、特定のテーマをもったニッチ市場の開拓やオンリーワン商品の開発を推進し、局所的ナンバーワンをめざすなどの経営戦略を強調した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 材料でみる株価

北川鉄工所が一段高、半導体事業に参入、研磨2社を7月に子会社化し半導体関連株高に乗る

■業績好調に加え「M&Aによる成長分野への参入」に期待再燃

 北川鉄工所<6317>(東証プライム)は10月2日、再び一段高となり、午前10時過ぎに10%高の1594円(151円高)まで上げて約2週間ぶりに昨年来の高値を更新している。7月末に半導体研磨材の製造・販売を行うケメット・ジャパン株式会社(千葉県千葉市)と半導体精密研磨の技術を保有するシステム精工株式会社(新潟県長岡市)の株式をそれぞれ100%取得し、連結子会社化した。半導体関連株がNY株高を受けて一斉高となっている中で、目新しい関連株として注目されている。8月上旬に業績予想の大幅な増額修正を発表し、以後、上げピッチを強める相場になっている。

 発表によると、M&Aによる成長分野への参入を目指してきた中で、2社は既に半導体研磨プロセスの開発を研磨材から装置まで一括で受託する事業において協業関係にあり、2社を併せて取得することにより、迅速な参入が可能になる。また、業績予想の増額修正では、主に、第1四半期における自動車部品および農業機械部品の生産量が回復し、金属素形材事業の売上増加と営業利益が改善したためとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 材料でみる株価

任天堂は出直り試す、ノーベル賞の有力候補・柳沢正史氏が睡眠ゲームアプリ『Pokémon Sleep』監修とされ連想買い

■(株)ポケモンが7月リリース、生理学・医学賞は2日夜発表

 任天堂<7974>(東証プライム)は10月2日、続伸基調で始まり、取引開始後は6285円(55円高)まで上げる場面をみせて出直りを試す相場となっている。ノーベル賞・生理学・医学賞の有力候補と伝えられている柳沢正史・筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長が、睡眠ゲームアプリ『Pokémon Sleep』(株式会社ポケモン、2023年7月リリース)を監修したとされ、連想買いが波及したとの見方が出ている。

 柳沢正史氏は睡眠にかかわる脳内物質「オレキシン」を発見したとされ、睡眠障害「ナルコレプシー」治療でも大きな貢献があったとされている。睡眠ゲームアプリ『Pokémon Sleep』は7月20日にリリースされた。ノーベル賞の受賞者発表が日本時間の2日夜から順次始まり、2日:生理学・医学賞、3日:物理学賞、4日:化学賞、5日:文学賞、6日:平和賞、9日:経済学賞、の予定とされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価
2023年09月29日

マイクロアドは後場一段と出直る、全国の美容サロン向け新サービス10月本格開始の予定で期待強い

■タブレットを用いたサイネージサービス」1500店舗で開始し順次拡大

 マイクロアド<9553>(東証グロース)は9月29日、後場も一段と強含む相場となり、13時過ぎに13%高の830円(99円高)まで上げて下値圏からの出直りを強めている。グループ会社が全国の美容サロン向けに、タブレットを用いたサイネージサービス「OCTAVE(オクターヴ)」の提供を開始するとともに「10月以降、企業向けに広告商品の販売を開始」と8月末に発表しており、週明けの10月入りとともに期待が強まるとの見方が出ている。

 発表によると、「OCTAVE(オクターヴ)」の初期リリース時の店舗数は約1500店舗、45万人へのリーチを想定し、順次店舗数を拡大していく。第3四半期の連結業績(2022年10月〜23年6月・累計)は売上高が前年同期比11%増加し、営業利益は同45%増加した。9月通期の予想は営業利益を9億40百万円(前期比49.9%増)とするなどで最高益を大幅に更新する見込みとするが、第3四半期までで通期予想の87%を確保したため、通期予想達成は確実視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズは3日続伸基調、リユースプラットフォーム「おいくら」導入自治体数65に拡大、さらなる業績寄与に期待強まる

■23年6月期に黒字転換、今期は売上高31%増など計画

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は9月29日の後場、1261円(23円高)で始まり、日々小幅だが3日続伸基調となってジワリと出直りを強めている。28日に東京都足立区(近藤やよい区長)が同社のリユースプラットフォーム「おいくら」の導入を発表し、導入した自治体が全国で65に達したとしたことなどが注目されており、導入先のさらなる拡大、業績寄与に期待が強まっている。

 足立区との連携開始は10月2日の予定。家電製品などの不用品をリユースすることで廃棄物削減と循環型社会の形成をめざす。「おいくら」は、不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができ、希望すれば、自宅まで訪問する出張買取も可能だ。

 自治体との連携(官民一体でのSDGsの実現)は、「ネット型リユース事業」の中の重点施策だが、同社は「メディア事業」「モバイル通信事業」も展開。24年6月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を推進中。連結業績は2022年6月期を底に回復傾向を強めており、8月中旬に発表した23年6月期の連結決算は、売上高が前期比27%増加し、営業・経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字に転換した。

 さらに、今期・24年6月期の連結業績予想は、売上高を31%増、営業利益を5.1倍などとし、一段と大幅な回復を進める見通しとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:07 | 材料でみる株価

オンワードHDが出直り強める、0.8秒で全身の採寸が完了する3Dボディスキャナーなどに注目集まる、『3Dアバター』で美しく見えるスーツデザインも

■10月2日まず2店で開始、業績回復に拍車かかるとの期待も

 オンワードHD(オンワードホールディングス)<8016>(東証プライム)は9月29日、次第に強含む相場となり、午前10時には5%高の534円(26円高)まで上げて出直りを強めている。業績が回復を強める傾向にある中で、9月27日、「わずか0.8秒で全身のデータを計測し採寸が完了する」3Dボディスキャナーを10月2日から東京・新宿東口店、吉祥寺店の2店舗に導入と発表し、28日には、ペットファッション・ペット用品の専門店を東京・渋谷駅周辺エリアで初めて出店と発表。期待材料視されている。

 0.8秒で採寸が完了する3Dボディスキャナーは、株式会社SYMBOL(東京都千代田区))が開発した3Dボディスキャナー「BodyCaptureU(ボディキャプチャーツー)」で、解析アプリ「MyRealBody」により、顧客自身の『3Dアバター』を生成し、体型に合わせた美しく見えるスーツデザインをレコメンドし、デザイン選定におけるお客さまの悩みを解消するとした。オーダーメイドブランド『KASHIYAMA(カシヤマ)』のウィメンズオーダーメイドに導入し、10月2日、まず新宿東口店、吉祥寺店の2店舗でスタートする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 材料でみる株価

弁護士ドットコムが急伸、日本初のAIを搭載した弁護士用書籍検索サービス「弁護士ドットコムLIBRARY AIアシスタント(α版)」の提供を開始

■法律書籍のリサーチが、キーワード検索から文章検索へ

 弁護士ドットコム<6027>(東証グロース)は29日、315円高(6.68%高)の5030円(9時33分)まで上げて急反発している。同社は28日、日本初(複数の書籍文章を参考に生成AIが短文を生成する機能。自社調べ:2023年9月28日時点)のAIを搭載した弁護士用書籍検索サービス「弁護士ドットコムLIBRARY AIアシスタント(α版)」の提供を2023年9月28日から開始すると発表。

 従来、弁護士は各事案ごとに論点を整理し、関連書籍を探すという2つの作業に多くの時間を割いていた。しかし、今回導入されたAI(GPT−4)を活用した文章検索により、これらの作業が一度に行えるようになった。具体的には、ユーザーが文章形式で質問を投げかけると、AIはキーワードだけでなくその文脈も理解することで、キーワードが含まれていない場合でも、関連する書籍のページを見つけ出して表示することが可能である。さらに、AIが複数の書籍をベースに論点を整理し、そのサマリーも自動生成する。

 同サービスの開発にあたっては、PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)<3993>(東証スタンダード)から「PKSHA LLMS」等を用いた技術支援(PKSHAにおいて研究開発を行う「PKSHA ReSearch」を通じた支援)を受けている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

住友ベークライトが出直り強める、発行株数の5%を超える規模の自己株消却を好感

■上場来高値のあと微調整、移動平均に差しかかり調整一巡感

 住友ベークライト<4203>(東証プライム)は9月29日、反発して始まり、取引開始後は3%高の6474円(188円高)まで上げて出直りを強めている。28日の15時に自己株式の消却を発表し、株数が発行済株式総数の5%を超える271万株規模のため、好感度は高いようだ。

 普通株式271万1500株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.47%)を2023年10月31日(予定)で消却するとした。この分だけ実質的な株式価値の向上になる。このところの株価は9月7日に上場来の高値7148円をつけて微調整に入っているが、半年以上ジリ高を続けている75日移動平均の水準に差しかかってきており、調整が一巡する頃合いと見ることもできるようで、買いやすくなってきたとされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年09月28日

池上通信機が連日高値、受注、納入などに関する発表相次ぎ期待強まる

■小型高感度カメラの新製品は7月下旬の発売から受注好調

 池上通信機<6771>(東証スタンダード)は9月ゥ28日、午前11時にかけて845円(24円高)まで上げて昨年来の高値を2日連続更新し、後場も13時を過ぎて840円台で売買され、全体相場が大幅安(日経平均は650円安)となっている中で強さが目立っている。28日付で、テレビ神奈川に2つのサブシステムを納入と発表している上、27日には札幌映像プロダクションから中継車搭載システム受注と小型高感度カメラ新製品の受注好調を発表しており、業績への寄与に期待が強まった。

 業績は回復傾向で、8月に発表した第1四半期連結決算(2023年4〜6月)は前年同期比で売上高が29.2%増加。各利益は赤字だったが経常赤字と四半期純損失は7分の1に急改善。3月通期は完全黒字化を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 材料でみる株価

三菱自動車が高値を更新、中国生産撤退の報道に買い先行、中国販売は第1四半期から44%減を想定

■通期販売台数は北米21%増、欧州33%増、日本21%増を見込む

 三菱自動車工業<7211>(東証プライム)は9月28日、ジリ高基調となり、午前10時過ぎに4%高の677.7円(28.4円高)まで上げた後も強い値動きを続け、約1週間ぶりに年初来の高値を更新して2019年以来の高値に進んでいる。27日夜から「中国生産撤退へ、最終調整、EV出遅れで販売不振」(日経電子版9月27日19時台)などと伝えられ、事業の筋肉質化に向けた取組として好感されている。「一部報道について」といった会社側からの開示は午前10時30分現在、特段出ていないが、構造改善への期待度は高いようだ。第2四半期決算の発表は10月30日を予定している。

 第1四半期(2023年4〜6月)の連結売上高は前年同期比20.2%増加し、営業利益は同46.7%増加などと好調だった。発表時点での通期の地域別販売台数見通しは、中国44%減、中南米・中東・アフリカ他7%減、アセアン19%増、北米21%増、欧州33%増、日本は21%増としている。欧州では3月に発売した「ASX」が9000台超の受注を集めて好調にスタートし、10月には「COLT」の発売を予定。国内では5月に発売した「デリカミニ」が2万台超の受注を集めて想定を大きく上回るスタートとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 材料でみる株価

テラスカイは続伸、新クラウドサービスを発表、2028年までに300社の売り上げを目指す

■財務会計から人事給与、販売・購買・在庫管理をSalesforce上で実現し企業のDXを支援

 テラスカイ<3915>(東証プライム)は28日、56円高(2.79%高)の2064円(10時33分)まで上げて続伸している。同社は27日、Salesforceで財務会計から人事給与、販売・購買・在庫管理までの業務を統合し、戦略的営業活動と迅速な経営判断を可能にする新クラウドサービス「mitoco ERP」を2023年9月29日(金)から、提供を開始すると発表。

■新クラウドサービス「mitoco ERP」の特長

・Salesforceをプラットフォームとしたサービスでマスター・データを一元化
・グループウェア、経費・勤怠管理のほか、会計から人事給与、販売・購買・在庫管理までの業務システムを含めた幅広い機能
・日本国内の法改正に対応(電子帳簿保存法対応、インボイス対応)
・企業の初期導入費用を低減させるデジタルアダプションツールを標準装備
・AI人工知能を活用した自然言語による対話型サポート機能の提供

 今後、テラスカイはオンプレミスのERPユーザーや、クラウドサービスの複数利用によりデータの一元化に課題を抱えるユーザーに向けて、mitoco ERPによる全体最適を提案し、2028年までに300社の売り上げを目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 材料でみる株価

メディカルネットはストップ高まで1円に迫る、「唾液で乳がん検査」に注目集中

■歯科業界における独占販売権を取得と発表、年初来の高値を更新

 メディカルネット<3645>(東証グロース)は9月28日、7%高の386円(26円高)で始まった後一段高となり、ストップ高まで1円に迫る439円(79円高、22%高)まで上げて急伸し、約3か月ぶりに年初来の高値を更新している。

 27日、スキャンテスト乳がん(乳がん患者で変化する唾液中の「ポリアミン」を解析して乳がんの早期発見をサポートする検査)の歯科業界における独占販売権を取得と発表し、注目集中となった。発表によると、唾液を専用容器にご自身で採取してそれを返信封筒に入れて弊社の検査ラボへ郵送するだけで検査できるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 材料でみる株価

西松屋チェーンは自社株買い、四半期決算と増配が好感され急激に出直る

■自社株買いは期間約2週間のため短期速攻型になる期待

 西松屋チェーン<7545>(東証プライム)は9月28日、買い気配のあと6%高の1669円(96円高)で始まり、急激に出直る相場となっている。27日の15時過ぎに第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、8月中間配当の増配を発表し、好感買いが先行。全体相場の下げ(日経平均370円安など)に逆行高となっている。

 第2四半期決算(2023年2〜8月・累計)は売上高が前年同期比で4.7%増加し、営業利益は同0.6%増加、四半期純利益は同2.4%増加した。8月中間配当は1株13円の予定(従来予想比1円増、前年同期比でも1円増)とした。

 自社株買いは、22万7000株(自己株式を除く発行済株式総数の0.38%)、300百万円を各上限として、2023年9月29日から同年10月13日までの予定で東証における市場買付にて実施する。期間約2週間のため短期速攻型になる期待が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価

INPEXや出光興産など一斉高、NY円油93ドル台に進み買い再燃

■9月中間配当の権利落ち日、出光興産は実質173円高に

 INPEX<1605>(東証プライム)は9月28日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は4%高の2368.5円(101.5円高)まで上げ、約1週間ぶりに2008年以来の高値を更新している。NY原油相場が再び上げ、指標先物が3.6%高の93.7ドルに達し、好感されている。石油資源開発<1662>(東証プライム)出光興産<5019>(東証プライム)なども高値に迫っている。

 28日は9月中間配当の権利落ち日に当たり、たとえば出光興産は9月中間配当90円の見込みのため、株価は90円安で実質的に前日比変わらずになる。今朝の出光興産の株価は3646円(83円高)まで上げているため、実質は173円高に相当する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価