■食道がんを対象に「切らずに治療する」新薬候補にあらためて注目再燃
オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は3月28日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、後場寄り後は9%高の684円(59円高)まで上げて約3週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。26日付で「事業計画及び成長可能性に関する事項」を発表し、食道がんを対象に「切らずに治療する」新薬候補として開発中の『テロメライシン(OBP−301):腫瘍溶解性アデノウイルス治療薬』などについて開示。発表翌日の株価は前日比変わらずだったが、翌々日になって急に動意を強めている。
発表によると、開発中の『テロメライシン(OBP−301):腫瘍溶解性アデノウイルス治療薬』は、「“がんを切らずに治療する”ことにより、がん治療の歴史を塗り替えていく」ことをめざし、有効性評価:局所奏効率は、「24週の局所奏効率は58.3%であり、そのうち、局所完全奏効率は41.7%であった」。「これまでに重篤な副作用は認められていない」とし、「主な副作用は発熱51.4%、リンパ球数減少またはリンパ球減少症48.6%」。「こられの副作用は、軽度ないしは中等度、又は一過性の変化」で、「既存の食道がん治療で生じ得る、嘔吐・脱毛・造血器障害等の重篤な副作用は見られていない」とした。「先駆け審査指定を利用して、Phase2臨床試験データで承認申請を目指している」。(HC)
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(03/28)オンコリスバイオファーマが今年の高値を更新、事業計画&成長可能性を開示し期待強まる
(03/28)岩谷産業は4日ぶりに上場来高値を更新、コスモエネHDの持分化による利益発生や液化水素の製造新拠点など好感
(03/28)東京電力HDが7%高、来月中旬にも核燃料を注入と伝えられ再び上値を追う
(03/28)ソースネクストが大きく出直る、子会社ポケトークと富士ソフトの提携など好感
(03/28)住友不動産は連日高値を更新、不動産株一斉高の中で値動き軽快、大型プロジェクトの寄与にも期待
(03/27)FIXERが後場一段と出直る、順天堂大と生成AIを活用した「医療DX」の共同研究に期待強い
(03/27)住友不動産が上場来の高値を更新、『公示地価』を受け不動産株の上げ目立つ
(03/27)フジコピアンは「流通株式時価総額」の適合に向け「株主還元のさらなる強化」などに取り組む
(03/27)カシオ計算機は中高生向けデジタル教材会社の子会社化が好感され今年の高値に迫る
(03/27)日本郵船が4%高など海運株が高い、米ボルチモア港の大型橋崩落で思惑強まる
(03/26)ピクセルカンパニーズは2日続けて大幅高、最新のデータセンター24年夏頃に開業の予定で期待強まる
(03/26)小林製薬は一転急反発、「紅こうじ」問題で朝寄り前は売り注文トップと伝えられたが企業向け販売先52社などの開示を好感の見方
(03/26)キヤノン電子が2018年以来の高値に迫る、少数株主の利益保護などに向けた特別委員会に注目集まる
(03/25)モロゾフは上場来高値に向け再び出直り強める、新工場建設と1月期末配当など好感
(03/25)三越伊勢丹HDが上場来の高値を連日更新、「選択と集中」を好感、自社株買いを上乗せする期待も
(03/25)ASIAN STARが急伸、「中国の不動産問題『深刻でない』と外資に訴え」との報道に急反応
(03/25)セルシスは発行株数の4.9%規模の自社株買いが好感され一段と出直る
(03/25)京浜急行が急伸、東京・品川の土地売脚益50億円と業績予想の大幅増額を好感、トヨタに一部売却、新・東京本社用地に
(03/22)INFORICHは2日連続ストップ高、豪社の株式取得など材料視
(03/22)日産自動車の出直り目立つ、ホンダとの協業、円安に加え米国のEV普及目標の引き下げを材料視する様子も
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2024年03月28日
オンコリスバイオファーマが今年の高値を更新、事業計画&成長可能性を開示し期待強まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56
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岩谷産業は4日ぶりに上場来高値を更新、コスモエネHDの持分化による利益発生や液化水素の製造新拠点など好感
■コスモエネルギーHDの株式を追加取得、負ののれん益、金額は現在精査中
岩谷産業<8088>(東証プライム)は3月28日、続伸相場となり、6%高の8394円(489円高)まで上げて4日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も上げ幅400円台で売買されている。同日の朝8時過ぎ、コスモエネルギーHD(コスモエネルギーホールディングス)<5021>(東証プライム)の株式追加取得と持分法の適用、負ののれん益の発生などを発表し、さらに新聞報道で「川崎市と愛知県豊田市に液化水素の製造拠点を新設」(日本経済新聞3月28日付朝刊)と伝えられた。各々買い材料視されている。
コスモエネルギーHDの株式取得については、「2024年3月27日にコスモエネルギーHDの株式250,000株の追加取得を行った結果、当社の議決権保有割合注1は、20.07%になり、関連会社になった」「この持分法適用会社化に伴い、負ののれん発生益が営業外損益(持分法による投資損益)として計上する見込みであり、金額については現在精査中」と発表した。(HC)
岩谷産業<8088>(東証プライム)は3月28日、続伸相場となり、6%高の8394円(489円高)まで上げて4日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も上げ幅400円台で売買されている。同日の朝8時過ぎ、コスモエネルギーHD(コスモエネルギーホールディングス)<5021>(東証プライム)の株式追加取得と持分法の適用、負ののれん益の発生などを発表し、さらに新聞報道で「川崎市と愛知県豊田市に液化水素の製造拠点を新設」(日本経済新聞3月28日付朝刊)と伝えられた。各々買い材料視されている。
コスモエネルギーHDの株式取得については、「2024年3月27日にコスモエネルギーHDの株式250,000株の追加取得を行った結果、当社の議決権保有割合注1は、20.07%になり、関連会社になった」「この持分法適用会社化に伴い、負ののれん発生益が営業外損益(持分法による投資損益)として計上する見込みであり、金額については現在精査中」と発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22
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東京電力HDが7%高、来月中旬にも核燃料を注入と伝えられ再び上値を追う
■「早ければ来月中旬に核燃料を入れることを申請へ」柏崎刈羽原発7号機
東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は3月28日、再び上値を追う相場となり、直近は7%高の960.6円(65.2円高)まで上げ、約2週間前につけた高値967.3円に迫っている。朝、「柏崎刈羽原発、早ければ来月中旬に核燃料を入れることを申請へ」(NHKニュースWEBより)と伝えられており、柏崎刈羽原発の再稼働に向けた期待が再燃している。
同原発の再稼働を巡っては、原子力規制委員会が2023年12月に運転禁止命令を解除して以降、再稼働に向けた期待が強まっていた。24年3月下旬には、「柏崎市議会の柄沢均議長と刈羽村議会の広嶋一俊議長が政府に早期稼働を25日に要望した」(日本経済新聞3月25日付朝刊)などと地元の動向、要望が伝えられた。(HC)
東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は3月28日、再び上値を追う相場となり、直近は7%高の960.6円(65.2円高)まで上げ、約2週間前につけた高値967.3円に迫っている。朝、「柏崎刈羽原発、早ければ来月中旬に核燃料を入れることを申請へ」(NHKニュースWEBより)と伝えられており、柏崎刈羽原発の再稼働に向けた期待が再燃している。
同原発の再稼働を巡っては、原子力規制委員会が2023年12月に運転禁止命令を解除して以降、再稼働に向けた期待が強まっていた。24年3月下旬には、「柏崎市議会の柄沢均議長と刈羽村議会の広嶋一俊議長が政府に早期稼働を25日に要望した」(日本経済新聞3月25日付朝刊)などと地元の動向、要望が伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58
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ソースネクストが大きく出直る、子会社ポケトークと富士ソフトの提携など好感
■資本業務提携後もポケトークの持分80.5%保有へ
ソースネクスト<4344>(東証プライム)は3月28日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の269円(27円高)まで上げ、約2週間前につけた2023年1月以来の高値308円に向けて値動きを強めている。27日の15時に携帯翻訳端末「ポケトーク」で知られる子会社ポケトーク(東京都港区)と富士ソフト<9749>(東証プライム)との資本業務提携を発表し、好材料視されている。
ポケトークは、ソフトウェア開発及び端末・ソフトウェアの販売展開などで既存製品の改良や新製品の開発を加速するとともに、新たな市場や顧客の開拓を進め、国内外で急速に高まりつつある多言語対応への需要獲得を目指す。ソースネクストは、この資本提携後もポケトークの株式を持分比率にして80.5%保有する。(HC)
ソースネクスト<4344>(東証プライム)は3月28日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の269円(27円高)まで上げ、約2週間前につけた2023年1月以来の高値308円に向けて値動きを強めている。27日の15時に携帯翻訳端末「ポケトーク」で知られる子会社ポケトーク(東京都港区)と富士ソフト<9749>(東証プライム)との資本業務提携を発表し、好材料視されている。
ポケトークは、ソフトウェア開発及び端末・ソフトウェアの販売展開などで既存製品の改良や新製品の開発を加速するとともに、新たな市場や顧客の開拓を進め、国内外で急速に高まりつつある多言語対応への需要獲得を目指す。ソースネクストは、この資本提携後もポケトークの株式を持分比率にして80.5%保有する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38
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住友不動産は連日高値を更新、不動産株一斉高の中で値動き軽快、大型プロジェクトの寄与にも期待
■1月に「虎ノ門一丁目開発」着工、4月は「GROWTH京都河原町」オープン
住友不動産<8830>(東証プライム)は3月28日、続伸一段高で始まり、取引開始後は5612円(110円高)まで上げて上場来の高値を2日続けて更新している。26日に開示された『公示地価』を受けて不動産株が一斉に動意づいた中で、同社株の値動きが軽快なようで資金が集まる様子があるほか、4月1日にに京都市と連携した新たなインキュベーションオフィス「GROWTH京都河原町」がオープンする予定など、大型プロジェクトの寄与が控える点も材料視されているようだ。
インキュベーションオフィス「GROWTH」は、東京地区でも人気のようで、23年12月には、住友不動産虎ノ門タワー(東京都港区)5階に開設している「GROWTH虎ノ門」を13階フロアにも増床し、両フロアともに満床稼働したと発表している。また、24年1月には「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」を着工した。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
住友不動産<8830>(東証プライム)は3月28日、続伸一段高で始まり、取引開始後は5612円(110円高)まで上げて上場来の高値を2日続けて更新している。26日に開示された『公示地価』を受けて不動産株が一斉に動意づいた中で、同社株の値動きが軽快なようで資金が集まる様子があるほか、4月1日にに京都市と連携した新たなインキュベーションオフィス「GROWTH京都河原町」がオープンする予定など、大型プロジェクトの寄与が控える点も材料視されているようだ。
インキュベーションオフィス「GROWTH」は、東京地区でも人気のようで、23年12月には、住友不動産虎ノ門タワー(東京都港区)5階に開設している「GROWTH虎ノ門」を13階フロアにも増床し、両フロアともに満床稼働したと発表している。また、24年1月には「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」を着工した。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21
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2024年03月27日
FIXERが後場一段と出直る、順天堂大と生成AIを活用した「医療DX」の共同研究に期待強い
■厚労省が補助、数日かかっていた作業が数分程度、などとし注目集まる
FIXER<5129>(東証グロース)は3月27日の後場一段と上げて始まり、後場寄り後は10%高の1690円(151円高)まで上げて約3週間前につけた高値1770円に向けて上値を追っている。同日午前、「FIXERと順天堂大、生成AIを活用した医療DXへ共同研究―厚労省が補助、電子カルテ情報を基に生成AIで診療報酬を算定」と発表しており、事業拡大への期待が高まっている。
発表によると、FIXERと順天堂大学は2月1日から、生成AIを活用した「医療DX」の共同研究を始めた。FIXERが提供する生成AIサービス『GaiXer(ガイザー)』を活用し、電子カルテの情報をもとに診療報酬算定の労力を減らす仕組みをつくる。従来は病院全体で数日かかっていた診療報酬の算定を数分程度(生成AIによる原案作成に数十秒、ヒトのチェックを合わせて数分程度)に減らせる見込み。将来は、診療報酬の改定に伴う医療関連システムの改修コスト削減にもつながり、国が進める医療費の削減にも寄与する見通し。(HC)
FIXER<5129>(東証グロース)は3月27日の後場一段と上げて始まり、後場寄り後は10%高の1690円(151円高)まで上げて約3週間前につけた高値1770円に向けて上値を追っている。同日午前、「FIXERと順天堂大、生成AIを活用した医療DXへ共同研究―厚労省が補助、電子カルテ情報を基に生成AIで診療報酬を算定」と発表しており、事業拡大への期待が高まっている。
発表によると、FIXERと順天堂大学は2月1日から、生成AIを活用した「医療DX」の共同研究を始めた。FIXERが提供する生成AIサービス『GaiXer(ガイザー)』を活用し、電子カルテの情報をもとに診療報酬算定の労力を減らす仕組みをつくる。従来は病院全体で数日かかっていた診療報酬の算定を数分程度(生成AIによる原案作成に数十秒、ヒトのチェックを合わせて数分程度)に減らせる見込み。将来は、診療報酬の改定に伴う医療関連システムの改修コスト削減にもつながり、国が進める医療費の削減にも寄与する見通し。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:41
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住友不動産が上場来の高値を更新、『公示地価』を受け不動産株の上げ目立つ
■三菱地所は2015年以来の高値、三井不は最高値に迫る
住友不動産<8830>(東証プライム)は3月27日、ジリ高基調となり、午前10時40分にかけて5%高の5485円(257円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も5400円台で堅調に売買されている。国土交通省が26日に発表した『公示地価』(2024年1月1日時点)の値上がりが目立ち、買い材料視されている。三井不動産<8801>(東証プライム)は3日前につけた上場来の高値に迫り、三菱地所<8802>(東証プライム)は一時3%高の2782.5円(86.5円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新して2015年以来の高値に進んでいる。
『公示地価』(2024年1月1日時点)については、「全用途の全国平均は前年比2.3%上がり、伸び率はバブル期以来33年ぶりの高さ」(日系速報ニュース)などと伝えられた。(HC)
住友不動産<8830>(東証プライム)は3月27日、ジリ高基調となり、午前10時40分にかけて5%高の5485円(257円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も5400円台で堅調に売買されている。国土交通省が26日に発表した『公示地価』(2024年1月1日時点)の値上がりが目立ち、買い材料視されている。三井不動産<8801>(東証プライム)は3日前につけた上場来の高値に迫り、三菱地所<8802>(東証プライム)は一時3%高の2782.5円(86.5円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新して2015年以来の高値に進んでいる。
『公示地価』(2024年1月1日時点)については、「全用途の全国平均は前年比2.3%上がり、伸び率はバブル期以来33年ぶりの高さ」(日系速報ニュース)などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15
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フジコピアンは「流通株式時価総額」の適合に向け「株主還元のさらなる強化」などに取り組む
■スタンダード市場の上場維持基準のうち唯一未達、各種取組を推進
フジコピアン<7957>(東証スタンダード)は3月27日、1553円(5円高)まで上げたあと売買交錯となり横ばい相場を続けているが、よく見ると4日続伸基調でジリジリ出直る相場となっている。
26日の15時30分、上場維持基準への適合について発表し、スタンダード市場の上場維持基準のうち「流通株式時価総額」が基準日(2023年12月31日)時点で適合していないため、中期経営計画の最終年度末となる25年12月末日までに、適合に向けた各種取り組みを進めるとした。
発表では、「流通株式時価総額」は「時価総額×流通株式比率」であり、「時価総額」および「流通株式比率」のいずれの向上にとっても「資本収益性の向上(ROE向上)」、「コーポレートガバナンスの充実」および「情報開示の充実」が不可欠な要素と認識。これを受け、売上高当期純利益率の向上、総資産回転率の向上、財務レバレッジの最適化(株主資本のコントロール)⇒株主還元のさらなる強化、などに取り組むとした。(HC)
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フジコピアン<7957>(東証スタンダード)は3月27日、1553円(5円高)まで上げたあと売買交錯となり横ばい相場を続けているが、よく見ると4日続伸基調でジリジリ出直る相場となっている。
26日の15時30分、上場維持基準への適合について発表し、スタンダード市場の上場維持基準のうち「流通株式時価総額」が基準日(2023年12月31日)時点で適合していないため、中期経営計画の最終年度末となる25年12月末日までに、適合に向けた各種取り組みを進めるとした。
発表では、「流通株式時価総額」は「時価総額×流通株式比率」であり、「時価総額」および「流通株式比率」のいずれの向上にとっても「資本収益性の向上(ROE向上)」、「コーポレートガバナンスの充実」および「情報開示の充実」が不可欠な要素と認識。これを受け、売上高当期純利益率の向上、総資産回転率の向上、財務レバレッジの最適化(株主資本のコントロール)⇒株主還元のさらなる強化、などに取り組むとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56
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カシオ計算機は中高生向けデジタル教材会社の子会社化が好感され今年の高値に迫る
■(株)リブリーの株式を69%取得し5月中に連結子会社とする予定
カシオ計算機<6952>(東証プライム)は3月27日、次第に上げ幅を広げる相場となり、1307.0円(25.5円高)まで上げて3日前につけた2024年に入っての高値1316.5円に向けて出直りを強めている。26日午後、中高生向けにデジタル教材プラットフォーム『Libry(リブリー)』を提供する株式会社Libryの子会社化を発表。カシオのオンライン辞書やデジタルノート、総合学習プラットフォーム『ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)』(ICT学習アプリ)などとの相乗効果に期待が強まっている。リブリーの株式の約68.9%を取得し、5月中に同社を連結子会社とする予定とした。
発表によると、株式会社Libryのデジタル教材プラットフォーム『Libry(リブリー)』は、デジタル教材とAIドリルの特性を併せ持ち、2017年より中高生向けに提供。全国の高等学校・中学校を中心に約600校(2024年3月現在)で導入されている。また、カシオの総合学習プラットフォーム『ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)』は、オンライン辞書や数学ツールなどの学習コンテンツとデジタルノート、授業支援の機能を統合しており、先生と生徒によるインタラクティブな授業や生徒同士のディスカッションに使えるなど、生徒の思考力の育成や効率的な学びに役立つICT学習アプリ。現在は、全国の高等学校を中心に245校(同)で導入されている。(HC)
カシオ計算機<6952>(東証プライム)は3月27日、次第に上げ幅を広げる相場となり、1307.0円(25.5円高)まで上げて3日前につけた2024年に入っての高値1316.5円に向けて出直りを強めている。26日午後、中高生向けにデジタル教材プラットフォーム『Libry(リブリー)』を提供する株式会社Libryの子会社化を発表。カシオのオンライン辞書やデジタルノート、総合学習プラットフォーム『ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)』(ICT学習アプリ)などとの相乗効果に期待が強まっている。リブリーの株式の約68.9%を取得し、5月中に同社を連結子会社とする予定とした。
発表によると、株式会社Libryのデジタル教材プラットフォーム『Libry(リブリー)』は、デジタル教材とAIドリルの特性を併せ持ち、2017年より中高生向けに提供。全国の高等学校・中学校を中心に約600校(2024年3月現在)で導入されている。また、カシオの総合学習プラットフォーム『ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)』は、オンライン辞書や数学ツールなどの学習コンテンツとデジタルノート、授業支援の機能を統合しており、先生と生徒によるインタラクティブな授業や生徒同士のディスカッションに使えるなど、生徒の思考力の育成や効率的な学びに役立つICT学習アプリ。現在は、全国の高等学校を中心に245校(同)で導入されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49
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日本郵船が4%高など海運株が高い、米ボルチモア港の大型橋崩落で思惑強まる
■「石炭輸出、数週間滞る恐れ」など資源エネルギー市況への影響も意識
日本郵船<9101>(東証プライム)は3月27日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高の4324円(153円高)まで上げて出直りを強めている。為替の円安基調に加え、早朝に米国の主要港湾のひとつボルチモアで貨物船が橋梁に衝突し、橋が湾口をふさぐように崩落したと伝えられ、貨物の滞留や運賃上昇などへの思惑が出ている。27日は3月期末配当や優待を確保するための買付期限(権利付き最終日)。海運株は高配当とあって、この面での買いもあるもようで軒並み高い。
また、「ボルティモア港からの石炭輸出、数週間滞る恐れ−大型橋崩落で(ブルームバーグニュース)と伝えられており、資源エネルギー市況への影響も意識されている。(HC)
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日本郵船<9101>(東証プライム)は3月27日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高の4324円(153円高)まで上げて出直りを強めている。為替の円安基調に加え、早朝に米国の主要港湾のひとつボルチモアで貨物船が橋梁に衝突し、橋が湾口をふさぐように崩落したと伝えられ、貨物の滞留や運賃上昇などへの思惑が出ている。27日は3月期末配当や優待を確保するための買付期限(権利付き最終日)。海運株は高配当とあって、この面での買いもあるもようで軒並み高い。
また、「ボルティモア港からの石炭輸出、数週間滞る恐れ−大型橋崩落で(ブルームバーグニュース)と伝えられており、資源エネルギー市況への影響も意識されている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17
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2024年03月26日
ピクセルカンパニーズは2日続けて大幅高、最新のデータセンター24年夏頃に開業の予定で期待強まる
■直近は米スーパーマイクロ社の日本法人幹部との対談記事が注目され連日高い
ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード)は3月26日、一時27%高の205円(44円高)まで上げた後も200円前後で売買され、2日続けて大幅高の高値更新相場となっている。国の補助金を活用し、短納期で建設可能なコンテナ型のGPU向けデータセンターの建設を進めており、2024年夏頃に開業する予定。3月22日付で、このデータセンター事業について、大容量・高速サーバー・ストレージの設計・製造を行う米シリコンバレー発の先端企業・Supermicro(スーパーマイクロ)社の日本法人幹部との対談をホームページにアップし、翌取引日から連日急伸相場となっている。
生成AI向けのGPU(NVIDIA H100)に特化したクラウドコンピューティングサービスを提供する予定で、子会社・ピクセルハイ合同会社が福島県大熊町で経済産業省の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金を活用し、短納期で建設可能なコンテナ型データセンターの建設を推進中。24年2月に着工し、24年12月期の夏頃(第3四半期頃)に完工の予定としている。(HC)
ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード)は3月26日、一時27%高の205円(44円高)まで上げた後も200円前後で売買され、2日続けて大幅高の高値更新相場となっている。国の補助金を活用し、短納期で建設可能なコンテナ型のGPU向けデータセンターの建設を進めており、2024年夏頃に開業する予定。3月22日付で、このデータセンター事業について、大容量・高速サーバー・ストレージの設計・製造を行う米シリコンバレー発の先端企業・Supermicro(スーパーマイクロ)社の日本法人幹部との対談をホームページにアップし、翌取引日から連日急伸相場となっている。
生成AI向けのGPU(NVIDIA H100)に特化したクラウドコンピューティングサービスを提供する予定で、子会社・ピクセルハイ合同会社が福島県大熊町で経済産業省の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金を活用し、短納期で建設可能なコンテナ型データセンターの建設を推進中。24年2月に着工し、24年12月期の夏頃(第3四半期頃)に完工の予定としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02
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小林製薬は一転急反発、「紅こうじ」問題で朝寄り前は売り注文トップと伝えられたが企業向け販売先52社などの開示を好感の見方
■「第2報」を発表、追加で入院症例数、製造番号など開示
小林製薬<4967>(東証プライム)は3月26日、取引開始後の86円安(4970円)を下値に急反発となり、6%高の5343円(287円高)まで上げて急激な出直りとなっている。「紅こうじ」の成分を含むサプリメントの自主回収を受けて昨25日はストップ安の急落となり、26日も取引開始前の売買状況は寄前「板状況」の売り注文トップと伝えられたが、売り注文は早々と消化される形になった。
25日午後に「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(第2報)」を発表し、追加で入院症例数、想定していない成分を含む可能性がある製造番号、企業向けに販売している紅麹原料、業績に与える影響などを開示。企業向けに販売している紅麹原料について「取引先様52社」にまで回収等の措置に協力を要請しているとした。株式市場関係者からは、企業向け販売先を52社と明らかにし、影響の全貌が見えてきたため買い直してみる動きが出てきたのでは、との見方が出ている。業績への影響は現在精査中とし、開示すべき事項が生じた場合は、速やかにお知らせするとした。(HC)
小林製薬<4967>(東証プライム)は3月26日、取引開始後の86円安(4970円)を下値に急反発となり、6%高の5343円(287円高)まで上げて急激な出直りとなっている。「紅こうじ」の成分を含むサプリメントの自主回収を受けて昨25日はストップ安の急落となり、26日も取引開始前の売買状況は寄前「板状況」の売り注文トップと伝えられたが、売り注文は早々と消化される形になった。
25日午後に「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(第2報)」を発表し、追加で入院症例数、想定していない成分を含む可能性がある製造番号、企業向けに販売している紅麹原料、業績に与える影響などを開示。企業向けに販売している紅麹原料について「取引先様52社」にまで回収等の措置に協力を要請しているとした。株式市場関係者からは、企業向け販売先を52社と明らかにし、影響の全貌が見えてきたため買い直してみる動きが出てきたのでは、との見方が出ている。業績への影響は現在精査中とし、開示すべき事項が生じた場合は、速やかにお知らせするとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21
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キヤノン電子が2018年以来の高値に迫る、少数株主の利益保護などに向けた特別委員会に注目集まる
■支配株主と少数株主との利益が相反するリスクについて審議・検討
キヤノン電子<7739>(東証プライム)は3月26日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の2487円(94円高)まで上げ、約2週間前につけた2018年以来の高値2610円に向けて上値を追っている。25日午後、少数株主の利益保護などに向けた特別委員会の設置を発表し、注目が集まっている。
特別委員会の設置は3月25日付で、支配株主と少数株主との利益が相反するリスクについて審議・検討を行い、コーポレートガバナンスの強化などを図るとした。(HC)
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キヤノン電子<7739>(東証プライム)は3月26日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の2487円(94円高)まで上げ、約2週間前につけた2018年以来の高値2610円に向けて上値を追っている。25日午後、少数株主の利益保護などに向けた特別委員会の設置を発表し、注目が集まっている。
特別委員会の設置は3月25日付で、支配株主と少数株主との利益が相反するリスクについて審議・検討を行い、コーポレートガバナンスの強化などを図るとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14
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2024年03月25日
モロゾフは上場来高値に向け再び出直り強める、新工場建設と1月期末配当など好感
■新工場は船橋工場に併設する倉庫を解体し新設
モロゾフ<2217>(東証プライム)は3月25日、再び出直りを強める相場となり、前場は4330円(65円高)まで上げて約1か月前につけた実質的な上場来高値4475円に向けて上げ潮となっている。3月22日に新工場建設と2024年1月期の期末配当について発表し、買い材料視されている。
発表によると、新工場は、焼菓子拡大に向けた生産体制再構築を目的として、生産の効率化を図るとともに生産能力を増強するため、船橋工場に併設している船橋自動ラック倉庫を解体し、跡地に新工場棟を建設する。建物は鉄骨4階建て、延床面積7655平方メートル。着工予定は2025年3月、稼働予定は26年3月〜8月(ラインによって順次稼働)。
また、24年1月期の期末配当は1株当たり98円(前年同期比33円の増配)の予定とした。(HC)
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モロゾフ<2217>(東証プライム)は3月25日、再び出直りを強める相場となり、前場は4330円(65円高)まで上げて約1か月前につけた実質的な上場来高値4475円に向けて上げ潮となっている。3月22日に新工場建設と2024年1月期の期末配当について発表し、買い材料視されている。
発表によると、新工場は、焼菓子拡大に向けた生産体制再構築を目的として、生産の効率化を図るとともに生産能力を増強するため、船橋工場に併設している船橋自動ラック倉庫を解体し、跡地に新工場棟を建設する。建物は鉄骨4階建て、延床面積7655平方メートル。着工予定は2025年3月、稼働予定は26年3月〜8月(ラインによって順次稼働)。
また、24年1月期の期末配当は1株当たり98円(前年同期比33円の増配)の予定とした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18
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三越伊勢丹HDが上場来の高値を連日更新、「選択と集中」を好感、自社株買いを上乗せする期待も
■現在実施中の自社株買いは3月29日までの予定
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は3月25日、続伸一段高となり、午前11時にかけては2514.5円(36.5円高)前後で売買され、日々小幅だが上場来の高値を連日更新している。コロナ後の業績回復が好調な上、直近は東京・新宿で待ち合わせ場所として知られる「新宿アルタ」の営業終了が伝えられたことを受けて事業の選択と集中に期待が再燃。また、株式需給の面からは、2024年2月5日から同年3月29日までの予定で実施している自社株買い(自己株式の取得)の取得済み株数が2月末時点で上限株数の35%にとどまっているため、今後も自社株買いを行う期待が出ている。
3月4日に「自己株式の取得状況(途中経過)」を発表し、24年2月5日から同年3月29日までの予定で実施している自社株買いについて、2月29日現在で取得した株式の総数を386万6900株とした。この自社株買いでは、取得株式総数(上限株数)を1100万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.9%)としているため、取得した株式の総数は上限株数の35%にとどまっている。株価が上場来の高値を更新しているため、自社株買いの必要性は薄いとの見方はあるが、一方では、業界のリーダーとしては、より高い取得率が望ましいとの期待も出ている。(HC)
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は3月25日、続伸一段高となり、午前11時にかけては2514.5円(36.5円高)前後で売買され、日々小幅だが上場来の高値を連日更新している。コロナ後の業績回復が好調な上、直近は東京・新宿で待ち合わせ場所として知られる「新宿アルタ」の営業終了が伝えられたことを受けて事業の選択と集中に期待が再燃。また、株式需給の面からは、2024年2月5日から同年3月29日までの予定で実施している自社株買い(自己株式の取得)の取得済み株数が2月末時点で上限株数の35%にとどまっているため、今後も自社株買いを行う期待が出ている。
3月4日に「自己株式の取得状況(途中経過)」を発表し、24年2月5日から同年3月29日までの予定で実施している自社株買いについて、2月29日現在で取得した株式の総数を386万6900株とした。この自社株買いでは、取得株式総数(上限株数)を1100万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.9%)としているため、取得した株式の総数は上限株数の35%にとどまっている。株価が上場来の高値を更新しているため、自社株買いの必要性は薄いとの見方はあるが、一方では、業界のリーダーとしては、より高い取得率が望ましいとの期待も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03
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ASIAN STARが急伸、「中国の不動産問題『深刻でない』と外資に訴え」との報道に急反応
■中国政府が外資企業に対中投資を呼びかけたと伝えられ同社株に注目
ASIAN STAR<8946>(東証スタンダード)は3月25日、一段高となり、一時25%高の115円(23円高)まで上げて約6か月ぶりの115円台に進んでいる。中国で不動産事業を展開し、中国政府が世界大手企業80社以上のトップを招いて24日に開催した国際会議で、「中国首相、不動産問題『深刻でない』外資に訴え」(日本経済新聞3月25日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたとみられている。
報道によると、「中国政府は24日、北京市で世界大手企業80社以上のトップを招く国際会議を開いた。李強(リー・チャン)首相は不動産や地方債務の問題について『一部の人が想像するほど深刻ではない』と主張し、外資企業に対中投資を呼びかけた」。中国の不動産業界を巡る実情は、一般投資家にとっては判断材料が不足しており、不確定な面が多い世界だが、株式市場には中国にとどまらずロシアや北朝鮮など、各々の実情に通じた資金が流入しているとされるため、株価の値動きそのものがある程度参考になるとの見方もある。(HC)
ASIAN STAR<8946>(東証スタンダード)は3月25日、一段高となり、一時25%高の115円(23円高)まで上げて約6か月ぶりの115円台に進んでいる。中国で不動産事業を展開し、中国政府が世界大手企業80社以上のトップを招いて24日に開催した国際会議で、「中国首相、不動産問題『深刻でない』外資に訴え」(日本経済新聞3月25日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたとみられている。
報道によると、「中国政府は24日、北京市で世界大手企業80社以上のトップを招く国際会議を開いた。李強(リー・チャン)首相は不動産や地方債務の問題について『一部の人が想像するほど深刻ではない』と主張し、外資企業に対中投資を呼びかけた」。中国の不動産業界を巡る実情は、一般投資家にとっては判断材料が不足しており、不確定な面が多い世界だが、株式市場には中国にとどまらずロシアや北朝鮮など、各々の実情に通じた資金が流入しているとされるため、株価の値動きそのものがある程度参考になるとの見方もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29
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セルシスは発行株数の4.9%規模の自社株買いが好感され一段と出直る
■3月25日から6月30日まで実施、株式価値の向上に期待
セルシス<3663>(東証スタンダード)は3月25日、一段と上げて始まり、取引開始後は7%高の917円(56円高)まで上げて2023年5月以来の900円台に進んでいる。前取引日の22日に自己株式を除く発行済株式総数の4.9%規模(160万株)を上限とする自社株買い(自己株式の取得)を発表し、株式価値の向上に期待が強まっている。
22日に発表した自社株買いは2024年3月25日から同年6月30日までの予定で行い、これに要する買付資金の上限は10億円とした。(HC)
セルシス<3663>(東証スタンダード)は3月25日、一段と上げて始まり、取引開始後は7%高の917円(56円高)まで上げて2023年5月以来の900円台に進んでいる。前取引日の22日に自己株式を除く発行済株式総数の4.9%規模(160万株)を上限とする自社株買い(自己株式の取得)を発表し、株式価値の向上に期待が強まっている。
22日に発表した自社株買いは2024年3月25日から同年6月30日までの予定で行い、これに要する買付資金の上限は10億円とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40
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京浜急行が急伸、東京・品川の土地売脚益50億円と業績予想の大幅増額を好感、トヨタに一部売却、新・東京本社用地に
■品川駅周辺を再開発し新国際交流拠点や複合施設を目指す
京浜急行電鉄<9006>(東証プライム)は3月25日、取引開始後に4%高の1400円(52円高)の乗って始まり、飛び出すように上値を追っている。前取引日の15時に東京・品川駅西口地区(高輪3丁目地区)の固定資産譲渡などを発表し、譲渡益約850億円を2024年3月期決算(連結・個別)に特別利益として計上する見込みと発表し、買い材料視されている。譲渡先はトヨタ自動車<7203>(東証プライム)とし、トヨタ自動車は東京・飯田橋にある現在の東京本社の品川移転などを22日に発表している。
これにともない、京浜急行電鉄は通期業績予想の修正も発表し、2024年3月期通期連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想の3.8倍の840億円の見込み(前期比5.3倍)に見直した。(HC)
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京浜急行電鉄<9006>(東証プライム)は3月25日、取引開始後に4%高の1400円(52円高)の乗って始まり、飛び出すように上値を追っている。前取引日の15時に東京・品川駅西口地区(高輪3丁目地区)の固定資産譲渡などを発表し、譲渡益約850億円を2024年3月期決算(連結・個別)に特別利益として計上する見込みと発表し、買い材料視されている。譲渡先はトヨタ自動車<7203>(東証プライム)とし、トヨタ自動車は東京・飯田橋にある現在の東京本社の品川移転などを22日に発表している。
これにともない、京浜急行電鉄は通期業績予想の修正も発表し、2024年3月期通期連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想の3.8倍の840億円の見込み(前期比5.3倍)に見直した。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20
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2024年03月22日
INFORICHは2日連続ストップ高、豪社の株式取得など材料視
■unerryとの提携などで4日続伸しながら次第に需給引き締まる
INFORICH<9338>(東証グロース)は3月22日、4日続伸基調の一段高となり、前場からストップ高の5670円(700円高、14%高)で売買され、約4か月ぶりに上場来の高値を更新している。スマートフォン充電器のレンタル事業で急成長し、2022年12月に株式を上場。このところは、位置情報による行動データ解析などのunerry<5034>(東証グロース)との提携を3月19日に発表したことや、オーストラリア(豪)のモバイルバッテリーのシェアリング会社の株式取得を21日に発表したことなどを受け、4日続伸し2日連続ストップ高となった。続伸しながら次第に需給の引き締まる相場になってきたとの見方が出ている。(HC)
INFORICH<9338>(東証グロース)は3月22日、4日続伸基調の一段高となり、前場からストップ高の5670円(700円高、14%高)で売買され、約4か月ぶりに上場来の高値を更新している。スマートフォン充電器のレンタル事業で急成長し、2022年12月に株式を上場。このところは、位置情報による行動データ解析などのunerry<5034>(東証グロース)との提携を3月19日に発表したことや、オーストラリア(豪)のモバイルバッテリーのシェアリング会社の株式取得を21日に発表したことなどを受け、4日続伸し2日連続ストップ高となった。続伸しながら次第に需給の引き締まる相場になってきたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18
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日産自動車の出直り目立つ、ホンダとの協業、円安に加え米国のEV普及目標の引き下げを材料視する様子も
■トヨタやホンダの上場来高値更新に比べると相場は重いが値幅妙味
日産自動車<7201>(東証プライム)は3月22日、一段高で始まった後もジリ高傾向となり、5%高に迫る649.8円(28.2円高)まで上げて約4か月ぶりに640円台を回復し、連日出直っている。3月15日にホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)との協業を検討開始と発表して以降、一段と出直りを強めており、直近は日米の金融政策を受けて円安が再燃していることも追い風になっている。
トヨタやホンダの上場来高値更新に比べれば相場の重さは否めないが、出直りピッチが強く値幅妙味は大きいもよう。米国が自動車労組などへの配慮からEV(電気自動車)の普及目標を引き下げたと3月20日に伝えられたことを受け、日系自動車メーカーの中では日産自への恩恵が大きいと見て注目を強める様子もある。(HC)
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日産自動車<7201>(東証プライム)は3月22日、一段高で始まった後もジリ高傾向となり、5%高に迫る649.8円(28.2円高)まで上げて約4か月ぶりに640円台を回復し、連日出直っている。3月15日にホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)との協業を検討開始と発表して以降、一段と出直りを強めており、直近は日米の金融政策を受けて円安が再燃していることも追い風になっている。
トヨタやホンダの上場来高値更新に比べれば相場の重さは否めないが、出直りピッチが強く値幅妙味は大きいもよう。米国が自動車労組などへの配慮からEV(電気自動車)の普及目標を引き下げたと3月20日に伝えられたことを受け、日系自動車メーカーの中では日産自への恩恵が大きいと見て注目を強める様子もある。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46
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