[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (01/09)プレミアムウォーターHDは一段と出直る、能登半島地震の被災地にミネラルウォーター2万4576ℓなど支援、長い目で業績上乗せの見方
記事一覧 (01/09)任天堂は再び一段高、米国で新ゲーム機への期待など言われ活況高、最近は上げに弾みの見方
記事一覧 (01/09)北日本紡績が25%高、能登半島地震の復興関連株として注目強まる
記事一覧 (01/09)スマサポが急伸、丸井グループのフィンテック企業と提携、家賃保証サービスを拡充
記事一覧 (01/09)サッポロHDが上場来の高値を更新、1位株主に3Dインベストメントとの発表に注目強まる
記事一覧 (01/09)旭化成は昨年来の高値を連日更新、「10月にも新型半導体チップを量産」とされ注目集まる
記事一覧 (01/05)クスリのアオキHDは後場一段と強含む、石川県内3店舗の営業を再開、営業中止は4店舗に
記事一覧 (01/05)旭化成が高値を更新、TOB中の中央ビルト工業が能登半島地震の復興関連株の見方
記事一覧 (01/05)大手不動産株が軒並み高、外資系証券など不動産セクターを見直し好感買い
記事一覧 (01/05)大谷工業がストップ高、「北陸電力向け」多いとされ能登地震の復興関連株として注目集まる
記事一覧 (01/05)コナミグループは新NISA投資に好評の様子、2日続けて大きく出直る
記事一覧 (01/04)日本航空は後場堅調、朝方は下げたが「乗客全員奇跡の脱出」などとされ信頼向上につながる期待
記事一覧 (01/04)JAPEXは1か月ぶりに5500円台を回復、NY原油高に加え「新潟で原油含む泥水が噴出」も材料視し期待の様子
記事一覧 (01/04)アディッシュが後場ストップ高、こども専用相乗り送迎サービスのカスタマーサポート業務を担当
記事一覧 (01/04)メドレックスは5日続けて出直る、新薬候補製剤の「1月再申請」に期待強い
記事一覧 (01/04)佐藤渡辺は再び急伸、創業記念配当に加え能登地震の復興関連株として期待強まる
記事一覧 (01/04)北陸電気工事も急伸、能登の地震災害を受け復興関連株として期待集まる
記事一覧 (01/04)日本郵船と商船三井が高値を更新、イランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられ再び紅海航路回避、運賃上昇など連想
記事一覧 (01/04)能登地方の地震災害を受け日本道路や不動テトラなど急伸、復旧への期待強まる
記事一覧 (01/04)日本航空下落だが軟調程度、「航空機の全損」にともなう損失は150億円、影響は一過性の見方
2024年01月09日

プレミアムウォーターHDは一段と出直る、能登半島地震の被災地にミネラルウォーター2万4576ℓなど支援、長い目で業績上乗せの見方

■ヤマトHDの協力のもと支援物資として提供と4日開示

 プレミアムウォーターHD(プレミアムウォーターホールディングス)<2588>(東証スタンダード)は1月9日、再び一段と出直る相場となり、8%高の3160円(240円高)で始まった後一進一退だが、13時30分にかけても3150円前後で売買され、1か月半ぶりに3100円台を回復している。1月4日付で、能登半島地震の被災地域の支援として、プレミアムウォーター(ナチュラルミネラルウォーター12ℓ入り)2048本(2万4576ℓ)と非常用キット400セットをヤマトHD(ヤマトホールディングス)<9064>(東証プライム)の協力のもと、支援物資として被災地の方々へ寄付したと開示しており、引き続き「水」支援銘柄としての買いが強い相場となっている。

 2024年3月期・第2四半期の連結売上収益は四半期毎の会計期間(2023年7〜9月)、期初からの累計期間(4〜9月)とも各々の期間としての最高を達成し、営業利益は四半期毎の会計期間(7〜9月)で最高を達成した。能登半島地震の被災地支援は、長い目で業績上乗せの要因になるとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

任天堂は再び一段高、米国で新ゲーム機への期待など言われ活況高、最近は上げに弾みの見方

■「スイッチ」でスマホ充電可能の話も出たが危険ある模様、一時は復興関連の買いも

 任天堂<7974>(東証プライム)は1月9日、再び一段高となり、後場寄り後は一段と強含んで5%高の7549円(326円高)をつけて3日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。NY市場で8日買われ、米CNBCニュースの報道として、2024年中にもゲーム機「ニンテンドー・スイッチ」の次世代機を発売する可能性と伝えられたもようで買い材料視されている。また、国内では、「ニンテンドー・スイッチ」でスマートフォンに充電できるとのSNS情報が出回ったもようで、復興関連株としての買いも波及したようだが、「スイッチ」でのスマホ充電は危険をともなうとのネット情報も出ている。

 株価は11月7日発表の第2四半期決算を受けて翌8日から2日続けて急伸し、その後は高値もみ合いを続けたが12月末から再び上値を追っている。23年3月頃からの緩やかな上げ相場に続き、11月以降は上げに弾みがついてきたとの見方があり、時間をかけなくても値幅妙味を享受できる局面に入ってきたと注目する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:05 | 材料でみる株価

北日本紡績が25%高、能登半島地震の復興関連株として注目強まる

■リサイクル事業も行うため連想買いも強いとの見方、為替差益も

 北日本紡績<3409>(東証スタンダード)は1月9日、時間とともに上げ幅を広げて午前11時前には25%高の133円(27円高)と急伸し、約3か月ぶりに130円台を回復している。本社が石川県で、松任工場で産業資材・衣料用紡績糸などを生産するため、能登半島地震の復興関連株として注目されている。廃プラスチック材のリサイクル事業も行っているため、連想買いの入る余地が大との見方もある。

 業績は回復傾向で、今期・2024年3月期の連結業績予想は、連結決算を開始した21年3月期以降で初の完全黒字化の見込みとしている。第2四半期決算では、主として米ドル預金にかかわる為替差益により予想を上回る業績となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21 | 材料でみる株価

スマサポが急伸、丸井グループのフィンテック企業と提携、家賃保証サービスを拡充

■保証業務の業務効率化を実現し新規開拓にも注力

 スマサポ<9342>(東証グロース)は1月9日、午前10時過ぎから急伸し、21%高の1611円(283円高)まで上げる場面を見せて一段と出直る相場となっている。家賃保証サービスなどを行い、2022年12月に株式を上場。同日付で、丸井グループ<8252>(東証プライム)のフィンテック事業を行う株式会社エポスカード(東京都中野区)との業務提携を発表し、好感されている。株価は約2か月ぶりに1600円台を回復。23年8月の水準だった2100円台が見えてきた。

 発表によると、この提携により、スマサポが提供する家賃保証サービスにおいて、保証契約手続き・督促対応等の業務をエポスカードと連携して行うことで、スマサポ社内における保証業務の業務効率化を実現させるとともに、両社のもつ営業基盤を活用して、新規開拓にも注力していく。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:50 | 材料でみる株価

サッポロHDが上場来の高値を更新、1位株主に3Dインベストメントとの発表に注目強まる

■シンガポール拠点の投資ファンド、株価はジリ高傾向続く

 サッポロHD(サッポロホールディングス)<2501>(東証プライム)は1月9日、3日続伸基調となり、午前10時過ぎに6562円(143円高)まで上げ、2日続けて上場来の高値を更新している。5日18時30分に主要株主の異動を発表し、2023年12月25日現在で新たな筆頭株主に3Dインベストメント・パートナーズ・プライベート・リミティッド(3D Investment Partners Pte.Ltd.:所在地シンガポール共和国)が就いたとし、改めて注目されている。議決権割合は16.19%とした。

 3DインベストメントによるサッポロHD株式保有は23年10月頃から話題になり、株価は同年8月頃からジリ高傾向を強めている。保有目的については、「純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」となっているもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29 | 材料でみる株価

旭化成は昨年来の高値を連日更新、「10月にも新型半導体チップを量産」とされ注目集まる

■事業戦略で次世代EVの性能を飛躍させるIC開発などに取り組む

 旭化成<3407>(東証プライム)は1月9日、取引開始後に1089.5円(13.0円高)まで上げた後も堅調に推移し、小幅だが2日続けて昨年来の高値を更新し、上値を追う相場となっている。「2024年10月にも新型半導体チップを量産する」(日本経済新聞1月7日付朝刊)と伝えられており、NY株式市場での半導体株高を受けた東京株式市場での半導体関連株高に乗る形になっている。

 報道によると、子会社の旭化成エレクトロニクスが「ミリ波」を使う新型半導体を開発し、「人やモノを区別する能力を高めたのが特長で、市場の先行品より精度が75%高められる」。「乳幼児の呼吸など微細な動きを区別できるほど精度を高められ」「車内に残された幼い子の異変や高齢者の容体急変など、周囲が早期に気付ける仕組みを広げる」。同社は12月21日に事業戦略説明会(マテリアル領域)を開催し、重点成長:デジタルソリューションとして次世代EV(電動車)の性能を飛躍させる電流センサーIC(小型化/高速充電)、ミリ波レーダーIC(車室センシング)などの実用化を掲げた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:06 | 材料でみる株価
2024年01月05日

クスリのアオキHDは後場一段と強含む、石川県内3店舗の営業を再開、営業中止は4店舗に

■能登方面の店舗は建物の被害も見られ復旧までには一定の時間も

 クスリのアオキHD(クスリのアオキホールディングス)<3549>(東証プライム)は1月5日の後場一段と強含み、13時半前に3359円(59円高)まで上げて2日続伸基調の出直り相場となっている。5日の正午過ぎに能登半島地震の影響について第2報を発表し、一時営業を中止していた石川県内の3店舗の営業を4日再開したと発表。好感されている。発表によると、これにより「現時点において営業を中止している店舗は4店舗」になった。

 地震の影響の第1報は4日午前11時過ぎに発表し、グループ365店舗のうち、営業を中止している店舗は7店舗で、石川県能登方面の店舗は店舗建物の被害等も見られ、復旧までは一定程度時間を要することが見込まれるとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52 | 材料でみる株価

旭化成が高値を更新、TOB中の中央ビルト工業が能登半島地震の復興関連株の見方

■すでに旭化成ホームズが32%保有、完全子会社化をめざす

 旭化成<3407>(東証プライム)は1月5日の前場、再び一段高となり、午前11時前に1078.0円(24.0円高)まで上げ、小幅だが約2週間ぶりに昨年来(2023年来)の高値を更新した。旭化成ホームズが中央ビルト工業<1971>(東証スタンダード)へのTOB(株式公開買付)を23年12月15日から24年2月1日までの予定で実施中で、中央ビルト工業は仮設材などの事業を行うため、旭化成グループも能登半島地震の復興関連株になるとして注目を強める動きがあるようだ。

 旭化成ホームズは、すでに中央ビルト工業の株式を約32%保有する筆頭株主。今回のTOBでは完全子会社化を目的とする。買付け等の価格は普通株式1株につき750円。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:32 | 材料でみる株価

大手不動産株が軒並み高、外資系証券など不動産セクターを見直し好感買い

■三井不は2015年以来の高値に迫る

 三井不動産<8801>(東証プライム)は1月5日、再び出直る相場となり、午前10時半にかけて4%高の3613.0円(174.0円高)まで上げて約1か月ぶりに3600円台を回復し、2015年以来の高値3651.0円(23年12月6日)に迫っている。モルガン・スタンレーMUFG証券が不動産セクターへの評価を強め、インフレ経済への移行、デフレ経済からのステージアップにともない見直すレポートを発表したと伝えられ、好感されている。目標株価は4100円に設定と伝えられたもよう。大手不動産株は軒並み高い。

 三菱地所<8802>(東証プライム)は目標株価を4020円から4230円に引き上げたと伝えられ、2014.0円(21.0円高)まで上げて約半月ぶりに2000円台を回復している。野村不動産ホールディングス<3231>(東証プライム)には野村証券が目標株価を4020円から4230円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26 | 材料でみる株価

大谷工業がストップ高、「北陸電力向け」多いとされ能登地震の復興関連株として注目集まる

■昨年の世界野球で大谷翔平選手の活躍とともに株価急騰、投機妙味

 大谷工業<5939>(東証スタンダード)は1月5日、買い気配ままストップ高の7140円(1000円高、16%高)に達し、昨4日の14%高(770円高の6140円)に続き、2日続けて下値圏から大幅に出直っている。配電・通信線用架線金物、CATV・防災無線用金物、鋲螺の製造・販売などを行い、「北陸電力向け」(会社四季報:東洋経済新報社)とあるため、能登地方で1日に発生した最大震度7強の地震災害を受け、復興関連株として注目が集強まっているようだ。

 同社株は、2023年のワールドベースボールで日本チームが優勝した際に、大谷翔平選手の活躍とともに株価が急騰したことがあり、値動き幅の軽さ、大きさが投機妙味をカキ立てるとの見方が出ている。業績は好調で、11月に業績予想の大幅な増額修正を発表。さらに復興関連の需要が上乗せされる可能性があるといえる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 材料でみる株価

コナミグループは新NISA投資に好評の様子、2日続けて大きく出直る

■新NISA1月スタート、カードゲームなどでなじみあり業績・配当も好調

 コナミグループ<9766>(東証プライム)は1月5日、続伸基調となり、午前10時にかけて4%高の7881円(329円高)まで上げ、2日続けて大きく出直っている。大手証券が目標株価を8600円に引き上げたと12月に伝えられたことに加え、年初からの円安が追い風になり、1月初にスタートした新NISA(少額都市非課税制度)を利用する投資の対象銘柄としても好評との見方が出ている。

 新NISAを積極活用するとみられる「Z世代」にとって、同社はカードゲームやeスポーツなどでなじみがあり、入門銘柄として好評のようだ。業績が好調なため値上がりの可能性が高い。また、NISA枠の投資では配当も重視されるとみられており、この点で、同社が開示済みの2024年3月期の予想年間配当は124円(第2四半期決算発表時点)。株価から見た単純利回りは約1.6%で、ソコソコ高い部類に入ることは確かだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:23 | 材料でみる株価
2024年01月04日

日本航空は後場堅調、朝方は下げたが「乗客全員奇跡の脱出」などとされ信頼向上につながる期待

■羽田空港での衝突事故は相手機に過失の見方も、飛行機代は150億円

 日本航空<9201>(東証プライム)は1月4日、取引開始後に2.5%安の2706.0円(69.0円安)まで軟化したが次第に持ち直し、午前11時には2799.5円(24.5円高)まで上げ、後場も15円高の2790円台で堅調に推移している。1月2日に羽田空港で発生した航空機同士の衝突事故に関し、朝、航空機の全損に伴う営業損失を約150億円と発表し、ひとまず金額的な損害にはメドがついたほか、株式市場には日航側の過失は小さいのではないかといった見方があるもよう。さらに乗客乗員全379人が避難完了まで18分と伝えられ、航空会社としての信頼性向上や搭乗率の向上につながるといった期待が出ている。

 同事故に関しては、「英報道、全員脱出『奇跡』、日航乗員を『信じられぬ仕事』と称賛」(毎日新聞Web1月3日)との報道や、「『90秒ルール』訓練効果か、日航機、18分間で全員脱出」(日経電子版1月3日)などの報道が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:36 | 材料でみる株価

JAPEXは1か月ぶりに5500円台を回復、NY原油高に加え「新潟で原油含む泥水が噴出」も材料視し期待の様子

■エネルギー安保念頭に国産油田のEOR(原油増進回収)も注目

 JAPEX(石油資源開発)<1662>(東証プライム)は1月4日、前後場ともジリ高傾向となり、13時過ぎに6%高の5540円(300円高)まで上げて約1か月ぶりに5500円台を回復し、出直りを強めている。NY原油相場がリビアの油田のデモによる操業停止報道などを受けて急反発したことに加え、能登で発生した強い地震のあと新潟県で「原油含む泥水が噴出」(NHKニュースWEB1月2日)と伝えられたことを受け、同社のEOR(原油増進回収)、坑井刺激技術などに期待して注目する様子もある。エネルギー安保上、国産油田の再活性化が図られる可能性は絶無ではないという期待が出ている。

 同社ホームページによると、同社では、2006年1月に新潟県・岩船沖油ガス田に、国内の海上油田としては初めてEORの一種であるガス攻法を商業規模で適用し、「10年以上生産期間を延長できている」。油田は「自噴」する部分しか採取しないと3割ほどしか取れず、水などを注入する2次回収を行っても、まだ「地下には60〜70%の原油が残されている」ようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 材料でみる株価

アディッシュが後場ストップ高、こども専用相乗り送迎サービスのカスタマーサポート業務を担当

■東証プライムの主力株を避け注目材料の出た中小型株に注目の動き

 アディッシュ<7093>(東証グロース)は1月4日の後場、一段と上げて始まり、取引開始後はストップ高の1030円(150円高、17%高)に達して約2ヵ月ぶりに1000円台を回復している。同日付で、国土交通省の「地域交通共創モデル実証プロジェクト」に選定されたこども専用相乗りタクシー送迎サービス「hab」のカスタマーサクセス・カスタマーサポート業務を子会社のアディッシュプラスが担当すると発表しており、注目材料視されている。

 日経平均は後場も下げ幅400円台から300円台で推移している一方、東証グロース銘柄指数は5日続伸基調。東証プライムの主力株を避けて注目材料の出た中小型株に注目する動きが強いようだ。

 発表によると、国交省のプロジェクト」に選定されたhab株式会社(神奈川県横浜市)が2023年3月に横浜市中区で実施した、子ども専用相乗りタクシー送迎サービスの試験走行アンケートによると、参加者の100%から「有償でも継続利用したい」「生活が激変した」「一度使うと手放せなくなる」「早くサービスを開始してほしい」などの声があった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58 | 材料でみる株価

メドレックスは5日続けて出直る、新薬候補製剤の「1月再申請」に期待強い

■東証グロース指数も5日続伸基調、中小型の材料株に目が向く

 メドレックス<4586>(東証グロース)は1月4日の前場、162円(11円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場は160円(10円高)でスタート。日々小幅だが5日続伸基調の出直り相場となっている。新薬候補製剤『MRX−5LBT』について、昨2023年12月25日に「24年1月に再申請することを見込んでいる」と開示し、期待の衰えない様子となっている。

 開示の趣旨は、23年内に再申請する計画が24年初にズレ込むことになったというものだが、4日は東証グロース市場指数も堅調で5日続伸基調。日経平均が一時770円安とあって、主力株を避けて中小型の材料株に資金が向く期待が強いようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 材料でみる株価

佐藤渡辺は再び急伸、創業記念配当に加え能登地震の復興関連株として期待強まる

■2023年12月に創業100周年、今3月期の年間配当は150円に

 佐藤渡辺<1807>(東証スタンダード)は1月4日、再び一段高となり、13%高の3415円(400円高)まで上げた後も3300円前後で推移し、2年9か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。道路舗装に強味があり、能登地方で1日に発生した最大震度7強の地震災害を受け、復興関連株としての期待が集まっている。昨2023年12月21日に創業100周年の記念配当を発表しており、この発表を受けた上げ相場に続いて一段高となっている。

 2023年12月20日に創業100周年を迎え、24年3月期の配当に1株当たり40円の記念配当を実施する。これを含めた24年3月期の年間配当額は同150円の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

北陸電気工事も急伸、能登の地震災害を受け復興関連株として期待集まる

■第2四半期決算は予想を下回ったが通期の予想は据え置く

 北陸電気工事<1930>(東証プライム)は1月4日、買い気配の後ストップ高の1322円(300円高、29%高)で始まり、実質的な上場来の高値を約8年ぶりに更新した。その後は午前10時半を過ぎて18%高の1210円前後で売買されているが、能登地方で1日に発生した最大震度7強の地震災害を受け、復興関連株としての期待が集まっている。

 10月下旬に発表した第2四半期決算(2023年4〜9月・累計、連結)は7月に開示した予想を売上高で10%、営業利益で66%下回ったため、復興需要への期待は強いようだ。通期の業績予想については、「手持工事高が450億46百万円(前年同期比47.8%増)と過去最高」であることなどで従来予想を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

日本郵船と商船三井が高値を更新、イランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられ再び紅海航路回避、運賃上昇など連想

■昨年末は船を襲ったボート3隻を米軍が撃沈と伝わり緊張高まる

 日本郵船<9101>(東証プライム)は1月4日、急反発となり、g全9時半過ぎに9%高の4777円(406円高)まで上げて5取引日ぶりに実質的な上場来の高値を更新し、午前10時を過ぎても7%高の4700円前後で活況高となっている。

 昨2023年末に中東・紅海でコンテナ船を襲った小型ボート3隻を米軍が撃沈したと伝えられ、1月2日にはイランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられたため、再び船舶の紅海航路回避、航行長期化による船不足、運賃上昇などに連想が至ったとみられている。商船三井<9104>(東証プライム)も高値を更新。川崎汽船<9107>(東証プライム)も出直りを強めている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

能登地方の地震災害を受け日本道路や不動テトラなど急伸、復旧への期待強まる

■法面土木などの日特建、新潟本社の福田組も一時値上がり率1位

 1月4日朝の株式市場では、能登地方で1日発生した最大震度7強の地震災害を受けて建設関連株の上げが目立ち、日本道路<1884>(東証プライム)は取引開始後に18%高の2410円(361円高)まで上げてプライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面があり、新潟市に本社のある福田組<1899>(東証プライム)も一時16%高の5850円(820円高)まで上げて一時値上がり率1位などと大幅高の銘柄が続出している。

 護岸土木などの不動テトラ<1813>(東証プライム)は買い気配を上げてストップ高の2761円(501円高、22%高)で始まり値上がり率1位。法面(のりめん)土木などの日特建設<1929>(東証プライム)は8%高(86円高の1147円)だが約2か月ぶりに1100円台を回復して2005年以降の高値1158円(2023年8月)に接近している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39 | 材料でみる株価

日本航空下落だが軟調程度、「航空機の全損」にともなう損失は150億円、影響は一過性の見方

■400人近い乗客の全員避難については信頼性向上の要因と期待も

 日本航空<9201>(東証プライム)は1月4日、2%安の2716.0円(59.0円安)で始まり、下落だが2706.0円(69.0円安)を下値に底堅い相場となっている。1月2日に発生した羽田空港での日航機衝突事故に関し、4日朝、航空機の全損に伴う営業損失を約150億円と発表。株式市場の受け止め方は分かれているようだが、事故については一過性の影響にとどまるとの見方もある。400人近い乗客を全員非難させたことについて、同社への信頼性が高まる要因と期待する様子もある。

 4日朝、日本航空516便と海上保安庁機の衝突事故に関し、損害の見込額の合計は約150億円となり、営業損失として計上する予定と発表した。2023年10月末に発表した第2四半期決算での今3月期・通期連結業績予想(IFRS)では、営業利益を含む利益項目として財務・法人所得税前利益を1300億円(前期の約2倍)の見込みとし、親会社の所有者に帰属する当期利益を800億円(同2.3倍)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価