[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/08)ユビキタスAIは反発、グレープシステムを完全子会社化、組込みソフトウェア市場でのシナジー効果に期待
記事一覧 (09/08)沖縄セルラーは続伸、AIによる生物情報可視化アプリ「Biome」とStarlinkを活用し外来種調査を実施
記事一覧 (09/08)アイモバイルは一段と出直り強める、株式3分割など連日好感、出来高も増加
記事一覧 (09/08)出光興産が一段高、NY原油は10日ぶり小反落だが値上がり強くガソリン最高値も買い材料に
記事一覧 (09/07)みずほFGは2015年以来の高値圏で底堅い、デジタル通貨での連携、長プラ引上げなど好感
記事一覧 (09/07)スカパーJSAT・HDは2016年以来の700円台に進む、自社株買いの積極執行など好感
記事一覧 (09/07)日本板硝子は日経平均「除外」でも9日続伸基調、構成銘柄から外れるメリットも
記事一覧 (09/07)ネオジャパンは続伸し年初来高値に接近、グループウェアにChatGPTとの連携機能を搭載、カスタマイズ可能な研修プログラムも提供
記事一覧 (09/07)ランシステムは連日活況、同社社長のVTuberデビューと新プロジェクト発表を材料視し3連騰
記事一覧 (09/07)クラダシは急反発、宇和島市、愛媛銀行が地域活性・フードロス削減に向けて連携協定を締結
記事一覧 (09/07)トラース・オン・プロダクトは一時ストップ高、ウェアラブル端末「Cygnus2」、NX総研の倉庫作業分析ツール「ろじたん」へ提供開始を好感
記事一覧 (09/07)ステムリムが急反発、再生誘導医薬の米国での特許など好感、心筋症を適応症として
記事一覧 (09/06)エクスモーションは後場ストップ高で売買重ねる、電通グループとの提携が材料視され急伸
記事一覧 (09/06)クリングルファーマはジワジワ出直る、来週「攻めのIR」(日経CNBCテレビ)に登場とし注目強まる
記事一覧 (09/06)レナサイエンスは後場、動意強める、医師主導治験で目標症例数の登録を達成
記事一覧 (09/06)扶桑薬が高値を更新、発行株数の3.88%規模の自社株買いを好感
記事一覧 (09/06)川崎汽船は5日続伸など海運大手が軒並み連日高値、高配当、PBR向上期待などに市況回復、円安も加わる
記事一覧 (09/06)バーチャレクスHDは3日続伸、コールセンターCRM「インスピーリ」と分析プラットフォーム「Tableau」を連携、大なデータを見やすく分析
記事一覧 (09/06)アステリアが急騰し5日続伸、LayerXと業務提携、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した経理業務のデジタル化を推進
記事一覧 (09/06)焼津水産が再び急伸、TOBの最中に旧村上ファンド系会社の保有判明と伝わり材料含みに
2023年09月08日

ユビキタスAIは反発、グレープシステムを完全子会社化、組込みソフトウェア市場でのシナジー効果に期待

■資本統合による顧客基盤と製品ラインアップと組込み開発力の強化を加速

 ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は8日、11円高(2.66%高)の424円まで上げて反発している。同社は7日、株式会社グレープシステム(本社:神奈川県横浜市)と、ユビキタスAIがグレープシステムの全株式取得による子会社化を行うことで合意したと発表。

  両社は、いずれも組込み機器開発に必要とされるソフトウェアの開発・販売および受託開発を行う企業として、ユビキタスAIは、多彩かつ豊富な製品ラインアップ、グレープシステムは、組込み/プリンター向け製品に加えて受託開発力に強みを持つ。両社の強みを生かした連携により、技術進化や顧客ニーズへの対応力を強化することで、両社の事業強化・拡充が期待できるものと考え、資本・業務提携に至った。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:02 | 材料でみる株価

沖縄セルラーは続伸、AIによる生物情報可視化アプリ「Biome」とStarlinkを活用し外来種調査を実施

■上場来高値に接近

 沖縄セルラー電話<9436>(東証スタンダード)は8日、25円高(0.79%高)の3175円まで上げて続伸し、3月1日につけた上場来高値の3240円に接近している。同社は7日、KDDI<9433>(東証プライム)と、株式会社バイオーム(本社:京都府京都市)と、2023年9月7日から2023年9月8日まで、世界自然遺産に登録されている沖縄県西表島の生物多様性保全を目的に、スマホアプリ「Biome(バイオーム)」と「Starlink Business」を活用した国内初となる外来種調査を実施すると発表した。

 また、4日からは、一般社団法人無線LANビジネス推進連絡会(Wi−Bi」)、一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)加盟の携帯電話事業者5社で、携帯電話の大規模な通信障害が発生したときの連絡手段の提供を目的とした、災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を活用した公衆無線LANサービスを無料開放することを発表している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価

アイモバイルは一段と出直り強める、株式3分割など連日好感、出来高も増加

■10月31日現在の株主の保有株を1株につき3株に分割

 アイモバイル<6535>(東証プライム)は9月8日、一段と出直りを強める相場となり、8%高の1332円(103円高)まで上げて約1か月半ぶりに1300円台を回復し、年初来の高値1354円(2023年4月3日)に向けて上値を指向している。7日の正午過ぎに株式3分割と7月決算などを発表し、この日の午後から出直りが活発化、出来高も増加している。

 株式3分割は、2023年10月31日(火曜日)を基準日として実施するとした。前7月期の連結決算は営業利益が7.1%減など各利益とも減益だったが、今7月期の予想は売上高を21.8%増、営業利益を7.8%増とするなど各利益とも増益を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 材料でみる株価

出光興産が一段高、NY原油は10日ぶり小反落だが値上がり強くガソリン最高値も買い材料に

■証券会社による投資判断の引き上げも伝えられ、買い安心感が

 出光興産<5019>(東証プライム)は9月8日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の3443.0円(167.0円高)まで上げ、約7か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年11月以来の3400円台に進んでいる。米国7日のNY原油は10日ぶりに小反落と伝えられたが、前日までの9日間で10%超の値上がり。また、国内のガソリン価格は各地で小売り価格が最高値と伝えられており、買い材料視されている。8日は証券会社による投資判断の引き上げも伝えられ、買い安心感が広がっている。

 また、PBR(株価純資産倍率)はいぜん0.6倍台で推移しているため、引き続き資産効率の向上策への期待も強い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2023年09月07日

みずほFGは2015年以来の高値圏で底堅い、デジタル通貨での連携、長プラ引上げなど好感

■直近は4日連続で高値を更新、米金利の再上昇も好材料視

 みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)は9月7日、小反落模様となっているものの、朝方に一時2500円を割り込んだ程度で後場は14時にかけて0.5%安の2502.0円(11.5円安)前後で売買され、地合いの強さを見せつけている。昨6日まで4日連続2015年以来の高値を更新。7日は、長プラ(長期プライムレート:最優遇貸出金利)を9月分から0.05%引き上げ年1.45%に設定したと伝えられ、融資事業の収益改善につながると好感されている。米国で長期金利が再び上昇したことも好材料視されている。

 9月6日には、「企業間決済に使うデジタル通貨で三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と連携する」(日本経済新聞9月6日付朝刊)と伝えられ、注目を集めた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

スカパーJSAT・HDは2016年以来の700円台に進む、自社株買いの積極執行など好感

■8月末の加入件数は微減だったが株価は一段高

 スカパーJSAT・HD(スカパーJSATホールディングス)<9412>(東証プライム)は9月7日、一段高となり、前場6%高の727円(42円高)まで上げて後場も13時を過ぎて720円前後で売買され、2016年3月以来の700円台に進んでいる。6日の15時に発行済株式総数(自己株式を除く)の3.4%規模の1000万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表し、続いて同16時30分に、このうち150万株を7日朝の東証『ToSTNeT−3』(自己株式立会外買付取引)に委託して買いつけると発表。好感されている。立会外買付については、7日の昼前、満額の150万株を取得したと開示した。

 1000万株を上限とする自社株買いは、2023年9月7日から24年4月30日まで行う予定。取得総額は50億円。2023年8月末現在の加入件数は、有料多チャンネル放送サービス「スカパー!」合計、「プレミアムサービス」とも小幅減だったが、株価は発表翌日の9月5日に小反落しただけで切り返し一段高となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 材料でみる株価

日本板硝子は日経平均「除外」でも9日続伸基調、構成銘柄から外れるメリットも

■同じく外れる三井E&S・HD、松井証券も連日高い

 日本板硝子<5202>(東証プライム)は9月7日の後場寄り後、3%高の836円(26円高)前後で推移し、9日続伸基調で戻り高値を連日更新している。日本経済新聞社が4日の夕方に日経平均(225種)構成銘柄の定期入れ替えを発表し、10月初から「日本板硝子、三井E&S、松井証券を外す」(日本経済新聞9月5日付朝刊)と伝えられたが、日本板硝子は発表日を含めて続伸。三井E&Sホールディングス)<7003>(東証プライム)松井証券<8628>(東証プライム)も発表の翌日から続伸している。

 この要因として、225種構成銘柄には225先物やオプションとの間で行われる裁定取引による攪乱的な影響があるため、除外によってこの影響から離脱できることが言われている、これは個人投資家にとってけっこう重要な銘柄選別の要因になるとみられている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 材料でみる株価

ネオジャパンは続伸し年初来高値に接近、グループウェアにChatGPTとの連携機能を搭載、カスタマイズ可能な研修プログラムも提供

■ビジネスチャット『ChatLuck』にも『ChatGPT連携』も同日搭載

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は7日、26円高(2.28%高)の1165円まで上げて続伸し、6月23日につけた年初来高値1172円に接近している。同社は6日、同社が提供するグループウェア『desknet’s NEO』にOpenAI社が提供する『ChatGPT(チャットジーピーティー)』との連携機能を搭載した最新バージョンV8.0を2023年9月28日(木)から提供を開始すると発表。また、同日からAIによるソリューションを提供している株式会社AVILEN(アヴィレン 本社:東京都中央区、代表取締役:橋 光太郎)と共に、個別のカスタマイズが可能な『ChatGPT』の研修プログラムも提供開始する。さらには、2023年6月に発表したビジネスチャット『ChatLuck』と『ChatGPT』の連携機能も同日から提供開始する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価

ランシステムは連日活況、同社社長のVTuberデビューと新プロジェクト発表を材料視し3連騰

 ランシステム<3326>(東証スタンダード)は7日、86円高(16.54%高)の606円まで上げて年初来高値を更新して3連騰している。株価は2日連続でストップ高していた。同社は4日、代表取締役社長・日高大輔氏がVTuber「代表取締役社長・VIRTUAL(バーチャル)日高大輔 3326」として、9月15日にデビューを予定していると発表。現役上場企業の社長としては初めてのVTuberデビュー(2023年9月現在同社調べ)となる。また、同時に新プロジェクト「Vworker」事業開始を発表した。このことを好感して連日活況となっている。

 2023年9月15日から、YouTubeにてチャンネル名「代表取締役社長 VIRTUAL日高大輔3326」にて配信を開始すると同時に、X(旧Twitter)、Threadsなど各種SNSでも発信を予定している。

 現役社長ならではの視点で、自社製品の紹介やビジネスパーソンの日常等、幅広い方に楽しんで頂けるコンテンツを配信していく予定。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価

クラダシは急反発、宇和島市、愛媛銀行が地域活性・フードロス削減に向けて連携協定を締結

■11月開催の社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生を募集

 ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシ<5884>(東証グロース)は7日、49円高(9.19%高)の582円まで上げて急反発している。同社は6日、愛媛県宇和島市(市長:岡原文彰)、愛媛銀行<8541>(東証プライム)と3者にて「宇和島市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結したと発表。それに伴い、11月に開催予定の社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジin愛媛県宇和島市」の参加学生も募集する。

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 クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi」で販売することでフードロスをはじめとした様々な社会課題の解決に取り組む事業を展開している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

トラース・オン・プロダクトは一時ストップ高、ウェアラブル端末「Cygnus2」、NX総研の倉庫作業分析ツール「ろじたん」へ提供開始を好感

■東証グロース値上がり率ランキング第1位

 トラース・オン・プロダクト<6696>(東証グロース)は7日、80円高(20.78%高)の465円まで上げてストップ高している。東証グロース値上がり率ランキングは第1位。同社は6日、株式会社NX総合研究所(本社:東京都千代田区:NX総研)が運営する倉庫作業分析ツール「ろじたん」へ、同社が開発したウェアラブル端末「Cygnus2(シグナス2)」の提供を開始したと発表。このことを好感している。

 「ろじたん」は、倉庫内での作業について、どのスタッフが、どの作業に、どれだけの時間を費やしているか、ということを可視化し、物流現場の見える化と改善活動をサポートするサービスである。「ろじたん」では、これまでは、Androidのスマートフォンとタブレットのみに対応していたが、倉庫内作業はハンディターミナルを使った作業も多く、顧客より「ハンディターミナルとスマートフォンの2台持ちによって作業に支障が出る」、「作業中にウエストポーチに入れたスマートフォンを取り出すのが難しい」などの意見もあった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

ステムリムが急反発、再生誘導医薬の米国での特許など好感、心筋症を適応症として

■『レダセムチド』、9月4日には中国での特許登録も発表

 ステムリム<4599>(東証グロース)は9月7日、買い気配のまま急反発で始まり、取引開始後は5%高の868円(45円高)の気配値で買い先行となっている。6日15時に「再生誘導医薬『レダセムチド(HMGB1断片ペプチド)』の心筋症を適応症とした特許登録(米国)のお知らせ」を発表し、好感買いが集まっている。9月4日には『レダセムチド』の中国での特許登録も発表した。

 同社から塩野義製薬<4507>(東証プライム)に導出済みの再生誘導医薬『開発候補品レダセムチド(HMGB11)』より創製したペプチド医薬を利用した心筋症(拡張型心筋症、虚血性心筋症、及び高血圧性心筋症)に対する新規治療に係る用途特許について、米国で特許が登録されることとなった。出願は株式会社ステムリム、国立大学法人大阪大学。塩野義製薬の株価も高い。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2023年09月06日

エクスモーションは後場ストップ高で売買重ねる、電通グループとの提携が材料視され急伸

■今期最高益の見通しで、注目していた向きが買い出動の様子も

 エクスモーション<4394>(東証グロース)は9月6日、午前11時頃から急伸し、ストップ高の1055円(150円高、17%高)まで上げ、後場も断続的にストップ高で売買されて急伸相場となっている。同日午前、「ISID(株式会社電通国際情報サービス)とエクスモーションが“Over The Air 技術”の普及を見据えた自動車開発支援ソリューションの開発・提供へ」と発表しており、買い材料視されている。今11月期は各利益とも最高益の見通しで、好業績に注目して下値買いを検討していた投資家の中には、この発表を受けて買い出動に踏み切ったというケースもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:02 | 材料でみる株価

クリングルファーマはジワジワ出直る、来週「攻めのIR」(日経CNBCテレビ)に登場とし注目強まる

■脊髄損傷急性期、声帯瘢痕に関わる2件が第3相臨床試験まで進展中

 クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は9月6日、前後場ともジワジワ上げる相場となり、13時を過ぎて5%高に迫る704円(31円高)まで上げ、下値圏から出直りを強めている。レイトステージ(臨床試験後期の段階)の再生創薬バイオベンチャーで、開発パイプラインは2023年1月現在4件(うち2件が第3相臨床試験まで進展中)。5日付で、日経CNBCテレビ「〜攻めのIR〜Market Breakthrough」の9月13日(水)放送分(午前11:40〜12:10)で放送される予定と発表しており、期待の強まる雰囲気となっている。

 第3四半期決算レポートによると、第3相試験中のパイプライン2本は、脊髄損傷急性期、声帯瘢痕、に関わるもので、このうち脊髄損傷急性期のパイプラインについては、2019年9月に厚生労働省より希少疾病用医薬品指定を受けた。資本業務提携によりサプライチェーンを確立済みで、2025年9月期の上市を目指している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:21 | 材料でみる株価

レナサイエンスは後場、動意強める、医師主導治験で目標症例数の登録を達成

■開発中の『RS8001(ピリドキサミン)』、コロナのため遅れていた

 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は9月6日の後場、動意を強めて始まり、後場寄り後は3%高の558円(17円高)まで上げて約1週間ぶりに550円台を回復、上値を試す相場になっている。開発中の『RS8001(ピリドキサミン)』について、午前11時30分に「第2相医師主導治験における目標症例数登録達成」と発表し、注目が再燃した。

 発表によると、治験は精神症状を伴う月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD)に対するもので、近畿大学、東北大学、東京医科歯科大学、東京女子医科大学及びその他複数の民間医療機関と共同で行っている。新型コロナウイルス感染のため症例登録が確保できないなど課題があったが、啓発用冊子の作成、Webセミナー、ボランティアパネルの活用などを行い努力してきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:01 | 材料でみる株価

扶桑薬が高値を更新、発行株数の3.88%規模の自社株買いを好感

■PBR0.5倍台のためPBR向上に向けた取組に期待強い

 扶桑薬品工業<4538>(東証プライム)は9月6日、5%高の2214円(100円高)で始まった後伸びきれないものの、午前11時にかけても2200円前後で売買され、一気に2022年7月以来の2200円台に進み一段高となっている。発行済株式総数の3.88%(自己株式を除く)に相当する34万株規模の自社株買いが好感されている。資本効率の向上を図るとともに経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的とした。同社株はPBR(株価純資産倍率)0.5倍台のため、引き続きPBR向上に向けた取組が期待されている。

 5日夕方、東証の『ToSTNeT−3』(自己株式立会外買付取引)を経由する自社株買いを発表し、取得上限株数を発行済株式総数の3.88%(自己株式を除く)の34万株規模とし、好感されている。買付は9月6日午前8時45分に委託。6日午前10時に30万6800株を取得と発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 材料でみる株価

川崎汽船は5日続伸など海運大手が軒並み連日高値、高配当、PBR向上期待などに市況回復、円安も加わる

■今年の9月末の配当、優待の買付期限は9月27日

 9月6日午前の東京株式市場では、大手海運株が軒並み高値を更新する相場となり、午前10時30分にかけて川崎汽船<9107>(東証プライム)は3%高の5603円(147円高)まで上げて5日続伸基調となり、4日続けて2007年以来の高値を更新。商船三井<9104>(東証プライム)は朝方に4328円(36円高)まで上げて4日連続2008年以来の高値を更新。日本郵船<9101>(東証プライム)も4日続けて2022年3月以来の高値を更新している。配当利回りの高さ、PBR(株価純資産倍率)向上への期待に加え、このところは運賃市況の回復が言われ、直近は為替の一段の円安も追い風とされている。

 予想配当利回りは、川崎汽船が年6%前後、商船三井が同5%台、日本郵船は同4%前後となっている。日程的には、9月中間配当を意識した買いが増える頃合いと見られている。今年の9月末の配当、優待の権利付最終日(買付期限)は2023年9月27日(水)。運賃市況については、「中型ばら積み、用船料反発、5割高、南米産穀物、輸出増で需要」(日本経済新聞8月23日付朝刊)と伝えられ、3銘柄ともこの頃から再びジリ高傾向に転じてきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

バーチャレクスHDは3日続伸、コールセンターCRM「インスピーリ」と分析プラットフォーム「Tableau」を連携、大なデータを見やすく分析

■CTI、PBX、基幹システム、MAなど様々なデータを活用した効果的なダッシュボードを提供

 バーチャレクス・ホールディングス<6193>(東証グロース)は6日、49円高(4.62%高)の1109円まで上げて3日続伸している。同社グループのバーチャレクス・コンサルティング株式会社(本社:東京都港区)は5日、コールセンターCRM「inspirX(インスピーリ)」の最新バージョン5.7で分析プラットフォーム「Tableau(タブロー)」と連携し、バーチャレクスならではの効果的なダッシュボードをインスピーリ上で表示することが可能になったと発表。

 インスピーリの最新バージョン5.7では、Tableauとの連携により、CTIやPBX、基幹システム、MAなど様々なデータを活用したダッシュボードを、インスピーリの画面上でぐっと見やすく表示することが可能になった。また、コールセンター運営マネジメントに必要なKPIを用意するなど、バーチャレクスならではの知見を活かしたダッシュボードビューを提供する。

 集積・統合したデータを、適切にレポート化し、日々の運営状況を可視化することで、コールセンターマネジメントのクオリティ向上と効率アップに貢献するとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 材料でみる株価

アステリアが急騰し5日続伸、LayerXと業務提携、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した経理業務のデジタル化を推進

■バクラク×ASTERIA Warpがスムーズなデータ連携をノーコードで実現

 アステリア<3853>(東証プライム)は6日、51円高(6.47%高)の839円まで上げて急騰し5日続伸している。同社と株式会社LayerX(本社:東京都中央区)は5日、法人支出管理サービス「バクラク」とアステリアが提供するデータ連携ツール「ASTERIA Warp(アステリア ワープ:Warp)」において、業務提携すると発表。第1弾として、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した「バクラク電子帳簿保存」と、「ASTERIA Warp」との連携を開始する。

 連携の第一弾として、バクラクシリーズ内の電子帳簿保存法、インボイス制度に対応したクラウドストレージ製品である「バクラク電子帳簿保存」と「Warp」の連携を開始する。これによりーザー企業は自社が管理する基幹業務システム内やクラウドストレージ内に保存されている証憑類を「バクラク電子帳簿保存」にシームレスに転送保管することが可能となり、2024年1月から施行される電子帳簿保存法への対応に寄与する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 材料でみる株価

焼津水産が再び急伸、TOBの最中に旧村上ファンド系会社の保有判明と伝わり材料含みに

■8月7日から9月19日までJ−STAR社系列がTOB、1株1137円

 焼津水産(焼津水産化学工業)<2812>(東証スタンダード)は9月6日、再び一段高となり、取引開始後は15%高の1309円(167円高)まで上げて約1か月ぶりに高値を更新し、2018年3月以来の1300円台に進んでいる。「旧村上ファンド系、焼津水産株を大量保有、TOB期間中に取得」(ロイターニュース9月5日夕方)と伝えられ、注目が強まった。旧村上ファンド系の南青山不動産(東京都渋谷区)が8月29日現在で5.96%を保有していることが判明したという。

 焼津水産株には、プライベートエクイティ投資会社J−STAR株式会社(東京都千代田区)系のTOB(公開買付)目的会社が2023年8月7日から同年9月19日までTOBを実施しており、焼津水産側も賛同の意と応募の推奨を発表済み。TOB価格は1株1137円。旧村上ファンド系会社の意向が、単にTOBに乗るだけなのか、今後も買い増してTOBに対抗するのか注視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価