[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/26)トレジャー・ファクトリーが再び高値を更新、「トレファク引越」予約満杯と伝えられ注目強まる
記事一覧 (03/26)住友ファーマが後場一段と出直り強める、「既存借入金のリファイナンス」を好感
記事一覧 (03/26)フライトソリューションズが再び上値を指向、マイナンバーカードと運転免許証の一体化など始まり期待と注目強まる
記事一覧 (03/26)ヤマシタヘルスケアHDが上場来の高値を更新、九州「半導体パーク」構想に期待強まる
記事一覧 (03/26)冨士ダイスは、2026年3月期の収益回復を見込み株価上昇に期待感、高配当と低PBRも評価材料
記事一覧 (03/26)第一生命HDが高値を更新、国内長期金利の高水準など材料視、27日にかけては配当狙いの買いも
記事一覧 (03/25)タイミーは19%高の後も活況高続く、「目標株価2430円」、すきまバイト情報の競合撤退も好感の様子
記事一覧 (03/25)神鋼商事はジリ高傾向、3月末を基準日として株式3分割、新NISAを利用した投資など増える可能性
記事一覧 (03/25)巴工業が今年に入ってからの高値を更新、株式3分割と10月期末配当の増配など好感、株主優待の保有株数も緩和
記事一覧 (03/25)養命酒製造が急伸、筆頭株主・大正製薬HDが全株式を売却と開示し注目集まる、新たに湯沢(株)が筆頭株主に
記事一覧 (03/25)東京エレクトロンが再び出直りを強めて始まる、「九州半導体パーク構想」熊本県が25日にも「推進ビジョン」発表とされ期待強まる
記事一覧 (03/24)住友不動産が後場急伸、米ヘッジファンドのエリオットが株を取得と伝えられ思惑広がる
記事一覧 (03/24)バリオセキュアが急伸、光通信や楽天証券を巡るニュースを受け買い増幅、チャート妙味も強まってきたタイミングで動意拡大
記事一覧 (03/24)ジェイエスエスが底堅い、所属する玉井陸斗選手(男子高飛び込み)決勝進出、世界選手権に向け期待強まる
記事一覧 (03/24)山一電機は大きく出直る、自社株買い、前回の繰り上げ終了に続く新たな実施に期待強まる
記事一覧 (03/24)伊藤ハム米久HDが急伸、経営統合10周年の記念配当に期待高揚、普通配当とは別に年175円
記事一覧 (03/24)上場3日目のJX金属が一段高、「銅」の国際市況高や半導体関連素材など材料視
記事一覧 (03/21)サイエンスアーツが高値を更新、「耳を塞がない軟骨伝導ヘッドセット」の新製品に注目集まる
記事一覧 (03/21)三菱自動車が戻り高値に進む、台湾の鴻海精密にEV生産を受託と伝えられ注目強まる
記事一覧 (03/21)ソフトバンクGが下値圏から出直る、半導体設計のアンペア・コンピューティング社の全持分を取得、注目再燃
2025年03月26日

トレジャー・ファクトリーが再び高値を更新、「トレファク引越」予約満杯と伝えられ注目強まる

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■3月に入りテレビ番組で8回取り上げられ一段と人気化の様子

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は3月26日の後場、一段と強い相場となり、後場寄り後に1889円(57円高)まで上げて2025年に入っての高値を2日ぶりに更新している。3月初旬に発表した2月の月次売上高が全店で前年同月比19.1%増加し好調を継続し、2月決算への期待が強い上、26日は「トレファク引越」が4月末まで予約満杯と伝えられ、人気沸騰ぶりが注目されている。

 「トレファク引越」は、引っ越し当日に不要品の買い取り移送も行うため、転居者にとっては粗大ゴミ関係の手続きや作業が省けるなどで、便利さが注目されている。3月に入ってテレビ情報番組で紹介された件数は、同社が公表しただけで8件(下段)。

・3月4日:テレビ朝日「モーニングショー」引越し価格の高騰に関するニュース
・3月7日:TBSテレビ「THE TIME」粗大ごみ難民に関するニュース
・3月10:日TBSテレビ「Nスタ」新生活に関するニュース
・3月11日:フジテレビ「めざまし8」引越し価格の高騰に関するニュース
・3月17日:テレビ朝日「スーパーJチャンネル」物価高騰に関するニュース
・3月17日:日本テレビ「DayDay」新生活シーズンに関するニュース
・3月25日:TBSテレビ「ひるおび」『ひるトピ』新生活シーズンに関するニュース
・3月26日:フジテレビ「めざましテレビ」『ココ調』新生活シーズンに関するニュース

 ある番組では、「レアケースだが」として、不要品の買い取り金額が引っ越し料金を上回ったため、清算したらおカネが戻ってきた事例を報じていた。26日朝の「めざましテレビ」は4月末まで予約満杯と伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:10 | 材料でみる株価

住友ファーマが後場一段と出直り強める、「既存借入金のリファイナンス」を好感

■24年3月期決算で発生した財務制限条項抵触を解消

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は3月26日の後場、一段と強い値動きとなり、後場寄り後に746円(19円高)まで上げて出直りを強めている。午前11時30分、「シンジケートローンによる既存借入金のリファイナンス」について発表し、「2024年3月期決算で発生した財務制限条項抵触を解消する」などとし、好感されている。

 発表によると、バイオ医薬品企業マイオバント社の完全子会社化に伴うブリッジローン及び2019年12月に実施したロイバント社との戦略的提携に伴う既存借入金等の一部の借入契約総額3310億円について、ロイバント社株式売却資金980億円にて返済した上で、新たにシンジケートローン契約を締結した。このリファイナンスを実施することにより、2024年3月期決算で発生した財務制限条項抵触を解消するとともに、財務の安定化を図る。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

フライトソリューションズが再び上値を指向、マイナンバーカードと運転免許証の一体化など始まり期待と注目強まる

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■マイナカードの読み取りとキャッシュレス決済が可能な新端末の量産を開始

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は3月26日、再び上値を指向する相場となり、午前11時過ぎに6%高の295円(18円高)まで上げて出直りを強めている。25日に発表した「NEWS LETTER(ニュースレター)」の中で、「マイナンバーカードの読み取りとキャッシュレス決済が可能なIncredist Premium lll(インクレディスト・プレミアム・スリー)の量産を本日より開始した」と発表。3月24日に運用が開始されたマイナンバーカードと運転免許証の一体化はじめとするマイナンバーカードの社会実装の本格化に向け、同社の技術と決済端末などが注目されている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:43 | 材料でみる株価

ヤマシタヘルスケアHDが上場来の高値を更新、九州「半導体パーク」構想に期待強まる

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■九州経済拡大とともに事業への追い風を期待

 ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は3月26日、再び一段高となり、午前10時20分にかけて3090円(121円高)まで上げ、約2週間ぶりに上場来の高値を更新している。九州地区を地盤とする医療機器商社で、「九州『半導体パーク』構想具体化へ、熊本・北九州が先行−シリコンアイランド」(日経電子版3月25日)などと九州地区の経済拡大が伝えられ、事業に追い風の期待が強まっている。熊本県は25日、「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」を発表したと伝えられた。

 今期・2025年5月期の連結業績見通しは増収減益を見込み、売上高は前期比9.4%増の673億円、営業利益は同20.2%減の7.7億円、、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.2%減の5.1億円を見込む(第2四半期決算を発表した25年1月14日時点)。現在推進中の中期計画を遂行し、最終年度となる27年5月期の経営目標(売上高730億円、営業利益9.5億円、経常利益い10億円など)をめざす。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 材料でみる株価

冨士ダイスは、2026年3月期の収益回復を見込み株価上昇に期待感、高配当と低PBRも評価材料

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は超硬合金製耐摩耗工具(工具・金型)のトップメーカーで、成長戦略として経営基盤強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱炭素・循環型社会への貢献、新事業確立に取り組んでいる。25年3月期は需要回復が緩やかな見込みであり、原材料費高騰や人的資本投資拡充なども影響して減益予想としているが、26年3月期の収益回復を期待したい。株価は下値を切り上げて戻り高値圏だ。高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:45 | 材料でみる株価

第一生命HDが高値を更新、国内長期金利の高水準など材料視、27日にかけては配当狙いの買いも

■不動産関連事業で丸紅グループと連携、新展開に期待する動きも

 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は3月26日、一段高で始り、取引開始後は4722円(72円高)をつけて約1か月ぶりに2025年の高値を更新している。債券市場で国内長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが1.575%(前日比変わらず)で始まり、引き続き2008年以来約17年ぶりの高水準となり、資産運用環境の好転などへの期待が続いている。また、今年の3月期末配当を確保する買付期限(権利付最終日)は3月27日とあって、配当を意識した買いも旺盛の様子だ。

 また、2025年7月1日を効力発生予定日として、丸紅<8002>(東証プライム)との間で両社グループの不動産関連事業の連携を強め、丸紅都市開発を両社が50%ずつ出資する中間持株会社とする計画を2月に発表しており、不動産関連事業の新展開に期待する動きもある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価
2025年03月25日

タイミーは19%高の後も活況高続く、「目標株価2430円」、すきまバイト情報の競合撤退も好感の様子

■リクルートがスポットワークサービスの開発中止、競争激化がひとまず収まる

 タイミー<215A>(東証グロース)は3月25日、19%高の1820円(295円高)まで上げた後も1800円前後で売買され、急伸商状で大きく出直っている。SBI証券が目標株価を2430円として新規に投資判断を開始したと伝えられているほか、リクルートHD(リクルートホールディングス)<6098>(東証プライム)のリクルートが24日付で「スポットワークサービス『タウンワークスキマ(仮称)』開発中止のお知らせ」(株式会社リクルートのホームページより)を発表しており、すきまバイト情報の競争激化がひとまず収まることを好感する様子もある。

 リクルートの発表リリースによると、開発中止は、リクルートグループにおける人材関連事業全体の戦略を改めて検討していく中で、開発優先順位の観点から決定した。24年5月の発表では「2024年秋に提供開始」の計画としていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 材料でみる株価

神鋼商事はジリ高傾向、3月末を基準日として株式3分割、新NISAを利用した投資など増える可能性

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■3月期末の配当・優待や分割を確保する買付期限(権利付最終日)は27日

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は3月25日、6200円(40円高)まで上げた後も堅調に売買され、ここ1週間ほど日々の下値をセリ上げながらの相場となっている。2月初に、2025年3月31日(月曜日)最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、3株の割合をもって分割すると発表済み。3月期末基準の配当や優待、分割を得るための買付期限(権利付最終日)は、25年は3月27日(木)のため、買いが厚くなってきたと見られている。

 投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様により投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大及び当社株式の流動性の向上を図ることを目的として行うとした。直近の株価での最低投資金額(1単元:100株)は62万円になるが、株式3分割後は3分の1になるため、新NISA(少額投資非課税制度)を利用した投資など、新たな投資家層の流入が活発化する可能性がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

巴工業が今年に入ってからの高値を更新、株式3分割と10月期末配当の増配など好感、株主優待の保有株数も緩和

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■4月30日を基準日として分割、新NISA利用の投資など活発化も

 巴工業<6309>(東証プライム)は3月25日、再び一段高となり、6%高の4355円(235円高)まで上げて約2週間ぶりに2025年に入ってからの高値を更新し、約6カ月ぶりの4300円台に進んでいる。24日の夕方、株式3分割と10月期末配当の増配、株主優待の保有株数緩和を発表し、好感買いが先行している。より投資しやすい環境を整え、同社株式の流動性を高めるとともに、投資家層のさらなる拡大を図る。

 株式3分割は、25年4月30日を基準日として実施するとした。直近の株価では最低投資金額が約44万円(1単元100株)だが、分割後は3分の1になるため、新NISA(少額投資非課税制度)を利用した投資など、新たな投資家層の流入が活発化する可能性がある。

 また、25年10月期の期末配当予想は1株当たり25円にするとした。株式分割後の株式数が基準となるため、株式分割前に換算した10月期末配当は75円となり、分割前に開示した前回予想の73円より2円の増配となる。

 また、今回の株式分割を機に、株主優待(保有株式数に応じてワインを贈呈)の保有株式数の条件を見直し、現行の「100株以上」を「200株以上」に改定するとした。株式分割は1株につき3株の割合で分割するため、既存の株主からみると優待対象は300株以上を保有する株主からになるが、これを「200株以上」とし、実質的な条件を緩和する。ただ、保有期間の条件(継続して1年以上保有)は継続する。25年10月31日現在の株主を対象とする優待から適用する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:37 | 材料でみる株価

養命酒製造が急伸、筆頭株主・大正製薬HDが全株式を売却と開示し注目集まる、新たに湯沢(株)が筆頭株主に

■異動年月日は2025年3月21日、新たな提携先などに期待

 養命酒製造<2540>(東証プライム)は3月25日、電柱が立ったような急伸相場となり、9%高の2881円(234円高)まで上げた後も2800円前後で売買活発となっている。24日の夕方、筆頭株主の交代などを発表。筆頭株主の大正製薬ホールディングス(HD)がその所有する全ての当社普通株式について、投資事業などを行う湯沢株式会社(東京都渋谷区)に譲渡したとし、注目が集まった。異動年月日は2025年3月21日。新たに湯沢株式会社が議決権所有割合23.73%を保有する筆頭株主になったとした。

 発表によると、この筆頭株主交代にともない、養命酒製造と大正製薬HDとの間で2005年7月に締結した資本・業務提携は25年3月21日付で終了した。新たな提携先などに期待と注目が集まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15 | 材料でみる株価

東京エレクトロンが再び出直りを強めて始まる、「九州半導体パーク構想」熊本県が25日にも「推進ビジョン」発表とされ期待強まる

■米半導体株高も好感、半導体関連株は軒並み高く始まる

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は3月25日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後は3%高の2万2900円(710円高)まで上げ、約1か月ぶりに2万3000円台を回復している。「九州『半導体パーク』構想具体化へ、熊本・北九州が先行−シリコンアイランド」(日経電子版3月25日朝)と伝えられており、需要増加への期待が強まった。また、米国24日のNY株式市場で半導体関連株が一斉高となったことも買い安心感につながっている。

 報道によると、熊本県では三井不動産<8801>(東証プライム)が検討を進め、「半導体関連の企業や研究機関を集積し、台湾のように産業をけん引する一大拠点とする『サイエンスパーク』構想の具体化に向けた動きが出始めた」「25日にも県としてめざす姿をまとめた『推進ビジョン』を発表する見通しだ」という。「北九州市も意欲を示す」と伝えられた。半導体関連株は軒並み高く始まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価
2025年03月24日

住友不動産が後場急伸、米ヘッジファンドのエリオットが株を取得と伝えられ思惑広がる

■株主還元の強化などで協議しているもようとされ期待強まる

 住友不動産<8830>(東証プライム)は3月24日の後場、13時過ぎから急動意となり、一時16%高の6358円(891円)まで急伸。14時半を過ぎても10%高の5990円(523円高)前後で強い値動きを続けている。13時頃、「アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンド運営会社、エリオット・インベストメント・マネジメントが、国内不動産大手の住友不動産株を取得したことが分かった」(ブルームバーグニュース3月24日13:05)と伝えられ、買い材料視された。

 報道によると、「保有規模は明らかになっていない」ものの、「エリオットは住友不動産と、株主価値の向上策について協議している」「自社株買いのほか、保有不動産や政策保有株式の売却など、エリオットの日本での他の投資先と同様、株主還元の強化に焦点を当てたものになる可能性が高い」という。また、前週末には、「住友不動産株が買われる3つの理由、三菱地所と逆転間近」(日経電子版3月21日夕方)と伝えられ、連結純利益ではすでに逆転現象が起きている、などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:56 | 材料でみる株価

バリオセキュアが急伸、光通信や楽天証券を巡るニュースを受け買い増幅、チャート妙味も強まってきたタイミングで動意拡大

■「三角持ち合い」から二段上げ相場に移行、さらに三段上げもイメージ

 バリオセキュア<4494>(東証スタンダード)は3月24日、急伸一段高となり、午前9時半前にストップ高の750円(100円高、15%高)まで上げた後もストップ高で売買され、一気に2024年8月以来の750円に進んでいる。「5%ルール」報告で光通信<9435>(東証プライム)による5.34%取得が明らかになったと伝えられ、思惑材料視されている。また、「楽天証券で不正アクセス被害続出、勝手に株取引『損失200万円超』」(テレ朝ニュース3月22日)などと伝えられ、連想買いが波及したとの見方も出ている。

 このところの値動きを見ると、3月13日に「NTTコミュニケーションズ株式会社の『セキュリティYOROZU相談』にサービス提供・パートナーシップを開始」との発表が買い材料視されてストップ高(100円高の695円、17%高)と急伸し、その後は直近まで一進一退を続けながら「三角持ち合い」「ペナントフラッグ(三角旗)」を形成してきた。この形の持ち合い・もみあい相場は、値動きが収れんしてくると上下どちらかに大きく動意づくとされるため、この三角形が形成されてきたところに光通信や楽天証券を巡るニュースが現れ、買いが増幅したとの見方も出ている。結果的には二段上げ相場に移行した形になったため、中期的には「三段上げ」の相場に発展する相場をイメージして注目する向きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:32 | 材料でみる株価

ジェイエスエスが底堅い、所属する玉井陸斗選手(男子高飛び込み)決勝進出、世界選手権に向け期待強まる

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■スイミングスクールの大手、2月には名証にも上場し株主層の拡大を推進

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は3月24日、午前11時を過ぎて435円(3円安)前後で売買され、3月以降、ジリ高傾向の中で底堅い相場となっている。スイミングスクールの大手で、「JSS宝塚」に所属する男子高飛び込みの玉井陸斗選手(須磨学園高校)が2025年世界選手権(シンガポール)の選考会を兼ねる「翼ジャパンダイビングカップ」(東京アクアティクスセンター)で3月23日に1位となって決勝に進出し、同社の知名度アップに直結するとして注目されている。

 企業業績という点では、3月13日に2025年3月期・通期業績予想の下方修正を発表したが、株価は底堅いまま直近になって下方修正を発表する前の値段を上回ってきた。2月下旬には名古屋証券取引所にも株式を上場し、株主層の拡大を積極推進しており、M&Aを含めた全国展開も注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 材料でみる株価

山一電機は大きく出直る、自社株買い、前回の繰り上げ終了に続く新たな実施に期待強まる

■前回は2月から7月までの予定を3月中旬に完了、上限まで取得

 山一電機<6941>(東証プライム)は3月24日、大きく出直る相場となり、取引開始後に10%高の2325円(218円高)まで上げ、約7週間ぶりに2300円台を回復している。前取引日・21日の夕刻に発行済株式総数(自己株式を除く)の6%超に相当する125万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表。前回実施した自社株買いの繰り上げ終了を3月13日に発表したばかりのため、矢継ぎ早の自社株買いになった。前回は上限いっぱい取得したため、今回についても注目度は高いようだ。

 21日に発表した自社株買いは、上限株数125万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合:6.36%)、取得総額25億円(上限)、取得期間は25年3月24日から同年5月31日までの予定。前回実施した自社株買いは、25年2月6日から同年7月31日までの予定で行い、3月12日時点で上限株数いっぱいの45万株を取得したため終了すると13日に発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価

伊藤ハム米久HDが急伸、経営統合10周年の記念配当に期待高揚、普通配当とは別に年175円

■26年3月期に実施、普通配とは別に第1・第3四半期末に行う予定

 伊藤ハム米久HD(伊藤ハム米久ホールディングス)<2296>(東証プライム)は3月24日、急伸相場となり、買い気配で始まった後8%高の4205円(320円高)で始値をつけ、一気に2024年8月以来の4200円台に進んでいる。前取引日・21日の15時30分に「経営統合10周年記念配当に関するお知らせ」を発表し、普通配当とは別に総額約100億円となる1株当たり175円の配当を行うとし、期待が高揚している。2026年3月期に実施するとした。

 同社は、2016年4月1日に伊藤ハム株式会社及び米久株式会社の経営統合により設立された。26年3月期に経営統合10周年を迎える。これを記念し、利益還元の機会を充実させる目的で、26年3月期に総額約100億円となる1株当たり175円(内、第1四半期末に85円:基準日は25年6月30日、第3四半期末に90円:基準日は25年12月31日)の記念配当を実施するとした。これとは別に、26年3月期の普通配当(第2四半期末、第4四半期末を基準日として実施中)の予想については「25年5月の取締役会で決議し公表する予定」とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価

上場3日目のJX金属が一段高、「銅」の国際市況高や半導体関連素材など材料視

■LMEの「銅」5カ月半ぶり1万ドル台と伝えられ「含み益」などに期待強まる

 JX金属<5016>(東証プライム)は3月24日、一段高で始まり、取引開始後は9%高に迫る1040円(82円高)まで上げ、上場来の高値を連日更新している。3月19日に新規上場。公開価格は820円、初値は843円で、「発射台」が低かったため上値を追いやすいとの見方もあるが、銅製錬の大手のため、LME(ロンドン金属取引所)で「銅価格、1万ドル台回復、5カ月半ぶり」(日本経済新聞3月22日付朝刊)と伝えられたことや、データセンター向けデバイスの先端素材への期待などが買い材料視されているようだ。

 銅の国際市況高は「含み益」の拡大につながると見られる上、製品価格への効果もある。また、半導体関連分野では、次世代の収益基盤構築に向けて、データセンター等で使用される受発光素子の素材となるInP(インジウムリン)、半導体製造プロセスに用いられるリソグラフィー・フォトマスク用材料などの分野で事業拡大を図っている。

 2025年3月期の連結業績予想(会社発表)は、売上高を7000億円(前期比53.7%減)と見込み、営業利益は957億円(同11.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は543億円(同47.1%減)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2025年03月21日

サイエンスアーツが高値を更新、「耳を塞がない軟骨伝導ヘッドセット」の新製品に注目集まる

■「外の音」を聞き逃さず、介護・医療・小売業界向けに設計

 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は3月21日の後場、一段と強含んで11%高の759円(73円高)まで上げ、3日続伸基調となって約3週間ぶりに昨年来の高値を更新している。18日付で、耳を塞がない軟骨伝導ヘッドセット「Buddycom Open(バディコムオープン)」を2025年3月18日に販売開始と発表し、買い材料視されている。

 発表によると、耳を塞がない軟骨伝導ヘッドセット「Buddycom Open(バディコムオープン)」は、株式会社オーディオテクニカ(東京都町田市)との共同開発になり、介護・医療・小売業界向けに設計された。従来のインカムイヤホンのように耳を塞がないため、入居者の声やナースコール、緊急アナウンスを聞き逃さずに、スタッフ間のコミュニケーションをスムーズにすることを可能にした。「快適な装着感×優れた音質×簡単な操作性」を実現した。ボタン一つで直感的に操作できるため、機械操作が苦手な人でも簡単に使えるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28 | 材料でみる株価

三菱自動車が戻り高値に進む、台湾の鴻海精密にEV生産を受託と伝えられ注目強まる

■鴻海のEV責任者が日産自の元幹部とされ3社の関連にも注目集まる

 三菱自動車工業<7211>(東証プライム)は3月21日、再び出直って始まり、取引開始後は5%に迫る464.8円(20.4円高)まで上げ、戻り高値を更新している。「台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業が三菱自動車から電気自動車(EV)を受託生産する方向で同社と調整していることが20日、分かった」(日本経済新聞3月21日付朝刊)などと鴻海精密との連携が伝えられ、注目が強まっている。

 鴻海精密は米アップルのスマートフォンの受託生産や先端半導体の受託生産などで知られるが、「日産自動車の元経営幹部がEV事業の責任者を務めている」(NHKニュースWEB3月21日午前5時20分)とされた。一時は、日産自<7201>(東証プライム)ホンダ<7267>(東証プライム)の経営統合に三菱自が加わるとの観測が出たが、日産自とホンダの経営統合はもの別れになっており、日産自と三菱自・鴻海精密との関係が注目を集めるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 材料でみる株価

ソフトバンクGが下値圏から出直る、半導体設計のアンペア・コンピューティング社の全持分を取得、注目再燃

■戦略連携、傘下の半導体設計アーム社を補完する形で専門知識を統合

 ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は3月21日、反発基調で始まり、取引開始後は8001円(194円高)まで上げ、下値圏から出直っている。20日午前、子会社を通じてAIコンピューティングに特化した半導体設計企業Ampere Computing Holdings LLC(アンペア・コンピューティング社)の全持分を総額65億米ドル(約9730億円))で取得すると発表、注目が再燃している。

 アンペア・コンピューティング社及び同社の特定の持分保有者と2025年3月19日(米国時間)付で合意に至った。同社は、次世代クラウドコンピューティングやAIワークロード向けに特化した高性能かつエネルギー効率に優れたプロセッサを設計する半導体企業。この株式取得にともなう戦略的な連携により、Arm Holdings plc(アーム社)の設計力を補完する形で、ARMベースのチップの開発及びテープアウトで実績を持つアンペア・コンピューティング社の専門知識を統合することが可能になる。ひいてはソフトバンクGのNAV(Net Asset Value:保有株式価値−調整後純有利子負債で算出)の長期的な拡大につながっていくものと期待しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価