[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/21)TORICOはストップ高、幻冬舎と提携、株式5分割相場に新事業への期待が重なる
記事一覧 (08/21)旭化成は一段高、「目標株価」の引き上げ相次ぎ2022年以来の高値を連日更新
記事一覧 (08/21)タカラバイオが戻り高値を更新、米投資ファンドが「大きな価値」と伝えられ注目強まる
記事一覧 (08/20)スギHDは後場もジリ高、北関東地盤のセキ薬品の株式を取得、競争優位性を一層高める期待
記事一覧 (08/20)CREALは後場もジリ高で高値更新、「不特法3、4号」に基づく最初のクラウドファンディング満額完了、注目強まる
記事一覧 (08/20)環境フレンドリーHDが再び急伸、材料株妙味強く株価2ケタの強さも発揮
記事一覧 (08/20)ユナイテッドアローズが決算発表後の下げを奪回、全38ブランドの秋の特設サイト公開、反響に期待強まる
記事一覧 (08/20)サイゼリヤは年初来の高値に進む、マレーシアでも店舗を展開、期待強まる
記事一覧 (08/20)山崎製パンが再び高値更新、新米高騰を受け再びパン食の増加などに期待、目標株価などもアト押し
記事一覧 (08/19)フマキラーが高値を更新、「マダニ感染症」過去最多と伝えられ連想買い、アース製薬なども高い
記事一覧 (08/19)Speeeは後場一段と出直る、「AX」と「ステーブルコイン」など材料視、決算発表後の急落ほぼ奪回
記事一覧 (08/19)リベルタが後場ストップ高、冷感ウェアブランド「フリーズテック」拡大など「半期報告書」で再評価
記事一覧 (08/19)オープンハウスグループが高値を更新、米カンザスシティで住宅開発、決算発表後の下げを奪回
記事一覧 (08/19)関東電化が急激に出直る、投資ファンドが保有目的を変更と伝えられ憶測含みに
記事一覧 (08/19)あすか製薬HDが大きく出直る、「過敏性腸症候群」治療用アプリに期待強まる
記事一覧 (08/18)スズキの出直り強い、新型「ジムニー」計画を大きく超える注文で一時注文停止とされ注目続く
記事一覧 (08/18)井関農機が高値を更新、休耕田を再開する動き帰省先で活発とされコメ増産への期待再燃
記事一覧 (08/18)ソフトバンクグループは最高値のあと売買交錯、子会社PayPayの米国上場を好感するが直近まで9連騰とあって利食いも
記事一覧 (08/15)バーチャレクスHDは9月末から株主優待を開始、業績回復もありなど歓迎され連日急伸
記事一覧 (08/15)アミューズが急伸、「サザンオールスターズや星野源など好調」で通期の業績予想を5割から7割増額修正、注目集中
2025年08月21日

TORICOはストップ高、幻冬舎と提携、株式5分割相場に新事業への期待が重なる

■株式5分割の基準日は8月末日、買付期限は8月27日

 TORICO<7138>(東証グロース)は8月21日、再び急伸相場となり、何度もストップ高の1634円(300円高、22%高)で売買されながら一段と出直っている。ネット書店「漫画全巻ドットコム」「まんが王」などを運営し、20日に暗号資産やブロックチェーンなどでの新規事業創出に向け、幻冬舎との業務提携を発表。8月中旬には8月末時点の株主の保有する普通株式を対象とする株式5分割(1株につき5株の割合で株式分割)と創業20周年の記念特別株主優待(9月末、6月末基準)を発表済みのため、分割狙いの相場に新事業への期待が重なる展開になっている。

 株式5分割は8月31日を基準日とするため、分割を確保するための買付期限(権利付最終日)は8月27日(水)になる。幻冬舎との業務提携では、暗号資産やブロックチェーンなどのWeb3領域での新規事業の創出を図る。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:07 | 材料でみる株価

旭化成は一段高、「目標株価」の引き上げ相次ぎ2022年以来の高値を連日更新

■直近は5日続伸、みずほ証券など1450円に見直したと伝えられ上値追う

 旭化成<3407>(東証プライム)は8月21日、一段高となり、午前10時過ぎには1199.0円(35円高)まで上げて2022年以来の高値を連日更新している。5日続伸基調。中旬以降、みずほ証券、モルガン・スタンレーMUFG証券が相次いで同社株の目標株価の引き上げを発表し、買い安心感がある中で、足元は同社が業績予想の前提の一つとしている国産ナフサ価格の安定化も注目材料とされているようだ。

 みずほ証券は同社株の目標株価を50円引き上げて1450円に見直したと8月14日に伝えられ、モルガンスタンレーMUFG証券は150円引き上げて1450円に見直したと8月19日に伝えられた。旭化成は7月31日に第2四半期累計(2025年4〜9月、中間期)の連結業績予想の増額修正を発表し、ヘルスケア領域における販売数量増加やマテリアル領域の固定費削減などにより、営業利益は前回予想を10.5%上回る見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:33 | 材料でみる株価

タカラバイオが戻り高値を更新、米投資ファンドが「大きな価値」と伝えられ注目強まる

■米投資ファンドのバリューアクト宝HDに投資、グループ企業にも注目

 タカラバイオ<4974>(東証プライム)は8月21日、上値を追って始まり、取引開始後は12%高の997円(104円高)まで上げて約3週間ぶりに戻り高値を更新している。「大量保有報告」で親会社・宝HD(宝ホールディングス)<2531>(東証プライム)の株式を米投資ファンドのバリューアクトと共同保有者が計9.84%保有したと伝えられ、関連報道で傘下のタカラバイオなどにも大きな価値を見いだしていると伝えられ、注目が強まった。宝HDの株価も18%高と急伸している。

 「米バリューアクトの共同最高経営責任者(CEO)であるロブ・ヘイル氏は(中略)傘下のタカラバイオ(4974)、バーボンウイスキー「ブラントン」、豊富なスコッチウイスキーの熟成在庫を持つトマーチン蒸留所の所有持ち分に対しても大きな価値を見いだしているとコメントした」(日経電子版8月20日夜)と伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27 | 材料でみる株価
2025年08月20日

スギHDは後場もジリ高、北関東地盤のセキ薬品の株式を取得、競争優位性を一層高める期待

■5年後を目途に51.0%を保有し連結子会社とする見込み

 スギHD(スギホールディングス)<7649>(東証プライム)は8月20日の後場、一段と強含む相場になり、13時40分にかけて3925円(118円高)まで上げ、全体相場の一段安(日経平均は800円安)などに逆行高となっている。19日の夕方、株式会社セキ薬品(埼玉県宮代町)の株式取得(持分法適用会社化)について発表し、「ドラッグストア業界における競争優位性を一層高める」(発表資料より)ことなどに期待が強まっている。

 発表によると、スギHDは株式譲渡実行日を2025年9月30日(予定)として、セキ薬品の株式を合計5万3459株(持株比率49.0%)取得する。さらに、5年後を目途に、セキ薬品の株主とセキ薬品の株式を追加取得することに合意しており、この追加取得が実行されれば、スギHDの持株比率は51.0%となり、セキ薬品はスギHDの連結子会社となる見込み。

 スギHDグループは、関東・中部・関西・北陸信州エリアに2100店舗以上を展開し、関東エリアでは588店舗(25年6月末)を展開している。一方、セキ薬品は、埼玉県を中心に、北関東エリア等にドラッグストア及び調剤薬局を合計300店舗以上展開し、ドミナント展開に注力することで、優位な立地の店舗網、顧客ニーズを把握した高い接客力、地域に根差した高いブランド力を有している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:57 | 材料でみる株価

CREALは後場もジリ高で高値更新、「不特法3、4号」に基づく最初のクラウドファンディング満額完了、注目強まる

■第1号は住宅型有料老人ホームを投資対象とするファンド

 CREAL(クリアル)<2998>(東証グロース)は8月20日、前後場とも一段ジリ高傾向となり、14時にかけて10%高の6570円(590円高)まで上げて約3か月ぶりに年初来の高値を更新している。不動産に1万円から投資できるクラウドファンディング商品を組成・提供し、同日午前「不特法3号4号による第一号案件、満額申込にて受付終了」と発表し、注目されている。

 発表によると、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL(クリアル)」で8月19日(火)20時より募集した、千葉県我孫子に所在する住宅型有料老人ホームを投資対象とするファンド(本ファンド)への投資申込を、満額申込のため受付終了した。同社は、6月26日付で不動産特定共同事業法(以下「不特法」)第2条第4項第3号及び第4号(電子取引業務含む)に掲げる業務について、金融庁長官及び国土交通大臣から許可を受けた。本ファンドは、これに基づく同社第一号案件だった。今後も不特法3号4号を活用したファンドを組成・運営することで、投資家の安全性と収益性のさらなる向上させ、より一層信頼いただけるサービスを目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:06 | 材料でみる株価

環境フレンドリーHDが再び急伸、材料株妙味強く株価2ケタの強さも発揮

■全体相場が大幅安の中、金額的なリスクを抑えた投資が可能で注目集まる

 環境フレンドリーHD(環境フレンドリーホールディングス)<3777>(東証グロース)は8月20日、再び急伸相場となり、23%高の85円(16円高)まで上げて約5週間ぶりに昨年来の高値を更新している。6月中旬に大株主の異動を発表したあたりから動意を強め、7月には新たな事業(グリーンコイン・マイニング事業、ペロブスカイト太陽電池事業)の開始を発表。材料株妙味が強く、株価が2ケタのため全体相場が大幅に下げている中で金額的なリスクを抑えた投資ができるため注目が再燃したとみられている。

 新たな事業のうち、グリーンコイン・マイニング事業は、太陽光発電所の電力を電力会社に接続する「系統連系」完了まで2〜3年程度の待機期間があり、この期間を活用する方法として、太陽光発電所に電力貯蔵システムを併設し、暗号資産のマイニングを行う新たな収益モデルの構築を行う。また、同じく
「ペロブスカイト太陽電池事業」は、第三世代ペロブスカイト太陽電池のショールーム兼販売拠点を東京都内に新設し、ペロブスカイト太陽電池を日本国内で製造するための工場新設も計画する。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 材料でみる株価

ユナイテッドアローズが決算発表後の下げを奪回、全38ブランドの秋の特設サイト公開、反響に期待強まる

■ウィメンズ24ブランド、メンズ14ブランド今季のシーズンテーマなど掲載

 ユナイテッドアローズ<7606>(東証プライム)は8月20日、大きく出直る相場となり、6%高の2276円(128円高)まで上げ、第1四半期決算発表(8月7日)後の下げを奪回している。20日午前、「全38ブランドが集結する『2025 AUTUMN COLLECTION』特設サイト公開」(〜シーズンテーマとLOOK BOOKで今季のスタイルを一挙紹介〜)と発表し、この秋のシーズン商戦に期待が高まった。

 発表によると、特設サイトではウィメンズ24ブランド、メンズ14ブランドのシーズンテーマなどを掲載し、今季の主力アイテムや限定コラボレーションアイテム約900点も紹介しているとした。8月4日に開示した7月の月次動向「月次売上概況(速報)」は好調で、全社売上高は前年同月比10.4%増加し、小売+ネット通販既存店売上高は同5.6%増加した。温上昇とともにシャツ、カットソー、サンダルなどの夏物アイテムが好調だったのに加え、ジャケット、パンツなどのキレイ目アイテムの高いニーズも継続。価格帯の高い重衣料の動きが強いことや、定価販売の伸びが強いことにより、既存店客単価も前年の105.6%と高い水準となっているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 材料でみる株価

サイゼリヤは年初来の高値に進む、マレーシアでも店舗を展開、期待強まる

■海外では中国、シンガポールなど615店舗を展開中、国内は1051店舗

 サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は8月20日、一段高で始まり、取引開始後は5640円(100円高)まで上げて約8か月ぶりに年初来の高値を更新している。19日付でマレーシアに100%子会社を設立することを同日決定したと発表し、海外展開の拡大に期待が強まっている。

 同社の店舗数は1666店舖(国内1051店舗、海外615店舗、2025年5月第3四半期末現在)。海外店は中国、ベトナム、シンガポールなどに展開し、ほかにオーストラリアで食肉関連事業を行っている。ベトナムは25年5月に1号店を出店した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 材料でみる株価

山崎製パンが再び高値更新、新米高騰を受け再びパン食の増加などに期待、目標株価などもアト押し

■コメ高騰を受け米穀卸株とともに山崎パンなどに注目する動きも活発

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は8月20日、再び上値を追う相場となり、取引開始後は5%高の3587.0円(170.0円高)まで上げ、約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。今年の新米の店頭価格高騰が言われる中でパン食の増加などに期待が強まっている。前週末には、みずほ証券が同社株の目標株価を700円引き上げて4200円に見直したと伝えられたこともあり、日経平均が400円安と反落する中でも買い安心感があるようだ。

 コメ価格を巡っては、直近も「新米高騰で備蓄米の販売継続、農水省、来月以降も容認」(日経電子版8月20日朝)などと伝えられており、出回り始めた新米の価格次第では再びコメ離れの懸念が出ている。もっとも、消費者の中には、おコメだけはいいものを、といった趣向も少なくないため、コメ価格を株価材料にする場合、コメ高騰を素直に買う投資家は木徳神糧<2700>(東証スタンダード)などに注目し、コメ離れを懸念する向きは山崎パンなどに注目する様子があるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 材料でみる株価
2025年08月19日

フマキラーが高値を更新、「マダニ感染症」過去最多と伝えられ連想買い、アース製薬なども高い

■「SFTS」発熱や嘔吐、下痢、意識障害などで致死率は10〜30%と

 フマキラー<4998>(東証スタンダード)は8月19日の後場、一段と強い値動きになり、1194円(27円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。「マダニ媒介『SFTS』が過去最多、全国の感染者135人に、致死率3割ほどで注意必要」(テレ朝NEWS8月19日午前10:59)などとマダニ感染の疾病に関する報道が伝えられ、連想買いが波及したと見られている。アース製薬<4985>(東証プライム)エステー<4951>(東証プライム)も高い。

 マダニについては、「マダニ感染症、過去最多、今年累計135人、厚労省対策呼びかけ、死者10人以上」(産経新聞のニュースサイト8月19日昼)と相次いで伝えられた。これら報道によると、「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」は、ウイルスを持つマダニにかまれて起きる感染症の一つ。6〜14日の潜伏期間の後、発熱や嘔吐、下痢、意識障害などを発症し、致死率は10〜30%とされる。予防できるワクチンはないが、抗ウイルス薬では免疫生物研究所<4570>(東証グロース)が関連銘柄との見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26 | 材料でみる株価

Speeeは後場一段と出直る、「AX」と「ステーブルコイン」など材料視、決算発表後の急落ほぼ奪回

■金融DX事業でステーブルコインを用いた国際送金ソリューションなど展開

 Speee<4499>(東証スタンダード)は8月19日の後場、一段と強含んで出直りを強め、13時過ぎには9%高の2597円(215円高)まで上げ、四半期決算発表後の下げをほぼ奪回している。19日付で「リフォーム・不動産DX領域においてAI時代の新コンセプト『産業AX(AIトランスフォーメーション)』を策定し、住まいの情報インフラを革新する10の挑戦を始動」と発表し、期待が強まっている。

 また、金融DX事業では、「ステーブルコインを用いた国際送金ソリューションと、クロスチェーンブリッジという2つの事業をグローバル規模で展開」(同社ホームページ)としており、18日に「円建てステーブルコイン、国内初承認へ」(日本経済新聞8月18日付朝刊)と伝えられrたことを受け、金融庁のステーブルコインを巡る政策が追い風になる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27 | 材料でみる株価

リベルタが後場ストップ高、冷感ウェアブランド「フリーズテック」拡大など「半期報告書」で再評価

■「半期報告書」を開示、中間決算発表後の急落を3分の2奪回

 リベルタ<4935>(東証スタンダード)は8月19日、波状的な急伸相場となり、後場寄り後に一段と上げてストップ高(500円高の2645円、23%高)に達し、8月8日に中間決算を発表した後の急落を約3分の2奪回している。コスメ、機能性日用品などの企画開発などを行い、18日に「半期報告書」(2025年1〜6月)を同社ホームページに開示。全体的な業績(連結決算)はさて置き、ヒット商品が少なくないとして注目し直す動きが出ている様子だ。

 同半期報告書には、機能衣料の中で、冷感ウェアブランド「フリーズテック」が「25年6月の労働安全衛生規則の改正により、企業における熱中症対策が法的義務となったことを受け、BtoB販路への展開が大幅に増加したほか、スポーツ量販店と新規ゴルフ流通での販売好調に加え、ワーク流通では昨年テスト販売が好調だったホームセンターでの取扱店舗数が引き続き拡大を果した」などとある。また、コスメでは、フットケアブランドの「ベビーフット」が、国内販路では新企画品の店舗導入が順調に進み、北米を中心に海外販路における販売も好調に推移したとし、新感覚の暑さ対策ブランドの「クーリスト」は、コンビニエンスストアへの販路拡大と、SNSプロモーションの実施により販売が好調に推移、などとある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 材料でみる株価

オープンハウスグループが高値を更新、米カンザスシティで住宅開発、決算発表後の下げを奪回

■タウンハウスなど総戸数214戸にクラブハウスなどの共用施設を併設

 オープンハウスグループ<3288>(東証プライム)は8月19日、一段と出直って午前11時過ぎに7507円(354円高)まで上げ、四半期決算発表後の下げを奪回して高値を更新している。18日付で「米国カンザスシティ近郊における賃貸用住宅(BTR)コミュニティの開発を開始」と発表し、期待材料視されている。

 発表によると、米国のグループ会社Open House Realty&Investments,Inc.を通じて、米国カンザス州オレイサ市において賃貸用住宅(BTR: Build to Rent)コミュニティの開発を開始した。顕著な賃料上昇を続けるカンザスシティ都市圏での第1号案件になる。物件は木造枠組壁工法1階または2階建て戸建、及び2階建てタウンハウス総戸数214戸のほか各種アメニティ(フィットネスセンター及びコワーキングスペース等)を備えたクラブハウスやプールほかドッグランなど共用施設を併設予定。2025年7月に着工し、竣工は28年を予定しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:25 | 材料でみる株価

関東電化が急激に出直る、投資ファンドが保有目的を変更と伝えられ憶測含みに

■「純投資」から「助言、重要提案」に切り替えたとされ推移見守る

 関東電化工業<4047>(東証プライム)は8月19日、急激に出直る相場となり、11%高の923円(95円高)まで上げた後も強い値動きとなっている。発行株式の19%超を保有する投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネジメントが18日付で保有目的の変更を届け出、それまでの「純投資」から「状況に応じた助言、重要提案」に切り替えたと伝えられており、憶測含みになった。

 エフィッシモ・キャピタル・マネジメントはシンガポールに拠点を置く投資ファンド運用会社で、旧・村上ファンド系とされている。関東電化はPBR1倍未満などで株価に割安感がある。ただ、8月8日発表の四半期決算とともに業績見通しの下方修正を発表し、業績面での投資対象としては今ひとつとなっていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:42 | 材料でみる株価

あすか製薬HDが大きく出直る、「過敏性腸症候群」治療用アプリに期待強まる

■「クロンオンライン診療」などのMICIN社とあすか製薬が契約

 あすか製薬HD(あすか製薬ホールディングス)<4886>(東証プライム)は8月19日、大きく出直る相場となり、取引開始後は9%高の2495円(196円高)まで上げ、約1か月前につけた年初来の高値2550円に向けて出直っている。18日に「過敏性腸症候群(IBS)治療用アプリ」の共同開発などについて発表し、期待が強まっている。

 オンライン診療サービス「クロンオンライン診療」やオンライン服薬指導サービス「クロンお薬サポート」などを開発・運営する株式会社MICIN(東京都港区)とあすか製薬との間で、過敏性腸症候群(IBS)治療用アプリについて、共同開発及び販売に関する契約を締結した。

 発表によると、過敏性腸症候群(IBS)は、⼤腸および⼩腸に潰瘍や腫瘍などの器質的異常がないにも関わらず、腹痛や便通異常などを主な症状とする消化管の機能障害。腹痛を伴う下痢や便秘など便通異常を慢性的に繰り返すため、通勤・通学中の電⾞で突然の腹痛に襲われるため各駅停⾞しか利⽤できない、会議や試験など緊張する場⾯で腹痛が続き⾟い、といった⽀障をきたすことが多く、患者のQOL(Quality of Life)を著しく低下させている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価
2025年08月18日

スズキの出直り強い、新型「ジムニー」計画を大きく超える注文で一時注文停止とされ注目続く

■機会損失になるがグローバル販売台数は日産自を抜くと伝えられ好調さ再認識

 スズキ<7269>(東証プライム)は8月18日、午前10時40分にかけて7%高の1910.5円(126.5円高)まで上げて出直りを強め、自動車株の中で上げピッチの強い相場となっている。新型「ジムニー ノマド」(4月3日発売)について、計画を大きく超える約5万台の注文を受け、一時、注文を停止させていただいていると同社ホームページで案内しており、注文再開に向け、折に触れて注目されているようだ。

 注文一時停止は機会損失になり、第1四半期(2025年4〜6月)連結決算での四輪販売は「国内やアフリカ等で増加した一方、インドや欧州等で減少」(決算短信)としたため、少々「痛い」事案になるとの見方はある。ただ、8月初には2025年上期(1〜6月)のグローバル販売台数が163万1595台となり、日産自<7201>(東証プライム)の同161万3797台を上回ったと伝えられ、注文再開後はさらなる上乗せ要因として注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価

井関農機が高値を更新、休耕田を再開する動き帰省先で活発とされコメ増産への期待再燃

■業績はすでに好調で第2四半期決算の発表と同時に通期予想を大幅増額

 井関農機<6310>(東証プライム)は8月18日、再び上値を追う相場になり、取引開始後に1999円(144円高)まで上げて4取引日ぶりに高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。コメ増産への政策を受けて動意を強める中、このお盆休みに帰省した株式市場関係者から、休耕田を再開するため工事している光景が新幹線の車窓からよく見えた、との声があり、あらためて需要拡大に期待する動きが出ているようだ。

 業績はすでに好調で、8月8日に発表した第2四半期決算(2025年1〜6月・中間期、連結)は営業利益が前年同期比97%増加し、親会社株主に帰属する中間純利益は大幅に黒字転換。これを受け、12月通期の連結業績予想を全体に大幅に増額修正し、営業利益は前回予想を34.6%上回る見込みとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

ソフトバンクグループは最高値のあと売買交錯、子会社PayPayの米国上場を好感するが直近まで9連騰とあって利食いも

■PayPayが米国時間14日、新規株式公開に関する登録届出書を米SECに提出

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は8月18日、朝寄り後に1万6965円(445円高)まで上げて上場来の高値を連日更新したあと1万6210円(310円安)まで反落する場面をみせ、売買交錯となっている。8月15日の午後、子会社PayPay株式会社が米国の証券取引所に株式上場の登録届出書(Form F−1)ドラフトを非公開で提出したと発表、注目材料視されているが、株価は18日も高ければ10日続伸とあって、注目材料が出たところでいったん利食う向きが少なくないようだ。

 ソフトバンクグループは15日午後、PayPay株式会社が米国時間の8月14日に米国証券取引委員会(以下「SEC」)に対し、PayPayの普通株式を対象とした米国預託株式(以下「本ADS」)の米国の証券取引所での新規公開計画(以下「本新規株式公開」)に関する登録届出書(Form F−1)ドラフトを非公開で提出(コンフィデンシャル・サブミッション)したと発表。株式公開に関する具体的な時期、規模および価格はまだ決定されていないとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価
2025年08月15日

バーチャレクスHDは9月末から株主優待を開始、業績回復もありなど歓迎され連日急伸

■200株以上保有の株主に一律5000円分、年間1万円分のQUOカード贈呈

 バーチャレクスHD(バーチャレクス・ホールディングス)<6193>(東証グロース)は8月15日、一時2日連続ストップ高となる1085円(150円高)まで上げ、約4か月ぶりに年初以来の高値を更新する急伸相場となっている。13日の夕方に第1四半期決算と株主優待制度の新設を発表し、第1四半期決算では各利益とも前年同期比で損失が大幅に改善したことなどが好感されている。

 新設する株主優待は、基準日を毎年9月末日および3月末日とし、各基準日現在の株主名簿上で同社株式を200株(2単元)以上保有する株主を対象として、2025年9月末日(権利付最終日25年9月26日)の基準日から実施する。対象となる株主に一律で1回5000円分、1年で1万円分のQUOカードを贈呈するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42 | 材料でみる株価

アミューズが急伸、「サザンオールスターズや星野源など好調」で通期の業績予想を5割から7割増額修正、注目集中

■第1四半期は営業利益4倍、株価は10年ぶりの安値圏から出直る

 アミューズ<4301>(東証プライム)は8月15日、買い気配で始まり、取引開始後に22%高の2067円(373円高)をつけて一気に2022年8月以来の2000円台に進んでいる。14日午後に発表した第1四半期(2025年4〜6月)連結決算の営業利益が前年同期の4倍になるなど大幅な増収増益となり、3月通期の予想も大幅に増額修正し、注目集中となった。株価は10年ぶりの安値圏とあって上値余地は大との期待が出ている。

 今期・26年3月通期の連結業績予想は、「サザンオールスターズや星野源をはじめとしたアーティストの大型コンサートツアー等に係るイベント収入および商品売上収入が好調だったことにより、期初予想を大幅に上回る見通し」(発表資料より)となり、営業収入は5月に開示した前回予想を4.8%上回る見込みに見直し、営業利益は同50.8%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同66.7%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価