■安定配当の下限を「200円/株」から「250円/株」に変更
コスモエネルギーHD(コスモエネルギーホールディングス)<5021>(東証プライム)は8月14日、買い気配の後9%高の5045円(420円高)で始まり、その後も5000円をはさんで売買され、一気に2018年以来の5000円台に進んでいる。NY原油や中東原油の値上がり傾向に加え、10日の16時に株主還元方針の修正(増配など)を発表し、好感買いが先行している。安定配当の下限を「200円/株」から「250円/株」に変更するとした。
当事業年度(2024年3月期)の年間配当金を1株250円(期初予想比50円増、前期比では100円増)の予定とし、中間配当、期末配当とも1株につき各々125円(期初予想比25円増、前期比では50円増)とした。(HC)
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(08/14)コスモエネルギーHDは大幅増配など好感され一気に5年ぶりの高値に進む、株主還元方針を修正
(08/14)幸楽苑HDは優待変更など好感され堅調、「デジタル券」から「紙」に戻し、1000円券を500円券2枚に
(08/10)BEENOSは昼に自社株買いを発表し後場次第高、取得期間1か月半、速攻型の買いに期待
(08/10)INPEXは2009年以来の高値に進む、増配、自社株買い、消却など好感
(08/10)百貨店株など軒並み続伸、中国の日本向け団体旅行「きょうにも解禁」とされ期待強まる
(08/09)カルナバイオSは後場一段と強含む、会社説明会資料をアップし注目再燃、『AS−1763』8月に投与開始
(08/09)ヨネックスが後場一段高、きょう四半期決算を発表の予定、海外初のショールームも期待材料に
(08/08)シンメンテHDは後場もジリ高、エアコン洗浄ロボ事業の譲渡など材料視され出直り強める
(08/08)バルミューダは小型風力発電機の研究開発を好感して続急伸
(08/07)クロスプラスは後場一段高、「推し活」ブランドの受賞・表彰など買い材料視され再び急伸
(08/07)テンポイノベーションが大きく出直る、3年連続の増配計画など株主還元の総合的な強化に期待強まる
(08/07)アステラス製薬はV字急反発で始まる、加齢黄斑変性の治療薬米国で承認
(08/04)山崎製パンが後場一段高、信用売り残が多く第2四半期の決算好調で売り手「窮地」の見方
(08/03)E・ガーディアンがストップ高、チェンジによる公開買付を受け買付価格3000円に向け急伸
(08/03)川崎汽船が一段高、自社株買いと業績予想の増額修正など好感、高値を更新
(08/02)ジャパンエンジンコーポが高値に向けて出直る、上海新拠点や筆頭株主・三菱重工のCO2削減に向けた取組など材料視
(08/02)INPEXは朝安を切り返し続伸、「先進的CCS事業」に期待、NY原油高も材料視
(08/02)アニコムHDが年初来の高値を更新、UBS証券による投資判断の引き上げなど好感
(08/01)トリプルアイズが再び出直る、ゼロフィールド社の子会社化に関する解説動画をアップし改めて注目再燃
(08/01)ラバブルマーケティンググループとアジャイルメディア・ネットワークが急伸、SNS運用を通して企業のファン獲得や好意度強化を図る新サービスで協業
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(08/14)コスモエネルギーHDは大幅増配など好感され一気に5年ぶりの高値に進む、株主還元方針を修正
(08/14)幸楽苑HDは優待変更など好感され堅調、「デジタル券」から「紙」に戻し、1000円券を500円券2枚に
(08/10)BEENOSは昼に自社株買いを発表し後場次第高、取得期間1か月半、速攻型の買いに期待
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(08/09)カルナバイオSは後場一段と強含む、会社説明会資料をアップし注目再燃、『AS−1763』8月に投与開始
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(08/08)シンメンテHDは後場もジリ高、エアコン洗浄ロボ事業の譲渡など材料視され出直り強める
(08/08)バルミューダは小型風力発電機の研究開発を好感して続急伸
(08/07)クロスプラスは後場一段高、「推し活」ブランドの受賞・表彰など買い材料視され再び急伸
(08/07)テンポイノベーションが大きく出直る、3年連続の増配計画など株主還元の総合的な強化に期待強まる
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(08/04)山崎製パンが後場一段高、信用売り残が多く第2四半期の決算好調で売り手「窮地」の見方
(08/03)E・ガーディアンがストップ高、チェンジによる公開買付を受け買付価格3000円に向け急伸
(08/03)川崎汽船が一段高、自社株買いと業績予想の増額修正など好感、高値を更新
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(08/02)アニコムHDが年初来の高値を更新、UBS証券による投資判断の引き上げなど好感
(08/01)トリプルアイズが再び出直る、ゼロフィールド社の子会社化に関する解説動画をアップし改めて注目再燃
(08/01)ラバブルマーケティンググループとアジャイルメディア・ネットワークが急伸、SNS運用を通して企業のファン獲得や好意度強化を図る新サービスで協業
2023年08月14日
コスモエネルギーHDは大幅増配など好感され一気に5年ぶりの高値に進む、株主還元方針を修正
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59
| 材料でみる株価
幸楽苑HDは優待変更など好感され堅調、「デジタル券」から「紙」に戻し、1000円券を500円券2枚に
■「株主様からのご意見を踏まえ検討の結果」
幸楽苑HD(幸楽苑ホールディングス)<7554>(東証プライム)は8月14日、反発基調で始まり、取引開始後は1029円(8円高)をつけて出直っている。前取引日の10日15時に第1四半期連結決算(2023年4〜6月)と株主優待制度の変更を発表し、第1四半期は各利益とも赤字拡大だったが、優待の「お食事券」を金額は変えないまま現行の「1000円×10枚」から「500円×20枚」に変更(保有株数500株以上1000株未満の場合)し、デジタル方式を『紙』の優待券に変更するなどとしたことが注目されているようだ。
保有株数が100株以上500株未満の株主の場合は、金額2000円のまま、現行の「1000円×2枚」を「500円×4枚」に変更する。「2021年6月に導入した『デジタル優待券』は、株主様からのご意見を踏まえ検討の結果、2023年6月発送分(2023年3月31日基準株主様対象)を以って終了とし、2024年3月31日を基準とする株主優待より、株主様にとって使い勝手の良い紙の『優待券』へ変更」するとした。同社のメニューの価格帯や現在の利用者層の傾向などを反映したと受け止められている。(HC)
幸楽苑HD(幸楽苑ホールディングス)<7554>(東証プライム)は8月14日、反発基調で始まり、取引開始後は1029円(8円高)をつけて出直っている。前取引日の10日15時に第1四半期連結決算(2023年4〜6月)と株主優待制度の変更を発表し、第1四半期は各利益とも赤字拡大だったが、優待の「お食事券」を金額は変えないまま現行の「1000円×10枚」から「500円×20枚」に変更(保有株数500株以上1000株未満の場合)し、デジタル方式を『紙』の優待券に変更するなどとしたことが注目されているようだ。
保有株数が100株以上500株未満の株主の場合は、金額2000円のまま、現行の「1000円×2枚」を「500円×4枚」に変更する。「2021年6月に導入した『デジタル優待券』は、株主様からのご意見を踏まえ検討の結果、2023年6月発送分(2023年3月31日基準株主様対象)を以って終了とし、2024年3月31日を基準とする株主優待より、株主様にとって使い勝手の良い紙の『優待券』へ変更」するとした。同社のメニューの価格帯や現在の利用者層の傾向などを反映したと受け止められている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37
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2023年08月10日
BEENOSは昼に自社株買いを発表し後場次第高、取得期間1か月半、速攻型の買いに期待
■上限30万株、8月14日から同年9月30日まで実施
BEENOS<3328>(東証プライム)は8月10日の後場、次第高となって始まり、13時過ぎには5%高の1781円(86円高)まで上げて反発幅を広げている。昼12時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行。昨9日は四半期決算発表を受けて16%安(337円安の1695円)だったが、「半値戻しは前値戻し」という相場格言の水準まで反発できるか注目されている。
自社株買いは、30万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.4%)、取得総額5億円を各上限に、2023年8月14日から同年9月30日まで実施するとした。期間が1か月半のため、株式市場関係者からは、短期速攻型で即効性のある買いを行うのではといった期待が出ている。(HC)
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BEENOS<3328>(東証プライム)は8月10日の後場、次第高となって始まり、13時過ぎには5%高の1781円(86円高)まで上げて反発幅を広げている。昼12時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行。昨9日は四半期決算発表を受けて16%安(337円安の1695円)だったが、「半値戻しは前値戻し」という相場格言の水準まで反発できるか注目されている。
自社株買いは、30万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.4%)、取得総額5億円を各上限に、2023年8月14日から同年9月30日まで実施するとした。期間が1か月半のため、株式市場関係者からは、短期速攻型で即効性のある買いを行うのではといった期待が出ている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:23
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INPEXは2009年以来の高値に進む、増配、自社株買い、消却など好感
■9月中間配当は従来予想比5円増の37円の予定に
INPEX<1605>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、取引開始後は16%高の2099.5円(285.0円高)まで上げ、株式分割を調整後の値段で2009年以来の2000円台に進んでいる。9日15時に第1四半期決算と中間・期末配当の増配、自己株式の取得(自社株買い)、消却を発表し、好感されている。
配当政策を2024年度までの中期計画期間中は総還元性向40%以上を目途とし、今期・24年3月期の中間配当(9月期末)は、1株につき従来予想比5円増の37円の予定(前年同期実績比7円の増配)に見直し、期末配当(3月期末)も同5円増の37円の予定(同5円の増配)に見直した。
自社株買いは、8000万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.12%)、取得総額1000億円を各上限として、23年8月10日から同年12月29日まで行う。その後、取得した全株及び23年8月9日時点で保有する自己株式を消却するとした。(HC)
INPEX<1605>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、取引開始後は16%高の2099.5円(285.0円高)まで上げ、株式分割を調整後の値段で2009年以来の2000円台に進んでいる。9日15時に第1四半期決算と中間・期末配当の増配、自己株式の取得(自社株買い)、消却を発表し、好感されている。
配当政策を2024年度までの中期計画期間中は総還元性向40%以上を目途とし、今期・24年3月期の中間配当(9月期末)は、1株につき従来予想比5円増の37円の予定(前年同期実績比7円の増配)に見直し、期末配当(3月期末)も同5円増の37円の予定(同5円の増配)に見直した。
自社株買いは、8000万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.12%)、取得総額1000億円を各上限として、23年8月10日から同年12月29日まで行う。その後、取得した全株及び23年8月9日時点で保有する自己株式を消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59
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百貨店株など軒並み続伸、中国の日本向け団体旅行「きょうにも解禁」とされ期待強まる
■和心はストップ高、空運株や鉄道株も軒並み続伸基調
8月10日朝寄り後の東京株式市場では、百貨店株が軒並み続伸基調で始まり、中国の日本向け団体旅行の解禁が「きょうにも、日本に伝達」(日本経済新聞8月10日付朝刊)とされたことを受けて一段高となっている。
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、朝寄り後は1748.5円(48.5円高)まで上げて5日続伸基調となり、高島屋<8233>(東証プライム)も2203.0円(59.0円高)まで上げて5日続伸基調。日本航空<9201>(東証プライム)などの空運株、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)などのJR各社も高い。和心<9271>(東証グロース)はストップ高の438円(80円高、22%高)となっている。(HC)
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8月10日朝寄り後の東京株式市場では、百貨店株が軒並み続伸基調で始まり、中国の日本向け団体旅行の解禁が「きょうにも、日本に伝達」(日本経済新聞8月10日付朝刊)とされたことを受けて一段高となっている。
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は8月10日、一段高で始まり、朝寄り後は1748.5円(48.5円高)まで上げて5日続伸基調となり、高島屋<8233>(東証プライム)も2203.0円(59.0円高)まで上げて5日続伸基調。日本航空<9201>(東証プライム)などの空運株、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)などのJR各社も高い。和心<9271>(東証グロース)はストップ高の438円(80円高、22%高)となっている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36
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2023年08月09日
カルナバイオSは後場一段と強含む、会社説明会資料をアップし注目再燃、『AS−1763』8月に投与開始
■7日には四半期決算説明資料もアップし、改めて注目強める様子も
カルナバイオS(カルナバイオサイエンス)<4572>(東証グロース)は8月9日の後場、一段と強い相場になり、13時前に6%高の990円(53円高)まで上げて年初来の高値1060円(2023年7月10日)に向けて出直っている。9日午前、個人投資家向け会社説明会の資料を同社ホームページ「新着情報」のページにアップし、開発中の新薬などに注目が集まっている。7日には第2四半期決算説明資料もアップしており、株式市場関係者の中には、改めて注目を強める様子もある。
説明会の資料によると、同社では、比較的早期に有効性が確認できる「がん領域」は最大フェーズ2試験まで実施してパイプライン価値の向上を目指し、それ以外の疾患はフェーズ1試験もしくは前臨床試験まで実施し、早期ライセンスアウト(商業化の権利を製薬会社等に導出)することを基本方針としている。『AS−1763』はB細胞性悪性腫瘍(血液がんの一種)の治療を目指す経口剤として開発中で、フェーズ1b試験(米国)では2023年8月に最初の患者に投与開始した。(HC)
カルナバイオS(カルナバイオサイエンス)<4572>(東証グロース)は8月9日の後場、一段と強い相場になり、13時前に6%高の990円(53円高)まで上げて年初来の高値1060円(2023年7月10日)に向けて出直っている。9日午前、個人投資家向け会社説明会の資料を同社ホームページ「新着情報」のページにアップし、開発中の新薬などに注目が集まっている。7日には第2四半期決算説明資料もアップしており、株式市場関係者の中には、改めて注目を強める様子もある。
説明会の資料によると、同社では、比較的早期に有効性が確認できる「がん領域」は最大フェーズ2試験まで実施してパイプライン価値の向上を目指し、それ以外の疾患はフェーズ1試験もしくは前臨床試験まで実施し、早期ライセンスアウト(商業化の権利を製薬会社等に導出)することを基本方針としている。『AS−1763』はB細胞性悪性腫瘍(血液がんの一種)の治療を目指す経口剤として開発中で、フェーズ1b試験(米国)では2023年8月に最初の患者に投与開始した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:21
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ヨネックスが後場一段高、きょう四半期決算を発表の予定、海外初のショールームも期待材料に
■上海に海外初のショールームを開設、アジアと世界に向けた情報発信拠点
ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は8月9日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に5%高の1460円(66円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりの1450円台に進んでいる。9日に第1四半期決算を発表する予定で、連続最高益を更新する見込みの好決算に期待が強まっているほか、8日、海外初のショールームを中国・上海に8月5日オープンと発表しており、注目材料の一つとされている。
ショールームは「Yonex Shanghai Showroom」で、中国子会社が開設した。発表によると、中国はバドミントンの世界最大市場であることに加え、近年、健康意識やスポーツ人気の高まりにより、スポーツ市場全体が大きく盛り上がっている。今やアジアの中心ともいえる上海にヨネックス海外初のショールームを開設することで、アジアそしてグローバルへの情報発信拠点としても積極展開していく。(HC)
ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は8月9日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に5%高の1460円(66円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりの1450円台に進んでいる。9日に第1四半期決算を発表する予定で、連続最高益を更新する見込みの好決算に期待が強まっているほか、8日、海外初のショールームを中国・上海に8月5日オープンと発表しており、注目材料の一つとされている。
ショールームは「Yonex Shanghai Showroom」で、中国子会社が開設した。発表によると、中国はバドミントンの世界最大市場であることに加え、近年、健康意識やスポーツ人気の高まりにより、スポーツ市場全体が大きく盛り上がっている。今やアジアの中心ともいえる上海にヨネックス海外初のショールームを開設することで、アジアそしてグローバルへの情報発信拠点としても積極展開していく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:55
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2023年08月08日
シンメンテHDは後場もジリ高、エアコン洗浄ロボ事業の譲渡など材料視され出直り強める
■PER16倍の水準で踏みとどまり下値確認感が
シンメンテHD(シンメンテホールディングス)<6086>(東証グロース)は8月8日、前後場ともジリ高基調を続け、14時30分にかけて10%高の1273円(115円高)まで上げて下値圏からの出直りを強めている。飲食店などの店舗メンテナンスが主事業で、7月31日に業務用エアコン洗浄ロボット事業の譲渡を発表。株価はその後数日1150円前後で踏みとどまったのちに出直りを強めてきた。1150円の水準は今期・2024年2月期の連結予想1株利益71円70銭からみてPER16倍に当たるため、この水準を下値と見る投資家が多い様子となった。
24年2月期の第1四半期連結決算(23年3〜5月)は7月14日に発表済みで、売上高は前年同期比15.0%増加し、営業利益は同10.6%増の2億58百万円だった、2月通期の予想は据え置き、営業利益は11億11百万円(前期比5.5%増)。事業特性からして第1四半期は好調だったとみられている。(HC)
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シンメンテHD(シンメンテホールディングス)<6086>(東証グロース)は8月8日、前後場ともジリ高基調を続け、14時30分にかけて10%高の1273円(115円高)まで上げて下値圏からの出直りを強めている。飲食店などの店舗メンテナンスが主事業で、7月31日に業務用エアコン洗浄ロボット事業の譲渡を発表。株価はその後数日1150円前後で踏みとどまったのちに出直りを強めてきた。1150円の水準は今期・2024年2月期の連結予想1株利益71円70銭からみてPER16倍に当たるため、この水準を下値と見る投資家が多い様子となった。
24年2月期の第1四半期連結決算(23年3〜5月)は7月14日に発表済みで、売上高は前年同期比15.0%増加し、営業利益は同10.6%増の2億58百万円だった、2月通期の予想は据え置き、営業利益は11億11百万円(前期比5.5%増)。事業特性からして第1四半期は好調だったとみられている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46
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バルミューダは小型風力発電機の研究開発を好感して続急伸
■2023年秋から実証実験開始
再生可能エネルギーの利用可能性を最大化するため、小型・高効率の風力発電を実現する研究開発に取り組んでいるバルミューダ<6612>(東証グロース)は8日、152円高(8.51%高)の1938円まで上げて2日連続で急伸している。東証グロース値上がり率ランキングは第2位。7日に、2023年秋から実証実験を開始すると発表したことを好感している。同社は独自の二重構造を特徴とする発電用タービンの開発を進めており、研究室の実験では、直径1メートル以下の小型サイズで優れたエネルギー変換効率を確認している。
2010年に発売したDCモーター扇風機GreenFanを原点とするモダン・マルチブレードタービンを採用している。このタービンは、低い回転速度と静音性を保ちながら、風力に対する抵抗を減らし、回転力を増やすことができる。また、風向きに関係なく安定した発電が可能である。
同研究開発案件は、世界風力エネルギー学会副会長である荒川忠一・東京大学名誉教授をシニアアドバイザーに迎えており、足利大学・飯野研究室との共同研究も予定されている。今後、計測方法を多様化し、技術の確立を進めていくとしている。
再生可能エネルギーの利用可能性を最大化するため、小型・高効率の風力発電を実現する研究開発に取り組んでいるバルミューダ<6612>(東証グロース)は8日、152円高(8.51%高)の1938円まで上げて2日連続で急伸している。東証グロース値上がり率ランキングは第2位。7日に、2023年秋から実証実験を開始すると発表したことを好感している。同社は独自の二重構造を特徴とする発電用タービンの開発を進めており、研究室の実験では、直径1メートル以下の小型サイズで優れたエネルギー変換効率を確認している。
2010年に発売したDCモーター扇風機GreenFanを原点とするモダン・マルチブレードタービンを採用している。このタービンは、低い回転速度と静音性を保ちながら、風力に対する抵抗を減らし、回転力を増やすことができる。また、風向きに関係なく安定した発電が可能である。
同研究開発案件は、世界風力エネルギー学会副会長である荒川忠一・東京大学名誉教授をシニアアドバイザーに迎えており、足利大学・飯野研究室との共同研究も予定されている。今後、計測方法を多様化し、技術の確立を進めていくとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:29
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2023年08月07日
クロスプラスは後場一段高、「推し活」ブランドの受賞・表彰など買い材料視され再び急伸
■7月中旬に業績・配当予想の増額発表を受けて急伸、さらに一段と上げる
クロスプラス<3320>(東証スタンダード)は8月7日の後場一段高となり、13時にかけて20%高の1200円(198円高)まで上げて約半月ぶりに年初来の高値を更新し、2021年3月以来の1200円台に進んでいる。レディス、キッズの服飾・雑貨などを展開し、同日付で、アイドルやアーティストなどの「推し」を応援する同社の「推し活」ブランド『推部屋plus』の「推部屋ケース」がアイドル雑誌「POTATO」主催の『#推し活AWARD2023』で『審査員特別賞』を受賞などと発表しており、業績拡大につながる表彰と受け止められているようだ。
7月19日に今期の業績・配当予想の増額修正を発表しており、業績は好調。株価はこの翌日から2日続けてストップ高の急伸となり、高値もみ合いを続けてきたが、8月7日に再び一段高となった。相次ぐ急騰により、戻り待ちの売りの多くが消化されて一段と上値を追いやすくなったとの見方が出ている。(HC)
クロスプラス<3320>(東証スタンダード)は8月7日の後場一段高となり、13時にかけて20%高の1200円(198円高)まで上げて約半月ぶりに年初来の高値を更新し、2021年3月以来の1200円台に進んでいる。レディス、キッズの服飾・雑貨などを展開し、同日付で、アイドルやアーティストなどの「推し」を応援する同社の「推し活」ブランド『推部屋plus』の「推部屋ケース」がアイドル雑誌「POTATO」主催の『#推し活AWARD2023』で『審査員特別賞』を受賞などと発表しており、業績拡大につながる表彰と受け止められているようだ。
7月19日に今期の業績・配当予想の増額修正を発表しており、業績は好調。株価はこの翌日から2日続けてストップ高の急伸となり、高値もみ合いを続けてきたが、8月7日に再び一段高となった。相次ぐ急騰により、戻り待ちの売りの多くが消化されて一段と上値を追いやすくなったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26
| 材料でみる株価
テンポイノベーションが大きく出直る、3年連続の増配計画など株主還元の総合的な強化に期待強まる
■株主優待は2段階で500株以上に一本化、まとまった買い増える期待
テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は8月7日、続伸基調で始まった後も上値を追って一段と強含む相場となり、午前10時過ぎには6%高の1188円(65円高)まで上げて大きく出直っている。3日の夕方に株主優待制度の2段階にわたる一部変更を発表し、5月に開示した2026年3月期までの3年連続の増配計画と合わせて株主還元の総合的な強化を行うとし、期待が強まっている。
東京都内の繁華街の飲食店の店舗を中心に転貸借事業を行い、24年3月期も純利益などが連続最高を更新する見込み。株主優待制度の一部変更では、優待の対象を最終的に保有株数500株以上で1年以上保有する株主に一本化することになり、日々の売買でまとまった買いが増えるとの見方が出ている。500株未満の株主には今期から3年連続で増配する配当で報いる形になる。
<3年間の増配計画>
・今期・24年3月期:配当性向38.2%、1株あたり配当額20円00銭
・来期・25年3月期:配当性向39.6%、1株あたり配当額24円00銭
・翌期・26年3月期:配当性向40.9%、1株あたり配当額28円00銭
(HC)
テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は8月7日、続伸基調で始まった後も上値を追って一段と強含む相場となり、午前10時過ぎには6%高の1188円(65円高)まで上げて大きく出直っている。3日の夕方に株主優待制度の2段階にわたる一部変更を発表し、5月に開示した2026年3月期までの3年連続の増配計画と合わせて株主還元の総合的な強化を行うとし、期待が強まっている。
東京都内の繁華街の飲食店の店舗を中心に転貸借事業を行い、24年3月期も純利益などが連続最高を更新する見込み。株主優待制度の一部変更では、優待の対象を最終的に保有株数500株以上で1年以上保有する株主に一本化することになり、日々の売買でまとまった買いが増えるとの見方が出ている。500株未満の株主には今期から3年連続で増配する配当で報いる形になる。
<3年間の増配計画>
・今期・24年3月期:配当性向38.2%、1株あたり配当額20円00銭
・来期・25年3月期:配当性向39.6%、1株あたり配当額24円00銭
・翌期・26年3月期:配当性向40.9%、1株あたり配当額28円00銭
(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:32
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アステラス製薬はV字急反発で始まる、加齢黄斑変性の治療薬米国で承認
■業績への影響を「軽微」ではなく「精査中」としたため期待強い
アステラス製薬<4503>(東証プライム)は8月7日、買い気配の後6%高の2107.5円(116.5円高)で始まり、4取引日ぶりに2100円台を回復、V字急反発の始まりとなっている。同日朝8時、「地図状萎縮(Geographic Atrophy:GA)」を伴う加齢黄斑変性の治療薬として開発中の『IZERVAY』硝子体内注射液について、米国食品医薬品局(FDA)から8月4日(現地時間)に承認を取得したと発表、注目が集まっている。これによる通期(2024年3月期)連結業績への影響は精査中とした。
発表によると、GAは、米国で約150万人に影響を及ぼしている。しかし、米国でGAを患っている人の約75%は未診断と考えられているとした。新薬の承認に関する発表では、「(今期の)業績への影響は軽微」などとするケースが少なくないが、この発表では「精査中」としたため、24年3月期の業績に寄与してくる期待をもたせる可能性がありそうだ。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
アステラス製薬<4503>(東証プライム)は8月7日、買い気配の後6%高の2107.5円(116.5円高)で始まり、4取引日ぶりに2100円台を回復、V字急反発の始まりとなっている。同日朝8時、「地図状萎縮(Geographic Atrophy:GA)」を伴う加齢黄斑変性の治療薬として開発中の『IZERVAY』硝子体内注射液について、米国食品医薬品局(FDA)から8月4日(現地時間)に承認を取得したと発表、注目が集まっている。これによる通期(2024年3月期)連結業績への影響は精査中とした。
発表によると、GAは、米国で約150万人に影響を及ぼしている。しかし、米国でGAを患っている人の約75%は未診断と考えられているとした。新薬の承認に関する発表では、「(今期の)業績への影響は軽微」などとするケースが少なくないが、この発表では「精査中」としたため、24年3月期の業績に寄与してくる期待をもたせる可能性がありそうだ。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:10
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2023年08月04日
山崎製パンが後場一段高、信用売り残が多く第2四半期の決算好調で売り手「窮地」の見方
■なか一日空けて再び高値、買い戻しが上げに拍車の期待も
山崎製パン<2212>(東証プライム)は8月4日の後場、一段と上げて続伸幅を広げ、2436.0円(123.5円高)をつけて2日ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。8月1日に発表した第2四半期連結決算(2023年1〜6月・累計)が2月に開示した予想を大幅に上回り、通期の業績・配当予想の増額修正なども発表したため注目が再燃し、翌2日は12%高(245円高の2326.0円)と急伸。なか一日空けて再び一段高となっている。
信用取引の取組を見ると売り残が買い残を上回る「売り長」状態で、売り残約51万株、買い残約9万株(8月2日現在)。株価が強いため売り手は「窮地」に陥っているとみられ、買い戻すための買い注文が増えれば一段と値を押し上げる要因になるため注視する向きもある。8月2日には、野村証券が山パン株の目標株価を400円引き上げて3000円円に見直したと伝えられた。(HC)
山崎製パン<2212>(東証プライム)は8月4日の後場、一段と上げて続伸幅を広げ、2436.0円(123.5円高)をつけて2日ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。8月1日に発表した第2四半期連結決算(2023年1〜6月・累計)が2月に開示した予想を大幅に上回り、通期の業績・配当予想の増額修正なども発表したため注目が再燃し、翌2日は12%高(245円高の2326.0円)と急伸。なか一日空けて再び一段高となっている。
信用取引の取組を見ると売り残が買い残を上回る「売り長」状態で、売り残約51万株、買い残約9万株(8月2日現在)。株価が強いため売り手は「窮地」に陥っているとみられ、買い戻すための買い注文が増えれば一段と値を押し上げる要因になるため注視する向きもある。8月2日には、野村証券が山パン株の目標株価を400円引き上げて3000円円に見直したと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16
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2023年08月03日
E・ガーディアンがストップ高、チェンジによる公開買付を受け買付価格3000円に向け急伸
■株式の上場を維持する方針、公開買付に賛同
E・ガーディアン(イー・ガーディアン)<6050>(東証プライム)は8月3日、買い気配のままストップ高の2562円(500円高、24%高)に達し、値がつけば今年2月1日以来、約6か月ぶりに2500円台を回復する急伸相場となっている。2日の17時、チェンジ<3962>(東証プライム)がE・ガーディアンとの資本業務提携と公開買付の開始などを発表し、E・ガーディアンも公開買付に賛同の意見を表明することなどを発表。買い材料視された。
公開買付価格は3000円。公開買付が成立した後も引き続き対象者(E・ガーディアン)株式の上場を維持する方針。チェンジは、サイバーセキュリティ事業の拡大やサイバーセキュリティ業界の再編、対象者ブランド力等の強化をめざし、本取引完了時における公開買付者の対象者に対する希釈化後所有割合を49.90%とするために必要となる株式数に相当する数を買い付ける。(HC)
E・ガーディアン(イー・ガーディアン)<6050>(東証プライム)は8月3日、買い気配のままストップ高の2562円(500円高、24%高)に達し、値がつけば今年2月1日以来、約6か月ぶりに2500円台を回復する急伸相場となっている。2日の17時、チェンジ<3962>(東証プライム)がE・ガーディアンとの資本業務提携と公開買付の開始などを発表し、E・ガーディアンも公開買付に賛同の意見を表明することなどを発表。買い材料視された。
公開買付価格は3000円。公開買付が成立した後も引き続き対象者(E・ガーディアン)株式の上場を維持する方針。チェンジは、サイバーセキュリティ事業の拡大やサイバーセキュリティ業界の再編、対象者ブランド力等の強化をめざし、本取引完了時における公開買付者の対象者に対する希釈化後所有割合を49.90%とするために必要となる株式数に相当する数を買い付ける。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54
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川崎汽船が一段高、自社株買いと業績予想の増額修正など好感、高値を更新
■自社株買いは発行株数の4.7%規模、大株主には打診済み
川崎汽船<9107>(東証プライム)は8月3日、反発して始まった後次第高となり、取引開始後は5%高の4577円(210円高)まで上げて株式併合と株式分割を調整した相場で2007年以来の高値に進んでいる。2日の15時に第1四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、業績予想(第2四半期、3月通期)の増額修正などを発表し、買い材料視されている。
自社株買いは、1167万6000株(⾃⼰株式を除く発行済株式総数の4.7%)、600億円を格上限として、東証ToSTNeT−3(⾃⼰株式⽴会外買付取引)及び市場買付を予定。取得期間は2023年8月3日から同年10月31日まで。
発表では、大株主であるエフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー、川崎重工業、みずほ銀行に対し、自社株買いへの協力を打診し、取得する株式の総数に対して概ね各社の現時点での持分割合(株券等保有割合)に相当する数量について取得に応じる意向があることを確認しているとした。(HC)
川崎汽船<9107>(東証プライム)は8月3日、反発して始まった後次第高となり、取引開始後は5%高の4577円(210円高)まで上げて株式併合と株式分割を調整した相場で2007年以来の高値に進んでいる。2日の15時に第1四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、業績予想(第2四半期、3月通期)の増額修正などを発表し、買い材料視されている。
自社株買いは、1167万6000株(⾃⼰株式を除く発行済株式総数の4.7%)、600億円を格上限として、東証ToSTNeT−3(⾃⼰株式⽴会外買付取引)及び市場買付を予定。取得期間は2023年8月3日から同年10月31日まで。
発表では、大株主であるエフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー、川崎重工業、みずほ銀行に対し、自社株買いへの協力を打診し、取得する株式の総数に対して概ね各社の現時点での持分割合(株券等保有割合)に相当する数量について取得に応じる意向があることを確認しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42
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2023年08月02日
ジャパンエンジンコーポが高値に向けて出直る、上海新拠点や筆頭株主・三菱重工のCO2削減に向けた取組など材料視
■低・脱炭素燃料のアンモニア燃料・水素燃料エンジン実用化に取り組む
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は8月2日、続伸基調となり、後場寄り後に一段と強含んで8%高の3985円(310円高)まで上げて約1か月前につけた2008年以来の高値4480円に向けて出直っている。1日付で中国・上海にカスタマーサポートセンターを開設と発表したことや、筆頭株主・三菱重工(三菱重工業)<7011>(東証プライム)のCO2削減に関する取組に注目が集まっている。
同社は、世界的なCO2削減機運の高まりを受けて低・脱炭素燃料のアンモニア燃料エンジン、水素燃料エンジンの実用化に取り組んでいる。2日は、筆頭株主の三菱重工が同日付で、「『令和5年度・先進的CCS事業(二酸化炭素の分離回収・輸送・貯留)の実施に係る調査』の受託について」を発表、カーボンニュートラルと温室効果ガス削減に向けた取組を推進することを受けて買いにつながったとの見方が出ている。(HC)
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は8月2日、続伸基調となり、後場寄り後に一段と強含んで8%高の3985円(310円高)まで上げて約1か月前につけた2008年以来の高値4480円に向けて出直っている。1日付で中国・上海にカスタマーサポートセンターを開設と発表したことや、筆頭株主・三菱重工(三菱重工業)<7011>(東証プライム)のCO2削減に関する取組に注目が集まっている。
同社は、世界的なCO2削減機運の高まりを受けて低・脱炭素燃料のアンモニア燃料エンジン、水素燃料エンジンの実用化に取り組んでいる。2日は、筆頭株主の三菱重工が同日付で、「『令和5年度・先進的CCS事業(二酸化炭素の分離回収・輸送・貯留)の実施に係る調査』の受託について」を発表、カーボンニュートラルと温室効果ガス削減に向けた取組を推進することを受けて買いにつながったとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49
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INPEXは朝安を切り返し続伸、「先進的CCS事業」に期待、NY原油高も材料視
■二酸化炭素の分離回収や貯留に関する調査が公募事業に採択
INPEX<1605>(東証プライム)は8月2日、朝方の0.7%安(13円安の1836.0円)を下値に切り返し、1.4%高の1874.0円(25円高)まで上げて昨1日につけた2009年以来の高値1878.0円に向けて出直っている。2日付で、同社を含む7社が共同で提案した先進的CCS事業(二酸化炭素の分離回収・輸送・貯留)がエネルギー・金属鉱物資源機構の公募事業に採択されたと2本のリリースで発表しており、注目されている。また、NY原油先物が米国1日に一時82ドル台まで上げ3か月半ぶりの高値と伝えられたことも買い材料視されている。
発表によると、『令和5年度・先進的CCS事業(二酸化炭素の分離回収・輸送・貯留)の実施に係る調査』は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和5年度(2023年度)の公募事業で、これに、同社を含む7社(伊藤忠商事、日本製鉄、太平洋セメント、三菱重工業、伊藤忠石油開発、INPEX、大成建設)が『日本海側東北地方CCS事業構想』を応募し、採択された。2030年までに日本国内に複数のCCSモデル事業を立ち上げる構想。経済性や社会的受容性の問題などを洗い出すことも目標とする。(HC)
INPEX<1605>(東証プライム)は8月2日、朝方の0.7%安(13円安の1836.0円)を下値に切り返し、1.4%高の1874.0円(25円高)まで上げて昨1日につけた2009年以来の高値1878.0円に向けて出直っている。2日付で、同社を含む7社が共同で提案した先進的CCS事業(二酸化炭素の分離回収・輸送・貯留)がエネルギー・金属鉱物資源機構の公募事業に採択されたと2本のリリースで発表しており、注目されている。また、NY原油先物が米国1日に一時82ドル台まで上げ3か月半ぶりの高値と伝えられたことも買い材料視されている。
発表によると、『令和5年度・先進的CCS事業(二酸化炭素の分離回収・輸送・貯留)の実施に係る調査』は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和5年度(2023年度)の公募事業で、これに、同社を含む7社(伊藤忠商事、日本製鉄、太平洋セメント、三菱重工業、伊藤忠石油開発、INPEX、大成建設)が『日本海側東北地方CCS事業構想』を応募し、採択された。2030年までに日本国内に複数のCCSモデル事業を立ち上げる構想。経済性や社会的受容性の問題などを洗い出すことも目標とする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17
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アニコムHDが年初来の高値を更新、UBS証券による投資判断の引き上げなど好感
■業績は好調、迷っていた投資家の背中を押す形に
アニコムHD(アニコム ホールディングス)<8715>(東証プライム)は8月2日の前場、8%高の680円(50円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年12月以来の680円台に進んだ。連続最高益予想の銘柄で、UBS証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も200円引き上げて850円に見直したと伝えられ、買うべきか迷っていた投資家の背中を押す形になったとの見方が出ている。
今期・2024年3月期の連結業績予想(5月10日開示)は、経常収益が600億円(前期比6.1%増)、経常利益が40億円(同8.5%増)、純利益は25億円(同9.1%増)。第1四半期の決算発表は8月7日に予定している。(HC)
アニコムHD(アニコム ホールディングス)<8715>(東証プライム)は8月2日の前場、8%高の680円(50円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年12月以来の680円台に進んだ。連続最高益予想の銘柄で、UBS証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も200円引き上げて850円に見直したと伝えられ、買うべきか迷っていた投資家の背中を押す形になったとの見方が出ている。
今期・2024年3月期の連結業績予想(5月10日開示)は、経常収益が600億円(前期比6.1%増)、経常利益が40億円(同8.5%増)、純利益は25億円(同9.1%増)。第1四半期の決算発表は8月7日に予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:28
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2023年08月01日
トリプルアイズが再び出直る、ゼロフィールド社の子会社化に関する解説動画をアップし改めて注目再燃
■AI技術力の向上やマーケティング網の相互活用を図る
トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は8月1日、反発基調となり、午前11時過ぎに5%高の764円(36円高)まで上げ、再び上値を指向している。7月27日にAI・ビッグデータ関連システム開発・運用、データセンターの構築などを行う株式会社ゼロフィールド(東京都港区)の100%子会社化を発表し、31日にその解説動画を同社ホームページに掲載、改めて注目材料視された。子会社化にともなう株式譲渡実行日は2023年9月1日の予定。
発表によると、ゼロフィールドは、AI・ビッグデータ関連システム開発・運用事業、GPUサーバーの販売・運用事業、データセンターの構築・販売・運用事業を展開しており、現在では、国内外に合計7拠点のデータセンターを構え、独自の開発技術で電機効率の改善や再生エネルギーの活用など、環境へも配慮したサービス展開を行っている。同社が取り扱うGPUサーバーの活用による画像認証の精度や速度の向上など、AI技術力の向上が見込まれることや、営業・マーケティング網を相互活用することによる営業上のシナジー効果が見込まれる。(HC)
トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は8月1日、反発基調となり、午前11時過ぎに5%高の764円(36円高)まで上げ、再び上値を指向している。7月27日にAI・ビッグデータ関連システム開発・運用、データセンターの構築などを行う株式会社ゼロフィールド(東京都港区)の100%子会社化を発表し、31日にその解説動画を同社ホームページに掲載、改めて注目材料視された。子会社化にともなう株式譲渡実行日は2023年9月1日の予定。
発表によると、ゼロフィールドは、AI・ビッグデータ関連システム開発・運用事業、GPUサーバーの販売・運用事業、データセンターの構築・販売・運用事業を展開しており、現在では、国内外に合計7拠点のデータセンターを構え、独自の開発技術で電機効率の改善や再生エネルギーの活用など、環境へも配慮したサービス展開を行っている。同社が取り扱うGPUサーバーの活用による画像認証の精度や速度の向上など、AI技術力の向上が見込まれることや、営業・マーケティング網を相互活用することによる営業上のシナジー効果が見込まれる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:12
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ラバブルマーケティンググループとアジャイルメディア・ネットワークが急伸、SNS運用を通して企業のファン獲得や好意度強化を図る新サービスで協業
■両銘柄とも午前11時にかけて東証グロース市場の値上がり率2位、3位
ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は8月1日、2日続伸基調となり、午前11時にかけては19%高の1859円(288円高)まで上げて再び上値を指向する相場となっている。7月31日付で、企業のSNSマーケティング支援事業を行う子会社コムニコとアジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)の協業による新サービスの8月1日開始と、アジアへの越境ECを支援するアジアンブリッジ(東京都千代田区)とラバブルマーケティンググループの資本業務提携を発表し、期待の強まる相場になった。
ラバブルマーケティンググループの19%高は東証グロース市場の値上がり率2位、アジャイルメディア・ネットワークは15%高となり同3位に入っている。
子会社コムニコとアジャイルメディア・ネットワークによる新サービスは、SNSマーケティングとファンコミュニティを掛け合わせたファン増加を実現させるためのサービスで、企業のSNS運用を通したファンの獲得・育成およびファンコミュニティを活用したさらなるファン増加や好意度強化を図る。名称は『SNSファン育(いく)コミュニティ』(8月1日提供開始)。ファンコミュニティ参加者の好意度強化を図るなどの新たな施策を盛り込み、ファンマーケティングの実施目的に沿った戦略の立案・施策実施・運用、効果測定までを、一気通貫して実施することが可能となる。(HC)
ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は8月1日、2日続伸基調となり、午前11時にかけては19%高の1859円(288円高)まで上げて再び上値を指向する相場となっている。7月31日付で、企業のSNSマーケティング支援事業を行う子会社コムニコとアジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)の協業による新サービスの8月1日開始と、アジアへの越境ECを支援するアジアンブリッジ(東京都千代田区)とラバブルマーケティンググループの資本業務提携を発表し、期待の強まる相場になった。
ラバブルマーケティンググループの19%高は東証グロース市場の値上がり率2位、アジャイルメディア・ネットワークは15%高となり同3位に入っている。
子会社コムニコとアジャイルメディア・ネットワークによる新サービスは、SNSマーケティングとファンコミュニティを掛け合わせたファン増加を実現させるためのサービスで、企業のSNS運用を通したファンの獲得・育成およびファンコミュニティを活用したさらなるファン増加や好意度強化を図る。名称は『SNSファン育(いく)コミュニティ』(8月1日提供開始)。ファンコミュニティ参加者の好意度強化を図るなどの新たな施策を盛り込み、ファンマーケティングの実施目的に沿った戦略の立案・施策実施・運用、効果測定までを、一気通貫して実施することが可能となる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09
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