[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (11/30)フタバ産業は後場もジリ高で高値を更新、トヨタの「販売・生産・輸出実績」最高など好感
記事一覧 (11/30)タカギセイコーが高値を更新、ホンダの電動二輪事業拡大、5000億円規模の投資に期待強まる
記事一覧 (11/30)マルマエは6日続伸の後1日休んで一段高、補正予算に半導体産業強化が盛られ期待強まる
記事一覧 (11/30)サイバートラストは一段と出直り強める、上期最高益、本人確認サービスのキヤノンMJへの採用など連日好感
記事一覧 (11/30)AVILENが出直り強める、三菱UFJ銀行の生成AI活用を支援とし注目集まる
記事一覧 (11/30)JPホールディングスが再び出直る、外国人就労支援会社を子会社化、政府が外国人介護人材を拡大、と伝えられ注目強まる
記事一覧 (11/30)メディネットが急伸、糖鎖修飾改変T細胞の特許が日本で成立、がん免疫細胞治療の新たな可能性
記事一覧 (11/30)ペプチドリームは連日出直って始まる、国立がん研究センターとの新薬実用化研究に期待続く
記事一覧 (11/29)アイリッジの値戻し目立つ、開発リソース最適化プラットフォームのリニューアルなど好感
記事一覧 (11/29)Orchestra Holdingsは再び大きく出直る、急伸後の調整に一巡感が強まり待っていた向きの買い再燃の見方
記事一覧 (11/29)ソースネクストが連日出直る、出資するIoTプラットフォーム企業の上場申請など好感
記事一覧 (11/29)キャリアインデックスが急騰、WEB面接ツールBioGraphとZoomが連携
記事一覧 (11/29)サンリオは模様ながめ、3位・4位株主から一部株式売却の意向、自社株買いと消却を発表
記事一覧 (11/29)オプティマスグループはニュージーランドの自動車オンライン広告サイト子会社化を好感して4日続伸
記事一覧 (11/29)スマートバリューはさくらインターネットとの提携が好感され急伸ストップ高
記事一覧 (11/29)JR東海は朝安の後持ち直す、リニア新幹線巡り静岡県知事が「一歩前進」と伝えられ期待再燃
記事一覧 (11/29)しまむらは18年ぶりの高値に進む、月次好調で円高、気温の急低下も注目要因に
記事一覧 (11/28)ファンペップは一時29%高、アルツハイマー病ワクチンの研究開始に急反応
記事一覧 (11/28)さくらインターネットはストップ高、デジタル庁のガバメントクラウドに条件付きで選定
記事一覧 (11/28)ナカノフドー建設が急伸、ROEやPBR向上に向けた「対応について」を発表し注目集まる
2023年11月30日

フタバ産業は後場もジリ高で高値を更新、トヨタの「販売・生産・輸出実績」最高など好感

■2019年11月以来の860円台に進む

 フタバ産業<7241>(東証プライム)は11月30日、前後場ともジリ高基調を続ける相場となり、14時40分にかけては7%高の862円(56円高)まで上げて2日ぶりに高値を更新し、2019年11月以来の860円台に進んでいる。

 自動車ボディ骨格関連メーカーで、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)向けの割合が大。トヨタ自動車が29日発表した10月の「販売・生産・輸出実績」(レクサス含む)が前年同月比17%増加して90万285台となり、10月としては過去最高と伝えられたことや、「愛知のレクサス新拠点に開発者2000人、トヨタ、EV加速」(日経電子版11月30日朝)と伝えられたことなどが買い材料視されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:58 | 材料でみる株価

タカギセイコーが高値を更新、ホンダの電動二輪事業拡大、5000億円規模の投資に期待強まる

■販売先は「ホンダ、スズキ」が多く波及効果は大の見方

 タカギセイコー<4242>(東証スタンダード)は11月30日、再び上値を追う相場となり、午前11時過ぎに11%高の2070円(206円高)まで上げて約3か月半ぶりに年初来の高値を更新。後場は伸びきれないが、14時にかけて7%高の1990円前後で活況高となっている。

 2輪、4輪車向けの高機能樹脂成型品や金型を手掛け、販売先は「ホンダ、スズキ」(会社四季報・秋号)のため、ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)が29日に開催した「電動二輪事業説明会」で2021年から10年間で合計約5000億円の投資を計画し、2030年のグローバルでの電動二輪車の年間販売台数目標を、昨年公表した350万台に対して50万台増となる400万台とする、などとしたことを受けて波及効果に期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:05 | 材料でみる株価

マルマエは6日続伸の後1日休んで一段高、補正予算に半導体産業強化が盛られ期待強まる

■大真空、TOWAなども強くマルマエにも一段高の期待

 マルマエ<6264>(東証プライム)は11月30日、再び出直りを強める相場となり、朝方に3%高の1848円(62円高)まで上げて約3か月ぶりに1840円を回復。6日続伸の後1日休んで再び上値を追う相場となっている。半導体製造装置向けの真空パーツなどを手がけ、29日に可決した2023年度補正予算では、「半導体の生産能力を増強するための補助金などに1兆5450億円を充てる」(日本経済新聞11月30日付朝刊)とされ、波及効果などに期待が強まっている。

 30日の株式市場では、半導体関連株が全般に高い中で、大真空<6962>(東証プライム)が14%高、封止装置のTOWA<6315>(東証プライム)は7%高など、真空関連メーカーの値動きが目立っ。マルマエには出遅れ感が強まってきたとの見方も出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:36 | 材料でみる株価

サイバートラストは一段と出直り強める、上期最高益、本人確認サービスのキヤノンMJへの採用など連日好感

■「iTrust本人確認サービス」好調、2か月ぶりに2200円台

 サイバートラスト<4498>(東証グロース)は11月30日、次第に強含んで一段と出直りを強め、午前11時過ぎには6%高の2264円(125円高)まで上げて約2か月ぶりに2200円台に進み、戻り高値に進んでいる。11月20日に「iTrust本人確認サービス」がキヤノンMJ(キヤノンマーケティングジャパン)<8060>(東証プライム)の製品に採用されたと発表し、株価はこの日から出直り基調が目立っている。

 第2四半期決算(2023年4〜9月・累計)は、「iTrust」による自治体給付金の本人確認ニーズの高まりなどをうけて好調に推移し、前年同期比で売上高が3.6%増加し営業利益も同3.7%増加。伸び率は小さいが、売上高、営業利益ともこの期間として最高を更新した。年3月期の連結業績予想は全体に据き、売上高は前期比21.6%増、営業利益は32.9%増などの予想を継続したが、上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

AVILENが出直り強める、三菱UFJ銀行の生成AI活用を支援とし注目集まる

■23年9月上場、660社以上にAIソリューションを提供

 AVILEN(アヴィレン)<5591>(東証グロース)は11月30日、続伸基調で始まったあと次第に上げ幅を広げ、午前10時50分にかけて7%高の2395円(160円高)まで上げて株式上場当日につけた最高値2553円(2023年9月27日)に向けて出直っている。ChatGPT活用支援、AI技術実装、デジタル組織開発などを行い、29日付で「三菱UFJ銀行の生成AI活用による業務改革を支援」と発表し、注目を集めている。

 AVILENは、上場企業を中心に660社以上の企業(2023年9月末時点)に対し、AI搭載のソフトウェア開発とビルドアップパッケージ(デジタル組織の構築支援)を主軸としたAIソリューションを提供している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

JPホールディングスが再び出直る、外国人就労支援会社を子会社化、政府が外国人介護人材を拡大、と伝えられ注目強まる

■27日にワンズウィル社の完全子会社化を発表

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は11月30日、再び上値を指向する相場となり、取引開始後に387円(10円高)まで上げて年初来の高値407円に向けて出直っている。11月27日の夕方、労働者派遣事業や外国人技能実習生・特定技能者の紹介などを行う株式会社ワンズウィル(千葉県市川市)の全株取得と連結子会社化を発表。30日には「外国人介護人材を拡大へ、厚労省が要件緩和」(日本経済新聞11月30日付朝刊)と伝えられ、注目材料視されている。

 発表によると、ワンズウィル社は、外国人の労働者派遣事業、就労ビザの対応、および外国人特定技能者の紹介等、主に外国人の就労支援を行っている。

 JPホールディングスは運営する保育所209園、学童クラブ86施設、児童館11施設(2023年9月末日時点)という幼児教育事業の最大手。持続的な成長と更なる収益拡大に向け、積極的な新規事業の開発、M&Aなどにより、新たなサービス価値の創出と競争優位性の確立を図っている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 材料でみる株価

メディネットが急伸、糖鎖修飾改変T細胞の特許が日本で成立、がん免疫細胞治療の新たな可能性

■がん細胞に強いT細胞を作る「糖鎖修飾改変」技術

 メディネット<2370>(東証グロース)は7円高(14.58%高)の55円まで上げて急伸している。同社は29日、国立大学法人大阪大学と共同で出願した「糖鎖修飾改変T細胞」に関する特許が日本で成立したと発表した。この特許技術は、2−デオキシグルコース(2−DG)という糖の誘導体を用いて、抗腫瘍効果を高めたT細胞を誘導するものである。

 同社は、2014年から2019年までの5年間、大阪大学大学院医学系研究科最先端医療イノベーションセンターを活動拠点とする共同研究講座「免疫再生制御学共同研究講座」を設置し、次世代の免疫細胞治療技術の開発を行ってきた。本件特許は、共同研究の成果の一つとして大阪大学とメディネットが共同で出願していたものである。

 2−DGは、細胞内でグルコースを分解し、エネルギーを合成する解糖系を抑制する作用がある。これにより、免疫記憶と呼ばれる免疫系が病原体等に対して迅速かつ強力に活性化・増殖できる現象の確立に有利であることがマウスの実験で報告されている。また、2−DGは、細胞を構成するタンパク質に付加される糖鎖修飾にも作用することが知られている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価

ペプチドリームは連日出直って始まる、国立がん研究センターとの新薬実用化研究に期待続く

■放射性医薬品に期待、10月下旬を下値に持ち直し傾向

 ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は11月30日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の1263.0円(48.5円高)まで上げ、下値圏から出直りを続けている。27日に「国立がん研究センターとCarbonic Anhydrase IX(CAIX)を標的とするがん放射性医薬品の早期実用化に向けた臨床研究等の取り組みを開始」と発表し、以後連日出直っている。今12月期は各利益とも減益を見込むが、株価は10月下旬の1037円を下値に持ち直し傾向となっており、織り込み済みとなっている。

 発表によると、本取り組みでは、国立がん研究センター先端医療開発センターで培われた放射性核種の製造技術や画像診断技術と、当社のペプチドおよび放射性医薬品の開発ケイパビリティを融合し、CAIXを標的としカッパー64(64Cu)で標識した放射性医薬品(64Cu−PD−32766)を用いた固形がんのPETイメージングを行うファースト・イン・ヒューマン試験を2024年に実施する予定、とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年11月29日

アイリッジの値戻し目立つ、開発リソース最適化プラットフォームのリニューアルなど好感

■株価は「ダブルボトム」で底入れ確認、決算説明会動画も好感

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は11月29日、反発基調となって出直りを強め、3%高の598円(19円高)まで上げた後も堅調に売買され、約3週間ぶりの600円台を目前にとらえている。オンラインからオフラインへとマーケティングを発展させる「O2O(オーツーオー)ソリューション」サービスの企画・開発・運営などを行ない、27日に、システム開発会社を中心に導入企業が100社を超える開発リソース最適化プラットフォーム「Co−Assign(コーアサイン)」を利用企業の声に応えてリニューアルと発表。期待材料視されている。

 発表によると、「Co−Assign」は、要員の稼働計画を「高い解像度」でチーム内に共有することができるアサイン管理の脱Excelサービス。受注予定案件の要員計画を、期間ごと・受注確度ごとに集計でき、本当に不足する人材・スキルが可視化され、最適な人材配置を行えることで、受注キャパシティーが拡大する。進行中のプロジェクトでは稼働時間を入力でき、プロジェクトごとの予実がリアルタイムでチームに共有され、これにより粗利率が悪化する前の対策が可能になる。

 株価は10月24日の安値549円と11月15日につけた戻り安値551円が「ダブルボトム」(2点底)を形成し、俯瞰的な底入れが確認できた形になった。直近は、11月22日に開示した決算説明会の動画などが好感される形でジリジリ値戻しを続けている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28 | 材料でみる株価

Orchestra Holdingsは再び大きく出直る、急伸後の調整に一巡感が強まり待っていた向きの買い再燃の見方

■業績は好調で売上高など四半期ベースの最高を更新

 Orchestra Holdings<6533>(東証プライム)は11月29日、再び大きく出直る相場となり、午前10時半にかけて8%高の1125円(88円高)まで上げている。デジタルマーケティング事業等を行い、11月20日付でグループ会社ワン・オー・ワンが人材スキル管理システムに関する特許権を取得と発表。株価は翌日から3連騰となって一時34%高となり、主な移動平均を軒並み突破。その後の調整では75日移動平均に支えられるように下げ止まったため、調整一巡感が広がり再び買いが入ってきたとみられている。

 業績は好調で、第3四半期決算(2023年7〜9月)は四半期として売上高(ネット)が過去最高となり、売上総利益は3第3四半期の最高を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 材料でみる株価

ソースネクストが連日出直る、出資するIoTプラットフォーム企業の上場申請など好感

■株式会社ソラコム、保有割合2.5%に過ぎないが期待強まる様子

 ソースネクスト<4344>(東証プライム)は11月29日、2日続けて出直りを強め、午前10時半にかけては5%高の192円(10円高)前後で売買されながら約2週間ぶりに190円台を回復している。出資するIoTプラットフォーム企業・株式会社ソラコム(東京都港区)が11月20日付で東京証券取引所に株式上場申請を行ったと開示しており、期待材料視されている。保有割合は2.5%に過ぎないが、今後、上場審査を経て上場承認を得ることになり、承認や上場日決定などの各段階で再び材料視される期待が出ている。

 発表によると、ソラコムは、IoT無線通信をグローバルに提供するプラットフォーム企業で、2017年8月からKDDIグループに参画している。ソースネクストは、AI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」を始めとするIoT製品について、ソラコムより「eSIM(組み込み式のSIMカード)」の供給を受けており、重要な開発パートナーになっているという。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

キャリアインデックスが急騰、WEB面接ツールBioGraphとZoomが連携

■採用フローの効率化を支援

 キャリアインデックス<6538>(東証プライム)は29日、19円高(8.33%高)の247円まで上げて続伸し急騰している。同社のグループ企業であるマージナルは28日、オンライン面接ツール「BioGraph(バイオグラフ)」にて、ビデオ会議システム Zoom Meetingsとの連携が可能になった「BioGraphコネクト」をリリースしたと発表。BioGraphコネクトは、ZoomアカウントとBioGraphを連携することで、WEB面接実施に必要な日程調整機能や応募者データ管理機能等を、Zoomの利用を維持したまま活用できるサービスである。

 BioGraphは人材採用フローにおけるWEB面接に特化したツールとして、WEB面接機能だけでなく、面接の日程調整や応募者を管理する機能を備えている。一方で、Zoom Meetingsは汎用的なWEB会議ツールとして、日本国内の企業で圧倒的なシェアを有しており、利用率は60%以上と言われている。現状、日本国内では社内のセキュリティ規定により、使用するWEB会議ツールを1つに絞っている企業が多く見られる。そのような企業では、採用面接においてもZoom Meetingsなどの汎用的なWEB会議ツールを利用しているが、応募者との日程調整を効率化したいなど、採用面接に適した機能を希望する声がある。

 これらの状況に対して、BioGraphコネクトを導入することで、WEB会議やWEB面接はZoom Meetingsを利用する状態を維持したまま、BioGraphの特長である面接の日程調整機能や、応募者管理機能を利用することが可能となる。広告表示プランでは月額費用は無料となっており、コスト面の負担なく手軽に導入することが可能である。BioGraphコネクトは、WEB面接をより便利にするサービスとして、人材採用の効率化を支援する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:26 | 材料でみる株価

サンリオは模様ながめ、3位・4位株主から一部株式売却の意向、自社株買いと消却を発表

■株式市場での株価への影響を考慮

 サンリオ<8136>(東証プライム)は11月29日、一段軟調に始まり、午前10時にかけては5%安に迫る6127円(298円安)前後で売買されている。28日の15時、第3位株主、4位株主から一部株式売却の意向を受けたとして公開買付による自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表したが、株式市場では模様ながめ気分が漂っている。

 28日の15時、同社の辻朋邦代表取締役社長が代表取締役を務める資産管理会社の清川商事株式会社(第3位株主2023年3月31日現在)、同じく光南商事株式会社(第4位株主、同)から、その所有する普通株式の一部を売却する意向がある旨の連絡を受け、対応として、株式市場での株価への影響を考慮して公開買付による自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表した。

 公開買付による自社株買いは、取得上限株数218万9100株、取得金額120億円(上限)。2023年12月1日から同年12月28日まで(20営業日)実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 材料でみる株価

オプティマスグループはニュージーランドの自動車オンライン広告サイト子会社化を好感して4日続伸

■Auto Trader Media Group Ltd.の株式の51%を取得

 オプティマスグループ<9268>(東証スタンダード)は29日、64円高(2.44%高)の2691円まで上げて年初来高値を更新し4日続伸している。同社は28日、ニュージーランドで自動車取引のオンライン広告サイトを運営するAuto Trader Media Group Ltd.(以下、Auto Trader社)の株式の51%を、同社の100%子会社であるOptimus Group New Zealand Ltd.が取得すると発表。取得価額は非公表である。

 同社は、経営計画において「ニュージーランドモデルの強化」を成長領域のひとつに掲げており、グループ事業全体での効率的な収益拡大を目指している。Auto Trader社は、ニュージーランド全域で長期に亘って自動車販売広告を専業で行っており、現在はオンライン広告に特化したサービスを提供している。自動車のオンライン取引が活況なニュージーランドにおいて、オプティマスグループは、Auto Trader社の子会社化により、同社グループ顧客であるディーラーの販売促進の支援など既存事業との高いシナジー効果が見込まれるとしている。また、エンドユーザー向け事業を含め同社グループの新たな事業プラットフォームとしても寄与するものと考えており、ニュージーランドにおける更なるバリューチェーンの強化・延伸を推進していくという。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:09 | 材料でみる株価

スマートバリューはさくらインターネットとの提携が好感され急伸ストップ高

 スマートバリュー<9417>(東証スタンダード)は11月29日、取引開始後にストップ高の467円(80円高、21%高)まで上げ、2日連続大幅高となって年初来の高値512円(2023年2月)に向けて急伸している。23年8月にさくらインターネット<3778>(東証プライム)と行政向けSaaSをガバメントクラウドなどでの提携を開始しており、さくらインターネットの株価が「政府クラウド」認定を受けて28、29日と連日ストップ高となっているため連想買いが波及している。

 スマートバリューは23年8月15日付で、「さくらインターネットと行政DXでの連携に向けて協議を開始」と発表している。生成AIの活用も視野に入れ、行政向けSaaSをガバメントクラウドでの展開を検討するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 材料でみる株価

JR東海は朝安の後持ち直す、リニア新幹線巡り静岡県知事が「一歩前進」と伝えられ期待再燃

■11月初にみずほ証券が目標株価を引き上げ3700円にと伝えられる

 JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は11月29日、取引開始後の38円安(3462円)を下値に27円安(3473円)まで持ち直して売買活発となっている。28日夜から29日朝にかけて、リニア中央新幹線などに関する静岡県・川勝平太知事の考えが伝えられ、「リニア『水問題』川勝知事がJR案に『一歩前進』」(テレ朝news11月29日6:46)などと受けとめられ、期待が再燃する様子となっている。11月6日には、みずほ証券が目標株価を引き上げて3700円に見直したと伝えられた。

 リニア中央新幹線の建設を巡り、静岡県の川勝知事は大井川の水量減少や環境への影響などを懸念し、一部区間の工事を認めてこなかった。一方、JR東海側は、「大井川の水の量を減らさないために上流の『田代ダム』で調整する案を示し」(同)ていた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

しまむらは18年ぶりの高値に進む、月次好調で円高、気温の急低下も注目要因に

■11月は既存店売上高、全店売上高と3か月ぶりに増加

 しまむら<8227>(東証プライム)は11月29日、一段高で始まり、取引開始後は1万7580円(445円高)まで上げ、3日続伸基調となって2005年以来の高値に進んでいる。11月24日に発表した「11月度売上速報」(毎月20日締め)が好調だった上、為替の円高、気温急低下による冬物衣料への期待が買い材料として加わっているようだ。11月は既存店売上高、全店売上高とも前年同月比で3か月ぶりに増加した。

 29日朝の円相場は1ドル147円05銭前後で始まり、前日比50銭前後の円高進行となっている。米金利の連日低下などが要因視されている。

 また、11月の売上速報」は、既存店売上高が前年同月比4.3%増加し、全店も同4.1%増加した。期初からの累計では前年同期間比で既存店が4.1%増、全店は3.8%増となり、引き続き好調な推移とみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年11月28日

ファンペップは一時29%高、アルツハイマー病ワクチンの研究開始に急反応

■根本的治療に「アミロイドβ」とともに注目される『タウ』に着目

 ファンペップ<4881>(東証グロース)は11月28日、急伸相場となり、前場29%高の209円(47円高)まで上げて約5か月ぶりに200円台を回復し、出来高も急増している。27日に「アルツハイマー病ワクチンの研究開始」を発表し、期待集中となった。

 発表によると、アルツハイマー病に対する新たな根本治療薬の開発を目指し、「アミロイドβ」とともに根本的治療薬の標的である『タウ』に着目した新規治療薬の開発に取り組む。大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座との共同研究により、『タウ伝播』を抑制する抗リン酸化タウ抗体誘導ペプチドの研究開発を行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:28 | 材料でみる株価

さくらインターネットはストップ高、デジタル庁のガバメントクラウドに条件付きで選定

 さくらインターネット<3778>(東証プライム)は28日、300円高(25.00%高)の1500円まで上げてストップ高し急騰している。同社は、IaaS型クラウドの「さくらのクラウド」を、デジタル庁が整備する政府共通のクラウドサービス環境である「ガバメントクラウド」に提供することが決まったと発表。これは、2025年度末までに技術要件をすべて満たすことを前提とした条件付きの認定である。

 「さくらのクラウド」は、日本のデジタルインフラを支える国内事業者として、パブリッククラウドの活用を推進している。マイクロソフト社とのパートナーシップにより、周辺機能の一部はサードパーティ製品を用いて開発を行い、迅速、柔軟、かつセキュアでコスト効率の高いシステムを構築可能とすることを目指している。

 ガバメントクラウドは、利用者にとって利便性の高いサービスをいち早く提供し改善していくことを目的としており、地方公共団体でも同様の利点を享受できるようにデジタル庁が検討を進めている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:08 | 材料でみる株価

ナカノフドー建設が急伸、ROEやPBR向上に向けた「対応について」を発表し注目集まる

■利益率改善めざし海外を強化、土木を拡大、IR・PR活動も強化

 ナカノフドー建設<1827>(東証スタンダード)は11月28日、13%高(53円高の452円)で始まった後もジリ高基調となり、午前11時にかけては20%高(78円高の477円)まで上げて急伸相場となっている。2020年2月以来の470円台に進んでいる。27日の15時に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、ROE(株主資本利益率)やPBR(株価純資産倍率)の向上などに向けた取組方針を明らかにし、期待が強まっている。

 発表によると、同社のROEは2022年度で5.2%となっており、株主資本コスト5.1%をを上回る資本収益性を達成しているが、2019年頃までは安定してROE8%を上回っていた。また、PBRは08年頃から継続して1倍を下回る状況が続いている。建設事業における営業利益率の改善を目指し、当社の特徴である海外建設事業の強化と、土木事業の拡大を目指し、次期中期経営計画において、配当性向とDOEに関する数値目標を策定する。IR・PR活動も強化するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価