■自社株買いは発行株数の2.8%に当たる200万株規模
ニッケ(日本毛織)<3201>(東証プライム)は7月14日、飛び出すような急伸スタートとなり、取引開始後は9%高の1120円(95円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面を見せて活況高となっている。1100円台は2022年9月以来。13日の15時に発表した第2四半連結決算(2022年12月〜23年5月・累計)は各利益とも微減益だったが11月通期の予想は据え置き、発行済み株式総数の2.8%に当たる200万株規模の自己株式取得(自社株買い)も発表し、好感されている。
自社株買いは、取得株式総数200万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.83%)、取得総額24億円を各上限とし、2023年7月20日から同年12月20日まで行うとした。(HC)
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(07/14)ニッケが急伸、第2四半決算と自社株買いが好感され一時東証プライム銘柄の値上がり率1位
(07/13)ソーシャルワイヤーは企業間マッチングのチャットシステム提供開始など好感され一時14%高
(07/13)ソニーGは6日ぶり反発、ゲーム開発への大型投資報道や「為替感応度」など好感される
(07/13)ロームは9月に株式4分割を予定しパワー半導体新工場の報道も好感され出直る
(07/13)Zホールディングスが一段高、統合新会社「LINEヤフー」に期待強まり5か月ぶり400円台
(07/12)Zホールディングス後場急動意、PayPay米国で上場を検討と伝えられ買い材料視
(07/12)石油資源開発が反発、出直る、原油1カ月ぶり高水準に加え「23年前半に生産開始予定」の英海上鉱区にも関心が
(07/12)ニトリHDは3日続伸基調で始まる、円相場がほぼ1か月ぶりの円高水準となり追い風期待
(07/11)ザッパラスはKADOKAWAとの提携に向けた動きが好感されストップ高、「占い」カテゴリーで協業
(07/11)GRCSは再び急反発、日々の終値が高安交互に来る「クジラ幕」相場だが強気筋優勢の見方
(07/11)ラバブルマーケティンググループは2日連続ストップ高に続き一段高、米Meta社の『Threads(スレッズ)』活用支援サービスや「JICDAQ」からの認証など連日好感
(07/11)SUMCOが急反発、「経産省750億円補助」報道を受け国策銘柄としての買い再燃
(07/10)日本ペイントHDは5日ぶり反発、8月の四半期決算説明会を誰でも視聴可能な形でライブ配信とし業績に自信あるのではとの見方
(07/10)オーイズミが再び出直る、「上場維持基準」に3項目も届かず基準充足への取組に期待
(07/10)アステリアが後場一段高、OBCの「奉行クラウド」の連携ツールパートナーに選定など好感
(07/10)カルナバイオサイエンスは2日連続大幅高、米国での特許を好感、今後のマイルストーン収入などに注目再燃
(07/10)リョービは「ギガキャスト」に注目集まり4年ぶりの高値に進む、EV構造部品など超大型アルミダイカスト鋳造で一体成型
(07/07)昨日急落したソシオネクストは反発相場に転換、大株主の「売却意向」を2日目の朝で消化
(07/07)ネットプロHDは「チップ支払いシステム」の提供先拡大など好感され出直り強める
(07/07)日本電子材料が一段高、国内での半導体生産拡大を好感、九州での新棟建設などに注目再燃
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(07/14)ニッケが急伸、第2四半決算と自社株買いが好感され一時東証プライム銘柄の値上がり率1位
(07/13)ソーシャルワイヤーは企業間マッチングのチャットシステム提供開始など好感され一時14%高
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(07/12)Zホールディングス後場急動意、PayPay米国で上場を検討と伝えられ買い材料視
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(07/07)日本電子材料が一段高、国内での半導体生産拡大を好感、九州での新棟建設などに注目再燃
2023年07月14日
ニッケが急伸、第2四半決算と自社株買いが好感され一時東証プライム銘柄の値上がり率1位
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21
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2023年07月13日
ソーシャルワイヤーは企業間マッチングのチャットシステム提供開始など好感され一時14%高
■AI翻訳を材料に急伸し値固めの最中、2段上げの再騰相場に発展する期待
ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は7月13日、14%高の439円(55円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場も11%高の426円で売買開始となった。同日午前、企業間マッチングを促進するネットワーキングシステムのチャットシステム『TORINAS(トリナス)』の提供を7月12日より開始と発表し、買い材料のひとつとして期待されている。まずはβ版として同社運営のプレスリリース配信代行サービス『@Press(アットプレス)』並びに『NEWSCAST(ニュースキャスト)』に、この機能を搭載するとした。
同社株は6月28日に急伸して以降、急激に上値を追う相場となっている。「AI自動翻訳ツールを活用したプレスリリースの英語・中国語翻訳機能を6月28日より無償提供開始」との発表が起爆剤になったと見られており、直前まで250円前後で小動きだった株価が7月4日に463円まで急伸した。その後は450円から350円前後の間で往来する値固め相場となっており、経験則的には2段上げの再騰相場に発展する可能性を帯びてきたとの見方が出ている。(HC)
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ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は7月13日、14%高の439円(55円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場も11%高の426円で売買開始となった。同日午前、企業間マッチングを促進するネットワーキングシステムのチャットシステム『TORINAS(トリナス)』の提供を7月12日より開始と発表し、買い材料のひとつとして期待されている。まずはβ版として同社運営のプレスリリース配信代行サービス『@Press(アットプレス)』並びに『NEWSCAST(ニュースキャスト)』に、この機能を搭載するとした。
同社株は6月28日に急伸して以降、急激に上値を追う相場となっている。「AI自動翻訳ツールを活用したプレスリリースの英語・中国語翻訳機能を6月28日より無償提供開始」との発表が起爆剤になったと見られており、直前まで250円前後で小動きだった株価が7月4日に463円まで急伸した。その後は450円から350円前後の間で往来する値固め相場となっており、経験則的には2段上げの再騰相場に発展する可能性を帯びてきたとの見方が出ている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49
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ソニーGは6日ぶり反発、ゲーム開発への大型投資報道や「為替感応度」など好感される
■同社の収益は対ドルで円安だと差損、円揺り戻し高も見直し要因に
ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は7月13日、反発して始まった後もジリ高基調となり、午前10時30分にかけて5%高の1万3065円(615円高)まで上げ、昨12日までの5日続落から出直りを強めている。「ゲーム開発に3000億円、仮想空間にらむ」(日経電子版7月12日20:12)と伝えられて期待が強まり、NY市場で値上がりしたほか、同社の収益の「為替感応度」は対ドルで円高が有利とされ、円相場が1ドル138円台に戻ったことも買い材料視されているようだ。4日ぶりに1万3000円台を回復している。
ゲーム事業の研究開発に重点的に投資し、「2024年3月期に同事業の研究開発費は3年前に比べて2倍となる約3000億円を投じる」(同)と伝えられた。一方、同社の連結業績の「為替感応度」は、対ドルで1円の円安の場合、年間営業利益に5億円前後の差損が出るとされている。円相場は6月末に一時145円台まで円安が進んだが、7月に入ってからは13日に138円台まで円高方向に揺り戻しが発生している。(HC)
ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は7月13日、反発して始まった後もジリ高基調となり、午前10時30分にかけて5%高の1万3065円(615円高)まで上げ、昨12日までの5日続落から出直りを強めている。「ゲーム開発に3000億円、仮想空間にらむ」(日経電子版7月12日20:12)と伝えられて期待が強まり、NY市場で値上がりしたほか、同社の収益の「為替感応度」は対ドルで円高が有利とされ、円相場が1ドル138円台に戻ったことも買い材料視されているようだ。4日ぶりに1万3000円台を回復している。
ゲーム事業の研究開発に重点的に投資し、「2024年3月期に同事業の研究開発費は3年前に比べて2倍となる約3000億円を投じる」(同)と伝えられた。一方、同社の連結業績の「為替感応度」は、対ドルで1円の円安の場合、年間営業利益に5億円前後の差損が出るとされている。円相場は6月末に一時145円台まで円安が進んだが、7月に入ってからは13日に138円台まで円高方向に揺り戻しが発生している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04
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ロームは9月に株式4分割を予定しパワー半導体新工場の報道も好感され出直る
■ドイツ企業と長期供給契約などと伝えられ注目が再燃
ローム<6963>(東証プライム)は7月13日、反発相場となり、午前10時にかけて1万3610円(320円高)まで上げて出直っている。9月30日(土曜日)を基準日として1株につき4株の割合で株式分割を行う予定である上、「パワー半導体新工場、宮崎で24年末稼働」(日本経済新聞7月13日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。
パワー半導体は自動車のEV化とともに需要が拡大しているだけでなく、空飛ぶクルマやワイヤレス給電などの次世代設備にも不可欠とされている。報道では、「自動車部品大手の独ヴィテスコ・テクノロジーズと、SiC製のパワー半導体の長期供給契約を結ぶなど、自動車業界を中心に引き合いが増えている」(同)と伝えられた。(HC)
ローム<6963>(東証プライム)は7月13日、反発相場となり、午前10時にかけて1万3610円(320円高)まで上げて出直っている。9月30日(土曜日)を基準日として1株につき4株の割合で株式分割を行う予定である上、「パワー半導体新工場、宮崎で24年末稼働」(日本経済新聞7月13日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。
パワー半導体は自動車のEV化とともに需要が拡大しているだけでなく、空飛ぶクルマやワイヤレス給電などの次世代設備にも不可欠とされている。報道では、「自動車部品大手の独ヴィテスコ・テクノロジーズと、SiC製のパワー半導体の長期供給契約を結ぶなど、自動車業界を中心に引き合いが増えている」(同)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15
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Zホールディングスが一段高、統合新会社「LINEヤフー」に期待強まり5か月ぶり400円台
■グループ内再編などについて発表、23年10月1日付で発足へ
Zホールディングス<4689>(東証プライム)は7月13日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の408.4円(20.7円高)まで上げ、約5か月ぶりの400円台に進んでいる。12日の15時にグループ内再編などについて発表し、2023年2月、4月に開示した方針に沿ってZホールディングス、その中核完全子会社であるLINE株式会社およびヤフー株式会社の吸収合併および吸収分割などを決定したとし、好感されている。3社は23年10月1日付で統合新会社「LINEヤフー」に変貌する。(HC)
Zホールディングス<4689>(東証プライム)は7月13日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の408.4円(20.7円高)まで上げ、約5か月ぶりの400円台に進んでいる。12日の15時にグループ内再編などについて発表し、2023年2月、4月に開示した方針に沿ってZホールディングス、その中核完全子会社であるLINE株式会社およびヤフー株式会社の吸収合併および吸収分割などを決定したとし、好感されている。3社は23年10月1日付で統合新会社「LINEヤフー」に変貌する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19
| 材料でみる株価
2023年07月12日
Zホールディングス後場急動意、PayPay米国で上場を検討と伝えられ買い材料視
■「テック関連企業は米国のほうが価値が高く評価される傾向」と
Zホールディングス<4689>(東証プライム)は7月12時、14時過ぎから急動意となり、14時30分にかけて9%高の398.4円(31.4円高)まで上げる場面を見せて売買河童っとなった。「ペイペイの上場先、ソフトバンクが米国市場を検討=関係筋」(ロイターニュース7月12日2:20)と伝えられており、買い材料視されたとみられている。「テック関連企業は米国のほうが価値が高く評価される傾向にあり、日本の携帯電話市場が飽和する中、ソフトバンクは急成長するPayPayの資金化に向けて準備を本格化する」(同)と伝えられた。(HC)
Zホールディングス<4689>(東証プライム)は7月12時、14時過ぎから急動意となり、14時30分にかけて9%高の398.4円(31.4円高)まで上げる場面を見せて売買河童っとなった。「ペイペイの上場先、ソフトバンクが米国市場を検討=関係筋」(ロイターニュース7月12日2:20)と伝えられており、買い材料視されたとみられている。「テック関連企業は米国のほうが価値が高く評価される傾向にあり、日本の携帯電話市場が飽和する中、ソフトバンクは急成長するPayPayの資金化に向けて準備を本格化する」(同)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46
| 材料でみる株価
石油資源開発が反発、出直る、原油1カ月ぶり高水準に加え「23年前半に生産開始予定」の英海上鉱区にも関心が
■原油はサウジの減産で強含みに転じ中国の景気も相場材料に
石油資源開発<1662>(東証プライム)は7月12日、反発基調となり、4470円(55円高)まで上げた後も堅調に推移し、出直りを探る相場になっている。NY原油先物が1バレル75ドルに迫り、1カ月ぶりの高値水準に達してきたことに加え、イギリス・アバディーン沖で開発中の海上鉱区(通称:シーガル鉱区)で推進する、原油・天然ガスの開発プロジェクトでは「原油・天然ガスを2023年前半に生産開始予定」としており、株式市場関係者の中には、新たな進展に期待して注目し直す様子がある。
このところの国際原油市況は、7月初にサウジアラビアが自主減産を表明したことを受け、がぜん強含みに転じてきた。一方では、中国の景気が今ひとつとされ、かつて「石油ガブ飲み」とされた同国の需要が低調なことが上値を抑える要因とされている。(HC)
石油資源開発<1662>(東証プライム)は7月12日、反発基調となり、4470円(55円高)まで上げた後も堅調に推移し、出直りを探る相場になっている。NY原油先物が1バレル75ドルに迫り、1カ月ぶりの高値水準に達してきたことに加え、イギリス・アバディーン沖で開発中の海上鉱区(通称:シーガル鉱区)で推進する、原油・天然ガスの開発プロジェクトでは「原油・天然ガスを2023年前半に生産開始予定」としており、株式市場関係者の中には、新たな進展に期待して注目し直す様子がある。
このところの国際原油市況は、7月初にサウジアラビアが自主減産を表明したことを受け、がぜん強含みに転じてきた。一方では、中国の景気が今ひとつとされ、かつて「石油ガブ飲み」とされた同国の需要が低調なことが上値を抑える要因とされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:38
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ニトリHDは3日続伸基調で始まる、円相場がほぼ1か月ぶりの円高水準となり追い風期待
■エディオンと小型調理家電などを共同開発との報道も買い要因に
ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は7月12日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の1万7120円(660円高)まで上げ、出直りを続けている。円高が追い風になる事業形態で、12日朝の円相場が1ドル140円10銭前後とほぼ1か月ぶりの円高水準に差し掛かって始まったことなどが買い材料になっているようだ。
7月4日に発表した6月の月次動向「国内月次売上速報」は、既存店売上高が前年同月比0.5%減となり3ヵ月連続減だったが、株価は軟調程度にとどまってきた。11日には小型調理家電などをエディオン<2730>(東証プライム)と共同開発すると伝えられ、注目された。(HC)
ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は7月12日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の1万7120円(660円高)まで上げ、出直りを続けている。円高が追い風になる事業形態で、12日朝の円相場が1ドル140円10銭前後とほぼ1か月ぶりの円高水準に差し掛かって始まったことなどが買い材料になっているようだ。
7月4日に発表した6月の月次動向「国内月次売上速報」は、既存店売上高が前年同月比0.5%減となり3ヵ月連続減だったが、株価は軟調程度にとどまってきた。11日には小型調理家電などをエディオン<2730>(東証プライム)と共同開発すると伝えられ、注目された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21
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2023年07月11日
ザッパラスはKADOKAWAとの提携に向けた動きが好感されストップ高、「占い」カテゴリーで協業
■事業関連のリリース発表が増える可能性あり株価材料としての期待も
ザッパラス<3770>(東証スタンダード)は7月11日、急伸相場となり、朝の取引開始後にストップ高の423円(80円高、23%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、一気に2022年6月以来の400円台に進んでいる。朝、KADOKAWA<9468>(東証プライム)との業務提携の検討に関する基本合意について発表し、注目集中となった。「占い」カテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向けた業務提携の検討に関する基本合意書を締結することをを決議したという。
2023年4月期の連結決算は各利益とも赤字だったが、今期・24年4月期の予想は売上高と営業利益のみ開示し、営業黒字化を見込む。KADOKAWAとの提携効果による業績上乗せには時間がかかるとの見方があるが、今後、事業展開上のリリース発表が増える可能性があるため、株価材料になりやすいとして期待するう様子はある。(HC)
ザッパラス<3770>(東証スタンダード)は7月11日、急伸相場となり、朝の取引開始後にストップ高の423円(80円高、23%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、一気に2022年6月以来の400円台に進んでいる。朝、KADOKAWA<9468>(東証プライム)との業務提携の検討に関する基本合意について発表し、注目集中となった。「占い」カテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向けた業務提携の検討に関する基本合意書を締結することをを決議したという。
2023年4月期の連結決算は各利益とも赤字だったが、今期・24年4月期の予想は売上高と営業利益のみ開示し、営業黒字化を見込む。KADOKAWAとの提携効果による業績上乗せには時間がかかるとの見方があるが、今後、事業展開上のリリース発表が増える可能性があるため、株価材料になりやすいとして期待するう様子はある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35
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GRCSは再び急反発、日々の終値が高安交互に来る「クジラ幕」相場だが強気筋優勢の見方
■取引時間中の高値は断続的に更新、大阪デジタルエクスチェンジに納入を好感
GRCS<9250>(東証グロース)は7月11日、再び急反発となり、16%高の4090円(570円高)まで上げた後も4000円に近い位置で売買され、昨10日につけた取引時間中の高値4330円に向けて急伸している。7月4日の夕方、大阪デジタルエクスチェンジ株式会社(東京都港区)が年内に開設を目指すセキュリティトークンの売買取引システムにGRCSのマッチングエンジンが採用されたと発表し、株価は翌5日にストップ高。以後、取引時間中の高値を断続的に更新しながら上値を追う相場となっている。業績は2022年11月を底に急回復の見込みとしており、この採用により回復に弾みがつく期待が出ている。
もっとも、株価を日々の終値で見ると上げた日と下げた日が交互に到来しており、7月5日のストップ高(500円高)以降、310円安、700円高、270円安、そして11日は急反発中、となっている。このような相場は、白・黒が交互に現れるため「クジラ幕」相場とも呼ばれ、強気と弱気が拮抗しているためで、相場の方向性はまだつかめないとされる。ただ、取引時間中の高値は断続的に更新しているため、強気筋が優勢の相場と見ることができるようだ。(HC)
GRCS<9250>(東証グロース)は7月11日、再び急反発となり、16%高の4090円(570円高)まで上げた後も4000円に近い位置で売買され、昨10日につけた取引時間中の高値4330円に向けて急伸している。7月4日の夕方、大阪デジタルエクスチェンジ株式会社(東京都港区)が年内に開設を目指すセキュリティトークンの売買取引システムにGRCSのマッチングエンジンが採用されたと発表し、株価は翌5日にストップ高。以後、取引時間中の高値を断続的に更新しながら上値を追う相場となっている。業績は2022年11月を底に急回復の見込みとしており、この採用により回復に弾みがつく期待が出ている。
もっとも、株価を日々の終値で見ると上げた日と下げた日が交互に到来しており、7月5日のストップ高(500円高)以降、310円安、700円高、270円安、そして11日は急反発中、となっている。このような相場は、白・黒が交互に現れるため「クジラ幕」相場とも呼ばれ、強気と弱気が拮抗しているためで、相場の方向性はまだつかめないとされる。ただ、取引時間中の高値は断続的に更新しているため、強気筋が優勢の相場と見ることができるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:10
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ラバブルマーケティンググループは2日連続ストップ高に続き一段高、米Meta社の『Threads(スレッズ)』活用支援サービスや「JICDAQ」からの認証など連日好感
■SNSマーケティング支援ツールの契約件数は急拡大
ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は7月11日、3日連続大幅高となり、20%高の1997円(339円高)まで上げた後も活況高を続け、10日までの2日連続ストップ高に続き一段高となっている。子会社が米Meta社の新SNS『Threads(スレッズ)』活用支援サービスを開始と6日に発表したことや、同じく子会社がデジタル広告市場の健全化を目的とする認証機構「JICDAQ」から品質認証事業者として認証を取得と10日に発表したこと、などが買い材料視されている。
SNSマーケティング支援などを行い、6月下旬には、子会社で、企業のSNSマーケティング支援事業を行う株式会社コムニコ(東京都港区)が開発・提供する、SNSマーケティングに役立つ複数のSaaS型ツールの契約件数が、2023年5月時点で合計500件を超えたと発表し、注目を集めた。主なSaaS型ツールのうち、SNS運用効率化ツール「comnico Marketing Suite(コムニコ マーケティングスイート)」、SNSキャンペーンツール「ATELU(アテル)」の2つのツールをメインとした契約件数の伸び率は、21年3月期から23年3月期の直近2年間で160%になったとした。(HC)
ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は7月11日、3日連続大幅高となり、20%高の1997円(339円高)まで上げた後も活況高を続け、10日までの2日連続ストップ高に続き一段高となっている。子会社が米Meta社の新SNS『Threads(スレッズ)』活用支援サービスを開始と6日に発表したことや、同じく子会社がデジタル広告市場の健全化を目的とする認証機構「JICDAQ」から品質認証事業者として認証を取得と10日に発表したこと、などが買い材料視されている。
SNSマーケティング支援などを行い、6月下旬には、子会社で、企業のSNSマーケティング支援事業を行う株式会社コムニコ(東京都港区)が開発・提供する、SNSマーケティングに役立つ複数のSaaS型ツールの契約件数が、2023年5月時点で合計500件を超えたと発表し、注目を集めた。主なSaaS型ツールのうち、SNS運用効率化ツール「comnico Marketing Suite(コムニコ マーケティングスイート)」、SNSキャンペーンツール「ATELU(アテル)」の2つのツールをメインとした契約件数の伸び率は、21年3月期から23年3月期の直近2年間で160%になったとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17
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SUMCOが急反発、「経産省750億円補助」報道を受け国策銘柄としての買い再燃
■米イエレン財務長官の訪中でも米中関係に進展見られず経済安保を再認識
SUMCO<3436>(東証プライム)は7月11日、急反発となって大きく出直り、午前9時40分にかけて8%高の2136.0円(158.0円高)まで上げて約2週間ぶりに2100円台を回復している。佐賀県に新設するシリコンウエハー工場に経産省が最大750億円を補助すると同日付の日本経済新聞で伝えられており、戦略物資・戦略産業の保護育成に乗る銘柄として改めて注目が再燃している。
報道によると、SUMCOはシリコンウエハーで信越化学工業<4063>(東証プライム)に次ぐ世界2位のシェアを持ち、両社で5割を占める。経産省は費用の3分の1を支援する。半導体産業を取り巻く情勢については、米イエレン財務長官が前週に訪中した際にも米中間の経済関係が改善する様子は見られなかったとの受け止め方が多いようで、引き続き経済安保の対象として位置付けられている。(HC)
SUMCO<3436>(東証プライム)は7月11日、急反発となって大きく出直り、午前9時40分にかけて8%高の2136.0円(158.0円高)まで上げて約2週間ぶりに2100円台を回復している。佐賀県に新設するシリコンウエハー工場に経産省が最大750億円を補助すると同日付の日本経済新聞で伝えられており、戦略物資・戦略産業の保護育成に乗る銘柄として改めて注目が再燃している。
報道によると、SUMCOはシリコンウエハーで信越化学工業<4063>(東証プライム)に次ぐ世界2位のシェアを持ち、両社で5割を占める。経産省は費用の3分の1を支援する。半導体産業を取り巻く情勢については、米イエレン財務長官が前週に訪中した際にも米中間の経済関係が改善する様子は見られなかったとの受け止め方が多いようで、引き続き経済安保の対象として位置付けられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52
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2023年07月10日
日本ペイントHDは5日ぶり反発、8月の四半期決算説明会を誰でも視聴可能な形でライブ配信とし業績に自信あるのではとの見方
■今期最高益だが株価重く、もう一段強く周知すれば波及効果の期待が
日本ペイントHD(日本ペイントホールディングス)<4612>(東証プライム)は7月10日の後場、一段と強含む相場となり、13時過ぎに4%高の11476.0円(46.5円高)まで上げ、14時を過ぎても値上がり幅40円前後で売買され、5日ぶりに反発基調となっている。同日付で、8月10日に開催する第2四半期決算説明会の模様をライブ配信すると発表し、アクセス用のURLと資料ダウンロード用のURLを公開した。このため、一般投資家も含めて誰でも視聴とダウンロードができることになり、業績に自信があるのではないか、といった憶測を交えて注目が再燃している。
業績は好調で、今期・2024年3月期の連結業績予想は、当期純利益が初の1000億円台に乗る予想を出している。にもかかわらず、今年の株価は2月の1283.0円、6月の1288.0円を上値に伸びきれない相場となっており、直近は7日まで4日続落となった。このため、大幅増益見通しという今期業績をもう一段強く周知できれば株価への波及効果も異なってくるのではとの見方が出ている。(HC)
日本ペイントHD(日本ペイントホールディングス)<4612>(東証プライム)は7月10日の後場、一段と強含む相場となり、13時過ぎに4%高の11476.0円(46.5円高)まで上げ、14時を過ぎても値上がり幅40円前後で売買され、5日ぶりに反発基調となっている。同日付で、8月10日に開催する第2四半期決算説明会の模様をライブ配信すると発表し、アクセス用のURLと資料ダウンロード用のURLを公開した。このため、一般投資家も含めて誰でも視聴とダウンロードができることになり、業績に自信があるのではないか、といった憶測を交えて注目が再燃している。
業績は好調で、今期・2024年3月期の連結業績予想は、当期純利益が初の1000億円台に乗る予想を出している。にもかかわらず、今年の株価は2月の1283.0円、6月の1288.0円を上値に伸びきれない相場となっており、直近は7日まで4日続落となった。このため、大幅増益見通しという今期業績をもう一段強く周知できれば株価への波及効果も異なってくるのではとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:45
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オーイズミが再び出直る、「上場維持基準」に3項目も届かず基準充足への取組に期待
■PBRも低い、非流通株式数の削減なども検討のもよう
オーイズミ<6428>(東証プライム)は7月10日、再び出直りを強める相場となり、前場に4%高の507円(21円高)まで上げた後も500円台で売買され、13時を過ぎては502円(16円高)となっている。6月末に「上場維持基準」に関する発表を行い、2023年3月末時点で「流通株式時価総額」「流通株式比率」「1日平均売買代金」の3項目が基準を充足していないとしており、引き続きこれらの基準達成に向けた対応策への期待が強いと見られている。
発表では、上場維持基準の達成に向けて、利益水準の向上などの業績向上に向けて取り組みに加え、非流通株式数の削減(または流通株式数の増加)などの必要性にも触れた。また、機関投資家向けの説明会、ミーティングの積極化も推進する。また、株価水準はPBR0.6倍台で推移するため、東証が今春行った低PBR銘柄に対する改善要望も引き続き新たな取組につながるとして買い材料視されている。(HC)
オーイズミ<6428>(東証プライム)は7月10日、再び出直りを強める相場となり、前場に4%高の507円(21円高)まで上げた後も500円台で売買され、13時を過ぎては502円(16円高)となっている。6月末に「上場維持基準」に関する発表を行い、2023年3月末時点で「流通株式時価総額」「流通株式比率」「1日平均売買代金」の3項目が基準を充足していないとしており、引き続きこれらの基準達成に向けた対応策への期待が強いと見られている。
発表では、上場維持基準の達成に向けて、利益水準の向上などの業績向上に向けて取り組みに加え、非流通株式数の削減(または流通株式数の増加)などの必要性にも触れた。また、機関投資家向けの説明会、ミーティングの積極化も推進する。また、株価水準はPBR0.6倍台で推移するため、東証が今春行った低PBR銘柄に対する改善要望も引き続き新たな取組につながるとして買い材料視されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35
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アステリアが後場一段高、OBCの「奉行クラウド」の連携ツールパートナーに選定など好感
■10月施行のインボイス制度などに向けDXや業務デジタル化を支援
アステリア<3853>(東証プライム)は7月10日の後場、続伸幅を拡げて始まり、取引開始後は7%高の802円(52円高)まで上げ、今年3月につけた年初来の高値822円に向けて出直りを強めている。7日、OBC(オービックビジネスコンサルタント)<4733>(東証プライム)が提供する国産SaaS ERP「奉行 V ERPクラウド」の連携ツールパートナーとして参画したと発表し、連日買い材料視されている。業績は2023年3月期を底に急回復の見込みとしており、完全黒字化という業績動向を見直して買い直す動きもあるようだ。
発表によると、2023年10月施行のインボイス制度などの法改正に伴い、会計などの管理系システムと、事業部門における各種システムとの連携を含めた、DXや業務のデジタル化を支援する。アステリアの「ASTERIA Warp(アステリアワープ」は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内市場においてソフトウェア市場で16年間シェアNo.1を継続。100以上のツールやサービスとノーコードで繋ぐことから、既に約1万社の企業が導入しており、実績が豊富なことなどが評価されたという。(HC)
アステリア<3853>(東証プライム)は7月10日の後場、続伸幅を拡げて始まり、取引開始後は7%高の802円(52円高)まで上げ、今年3月につけた年初来の高値822円に向けて出直りを強めている。7日、OBC(オービックビジネスコンサルタント)<4733>(東証プライム)が提供する国産SaaS ERP「奉行 V ERPクラウド」の連携ツールパートナーとして参画したと発表し、連日買い材料視されている。業績は2023年3月期を底に急回復の見込みとしており、完全黒字化という業績動向を見直して買い直す動きもあるようだ。
発表によると、2023年10月施行のインボイス制度などの法改正に伴い、会計などの管理系システムと、事業部門における各種システムとの連携を含めた、DXや業務のデジタル化を支援する。アステリアの「ASTERIA Warp(アステリアワープ」は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内市場においてソフトウェア市場で16年間シェアNo.1を継続。100以上のツールやサービスとノーコードで繋ぐことから、既に約1万社の企業が導入しており、実績が豊富なことなどが評価されたという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04
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カルナバイオサイエンスは2日連続大幅高、米国での特許を好感、今後のマイルストーン収入などに注目再燃
■導出先からは契約一時金を受領、さらに最大450百万ドル(約585億円)が
カルナバイオサイエンス<4572>(東証グロース)は7月10日、一段高となり、取引開始後に15%高の1046円(136円高)まで上げた後も14%高前後で推移し、7日のストップ高(150円高の910円、約20%高)に続き2日連続大幅高となっている。7日付で、同社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連して、導出先であるギリアド・サイエンシズ・インク(米国カルフォルニア州、ギリアド社)と共同出願した特許が米国特許商標庁より特許査定を受けたと発表し、好感した買いが集中。週明けも買い材料視されている。
発表によると、ギリアド社への導出は2019年6月になり、契約締結時に一時金として20百万ドル(約21億円)を受領した。このほか、開発状況や上市などの進捗に応じて追加的に最大で450百万ドル(約585億円、1ドル130円で換算)のマイルストーン・ペイメントを受け取ることになり、さらに、本プログラムにより開発された医薬品の上市後の売上高に応じたロイヤリティを受け取ることになっているとした。特許に関する発表を受け、将来のマイルストーン収入やロイヤリティが改めて注目し直されたようだ。(HC)
カルナバイオサイエンス<4572>(東証グロース)は7月10日、一段高となり、取引開始後に15%高の1046円(136円高)まで上げた後も14%高前後で推移し、7日のストップ高(150円高の910円、約20%高)に続き2日連続大幅高となっている。7日付で、同社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連して、導出先であるギリアド・サイエンシズ・インク(米国カルフォルニア州、ギリアド社)と共同出願した特許が米国特許商標庁より特許査定を受けたと発表し、好感した買いが集中。週明けも買い材料視されている。
発表によると、ギリアド社への導出は2019年6月になり、契約締結時に一時金として20百万ドル(約21億円)を受領した。このほか、開発状況や上市などの進捗に応じて追加的に最大で450百万ドル(約585億円、1ドル130円で換算)のマイルストーン・ペイメントを受け取ることになり、さらに、本プログラムにより開発された医薬品の上市後の売上高に応じたロイヤリティを受け取ることになっているとした。特許に関する発表を受け、将来のマイルストーン収入やロイヤリティが改めて注目し直されたようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19
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リョービは「ギガキャスト」に注目集まり4年ぶりの高値に進む、EV構造部品など超大型アルミダイカスト鋳造で一体成型
■「検討は事実だが決定した場合は速やかに公表」とし期待強まる
リョービ<5851>(東証プライム)は7月10日、次第高となって始まり、取引開始後に7%高の2200円(135円高)を超えて2019年12月以来の2200円台に進んでいる。業績の回復傾向に加え、前週末に「EV一体成型『ギガキャスト』参入へ」(日本経済新聞7月9日付朝刊)と伝えられ、注目が集まっている。会社側は10日朝、「一部報道について」を発表し、同社が発表したものではないこと、ギガキャストと呼ばれる超大型アルミダイカスト鋳造機の導入について検討していることは事実だが、開示すべき具体的事実が決定した場合には速やかに公表するとした。これを受け、むしろ注目が強まる形になっている。
「ギガキャスト」は、車体骨格や主要構成部の新たな製造技術で、現在は複数の部材を組み立てて一体化しているものを大型の3次元鋳造装置などで一体成型するもの。直近は、「トヨタ、EV部品を一体成型へ…『ギガキャスト』米テスラも採用」(読売新聞オンライン7月5日)などと伝えられ、注目度が高まる印象があった。「トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は『ギガキャスト』を2026年に発売する次世代電気自動車(EV)に投入する方針を明らかにした」(同)と伝えられた。(HC)
リョービ<5851>(東証プライム)は7月10日、次第高となって始まり、取引開始後に7%高の2200円(135円高)を超えて2019年12月以来の2200円台に進んでいる。業績の回復傾向に加え、前週末に「EV一体成型『ギガキャスト』参入へ」(日本経済新聞7月9日付朝刊)と伝えられ、注目が集まっている。会社側は10日朝、「一部報道について」を発表し、同社が発表したものではないこと、ギガキャストと呼ばれる超大型アルミダイカスト鋳造機の導入について検討していることは事実だが、開示すべき具体的事実が決定した場合には速やかに公表するとした。これを受け、むしろ注目が強まる形になっている。
「ギガキャスト」は、車体骨格や主要構成部の新たな製造技術で、現在は複数の部材を組み立てて一体化しているものを大型の3次元鋳造装置などで一体成型するもの。直近は、「トヨタ、EV部品を一体成型へ…『ギガキャスト』米テスラも採用」(読売新聞オンライン7月5日)などと伝えられ、注目度が高まる印象があった。「トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は『ギガキャスト』を2026年に発売する次世代電気自動車(EV)に投入する方針を明らかにした」(同)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49
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2023年07月07日
昨日急落したソシオネクストは反発相場に転換、大株主の「売却意向」を2日目の朝で消化
■売却は海外での売出し、11日に価格決定し「混乱」収束の予想も
ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は7月7日、朝安のあと持ち直して反発相場となり、14時30分を過ぎては4%高の1万7600円(650円高)前後で売買されている。5日の夕方、「上場より約9ヵ月を経過し、日本政策投資銀行、富士通、パナソニックホールディングスよりその保有する当社普通株式を売却したい旨の意向が確認されました」と発表したため、翌6日は急落してストップ安(5000円安の1万6950円、23%安)となったが、売りは7日の朝方で一巡する展開になっている。株価は年初から3倍近くまで上げて、半導体株の中でも生成AI関連とされて羽振りが良かったこともあり、下げも急になったといえる。
発表では、売却は海外での売出しになり、株数は政策投資銀、富士通、パナソニックHDの3者合わせて普通株式1262万4800株(発行済み株式総数の約38%)。売出価格等決定日は2023年7月11日から同年7月13日までの間のいずれかの日。新株発行増資や売り出しの場合、大方は価格決定期間の初日の取引終了後に決まる事が多く、よほど低い値段にならない限り、売り出しにともなう「混乱」は峠を越える事が少なくないと見られている。(HC)
ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は7月7日、朝安のあと持ち直して反発相場となり、14時30分を過ぎては4%高の1万7600円(650円高)前後で売買されている。5日の夕方、「上場より約9ヵ月を経過し、日本政策投資銀行、富士通、パナソニックホールディングスよりその保有する当社普通株式を売却したい旨の意向が確認されました」と発表したため、翌6日は急落してストップ安(5000円安の1万6950円、23%安)となったが、売りは7日の朝方で一巡する展開になっている。株価は年初から3倍近くまで上げて、半導体株の中でも生成AI関連とされて羽振りが良かったこともあり、下げも急になったといえる。
発表では、売却は海外での売出しになり、株数は政策投資銀、富士通、パナソニックHDの3者合わせて普通株式1262万4800株(発行済み株式総数の約38%)。売出価格等決定日は2023年7月11日から同年7月13日までの間のいずれかの日。新株発行増資や売り出しの場合、大方は価格決定期間の初日の取引終了後に決まる事が多く、よほど低い値段にならない限り、売り出しにともなう「混乱」は峠を越える事が少なくないと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:53
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ネットプロHDは「チップ支払いシステム」の提供先拡大など好感され出直り強める
■ジャパネットたかた、ソニーグループ、エイベックスグループなど
ネットプロHD(ネットプロテクションズホールディングス)<7383>(東証プライム)は7月7日、後場一段と強含む相場となり、14時にかけて値上がり率5%に迫り本日現在高の334円(15円高)まで上げて出直りを強めている。4日付で、チップ支払いシステムがエイベックス<7860>(東証プライム)のエイベックス・エンタテインメントが運営するチケット販売プラットフォーム『LivePocket−Ticket−』に全面導入されたと発表し、注目の強まる相場になっている。テスト導入期間では、イベント主催者のチケット売り上げがテスト導入前と比べて平均で22.5%向上したという。また、後払い決済サービス「NP後払い」は株式会社ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)でも6月15日から開始したと発表済みだ。
業績は今ひとつで、今期・2024年3月期は各利益とも2期連続で赤字を見込んでいる。株価も21年12月に上場して以来の安値圏を往来している。ただ、24年3月期の売上高は前期比11.6%増と23年3月期の3.6%増と比べても拡大を見込んでおり、収益面の好転に繋がりやすい展開になってきたとの見方も出ている。(HC)
ネットプロHD(ネットプロテクションズホールディングス)<7383>(東証プライム)は7月7日、後場一段と強含む相場となり、14時にかけて値上がり率5%に迫り本日現在高の334円(15円高)まで上げて出直りを強めている。4日付で、チップ支払いシステムがエイベックス<7860>(東証プライム)のエイベックス・エンタテインメントが運営するチケット販売プラットフォーム『LivePocket−Ticket−』に全面導入されたと発表し、注目の強まる相場になっている。テスト導入期間では、イベント主催者のチケット売り上げがテスト導入前と比べて平均で22.5%向上したという。また、後払い決済サービス「NP後払い」は株式会社ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)でも6月15日から開始したと発表済みだ。
業績は今ひとつで、今期・2024年3月期は各利益とも2期連続で赤字を見込んでいる。株価も21年12月に上場して以来の安値圏を往来している。ただ、24年3月期の売上高は前期比11.6%増と23年3月期の3.6%増と比べても拡大を見込んでおり、収益面の好転に繋がりやすい展開になってきたとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:17
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日本電子材料が一段高、国内での半導体生産拡大を好感、九州での新棟建設などに注目再燃
■直近はSBIホールディングスと台湾企業の国内工場建設も買い材料視
日本電子材料<6855>(東証スタンダード)は7月7日、2日続伸基調の一段高となり、6%高の1885円(114円高)まで上げた後も1860円前後で売買され、4日ぶりに年初来の高値を更新し、2022年6月以来の高値に進んでいる。半導体検査用部品プローブカードの大手で、直近の上げ材料としては、5日にSBIホールディングス<8473>(東証プライム)が台湾・力晶積成電子製造(PSMC)の半導体生産拠点を日本に誘致と伝えられたことも効いているようだ。
また、6日付でホームページに掲載した「第64期、決算のご報告」には、2024年10月を竣工予定時期として熊本事業所に新棟を建設し生産能力の強化を図ることなどが記されており、あらためて注目し直される様子がある。(HC)
日本電子材料<6855>(東証スタンダード)は7月7日、2日続伸基調の一段高となり、6%高の1885円(114円高)まで上げた後も1860円前後で売買され、4日ぶりに年初来の高値を更新し、2022年6月以来の高値に進んでいる。半導体検査用部品プローブカードの大手で、直近の上げ材料としては、5日にSBIホールディングス<8473>(東証プライム)が台湾・力晶積成電子製造(PSMC)の半導体生産拠点を日本に誘致と伝えられたことも効いているようだ。
また、6日付でホームページに掲載した「第64期、決算のご報告」には、2024年10月を竣工予定時期として熊本事業所に新棟を建設し生産能力の強化を図ることなどが記されており、あらためて注目し直される様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39
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