[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (01/04)アディッシュが後場ストップ高、こども専用相乗り送迎サービスのカスタマーサポート業務を担当
記事一覧 (01/04)メドレックスは5日続けて出直る、新薬候補製剤の「1月再申請」に期待強い
記事一覧 (01/04)佐藤渡辺は再び急伸、創業記念配当に加え能登地震の復興関連株として期待強まる
記事一覧 (01/04)北陸電気工事も急伸、能登の地震災害を受け復興関連株として期待集まる
記事一覧 (01/04)日本郵船と商船三井が高値を更新、イランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられ再び紅海航路回避、運賃上昇など連想
記事一覧 (01/04)能登地方の地震災害を受け日本道路や不動テトラなど急伸、復旧への期待強まる
記事一覧 (01/04)日本航空下落だが軟調程度、「航空機の全損」にともなう損失は150億円、影響は一過性の見方
記事一覧 (12/29)サンデンが後場一段と上げストップ高、「北米で初生産」など好感、ここ3か月は低落傾向で自律反発を意識した買いも加わる
記事一覧 (12/29)アスカネットの出直り続く、四半期決算の発表後に大陽線、長期低迷相場に転換のシグナルの見方
記事一覧 (12/29)アテクトは後場一段と上げ年初来の高値に接近、マルマエの急伸を受けFPD業界の環境好転をイメージ
記事一覧 (12/29)レノバは3年ぶり安値圏から3日続伸、バイオマス発電所の運転開始時期ずれ込む影響を消化の様子
記事一覧 (12/29)アイ・アールジャパンHDは底堅い、東京機械がアイ・アールジャパンらを提訴、今のところ影響は小さい様子
記事一覧 (12/29)楽天グループは1か月ぶりに600円台を回復、楽天モバイルの携帯キャリアサービスの契約数が600万回線を突破
記事一覧 (12/29)三菱製紙は一段と出直って始まる、PBR向上期待は来年も株式市場の大きな物色テーマとされ先取り買いの様子
記事一覧 (12/28)ジェイテックコーポの出直り目立つ、核融合発電に加え新年は初配当が論じられる期待、長期低落から反騰
記事一覧 (12/28)セプテーニHDが一段高、香港の投資ファンド、オアシスが保有とされ、がぜん思惑含みに
記事一覧 (12/28)ジィ・シィ企画は連日ストップ高、キャッシュレス決済関連株とされ「柿沢議員逮捕」の報道など材料視の見方
記事一覧 (12/28)ルーデンHDは36%高の後17%高、29日の売買を最後に上場廃止だが年末特有の「モチ代稼ぎ相場」活発の様子
記事一覧 (12/28)ケアネットは戻り高値を連日更新、Welbyと日本生命の資本業務提携を受けて連想買い続く
記事一覧 (12/27)ソフトバンクGは一時7%高、米Tモバイル株を無償で取得、「孫さんに1日遅れのクリスマスプレゼント」の見方
2024年01月04日

アディッシュが後場ストップ高、こども専用相乗り送迎サービスのカスタマーサポート業務を担当

■東証プライムの主力株を避け注目材料の出た中小型株に注目の動き

 アディッシュ<7093>(東証グロース)は1月4日の後場、一段と上げて始まり、取引開始後はストップ高の1030円(150円高、17%高)に達して約2ヵ月ぶりに1000円台を回復している。同日付で、国土交通省の「地域交通共創モデル実証プロジェクト」に選定されたこども専用相乗りタクシー送迎サービス「hab」のカスタマーサクセス・カスタマーサポート業務を子会社のアディッシュプラスが担当すると発表しており、注目材料視されている。

 日経平均は後場も下げ幅400円台から300円台で推移している一方、東証グロース銘柄指数は5日続伸基調。東証プライムの主力株を避けて注目材料の出た中小型株に注目する動きが強いようだ。

 発表によると、国交省のプロジェクト」に選定されたhab株式会社(神奈川県横浜市)が2023年3月に横浜市中区で実施した、子ども専用相乗りタクシー送迎サービスの試験走行アンケートによると、参加者の100%から「有償でも継続利用したい」「生活が激変した」「一度使うと手放せなくなる」「早くサービスを開始してほしい」などの声があった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58 | 材料でみる株価

メドレックスは5日続けて出直る、新薬候補製剤の「1月再申請」に期待強い

■東証グロース指数も5日続伸基調、中小型の材料株に目が向く

 メドレックス<4586>(東証グロース)は1月4日の前場、162円(11円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場は160円(10円高)でスタート。日々小幅だが5日続伸基調の出直り相場となっている。新薬候補製剤『MRX−5LBT』について、昨2023年12月25日に「24年1月に再申請することを見込んでいる」と開示し、期待の衰えない様子となっている。

 開示の趣旨は、23年内に再申請する計画が24年初にズレ込むことになったというものだが、4日は東証グロース市場指数も堅調で5日続伸基調。日経平均が一時770円安とあって、主力株を避けて中小型の材料株に資金が向く期待が強いようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 材料でみる株価

佐藤渡辺は再び急伸、創業記念配当に加え能登地震の復興関連株として期待強まる

■2023年12月に創業100周年、今3月期の年間配当は150円に

 佐藤渡辺<1807>(東証スタンダード)は1月4日、再び一段高となり、13%高の3415円(400円高)まで上げた後も3300円前後で推移し、2年9か月ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。道路舗装に強味があり、能登地方で1日に発生した最大震度7強の地震災害を受け、復興関連株としての期待が集まっている。昨2023年12月21日に創業100周年の記念配当を発表しており、この発表を受けた上げ相場に続いて一段高となっている。

 2023年12月20日に創業100周年を迎え、24年3月期の配当に1株当たり40円の記念配当を実施する。これを含めた24年3月期の年間配当額は同150円の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 材料でみる株価

北陸電気工事も急伸、能登の地震災害を受け復興関連株として期待集まる

■第2四半期決算は予想を下回ったが通期の予想は据え置く

 北陸電気工事<1930>(東証プライム)は1月4日、買い気配の後ストップ高の1322円(300円高、29%高)で始まり、実質的な上場来の高値を約8年ぶりに更新した。その後は午前10時半を過ぎて18%高の1210円前後で売買されているが、能登地方で1日に発生した最大震度7強の地震災害を受け、復興関連株としての期待が集まっている。

 10月下旬に発表した第2四半期決算(2023年4〜9月・累計、連結)は7月に開示した予想を売上高で10%、営業利益で66%下回ったため、復興需要への期待は強いようだ。通期の業績予想については、「手持工事高が450億46百万円(前年同期比47.8%増)と過去最高」であることなどで従来予想を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

日本郵船と商船三井が高値を更新、イランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられ再び紅海航路回避、運賃上昇など連想

■昨年末は船を襲ったボート3隻を米軍が撃沈と伝わり緊張高まる

 日本郵船<9101>(東証プライム)は1月4日、急反発となり、g全9時半過ぎに9%高の4777円(406円高)まで上げて5取引日ぶりに実質的な上場来の高値を更新し、午前10時を過ぎても7%高の4700円前後で活況高となっている。

 昨2023年末に中東・紅海でコンテナ船を襲った小型ボート3隻を米軍が撃沈したと伝えられ、1月2日にはイランが紅海に駆逐艦を派遣と伝えられたため、再び船舶の紅海航路回避、航行長期化による船不足、運賃上昇などに連想が至ったとみられている。商船三井<9104>(東証プライム)も高値を更新。川崎汽船<9107>(東証プライム)も出直りを強めている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

能登地方の地震災害を受け日本道路や不動テトラなど急伸、復旧への期待強まる

■法面土木などの日特建、新潟本社の福田組も一時値上がり率1位

 1月4日朝の株式市場では、能登地方で1日発生した最大震度7強の地震災害を受けて建設関連株の上げが目立ち、日本道路<1884>(東証プライム)は取引開始後に18%高の2410円(361円高)まで上げてプライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面があり、新潟市に本社のある福田組<1899>(東証プライム)も一時16%高の5850円(820円高)まで上げて一時値上がり率1位などと大幅高の銘柄が続出している。

 護岸土木などの不動テトラ<1813>(東証プライム)は買い気配を上げてストップ高の2761円(501円高、22%高)で始まり値上がり率1位。法面(のりめん)土木などの日特建設<1929>(東証プライム)は8%高(86円高の1147円)だが約2か月ぶりに1100円台を回復して2005年以降の高値1158円(2023年8月)に接近している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39 | 材料でみる株価

日本航空下落だが軟調程度、「航空機の全損」にともなう損失は150億円、影響は一過性の見方

■400人近い乗客の全員避難については信頼性向上の要因と期待も

 日本航空<9201>(東証プライム)は1月4日、2%安の2716.0円(59.0円安)で始まり、下落だが2706.0円(69.0円安)を下値に底堅い相場となっている。1月2日に発生した羽田空港での日航機衝突事故に関し、4日朝、航空機の全損に伴う営業損失を約150億円と発表。株式市場の受け止め方は分かれているようだが、事故については一過性の影響にとどまるとの見方もある。400人近い乗客を全員非難させたことについて、同社への信頼性が高まる要因と期待する様子もある。

 4日朝、日本航空516便と海上保安庁機の衝突事故に関し、損害の見込額の合計は約150億円となり、営業損失として計上する予定と発表した。2023年10月末に発表した第2四半期決算での今3月期・通期連結業績予想(IFRS)では、営業利益を含む利益項目として財務・法人所得税前利益を1300億円(前期の約2倍)の見込みとし、親会社の所有者に帰属する当期利益を800億円(同2.3倍)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2023年12月29日

サンデンが後場一段と上げストップ高、「北米で初生産」など好感、ここ3か月は低落傾向で自律反発を意識した買いも加わる

■日・中・欧・北4極生産体制を実現、ユーザーの近くで生産

 サンデン<6444>(東証スタンダード)は12月29日の後場、一段と出直りを強め、13時前に一時ストップ高の204円(50円高、32%高)まで上げて急伸商状となり、約3か月ぶりに200円台を回復している。28日付で米国法人が「北米初となる電動コンプレッサーの生産を開始」と発表しており、買い材料視されたようだ。

 このほど、北米エリアでは同社初となる電気自動車(EV)向け電動コンプレッサーの生産ラインを本格稼働させた。これにより、自動車業界における電動化シフトの加速に併せ、日本・中国・欧州・北米と4極生産体制を実現し、ユーザーの近くで製品を生産し提供することが可能になった。株価は直近3か月ほど低落傾向だったこともあり、自律反発を意識した買いも加わっているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:38 | 材料でみる株価

アスカネットの出直り続く、四半期決算の発表後に大陽線、長期低迷相場に転換のシグナルの見方

■バーチャルライバーによるxR(クロスリアリティ)新事業にも期待の動き

 アスカネット<2438>(東証グロース)は12月29日、742円(22円高)まで上げた後も730円台で堅調に推移し、4日続伸基調で出直り継続となっている。空中結像技術が実用化し始めている写真加工メーカーで、12月8日に第2四半期決算を発表。株価は翌取引日の12月11日に今年最大の陽線(始値より終値が高い日足:33円高の666円)を打ち建て、以後、回復傾向に転じている。テクニカル的には、1年半ほど続いた長期低迷相場に転換のシグナルが出たとの見方も出ている。

17日には、バーチャルライバー支援事業を行う株式会社BET(東京都品川区)の全株式を取得しxR(クロスリアリティ)領域への事業強化を発表。株価はさらに出直る動きを見せている。今期は、売上高が最大のフォトブック事業では、フォトスタジオジャンルのさらなる深耕、カスタマーサクセスチームの顧客フォローによる稼働率の向上、ニーズに合わせた新商品の浸透などを推進し、遺影加工などのフューネラル事業では葬儀件数が前期までの反動の影響あるものの、新規契約獲得により増加し、サプライ売上等もそれに連動し順調に推移している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

アテクトは後場一段と上げ年初来の高値に接近、マルマエの急伸を受けFPD業界の環境好転をイメージ

■マルマエは前場プライム銘柄の値上がり率1位、連想買い膨らむ

 アテクト<4241>(東証スタンダード)は12月29日の後場一段と上げ、寄り後は18%高の925円(143円高)をつけて約1か月ぶりに900円台を回復し、年初来の高値949円(2023年8月14日)に迫っている。パソコンモニターなどの薄型ディスプレイ(フラットパネルディスプレイ:FPD)を表示する半導体に用いられる「スペーサーテープ」で世界シェア70%を占め、FPD製造装置向け真空装置などを手がけるマルマエ<6264>(東証プライム)が28日に発表した四半期決算を受けて急伸しているため、FPDを取り巻く業界の事業環境の好転をイメージした買いが入っているとの見方が出ている。

 マルマエは28日に第1四半期決算(2023年9〜11月)を発表し、第2四半期まで損失が残るものの、通期の業績予想は大幅黒字の見込みとした。株価は前場のプライム銘柄の値上がり率1位となった。一方、アテクトの連結営業利益を見ると、11月に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)では前年同期比33%増の1億27百万円だったが、3月通期の予想は前期比9%減の1億60百万円とした。下期の展開が上向くと仮定すれば通期予想は異なってくる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 材料でみる株価

レノバは3年ぶり安値圏から3日続伸、バイオマス発電所の運転開始時期ずれ込む影響を消化の様子

■5日続落幅を3日で回復し出直り強める

 レノバ<9519>(東証プライム)は12月29日、次第に出直りを強める相場となり、午前11時にかけて7%高の1216円(83円高)まで上げて約3年ぶりの安値圏から3日続伸となっている。12月22日にバイオマス発電所の営業運転開始時期のずれ込みを発表し、26日まで5日続落となったが、その後は出直って5日続落幅を3日で回復。転開始時期のずれ込みの影響は限定的との見方が出ている。

持分法適用会社・御前崎港バイオマスエナジーが保有する御前崎港バイオマス発電所の営業運転開始時期を変更し、これまでの「2023年12月中」から「2024年3月中(予定)」に見直した。長期間の安定稼働に向けたボイラ・タービン設備の最終調整に時間を要しているため。業績への影響は現在精査中とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 材料でみる株価

アイ・アールジャパンHDは底堅い、東京機械がアイ・アールジャパンらを提訴、今のところ影響は小さい様子

■朝方の27円安を下値に前日比変わらず)まで戻す

 アイ・アールジャパンHD(アイ・アールジャパンホールディングス)<6035>(東証プライム)は12月29日、取引開始後の1474円(27円安)を下値に持ち直し、小動きだが午前10時40分には1501円(前日比変わらず)まで戻して底堅い相場となっている。東京機械製作所<6335>(東証スタンダード)が28日の夕方、「アイ・アールジャパン及びその関係者に対して損害賠償等を求める訴えを東京地方裁判所に提起」と発表。株価への影響を懸念する動きはあったが、今のところ、影響は小さいと受け止められている。アイ・アールジャパンHDは午前10時30分現在、特に開示していない。

 東京機械の発表によると、東京機械を買収対象としてアジア開発キャピタル株式会社に提案し、同社株が市場で買い進まれた段階で、東京機械と買収防衛に関する「プロキシー・アドバイザリー契約」を結んだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 材料でみる株価

楽天グループは1か月ぶりに600円台を回復、楽天モバイルの携帯キャリアサービスの契約数が600万回線を突破

■23年1月からは法人向けプランの提供も開始

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は12月29日、次第に上げ幅を広げ、午前10時を過ぎて6%高の619.5円(35.5円高)まで上げて約1か月ぶりに600円台を回復している。28日付で、楽天モバイルの携帯キャリアサービスの契約数が600万回線を突破と発表し、買い材料視されている。

 発表によると、楽天モバイルは、2020年4月より携帯キャリアサービスを本格的に開始。23年1月からは法人のお客様向けに「楽天モバイル法人プラン」の提供を開始した。また、この12月1日からは、「楽天ポイント」を貯めやすくなる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」も開始した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

三菱製紙は一段と出直って始まる、PBR向上期待は来年も株式市場の大きな物色テーマとされ先取り買いの様子

■PBR0.3倍台、証券会社による投資判断も言われる

 三菱製紙<3864>(東証プライム)は12月29日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の559円(26円高)まで上げ、4日続伸基調となって約1か月ぶりに550円台を回復している。証券会社による投資判断の引き上げが出ているもようで、PBR(株価純資産倍率)0.3倍台のため、資産効率向上策などへの期待も強いようだ。

 29日は年内最後の取引日。PBR向上への期待は来年・2024年も株式市場の大きな物色テーマになるとされており、新年相場に向けた先取り買いが入っている感触もある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年12月28日

ジェイテックコーポの出直り目立つ、核融合発電に加え新年は初配当が論じられる期待、長期低落から反騰

■業績は好調、今期も純利益など連続最高を更新の見込み

 ジェイテックコーポレーション<3446>(東証プライム)は12月28日の後場一段と強い相場となり、14時30分を回って8%高の1990円(144円高)まで上げ、4か月近く続く低落相場から2日続けて大きく出直っている。「核融合」関連銘柄とされ、「核融合発電(中略)、来春に新組織」(日本経済新聞12月26日付朝刊)などと産・官・学連携の新組織構想が伝えられてから出直りが活発化する相場になっている。

 業績は好調で、今期・2024年6月期も純利益などが連続最高を更新する見込み。2018年の上場以降、配当は見送っているが、遠くない時点で初配当の話が出てくる期待があり、新年の初配当候補株として注目を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:04 | 材料でみる株価

セプテーニHDが一段高、香港の投資ファンド、オアシスが保有とされ、がぜん思惑含みに

■9.90%保有と伝えられる、東京ドームを巡り有名に

 セプテーニHD(セプテーニ・ホールディングス)<4293>(東証スタンダード)は12月28日の後場、8%高の520円(40円高)で始まり、一段高となって一気に2022年以来の500円台に進んでいる。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが9.90%保有していることが明らかになったと伝えられており、がぜん思惑含みとなった。

 オアシス・マネジメントは2020年に東京ドームに対し経営の効率化などを要求して名を馳せたとされ、その後、東京ドームは三井不動産<8801>(東証プライム)グループに入った事例がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03 | 材料でみる株価

ジィ・シィ企画は連日ストップ高、キャッシュレス決済関連株とされ「柿沢議員逮捕」の報道など材料視の見方

■業績が黒字化する局面では値幅が大きくなりやすいとの見方も

 ジィ・シィ企画<4073>(東証グロース)は12月28日、18%高の668円(100円高)まで上げて2日連続ストップ高となり、連日大幅に出直って約6か月ぶりに600円台を回復している。キャッシュレス決済システム開発とカード会社加盟店への提供や自社開発キャッシュレス決済パッケージソフトの提供などを行い、自民党の派閥パーティー券問題に関連する銘柄として注目されている中、28日は「柿沢議員逮捕」の報道を受けて一段と材料株妙味が強まったとの見方が出ている。「IR情報」や「ニュース」には目新しい発表がなく、年末特有の「モチ代稼ぎ相場」の流れに乗っているとの見方もある。

 また、業績は回復傾向で、今期(2024年6月期)は黒字化を見込む。収益が赤字から黒字に転換する局面では株価の値幅が大きくなりやすいとの見方もあり、値幅狙いの投資が活発化しているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:10 | 材料でみる株価

ルーデンHDは36%高の後17%高、29日の売買を最後に上場廃止だが年末特有の「モチ代稼ぎ相場」活発の様子

■業績は黒字化傾向、将来的な再上場への期待もある様子

 ルーデンHD(ルーデン・ホールディングス)<1400>(東証グロース)は12月28日、朝寄り後に36%高の169円(45円高)まで上げたが午前10時を過ぎては17%高の145円(21円高)前後で売買され、一時9か月ぶりに160円台を回復したが売買交錯となっている。12月30日付での上場廃止(売買できるのは29日まで)を11月末に開示済みで、リスキーな銘柄だが回転売買で短期の値幅を狙う投資が衰えない展開になっている。年末特有の「モチ代稼ぎ相場」の流れに合致するとの見方もある。

 上場廃止の事由は「内部管理体制確認書の提出前で、内部管理体制等について改善の見込みがなくなったと当取引所が認める場合に該当するため」。ただ、業績推移は2022年12月期以降、黒字化し始めており、買いを入れる投資家の中には将来的な再上場に期待を込める向きもあるもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:26 | 材料でみる株価

ケアネットは戻り高値を連日更新、Welbyと日本生命の資本業務提携を受けて連想買い続く

■12月決算は売上高18%増を見込むなど拡大傾向

 ケアネット<2150>(東証プライム)は12月28日、続伸一段高で始まり、取引開始後は6%高の1055円(60円高)をつけて戻り高値を連日更新している。医療機関向け情報サイトの運営などを行い、医療・健康関連の情報管理システムなどを手掛けるWelby<4438>(東証グロース)に日本生命が出資する資本業務提携を受けて連想買いが波及、材料株妙味を強めている。

 11月に医療機関向け経営コンサルティングなどを行う株式会社バリューネクスト(東京都港区)の株式取得を発表して注目を集めた。12月決算の発表は2月14日を予定。売上高は17.9%増を見込むなど拡大傾向を想定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 材料でみる株価
2023年12月27日

ソフトバンクGは一時7%高、米Tモバイル株を無償で取得、「孫さんに1日遅れのクリスマスプレゼント」の見方

■一定期間内に一定価格を超えたら無償で取得との条件を26日達成

 ソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)は12月27日、出直りを一段強める相場となり、前場7%高の6528円(429円高)まで上げて約2か月ぶりに6500円台を回復し、後場寄り後も6400円前後で売買活発となっている。26日の夜10時過ぎ、米Tモバイル社(T−Mobile US,Inc.)の株式48.8百万株(1.1兆円相当:1⽶ドル142.34円で換算)を無償で取得すると発表し、好感されている。Tモバイル社の株価が一定価格を上回った場合、無償でもらえる事前契約があり、これを米国26日に達成したもよう。株式市場関係者からは、「孫さんに1日遅れのクリスマスプレゼントが届いた」と好感する声が出ている。

 発表によると、ソフトバンクGは、2013年7⽉に米スプリント社(Sprint Corporation)を⼦会社化し、その後、20年4⽉にスプリント社はTモバイル社と合併し、その対価としてTモバイル株式及び条件付対価を受領した。受領した条件付対価は、一定期間内にTモバイル株式の価格が一定以上になった場合、契約に定められた株式を無償で取得できる権利。これに基づき、スプリント社の株式を無償で取得することとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:52 | 材料でみる株価