[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/25)森永乳業は価格改定など好感され一段と出直り強める、今夏の猛暑効果にも期待
記事一覧 (10/24)マーケットエンタープライズは後場一段と強含む、23日に大阪府和泉市と「おいくら」開始、導入自治体は全国71に
記事一覧 (10/24)アンビスHDは5日ぶりに反発し10%高、「介護報酬改定へ議論本格化」と伝えられ期待
記事一覧 (10/24)モバイルファクトリーは急反発、「NauNau」の情報漏洩で下げたが自律反騰を期待
記事一覧 (10/24)サワイグループHDは6%安の4356円(280円安)で始まり底堅い、品質検査で不正だが一部品目で限定的
記事一覧 (10/23)ストレージ王は後場一段高、沖縄初の「那覇泉崎トランクルーム」など23日に2店舗オープン
記事一覧 (10/23)ジンズHDが一段高、業績拡大期待に証券会社の「推し」もあり買い安心感
記事一覧 (10/23)ペルセウスプロテオミクスは急激に出直る、新薬候補に関する発表を好感
記事一覧 (10/20)ANAPは「所得減税」も追い風の見方で3日連続ストップ高、「ワーナー・ブラザース100周年」コラボアイテムも期待
記事一覧 (10/20)サッポロHDは小幅だが上場来高値を連日更新、糖質・プリン体70%オフの新生ビールや投資ファンドの買い増し報道を材料視
記事一覧 (10/20)ミヨシ油脂が高値を更新、『すぐに使える、かける本バター』好評とされ注目集まる
記事一覧 (10/20)西松屋チェーンが急伸、投資ファンド保有と伝えられ注目集中、エフィッシモ・キャピタル
記事一覧 (10/20)石油資源開発が戻り高値を更新、NY原油一時90ドル乗せを好感
記事一覧 (10/19)プリントネットは立会外分売の中止を受け大きく値を戻す、需給緩和の懸念が後退
記事一覧 (10/19)ニューラルグループは「AIによる積込み最適化システム」に注目集まり3日続伸基調
記事一覧 (10/19)大和自動車交通は2日連続ストップ高、「ライドシェア」で期待され「初動につけ(乗れ)」の買いも
記事一覧 (10/19)ANAPは2日連続ストップ高、中東情勢などの影響から遠く「ワーナー・ブラザース100周年」コラボアイテムに期待
記事一覧 (10/19)INPEXが続伸スタート、NY原油一時90ドルに迫ると伝えられ再び連動性を発揮
記事一覧 (10/18)メイホーHDは鉄道・公共施設関連工事企業の株式取得が連日評価され3日続伸
記事一覧 (10/18)大和自動車交通がストップ高、「ライドシェア」の地域・時間など「限定」を好感の見方
2023年10月25日

森永乳業は価格改定など好感され一段と出直り強める、今夏の猛暑効果にも期待

■第2四半期決算の発表は11月9日を予定

 森永乳業<2264>(東証プライム)は10月25日、一段と出直りを強める相場となり、取引開始後に6%高の5885円(322円高)まで上げた後も5800円前後で売買され、昨年来の高値6055円(2023年9月4日)に向けて上値を追っている。24日に「家庭用バター・クリーム価格改定のお知らせ」を発表し、期待が強まっている。24日に業績予想の大幅な増額修正を発表した雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は、増額要因として「価格改定が着実に浸透したこと」(発表リリースより)などを挙げたため、これを意識して期待を強める様子もある。

 8月初に発表した第1四半期連結決算(2023年4〜6月)は、売上高が前年度期比7.2%増の1397億38百万円で、営業利益は同53.3%増の96億45百万円と大幅な増益だった。今期は7月以降の猛暑日が記録的に多く、夏日が長く続いたため、第2四半期決算の発表に注目する向きは少なくないようだ。第2四半期決算の発表は11月9日を予定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 材料でみる株価
2023年10月24日

マーケットエンタープライズは後場一段と強含む、23日に大阪府和泉市と「おいくら」開始、導入自治体は全国71に

■これまで年1回だった個人投資家向け説明会を増やし認知拡大

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は10月24日、再び出直る相場となり、後場寄り後に一段と強含んで5%高の1370円(65円高)まで上げて上値を指向している。同社が運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築する自治体との連携事業が10月23日に大阪府和泉市(辻宏康市長)でスタートし、和泉市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で71に達したことなどが注目され、買い材料視されている。和泉市では、この連携により廃棄物削減と循環型社会の形成をめざす。

 このところの株価は10月初旬に1456円まで上げて小休止となっているが、9月29日に開示した「上場維持基準の適合に向けた計画書(更新)」では、「機関投資家のみならず個人投資家とのコミュニケーションも重要課題の一つと捉え」、これまで年1回・不定期で開催していた個人投資家向け説明会について、第1四半期決算および第3四半期決算発表後にそれぞれ開催するとした。同社はネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開しており、「高く売れるドットコム」「おいくら」、中古農機具輸出などのネット型リユース事業のサービス利用者は延べ710万人を超えた。こうした事業展開と将来性が幅広い投資家に認知されるほど、株価への評価にもつながることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 材料でみる株価

アンビスHDは5日ぶりに反発し10%高、「介護報酬改定へ議論本格化」と伝えられ期待

■介護職員の処遇改善なければ人材流出する一方と

 アンビスHD(アンビスホールディングス)<7071>(東証スタンダード)は10月24日、5日ぶりに反発し、午前11時を過ぎては10%高の2330円(203円高)まで上げて年初来の安値圏から出直っている。有料老人ホーム「医心館」の運営などを行い、23日夜のNHK総合テレビで「介護報酬改定へ議論本格化『もう少し給料がもらえていれば…』」(NHKニュースWEB10月23日17時49分)と放送されたことを材料に注目する様子がある。

 報道によると、介護が必要な高齢者の数は介護保険制度が始まった2000年4月末時点の3倍以上に増えた一方、これを支えるのに必要な介護職員の数は人手不足が強まっており、介護職員の処遇改善をしなければ人材は流出する一方という。介護業界にとっても期待は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 材料でみる株価

モバイルファクトリーは急反発、「NauNau」の情報漏洩で下げたが自律反騰を期待

■ここ数日の例では第一三共の「倍返し」がイメージされ投機妙味

 モバイルファクトリー<3912>(東証プライム)は10月24日、取引開始後に12%高の750円(78円高)まで上げ、午前11時にかけても7%高の720円(48円高)前後で堅調に売買され、昨23日の16%安(130円安の672円)から一転、反発している。昨23日は、子会社が提供する位置情報サービス「NauNau」で一時200万人以上のユーザーの位置情報やチャットなどが外部から閲覧可能な状態が生じていたとの報道を受けて大きく下げたが、影響は限定的との見方が少なくないようだ。

 連結業績への影響は限定的との見方があるようで、業績に大きな影響がないとすれば、急激な下げの直後にみられる自律反騰が発生しやすいとみて下値を買う動きがあるもよう。自律反騰の場合は半値戻しや3分の2戻しが多いとされるが、ここ数日の例では第一三共<4568>(東証プライム)が下げ幅を埋めてさらに同じ幅の上げを演じる「倍返し」を示現したことなどを見て、さらなる反騰をイメージする様子もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

サワイグループHDは6%安の4356円(280円安)で始まり底堅い、品質検査で不正だが一部品目で限定的

■後発薬の供給不足が伝えられていることなどで下値は拾う余地も

 サワイグループHD(サワイグループホールディングス)<4887>(東証プライム)は10月24日、売り気配のまま気配値を下げて始まり、取引開始から10分を経過した午前9時10分に6%安の4356円(280円安)で始値をつけた。「後発医薬品大手の沢井製薬は23日、九州工場で製造した胃炎・胃潰瘍治療薬の品質検査で不正があったと発表した」(時事通信ニュース10月23日19:36)と伝えられ、注目が集中。中にはストップ安(700円安の3936円)を意識していた投資家もあったようだが、今の所は始値を下値に底堅い相場になっている。

 検査不正は一部品目にとどまっていること、このところ後発薬の供給不足が伝えられていること、などから、今回の件は下げたところを拾う余地があるとの見方があるようだ。ただ、株価は9月初から4700円台で3、4度上値を抑えられており、値を戻しても当面はこのゾーンが上値圧迫になるとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価
2023年10月23日

ストレージ王は後場一段高、沖縄初の「那覇泉崎トランクルーム」など23日に2店舗オープン

■11月下旬にトップが「投資家交流会」に登壇、注目強まる期待

 ストレージ王<2997>(東証グロース)は10月23日の後場、急激に出直りを強め、13時過ぎに16%高の626円(89円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに600円台を回復している。沖縄県初の「那覇泉崎トランクルーム」と茨城県の「水戸石川トランクルーム」を同日オープンしたと発表しており、店舗拡大が好感されている。

 また、11月21日には同社代表・荒川滋郎社長が(株)Wells Partners主催の「企業研究会&投資家交流会」に登壇すると9月下旬に発表済みで、注目度が強まる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

ジンズHDが一段高、業績拡大期待に証券会社の「推し」もあり買い安心感

■「バイオレットライト」による近視進行抑制メガネ型医療機器にも期待が

 ジンズHD(ジンズホールディングス)<3046>(東証プライム)は10月23日、一段高となり、取引開始後に7%高の4180円(290円高)まで上げ、約9か月ぶりに4000円台を回復し、午前10時を過ぎても4100円前後で売買活発となっている。10月13日に発表した8月決算と今期予想が好感されて続伸基調を続けている中で、23日はみずほ証券による目標株価の引き上げが伝えられ、証券会社の「推し」が入ったとして買い安心感が強まった。

 2023年8月期の連結決算は7年ぶりの主力ブランド刷新などによりメガネ一式単価が好調に推移し、広告宣伝費の削減などの販管費抑制などにより、営業利益は前期比46.2%増加した。今期・24年8月期の予想は13.5%増を見込むが、みずほ証券はじめ、株式市場では上振れ予想が優勢となっている。この10月20日に「JINSイオン北見店」(北海道北見市)をオープンし、11月10日には「JINSイオン釧路店」をオープン。北海道内のJINS店舗数は17に拡大する。「バイオレットライト」を用いた近視進行抑制メガネ型医療機器の共同開発も期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 材料でみる株価

ペルセウスプロテオミクスは急激に出直る、新薬候補に関する発表を好感

■9月中旬に急動意となり、新薬開発の進展に対する期待強い

 ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は10月23日、買い気配の後11%高の481円(48円高)で始まり、急激な出直りとなっている。前取引日(10月20日)の16時前、赤血球が異常に増える疾患であるPVに対して赤血球数を正常化する効果が期待される新薬候補の第I相試験について、このたび被験者の組み入れが完了したと発表、今期(2024年3月期)中に試験を完了させる予定とし、期待が強まっている。

 同社株は9月中旬から急動意となって騰勢を強め、10月11日に694円まで急伸した。9月22日に開発中の新薬候補のアグレッシブNK細胞白血病(ANKL)に対する医師主導第1/2相試験で初回投与が行われたと発表するなど、新薬開発の進展に対する注目が強まっている。相場は関連発表に反応しやすくなっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価
2023年10月20日

ANAPは「所得減税」も追い風の見方で3日連続ストップ高、「ワーナー・ブラザース100周年」コラボアイテムも期待

■中東情勢などの影響が相対的に軽微、赤字決算後の下げを大きく奪回

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は10月20日、一段高となり、29%高の356円(80円高)まで上げて3日連続ストップ高となり、年初来の高値369円(2023年2月6日)に迫る相場となった。引き続き、16日に発表した「ワーナー・ブラザース100周年記念コラボアイテム販売開始」などが買い材料視されており、政府が10月末をメドにまとめる経済対策に期限付の所得税減税を盛り込む方針を強めていることも追い風との見方が出ている。

 「原宿」系のティーンズレディスファッションが主体のため、中東情勢や米金利上昇など、相場を取り巻く外部環境の影響が相対的に軽微な銘柄としても注目余地があるようだ。株価は13日に発表した8月決算の赤字拡大を受けて大きく下押したが、19日は発表前の水準を上回り、20日はさらに一段高となった。このため、常識を越える強い相場なのか、大団円が近いのか、相場観が分かれる様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:29 | 材料でみる株価

サッポロHDは小幅だが上場来高値を連日更新、糖質・プリン体70%オフの新生ビールや投資ファンドの買い増し報道を材料視

■不動産株の側面も持ち、投資ファンド次第では材料含みになる期待

 サッポロHD(サッポロホールディングス)<2501>(東証プライム)は10月20日、午前10時過ぎにかけて5124円(114円高)まで上げ、上場来の高値を2日連続更新しながら売買活況となっている。17日に生ビールで初めて糖質・プリン体を各70%オフとした新商品『「サッポロ生ビール ナナマル』を全国一斉に発売開始し、期待が強まっている上、20日は「シンガポールの投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズがサッポロホールディングス(HD)株を5・09%保有していることが19日わかった」(日本経済新聞10月20日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。保有目的は、純投資および助言・提案という。

 サッポロHDは酒類・飲料メーカーであると同時に不動産株の側面も持つ銘柄と位置づけられている。事業の幅が広いため、投資ファンドにとっては助言・提案の範囲が広いことになり、株式市場関係者の中には注目を強める様子がある。その一方で、投資ファンドは12月末の株主優待で「70%オフ」の新生ビールをもらいたいだけなのでは、と水を差すような類推もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 材料でみる株価

ミヨシ油脂が高値を更新、『すぐに使える、かける本バター』好評とされ注目集まる

■朝のテレビ情報番組で特集放送、ネットショップでも「星4つ」の高評価

 ミヨシ油脂<4404>(東証スタンダード)は10月20日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に5%高の1245円(60円高)まで上げ、約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。19日付で『すぐに使える、かける本バター』がグッドデザイン賞を受賞と発表しているが、20日朝、この『すぐに使える、かける本バター』がテレビ情報番組で特集放送され、同社株にも注目が集まることになったようだ。

 『すぐに使える、かける本バター』は2022年11月17日より販売代理店を通じて販売開始された。固形ではなくオリーブオイルのようなオイル状で、調理に使う手間が省けるだけでなく、料理に直接かける、混ぜるなどの使い方もできるため好評のようだ。ネットショップのアマゾン「カスタマーレビュー」では星5つのうち「星3.7つ」の評価となっている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 材料でみる株価

西松屋チェーンが急伸、投資ファンド保有と伝えられ注目集中、エフィッシモ・キャピタル

■円安は逆風だが第2四半期は増収増益で「健闘」との評価

 西松屋チェーン<7545>(東証プライム)は10月20日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後は13%高の1830円(205円高)まで上げ、2021年4月以来の1800円台に進んでいる。「投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、西松屋チェーンの発行済み株式の5・63%を取得したことが分かった」(日本経済新聞10月20日付朝刊)と伝えられ、にわかに注目集中となった。保有目的は「純投資」としているという。

 円安は逆風に働く事業特性があるとされるが、9月下旬に発表した第2四半期決算(2023年2〜8月・累計)は営業利益が前年同期比0.6%増の67億39百万円となり、四半期純利益も同2.4%増の47億62百万円。調査筋からは、円安の中で健闘したと評価できるのではないかといった見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価

石油資源開発が戻り高値を更新、NY原油一時90ドル乗せを好感

■10月前半の調整幅の半値を取り戻し値動き軽くなる期待

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は10月20日、再び出直って始まり、取引開始後は5460円(170円高)まで上げ、このところの戻り相場で高値を更新している。NY原油相場が再び上げ基調となり、約1か月ぶりに一時1バレル90ドル台に乗ったと伝えられ、買い材料視されている。

 高配当銘柄でもあり、9月28日に2008年以来の高値となる6000円をつけた。その後は原油相場の安定化などを受けて反落模様となり、10月6日に4755円まで下押した。この間の下げ幅は1245円。この半値戻しの水準は5377円になり、これを本格的に上回るようなら原油相場との連動性が強まるとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2023年10月19日

プリントネットは立会外分売の中止を受け大きく値を戻す、需給緩和の懸念が後退

■流通株式比率の向上めざすが、分売発表後に株価下落し決断

 プリントネット<7805>(東証スタンダード)は10月19日、午前11時に立会外分売の中止を発表し、株価は発表前の620円(3円高)前後から急伸し、一時14%高の704円(87円高)まで上げて大きく値を戻している。分売による需給緩和の懸念が消え、買い直される形になった。

 10月13日に最大19万株の立会外分売を発表したが、開示後の株価は「10月18日まで当社株価が17.4%下落しており、分売人より中止の申し出を受け」たことなどにより中止するとした。分売の当初の目的は、「スタンダード市場における流通株式比率の項目に関する基準を充たしていないため、当該基準の早期達成に資するべく、当社株式の分布状況の改善や流動性の向上を図ること」(10月13日のリリース)だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49 | 材料でみる株価

ニューラルグループは「AIによる積込み最適化システム」に注目集まり3日続伸基調

■「海貨業界」向けだが将来の適用範囲拡大に期待強い

 ニューラルグループ<4056>(東証グロース)は10月19日、8%高の1080円(83円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場は13時にかけて5%高の1050円前後で売買され、3日続伸基調となっている。物流業界の『2024年問題』に対応し、「AIによる積込み最適化システム『AI−VANNING』を共同開発」と10月10日に発表しており、18日にAmazon(アマゾン)が「リヤカー付き電動アシスト自転車による配達を日本で可能に」と発表したことを受けて2024年問題に対応できる銘柄として注目されている。

 AIによる積込み最適化システム『AI−VANNING』は「海貨業界を支援」(発表リリースより)するもので、「コンテナ積込み計画の最適化」(同)などを目的に開発された。しかし、こうした「積込みの最適化」は物流業界全体にとって大きな課題とされ、今後の適用範囲の拡大、広がりが期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 材料でみる株価

大和自動車交通は2日連続ストップ高、「ライドシェア」で期待され「初動につけ(乗れ)」の買いも

■配車システムや集客ノウハウ提供などでは追い風の見方

 大和自動車交通<9082>(東証スタンダード)は10月19日、一段高となり、取引開始後に2日連続ストップ高の1083円(150円高、16%高)まで上げ、あとそのまま買い気配を続けている。1000円台は2020年12月以来になる。引き続き、一般人が自家用車に他人を乗せて報酬を得る「ライドシェア」の導入に政府が取り組んでいることなどが買い材料視されており、いきなり急伸し始めたため、「初動につけ(乗れ)」という短期投資のコツを念頭に参入する動きも少なくないとの見方が出ている。

 「ライドシェア」については、18日に「規制改革を担当する河野太郎デジタル相は(中略)空車のタクシーが少ない時間帯や地域に限ってライドシェアを取り入れる案を示した」(日本経済新聞10月18日付朝刊)と伝えられた。大和自動車交通はタクシー事業も行うため、「ライドシェア」の導入自体は影響もあると見られるが、時間帯や地域を限定する方針は好材料。また、配車システムや集客ノウハウの提供などでは追い風になる面が大きいとの見方もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

ANAPは2日連続ストップ高、中東情勢などの影響から遠く「ワーナー・ブラザース100周年」コラボアイテムに期待

■赤字決算で下げた分を大きく回復、勢い強まる

 ANAP<3189>(東証スタンダード)は10月19日、連日急伸し、取引開始後に36%高の300円(80円高)まで上げて2日連続ストップ高となり、約3か月ぶりに300円を回復している。引き続き、16日に発表した「ワーナー・ブラザース100周年記念コラボアイテム販売開始」などが買い材料視されており、中東情勢や米金利上昇など、相場を取り巻く外部環境の影響が相対的にマイルドな銘柄として目先資金が集まっているようだ。

 13日に発表した8月決算は赤字拡大となり、今8月期の予想は「開示が可能となった時点で速やかに開示」と保留した。株価はこの発表後に200円を割り込んで大きく下押したが、19日は発表前の水準を大きく上回った。ワーナー・ブラザース100周年記念コラボアイテムへの期待は強いものがあるようだ。16日から発売開始としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 材料でみる株価

INPEXが続伸スタート、NY原油一時90ドルに迫ると伝えられ再び連動性を発揮

■底流にはPBR1倍超に向けた資産効率向上策への期待が

 INPEX<1605>(東証プライム)は10月19日、続伸基調で始まり、取引開始後は2254.0円(35.0円高)まで上げ、9月につけた2008年以来の高値2368.5円に向けて出直りを継続している。NY原油相場が再び上げ、「一時90ドル迫る、地政学リスク懸念」(日経速報ニュース10月19日朝)と伝えられ、連動性を発揮している。昨18日は原油相場が軟調だったにもかかわらず値上がりしており、原油相場の傾向的な値上がりを想定する資金が流入しているとの見方が出ている。

 また、米テキサス州でのグリーン水素事に期待する様子もある。株価はいぜんPBR(株価純資産倍率)0.5倍未満のため、株価堅調の底流には、PBR1倍超に向けた資産効率向上策への期待がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年10月18日

メイホーHDは鉄道・公共施設関連工事企業の株式取得が連日評価され3日続伸

■公共事業関連工事の強化に向け期待強い

 メイホーHD(メイホーホールディングス)<7369>(東証グロース)は10月18日の後場、一段と強含み、10%高の3295円(298円高)をつけて3日続伸基調の出直り相場となっている。岐阜県を地盤に建設コンサル、人材派遣などを行い、12日、子会社メイホーエクステックが鉄道関連工事や公共施設関連工事などを行う今田建設ホールディングス株式会社(大阪府大阪市)の株式を取得と発表、連日買い材料視されている。

 発表に予よると、メイホーエクステックは国および地方自治体からの各種工事を受託しており、今田建設ホールディングスの今田建設は大阪メトロを中心に鉄道工事および官公庁、民間の建築工事を受託している。取得価額(概算額)は28億1500万円。)株式譲渡実行日は2023年11月1日(予定)。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 材料でみる株価

大和自動車交通がストップ高、「ライドシェア」の地域・時間など「限定」を好感の見方

■河野デジタル・行政改革担当大臣の案に安堵感が

 大和自動車交通<9082>(東証スタンダード)は10月18日の前場、年初来の安値圏から急激に出直り、ストップ高の993円(150円高、19%高)まで上げ、後場もストップ高買い気配で始まった。一転、年初来の高値960円(2023年4月27日)に迫る相場になっている。

 一般人が自家用車に他人を乗せて報酬を得る「ライドシェア」について、「規制改革を担当する河野太郎デジタル相は(中略)空車のタクシーが少ない時間帯や地域に限ってライドシェアを取り入れる案を示した」(日本経済新聞10月18日付朝刊『首相、ライドシェア検討表明へ、臨時国会の演説で』より)と伝えられ、タクシー業界にとっては従来から言われてきた案よりも影響が限定的になるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 材料でみる株価