[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/13)バリオセキュアが急伸、NTT Comにサービス提供、パートナーシップの開始など好感
記事一覧 (03/13)KOKUSAI ELECTRICが9%高、半導体製造の「前工程/後工程の融合」に関する取組に期待強まる
記事一覧 (03/13)ゼンショーHDは2日続伸基調、「すき家」の牛丼など一部商品の値上げを好感
記事一覧 (03/13)任天堂は連日出直る、米社が「ポケモンGO」売却、任天堂などに5700億円還元とされ注目集まる
記事一覧 (03/12)野村不動産HDは底堅い、中野サンプラザ『白紙』で懸念されたが米シアトルでの大規模プロジェクトに期待
記事一覧 (03/12)エスプールは前日の下げを回復し「倍返し高」、障がい者雇用施設の拡大や自治体向け脱炭素支援に期待強い
記事一覧 (03/12)三菱電機は次第高、『防衛事業説明会』の資料を公開、関心高まる
記事一覧 (03/12)THEグローバル社は7年ぶりの高値に進む、旭化成ホームズとの業務資本提携を好感
記事一覧 (03/12)LINEヤフーが高値を更新、業績好調で「LINEポケットマネー」の拡大報道も好感
記事一覧 (03/11)トゥエンティーフォーセブンは後場一段と出直る、フィットネスの新業態を提供開始、期待強まる
記事一覧 (03/11)タマホームは後場もジリ高、2月の新築戸建て価格が最高更新とされ注目強まる
記事一覧 (03/11)サッポロHDが逆行高、投資ファンドの動向が思惑材料視されている様子
記事一覧 (03/11)ロート製薬は堅調、花粉のシーズンストックに加えディフェンシブストックとしても注目の様子
記事一覧 (03/11)セブン&アイ・HDは日経平均より「高い」、米国事業の一括売却などカナダ企業に提案
記事一覧 (03/10)雨風太陽は一段高、「大船渡」応援商品を開始、ドジャース・佐々木朗希選手の人気が追い風になる期待
記事一覧 (03/10)カバーが出直り強める、「Vチューバ―」のイベント効果に期待高揚、新たなコラボ昼発表
記事一覧 (03/10)日本板硝子が連日戻り高値に進む、EUの防衛力強化などに期待強い
記事一覧 (03/07)住友不動産は後場一時小高くなり底堅い、自社株買いを実施中で3月期末配当を意識した買いも
記事一覧 (03/07)生化学工業は朝安のあと底堅い、「変形性関節症治療剤の試験開始」を境に持ち直し注目再燃
記事一覧 (03/07)アスタリスクが再び出直る、画像認識バーコードリーダーが「ラウンドワン」の全店舗に導入、注目強まる
2025年03月13日

バリオセキュアが急伸、NTT Comにサービス提供、パートナーシップの開始など好感

■ネットカジノ規制を巡る国会の動向も材料視されている様子

 バリオセキュア<4494>(東証スタンダード)は3月13日、急伸相場となり、取引開始後にストップ高の695円(100円高、17%高)まで上げて今年に入っての高値に進み、その後もストップ高で売買をこなしている。12日付でNTTコミュニケーションズ(NTT Com)へのサービス提供とパートナーシップの開始を発表し、期待が強まっている。NTT Comの展開する「セキュリティYOROZU相談」の境界防御型セキュリティ対策を、自社開発の国産UTMを活用したBPOとして提供するとした。

 また、このところ問題視されている「インターネットカジノ」を巡り、」「ネットカジノ誘導規制へ、自民、今国会成立へ調整、リーチサイト・広告、違法に、接続遮断検討も要請」(日本経済新聞3月13日付朝刊)と伝えられたことも同社事業への追い風として注目する様子がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 材料でみる株価

KOKUSAI ELECTRICが9%高、半導体製造の「前工程/後工程の融合」に関する取組に期待強まる

■横浜国大、ディスコ、SCREEN・HDとともに産学共同で推進

 KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は3月13日、反発相場となり、9%高の3083.0円(250.5円高)まで上げて大きく出直っている。NY株式市場で半導体関連株が出直りを強めた上、固有の注目材料として、12日付で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業「研究成果最適展開支援プログラム(A−STEP)」の「産学共同ステージU」に採択されたと発表しており、注目されている。

 発表によると、同プログラムに採択されたのは「前工程/後工程の融合による高エネルギー効率Beyond2nmデバイスの研究開発」。横浜国立大学、ディスコ<6146>(東証プライム)SCREENホールディングス<7735>(東証プライム)とともに、3D集積関連の技術シーズをベースに半導体製造装置企業と連携して前工程/後工程の融合エコシステム型共同研究開発体制を構築し、革新的な解決策の提案と実用化を目指す。ディスコの株価も5%高と反発している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

ゼンショーHDは2日続伸基調、「すき家」の牛丼など一部商品の値上げを好感

■「国産米や牛肉の高値が長期化していることなどに対応」

 ゼンショーHD(ゼンショーホールディングス)<7550>(東証プライム)は3月13日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の8424円(372円)まで上げ、出直りを強めている。国内飲食事業の「すき家」(株式会社すき家)が12日に一部商品価格改定を発表、「牛丼・並盛」の場合は現行の税込450円を3月18日(火)AM9:00より税込480円に値上げするなどとし、買い材料視されている。

 発表によると、すき家の牛丼には、国産のコシヒカリ・ひとめぼれなど、厳選ブランド国産米を100%使用している。国産米や牛肉の高値が長期化していることなどに対応する。「カレー並盛」は税込490 円のまま変更なしとした。また、すき家は13日朝、アプリ限定で「すき家のお得なアプリクーポン」(牛丼弁当80円引きなど、4種のクーポン)配信を発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価

任天堂は連日出直る、米社が「ポケモンGO」売却、任天堂などに5700億円還元とされ注目集まる

■「既存株主は38億5000万ドル(約5700億円)受け取る」と伝わる

 任天堂<7974>(東証プライム)は3月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は1万400円(240円高)まで上げて出直りを強めている。「Niantic、『ポケモンGO』売却、任天堂などに5700億円還元」(日経電子版3月12日夜)と伝えられ、買い材料視されている。「任天堂やフジテレビといった日本企業を含む既存株主は38億5000万ドル(約5700億円)を受け取る」(同)という。

 報道によると、「米ナイアンティックは12日、「ポケモンGO」を手がけるゲーム部門の大半の売却を柱とする事業再編策を発表した。成熟が進んだゲーム部門を分離し、高精細な3次元(3D)地図や人工知能(AI)などの法人向けサービスに軸足を移す」。ナイアンティックは、任天堂や同社が出資するポケモン(東京・港)の協力を得て開発したポケモンGOが世界的なヒット作となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2025年03月12日

野村不動産HDは底堅い、中野サンプラザ『白紙』で懸念されたが米シアトルでの大規模プロジェクトに期待

■米国事業における過去最大のプロジェクトを発表、注目集まる

 野村不動産HD(野村不動産ホールディングス)<3231>(東証プライム)は3月12日、軟調だが一時4220円(3円高)と小高くなる場面を見せて底堅い相場を続けている。「中野サンプラザ再開発、区が計画『白紙』を表明」(朝日新聞デジタル3月11日午後)と伝えられ、「野村不動産が示した『ツインタワー』案」(同)が白紙とされて懸念材料視されたが、12日午前、「米国シアトルにおける賃貸集合住宅開発案件に参画(総戸数796戸の当社米国事業における過去最大プロジェクト)」を発表、一転、期待感の強い相場になっている。

 発表によると、米シアトルの開発案件は、(1)796戸の大規模賃貸集合住宅開発に当社初進出となるワシントン州シアトル市にて参画、(2)約1万6000uの敷地を活かし、プール、フィットネスジム、クラブルーム、シネマなど充実したアメニティを提供、(3)ハワイを中心とする高級住宅開発の実績が豊富なMacNaughton社との初のJV案件。同社が参画する米国不動産事業の4案件目となり、幅広いテナントニーズに対応する高品質な住宅を提供するとともに、当社の米国事業の拡大に繋げていくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:32 | 材料でみる株価

エスプールは前日の下げを回復し「倍返し高」、障がい者雇用施設の拡大や自治体向け脱炭素支援に期待強い

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■障がい者雇用は55施設に、脱炭素支援自治体は20件目に

 エスプール<2471>(東証プライム)は3月12日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに308円(8円高)まで上げ、全体相場が大幅安だった昨11日の4円安を回復して「倍返し高」となっている。障がい者雇用支援事業や自治体の業務を支援・受託する広域行政BPO事業などを行い、業績は最高益更新ペース。直近は、全国で55施設目となる障がい者雇用施設の開設と、全国で20件目になる自治体向けの脱炭素支援事業に注目が集まり、株価材料としての期待も強いようだ。

 全国で55施設目となる障がい者雇用施設は、神奈川県大和市に2025年4月の予定で開設する企業向け貸し農園「わーくはぴねす農園」。障がい者雇用に積極的な約660社の企業が利用しており、現在4400名を超える障がい者が一般就労を実現し、その定着率は約92%に達している。

 また、全国で20件目となる自治体向けの脱炭素支援事業は、北海道上川町のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うもので、3月6日に同町と未来共創パートナーシップ協定を締結した。同町は22年7月に「ゼロカーボンシティ」宣言を表明し、同町の美しく豊かな自然環境と良好な生活環境の保全に向け、省エネルギー化や再生可能エネルギーの利活用、森林吸収源対策の推進など、地域住民や事業者と連携しながら、持続可能なまちづくりを目指している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

三菱電機は次第高、『防衛事業説明会』の資料を公開、関心高まる

■防衛と宇宙の領域で高い技術力を保有、防衛事業の強みに

 三菱電機<6503>(東証プライム)は3月12日午前10時に『防衛事業説明会』の資料を公開し、株価は一段と強含んで7%高の2728.0円(166.5円高)まで上げ、反発幅を広げている。

 説明会資料では、防衛システム事業の概況として、「防衛力の抜本的強化にともなう防衛費増額を背景に、防衛事業は受注高・売上高ともに拡大」「契約制度改善により、利益率向上」などとし、2026年度に営業利益率10%以上を目指す、などとした。

 安全保障では宇宙領域が必要不可欠となっている中で、同社は「防衛の大規模システムと衛星システムの双方にプライムコントラクターとしての多くの実績があり、防衛と宇宙領域で高い技術力を保有」するとし、防衛事業の強みになっているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

THEグローバル社は7年ぶりの高値に進む、旭化成ホームズとの業務資本提携を好感

■旭化成ホームズが9.88%出資、大規模分譲マンションなど共同展開

 THEグローバル社<3271>(東証スタンダード)は3月12日、再び一段高となり、午前10時にかけて8%高の784円(56円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んでいる。6日午後、「旭化成ホームズ株式会社との業務資本提携」を発表し、期待の膨らむ相場になっている。

 発表によると、業務提携の内容は、@首都圏における大規模分譲マンションプロジェクトの共同開発、A不動産開発情報の有効活用、Bマンション関連事業のコストシナジー検討。旭化成ホームズはグローバル社の普通株式を279万5600株(2024年12月31日時点の発行済株式総数に対する割合9.88%)取得する。取得完了予定日は3月13日。グローバル社が展開する首都圏を基盤とした分譲マンション・収益物件開発事業を取り巻く環境は、中長期的な環境変化への対応が重要となっており、本業務資本提携によって経営基本方針の推進が強化され、企業価値の更なる向上が十分見込まれるとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

LINEヤフーが高値を更新、業績好調で「LINEポケットマネー」の拡大報道も好感

■消費者ローン新興勢力の伸び目立つとされ注目強まる

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は3月12日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は5%高の539.8円(24.2円高)まで上げ、2日ぶりに昨年来の高値を更新している。今期・2025年3月期は2期ぶりに最高益の見込みなど業績推移に期待がある上、12日は、消費者ローンの動向について「LINEクレジットやメルペイなど新興勢力の伸びが目立つ」(日本経済新聞3月12日付朝刊)と伝えられたことも買い材料視されている。

 LINEクレジットの個人向け融資サービス「LINEポケットマネー」の累計貸付実行額は24年に2000億円を超えたと伝えられた。メルペイなどとともに、手軽に利用できる点が拡大の要因になっている。LINEヤフーの株価については。野村証券が2月中旬に目標株価を523円から569円に引き上げたと伝えられた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価
2025年03月11日

トゥエンティーフォーセブンは後場一段と出直る、フィットネスの新業態を提供開始、期待強まる

■「24/7FiT(トゥエンティーフォーセブンフィット)」3月1日オープン

 トゥエンティーフォーセブン<7074>(東証グロース)は3月11日の後場一段と強含んで出直り幅を広げ、13時40分にかけて9%高の355円(28円高)まで上げて約1週間ぶりに350円台を回復している。同日午前、新サービスの提供開始を発表し、「新たな業態として「24/7FiT(トゥエンティーフォーセブンフィット)」を開始したとし、注目されている。

 発表によると、新たな業態として「24/7FiT(トゥエンティーフォーセブンフィット)」を3月1日にオープン(岐阜前店)し、今後さらに店舗数を拡大していく予定。「24/7FiT」は、マシンピラティス等、ジム設置マシンを使い放題でセルフトレーニングに利用できるほか、希望に応じて本格的なパーソナルトレーニングや食事指導も受けられる柔軟なフィットネスサービス。服装・シューズ自由、思い立ったときに気軽にトレーニング、初心者も安心、無理なく始められる環境を提供、上級者も満足、などを特色とし、初心者から上級者まで自分に合ったスタイルでトレーニングを楽しめる場所を目指し、今後も展開を進めていく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

タマホームは後場もジリ高、2月の新築戸建て価格が最高更新とされ注目強まる

■第3四半期(12月〜2月)の決算発表は例年4月中旬

 タマホーム<1419>(東証プライム)は3月11日、前後場ともジリ高傾向となり、13時過ぎに3580円(90円高)まで上げて出直りを強めている。「新築戸建て2.4%高、2月東京23区、好立地がけん引」(日本経済新聞3月11日付朝刊)と伝えられており、首都圏などで1次取得者向けの戸建て住宅などを手がける同社に注目が集まっている。

 報道によると、23区の戸建て価格は、不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)調べの価格で、「24年8月にこれまでの最高値をつけて以降は一時的に調整していたが、ここにきて再び上昇基調となった。都下を含む東京都の平均価格は前月比1・5%高の6865万円で、最高値だった」。タマホームはコストを抑えた注文住宅に強いため価格競争力などに注目して見直す様子がある。5月決算で、第3四半期(12月〜2月)の決算発表は例年4月中旬に行っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:38 | 材料でみる株価

サッポロHDが逆行高、投資ファンドの動向が思惑材料視されている様子

■ビール4社共同で温室効果ガス排出量が4割少ない缶蓋を採用

 サッポロHD(サッポロホールディングス)<2501>(東証プライム)は3月11日、小安く始まった後切り返して7714円(233円高)まで上げ、日経平均が一時1000円安となる中で逆行高となっている。米国景気動向など外部要因の影響が相対的にマイルドなディフェンシブストック(食品株や医薬品株など)のひとつで、株主でもある投資ファンドの3Dインベストメンツ(3D Investment PartnersPte.Ltd.)の動向も思惑材料視されている。

 3月10日には、ビール4社共同で環境負荷の低い缶蓋『EcoEnd』をビール類に初採用「温室効果ガスの排出量を約4割削減」と発表した。ただ、アサヒグループHD<2502>(東証プライム)キリンHD<2503>(東証プライム)の株価は軟調。サッポロHDには投資ファンドの動向という固有の株価材料があるためと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 材料でみる株価

ロート製薬は堅調、花粉のシーズンストックに加えディフェンシブストックとしても注目の様子

■シーズン銘柄としては不発気味だったが昨年来の安値圏から出直る

 ロート製薬<4527>(東証プライム)は3月11日、小安く始まった後4%高の2261.5円(85.5円高)と切り返し、昨年来の安値圏から出直っている。花粉対策にコンタクト用目薬やアレルギー性鼻炎用内服薬、洗浄薬などを取りそろえる「ロートアルガード」シリーズなどがあるため、シーズンストック(季節銘柄)として期待されながら今シーズンは不発気味だったが、全体相場がNY株の大幅反落を受けて日経平均860円安などと大きく下押しているため、ディフェンシブストック(資産防御銘柄)として注目する動きが出ているようだ。

 2月中旬に今3月期末配当の増配を発表。2025年3月期の期末配当を1株当たり20円の予定(従来予想比3円増、前期比5円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

セブン&アイ・HDは日経平均より「高い」、米国事業の一括売却などカナダ企業に提案

■「株主の皆様への公開レター」を発表、IPOの方針を転換

 セブン&アイ・HD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は3月11日、前日比変わらずで始まり、一時小高くなった後に1.7%安の2084.0円(36.0円安)と軟化したが、日経平均の2.1%安(750円安)に比べると堅調な相場となっている。

 10日付で、「アリマンタシォン・クシュタール社との独占禁止法上の論点についての協議、及び後継者選定プロセスに関する株主の皆様への公開レター」を発表。「米国内のサークルK店舗を含むすべての店舗を『一括売却(クリーン・スイープ)』することで米国の独占禁止法上の懸念を完全に解消する」ことなどを提案したとした。あらためて注目されている。セブン&アイ・HDは3月6日に米国事業会社のIPO(株式公開・上場)方針などを発表し、IPOなどで得た資金を活用して2兆円規模の自社株買いなどを行うとしていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 材料でみる株価
2025年03月10日

雨風太陽は一段高、「大船渡」応援商品を開始、ドジャース・佐々木朗希選手の人気が追い風になる期待

■農水畜産物を直接購入できる「ポケットマルシェ」など運営

 雨風太陽<5616>(東証グロース)は3月10日、2日続けて一段高となり、後場は20%高の1648円(270円高)まで上げて約5か月ぶりに1600円台を回復している。農水畜産物を直接購入できるアプリ「ポケットマルシェ」の運営などを行い、直近は、3月6日付で、「岩手県大船渡市の森林火災を受け、(中略)応援商品の出品を開始、ふるさと納税での寄付も可能に(定置網漁やワカメの養殖等で甚大な被害が想定される、三陸町綾里の漁業を支援)」と発表。大船渡市は、米プロ野球ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希選手(岩手県立大船渡高等学校)にゆかりがあるため、応援商品への神機は高いのではないか、といった期待が出ている。

 2月下旬には、山梨県甲府市との連携により、「春の山梨の食材の魅力を伝えるマルシェ」を3月に東京都下で開催することを発表。株価はこの前後から動意を強めて上値を追う相場になり、直近は一段高となっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 材料でみる株価

カバーが出直り強める、「Vチューバ―」のイベント効果に期待高揚、新たなコラボ昼発表

■「大型企画による露出拡大をうけ配信コンテンツ好調」

 カバー<5253>(東証グロース)は3月10日、15%高の3085円(411円高)まで上げた後も3000円をはさんで売買され、約1か月ぶりに3000円台を回復する相場となっている。架空のキャラクターに自らを投影してYouTube(ユーチューブ)に投稿・配信する「Vチューバ―」(VirtualYouTuber(バーチャルユーチューバ―)の活動を支援する『ホロライブプロダクション』の運営などを行い、主要都市の飲食店とのコラボの詳細を「3月10日12時にホロスタ公式Xから投稿」と同社のサイトに開示しており、期待が高揚したと見られている。

 2月中旬に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/単体)は売上高が前年同期比69.2%増加し、営業利益は同83.0%増加となるなど好調に推移。配信/コンテンツ事業のセグメント売上高は「年末の大型企画による露出拡大をうけ、トップタレントを中心に配信コンテンツが好調」(説明資料より)、ライブ/イベント事業のセグメント売上高は前年同期比143.8%増加し、「複数の中大型ライブコンサートの売上及び過去のライブコンサートのブルーレイ売上が好調」(説明資料より)。イベント開催による露出効果が大きいため注目度も高いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

日本板硝子が連日戻り高値に進む、EUの防衛力強化などに期待強い

■株価は第3四半期決算の発表を境に回復基調

 日本板硝子<5202>(東証プライム)は3月10日、3日続けて戻り高値を更新する相場となり、午前10時40分にかけて5%高の466円(21円高)まで上げて出直りを継続している。「欧州比率大」(会社四季報:東洋経済新報社・新春号)とあって、EUが「ヨーロッパの防衛力強化へ、最大125兆円規模の計画発表」(NHKニュースWEB3月5日6時37分)などと伝えられたことを受け、連想買いや思惑買いが拡大。注目が強まっている。

 2月中旬に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計、IFRS/連結)は、営業利益が前年同期比66.3%減となるなど大幅減益だったが、株価は発表翌日につけた取引時間中の安値319円を下値に反転し回復基調に転じている。3月3日には大和証券から目標株価の引き上げ(370円を400円に見直し)が出た。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 材料でみる株価
2025年03月07日

住友不動産は後場一時小高くなり底堅い、自社株買いを実施中で3月期末配当を意識した買いも

■住友不動産販売が4月1日付で住友不動産ステップ(株)に

 住友不動産<8830>(東証プライム)は3月7日、朝方の下げを次第に取り戻す相場となり、後場寄り後には5338円(29円高)と前日比で高くなる場面を見せて底堅い相場になっている。自社株買いを2024年12月17日から25年6月30日までの予定で実施しており、全体相場の下げに押されて軟化する場面では自社株買いが積極化するとみられる。また、軟化する場面では3月期末配当を意識した買いも増えると見られている。3月期末配当は1株35円(前期比4円の増配)を予定している。

 同社グループの住友不動産販売(株)は1975年に設立され、今年・25年3月1日で創業50周年となった。25年4月1日付で社名を住友不動産ステップ株式会社に変更すると発表済みだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:23 | 材料でみる株価

生化学工業は朝安のあと底堅い、「変形性関節症治療剤の試験開始」を境に持ち直し注目再燃

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■業績も好調で全体相場が大幅安のなか投資の基本に立ち返って注目

 生化学工業<4548>(東証プライム)は3月7日、軟調だが朝方の768円(19円安)を下値に底堅い相場となり、13時過ぎには773円まで持ち直して全体相場の大幅安に逆行している。2月21日に今年の安値764円をつけたが、この日に「変形性関節症治療剤『Gel−One』の日本における第V相臨床試験開始」を発表。株価はこれを下値に回復傾向となっている。第3四半期決算(24年4〜12月・累計/連結)は営業利益が前年同期比31.3%増加するなど好調で、全体相場が大幅安の中、投資の基本である業績動向に立ち返って注目し直されているようだ。

 変形性関節症治療剤『Gel−One』は、海外では膝関節を適応範囲としているが、日本では膝関節に加え股関節を対象とする試験も並行して実施する。(1)変形性関節症(膝関節)を対象とした第V相臨床試験、(2)変形性関節症(股関節)を対象とした第V相臨床試験、及び(3)両関節を対象とした長期投与試験を計画している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52 | 材料でみる株価

アスタリスクが再び出直る、画像認識バーコードリーダーが「ラウンドワン」の全店舗に導入、注目強まる

■クレーンゲームの景品の棚卸業務を自動化、作業時間を従来比25%削減

 アスタリスク<6522>(東証グロース)は3月7日、反発相場となり、9%高の521円(43円高)まで上げた後も510円台で売買され、再び出直りを強めている。同日朝、スマートフォンのカメラを使った画像認識バーコードリーダー「AsCamera」がラウンドワン<4680>(東証プライム)グループの株式会社ラウンドワンジャパンの全店舗に導入されたと発表し、注目されている。

 発表によると、ラウンドワンジャパンでは、クレーンゲームの景品棚卸業務の効率化を目的として画像認識バーコードリーダー「AsCamera」を導入した。これまで紙のリストを見ながら目視で行っていた景品の特定作業が自動化され、作業時間を従来比25%削減した。さらに、集計データをクラウドで一元管理することで、業務の効率化と精度向上を実現したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 材料でみる株価