[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/12)インフロニアHDは売買交錯、日本風力開発を買収と伝えられ一時4日ぶりに1600円台を回復
記事一覧 (12/12)東京エレクトロンが最高値に迫る、米半導体株指数高など好感、米金利情勢も追い風に
記事一覧 (12/11)ソースネクストが続伸、ChatGPTを活用して動画を瞬時に要約や翻訳ができるwebサービス発売
記事一覧 (12/11)ソフトクリエイトHDの出直り目立つ、業績好調で「日本版ブラックフライデー」堅調やIT企業の受注急増などの報道を受け注目強まる
記事一覧 (12/11)レーザーテックが高値を更新、米金利動向も注目要因で米12、13日のFOMCに期待強まる
記事一覧 (12/11)上場4日目のQPS研究所は高値を更新、初日は波乱だったが以後は上値を追う
記事一覧 (12/08)ナ・デックスは後場ジリジリ持ち直す、「資本コストや株価を意識した経営」に期待強まる
記事一覧 (12/08)LINEヤフーが年初来の高値に接近、みずほ証券が目標株価を500円に引き上げたと伝えられる
記事一覧 (12/08)オリジナル設計は株主優待制度の導入が好感され朝からストップ高買い気配続く
記事一覧 (12/08)レナサイエンスが後場一段強含む、東レ・メディカルとAI搭載型血液透析医療機器の開発に取り組む
記事一覧 (12/08)中央経済社HDは朝ストップ高の後も売買活況、株主優待を2024年度メドに開始
記事一覧 (12/08)三井住友FGがジワリ出直る、国内金利の上昇観測が再燃、大手銀行株はそろって堅調
記事一覧 (12/08)ベネフィット・ワンが再び急伸、エムスリーに続き第一生命HDもTOBを提案、「慎重に検討」
記事一覧 (12/08)ニッスイは高値に迫る、円高を受けコストアップ要因の緩和に期待
記事一覧 (12/08)ニトリHDの出直り強まる、円高が追い風になる銘柄、円一時141円台など好感
記事一覧 (12/07)WASHハウスは大波乱、制限値幅の臨時拡大を受け一時33%高のあと一転急落、4日連続大幅高とあって利食い発生
記事一覧 (12/07)オキサイドが急反発、ドイツの公的研究機関と次世代レーザの開発で提携
記事一覧 (12/07)東京電力HDは一段と出直る、原発「年内にも最終判断へ」と伝えられ期待強まる
記事一覧 (12/07)日清食品HDは年末の株式3分割が好感され上場来の高値を更新
記事一覧 (12/06)東京電力HDの出直り目立ち8%高、原子力規制委員会の6日会合に期待強まる
2023年12月12日

インフロニアHDは売買交錯、日本風力開発を買収と伝えられ一時4日ぶりに1600円台を回復

■買収額は約2000億円と伝えられる

 インフロニアHD(インフロニア・ホールディングス)<5076>(東証プライム)は12月12日、取引開始後に1613.0円(32.0円高)まで上げた後軟化し、4日ぶりに1600円台を回復したが売買交錯となっている。朝、「インフロニアHD、日本風力開発を買収、2000億円で」(日本経済新聞12月12日付朝刊)と伝えられ、注目が集まった。インフロニアHDは午前9時に「一部報道について」を発表し、当社が発表したものではないこと、本日開催の取締役会において本件を付議する予定であること、などを明らかにした。

 日本風力開発(東京都千代田区)は2003年に東証マザーズ(現・東証グロース)市場に上場したが、2015年9月に上場を取りやめた。報道によると、買収は、米投資ファンドのベインキャピタルから全株を取得する。買収額は約2000億円となる見通し。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 材料でみる株価

東京エレクトロンが最高値に迫る、米半導体株指数高など好感、米金利情勢も追い風に

■米FOMC後に一服しても引き続き注目できるとの見方

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は12月12日、大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の2万4020円(1015円高)まで上げ、約2週間ぶりに2万4000円台を回復、約半月前につけた実質的な上場来の高値2万4480円(株式分割調整後)に向けて上値を追っている。NY株式市場でダウ平均やS&P500種、半導体株指数SOXが年初来の高値を更新し、半導体関連株が軒並み高となったことや、半導体製造装置の世界的大手ASM(オランダ)が米アリゾナ州の拠点に3億ドルを投資すると前週に伝えられたことなどが買い材料視されている。半導体株が全面高の中でも値上がり率が大きい。

 半導体関連株はグロース株の代表格とされ、NY市場、東京市場とも米金利の低下感が強まると値上がりする傾向が続いている。米国金利は次回の金融政策決定会合FOMC(12月12、13日)で3会合続けて利上げを見送るとの観測が優勢になっているとされ、2024年前半にも利下げに転じるとの予想も出ている。FOMC後に一服しても引き続き注目できるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 材料でみる株価
2023年12月11日

ソースネクストが続伸、ChatGPTを活用して動画を瞬時に要約や翻訳ができるwebサービス発売

 ソースネクスト<4344>(東証プライム)は11日、5円高(2.82%高)の182円まで上げて急反発している。同社は、動画や音声をテキスト化し、要約や翻訳ができるwebサービス「RecCloud」を12月11日(月)に発売すると発表した。このサービスは、AI(ChatGPT)を搭載し、チャット機能でファイルの内容に関する指示や質問に応えることができる。

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■「RecCloud」の主な特長

・動画や音声に対して、議事録や要約、TODOなどを作成することができる。
・動画や音声に、98言語の字幕や7言語の吹き替えを付けることができる。
・クラウドストレージとして100GBの容量が使え、他の人と安全に共有することができる。

 「RecCloud」は、1年版(9,390円)、3年版(27,500円)のオンライン購入版で提供される。対応OSはWindows(11/10)とMac(macOS 11以上)である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:14 | 材料でみる株価

ソフトクリエイトHDの出直り目立つ、業績好調で「日本版ブラックフライデー」堅調やIT企業の受注急増などの報道を受け注目強まる


■株価は出直り傾向、まだ大きく上げていないため上値に魅力の見方

 ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は12月11日、飛び出すように出直る相場となり、4%高の1789円(65円高)まで上げて約1か月ぶりに1700円台を回復し、後場も1800円前後で堅調に売買されている。

 10月下旬に業績予想の増額修正を発表するなどで業績は好調。インターネット通販サイト構築が連結売上高の55%、ITソリューション事業が同45%でバランスの取れた事業を展開し、9日は、「11月に小売り各社が注力した『日本版ブラックフライデー』堅調」「インターネットイニシアティブ、受注残8割増」(各、日本経済新聞12月9日付朝刊」と伝えられられたことなどが好感されているようだ。株価は出直り傾向でいながらまだ大きく上げていないため上値に魅力があるといえる。好業績を背景に注目している投資家がこうした報道を受けて買い出動してきたとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:05 | 材料でみる株価

レーザーテックが高値を更新、米金利動向も注目要因で米12、13日のFOMCに期待強まる

■日経平均が下げた日も底堅かったため下値の固さを再認識

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は12月11日、再び上値を追う相場になり、一時3万5740円(1380円高)まで上げて3日ぶりに直近高値を更新し、株式分割を調整後の上場来高値3万6090円(2022年1月)に向けて出直りを強めている。前週末のNY株式市場で半導体株などのハイテク株が再び活況となり、好感買いが再燃。日経平均が550円安だった12月8日も同社株の下げは0.9%(330円安の3万4360円)に過ぎなかったため、底堅さが再認識されている。

 半導体関連株などのグロース株は、米国金利の利上げ打ち止め観測、低下観測が再燃するたびに活況高となっている。米国の金融政策決定会合FOMCは12月12、13日の予定とされており、政策金利の据え置きが予想されている中で、さらなる株高支援要因が飛び出すかどうか注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 材料でみる株価

上場4日目のQPS研究所は高値を更新、初日は波乱だったが以後は上値を追う

■宇宙ベンチャーで経産省の補助上限41億円事業に採択

 上場4日目のQPS研究所<5595>(東証グロース)は12月11日、上値を追って始まり、取引開始後にストップ高の960円(150円高、19%高)まで上げ、2日続けて上場来の高値を更新している。小型SAR(合成開口レーダー)衛星による地球観測データ提供事業をめざすベンチャー企業で、公開価格は390円。上場初日の12月6日は午後になって値を消しストップ安となったが、翌日以降は高下しながらも上値を追い、買い安心感が出てきたとの見方が出ている。

 小型SAR(合成開口レーダー)衛星36機のコンステレーションを構築することにより、昼夜や天候を問わず準リアルタイムで地球の観測データを提供することを目指して事業展開を行っている。

 経済産業省の「SBIR制度」(革新的な研究開発を行う中小企業、スタートアップ等による研究開発を促進し、その成果を国主導の下で円滑に社会実装し、我が国のイノベーション創出を促進するための制度)の宇宙分野の大規模技術実証事業(フェーズ3事業)に採択され、採択金額(補助上限額)は41億円と10月に発表した。

 業績見通し(2024年5月期・個別、会社発表)は、売上高が14億47百万円(前期比288.9%増)、売上総利益は6億01百万円(同285.3%増)、営業損失4億70百万円(前期も損失3億14百万円)、当期純損失は7億13百万円(前期も損失11億5百万円)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:32 | 材料でみる株価
2023年12月08日

ナ・デックスは後場ジリジリ持ち直す、「資本コストや株価を意識した経営」に期待強まる

■ROE、PBRなどの現状分析を踏まえ次期中期計画を策定中、段階的に開示

 ナ・デックス<7435>(東証スタンダード)は12月8日、朝方の12%安(129円安の960円)を下値にジリジリ持ち直し、14時40分を過ぎて8%安(129円安の999円)まで回復して底堅い相場になっている。7日15時過ぎに発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)は前年同期比で営業利益が65%減、親会社株主に帰属する四半期純利益も同44%減だったが、同時に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」も発表。次第に注目し直される様子がある。

 「資本コストや株価を意識した経営の実現については、ROE(株主資本利益率)、PBR(株価純資産倍率)などの現状分析を踏まえ、「事業の成長、資本収益性の向上ならびに株主資本コストを上回るROEを継続的に実現することによる株価向上などを念頭に置き、2025年4月期を初年度とする次期中期経営計画(2024〜2026)の策定を進めており、段階的に開示を行っていく予定」とした。第3四半期に「骨子」を開示するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:02 | 材料でみる株価

LINEヤフーが年初来の高値に接近、みずほ証券が目標株価を500円に引き上げたと伝えられる

■『PayPay』とのID連携効果等に注目しているもよう

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は12月8日、後場一段と強含む相場となり、6%高の458.5円(24.7円高)まで上げる場面を見せて年初来の高値467.4円(2023年11月8日)に迫っている。みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も430円から500円に引き上げたと伝えられた。

 同証券では、『PayPay』とのID連携効果やコスト管理の推進効果などによる業績寄与に注目しているもよう。LINEヤフーでは、『Yahoo!ショッピング』で最大24.5%のPayPayポイントが戻ってくる「ヤフービッグボーナス」を12月4日から19日まで開催している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 材料でみる株価

オリジナル設計は株主優待制度の導入が好感され朝からストップ高買い気配続く

■12月末現在で400株以上を保有する株主を対象に開始

 オリジナル設計<4642>(東証スタンダード)は12月8日、朝の取引開始から気配値のままストップ高の1128円(150円高、15%高)に達し、後場もストップ高買い気配のまま急伸相場となっている。7日の取引終了後に株主優待制度の導入を発表し、好感買いが殺到。値がつけば2022年8月以来の1000円台になる。

 発表によると、導入する株主優待制度は、株主専用WEBサイト「オリジナル設計プレミアム優待倶楽部」を新設して2023年12月末日現在で400株以上を保有する株主を対象に開始する。保有株数と保有年数に応じてポイントを贈呈し、ポイント数に応じて食品、電化製品、及び体験ギフトなど5000種類以上の商品から選択する。また、株主優待ポイントを「WILLsCoin」に交換することで、プレミアム優待倶楽部を導入している各企業の株主優待ポイントとの合算も可能。サイト公開は24年2月の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

レナサイエンスが後場一段強含む、東レ・メディカルとAI搭載型血液透析医療機器の開発に取り組む

■維持血液透析患者に最適な治療の提供めざす

 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は12月8日の前引け後に「東レ・メディカル株式会社との共同開発契約締結のお知らせ」を発表。株価は後場一段強含んで始まり、4%高の462円(19円高)まで上げて反発基調となっている。

 発表によると、8日付で人工知能(AI)搭載型血液透析医療機器の開発に関する共同開発契約を締結した。取得可能な情報を活用して、維持血液透析患者に最適な治療を提供するAI搭載型血液透析医療機器を共同で開発する。レナサイエンスは、血液透析装置に組み込む基本となるAIを研究開発するため、東レ・メディカルから共同研究費として総額6000万円を受領する予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:01 | 材料でみる株価

中央経済社HDは朝ストップ高の後も売買活況、株主優待を2024年度メドに開始

■「詳細は現在検討中」としたが期待を内包する相場に

 中央経済社HD(中央経済社ホールディングス)<9476>(東証スタンダード)は12月8日の後場、12%高の545円(60円高)で始まり、朝の取引開始後にストップ高(80円高の565円)まで急伸した後も売買活況となっている。7日の17時半に株主優待制度の実施について発表、「詳細は現在検討中」(発表リリースより)としたためストップ高を維持できず売買交錯に転じたとの見方はあるが、期待を内包する相場になっている。

 発表によると、投資対象としての当社グループの魅力を高め、中長期的に株式を保有する株主の増加を図ることなどを目的として、株主優待制度を実施することとした。2024年度を目途に実施できるよう準備を進めているが、実施要領等の詳細は現在検討中とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49 | 材料でみる株価

三井住友FGがジワリ出直る、国内金利の上昇観測が再燃、大手銀行株はそろって堅調

■日銀総裁の国会答弁など受け国内長期金利0.08%に乗る

 三井住友FG(三井住友フィナンシャルグループ)<8316>(東証プライム)は12月8日、続伸基調で始まり、7368円(140円高)まで上げて4日ぶりに7300円台を回復し、ジワリと出直る相場になっている。日銀総裁の7日の国会答弁などを受けて国内金利の上昇観測が再燃し、銀行株にとっては追い風になるため注目が再燃した。また、PBR(株価純資産倍率)は0.7倍台のため、東証の要請によるPBR向上への取組にも期待が続いている。大手銀行株はそろって堅調。

 植田日銀総裁は7日午前、参院財政金融委員会に出席し、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」などと答弁したとされた。また、同日夕方には首相との会談が伝えられた。これを受けて日本の金利上昇観測が再燃し、米国では為替が一時ドル141円台の円高となり、翌8日の国内長期金利は再び0.08%台に乗っている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

ベネフィット・ワンが再び急伸、エムスリーに続き第一生命HDもTOBを提案、「慎重に検討」

■エムスリーの1株1600円に対し第一生命HDは1800円を提示

 ベネフィット・ワン<2412>(東証プライム)は12月8日、一段と出直り、取引開始後に24%高の1878.0円(366.0円高)まで上げた後も1850円前後で売買され、2017年以来の安値圏から持ち直している。第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)が7日の夕方、「ベネフィット・ワン株式に対する公開買付(TOB)の開始予定に関するお知らせ」を発表し、TOB価格を1株1800円とした上で「より高い水準で設定することが可能」としたため、注目が再燃している。

 ベネフィット・ワンの開示によると、ベネフィット・ワンは2023年11月にエムスリー<2413>(東証プライム)によるベネフィット・ワン株式に対する公開買付(TOB)に関する賛同の意見表明と資本業務提携を発表しており、エムスリーによるTOB価格は1株1600円。

 ベネフィット・ワンは、今後、本意向表明書等及び本公表プレスを精査した上で、エムスリー及びベネフィット・ワンの親会社パソナグループのほか、第一生命HDとも誠実に協議等を行い、慎重に検討を行った後で改めて見解を公表するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価

ニッスイは高値に迫る、円高を受けコストアップ要因の緩和に期待

■米国で一時1ドル141円、売上高にはマイナスだがプラス面を評価

 ニッスイ<1332>(東証プライム)は12月8日、続伸基調で始まり、取引開始後は785.7円(21.0円高)まで上げ、約4か月前につけた2019年以来の高値789.3円に迫っている。11月の四半期決算発表で「為替相場は足元は150円近辺→コストアップを懸念」「売上高は円安による上振れを織り込み修正」(決算説明資料より)などとし、円相場の影響にはプラス、マイナス両面あるが、米国7日の円相場が一時1ドル141円まで急伸したことを受けて足元はプラス面を評価する動きが優勢になっている。

 連結業績は好調で、第2四半期(2023年4〜9月・累計)の売上高は前年同期比7.9%増加し、営業利益は同22.1%増加。今期・24年3月期の見通しは売上高を増額修正した一方、各利益予想は据え置き、「利益は国内外の年末需要期の市況や消費動向等を見極めて判断する」(同)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価

ニトリHDの出直り強まる、円高が追い風になる銘柄、円一時141円台など好感

■日銀総裁の国会答弁などを受け金利上昇観測が再燃

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は12月8日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の1万8670円(670円高)まで上げ、年初来の高値1万9410円(2023年5月19日)に向けて出直っている。円高が業績の追い風になる銘柄で、円相場が7日のNY市場で一時約4円高の1ドル141円台の円高となったことを受け、買い先行となっている。

 円相場は日銀総裁の参議院での答弁(日本時間7日午前)に続き、首相と会談(同午後)と伝えられたことなどを受けて急伸したが、8日朝は1ドル144円台で推移している。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年12月07日

WASHハウスは大波乱、制限値幅の臨時拡大を受け一時33%高のあと一転急落、4日連続大幅高とあって利食い発生

■前日まで3日連続ストップ高、6日には品貸し料率10倍の規制も

 WASHハウス<6537>(東証グロース)は12月7日、一時33%高の678円(168円高)まで上げたあと急速に値を消し、昨6日までの3日連続ストップ高から一転、高値波乱の相場となっている。東証が同社株の制限値幅(ストップ高安の値幅)を7日に限って上限のみ400円(通常は100円)に拡大すると発表し、取引開始後は更なる上値を追う買いが入ったが、これで4日連続大幅高。昨6日には日証金が品貸し料の最高料率を通常の10倍にすると発表しており、700円に迫ったあたりで利食いの頃合いとの判断に傾いたと見られている。

 同社株は「トコジラミ」増殖の報道を受けて12月4日から連日ストップ高となってきたが、6日は日証金が品貸し料の最高料率を通常の10倍にすると発表したことを受け、カラ売りの買い戻しが急増したもようで、6日はこの買い注文も加わって一段と上げ、3日連続ストップ高となった。買い気配のまま値のつかない相場が続くと、買いたい人は買えず売りたい人は売却できない状態に陥る。取引所の機能の一つである公正な価格形成に影響するため、制限値幅の拡大は、売買取引を成立させ、買いたい人には買わせ、売りたい人には売却させることを狙うとされている。下限の拡大もバブル崩壊後の先物などで行われたことがある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

オキサイドが急反発、ドイツの公的研究機関と次世代レーザの開発で提携

■ドイツIKZと次世代レーザ用光学単結晶の技術移転の共同研究開発で契約締結

 国立研究開発法人物質・材料研究機構発のベンチャー企業のオキサイド<6521>(東証グロース)は7日、195円高(5.86%高)の3525円まで上げて急反発している。同社は6日、ドイツのライプニッツ協会に所属する公的研究機関 Leibniz−Institut für Kristallzüchtung(IKZ)と、次世代レーザ用光学単結晶の技術移転に関する共同研究開発契約を締結したと発表した。

 オキサイドは、単結晶・レーザのグローバルニッチトップカンパニーを目指し、自社の研究成果のみならず国内外の大学研究機関で得られた研究成果の社会実装に積極的に取り組んできた。IKZは、シリコンから酸化物・フッ化物まで幅広い光学単結晶の最先端技術を保有し、結晶材料の販売サービスや委託研究、技術移転なども行っている。

 今回の契約では、IKZの研究成果である次世代のレーザ用光学単結晶材料を、オキサイドに技術移転することに合意した。この単結晶材料は、現在実用化されているレーザには限界がある高出力化や短波長化に貢献すると期待される。オキサイドとIKZは、この単結晶材料の共同研究開発と社会実装に取り組み、光学分野の発展に貢献していくとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | 材料でみる株価

東京電力HDは一段と出直る、原発「年内にも最終判断へ」と伝えられ期待強まる

■原子力規制委員会「出尽くし安」防ぐ巧妙な判断と評価の声も

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は12月7日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の720.0円(28.0円高)まで上げ、約2か月半前につけた2019年以来の高値725円(2023年9月21日)に迫っている。原子力規制委員会が6日に開催した定例会合について「柏崎刈羽原発の運転禁止の命令解除、年内にも最終判断へ」(NHKニュースWEB12月6日18時32分)などと伝えられ、原発の運転再開への期待が一段と強まった。

 報道によると、「いずれの報告内容についても委員から異論は出されず」「早ければ年内にも判断が示される見通し」という。これを受けて株式市場関係者からは、原発の運転再開が確定してしまうと相場心理に特有の「出尽くし」感が台頭しかねないが、この点で規制委員会の皆さんは相場のことをよくご存じなのではないか、といった受け止め方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 材料でみる株価

日清食品HDは年末の株式3分割が好感され上場来の高値を更新

■「投資単位当たり金額を引き下げ投資家層の拡大を図る」

 日清食品HD(日清食品ホールディングス)<2897>(東証プライム)は12月7日、一段高で始まり、取引開始後は1万5675円(410円高)まで上げて上場来の高値を更新している。6日の15時に株式3分割を発表し、高業績に新たな買い材料が加わる形になった。投資金額が1/3になるため、新たな投資家層の参入が見込める。新NISAを利用する投資が増える余地も増すことになる。

 2023年12月31日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する当社普通株式を、1株につき3株の割合をもって分割するとした。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図る。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2023年12月06日

東京電力HDの出直り目立ち8%高、原子力規制委員会の6日会合に期待強まる

■電力株は軒並み値上がりし業種別指数の値上がり率1位

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は12月6日の後場、8%高に迫る690.0円(49.7円高)で始まり、前場のジリ高相場に続いて上値を指向し、約2か月続く横ばい相場の中で出直りを強めている。原子力規制委員会が6日に定例会合を開催するとされ、東京電力HDについては柏崎刈羽原子力発電所のテロ対策などに異論が出なければ原発の運転再開に向けて前進することになるため期待が強まっている。

 6日の電力株は関西電力<9503>(東証プライム)東北電力<9506>(東証プライム)が3%高、中部電力<9502>(東証プライム)は2%高など軒並み堅調。6日の前引けは東証33業種別指数の「電力・ガス」が値上がり率1位となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 材料でみる株価