[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/17)日清オイリオGが出直り強める、諸物価高のなか株主優待の「オイリオギフト」狙う買いも
記事一覧 (03/17)DMG森精機が高値に迫る、米特使がロシアで長時間待たせたとされ「停戦」遠のくとの見方
記事一覧 (03/17)群馬銀行と第四北越FGが一段高、「経営統合を含めた経営戦略について検討」とされ買い先行
記事一覧 (03/14)Jトラストが後場一段高、不動産事業のJグランド社が新会社で家賃保証事業に進出、期待高まる
記事一覧 (03/14)ビーマップがストップ高、NTTブロードバンドプラットフォームとの協業に期待強まる
記事一覧 (03/14)FFRIセキュリティが出直り強める、「能動的サイバー防御法案」の国会審議に期待
記事一覧 (03/14)シキノハイテックは上場来の安値圏から2日連続ストップ高、「1次規制は買い」とされ急激に出直る
記事一覧 (03/14)キヤノンは逆行高で始まる、1000億円の自社株買い今年2度目、改めて好感
記事一覧 (03/13)アルコニックスが高値を更新、「中国が規制拡大、レアメタル高騰」と伝えられ注目再燃
記事一覧 (03/13)ステムセル研究所は6日続伸基調、妊婦がより安心快適に妊娠期間を過ごせるサポートサービスに期待強い
記事一覧 (03/13)ワシントンホテルが高値に迫る、大阪万博まで1か月となりホテル予約2倍の報道も出て注目再燃
記事一覧 (03/13)バリオセキュアが急伸、NTT Comにサービス提供、パートナーシップの開始など好感
記事一覧 (03/13)KOKUSAI ELECTRICが9%高、半導体製造の「前工程/後工程の融合」に関する取組に期待強まる
記事一覧 (03/13)ゼンショーHDは2日続伸基調、「すき家」の牛丼など一部商品の値上げを好感
記事一覧 (03/13)任天堂は連日出直る、米社が「ポケモンGO」売却、任天堂などに5700億円還元とされ注目集まる
記事一覧 (03/12)野村不動産HDは底堅い、中野サンプラザ『白紙』で懸念されたが米シアトルでの大規模プロジェクトに期待
記事一覧 (03/12)エスプールは前日の下げを回復し「倍返し高」、障がい者雇用施設の拡大や自治体向け脱炭素支援に期待強い
記事一覧 (03/12)三菱電機は次第高、『防衛事業説明会』の資料を公開、関心高まる
記事一覧 (03/12)THEグローバル社は7年ぶりの高値に進む、旭化成ホームズとの業務資本提携を好感
記事一覧 (03/12)LINEヤフーが高値を更新、業績好調で「LINEポケットマネー」の拡大報道も好感
2025年03月17日

日清オイリオGが出直り強める、諸物価高のなか株主優待の「オイリオギフト」狙う買いも

■4月から価格改定を予定、コスト高吸収も期待

 日清オイリオG(日清オイリオグループ)<2602>(東証プライム)は3月17日、再び出直りを強める相場となり、約1か月ぶりに4900円(60円高)台に乗って出直りを強めている。4月1日納入分より家庭用、業務用および加工用食用油の価格改定を予定しており、コスト高への対策として期待する動きが出ているもようだ。また、3月末時点の単元以上株主を対象に、株主優待として「日清オイリオギフト」を進呈しているため、諸物価高の中でサラダオイルやオリーブオイルを目的として投資する動きもあるようだ。配当は9月中間配当を1株90円を実施済みで、今3月期末も90円の予定としている。

 同社の株主優待は、3月期末の保有株式数が100株以上200株未満の場合「日清オイリオギフト(1500円相当の同社製品)」(2024年5月現在)を贈呈し、200株以上の株主には同3000円相当の同社製品(同)を贈呈する。200株以上の優待品にはオリーブオイルが入っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

DMG森精機が高値に迫る、米特使がロシアで長時間待たせたとされ「停戦」遠のくとの見方

■このところEUの軍備増強方針を受けて動意強める

 DMG森精機<6141>(東証プライム)は3月17日、出直りを強めて始まり、午前10時にかけて5%高の3447.0円(175.0円高)まで上げ、今年に入っての高値3520円(2025年3月7日)に向けて出直っている。ドイツ企業と一体経営を行い、このところEU(欧州連合)の軍備増強方針を受けて動意を強める相場。17日は、米国のウィトコフ特使がロシアのプーチン大統領との会談で8時間待たされたと伝えられたことなどを受け、ロシア・ウクライナの停戦に向けた協議が遠のくとの見方が広がり、注目が再燃する様子となっている。

 日テレNEWSは3月15日付で「プーチン大統領が米特使を8時間待ちぼうけに、英メディア『プーチン氏からの「私は誰にも従わない」という米へのメッセージだ』」と伝えた。これに対し、「トランプ氏は『プーチン氏が私の敬愛するウィットコフ特使を9時間以上も待たせたという記事を読んだ。実際には全く待たされることはなかった』と投稿」(日経電子版3月16日)したと伝えられた。プーチン大統領は以前、日本の首相をも数時間待たせたと伝えられたことがある。今回の報道でも「相手を長時間待たせることが多いことで知られていて、自身の格や権力を誇示して会談の主導権を握ろうとしているなどと分析されている」(日テレNEWS)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

群馬銀行と第四北越FGが一段高、「経営統合を含めた経営戦略について検討」とされ買い先行

■第四北越FGは業績予想と配当予想の増額修正も発表

 群馬銀行<8334>(東証プライム)は3月17日、一段高で始まり、取引開始後は1237.0円(26.0円高)まで上げて2000年以降の高値を更新し、第四北越FG(第四北越フィナンシャルグループ)<7327>(東証プライム)は3220円(215円高)まで上げ、フィナンシャルグループ発足後の高値を更新している。

 17日朝、ともに「一部報道について」を発表し、両社の経営統合観測を伝えた日経ビジネスの3月14日付の記事に対し、「当行が発表したものではない」(群銀、第四北越FG)、「従前より、経営統合を含めた経営戦略について検討を行っているが、現時点で決定している具体的な事実はない」(同)などとした。経営統合への検討については否定していない文面になり、注目が強まった。

 第四北越FGは14日正午に業績予想と配当予想の増額修正を発表し、今期・2025年3月期末配当を1株につき前回予想比14円増の70円の予定((株式分割前換算では28円増の140円)に見直した。グループ一体でのコンサルティング機能の発揮により法人向け役務収益が好調に推移していることに加え、市場金利の上昇効果などが寄与する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 材料でみる株価
2025年03月14日

Jトラストが後場一段高、不動産事業のJグランド社が新会社で家賃保証事業に進出、期待高まる

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■新会社は「グランド保証株式会社」、さらなるサービス拡充を図る

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は3月14日の後場、一段と強含む相場になり、14時半にかけて425円(12円高)まで上げて3日続伸基調の出直り相場となっている。12日の夕方、連結子会社で投資用レジデンスなどをワンストップで取り扱う不動産会社・Jグランド株式会社(東京都渋谷区)による新会社(Jトラストの孫会社)設立を発表、家賃保証事業への参入が好感されている。

 新会社の社名は「グランド保証株式会社」で、事業内容は家賃保証事業。資本金は1000万円、Jグランドが100%出資。設立予定時期は2025年3月下旬。Jグランド社が賃貸管理事業で培ったノウハウを生かし、物件オーナーに向けても、さらなるサービス拡充を図り、一層安心して取引できる体制の強化をめざすとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:35 | 材料でみる株価

ビーマップがストップ高、NTTブロードバンドプラットフォームとの協業に期待強まる

■朝方一時ストップ高まで上げ後場再びストップ高

 ビーマップ<4316>(東証グロース)は3月14日、急伸相場となり、朝の取引開始後に一時ストップ高の433円(80円高、23%高)まで上げ、後場も13時前から再びストップ高に張りついて売買されている。13日付で、NTTBP(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(東京都千代田区)との協業を発表し、期待の強まる相場になっている。

 発表によると、NTTBPが2025年2月21日より提供を開始した、OpenRoamingに対応するためのプラットフォーム基盤の開発に協力し、引き続き今後の運用にも協力することとなった。IdP基盤を利用した認証機能とスマートフォンアプリ「Japan Wi−Fi auto−connect」への接続・認証の機能追加を担当する。ユーザーは、OpenRoamingに対応したいずれかの無線LANサービスで、一度だけアカウントの登録や接続設定等を行えば、SSIDや提供者の異なる他のWi−Fiサービスも、そのまま何の手続きも設定も無しに利用できるようになる。さらに、OpenRoamingに対応するWi−Fiスポットへの接続は自動で行われるため、ユーザーは職場や家庭のWi−Fiと同様にシームレスにフリーWi−Fiサービスを利用することができるようになるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33 | 材料でみる株価

FFRIセキュリティが出直り強める、「能動的サイバー防御法案」の国会審議に期待

■「18日衆院審議入り、与野党合意」と伝えられ期待強まる

 FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は3月14日の後場、一段と強い値動きになり、取引開始後に11%高の3040円(295円高)まで上げて3月3日につけた昨年来の高値3165円に向けて出直りを強めている。「能動的サイバー防御法案、18日衆院審議入り、与野党合意」(日経電子版3月13日午後)と伝えられ、政策面での追い風に期待が広がっているようだ。

 同社は「純国産のセキュリティベンダー」「高い技術力」「攻撃技術を研究」などを掲げ、今期・2025年3月期は、「防衛省及び防衛産業企業向けに国家安全保障関連のセキュリティ・サービス案件を受託」(決算説明資料より)などで好調の見込み。連結業績予想を売上高は前期比29.1%増、営業利益は同3.6%増などとする。マルウェア自動解析ツール「FFRI yarai Analyzer」シリーズの販売増加により製品売上も増加する見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

シキノハイテックは上場来の安値圏から2日連続ストップ高、「1次規制は買い」とされ急激に出直る

■知財ソリューション企業との戦略提携を連日好感

 シキノハイテック<6614>(東証スタンダード)は3月14日、2日続けてストップ高となる1383円(300円高、28%高)まで上げ、上場来の安値圏から急激に出直る相場となっている。半導体検査事業や画像処理カメラなどの製品開発事業、電子システム事業などを行い、12日付でシリコン知的財産(IP)ソリューションのリーディングプロバイダーComputer Aided Software Technologies,Inc.(CAST社)との戦略的提携を発表。以後、連日買い材料視されている。日証金は14日売買約定分から貸借取引の申し込み停止を発動したが、「1次規制(最初に発動される取引規制)は買い」というジンクスがあるためか、14日も買い優勢となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

キヤノンは逆行高で始まる、1000億円の自社株買い今年2度目、改めて好感

■2月にほぼ満額999.99億円分を取得、今回さらに1000億円

 キヤノン<7751>(東証プライム)は3月14日、4810円(70円高)で始まった後も上値を試す始まりとなり、日経平均が下げて始まった中で逆行高となっている。13日午後、2600万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.8%)、1000億円を各上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表。直近まで、やはり上限1000億円の自社株買いを実施していたため、矢継ぎ早の自社株買いが好感されている。

 直近まで実施していた自社株買いは上限2600万株・1000億円の規模で、25年2月3日から26年1月末まで行う予定だったが、25年3月7日の時点で99,999,605,100円分(株数は19,685,200株)を取得したため終了するとしていた。13日発表の自社株買いは、取得しきれなかった株数を追加取得する目的と見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2025年03月13日

アルコニックスが高値を更新、「中国が規制拡大、レアメタル高騰」と伝えられ注目再燃

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■業績は好調、半導体関連はAI需要に牽引されて堅調

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は3月13日の後場、一段と強い値動きの相場となり、13時を過ぎて1557円(20円高)まで上げて2025年に入ってからの高値を更新している。商社機能と製造業を融合する非鉄金属の総合企業で、「中国が規制拡大、レアメタル高騰(後略)」(日本経済新聞3月13日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて注目が再燃している。

 2025年3月期の第3四半期(2024年4〜12月・累計、連結)は、自動車関連が引き続き苦戦したものの、半導体関連はAI需要に牽引されて堅調だった。ニッケルは下落基調が続き、アルミ・銅は平均値で前年同期比上昇した。製造セグメントでの原価上昇分の価格転嫁も進展し、利益率は改善した。3月通期の連結業績予想は、第3四半期決算を発表した2月18日の時点では前回予想を据え置いたが、配当は1株につき中間32円、期末32円、合わせて年間で64円(期初予想から6円、前期実績から9円の増配)を⾒込むとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:36 | 材料でみる株価

ステムセル研究所は6日続伸基調、妊婦がより安心快適に妊娠期間を過ごせるサポートサービスに期待強い

■簡単にお腹の赤ちゃんの様子を確認できる超音波エコーのレンタルなど開始

 ステムセル研究所<7096>(東証グロース)は3月13日の後場、一段と強い値動きとなり、後場寄り後に5%高の1438円(67円高)まで上げて6日続伸基調となっている。自宅で簡単にお腹の赤ちゃんの様子を確認できる家庭用超音波エコーのレンタルサービス「ポケマム」による妊娠・出産関連のヘルスケアサービスの充実を目指すと2月26日に発表し、株価はほどなく連騰相場となっている。

 「ポケマム」によって、「妊婦の皆様がより安心で快適に妊娠期間を過ごせるようサポートし、妊娠・出産関連のヘルスケアサービスの充実を目指して」いくとした。「ポケマム」は、株式会社スマートエコー(鳥取県米子市)との資本業務提携によって提供する。ステムセル研究所はスマートエコーの株式を取得。出資額はステムセル研究所の2024年3月期における純資産の1.5%未満になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 材料でみる株価

ワシントンホテルが高値に迫る、大阪万博まで1か月となりホテル予約2倍の報道も出て注目再燃

■業績は好調で前12月期は営業利益・経常利益とも過去最高益

 ワシントンホテル<4691>(東証スタンダード)は3月13日、次第高となり、午前11時にかけて7%高の1230円(80円高)まで上げて1週間前につけた2020年以来の高値1237円に迫っている。「大阪万博まで1カ月、ホテル予約2倍」(日経電子版3月13日早朝)と伝えられ、ホテル関連株への注目が再燃している中で、同社の前12月期(2024年12月期)の連結業績が「営業利益・経常利益ともに過去最高益、当期純利益も過去最高水準」(決算説明資料より)だったことを再評価して注目し直す動きが出ているようだ。

 関西地区での展開は多くないが、関西空港に近い「関西エアポートワシントンホテル」「関空泉大津ワシントンホテル」は強味になるとの見方がある。今期・2025年12月期の業績予想は「引き続き、インバウンドを中心とした市場環境の好調は継続すると想定」「既存事業におけるコスト増加を増収により吸収」「WHG事業での客室改装や、リゾート事業での箱根ホテル小涌園増室および三河屋旅館本館改修」などで連続最高益に進む見通しとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 材料でみる株価

バリオセキュアが急伸、NTT Comにサービス提供、パートナーシップの開始など好感

■ネットカジノ規制を巡る国会の動向も材料視されている様子

 バリオセキュア<4494>(東証スタンダード)は3月13日、急伸相場となり、取引開始後にストップ高の695円(100円高、17%高)まで上げて今年に入っての高値に進み、その後もストップ高で売買をこなしている。12日付でNTTコミュニケーションズ(NTT Com)へのサービス提供とパートナーシップの開始を発表し、期待が強まっている。NTT Comの展開する「セキュリティYOROZU相談」の境界防御型セキュリティ対策を、自社開発の国産UTMを活用したBPOとして提供するとした。

 また、このところ問題視されている「インターネットカジノ」を巡り、」「ネットカジノ誘導規制へ、自民、今国会成立へ調整、リーチサイト・広告、違法に、接続遮断検討も要請」(日本経済新聞3月13日付朝刊)と伝えられたことも同社事業への追い風として注目する様子がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 材料でみる株価

KOKUSAI ELECTRICが9%高、半導体製造の「前工程/後工程の融合」に関する取組に期待強まる

■横浜国大、ディスコ、SCREEN・HDとともに産学共同で推進

 KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は3月13日、反発相場となり、9%高の3083.0円(250.5円高)まで上げて大きく出直っている。NY株式市場で半導体関連株が出直りを強めた上、固有の注目材料として、12日付で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業「研究成果最適展開支援プログラム(A−STEP)」の「産学共同ステージU」に採択されたと発表しており、注目されている。

 発表によると、同プログラムに採択されたのは「前工程/後工程の融合による高エネルギー効率Beyond2nmデバイスの研究開発」。横浜国立大学、ディスコ<6146>(東証プライム)SCREENホールディングス<7735>(東証プライム)とともに、3D集積関連の技術シーズをベースに半導体製造装置企業と連携して前工程/後工程の融合エコシステム型共同研究開発体制を構築し、革新的な解決策の提案と実用化を目指す。ディスコの株価も5%高と反発している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

ゼンショーHDは2日続伸基調、「すき家」の牛丼など一部商品の値上げを好感

■「国産米や牛肉の高値が長期化していることなどに対応」

 ゼンショーHD(ゼンショーホールディングス)<7550>(東証プライム)は3月13日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の8424円(372円)まで上げ、出直りを強めている。国内飲食事業の「すき家」(株式会社すき家)が12日に一部商品価格改定を発表、「牛丼・並盛」の場合は現行の税込450円を3月18日(火)AM9:00より税込480円に値上げするなどとし、買い材料視されている。

 発表によると、すき家の牛丼には、国産のコシヒカリ・ひとめぼれなど、厳選ブランド国産米を100%使用している。国産米や牛肉の高値が長期化していることなどに対応する。「カレー並盛」は税込490 円のまま変更なしとした。また、すき家は13日朝、アプリ限定で「すき家のお得なアプリクーポン」(牛丼弁当80円引きなど、4種のクーポン)配信を発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価

任天堂は連日出直る、米社が「ポケモンGO」売却、任天堂などに5700億円還元とされ注目集まる

■「既存株主は38億5000万ドル(約5700億円)受け取る」と伝わる

 任天堂<7974>(東証プライム)は3月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は1万400円(240円高)まで上げて出直りを強めている。「Niantic、『ポケモンGO』売却、任天堂などに5700億円還元」(日経電子版3月12日夜)と伝えられ、買い材料視されている。「任天堂やフジテレビといった日本企業を含む既存株主は38億5000万ドル(約5700億円)を受け取る」(同)という。

 報道によると、「米ナイアンティックは12日、「ポケモンGO」を手がけるゲーム部門の大半の売却を柱とする事業再編策を発表した。成熟が進んだゲーム部門を分離し、高精細な3次元(3D)地図や人工知能(AI)などの法人向けサービスに軸足を移す」。ナイアンティックは、任天堂や同社が出資するポケモン(東京・港)の協力を得て開発したポケモンGOが世界的なヒット作となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2025年03月12日

野村不動産HDは底堅い、中野サンプラザ『白紙』で懸念されたが米シアトルでの大規模プロジェクトに期待

■米国事業における過去最大のプロジェクトを発表、注目集まる

 野村不動産HD(野村不動産ホールディングス)<3231>(東証プライム)は3月12日、軟調だが一時4220円(3円高)と小高くなる場面を見せて底堅い相場を続けている。「中野サンプラザ再開発、区が計画『白紙』を表明」(朝日新聞デジタル3月11日午後)と伝えられ、「野村不動産が示した『ツインタワー』案」(同)が白紙とされて懸念材料視されたが、12日午前、「米国シアトルにおける賃貸集合住宅開発案件に参画(総戸数796戸の当社米国事業における過去最大プロジェクト)」を発表、一転、期待感の強い相場になっている。

 発表によると、米シアトルの開発案件は、(1)796戸の大規模賃貸集合住宅開発に当社初進出となるワシントン州シアトル市にて参画、(2)約1万6000uの敷地を活かし、プール、フィットネスジム、クラブルーム、シネマなど充実したアメニティを提供、(3)ハワイを中心とする高級住宅開発の実績が豊富なMacNaughton社との初のJV案件。同社が参画する米国不動産事業の4案件目となり、幅広いテナントニーズに対応する高品質な住宅を提供するとともに、当社の米国事業の拡大に繋げていくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:32 | 材料でみる株価

エスプールは前日の下げを回復し「倍返し高」、障がい者雇用施設の拡大や自治体向け脱炭素支援に期待強い

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■障がい者雇用は55施設に、脱炭素支援自治体は20件目に

 エスプール<2471>(東証プライム)は3月12日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに308円(8円高)まで上げ、全体相場が大幅安だった昨11日の4円安を回復して「倍返し高」となっている。障がい者雇用支援事業や自治体の業務を支援・受託する広域行政BPO事業などを行い、業績は最高益更新ペース。直近は、全国で55施設目となる障がい者雇用施設の開設と、全国で20件目になる自治体向けの脱炭素支援事業に注目が集まり、株価材料としての期待も強いようだ。

 全国で55施設目となる障がい者雇用施設は、神奈川県大和市に2025年4月の予定で開設する企業向け貸し農園「わーくはぴねす農園」。障がい者雇用に積極的な約660社の企業が利用しており、現在4400名を超える障がい者が一般就労を実現し、その定着率は約92%に達している。

 また、全国で20件目となる自治体向けの脱炭素支援事業は、北海道上川町のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うもので、3月6日に同町と未来共創パートナーシップ協定を締結した。同町は22年7月に「ゼロカーボンシティ」宣言を表明し、同町の美しく豊かな自然環境と良好な生活環境の保全に向け、省エネルギー化や再生可能エネルギーの利活用、森林吸収源対策の推進など、地域住民や事業者と連携しながら、持続可能なまちづくりを目指している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 材料でみる株価

三菱電機は次第高、『防衛事業説明会』の資料を公開、関心高まる

■防衛と宇宙の領域で高い技術力を保有、防衛事業の強みに

 三菱電機<6503>(東証プライム)は3月12日午前10時に『防衛事業説明会』の資料を公開し、株価は一段と強含んで7%高の2728.0円(166.5円高)まで上げ、反発幅を広げている。

 説明会資料では、防衛システム事業の概況として、「防衛力の抜本的強化にともなう防衛費増額を背景に、防衛事業は受注高・売上高ともに拡大」「契約制度改善により、利益率向上」などとし、2026年度に営業利益率10%以上を目指す、などとした。

 安全保障では宇宙領域が必要不可欠となっている中で、同社は「防衛の大規模システムと衛星システムの双方にプライムコントラクターとしての多くの実績があり、防衛と宇宙領域で高い技術力を保有」するとし、防衛事業の強みになっているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

THEグローバル社は7年ぶりの高値に進む、旭化成ホームズとの業務資本提携を好感

■旭化成ホームズが9.88%出資、大規模分譲マンションなど共同展開

 THEグローバル社<3271>(東証スタンダード)は3月12日、再び一段高となり、午前10時にかけて8%高の784円(56円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んでいる。6日午後、「旭化成ホームズ株式会社との業務資本提携」を発表し、期待の膨らむ相場になっている。

 発表によると、業務提携の内容は、@首都圏における大規模分譲マンションプロジェクトの共同開発、A不動産開発情報の有効活用、Bマンション関連事業のコストシナジー検討。旭化成ホームズはグローバル社の普通株式を279万5600株(2024年12月31日時点の発行済株式総数に対する割合9.88%)取得する。取得完了予定日は3月13日。グローバル社が展開する首都圏を基盤とした分譲マンション・収益物件開発事業を取り巻く環境は、中長期的な環境変化への対応が重要となっており、本業務資本提携によって経営基本方針の推進が強化され、企業価値の更なる向上が十分見込まれるとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 材料でみる株価

LINEヤフーが高値を更新、業績好調で「LINEポケットマネー」の拡大報道も好感

■消費者ローン新興勢力の伸び目立つとされ注目強まる

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は3月12日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は5%高の539.8円(24.2円高)まで上げ、2日ぶりに昨年来の高値を更新している。今期・2025年3月期は2期ぶりに最高益の見込みなど業績推移に期待がある上、12日は、消費者ローンの動向について「LINEクレジットやメルペイなど新興勢力の伸びが目立つ」(日本経済新聞3月12日付朝刊)と伝えられたことも買い材料視されている。

 LINEクレジットの個人向け融資サービス「LINEポケットマネー」の累計貸付実行額は24年に2000億円を超えたと伝えられた。メルペイなどとともに、手軽に利用できる点が拡大の要因になっている。LINEヤフーの株価については。野村証券が2月中旬に目標株価を523円から569円に引き上げたと伝えられた。(HC)

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