[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/17)レーザーテックが高値を更新、米NASDAQや半導体株指数の上げ好感、日経平均の上げ局面では機械的な買い需要も
記事一覧 (10/16)INPEXなど石油株が一斉高、イラン「警告」と伝えられ原油再騰、ただ一過性の見方も
記事一覧 (10/16)オンコリスバイオが急伸、「テロメライシン」に関する発表を受け急激に出直る
記事一覧 (10/16)カルナバイオSは買い気配のまま急反発で始まる、「フェーズ1試験の登録」好感され買い先行
記事一覧 (10/13)第一生命HDが高値を更新、米CPI、失業保険申請件数を受けて金利強含む期待
記事一覧 (10/11)インフォマートが次第高、飲食店のオペレーション効率化システム10ヵ月で100社突破など好感
記事一覧 (10/11)朝日ラバーは出来高急増、丸紅情報システムズに製品採用され一時9%上げ活況高
記事一覧 (10/11)レーザーテックは8か月ぶりに2万5000円を回復、10月から日経225採用、米金利低下など好感
記事一覧 (10/11)メドレックスがストップ高、「リドカインテープ剤」米国で再申請を計画、急激に出直る
記事一覧 (10/11)FRONTEOが急騰、三菱UFJ銀行にKIBITを導入、リスク管理業務の高度化を実現
記事一覧 (10/10)松田産業は中東情勢による貴金属市況など注目材料視され大きく出直る
記事一覧 (10/10)東京応化工は株式3分割が好感され後場一段高、プロバスケットボール「川崎ブレイブサンダース」とのスポンサー契約にも注目集まる
記事一覧 (10/10)アルフレッサHDはスペシャリティ医薬品の宅送サービスや20周年記念配当が材料視され3日続伸
記事一覧 (10/10)ワキタは株主優待制度の新設が好感され2000年以降の高値に進む
記事一覧 (10/06)冨士ダイスが出直り継続、岡山製造所の新設備稼働に注目集まり2日続伸基調
記事一覧 (10/06)味の素は後場一段と強含む、GS証券が新規に注目開始とされ気迷いフッ切れたとの見方
記事一覧 (10/06)サカイ引越センターは株主優待制度の拡充が好感され2日続伸基調
記事一覧 (10/06)ビジョナルは底堅い、「ビズリーチ」が東工大と連携、同大発スタートアップの客員起業家を募集、注目集まる
記事一覧 (10/06)クシムが一段高、博報堂グループとの「まるごとトークン」開始など好感
記事一覧 (10/06)フルヤ金属が出直り強める、グリーン水素製造に用いるイリジウム安定供給に向け東芝ESS社と提携を検討
2023年10月17日

レーザーテックが高値を更新、米NASDAQや半導体株指数の上げ好感、日経平均の上げ局面では機械的な買い需要も

■10月から日経225採用、米金利低下など好感

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は10月17日、再び一段高で始まり、取引開始後は5%高の2万8030円(1395円高)まで上げ、3日ぶりに年初来の高値を更新している。このところ米国で金融政策当局幹部から追加利上げに慎重な発言が相次ぎ、16日の株式市場でNASDAQ、半導体株指数とも大きく反発したことを受け、再び買いが強まっている。

 同社株は10月1日から日経225種平均株価の構成銘柄に採用された。株価2万円台の値がさ株のため、算出にともなう係数を割り引いても日経225種への寄与度・影響度の大きい銘柄と位置付けられている。このため、日経平均に下押し圧力がかかる局面では機械的な売りに見舞われることがある一方、日経平均の上げ局面では指数連動型の買い需要が加わる場面が増えるとみられ、日経平均の上げ下げをにらみながら売買する動きが増えているようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 材料でみる株価
2023年10月16日

INPEXなど石油株が一斉高、イラン「警告」と伝えられ原油再騰、ただ一過性の見方も

■原油相場の焦点はイランに、中東緊迫後も直近まで大きな値動きなく

 INPEX<1605>(東証プライム)は10月16日、再び出直りを強める相場となり、取引開始後に5%高の2174.0円(98.5円高)まで上げ、半月ぶりに2170円台を回復している。中東情勢を受けてNY原油などの原油相場が13日に急伸し、再び買い材料視された。ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)なども軒並み高い。

 NY原油先物は13日、6%高の87ドル台まで上げ、「1日の値動きとしては異例の大きさ」(日経速報ニュース10月14日)と伝えられた。もっとも、原油相場はイスラエルで参事が発生した後も直近までは大きな値動きがなかった。動き始めた契機は、イランの動きが注目され始めてからとみられ、「イランが“介入”示唆しイスラエルに警告か、米報道<2023年10月15日>(ANNニュース)」などと伝えられ、材料視されたとされている。このため、イランが警告にとどまる限り、原油相場の急伸は一過性にとどまるとの見方もある。また、イランは産油国のため、原油高を意識した「ポジショントーク」ではないかとの声もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:23 | 材料でみる株価

オンコリスバイオが急伸、「テロメライシン」に関する発表を受け急激に出直る

■全体相場が不透明な局面で「迷ったときはバイオ株」の思惑買いも

 オンコリスバイオ(オンコリスバイオファーマ)<4588>(東証グロース)は10月16日、買い気配の後13%高の698円(80円高)で始値がつき、その後700円台に進んで急激な出直り相場となっている。午前8時に「テロメライシンの局所進行性食道がんに対するトップラインデータのお知らせ」を発表し、「局所進行性食道がんに対する有効性が示された」などとしたため注目集中となった。

 今朝は日経平均が330円安で始まるなど、主力株が冴えない展開。全体相場が不透明な局面では「迷ったときはバイオ株」などとバイオ材料株に注目が集まることがあり、こうした観点からの買いが強くなった面もあるようだ。

 発表によると、食道がんに対するOBP−301(テロメライシン)の放射線療法併用による食道がんPhase2試験(OBP101JP試験)のデータ解析を行い、主要評価項目である局所完全奏功率(L−CR率)が事前に設定された閾値を上回り、テロメライシンの局所進行性食道がんに対する有効性が示された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 材料でみる株価

カルナバイオSは買い気配のまま急反発で始まる、「フェーズ1試験の登録」好感され買い先行

■全体相場が不透明な中「迷ったときはバイオ株」の買いも

 カルナバイオS(カルナバイオサイエンス)<4572>(東証グロース)は10月16日、買い気配で始まり、取引開始から10分を経過した午前9時10分現在は8%高の664円(50円高)で買い気配で推移し、急激な反発相場となっている。

 同日朝8時半に、「GS−9911フェーズ1試験のClinical Trials.gov登録のお知らせ」を発表し、期待が再燃している。全体相場が不透明な局面などで、「迷ったときはバイオ株」などと言われることがあり、今朝は日経平均が330円安で始まるなど主力株が冴えないため注目度が強くなった面もあるようだ。

 同社が創出した新規脂質キナーゼDGKα阻害剤のプログラムに関連して、導出先であるギリアド・サイエンシズ・インク(米国カルフォルニア州、英名:Gilead Sciences, Inc.)は、同プログラムから
見出されたGS−9911の固形癌患者を対象としたフェーズ1試験の情報を、Clinical Trials.govに登録したと発表。登録は臨床試験の実施に向けた当局との打ち合わせのようなものとされ、一歩前進とされている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2023年10月13日

第一生命HDが高値を更新、米CPI、失業保険申請件数を受けて金利強含む期待

■内外の金利上昇が株高要因になる銘柄

 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は10月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は3238.0円(35.0円高)まで上げ、約1か月ぶりに高値を更新している。内外の金利上昇が株高要因になる銘柄で、米国12日の長期金利が9月のCPI(消費者物価指数)などを受けて上昇し、買い材料視されている。

 米国12日発表のCPI(消費者物価指数)は予想を上回ったと伝えられた。物価が上がり気味で、インフレ抑制の見地から金利の高止まりを下支えする要因になる。また、週間ベースの新規失業保険申請件数は予想を下回ったと伝えられた。景気の強さを示し、やはり金利を下支えする要因になる。金利上昇が株高要因になる銘柄として銀行株も堅調に始まった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2023年10月11日

インフォマートが次第高、飲食店のオペレーション効率化システム10ヵ月で100社突破など好感

■「V−Manage」、串カツ田中HDとの合弁会社が提供

 インフォマート<2492>(東証プライム)は10月11日、時間とともに強含む相場となり、後場は13時過ぎに384円(16円高)まで上げて出直りを強めている。同日付で、串カツ田中HD(串カツ田中ホールディングス)<3547>(東証スタンダード)との合弁会社の提供で飲食店のオペレーション効率化を推進する「V−Manage」の利用企業数がサービスリリースから約10ヵ月で100社を突破(2023年8月末現在)と発表し、改めて注目が強まっている。

 「V−Manage」は2022年11月4日にリリースし、飲食店の店舗オペレーションをデジタル化することで、店舗運営を効率化するサービス。店舗運営や教育・マネジメントに係る労力を省人化することができ、業務効率化はもちろん、労働環境の改善や人手不足解消にもつながる。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:14 | 材料でみる株価

朝日ラバーは出来高急増、丸紅情報システムズに製品採用され一時9%上げ活況高

■「やわらか保護カバー」、電子デバイス等をシリコーンゴムで覆い中身を保護

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は10月11日、一時9%高の592円(50円高)まで大きく上げ、午後は10円高前後で売買されているものの、出来高が急増し活況高となっている。同日、同社の『やわらか保護カバー』が丸紅情報システムズの『EnOcean IoTデバイス』に採用されたと発表し、注目が集まった。

 「やわらか保護カバー」は、電子デバイス等をシリコーンゴムで覆い中身を保護する筐体の役割を持つ当社独自の製品。保護する製品例としては、物の識別を行うRFIDや温度・照度等を計測するセンサ類、通信モジュールなど様々。

 一般的な通信デバイスは、樹脂製の筐体を使用している場合が多く、防水性や防塵性を付与させるため、筐体の隙間にパッキン等を嵌合する構造やラミネート加工により保護を行うが、水やホコリの侵入により通信性能が低下するなど使用環境が限定される課題があった。

 これに対し、「やわらか保護カバー」は、接着剤による接着方法に比べ高い防水性や防塵性があり、水や土・泥などがかかる作業環境でも安心して使用することが可能。また、シリコーンゴム製のため落下や振動といった衝撃に強いことに加え、耐候性にも優れており紫外線の強い屋外でも長期間の使用が可能となっている。2021年に展開した新製品になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 材料でみる株価

レーザーテックは8か月ぶりに2万5000円を回復、10月から日経225採用、米金利低下など好感

■11日は証券会社が目標株価を5000円引き上げたと伝えられる

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は10月11日、一段と出直りを強める相場になり、午前10時には5%高の2万5300円(1195円高)前後で売買され、約8か月ぶりに2万5000円を回復している。米国で追加利上げへの警戒感が後退し、金利低下を受けて半導体株などのグロース株の回復が強まっている上、11日朝は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーザーテックの目標株価を5000円引き上げたと伝えられ、買い安心感が広がった。

 また、同社株は10月1日から日経225種平均株価の構成銘柄に採用された。株価2万円台の値がさ株で、日経225種への寄与度、影響度の大きい部類に入ると見られている。影響度の大きい225銘柄は、株価指数先物家オプションとの間で行われる裁定取引やスプレッド売買などの影響を受けて不測の値動きを見せることがあるものの、日経平均が堅調な場面では値幅をともなって上げることがあり、11日朝は値幅妙味などへの期待が先行したとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価

メドレックスがストップ高、「リドカインテープ剤」米国で再申請を計画、急激に出直る

■米当局の通知内容を精査、追試なく指示に対応できると判断

 メドレックス<4586>(東証グロース)は10月11日、急激に出直って始まり、取引開始後にストップ高の127円(30円高)で売買され、そのまま買い気配となっている。10日15時、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬『MRX−5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)』について、米FDA(食品医薬局)から9月に受領した審査完了報告通知の指示内容を精査した結果、追加試験を行うことなくFDAの指示に対応できるとの判断に至り、再解析を進めて2023年内に再申請することを計画と発表し、注目が再燃している。

 同社株は、9月29日朝発表の業績予想の下方修正を受けて急落し、発表前日の250円前後から10月2日には110円まで下押した。下方修正の要因として「予定していた『MRX−5LBT』の承認取得が今期中には見込めないため、売上高が100百万円下回る見通し」を挙げていた。10月10日の発表は、申請に向けた仕切り直しになるため、ある程度の値戻しは期待できるのではといった期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58 | 材料でみる株価

FRONTEOが急騰、三菱UFJ銀行にKIBITを導入、リスク管理業務の高度化を実現

 FRONTEO<2158>(東証グロース)は11日、37円高(5.95%高)の659円まで上げて急騰している。同社は10日、自然言語処理に特化した自社開発のAI「KIBIT(キビット)」を搭載したAIソリューションを、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の三菱UFJ銀行へ、DX推進の取り組みの一環として10月から導入したと発表。

 今回、三菱UFJ銀行においてKIBITが導入されることで、リスク管理業務の効率化と高度化が図られ、同行が推し進めるDX推進のさらなる加速に寄与する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価
2023年10月10日

松田産業は中東情勢による貴金属市況など注目材料視され大きく出直る

■今期の業績は減益を見込むが株価は9月下旬にかけて高値

 松田産業<7456>(東証プライム)は10月10日、大きく上げて始まった後もジリ高傾向を続け、後場、14時30分を過ぎては2390円(78円高)前後で売買され、9月につけた年初来の高値2455円に向けて出直りを強めている。廃家電やIT機器からの貴金属回収・再生を行い、中東の軍事組織ハマスによるイスラエル急襲、これに対するイスラエルの報復を受けてロンドン金属取引所(LME)の各金属相場やNY原油相場が急動意となり、買い材料視されている。

 第1四半期の連結業績(2023年4〜6月)は8月に発表済みで、コロナ禍での半導体生産減少・半導体不足などを受けて貴金属リサイクルの取扱量と製商品の販売量が減少し、売上高は0.4%増加したが営業利益は43.3%減だった。24年3月期の予想も売上高を前期比6.0%減とし、営業利益は同34.9%減とする。ただ、株価は円建での金価格上昇などが材料視されて9月にかけて年初来の高値に進んでおり、中東情勢による貴金属市況や産業用金属市況などが注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:13 | 材料でみる株価

東京応化工は株式3分割が好感され後場一段高、プロバスケットボール「川崎ブレイブサンダース」とのスポンサー契約にも注目集まる

■バスケットクラブ親会社DeNaは新アリーナ複合エンタメ施設を建設中

 東京応化工業<4186>(東証プライム)は10月10日、前後場ともジリ高基調となり、後場寄り後は一段と強含んで3%高の9176円(299円高)まで上げ、出直りを強めている。前取引日(10月6日)の15時に発表した株式3分割が好感されている。また、9月28日には、プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」とのオフィシャルスポンサー契約を発表しており、これによる企業イメージアップなどへの期待もあるようだ。

 株式3分割は、2023年12月31日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には23年12月29日:金曜日)を基準日とし、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき、3株の割合をもって分割するとした。

 また、プロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」とは、2023−24シーズンのオフィシャルスポンサー契約を締結した。発表によると、同クラブの親会社はDeNa(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)で、京浜急行電鉄<9006>(東証プライム)の京急川崎駅隣接地に1万人収容のアリーナを含む複合エンターテインメント施設を建設中(2028年開業予定)。アリーナ完成後は同クラブの新しいホームアリーナとして活用される予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 材料でみる株価

アルフレッサHDはスペシャリティ医薬品の宅送サービスや20周年記念配当が材料視され3日続伸

■宅送は第1弾として血友病治療薬の配送サービスを本格運用開始

 アルフレッサHD(アルフレッサ ホールディングス)<2784>(東証プライム)は10月10日、3日続伸基調となり、午前10時30分に2452.0円(47.0円高)まで上げ、連日出直っている。3日、スペシャリティ医薬品の患者宅への特殊配送サービス「Home Care Delivery」の第1弾として、血友病治療薬の配送サービスを本格運用開始したと発表し、注目されている。血友病で通院する患者は、処方された医薬品をスーツケースなどに入れて持ち帰ることが多く、大変負担がかかっているという。

 また、2023年9月に設立20周年を迎え、24年3月期の中間配当および期末配当に1株当たり各5円、合計10円の記念配当を実施すると発表済みで、増配銘柄としての注目もある。9月中間配当は普通配当29円に記念配当金5円を加えて34円の予定。3月期末配当は普通配当30円に5円を加えて35円の予定としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 材料でみる株価

ワキタは株主優待制度の新設が好感され2000年以降の高値に進む

■100株以上の株主を対象に2024年2月末現在の株主から開始

 ワキタ<8125>(東証プライム)は10月10日、飛び出すように急伸し、取引開始後に15%高の1590円(206円高)まで上げ、午前11時にかけても11%高前後で売買されて2000年以降の高値に進んでいる。1500円台は2018年以来。前取引日(10月6日)の15時30分に株主優待制度の新設を発表し、好感買いが殺到した。

 新たに開始する株主優待制度は、毎年2月末日現在の同社株主名簿に記載または記録されている1単元(100株)以上を保有の株主様を対象とし、100株以上は「ホテルコルディア利用券」10,000円分、300株以上は「ホテルコルディア利用券」30,000円分、などを贈呈する。2024年2月29日の株主名簿に記載または記録されている1単元(100株)以上を保有の株主から開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 材料でみる株価
2023年10月06日

冨士ダイスが出直り継続、岡山製造所の新設備稼働に注目集まり2日続伸基調

■EVやハイブリッド車の駆動用モーター金型などの設備能力と作業効率が向上

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は10月6日、2日続伸基調となり、午前10時半前に637円(9円高)まで上げて午後2時にかけても635円前後で堅調に売買され、3日ぶりに630円台を回復して出直りを継続している。超硬合金製工具・金型製造の国内トップシェアメーカーで、6日午前、岡山製造所(岡山県倉敷市)の新設備が2023年9月に本格稼働を開始し、これにより次世代自動車への対応強化を図ると発表。注目が集まっている。

 発表によると、岡山製造所は国内6か所の生産拠点の一つであり、超硬合金製工具の原料となる金属粉末の取り扱い量・種類が最も多く、素材部門のセンターとして位置づけられており、EV(電気自動車)やハイブリッド車の駆動用モーターの大型モーターコアの金型などを製造している。CIP装置は、超硬合金製工具を製造する際に、金属の粉末を「金型」に入れて圧縮して固める粉末冶金の成形に使用する装置で、新たな導入により、設備能力が約15%向上した。また、新CIP装置の導入に伴い、建屋を新たに建設し、加工現場の移動導線の見直しを実施したことで作業効率がアップした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 材料でみる株価

味の素は後場一段と強含む、GS証券が新規に注目開始とされ気迷いフッ切れたとの見方

■日経平均と同じく5日続落だったが下落率は小さく相場に強さ

 味の素<2802>(東証プライム)は10月6日の後場一段と強含み、5900円(155円高)で始まり、値上がり率は小さいが4日ぶりに5900円台を回復している。業績は2024年3月期も売上高、各利益が連続最高を更新する見込みとしており、5日、ゴールドマン・サックス(GS)証券が新規に投資判断を開始し、目標株価7500円で注目を開始と伝えられたことを受け、買いを迷っていた投資家の背中が押される形になったとの見方が出ている。このところの株価は9月28日から10月4日まで日経平均と同一歩調で5日続落だったが、5日間の下落率は日経平均の7.2%に対し味の素は4.6%だった。

 9月25日付で普通株式836万7300株(消却前の発行済株式の総数に対する割合1.58%)を消却した。また、10月2日には、業務用製品の出荷価格の改定(2024年1月1日納品分より)を発表し、業績上乗せへの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 材料でみる株価

サカイ引越センターは株主優待制度の拡充が好感され2日続伸基調

■優待品目に「QUOカード2000円相当」を追加、3品目から選択

 サカイ引越センター<9039>(東証プライム)は10月6日、2日続伸基調となり、4%高の2547円(91円高)まで上げた後も2500円前後で売買され、4日ぶりに2500円台を回復し、出直り基調となっている。5日の15時30分、株主優待制度の変更(拡充)を発表し、好感されている。これまでの優待品目に「QUOカード2000円相当」を追加した。100株以上の株主が対象(300株以上の株主には年2回実施)。2024年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から実施する。

 これまでの株主優待は、「岩手県産ひとめぼれ5kg」または「堺市世界遺産保全活用推進基金への寄附」の2品目から選択していたが、この2項目の選択肢に「QUOカード2000円相当」を追加し、3品目から選択可能になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 材料でみる株価

ビジョナルは底堅い、「ビズリーチ」が東工大と連携、同大発スタートアップの客員起業家を募集、注目集まる

■第1弾として鈴木、刑部両教授の各々研究シーズによる起業の経営者候補を募る

 ビジョナル<4194>(東証グロース)は10月6日、7500円(70円高)まで上げた後軟化する場面を交えて底堅く売買され、2日続けて出直る相場となっている。5日午後、連結子会社ビズリーチ(東京都渋谷区)が大学発スタートアップ創出を目指して東京工業大学(益一哉学長)との連携協定を10月1日に締結したと発表、注目されている。

 発表によると、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト『ビズリーチ』上で人材を募集することによって、東工大のスタートアップ人材登用の仕組み構築に向けて連携する。その第一弾として、鈴木賢治教授(東京工業大学:科学技術創成研究院)と刑部祐里子教授(東京工業大学:生命理工学院)それぞれの研究シーズを基に起業するための経営者候補として、客員起業家(EIR)を募集する。また、併せて学内のスタートアップ支援を行っている東京工業大学イノベーションデザイン機構で起業・成長支援を担う高度専門人材を募集する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

クシムが一段高、博報堂グループとの「まるごとトークン」開始など好感

■PBR1倍未満、資産効率の向上に向けた期待も強い

 クシム<2345>(東証スタンダード)は10月6日、3日続伸基調となり、18%高の384円(58円高)まで上げて約4か月ぶりに380円台を回復、午前10時30分を過ぎて東証スタンダード銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。PBR(株価純資産倍率)が1倍未満のため、資産効率向上に向けた施策への期待が強い中で、5日、「企業のトークン活用を総合支援する『まるごとトークン』の提供開始」と発表し、期待が強まった。

 発表によると、連結子会社チューリンガム株式会社が、博報堂キースリー(東京都港区)、Stake Technologies Pte. Ltd.(シンガポール)、博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区)と共同で『まるごとトークン』の提供を開始した。事業活動にトークン発行を掛け合わせて新たな価値創造を検討している企業は、トークン活用における顧客体験設計、トークンエコノミクス設計、トークン発行・運用まで、一気通貫したサービスを享受できるようになったという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 材料でみる株価

フルヤ金属が出直り強める、グリーン水素製造に用いるイリジウム安定供給に向け東芝ESS社と提携を検討

■3日ぶりに1万円を回復

 フルヤ金属<7826>(東証スタンダード)は10月6日、2日続けて出直る始まりとなり、取引開始後は4%高の1万170円(390円高)まで上げ、3日ぶりに1万円台を回復している。5日午後、東芝エネルギーシステムズ株式会社(神奈川県川崎市、東芝ESS)とグリーン水素社会の実現に向けたイリジウムの安定したサプライチェーン構築に向けた提携検討の覚書を締結と発表し、期待されている。

 発表によると、提携は、グリーン水素の製造において注目を集めるPEM(プロトン交換膜)水電解装置の中核部材に使用されるイリジウムの安定供給網の構築が主目的。東芝ESSが技術開発したスパッタリング方式を用いて省イリジウム化を実現した膜電極接合体(Membrane ElectrodeAssembly、「MEA」)の普及を支えることにより、グリーン社会の実現をめざす。イリジウムは高価な希少貴金属だが、新技術ではイリジウム使用量を10分の1に減らしたという。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価