[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (05/31)メディカルネットが一段高、「国民皆歯科健診」構想を連日買い材料視
記事一覧 (05/30)フライトホールディングスが後場急伸、マイナンバーカード関連の新サービスに注目集まる
記事一覧 (05/30)sMedioが後場ストップ高、「切羽AI評価システムサービス」が国交省の新技術情報提供システムNETISに登録
記事一覧 (05/30)科研製薬は爪白癬治療剤「クレナフィン」の欧州展開など好感され出直り強める
記事一覧 (05/30)JTOWERは12%高、ビル内や地下におけるローカル5Gの実証進展など好感
記事一覧 (05/30)岡三証券グループが一時急伸、岡三アセットの51%をSBIグループが取得へ
記事一覧 (05/30)安川電機とファナックが5日ぶりに高い、上海で企業活動再開の見通しなど好感
記事一覧 (05/30)ダイキン工業が6%高などエアコン関連株が全面高、全国的な夏日で注目強まる
記事一覧 (05/30)アトラエが13%高、業績好調で「IT人材難」の報道などに連想買い膨れる
記事一覧 (05/27)日本航空とANAホールディングスが出直り継続、観光客98カ国・地域から受け入れ再開など好感
記事一覧 (05/27)ニコンが再び高値を更新、米半導体株指数高や目標株価など買い要因に
記事一覧 (05/27)三菱重工が高値に接近、多彩な「顔」を持ち今日は『防衛力を抜本強化』で買われる
記事一覧 (05/27)豊田通商が一段と出直る、ユーラスエナジーHDの全株式取得など買い材料視
記事一覧 (05/27)日本郵船は株式3分割と今期増配など好感され戻り高値を更新
記事一覧 (05/27)ソニーGが買い気配で始まる、NY株の大幅高など好感される
記事一覧 (05/26)FRONTEOが後場一段高、医学論文探索AIに注目集まる
記事一覧 (05/26)ODKソリューションズが一時12%高、ベクトルとの提携、クシムからの事業譲受など好感される
記事一覧 (05/26)ぐるなびとテンポスHDが高い、業務提携で相互の強味を⽣かす期待強まる
記事一覧 (05/26)ギフティが出直る、株主総会資料の電子提供9月に開始され「優待電子化システム」などに好機の見方
記事一覧 (05/26)FPGが年初来高値を更新、訪日観光客の受け入れ緩和なら航空機リース事業も回復の見方
2022年05月31日

メディカルネットが一段高、「国民皆歯科健診」構想を連日買い材料視

■初日は歯科関連株が一斉高だったが今朝は物色を絞り込む動きも

 メディカルネット<3645>(東証グロース)は5月31日、一段高で始まり、取引開始後は16%高に迫る568円(77円高)まで上げ、2日続けて大幅高となっている。引き続き、政府が「骨太の方針」(経済財政運営指針)に「国民皆歯科健診」の検討開始を盛り込むと伝えられたことを受け、需要拡大などに期待が強まっている。また、30日は、自民党が「1億総株主」の実現に向けて政府に提言を申し入れたとも伝えられており、「政策に売りなし」の相場を期待して注目を強める様子がある。

 「国民皆歯科健診」が伝えられた30日は、メディカルネットと東和ハイシステム<4172>(東証スタンダード)がストップ高となり、松風<7979>(東証プライム)ナカニシ<7716>(東証スタンダード)、なども上げ、関連株が一斉高となった。しかし、31日朝は反落する銘柄も見受けられ、関連株の中から物色を絞り込む動きが始まったとの見方が出ている。(HC)


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 材料でみる株価
2022年05月30日

フライトホールディングスが後場急伸、マイナンバーカード関連の新サービスに注目集まる

■公的個人認証サービス『myVerifist(マイ・ベリフィスト)』を発表

 フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)は5月30日の後場、一段高となり、取引開始後に17%高の538円(78円高)まで上げる場面を見せて活況高となっている。同日昼頃に、「iPadとフライトシステム決済端末『Incredist Premium2(インクレディスト・プレミアム・ツー:正式名称はローマ数字)』を活用したマイナンバーカード読取による公的個人認証サービス『myVerifist(マイ・ベリフィスト)』を発表し、myVerifist公式WEBサイトも新たに開設した」と発表し、注目が集まっている。

 この公的個人認証サービス「myVerifist(マイ ベリフィスト)」は、特許申請の技術を使い本人確認から各種カード決済まで一気通貫で実現したもので、政府が6月30日からマイナンバーカードの利用申し込み拡充策として「マイナポイント第2弾」を開始するため、利用環境の拡大が見込まれている。

 発表によると、本サービスは、すでに電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律(平成14年法律第153号)第17条第1項第6号の規定に基づき、2022年3月25日付けでプラットフォーム事業者として主務大臣の認定を取得済みとなり、このたびサービスを開始した。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:00 | 材料でみる株価

sMedioが後場ストップ高、「切羽AI評価システムサービス」が国交省の新技術情報提供システムNETISに登録

■新技術の活用促進などで需要拡大の期待強まる

 sMedio<3913>(東証グロース)は5月30日の後場、一段と上げて始まり、後場寄り後まもなくストップ高の725円(100円高)で売買され、そのまま買い気配となっている。昼頃、同社の「『切羽AI評価システムサービス』が、国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録」と発表し、買い材料視された。700円台は、取引時間中としては今年5月13日以来になる。

 建設会社向けに建設DXサービスとして展開している「切羽AI評価システムサービス」が、2022年5月26日に国土交通省の新技術情報提供システムNETIS(New Technology Information System、以下NETIS)に登録された。NETISは、国土交通省が公共工事等での新技術の活用促進のため、新技術に関わる情報の共有および提供を目的として整備したデータベースシステム。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 材料でみる株価

科研製薬は爪白癬治療剤「クレナフィン」の欧州展開など好感され出直り強める

■海外では米国、カナダ、韓国、台湾、香港・マカオで発売中

 科研製薬<4521>(東証プライム)は5月30日の後場、3650円(70円高)で始まり、前引けにかけての高値3660円(80円高)に続いて出直りを強める相場となっている。午前11時、「爪白癬治療剤『クレナフィン』の欧州における販売承認申請の提出について」を発表し、海外での拡大に期待が再燃する形になった。

 発表によると、「クレナフィン」は、科研製薬が創製した新規トリアゾール系化合物で、爪の構成成分であるケラチンとの親和性が低いことから爪の透過性に優れ、爪の中や爪床(爪の下の皮膚)に浸透することにより爪白癬に優れた臨床効果を発揮する。日本国内では、初の外用の爪白癬治療剤として、科研製薬が2014年9月より販売している。また、海外では、米国、カナダ、韓国、台湾、香港・マカオで、それぞれの導出先企業が「Jublia」の商品名で販売している。

 一方、欧州では、欧州における独占的な開発及び販売の権利について、2021年7月、Almirall S.A.(スペイン・バルセロナ市、アルミラル社)に供与する契約を結んでおり、アルミラル社がドイツ連邦医薬品医療機器庁、およびイタリア医薬品庁に販売承認申請を行った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:37 | 材料でみる株価

JTOWERは12%高、ビル内や地下におけるローカル5Gの実証進展など好感

■今期は先行投資費用で赤字予想だが売上高は39%増を見込む

 JTOWER<4485>(東証グロース)は5月30日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時にかけて12%高の6350円(680円高)まで上げて再び出直りを強めている。25日付で、電波の障害物となる課題があったビル等の建物内や地下におけるローカル5Gの展開について、東大発のベンチャー・株式会社FLARE SYSTEMS(フレアシステムズ)(東京都文京区)との実証に成功と発表し、引き続き買い材料視されている。

 3月決算は5月12日に発表し、連結売上高は前期比20.4%増加。今期・23年3月期は38.5%の増加を見込む。利益予想は、タワーカーブアウトを中心とした新規成長施策を実行するための先行投資費用として、カーブアウトファイナンス組成の一時費用、5G共用無線機の開発費、ローカル5Gの実証・開発関連費用や人材体制強化のための費用等の発生を見込み、各利益とも赤字の予想としたが、株価は発表翌日に9%高(520円高の6170円)と好反応を示し、以後も底堅い推移となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 材料でみる株価

岡三証券グループが一時急伸、岡三アセットの51%をSBIグループが取得へ

■合弁会社化により拡大めざす方針など好感される

 岡三証券グループ<8609>(東証プライム)は5月30日、7%高の370円(24円高)で始まり、大きく出直っている。朝寄り(始値)を高値に売買交錯だが、出来高も増加。27日取引終了後、岡三にいがた証券など関連会社6社の完全子会社化方針と投信運用会社・岡三アセットマネジメントに対するSBIホールディングス<8473>(東証プライム)の51%出資による合弁会社化などを発表し、事業の効率化などに期待が強まった。5月19日につけた昨年来の安値331円が底値になる可能性を見せてきた。

 岡三アセットマネジメントの合弁会社化の時期については、2023年3月末までを目途とし、最終合意に至った場合、SBIホールディングスは同社の子会社等を通じて岡三アセットマネジメントの第三者割当増資を引き受け、株式の51%を取得する。岡三アセットマネジメントは岡三証券グループの持分法適用関連会社となる予定、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:10 | 材料でみる株価

安川電機とファナックが5日ぶりに高い、上海で企業活動再開の見通しなど好感

■6月1日から企業活動の再開を認める方針と伝えられ安堵感

 安川電機<6506>(東証プライム)は5月30日、時間とともに強含む相場となり、午前10時30分にかけて5%高の4390円(195円高)まで上げ、前取引日までの4日続落から大きく反発している。中国景気敏感株と位置づけられ、「上海、企業活動の再開認める方針」(NHKニュースWEB5月30日7時04分)などと伝えられ、期待が強まっている。ファナック<6954>(東証プライム)も3%高となり5日ぶりに反発している。

 報道によると、当局は来月1日以降、全面的に再開を認めるとする方針を示した。感染対策を徹底していることを条件に来月1日以降、全面的に企業活動の再開を認めるとする方針を示した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 材料でみる株価

ダイキン工業が6%高などエアコン関連株が全面高、全国的な夏日で注目強まる

■半導体不足による在庫不足が伝えられ価格が強含む期待も

 ダイキン工業<6367>(東証プライム)は5月30日、大きく出直り、6%高の2万520円(1145円)まで上げた後も堅調に推移し、取引時間中としては今年5月19日以来の2万円台を回復している。前週末からの全国的な気温上昇、夏日続出を受け、エアコン関連株として注目されている上、今年は半導体不足などによる在庫不足が伝えられ、エアコン価格が強含む期待もある。

 5月29日は、「猛暑日で早くもエアコン購入客」(テレビ朝日系ANNnewsCH)などとエアコンに関する報道が増え、シーズンストックとしてダイキン工業などへの注目が強まった。関連銘柄として富士通ゼネラル<6755>(東証プライム)三菱電機<6503>(東証プライム)パナソニックHD<6752>(東証プライム)シャープ<6753>(東証プライム)などが列挙され、軒並み値上がりしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 材料でみる株価

アトラエが13%高、業績好調で「IT人材難」の報道などに連想買い膨れる

■先の四半期決算発表で今9月期の業績予想を増額修正

 アトラエ<6194>(東証プライム)は5月30日、一段と出直って始まり、午前9時40分過ぎには13%高の1855円(212)前後で推移し、5月2日以来の1800円台を回復している。IT人材の成功報酬型求人メディア「Green」運営などを行い、業績は好調。「IT人材難、低賃金が拍車、求人倍率10倍」(日本経済新聞5月29日付朝刊)と伝えられ、連想買いが強まったと見られている。

 5月12日に第2四半期決算と今9月期の連結業績予想の増額修正などを発表し、業績は好調。このため関連するニュースや株価材料に反応しやすい状況だったようだ。もっとも、この報道では、「旺盛な需要に人材供給が追いつかない理由の一つは、日本のIT職種の賃金が相対的に低く、働き手にとって魅力的でないからだ」と指摘しており、求人倍率が10倍と高い理由もコレが大きな原因になっているもようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 材料でみる株価
2022年05月27日

日本航空とANAホールディングスが出直り継続、観光客98カ国・地域から受け入れ再開など好感

■観光による入国はおよそ2年ぶりの再開と伝えられ期待強まる

 日本航空<9201>(東証プライム)は5月27日、3%高に迫る2383円(58円高)まで上げて4日続伸基調の出直り継続となり、ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は3%高に迫る2615.0円(65.5円高)まで上げて2日続伸基調、今年3月30日以来の2600円台を回復している。「観光客、98カ国・地域から、受け入れ再開」(日本経済新聞5月27日付朝刊)と伝えられ、旅客の回復などに期待が強まっている。

 98カ国・地域からの観光客を対象に、6月10日から受け入れの手続きを始めるとされ、観光による入国は2020年春以来およそ2年ぶりの再開と伝えられた。日本航空は5月26日付で、「この夏、ホノルル線を増便、コナ・グアム線を2年ぶりに運航」と発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 材料でみる株価

ニコンが再び高値を更新、米半導体株指数高や目標株価など買い要因に

■前期は完全黒字化、今期は税前益など減益予想だが株価は強い

 ニコン<7731>(東証プライム)は5月27日、再び一段高となり、7%高の1597円(107円高)まで上げる場面を見せて約1ヵ月ぶりに2019年以来の高値を更新している。野村証券が目標株価を110円引き上げて1696円に見直したと伝えられたひか、NY株式市場で上げたことや米半導体株指数SOXの5%高なども買い要因とされている。

 2022年3月期の連結決算(IFRS)は5月12日に発表し、売上収益が前期比19.6%増加し、営業損益や税引前損益などが黒字化した。今期・23年3月期の予想は、売上収益を14.9%増とし、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は減としたが、株式市場の評価はより強いものとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 材料でみる株価

三菱重工が高値に接近、多彩な「顔」を持ち今日は『防衛力を抜本強化』で買われる

■業績も連続最高益を予想など好調で買い安心感

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は5月27日、反発基調となり、4953円(64円高)まで上げる場面を見せて今年5月24日につけた2017年以来の高値4983円に迫っている。防衛関連株、原発関連株、新エネ・代替エネルギー関連株など多彩な「顔」を持ち、今週半ばには大手証券が目標株価を1500円引き上げて5000円に見直したと伝えられた。27日は、「『防衛力を抜本強化』明記、骨太原案」(日本経済新聞5月27日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたと見られている。

 2022年3月期の連結決算(IFRS)は事業利益が前期の2.9倍となり、親会社の所有者に帰属する当期利益も同2.8倍で3期ぶりに最高を更新した。今期・23年3月期の予想も事業利益を24.8%増とするなど一段の拡大を想定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

豊田通商が一段と出直る、ユーラスエナジーHDの全株式取得など買い材料視

■現在60%保有、残る40%を東京電力HDから取得と発表

 豊田通商<8015>(東証プライム)は5月27日、一段と出直って始まり、午前9時30分過ぎには5%高の4855円(245円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに4800円台を回復している。26日の16時、株式保有割合60%の連結子会社(株)ユーラスエナジーホールディングス(、東京都、ユーラスエナジーHD)の残る40%(9941株)の株式を東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)から取得することを決議したと発表し、買い材料視されている。ユーラスエナジーHDは風力および太陽光発電事業を行い、風力発電では国内最大手とされている。

 取得額は1850億円、実行予定日は2022年6月以降、必要な許認可を含む諸手続きが整い次第、速やかに実行するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

日本郵船は株式3分割と今期増配など好感され戻り高値を更新

■商船三井は3月末に分割を実施済みで川崎汽船にも分割期待が

 日本郵船<9101>(東証プライム)は5月27日、一段と出直りを強めて始まり、取引開始後は6%高の1万1290円(660円高)まで上げ、戻り高値を大きく更新している。26日の15時に3月決算と株式3分割、2023年3月期の実質増配などを発表し、好感買いが先行した。

 株式分割は、2022年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式1株につき、3株の割合をもって分割する。海運大手では商船三井<9104>(東証プライム)が22年3月末を基準日として3分割を行った。このため、残る海運大手の川崎汽船<9107>(東証プライム)にも株式分割の期待が浮上し、川崎汽船は高値を更新している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 材料でみる株価

ソニーGが買い気配で始まる、NY株の大幅高など好感される

■今年1月初から調整基調が続き調整期間6ヵ月も意識

 ソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)は5月27日、買い気配の後3%高の1万1650円(385円高)で始まり、続伸基調の出直り相場となっている。NY株式がダウ516ドル高など主要指数とも大幅高となり、NY市場でのソニーG株(預託証券)も大幅高となったため、買い先行となった。

 株価は今年1月初から調整基調が続いており、米国株次第の面はあるものの、調整期間が6ヵ月に達してくれば経験則的に調整終了感が出てくるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 材料でみる株価
2022年05月26日

FRONTEOが後場一段高、医学論文探索AIに注目集まる

■科研製薬に導入と発表、膨大な論文情報を即時検索・分析

 FRONTEO<2158>(東証グロース)は5月26日の後場、一段高となり、14%高の1119円(136円高)まで上げる場面を見せて出直りを強めている。25日付で、同社の医学論文探索AI「Amanogawa」が科研製薬<4521>(東証プライム)に導入されたと発表しており、注目される相場となっている。

 発表と同社HPによると、「Amanogawa(あまのがわ)」は、FRONTEO独自のAIエンジン「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」を搭載し、膨大な論文情報を即時検索・分析でき、創薬プロセスを抜本的に変革する論文探索AIシステム。調べたい単語や文章、仮説などを入力すると、AIがPubMed*に掲載されている3000万報以上の論文データの中から、関連する論文を瞬時に検出するという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 材料でみる株価

ODKソリューションズが一時12%高、ベクトルとの提携、クシムからの事業譲受など好感される

■多角的・重層的なシナジー創出を図り新たな事業展開も視野

 ODKソリューションズ<3839>(東証プライム)は5月26日、飛び出すように大きく出直る場面を見せ、一時12%高に迫る606円(63円高)まで上げ、3月11日以来の600円台を回復した。25日にベクトル<6058>(東証プライム)との業務提携、クシム<2345>(東証スタンダード)の学習管理システム及びEラーニング事業の譲受などを発表し、期待が強まった。

ベクトルとの業務提携では、提携の第1弾として、ベクトルが提供する採用プラットフォーム『JOBTV』と連携し、5月26、27日に「大学1・2年生から考えるキャリアLIVE」(byUCARO/JOBTV)を開催する。

 また、事業譲受では、クシムの人材育成を総合的にサポートする法人向け学習管理システム「SLAP」及び「iStudyLMS」とODKソリューションズの大学横断型受験ポータルサイト「UCARO」とのシナジー創出により、コンテンツの開発・販売、蓄積したデータの利活用などを行うほか、アライアンスパートナー企業との新たな事業展開も視野に入れているとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 材料でみる株価

ぐるなびとテンポスHDが高い、業務提携で相互の強味を⽣かす期待強まる

■一夜明けて動意を強め改めて注目されたとの見方

 ぐるなび<2440>(東証プライム)は5月26日、7%高の450円(29円高)まで上げた後も堅調に推移し、一段と出直りを強めている。25日の13時にテンポスホールディングス(テンポスHD)<2751>(東証スタンダード)との業務提携を発表し、このところの出直り相場で高値に進んだ。発表後は強含んだ程度で反応薄だったが、一夜明けて動意を強めてきた。このため、改めて注目されたと見られている。テンポスHDも高い。

 発表によると、飲⾷店の販売促進を中⼼とした経営⽀援に強みを持つ同社と飲⾷店の開店・閉店⽀援に強みを持つテンポスがその強みを相互に⽣かす。⼈材交流を通じた販売⼒向上・⼈材育成、各種サービスの営業連携、商品連携及び両社での新規サービス企画の推進等を予定する。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 材料でみる株価

ギフティが出直る、株主総会資料の電子提供9月に開始され「優待電子化システム」などに好機の見方

■このところ東証の「適時開示」に「定款の一部変更」多く期待強まる

 ギフティ<4449>(東証プライム)は5月26日、再び出直り、10%高の1209円(111円高)まで上げた後も8%高前後で推移し、東証プライム市場の値上がり率上位に顔を出している。5月初旬に「株主優待電子化システム」を活用した優待電子化事業で宝印刷との提携を発表し、24日には、北海道の飲食店800店舗以上で利用可能な「北ガスグルメチケット」を電子化し6月1日より提供開始と発表。期待が再燃している。

 このところ東証の「TDnet」(適時開示情報閲覧サービス)に「定款の一部変更のお知らせ」を発表する上場会社が目立ち、そのほとんどは「株主総会資料の電子提供制度導入に備えるため」(5月25日に発表したフェイスネットワーク<3489>(東証プライム)のリリースより)、「株主総会資料の電子提供制度が導入されることとなりますので」(同エムケイシステム<3910>(東証スタンダード)のリリースより)などとなっている。会社法の一部改正により、2022年9月1日から「電子提供」が可能になるため、ギフティの「株主優待電子化システム」などを活用できる環境が整うとみて注目を強める動きがあるようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

FPGが年初来高値を更新、訪日観光客の受け入れ緩和なら航空機リース事業も回復の見方

■不動産ファンド事業など好調で業績好調、さらに上振れる期待

 FPG<7148>(東証プライム)は5月26日、大きく上げて始まり、午前9時30分過ぎには17%高の978円(144円高)まで上げて2月7日以来の年初来高値更新となっている。リースファンド事業、不動産ファンド事業、保険事業などを行い、連結子会社FPG Amentumが航空機リース事業を展開。訪日外国人観光客の受け入れ再開に向けた実証事業を政府が5月24日に開始し、「6月1日から1日あたりの入国者数の上限を現在の1万人から2万人に引き上げる」(日本経済新聞5月25日付朝刊)とされるため、事業活発化に向けて期待が強まっている。

 4月下旬には不動産ファンド事業の好調などを要因に業績予想・配当予想の増額修正を発表し、業績は好調。航空機リース事業の回復が加わればさらに上振れ余地が広がるとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 材料でみる株価