[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (07/24)ベステラは買い先行の相場、プラント設備メンテナンス企業を子会社化、期待強まる
記事一覧 (07/24)ペプチドリームはライセンス許諾に基づくマイルストーンフィー受領が好感され出直り強める
記事一覧 (07/24)清水建設が高値を更新、「目標株価」で買い安心感あり大阪万博の「日本館」受注を材料視
記事一覧 (07/21)リンクバルはAIを活用したイベント情報集約に注目集まり年初来の高値を更新
記事一覧 (07/21)表示灯は6か月ぶりに1400円台を回復、新事業の開始を開示し期待強まる
記事一覧 (07/21)CINCはストップ高買い気配、「ChatGPT」活用したデジタルマーケティングツールの新機能に注目集まる
記事一覧 (07/21)そーせいグループが活況高、スイス企業の日本・韓国法人を譲受、「連結業績に反映され初年度からキャッシュフローを創出」
記事一覧 (07/21)西松建設が一段と出直る、九州、東北などの豪雨災害を受け関連需要に期待
記事一覧 (07/20)BlueMemeは3日続伸で年初来高値に迫る、OutSystems社の日本初のプレミアパートナー認定を連日好感
記事一覧 (07/20)INFORICHは3日続伸、ドコモショップとの実証実験を発表後連日高い
記事一覧 (07/20)ラストワンマイルは北海道での事業拡大に期待強まり次第高、(株)キャリアを子会社化
記事一覧 (07/20)積水ハウスが4日続伸、米国の住宅販売会社を買収、米国での拡大に期待強まる
記事一覧 (07/19)アイビスはモバイルペイントアプリのユーザー数第2位など好感され2日続伸基調
記事一覧 (07/19)加賀電子は「当たり屋」SBI証券の目標株価など意識され上場来高値に向けて出直る
記事一覧 (07/19)三井不動産は反発幅を広げる、東京オリンピックの選手村だった「晴海フラッグ」のタワマン人気で注目再燃
記事一覧 (07/19)日産自動車は「配当性向30%へ」に期待強まり自動車株の中で上げ目立つ
記事一覧 (07/19)イトーキは2007年以来の高値を更新、業績好調でハイブリッド会議用の新製品やカーボン・オフセット取引関連事業にも期待強い
記事一覧 (07/19)丸千代山岡家は株式分割と株主優待の拡充が好感され上場来の高値を更新
記事一覧 (07/19)みずほFGが高値更新、日銀の金融政策会合に向けた思惑やゼンショーHDの資金調達など材料視
記事一覧 (07/14)TAKISAWAは後場も買い気配のままストップ高、ニデックのTOBに「賛同の意見表明」など発表されず非友好的な買い占めになるとの予想
2023年07月24日

ベステラは買い先行の相場、プラント設備メンテナンス企業を子会社化、期待強まる

■水島コンビナートを拠点とするオダコーポレーション、豊富な工事実績

 ベステラ<1433>(東証プライム)は7月24日、買い先行の相場となり、1124円(23円高)まで上げた後も堅調に推移し、出直りを強めている。7月21日の夕方、プラント設備メンテナンス、建設・建物修繕工事、ユニットハウス工事などを行うオダコーポレーション株式会社(岡山市)の100%子会社化を発表し、業容拡大などへの期待が強まっている。株式譲渡実行日は2023年8月1日(予定)。

 オダコーポレーションは、発表によると、1985年の創業以来、水島コンビナートを抱える岡山県倉敷市を拠点として、主に石油精製装置、化学装置など各種プラントの建設及びメンテナンス工事と躯体工事を主力事業として豊富な工事実績があり、その事業内容は高く評価されている。また、その100%子会社である株式会社TOKENはマンションや商業ビル等に対して、大規模修繕事業を展開しており、お客様の立場に立ち、材料や労務費など「すべての工事原価の開示(オープンブック)」を行うなど、適切な修繕工事を提供し、その事業内容は高く評価されている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15 | 材料でみる株価

ペプチドリームはライセンス許諾に基づくマイルストーンフィー受領が好感され出直り強める

■「金額は非開示」としたが現在11社に許諾しているとし期待の余地

 ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は7月24日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1831.0円(24.0円高)まで上げ、出直りを強めている。同日朝、米国企業からのマイルストーンフィー受領を発表し、好感買いが先行する様子となった。開発品PDPSのライセンス許諾契約に基づくもの。「金額は非開示」「2023年12月期の業績予想への影響は軽微」としたため買いの広がりは今ひとつの印象だが、年初来の安値圏にあるため、そこそこの出直りは見込める余地がありそうだ。

 発表ではマイルストーンフィーの金額を非開示としたものの、今回マイルストーンフィー受領に繋がったPDPSは、現在11社に対してPDPSの非独占的ライセンス許諾を実施しているとしたため、マイルストーンフィーが増える余地は広がる可能性がありそうだ(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 材料でみる株価

清水建設が高値を更新、「目標株価」で買い安心感あり大阪万博の「日本館」受注を材料視

■予定価格から約9億円上振れて随意契約と伝えられる

 清水建設<1803>(東証プライム)は7月24日、続伸基調で始まり、取引開始後は939.7円(12.7円高)まで上げ、2日続けて年初来の高値を更新して2021年6月以来の高値に進んでいる。大和証券が21日付で主な建設株の投資判断を見直し、清水建設は目標株価を410円引き上げて1150円に見直したと伝えられ、買い安心感があるところに、大阪万博の「日本館」の建設を「当初の競争入札での予定価格から約9億円上振れ」(日本経済新聞7月22日付関西経済面)て随意契約と伝えられ、注目が強まった。PBRは0.8倍台。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 材料でみる株価
2023年07月21日

リンクバルはAIを活用したイベント情報集約に注目集まり年初来の高値を更新

■類似したイベント情報を名寄せし顧客により多くの選択肢を提供

 リンクバル<6046>(東証グロース)は7月21日後場、一段と動意を強めて売買が活発化し、13時20分にかけて20%高の294円(49円高)まで上げて約5か月ぶりに年初来の高値を更新し、その後も13%高前後で堅調に売買されている。20日の夕方、AIを活用して内容の類似したイベント情報を名寄せする技術を開発と発表しており、時間とともに注目度の高まる相場になっている。

 婚活マッチング関連のイベント情報サイト運営などを行い、直近は、新しい1対1の出会いの形と場を提供する「1on1 for Singles(ワンオンワンフォーシングルス)」の第1号店を7月15日に東京・新宿にオープンするなど、事業の幅を拡大中。イベントは、商品の特性上、開催されると在庫が0になり、2度と入荷されないという特殊性を持つが、AIを活用したイベント情報の名寄せ技術によって、開催場所や開催日時は異なるが内容としては同一であるイベントを網羅することができ、顧客により多くの選択肢を提供することができ、売上増加が見込まれるなどの効果が挙げられるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:01 | 材料でみる株価

表示灯は6か月ぶりに1400円台を回復、新事業の開始を開示し期待強まる

■防災無線のすきまを補う避難誘導看板を開発、特許取得

 表示灯<7368>(東証スタンダード)は7月21日の前場、5%高の1432円(72円高)まで上げた後売買交錯となったが、前引けも1401円(41円高)で今年1月以来、約6か月ぶりに1400円台を回復した。後場は1415円(55円高)で始まった。20日の17時に「新たな事業の開始に関するお知らせ」を発表し、期待が高まっている。

 発表によると、近年、異常気象(大雨、土砂災害など)の増加や地震などの発生にともなう安全確保の必要性が高まっている中で、いかに災害発生前に避難情報を伝達し、また避難発生時にいかに迅速かつ分かりやすく避難情報を発信するかを念頭に避難案内サインの開発を進めてきた。このたび、これに係る新商品『NAVIアラート』の製造・販売について、その事業化を進めることを決議した。『NAVIアラート』は、防災無線のすきまを補う音・光・反射パネルがついた避難誘導看板。災害警報システムとして特許を取得しており、商標登録についても出願中とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:34 | 材料でみる株価

CINCはストップ高買い気配、「ChatGPT」活用したデジタルマーケティングツールの新機能に注目集まる

■高精度なキーワード選定など「AI見出し案自動生成機能」を提供開始

 CINC<4378>(東証グロース)は7月21日、気配値のままストップ高の781円(100円高、15%高)に達して買い気配を続け、下値圏から急激な出直りとなっている。20日の16時、同社のデジタルマーケティングの調査・分析・運用ツール『Keywordmap』に「ChatGPT(GPT−4)」を活用した「AI見出し案自動生成機能」を提供開始すると発表し、注目集中となっている。新機能の提供時期は2023年7月20日(予定)。

 発表によると、新機能の「AI見出し案自動生成機能」は、書きたい記事のテーマを入力するだけで、AIが自動で記事の構成案を提案する。高精度なキーワード選定、生産性向上、誰でも見出し案の作成が可能、などの特徴がある。『Keywordmap』の強みである日本語キーワードの中から様々なジャンルのビッグデータを総合的に加味し、SEOの観点で実用性の高い見出し案を生成することができるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 材料でみる株価

そーせいグループが活況高、スイス企業の日本・韓国法人を譲受、「連結業績に反映され初年度からキャッシュフローを創出」

■2つの製品の権利に加え最大5品目の臨床プログラムに対する権利など取得

 そーせいグループ<4565>(東証グロース)は7月21日、急反発となり、午前9時30分にかけて17%高の1660円(244円高)まで上げた後も1600円台で売買され、底練り圏から大きく出直る相場となっている。20日の15時過ぎ、スイスの「イドルシア社」から日本法人のイドルシアファーマシューティカルズジャパン株式会社および韓国法人Idorsia Pharmaceuticals Korea Co.,Ltd.の全株式取得・子会社化を発表し、注目集中となった。

 発表によると、これにより、そーせいグループは、イドルシア社からAPAC(中国を除く)地域における2つの製品の権利に加えて、第3相臨床試験中の新薬候補プログラムに対する独占的オプション権、そしてイドルシア社のグローバルパイプラインから最大5品目の臨床段階にある追加的プログラムに対する特定の権利を取得する。。本取引のクロージング後、取得する会社の業績は当社グループの連結業績に反映され、通年初年度からキャッシュフローを創出する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 材料でみる株価

西松建設が一段と出直る、九州、東北などの豪雨災害を受け関連需要に期待

■河川土木などに実績、2024年に創業150周年

 西松建設<1820>(東証プライム)は7月21日、一段と出直りを強めて始まり、取引開始後は4%高の3685円(129円高)まで上げて約2か月ぶりに3600円台を回復している。投資判断の引き上げが言われている上、ダム、トンネルなどの河川・山岳土木工事に実績があり、6から7月中旬にかけて九州、東北地方などで発生した豪雨災害を受けて注目の強まる相場になっている。2024年に創業150周年を迎えるため、記念配当などへの期待もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 材料でみる株価
2023年07月20日

BlueMemeは3日続伸で年初来高値に迫る、OutSystems社の日本初のプレミアパートナー認定を連日好感

■これまでの高度なセールスおよびデリバリー実績や品質が認められる

 BlueMeme(ブルーミーム)<4069>(東証グロース)は7月20日の後場、14時を回って8%高の2220円(165円高)前後で売買され、3日続伸基調となって6月につけた年初来の高値2350円に迫っている。14日、「(ローコード開発基盤『OutSystems』の)OutSystems社が認定する販売代理店制度において、日本初のプレミアパートナーとして認定されました。同時にアジア初の認定となります」と発表しており、翌取引日から連騰、好感と期待が続く形になっている。

 発表によると、「OutSystemsプレミアパートナー」は、『OutSystems』製品の国際的な普及を目指し、OutSystems社が制定するパートナー制度において新たに設定されたグレードになる。これまでの高度なセールスおよびデリバリー実績や品質が認められたことにより、日本初のプレミアパートナーとして認定されたとした。今後も、OutSystemsをはじめとしたローコードおよびノーコードを活用しながら企業の競争力を高めるためのITシステム実現を支援していくとし、業績への寄与が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:48 | 材料でみる株価

INFORICHは3日続伸、ドコモショップとの実証実験を発表後連日高い

■『ChargeSPOT』をビーコン化し、効果的な広告配信をめざす

 INFORICH<9338>(東証グロース)は7月20日、次第高となり、午前11時過ぎに9%高の2428円(212円高)まで上げ、後場は7%高の2414円(168円高)で取引を開始。3日続伸基調の出直り相場となっている。7月14日、東海エリアのドコモショップ15店舗に設置しているINFORICHの『ChargeSPOT』をビーコン化し、効果的な広告配信の実証実験を実施すると発表しており、以後、連日高となっている。業績は回復傾向。一段の回復期待要因として買い材料視されているようだ。

 発表によると、この実証実験は株式会社NTTドコモ東海支社と協力して実施する。ドコモショップ周辺回遊者や特定施設に来訪履歴があり人に対して広告を配信し、広告接触者が実際に来店したかを『ChargeSPOT』で計測する。ドコモショップは、ターゲット層に合わせた効果的な広告を展開する事で、その効果を可視化するデジタル集客施策の起点となる。さらに、「ChargeSPOT」のビーコン化によって、リアルタイムで来店者の行動データを収集し、広告の効果を評価することなどが可能になる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:37 | 材料でみる株価

ラストワンマイルは北海道での事業拡大に期待強まり次第高、(株)キャリアを子会社化

■お互いの業容拡大、ストック型収益の拡大を推進

 ラストワンマイル<9252>(東証グロース)は7月20日、もみ合いながら次第高となり、午前10時にかけて7%高の3700円(230円高)まで上げて出直りを強めている。19日の15時、北海道で光コラボレーションモデル等のインターネットサービスの販売・卸売事業を運営する株式会社キャリア(北海道札幌市)の全株式を取得し、連結子会社化することを決議したと発表。好感されている。

 取得価格(概算額)は合計507百万円、株式譲渡実行日は2022年9月1日。これにより、キャリアが保有するノウハウとの事業シナジー、サービス提供エリア・顧客層の拡大が見込め、お互いの業容拡大ならびにストック型収益の拡大を推進していくとした。業績は好調で、今期・2023年8月期の連結業績予想は親会社株主に帰属する当期純利益を1.62億円とし、2期ぶりに最高を更新する見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29 | 材料でみる株価

積水ハウスが4日続伸、米国の住宅販売会社を買収、米国での拡大に期待強まる

■アイダホ州で2025年に向けて住宅供給の目標戸数10000戸めざす

 積水ハウス<1928>(東証プライム)は7月20日、2910.0円(5.0円高)で始まった後も堅調に売買され、日々小幅だが4日続伸基調となって上場来の高値2961.0円(2023年5月23日、7月3日)に向けて出直っている。19日、⽶アイダホ州で2025年に向けた住宅供給の目標戸数10000戸に向けて米国住宅販売会社Hubble Groupを取得と発表し、期待が強まっている。

 発表によると、Hubble社は、米国において成⻑を続ける住宅市場のアイダホ州ボイシーでトップクラス(2022年住宅引渡件数第2位)のホームビルダー。これにより、積⽔ハウスグループは⽶国7州で展開している住宅販売事業エリアを拡⼤する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年07月19日

アイビスはモバイルペイントアプリのユーザー数第2位など好感され2日続伸基調

■指一本で本格的なイラストが描け19言語に対応

 アイビス<9343>(東証グロース)は7月19日、3%高の1600円(65円高)まで上げた後も堅調で、13時を過ぎても1585円(50円高)前後で売買され、2日続伸基調の出直り継続となっている。14日付で、モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の世界のアクティブユーザ−数が日本製アプリにおける世界のアクティブユーザー数で第2位になったと発表し、取引日ベースで翌日から続伸基調となっている。日本企業が開発したモバイルアプリの中で、著名なコミュニケーションアプリに次いで、2番目に多くのアクティブユーザを獲得したという。

 発表によると、『ibisPaint』は、指一本で本格的なイラストが描けるモバイルペイントアプリで、豊富な機能がほぼ無料で利用可能。19言語に対応し、世界200以上の国と地域からのダウンロード数は累計3.3億を達成(2023年6月)。日本のアニメや漫画のお絵描き文化を、Z世代やα世代を中心とする世界中の4000万ものアクティブユーザーに届けているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:20 | 材料でみる株価

加賀電子は「当たり屋」SBI証券の目標株価など意識され上場来高値に向けて出直る

■まだ4000円台だった頃に6200円とし的中、今回は8300円に

 加賀電子<8154>(東証プライム)は7月19日、6400円(110円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場は6300円で売買開始。2週間前につけたばかりの実質上場来高値6660円(2023年7月5日)に向けて再び上値を指向している。SBI証券が6月下旬のレポートで目標株価を2000円引き上げて8300円に見直しており、買い安心感があるようだ。同証券は、まだ加賀電子の株価が4000円台だった22年9月に目標株価を6200円とするレポートを出した「当たり屋」とあって今回の目標株価8300円にも注目と期待が集まっている。

 SBI証券は6月27日付のレポートで、電子部品事業、EMS(受託製造)事業とも「25/3期から増収増益基調へ」とし、投資判断は「買い」を継続、目標株価をそれまでの6300円から8300円に引き上げた。加賀電子の2023年3月期の連結業績は売上高、各利益ともすべて最高を更新した。今期・24年3月期の予想は減益としたため、株価は上げ一服・小休止となったが、このところは出直りを強めている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 材料でみる株価

三井不動産は反発幅を広げる、東京オリンピックの選手村だった「晴海フラッグ」のタワマン人気で注目再燃

■最人気は最上階3億4990万円の部屋で142倍と伝わる

 三井不動産<8801>(東証プライム)は7月19日、次第に強含む相場となり、午前11時過ぎに2809.0円(52.5円高)まで上げて反発幅を広げている。東京オリンピックの選手村だった大規模マンション街区「晴海フラッグ」に建設されるタワーマンションの入居希望者の抽選結果が公表され、「平均倍率は15倍余り」「最も人気が高かったのは、最上階にある3億4990万円の部屋で、倍率は142倍」(NHKニュースWEB7月19日07時10分)とされて注目を集めている。大手不動産株はそろって高い。

 報道によると、このタワーマンションの販売は今月始まり、売りに出された573戸に対し、合わせて8790件の申し込みがあり、平均倍率は15.3倍だった。「晴海フラッグ」をめぐっては、すでに販売された17棟で、転売目的の投資家らが複数の部屋に申し込み、平均倍率が71.1倍、最高倍率が266倍となる事態となった。事業を監督する東京都が対策を求めた結果、事業者は、購入できる上限を2戸に制限したほか、第1希望の部屋に限り、当選確率が2倍となる措置をとったという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 材料でみる株価

日産自動車は「配当性向30%へ」に期待強まり自動車株の中で上げ目立つ

■日産自6%高、マツダ4%高、トヨタとホンダは1.9%高、円安など好感

 日産自動車<7201>(東証プライム)は7月19日、出直って始まった後も次第高となり、午前11時にかけては6%高に迫る590.5円(31.9円高)前後で売買され、自動車株の中で大きな上げとなっている。「日産CFO、『配当性向30%へ』、来期以降の見通し」(日本経済新聞7月19日付朝刊)と伝えられており、足元の20%弱からの拡大に期待が強まったようだ。第1四半期の決算発表は7月26日を予定している。

 この時間帯、自動車株の値上がり率は、マツダ<7261>(東証プライム)が3.9%高、ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は1.9%高、トヨタ(トヨタ自動車)<7203>(東証プライム)は1.8%高、スズキ<7269>(東証プライム)は1.7%高、など。NY株のダウ7日続伸や円相場の1ドル139円台に戻る円安再燃などが好感されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 材料でみる株価

イトーキは2007年以来の高値を更新、業績好調でハイブリッド会議用の新製品やカーボン・オフセット取引関連事業にも期待強い

■半円型を活かし実際の会議参加者とWEB参加者が自然に対面

 イトーキ<7972>(東証プライム)は7月19日、時間とともに反発幅を広げる相場となり、午前9時30分過ぎには8%高の1097円(81円高)まで上げて4日ぶりに2007年以来の高値を更新している。業績が好調な上、8月1日から、半円型テーブルを活かして実際の会議参加者とWEBによるリモート会議参加者の全員が視線を合わせ、ハイブリッド会議でより自然に対面のようなコミュニケーションをとれる会議テーブル『Panora(パノラ)』を発売する予定とし、期待する投資家がいる。また、6月には、国際認証カーボン・クレジットをオンライン購入できるマーケットプレイス『e−dash Carbon Offset』(e−dash株式会社:東京都千代田区)との連携を発表しており、カーボン・オフセット取引に関する事業展開も注目されている。

 今第1四半期(2023年1〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.6%増加し営業利益は同20.5%増の47.77億円だった。「増収効果および(中略)利益率の改善により想定を上回る利益を確保」(決算説明資料)。通期の連結業績予想は営業利益65億円(前期比41.8%増)を据え置き、第1四半期の進ちょく率は73%に達した。さらに、今期は「設備機器・パブリック事業で物流施設向け案件が下期に偏重予定」「前期と異なる四半期利益構成を見込む」(同)としたため注目されている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25 | 材料でみる株価

丸千代山岡家は株式分割と株主優待の拡充が好感され上場来の高値を更新

■優待は「2000株以上」を新設しラーメン無料券8枚、お米8sなどから選択

 丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード)は7月19日、反発して始まった後次第高となり、午前9時30分にかけて15%高の5400円(690円高)まで上げて約半月ぶりに上場来の高値(株式分割調整後)を更新している。18日の夕方に8月末を基準日とする株式2分割と株主優待の拡充を発表し、好感買いが集まった。2023年8月31日(木曜日)を基準日として普通株式1株につき2株の割合で分割する。

 また、株主優待制度の拡充は、現在1000株以上保有する投資家には一律に「ラーメン無料券6枚、お米6s、乾麺セット3個のいずれか」を贈呈している保有株数区分について、新たに2000株以上を保有する投資家への優待を新設し、2000株以上を保有する投資家には、「ラーメン無料券8枚、お米8s、乾麺セット4個のいずれか」を贈呈するとした。2024年1月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主から適用する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 材料でみる株価

みずほFGが高値更新、日銀の金融政策会合に向けた思惑やゼンショーHDの資金調達など材料視

■2週間ぶりに高値を更新し2016年以来の2300円台に進む

 みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)は7月19日、一段と強含んで始まり、取引開始後は2301.5円(27.0円高)まで上げて2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2016年以来の2300円台に進んでいる。日銀の金融政策決定会合(次回は7月27、28日の予定)で長短金利操作の一部見直しが行われるとの観測があり、メガバンクなどの銀行株は昨18日に目立って動意を強め、今朝も続伸基調となっている。

 みずほFGに固有の株価材料としては、ゼンショーHD(ゼンショーホールディングス)<7550>(東証プライム)が18日に米欧での寿司チェーン展開に向けた資金調達などに向け、みずほ銀行を引受先として第三者割当増資を行うと発表したことなどがある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価
2023年07月14日

TAKISAWAは後場も買い気配のままストップ高、ニデックのTOBに「賛同の意見表明」など発表されず非友好的な買い占めになるとの予想

■TOB価格は1株2600円、対抗者が現れればTOB価格引き上げも

 TAKISAWA<6121>(東証スタンダード)は7月14日、後場もストップ高(400円高の1987円、25%高)買い気配で始まり、朝の取引開始から買い気配のままを続け値のつかない相場となっている。13日の15時30分にニデック<6594>(東証プライム)がTAKISAWA株式に対する公開買付(TOB)を1株2600円で行うと発表し、TAKISAWAは17時に「関連情報を精査した上で、当社の見解を公表する予定」と発表。以後、14日正午に至るまでTAKISAWA側からは「賛同の意見表明」などの発表がないため、非友好的なTOBに発展するのではといった憶測が出ている。

 友好的なTOBの場合は、通常、東証の「適時開示閲覧サービス」などに「賛同の意見表明」や「買付への応募推奨のお知らせ」などが掲示される。株式市場関係者からは、仮に非友好的なTOBになる場合、他の第三者が登場して対抗的なTOBを行う可能性があるとの推測が出ており、TOB価格の引き上げなどを交えて株式争奪戦に発展する可能性も言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:00 | 材料でみる株価