[材料でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/06)HCSホールディングスは自己株消却と株主優待の導入が好感されストップ高
記事一覧 (03/06)ソフトバンクGはアーム社の米国上場による巨額の資金調達に期待強まり出直る
記事一覧 (03/06)ホンダが今年の高値を更新、NY株の大幅続伸や低PBR株物色の潮流など受け再び上値を追う
記事一覧 (03/03)ヘリオスは7日ぶりに急反発、第2相試験の結果良好など好感、決算発表後の上げ幅が帳消し目前で急反騰
記事一覧 (03/03)アルフレッサHDは今年の高値を更新、筋萎縮症関連薬が好感され日々小幅だが3日続伸
記事一覧 (03/03)アドヴァンGは自社株買いの期間延長が好感され今年の高値を更新
記事一覧 (03/03)スリー・ディー・マトリックスは3日ぶりに反発、米国での適用拡大を好感、長期低落のため自律反騰に期待
記事一覧 (03/03)ギフティが一段高、スナックミー社との資本提携など好感され高値を更新
記事一覧 (03/02)ツナググループ・HDが高値を更新、四半期決算やジモティーとの提携など好感
記事一覧 (03/02)Chatworkは新たなコーポレートブランドムービー公開など受け大きく出直る
記事一覧 (03/02)AI insideは後場もストップ高続く、月面・宇宙などで稼働する『高耐久・次世代型AI』好感され急伸
記事一覧 (03/02)元旦ビューティは一時3日連続ストップ高、株式5分割を受け急騰し制限値幅の拡大で一段高
記事一覧 (03/02)リネットジャパンGは障がい者向けグループホーム大手の戦略的買収に期待強まりストップ高
記事一覧 (03/02)大阪チタニウムテクノロジーズは8日ぶりに反発、太陽誘電のチタン酸バリ製造開始などから連想及び自律反発狙いの見方
記事一覧 (03/02)ミライト・ワンは自社株買いの期間延長と上限倍増が好感され7%高
記事一覧 (03/02)ゆうちょ銀行が高値を更新、3月17日に発行株数の1.6%の自社株を消却へ
記事一覧 (03/01)BTMは前後場とも次第高となり大引けストップ高、協業するヘッドウォータースの一段高に連動の見方
記事一覧 (03/01)住友金属鉱山は後場もジリ高、菱刈鉱山に再生可能エネルギー由来の電気を導入し電力由来CO2排出の実質ゼロ化を実現
記事一覧 (03/01)ROBOT PAYMENTは事業計画発表や大塚商会との提携が好感され大きく出直る
記事一覧 (03/01)メタリアルが11%高、2次元の映像を3次元化しメタバース空間内に立体映像として再現する新技術に興味集まる
2023年03月06日

HCSホールディングスは自己株消却と株主優待の導入が好感されストップ高

■優待はこの3月末の単元株主から開始、QUOカード(1000円分)

 HCSホールディングス<4200>(東証スタンダード)は3月6日、買い気配の後ストップ高の1110円(150円高、16%高)で始まり、断続的にストップ高で売買されて急伸相場となっている。3日の15時に自己株式の消却と株主優待制度の導入を発表し、好感買いが殺到した。1000円台は今年1月30日以来になる。

 自己株式の消却は、4万5000株(消却前の発行済株式総数に対する割合1.67%)を2023年3月20日(予定)で行うとした。また、株主優待は、毎年3月末日現在の株主名簿に記載または記録された、普通株式100株(1単元)以上を保有する株主を対象としてQUOカード(1000円分)を贈呈。23年3月31日現在の単元株主から実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 材料でみる株価

ソフトバンクGはアーム社の米国上場による巨額の資金調達に期待強まり出直る

■米国上場で80億ドルを目指すと伝わる、1.1兆円規模

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東証プライム)は3月6日、出直りを強めて始まり、午前9時30分過ぎに4%高の5777円(221円高)まで上げた後も5750円前後で強い相場を続けている。同日朝のロイターニュースが、出資する半導体設計の大手アーム(英国)の米国上場で80億ドル(1.1兆円規模)の資金調達を目指すと伝え、買い材料視されている。

 同日朝のロイターニュースは、ニューヨーク5日発として「ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アームは、年内に計画する米国市場への上場で、少なくとも80億ドルの調達を目指す見通しだと、複数の関係者が5日に明らかにした」などと伝えた。これに関しては、「ロンドン上場は『当面せず』…NY市場でのみ上場」(読売新聞オンライン3月3日)との報道も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 材料でみる株価

ホンダが今年の高値を更新、NY株の大幅続伸や低PBR株物色の潮流など受け再び上値を追う

■PBR0.5倍前後、東証「市場評価を上げる努力を」と

 ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は3月6日、再び一段高で始まり、取引開始後は3635.0円(49円高)まで上げて4取引日ぶりに今年の高値を更新し、昨2022年9月以来の高値に進んでいる。NYダウが直近2日間で計700ドル超の上げとなり、北米景気回復への期待が強まってきたことや、PBR(株価純資産倍率)が0.5倍前後のため、このところのPBR1倍未満株を物色する潮流にも乗るとされている。

 低PBR銘柄については、日本取引所グループの清田瞭CEOが2月27日の会見で、「投資指標のひとつであるPBR(株価純資産倍率)が低い企業について『投資家向け広報(IR)を強化するなど市場評価を上げる努力をしてもらいたい』と述べた」(日本経済新聞2月28日付朝刊)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 材料でみる株価
2023年03月03日

ヘリオスは7日ぶりに急反発、第2相試験の結果良好など好感、決算発表後の上げ幅が帳消し目前で急反騰

■チャート(波動)的にも崩れ足にならずに持ち直したとの見方が

 ヘリオス<4593>(東証グロース)は3月3日、7日ぶりの急反発となり、後場寄り後に17%高の364円(54円高)まで上げる場面をみせて出直りを強めている。2日15時に、体性幹細胞再生医薬品『HLCM051』を用いた第2相試験の結果が良好だったこと、2月末にPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)と追加試験に関する相談を実施し、このたび、データ補強に必要な臨床試験の概要について一定の合意が得られたこと、などを発表し、買い材料視されている。

 このところの株価は2月14日に発表した12月決算などを受けて一段高となり、2月21日に384円まで上げた。その後は6日続落となり、上げ幅の過半が帳消しになってしまったが、2日の発表を受けて急反発。株式市場関係者からは、チャート(波動)的にも崩れ足にならずに持ち直したとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 材料でみる株価

アルフレッサHDは今年の高値を更新、筋萎縮症関連薬が好感され日々小幅だが3日続伸

■「事業モデルの強化」を掲げ、成長領域への注力など推進

 アルフレッサ ホールディングス(アルフレッサHD)<2784>(東証プライム)は3月3日の後場、1683円(19円高)で始まり、日々小幅だが3日続伸基調となっている。1日に子会社のアルフレッサ ファーマ株式会社(大阪市)が筋萎縮性側索硬化症治療薬に関する国内開発権・製造販売権を取得と発表したことを受けて株価は動意を強め、引き続き期待の強い相場となっている。前場は1687円(23円高)まで上げ、今年に入っての高値を更新した。

 発表によると、同社グループは、中期計画のグループ経営方針に「事業モデルの強化」を掲げ、成長領域への注力を強化しており、アルフレッサ ファーマは「アンメット・メディカル・ニーズ」に積極的に挑戦する、と掲げている。このたびの発表は、『ロピニロール塩酸塩』の筋萎縮性側索硬化症治療薬としての国内開発権・製造販売権許諾契約を締結したもので、これまでの中枢神経疾患治療薬の開発経験を活用できると判断したことから契約を締結した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49 | 材料でみる株価

アドヴァンGは自社株買いの期間延長が好感され今年の高値を更新

■「当初の取得期間内で上限まで取得できなかったため」

 アドヴァングループ(アドヴァンG)<7463>(東証スタンダード)は3月3日、続伸基調となって上値を追い、午前10時30分前に944円(14円高)まで上げて4日ぶりに今年の高値を更新している。2日、自己株式取得(自社株買い)期間の延長を発表し、「当初の取得期間内で上限まで取得できなかったため、自己株式の取得期間を延長」(発表リリースより)するとして好感されている。

 2023年2月2日から3月2日までの予定で実施してきた自己株式の取得(自社株買い)を、23年3月20日まで延長するとした。取得する株式の総数23万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の0.6%)、取得総額2億円(上限)は変らない。3月2日までの取得株数は17万4300株とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 材料でみる株価

スリー・ディー・マトリックスは3日ぶりに反発、米国での適用拡大を好感、長期低落のため自律反騰に期待

■このたび適用が拡大した領域の世界市場規模は100億円と

 スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)は3月3日、12%高の270円(29円高)まで上げた後も260円前後で推移し、3日ぶりの反発基調となっている。2日18時、消化器内視鏡領域止血材「PuraStat」の米国での適用拡大について発表し、好感された。同社株は、2月1日以降、上げた日が6日しかない長期低落傾向となっているため、この傾向が止まる期待が出ている。

 発表によると、このたび適用が拡大したPrimary GI bleeding(手術などの処置に伴うものではない病変などから起こる自然出血)のグローバル市場規模は約100億円と推計され、本承認によってより一層製品力を高め、速やかな市場への製品浸透を推進し、米国における先端的な消化器内視鏡治療の広まりや安全性の向上に貢献していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 材料でみる株価

ギフティが一段高、スナックミー社との資本提携など好感され高値を更新

■好調な業績や証券会社による目標株価の引き上げに加え材料視

 ギフティ<4449>(東証プライム)は3月3日、一段と上げて始まり、午前9時40分にかけて9%高の2827円(242円高)まで上げてほぼ2週間ぶりに高値を更新している。2800円台は2021年12月以来の高値になる。2日付で、株式会社スナックミー(東京都中央区)との資本提携契約を締結と発表しており、好調な業績や証券会社による投資判断の引き上げに加えて買い材料視されている。発表では、「おやつおよびおやつ体験のギフト提供を視野に事業面での連携も開始」とした。

 今期・2023年12月期の連結業績予想は、売上高を前期比43.7%増とし、営業利益は同2.2倍とするなどで、21年12月期を底に一段と回復を強める見通しとしている。SBI証券は2月28日付で目標株価を2800円から3900円に引き上げたと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 材料でみる株価
2023年03月02日

ツナググループ・HDが高値を更新、四半期決算やジモティーとの提携など好感

■「貸株」が「融資」を上回り買い戻しによる値上がり助長の期待も

 ツナググループ・ホールディングス(ツナググループ・HD)<6551>(東証スタンダード)は3月2日、8%高の655円(48円高)まで上げて約1週間ぶりに今年の高値を更新し、2020年以来の高値に進んでいる。2月14日に第1四半期決算を発表し、600円台を回復。22日には連結子会社ツナググループHC(東京都千代田区)とジモティー<7082>(東証グロース)との業務提携を発表し、再び動意を強めながら一段と上げてきた。日証金ベースでは「貸株」が「融資」を上回る状態のため、株価が強い局面では、一般的な買い注文に加え、貸株を利用した売り建てを買い戻すための買い注文が入って値を上げる作用を強めやすいと見られている。

 子会社ツナググループHCとジモティーとの提携では、ツナググループHCが運営する求人メディア「ユメックス」の顧客の「ジモティー」への求人広告掲載を通じて、清掃・介護・物流業界などにおけるエッセンシャルワーカー採用を促進してく。2月中旬から、まずは30社を対象とし、掲載を開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:07 | 材料でみる株価

Chatworkは新たなコーポレートブランドムービー公開など受け大きく出直る

■前期の売上高は36%増加し今期も35%以上の成長を目標

 Chatwork<4448>(東証グロース)は3月2日、大きく出直り、一時10%高の719円(68円高)まで上げて14時にかけても9%高前後で強い相場となっている。3月1日に新しいコーポレートブランドムービーを特設サイトで公開開始し、企業イメージの向上とともに投資家の関心も高まる期待が出ている。

 2022年12月期の連結決算は営業、経常、純利益とも赤字だったが、売上高は前期比36.2%増加した。今期の予想は「具体的な金額予想は開示しない方針」だが、「Chatworkセグメントの売上高で前連結会計年度比40%以上、全体売上高では前連結会計年度比35%以上の成長を目標」とし、連続の大幅増益を想定させるものとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 材料でみる株価

AI insideは後場もストップ高続く、月面・宇宙などで稼働する『高耐久・次世代型AI』好感され急伸

■東北大学と共同研究を開始との発表に期待強まる

 AI inside<4488>(東証グロース)は3月2日の後場、ストップ高の4755円(700円高、17%高)で始まり、午前10時前からストップ高で売買されながら急激な出直り相場となっている。同日付で、「東北大学・吉田和哉研究室、月面・宇宙など極限環境で稼働する『高耐久・高性能・省エネルギーな次世代型AI』の共同研究を開始」と発表し、買い材料視されている。

 発表によると、東北大学の吉田和哉研究室は、内閣府の「ムーンショット型研究開発プログラム」をはじめ数多くの宇宙開発プロジェクトに携わっている。吉田研究室が有する月面探査・宇宙開発の知見や宇宙ロボティクス分野における多数の技術シーズを生かすことで宇宙進出を加速させ、気候変動や人口爆発、食糧危機といった世界規模の社会課題の解決、ひいては人類社会の進化への貢献を目指すとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 材料でみる株価

元旦ビューティは一時3日連続ストップ高、株式5分割を受け急騰し制限値幅の拡大で一段高

■連日急騰のため分割後も最低投資金額が高止まりの懸念

 元旦ビューティ工業<5935>(東証スタンダード)は3月2日、買い気配を交えて一段高となり、一時ストップ高の1万3350円(6000円高、82%高)まで上げて3日連続ストップ高となった。1月27日の夕方に株式5分割を発表し、翌日から連日ストップ高。東証が2日売買分の制限値幅を上限のみ通常の4倍の6000円に拡大したことを受けて一段高となった。

 株式5分割は、2023年3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を、1株につき5株の割合をもって分割する。分割後は最低投資金額(1単元)が5分の1になるため、新たな投資家層の参入が期待できる。ただ、相場があまりに高騰してしまうと、分割後も最低投資金額は高止まりのため、新たな投資家層の参入は限られてしまう懸念がある。このため、さらなる分割の発表を期待して買い進む向きもあるのではとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 材料でみる株価

リネットジャパンGは障がい者向けグループホーム大手の戦略的買収に期待強まりストップ高

■累積開設1200拠点・5000室のアニスピ社の子会社化を発表

 リネットジャパングループ(リネットジャパンG)<3556>(東証グロース)は3月2日、買い気配の後ストップ高の570円(80円高、16%高)で始まり、午前10時30分にかけてはストップ高のまま買い気配を続け、急伸相場となっている。1日15時に「アニスピホールディングス社の戦略的買収について」などを発表し、買い材料視されている。

 発表によると、株式会社アニスピホールディングス(以下、「アニスピ社」)は、障がい者向けグループホームを全国に直営・FC含め累積開設約1200拠点・5000室を展開する圧倒的業界No.1企業。ペット共生型障がい者グループホームである「わおん」「にゃおん」の展開を軸に、フィットネス型障がい者デイサービス「ワーカウト(WORKOUT)」、訪問看護「ファミリーナース」、放課後等デイサービス「ジュガール」、日中支援型障がい者グループホーム「BEE−HACK」等々、様々な障がい福祉関連事業を総合的に展開している。今後の成長戦略である環境(リサイクル)と福祉の連携=環福連携モデルの展開を加速させていくための戦略的買収になるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 材料でみる株価

大阪チタニウムテクノロジーズは8日ぶりに反発、太陽誘電のチタン酸バリ製造開始などから連想及び自律反発狙いの見方

■第2四半期累計期間は為替差益、第3四半期は為替差損

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)は3月2日、8日ぶりの反発基調となり、午前10時にかけては7%高の2092円(130円高)まで上げて久々に出直っている。「太陽誘電は1日、八幡原工場(群馬県高崎市)で新材料棟の竣工式を開き、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の原材料であるチタン酸バリウムを製造する」(3月1日夕方の日経速報ニュース)と伝えられ、連想が波及したと見られている。1日まで7日続落とあって、自律反発が発生しても不自然ではない頃合いとの見方もある。

 同社は2月7日に為替差損などによる通期連結業績予想の修正を発表し、2023年3月期・第2四半期累計期間では為替差益806百万円を計上したが、急激な為替相場の変動により、第3四半期会計期間においては為替差損834百万円を計上したと開示。業績見通しに不透明感を感じる向きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 材料でみる株価

ミライト・ワンは自社株買いの期間延長と上限倍増が好感され7%高

■3月31日までの予定を1か月延長し上限株数は倍増の360万株に

 ミライト・ワン<1417>(東証プライム)は3月2日、大きく出直って始まり、午前9時半にかけては7%高の1616円(99円高)まで上げ、2022年8月下旬以来、約6か月ぶりに1600円台を回復している。1日の16時に自社株買いの実施期間の延長と上限拡大を発表し、好感買いが先行している。

 2022年11月14日から23年3月31日までの予定で実施している自己株式の取得(自社株買い)について、取得する株式の総数の上限を180万株(取得総額は20億円)から360万株(同40億円)に引き上げるとともに、取得期間を1か月延長し、2023年4月28日までにするとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

ゆうちょ銀行が高値を更新、3月17日に発行株数の1.6%の自社株を消却へ

■大株主の日本郵政による一部売却発表を受けて値動きが活発化

 ゆうちょ銀行<7182>(東証プライム)は3月2日、続伸基調で始まり、取引開始後は1246円(24円高)まで上げ、昨年来の高値を2日続けて更新し、2019年以来の水準に進んでいる。大株主の日本郵政<6178>(東証プライム)が2月27日にゆうちょ銀行株の一部売却を発表し、ゆうちょ銀行は自社株買いと株式の消却を発表。ゆうちょ銀行にとっては経営の自由度が広がる上、株式市場に出回る自社株を吸収・消却することで需給悪化を緩和する形になることなどが好感されている。日本郵政も堅調。

 ゆうちょ銀行は3月1日の昼前、5952万3800株(自己株式を除く発行済株式総数の1.6%)の自社株買いを同日朝に実施したと発表し、同株数を年3月17日付(予定)で消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価
2023年03月01日

BTMは前後場とも次第高となり大引けストップ高、協業するヘッドウォータースの一段高に連動の見方

■「学生100人調査、転職視野56%」の報道も追い風材料に

 BTM<5247>(東証グロース)は3月1日、前後場とも次第高となって上げ幅を広げ、大引けにかけてストップ高の3990円(700円高、21%高)まで上げて東証グロース銘柄の値上がり率2位に入り、昨年12月に上場して以来の高値4550円(2023年1月)に向けて出直りを強めた。2月16日にヘッドウォータース<4011>(東証グロース)と地方企業のDX推進における協業強化を発表して以来、動意を強めており、ヘッドウォータースは3月1日にマイクロソフトとのサービス連携などが好感されてストップ高。これに株価が連動しやすくなっているとの見方が出ていた。

 BTMの主事業は、DXに係る人的リソースの提供を主眼とした人材事業の「ITエンジニアリングサービス」、DX推進に向けたコンサルティングなどの「DXソリューションサービス」になる。3月1日は、「学生100人調査、転職視野が56%(中略)スキルアップ意欲高く」(3月1日付の日経産業新聞)と伝えられたことなども同社事業への潜在的な追い風として買い材料視されていた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:16 | 材料でみる株価

住友金属鉱山は後場もジリ高、菱刈鉱山に再生可能エネルギー由来の電気を導入し電力由来CO2排出の実質ゼロ化を実現

■サステナブル投資(ESG投資)を行う海外のファンドなどから注目強まる期待

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は3月1日、ジリ高基調となり、後場も一段と強含んで13時過ぎに5271円(211円高)まで上げて出直り幅を広げている。同日午前、九州電力<9508>(東証プライム)が供給する再生可能エネルギー由来の電気料金メニューを導入し菱刈鉱山における電力由来CO2排出の実質ゼロ化を実現と発表、サステナブル投資(ESG投資)を行う海外の投資資金やESGファンドなどから注目が強まる期待が出ている。

 発表によると、九州電⼒が提供する⾮化⽯証書つき電⼒「再エネECOプラス」を3⽉1⽇より導⼊し、菱刈鉱山(⿅児島県伊佐市)で使⽤する購⼊電⼒を実質再⽣可能エネルギー由来電⼒へと切り替えた。これより、菱刈鉱⼭での電⼒使⽤によるCO2の排出量は、2023年3⽉より実質ゼロになる⾒込みとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 材料でみる株価

ROBOT PAYMENTは事業計画発表や大塚商会との提携が好感され大きく出直る

■プロダクトのラインナップ増加し収益構造の強化が進む見通し

 ROBOT PAYMENT<4374>(東証グロース)は3月1日の後場6%高の1565円(94円高)で始まり、朝方につけた1581円(110円高)には届かないが、大きく出直ったまま売買活発となっている。2月28日の夕方、大塚商会との業務提携、「事業計画および成長可能性に関する事項」を発表し、買い材料視されている。大塚商会との提携では、「請求管理ロボ」の提供を大塚商会の「たよれーる」上で全国の販売網に対し2月28日から提供を開始した。

 2022年度は、売り上げ拡大を重視した計画から方針を変更し、下期から費用効率化を優先した結果、営業損失の縮小が強まった。また、カード決済を活用し請求書の後払い決済を行う『1click後払い』を新たに開始したほか、「サブスクペイ」には新たに『サブスクペイProfessional』が加わり、「請求管理ロボ」には『請求管理ロボfor Enterprise』が加わるなど、プロダクトのラインナップが増加した。23年度は、こうしたベースがもとになり、毎年獲得した顧客がもたらす売上総額が永続的に積み重なり、顧客単価が毎年増加していく収益構造の確立を進めるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:51 | 材料でみる株価

メタリアルが11%高、2次元の映像を3次元化しメタバース空間内に立体映像として再現する新技術に興味集まる

■「この技術により、私たちは2次元映像の中に没入(ダイブ)可能に」

 メタリアル<6182>(東証グロース)は3月1日、再び出直りを強め、11%高の1292円(127円高)まで上げた後も1250円前後で売買されている。2月28日付で、グループ会社MATRIX(東京都千代田区)のメタバース先端技術研究組織が既存の2D映像を人工知能を用いて3次元化してメタバース空間上に投影する技術『DiveVerse(ダイブバース)』を開発したと発表し、興味津々の注目を集めている。

 発表によると、この度公開した『DiveVerse(ダイブバース)』は、人工知能を用いて、2次元の映像を3次元化し、メタバース空間内に立体映像として再現する技術。この技術により、私たちは、2次元映像の中に没入(ダイブ)することが可能になるという。その技術評価ベータ版作品として、約100年前のSF映画「Metropolis(メトロポリス)」のダイジェスト版を同社リアリティ・メタバース・プラットフォーム「どこでもドア」にて配信開始するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 材料でみる株価