2021年07月20日

ジェイテックは切り返しの動き、22年3月期営業黒字回復予想

 ジェイテック<2479>(JQ)は技術者派遣の「技術商社」を標榜し、技術職知財リース事業を主力としている。22年3月期は新型コロナ影響が継続するが、積極的な人材採用などで大幅増収・営業黒字回復予想としている。収益回復基調を期待したい。株価は急騰・急反落と乱高下したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 見聞記
2019年08月30日

アルコニックスのグループ企業、富士プレスは記者向け合同説明会を開催

■金属精密プレス事業専業会社としてメキシコを拠点に、北米、中南米市場への事業拡大を目指す

 アルコニックス<3036>(東1)のグループ企業である富士プレスは、2018年12月3日にFUJI ALCONIX Mexicoを設立し金属精密プレス事業専業会社として自動車部品製造の集積地であるメキシコを拠点に、北米、中南米市場への事業拡大を目指している。

 そこで、8月28日に富士プレス本社にて、昨年新社長に就任した羽直樹(たかはなおき)氏を交え、社長の経歴と事業方針、メキシコの新会社などについて、記者向け合同説明会が行われた。

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 羽直樹氏は、三重県出身で、1960年5月10日の誕生、1984年に慶應義塾大学工学部機械工学科を卒業後、デンソー(旧 日本電装)に入社し、工機部に配属された。工機部では、社内向けの設備を設計製作。その工機部で、約30年間働いたが、その途中で1年間は、熱工機部を立ち上げるミッションを受け、熱機器生産開発部に入り、熱工機部を立ち上げた。翌2014年、工機部に戻り、工機部長を拝命し、同年に安全衛生環境部長を経て、2017年に出向という形で富士プレスの常務執行役員となり、翌2018年7月に富士プレスの代表取締役社長に就任し、現在に至っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20 | 見聞記
2016年05月31日

【見聞記】立花エレテックは本社に高機能ロボットを展示、「ピザ」をつくり、「紙飛行機」を飛ばす

 立花エレテック<8159>(東1・100株)は、本社1階に自社製品のロボット展示ブースを開設した。ロボットたちは、異なる製品やサイズのピザに具を乗せる作業を正確に行い、双腕ロボットは紙飛行機を丁寧に折って飛ばすことができる。また、表面は金属ではなく、軟らかくとても触り心地がよい。「全社員の4分の1が技術者」というフレーズ通り、技術力の高さをうかがうことができる。

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 立花エレテックは、半導体とFAシステムが2大事業。FAシステムとは、工場などでの自動化を行うシステムのこと。2016年3月期決算では、FAシステム事業は820億4400万円(前年比18.4%増)と大きく伸びている。中期経営計画では、2021年3月に1000億円突破を目標にしている。ロボット単体だけではなく、システムとしてサービス提供できるのも強み。代理店契約も、従来の三菱電機に加えて川崎重工業とABB社とも締結した。

 ドローンやAIロボットなど、近年話題となっているロボット市場。経済産業省の調査結果では、国内のロボット市場は2020年は2.9兆円、2035年には9.7兆円規模になると予測されている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30 | 見聞記
2015年04月23日

【見聞記】物語コーポレーションの赤坂『熟成焼肉 肉源』、繁華街型店舗展開の旗艦店に、ワイン片手に焼肉

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 2015年4月17日にグランドオープンしたばかりの物語コーポレーション<3097>(東1・売買単位100株)の東京赤坂にある『熟成焼肉 肉源』を訪れた。

 人気スポットの赤坂とあって看板からオシャレ。2階にある店に入ると、壁にずらりと並んだ「ワイン」が迎えてくれる。ワインバーかと思ってしまうほど。多くのワインから気に入ったものを焼肉を食べながら980円でワイン飲み放題、ワイン好きにはたまらないものだ。

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 シックな雰囲気のフロアは約80坪、約100席、壁にはお洒落な絵も飾られこれまでの焼肉店とはまったく雰囲気が違う。もちろん、焼肉の煙もまったくない。

 「ラグジュアリーでリーズナブル」がコンセプトでアメリカンビーフの中でもプライム等級を使用している。出てくる焼肉はすべて厚みがあり食べ応え十分。なかでも、「赤身熟成」が店のイチオシという。デザートに出た焼き立てアップルパイは飲んで食べたあとには格別だった。

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 平日の6時だったが、30〜40代のビジネスマン中心に満席状態で開店からの出足は好調のようだ。

 同社は、「焼肉」、「ラーメン」、「お好み焼き」、「専門店事業」という4業種のレストランを全国に展開する。焼肉事業では、郊外型展開を中心に売上を伸ばし業界トップ企業の背中が見えるところまで成長している。今回の赤坂の新店舗は、今後、同社が力を入れる繁華街店舗の旗艦店となる店として期待の大きいものである。

 2020年に売上1000億円(2014年6月期約268億円)を目指す同社の牽引役として駅前都市型の『熟成焼肉 肉源』に大きい期待がかかっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:00 | 見聞記
2013年09月17日

【犬丸正寛の見聞記】寿スピリッツ・表参道の『グラッシェル』

【大人の女性のためのスイーツ&カフェ、表参道に7月オープン】

■アイスクリームで作ったリッチなデコレーションケーキの「アントルメグラッセ」と生グラッセを「店で作って店で売る」が大好評

 東京のお洒落な街、表参道にある寿スピリッツ<2222>(東2・売買単位100株)のアントルメグラッセと生グラスの店、『GLACIEL』(グラシェル)を訪問した。

グラッシエル

グラッシエル

 「アントルメグラッセ」とは、アイスクリームで作ったリッチなデコレーションケーキのこと、生グラッセとはフラン語でアイスクリームのことだそうである。

アイスクリームで作ったリッチなデコレーションケーキ

 表参道でも喧騒の原宿から離れた大人の雰囲気の閑静な住宅街に『グラッシエル』はある。店の向かいは某大手電鉄会社の会長宅ということだ。アイスクリームの国の山脈をイメージした白壁と大きなスノーインサマーという木が目印。外観からだけでもグラッシェルのターゲットである「価値の分かる大人の女性」を魅きつける雰囲気は十分だ。

 さらに、重厚なドアを押して店内に入ると、白い壁には絵などの飾りはいっさいなく、しかも、木質をベースとした内装で仕上がった空間が大人の雰囲気が一気に包み込む。

グラッシエル

 店舗はオフィスと工房も持った3階建て。1階はアントルメグラッセ、生グラス、洋菓子、生菓子などの物販スペースと、ガラス越しに実際にこれらを作っている工房を見ることができる。2階は、「サロン・ド・テ」という名のカフェがあり、作りたてのアントルメグラッセなどをコーヒーなどと一緒に楽しめる。いただくと、アイスでありケーキで、しかも3層から成った味が楽しめる。男性でもホーッと思うから、女性ならたまらない味だろう。

 洋菓子・和菓子を手がける寿スピリッツは、地域での有人店舗によるブランド力確立と、そのブランドをバックとしてネット通販により全国展開する。最高益更新の根底には、『熱狂的ファンづくり』にもっとも力を入れた経営により消費者に高い支持を得ていることがある。まさに、表参堂の店舗はその極地ともいえる。

 同社飛躍の牽引となった北海道小樽の洋菓子店舗『ルタオ』とはコンセプトは異なる。たとえば、ルタオの平均売上単価が推定1500円に対し表参堂グラッシェルは同3000円とみられることにも現れている。

 「新しいブランド」、「新しい商品」、「新しい店舗」を掲げて『ニューコンセプトメーカー』を目指す同社が形にしたのが『グラッシェル』と位置づけることができる。

 「店で作って店で売る」というコンセプトが受けて7月のオープン当時は数時間待ちだったという。現在も平日でも満席の繁忙が続いている。店舗への投資は約3億円で工房を持つことから従業員は総勢24名体制。通販も含めた月間売上目標の4000万円達成は早そうだ。

 今後、「店で作って店で売る」という表参道型の店舗を東京・丸の内、大阪・梅田、福岡・博多に予定しているようだ。

>>寿スピリッツのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:39 | 見聞記