[どう見るこの相場]の記事一覧
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記事一覧 (02/14)【どう見るこの相場】「天井三日、底三日」のニューノーマル対応は業績再増額の超割安市況産業株で待ち伏せ
記事一覧 (02/07)【どう見るこの相場】文化財的な相場アノマリーを試してインフレヘッジ株と売られ過ぎハイテク株の二本建てに活路
記事一覧 (01/31)【どう見るこの相場】ボトムとピークは「まだ」か「もう」か?せめてオミクロン型関連株にフォーカス
記事一覧 (01/24)【どう見るこの相場】『一年の計』のゲームチェンジなら「歌会始め」のお題関連の住友グループ株に着目
記事一覧 (01/17)【どう見るこの相場】東証第2部市場はバリュー株の宝庫!?2カ月半の時間限定で「昭和」惜別投資も一考余地
記事一覧 (01/11)【どう見るこの相場】バリュー株ローテーションは倉庫株、放送株に一時的に緊急避難して一巡目を形成
記事一覧 (12/27)【どう見るこの相場】新年早々のイベント・ドリブンの3セクター株はリスク上回るリターンを期待
記事一覧 (12/20)【どう見るこの相場】2勝1敗の金価格関連株はインフレ抑制策にまさかまさかの対抗相場も
記事一覧 (12/13)【どう見るこの相場】資産防衛の「指し投」へ転身ならインフレ耐性の高配当銘柄が有力候補
記事一覧 (12/06)【どう見るこの相場】「オミクロン型」を北京オリンピックにリンクすると資源株に仕切り直し筋書き
記事一覧 (11/29)【どう見るこの相場】「掉尾の一振」株は変異ウイルス関連株?逆なら「越年」作戦は業績上方修正プラス1の金融株が候補
記事一覧 (11/22)【どう見るこの相場】いよいよ師走相場、「掉尾の一振」候補にAI関連株プラスαが浮上
記事一覧 (11/15)【どう見るこの相場】「インフレはモノ」のセオリー通りに割安市況関連株に代替換物投資
記事一覧 (11/08)【どう見るこの相場】業績上方修正&増配のバリュー株に「分配と株高の好循環」を期待
記事一覧 (11/01)【どう見るこの相場】衆議院選挙の自民党の勝ち方は信玄公流の「五分勝ち」か?それとも「六分勝ち」「8分勝ち」なのか?
記事一覧 (10/25)【どう見るこの相場】東証の市場再編の「メークドラマ」は不適合の割安銘柄こそアタック余地
記事一覧 (10/18)【どう見るこの相場】次のインフレ・財政再建ステージに備えるなら「3R」関連株の株価耐性にアプローチ
記事一覧 (10/11)【どう見るこの相場】「取得倍増計画」の歴史は繰り返すのか?自分流の新「三種の神器」探しで検証実験投資も一興
記事一覧 (10/04)【どう見るこの相場】再生エネ株の「河野ロス」をリカバーしてLNG関連株が「つなぎ」役に再浮上余地
記事一覧 (09/27)【どう見るこの相場】コーポレート・イベント株はご祝儀相場に株高持続可能性
2022年02月14日

【どう見るこの相場】「天井三日、底三日」のニューノーマル対応は業績再増額の超割安市況産業株で待ち伏せ

■昨今のマーケットは、ニューノーマル(新しい常態)

 ベテラン投資家なら、一度や二度は相場格言の「天井三日、底百日」の痛い洗礼を受けているはずだ。高値で飛び付き買いをしてしまったと悔みはしたものの、損切りの踏ん切りがつかず現引きさせられて泣く泣く塩漬けの銘柄を長く抱えた経験である。バブル経済崩壊後の「失われた三十年」では、「底百日」どころか「底三十年」の苦行を強いられ、これがトラウマとなって今もって開けっ広げの強気にはなり切れない懐疑派も、少なくないと推測している。

 ところが昨今のマーケットは、ニューノーマル(新しい常態)のようである。相場格言で表せばかつての「天井三日、底百日」が「天井三日、底三日」に変わったようにみえる。「天井三日」はそのままだが、高値でハシゴを外されても慌てる必要がなく、底練りもわずか三日ほどで終わって「底三日」としてリバウンドしてくれる。それほどマーケットの値動きが、日替わりで上に下へと大きくブレるからである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:23 | どう見るこの相場
2022年02月07日

【どう見るこの相場】文化財的な相場アノマリーを試してインフレヘッジ株と売られ過ぎハイテク株の二本建てに活路

 およそ半世紀は経とうというかつての兜町の相場アノマリーが、只今現在の世界のマーケットで通用するわけはない。「公定歩合」アノマリーである。日本銀行の金融政策が、公定歩合の一本足打法だった時代のアノマリーで、景気が過熱し貿易収支も赤字化すると日銀は、何度か公定歩合を引き上げ物価上昇を抑え込み景気の沈静化を図った。好況下では当然、株価も高騰していたが、普通は政策発動には敬意を表する証券マンたちは、「引き上げは2回目までは大丈夫」、「肉は腐る前が一番おいしい」と頷き合って、「みんなで買えば怖くない」とばかり上値買い乗せを敢行したものである。

 そんな古色蒼然とした文化財的なアノマリーが通用しないのは当然で、敢えて持ち出すのさえためらわれる。しかしである。前週末4日の米国市場を遥か太平洋のこちらからみていると、その通用しないはずの兜町のアノマリーを試しているようでタイムススリップされたような既視感を覚える。4日朝方に発表された今年1月の米国の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が46万7000人増となり、平均時給の上昇も市場予想を上回り、FRB(米連邦準備制度理事会)の早期金融引き締め策を警戒し、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は一時300ドル超も続落した。ところが午後には、アマゾンの好決算と会費値上げを手掛かりにナスダック市場の高PERのグロース株買いが強まると、200ドル超高と切り返し、大引けは21ドル安の小幅続落となり、日中値幅は、またも500ドル超にも達した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | どう見るこの相場
2022年01月31日

【どう見るこの相場】ボトムとピークは「まだ」か「もう」か?せめてオミクロン型関連株にフォーカス

 ボトムアウトもピークアウトも2月上旬だという観測がしきりであった。日経平均株価の足元の急落相場の底入れと、全国の1日当たりの新規感染者が過去最高の8万人超と爆発した新型コロナウイルス感染症の「第6波」の収束とである。「あった」と記したのは、相場の方は「節分底」、コロナ禍は「節分天井」となるかどうか、前週末28日現在でなお揺れ動いているからだ。

 相場のボトムアウト説は、FRB(米連邦準備制度理事会)が進めマネーの変調要因となっている金融政策の正常化が株価に織り込み済みとして、1月25日、26日と開催したFOMC(公開市場委員会)でアク抜けとなるとともに、日経平均株価の1年1カ月ぶりの安値水準2万7000円台は下値信頼性が強いとするのを大方の論拠としていたようだ。一方、コロナ禍のピークアウト説は、感染力の強い新変異ウイルス「オミクロン型」では早期に集団免疫を獲得し、それ以上の感染拡大はないと南アフリカや英国、国内の沖縄県のケースを持ち出して専門家の一部が主張していた。ロックダウン中に誕生日パーティを開いて辞任要求の強まっている英国のジョンソン首相に至っては、新型コロナ感染症はインフルエンザと同じとしてマスク着用規制を解除した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | どう見るこの相場
2022年01月24日

【どう見るこの相場】『一年の計』のゲームチェンジなら「歌会始め」のお題関連の住友グループ株に着目

 「寅年」だから『前門の虎、後門も狼』なのだろうか?虎のカゲには弱気相場の象徴の熊(ベア)まで見え隠れして、一難去って一難どころか二難、三難の逆運と不安心理が募る。『前門の虎』は、もちろん今週25日から26日に開催されるFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公開市場委員会)だが、このほかウクライナを巡る地政学リスク、資源価格の高騰、「オミクロン型」の感染爆発などと続き、この新型コロナウイルス感染症の国内の新規感染者数が「第5波」を上回る過去最悪の「第6波」が進行中だ。

 話が違うのである。2022年新年相場は、大方の予想では新春高から日経平均株価の高値予想は3万2000円、主役銘柄は半導体関連株、カーボン・ニュートラル銘柄とする楽観シナリオが大半だったが、その相場予想は、1カ月の経たないうちに消失の危機にあるためだは。またFRBがインフレ退治向け金融政策の正常化を急ぐことから、これまでの金融相場、需給相場から業績相場に方向転換するとされたが、米国市場では金融大手のゴールドマン・サックスが12年ぶりに過去最高を更新する2021年12月期決算を発表したにもかかわらず、株価が急落したことも先行きを不透明化させた。前週末21日の米国市場では、ダウ工業株30種平均は450ドル安と6日続落しトレンドが壊れたとも観測されただけに、きょう週明けの東京市場も、先行調整したとはいうものの相当のギャップダウンを覚悟しておく必要がありそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | どう見るこの相場
2022年01月17日

【どう見るこの相場】東証第2部市場はバリュー株の宝庫!?2カ月半の時間限定で「昭和」惜別投資も一考余地

 今週も週明けは、グロース株(成長株)とバリュー株(割安株)のいずれを買うのが正解か悩ましい。先達の米国市場では、前週末14日にこのカギを握る長期金利がピークアウトしたと観測もされたが、その肝心の米国市場は、週明け17日はキング牧師の誕生日で休場となるからだ。仮に東京市場が独自判断でグロース株かバリュー株か買ったとして、休場明けの米国市場次第では、背中から水を浴びせられ、またまたハシゴを外される日替わりメニューとなる恐れもある。

 それでもバリュー株派を自任する投資家に注目してもらいたいのは、東証2部銘柄である。東証第2部市場は、「通過市場」とも「中二階市場」ともいわれ続けてきた。東証第1部市場と新興市場との間に隠れて、上場銘柄数でも時価総額でも売買代金でも差をつけられている。新規株式公開(IPO)でも、新興市場のIPO株はIT関連株、バイオ関連株などが多く初値倍率が2倍、3倍などにも達するのに対して、東証2部へのIPO株は、内需系やローテク系が大半で、有配銘柄にもかかわらず初値倍率はごく控え目で華やかさに欠けた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:31 | どう見るこの相場
2022年01月11日

【どう見るこの相場】バリュー株ローテーションは倉庫株、放送株に一時的に緊急避難して一巡目を形成

 ロケット打ち上げの雲行きが、何だか怪しくなってきた。新年相場は、いきなり大発会で日経平均株価が、510円高と急反発して昨年11月25日以来の高値水準に躍り出るロケット・スタートとなり、大方の今年の高値予想の3万2000円を松の内にもクリアするような勢いであった。ところが、6日には844円安と急反落し、下げ幅は昨年6月21日以来の大きさとなり、3連休前の7日も、一時は325円と急反発したのに引けてみれば9円安と値動きが荒く不完全燃焼気味である。ロケットの角度が、なお上向きか、それとも下に向いたのか判断がつき兼ねる。

 続く米国市場でも、雇用市場の引き締まりから長期金利が一時、1.80%と2年ぶりの高水準となったことで続落した。同市場では、「サンタクロース・ラリー」が続いて年明け4日にダウ工業株30種平均(NYダウ)が史上最高値を更新したものの、5日には392ドル安と急落し、東京市場の3連休最終日の前日10日も、長期金利が高値水準でもみ合いとなってナスダック総合株価指数は小反発したものの、NYダウは162ドル安と4日続落した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:26 | どう見るこの相場
2021年12月27日

【どう見るこの相場】新年早々のイベント・ドリブンの3セクター株はリスク上回るリターンを期待

 市場を出し抜く株式投資は、そうそう簡単ではない。投資家心理に付き物の早合点や読み違い、焦り、嫉み、驕り、諦め、不安、過度の期待、過度の悲観などが躓きの石となって、パフォーマンスに大きな違いが生じることになる。最悪の場合は、相場都都逸が自虐風に嘆くような「売れば二上がり、買や三下がり、切ってしまえば本調子」となることも跡を絶たない。

 足元の師走相場も、12月中旬以降はこの綱引きが激しい。FRB(米連邦準備制度理事会)が、15日にインフレ抑制策を決定したが、株価は、高安はもちろん、中心銘柄もグロース株とバリュー株とが日替わりメニューで変わり、長期金利、為替相場もチグハグに動き不安定化している。英国、欧州、米国で新規感染者が急増中の新型コロナウイルスの「オミクロン型」にしても、パンデミック(世界的な大流行)を起こした「デルタ株」より数十倍感染力が強いとする情報と、重症化リスクはそれほど高くないとの情報とが飛び交いそのたびに株価は上へ下へと一喜一憂した。腰の据わった中長期投資家よりも短期投資家の先物取引を絡めた仕掛け的な売買が軸となっているから、値動きもまるで高速エレベータである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:56 | どう見るこの相場
2021年12月20日

【どう見るこの相場】2勝1敗の金価格関連株はインフレ抑制策にまさかまさかの対抗相場も

 「ソフトランディング(軟着陸)」か「ハードランディング(失速)」か?FRB(米連邦準備制度理事会)が、12月15日のFOMC(公開市場委員会)で決定したインフレ抑制策の着地点が、株高か株安かなかなか見通せない。テーパリング(量的緩和策の縮小)を加速させ、2022年の政策金利引き上げを前倒しし回数も2回から3回に増加させることを示唆したのに、マーケットの反応がマチマチなのである。

 基本的にはFRBのタカ派政策は、これに英イングランド銀行の利上げ、欧州中央銀行(ECB)の来年3月末の新規資産購入の打ち切り決定も重なってマーケットに流入する資金を細らせ金融リスク商品にはマイナスとなるはずである。ところが15日から前週末17日までの3日間の米国市場では、株価は、値上がり1日、値下がり2日の1勝2敗、米10年債国債利回りは1勝2敗、金先物価格は2勝1敗と意外と健闘しているようにみえる。

 17日のニューヨーク工業株30種平均は、532ドル安と大幅続落したが、この日は東京市場のSQ(特別清算指数)算出と同様の「クアドルプル・ウィッチング」に当たり持ち高調整目的の売りなどの需給要因も交錯しており、これを割り引く必要性も指摘されている。10年物国債利回りも、新型コロナウイルスの新変異種「オミクロン型」の世界的な感染拡大も意識されて安全資産として買われこともあり、0.009%低下の1.406%と続落しFOMC前の14日の1.445%を下回った。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | どう見るこの相場
2021年12月13日

【どう見るこの相場】資産防衛の「指し投」へ転身ならインフレ耐性の高配当銘柄が有力候補

 将棋世界では、最近「観る将」と呼ばれる将棋フアンが急増中という。従来の将棋ファンは、実際に将棋盤を挟んで将棋を指す「指し将」が大半であった。これに対して「観る将」は、ライブ中継される将棋のタイトル戦などの観戦専門のファンで、対局中の棋士に供される食事やおやつなどにもことのほかに興味を示すらしい。もちろん最年少四冠となった藤井聡太四冠という若きス−パースターが誕生したことも、これに拍車を掛けている。

 証券業界でも、この将棋世界ではないが、「観る投」が急増中なのではないか?投資家といえば、全員がリスクを取って一攫千金を夢見る投資家ばかりのはずだ。「指し投」である。ところが今年11月、12月の波乱相場下では、米国市場への写真相場が強まってグロース株とバリュー株が日替わりメニューで乱高下し、決算発表一巡後は、国内独自材料も乏しくなり、しびれを切らして急動意銘柄に追随買いすると、先着順に遅れ高値でハシゴを外されるなどリスクは大きく、やむなく指をくわえて株価をウオッチするだけ「観る投」に追い込まれていると想像されるのである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30 | どう見るこの相場
2021年12月06日

【どう見るこの相場】「オミクロン型」を北京オリンピックにリンクすると資源株に仕切り直し筋書き

 今週の当コラムは、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン型」と来年2月に開催予定の中国の北京冬季オリンピックをテーマとすることとした。いずれも問題含みでリンクしている側面があるからだ。「オミクロン型」は、WHO(世界保健機関)が今年11月26日に最も警戒レベルの高い「懸念される変異株」に指定しそう名付けたが、その命名が一部物議を醸している。

 WHOは、いままで感染が確認された変異株にはギリシャ文字のアルファベット順に名前を付けてきており、コロンビアで確認された12番目の「ミュー」の次は、13番目の「ニュー」か14番目の「クサイ」の順番となるはずだった。ところが2つとも飛ばして15番目の「オミクロン」に決定した。とくに「クサイ」は、英語表記をすると中国の習近平国家主席の「習」と同じとなるために飛ばしたと受け取られ、WHOが、最大の資金拠出国の中国に忖度したのではないかと疑われている。

 WHOの中国への忖度は、これが初めてではない。あの2019年12月に中国の湖北省・武漢市で原因不明の肺炎患者が発生したと伝えられた時も同様であった。翌年1月9日にWHOに感染が報告されたのに、WHOが、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したのは、やっと1月30日に開催された緊急委員会でであった。その1週間前の23日、24日の緊急委員会でもチャンスがあったのに「時期尚早」として宣言は見送られた。今回の「オミクロン型」の命名が、南ア政府の感染報告からわずか2日後だったのとはエラい違いである。この立ち遅れ・後手対応が、その後のパンデミック(世界的な大流行)を招いた原因とされているだけに、これが本当に忖度だったのか、それとも圧力があったのか、譲歩だったのか明らにすることを求め、WHO自身の責任を問う声は、いまだに消えない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:56 | どう見るこの相場
2021年11月29日

【どう見るこの相場】「掉尾の一振」株は変異ウイルス関連株?逆なら「越年」作戦は業績上方修正プラス1の金融株が候補

 師走相場のキャッチコピーは、まず「掉尾の一振」で、次いで「株券を枕に越年」となる。「掉尾の一振」では、餅つき相場での餅代・ミルク代稼ぎの一発勝負に賭け、押し詰まると今度は「株券を枕に越年」として目を新年相場に絞って強気の買い持ち株に期待を膨らませる。時として「掉尾の一振」の目論見が、「掉尾の三振」と空砲に終わり、「株券を枕に越年」が、「引かれ玉を枕に越年」と事志と異なり枕の下が気になって飛んでもない初夢を見ることも起こる。

 足元の2021年師走相場も、「掉尾の一振」か「掉尾の三振」かははなはだ微妙である。というのも、前週末26日に南アフリカで確認された新型コロナウイルス感染症の新たな変異ウイルス「オミクロン型」を警戒して世界同時株安となったからだ。ワクチン効果が低下すると伝えられ、日経平均株価は、747円安と急落してフシ目の2万9000円を割った。

 その後オープンした前週末の欧州市場、米国市場でも連鎖安は止まらず、とくに米国市場では、ダウ工業株30種平均(NYダウ)が、905ドル安と急続落して今年最大の下落幅となった。原油価格も、早くも欧米各国が取った渡航制限措置による原油需給の緩和懸念で1バーレル=68ドルと続落し、長期金利も、安全資産の債券買いで1.47%へ急低下した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51 | どう見るこの相場
2021年11月22日

【どう見るこの相場】いよいよ師走相場、「掉尾の一振」候補にAI関連株プラスαが浮上

 2021年も残り1カ月余、「行く年来る年」である。来し方2021年を振り返り、来る2022年に思いを馳せる時節となる。2021年は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者の「第3波」、「第4波」、「第5波」とサンザンに苦しまされた。そんなお先真っ暗な閉塞社会で、ワクワク感で社会を明るくしてくれた希望の星を上げるとしたら、東京オリンピックの新種目のスケードボードのメダリストたち、米国メジャーリグの大谷翔平選手、将棋の藤井聡太四冠に指を屈するだろう。

 このうち大谷翔平選手は、アメリカン・リーグのMVPに日本人として20年ぶりに満票で選出されたが、来年2022年こそリアル二刀流としてベーブルースの記録を更新する期待を持たせてくれる。藤井聡太四冠は、5年前に中学生のプロ棋士としてデビューした途端に29連勝して将棋界の連勝記録を更新したのを手始めに、次々と最年少記録を書き換え、将棋の八大タイトルのうち、その半数の四冠を勝ち取っている。名人位の奪取だけは、順位戦の関係で早くても2023年になるが、前週末19日に王将戦挑戦者決定リーグで5連勝して、渡辺明王将への挑戦権を獲得して来年1月から対局して今年度中の五冠にチャレンジ、来2022年には次々にタイトル防衛と奪取を重ね7冠に輝く可能性も指摘されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | どう見るこの相場
2021年11月15日

【どう見るこの相場】「インフレはモノ」のセオリー通りに割安市況関連株に代替換物投資

 「千載一遇のチャンス」などと示し合わせたわけではないだろう。しかし、前週末12日にピークを通過した決算発表では、資源価格や素材価格の上昇を要因に業績を上方修正した銘柄が相次いだ。業績の下方修正を余儀なくされた銘柄とは天国と地獄の差である。資源価格や素材価格は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な感染爆発)による供給制約やサプライチェーンの輸送障害問題、さらにカーボン・ニュートラルへの環境対応などを背景に上昇しており、まさかそこに悪乗りして「千載一遇のチャンス」とばかり便乗値上が刷り込まれ、業績を上方修正させたとは想定されないということである。

 これが、第1次石油危機が発生した1974年は、まったく様相が異なった。湾岸産油国が、第4次中東戦争の勃発とともに原油公示価格を相次いで値上げしたことに合わせて石油元売り各社が製品価格是正の好機、「千載一遇のチャンス」とばかりに値上げを指示し、各社の社長が、国会に招致され責任を追及されるなどの吊るし上げに遭った。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:32 | どう見るこの相場
2021年11月08日

【どう見るこの相場】業績上方修正&増配のバリュー株に「分配と株高の好循環」を期待

 10月31日投開票の衆議院選挙の争点の一つは、「分配と成長の好循環」論議であった。与党自民党は、「成長なければ分配なし」と主張し、野党立憲民主党は、「分配なければ成長なし」と反論した。株式市場の最大関心事の金融所得への課税強化については、岸田文雄首相が、総裁選挙の公約としていたが、「岸田ショック」に接して早々に引っ込めた。対して立憲民主党では、一部幹部がNISA(少額投資非課税制度)に課税すると勇み足発言をし、釈明に追われる一幕もあった。選挙結果は、自民党が、公示前より議席数を減らしたものの、単独で絶対安定多数の議席を獲得し、大手メディア各社の事前の劣勢観測報道をひっくり返した。

 この「分配と成長」論議は、やや形を変えて前週末の5日の株式市場でも、「分配と株価の循環」として市場参加者に意識されたフシがある。折からの決算発表に際して、業績を上方修正し増配に踏み切り、株主への「分配」を積極化した銘柄が相次いだが、これを株高材料とするか株安材料とするか銘柄個々で分かれたからだ。「分配と株高の好循環」なのか「分配と株安の悪循環」なのか判断を難しくさせた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:52 | どう見るこの相場
2021年11月01日

【どう見るこの相場】衆議院選挙の自民党の勝ち方は信玄公流の「五分勝ち」か?それとも「六分勝ち」「8分勝ち」なのか?

■「十分勝ち」の海運株をフォローする舶用エンジン株など周辺銘柄に「五分勝ち」方程式

 泉下の武田信玄公も、ホッとされておられるのではないだろうか?昨31日に投開票された衆議院議員選挙のことである。自民党は、絶対安定多数を獲得したものの、現職の甘利明幹事長が落選するなど公示前より議席数を減らした。信玄公は、「戦に勝つということは五分を上」と戒めている。衆議院選挙の自民党の勝ち方が、信玄公流の「五分勝ち」なのか、それとも「六分勝ち」なのか「8分勝ち」なのか判断の分かれるところだろう。しかしこれが「十分勝ち」の完勝とされると、信玄公はむしろ敵を侮り驕りが生じるばかりで、「十分は下」としているだけに、それこそ「一強政治」の再現にもなり兼ねない。今後のマーケットの反応が注目される。

 信玄公の遺訓を兜町流に解釈すれば、「十分勝ち」は、勝った取ったと有頂天になって、ユーフォリオ(熱狂的陶酔感)状態のなかリターンの最大化一筋でリスクが最大化する紙一重の陥穽が待ち構えていることを教えてくれる。対して「五分勝ち」は、いわゆる相場格言でいう「天井売らず底買わず」とデフェンシブで、高望みはせずミドルリスク・ミドルリターンにとどめる投資行動の正当性の道標ともなる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:09 | どう見るこの相場
2021年10月25日

【どう見るこの相場】東証の市場再編の「メークドラマ」は不適合の割安銘柄こそアタック余地

 「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人」とは、かつてのベテラン党人政治家の至言で、いまだに広く言い伝えられている。衆議院議員選挙も、10月31日の投開票日を1週間後に控え、各立候補者が、襟に金バッチをつけられるかただの人に終わるかデッドヒートの真っ最中である。望むらくは、9月相場、10月相場と続いた「政治月間」のラストでまたまたの一波乱は願い下げでスンナリとイベントを通過して、11月相場が、折からの四半期決算発表の本格化と軌を一つにして米国市場追随の「業績月間」に移行してくれることを祈るばかりである。

 上場会社も、いままさに投資適格会社か不適格会社かを選別する終盤戦に差し掛かっているといっても過言ではない。来年4月適用の東証の市場区分再編に向け、この12月までに各上場会社が上場市場を選択して上場申請をしなければならないからである。同再編は、現在の東証1部・2部市場、ジャスダック(JQ)市場、マザーズ(東マ)市場の4市場をプレミアム(P)市場、スタンダード(S)市場、グロース(G)市場の3市場にクラス分け、ランク付けするものだ。最上位市場はP市場で、あたかも襟に金バッチのように「P市場銘柄に非らずば上場会社に非ず」との共通認識も強まっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51 | どう見るこの相場
2021年10月18日

【どう見るこの相場】次のインフレ・財政再建ステージに備えるなら「3R」関連株の株価耐性にアプローチ

 「船成金」の次は「鉱山成金」の出番となるはずだ。当コラムの今年3月29日付けと5月10日付けでお伝えした「遠い戦争」シナリオ通りに推移するとすればである。1914年(大正3年)に勃発した欧州大陸を戦場とした第一次世界大戦は、非交戦国の遠い日本に「漁夫の利」の大戦景気をもたらし大正バブルが発生し、一山当てた船主らが大宴会を張り、豪邸を建てた逸話が伝えられている。海運会社や非鉄や石炭の山持ち会社は戦争特需に沸き、海運会社のなかには、世界的な船舶不足で運賃が高騰し11割配当を実施した会社まで出たと業界史が教えている。

 この大正バブルは、コメの価格を急騰させて米騒動を惹起して買い占めのフェイクニュースが出た総合商社トップの鈴木商店の本店焼き打ち事件にまで発展するとともに、当時の金本位制下での金輸出解禁(金解禁)により緊縮財政へ政策転換され、行き着いた先は、米国で発生した「世界恐慌」に巻き込まれて陥った「昭和恐慌」であった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:16 | どう見るこの相場
2021年10月11日

【どう見るこの相場】「取得倍増計画」の歴史は繰り返すのか?自分流の新「三種の神器」探しで検証実験投資も一興

■「歴史は繰り返す」のか「歴史は繰り返さない」のか?

 「歴史は繰り返す」のか「歴史は繰り返さない」のか、はなはだ興味深い。今年10月4日に誕生した岸田文雄新内閣と1960年に発足した池田勇人内閣との関係性についてである。今回の安倍・菅内閣から岸田内閣への首相交代は、あの「安保反対」のデモが幾重にも国会議事堂を取り巻いた安保騒動直後に退陣した岸伸介内閣に変わって池田勇人内閣が発足した首相交代といくつかの類似点があるからだ。岸田新内閣の今後が、池田内閣のその後と軌を一つにするのか、まるで歴史の実証実験に立ち会わされているような感覚さえする。

 まずこの2つの首相交代の類似点は、属人的なものである。岸伸介氏は、安倍晋三元首相の祖父に当たる。対して岸田首相が領袖となっている岸田派は、池田勇人氏が率いていた保守本流といわれる宏池会を源流としている。政治姿勢も類似点がある。岸首相は、安保反対のデモを鎮圧するために自衛隊の治安出動も検討したといわれるが、池田首相は、「寛容と忍耐」をスローガンとした。同様に安倍元首相は、官邸主導の強権政治、忖度政治を推し進めたが、岸田首相は、「人の話を聞く、説明する」政治を目指しており、実現できるかどうかは未知数ながらも対照的である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:51 | どう見るこの相場
2021年10月04日

【どう見るこの相場】再生エネ株の「河野ロス」をリカバーしてLNG関連株が「つなぎ」役に再浮上余地

 自民党の岸田文雄新総裁へのご祝儀相場は失速のままか?再生エネルギー関連株の株価大崩れに歯止めが掛かるのか?……前週27日付けの当コラムで期待したご祝儀相場の雲行きが怪しい。それもこれも、自民党の総裁選挙の一回目の国会議員投票で、本命視された河野太郎候補の獲得票が第3位と水を開けられ、決戦投票でも票が伸びず完敗したことにある。再生エネ株は、河野候補がエネルギー政策の目玉と位置付け肩入れしただけにこの「河野ロス」が響いた。その後の党役員人事も、派閥バランス重視の旧来型と不評で、株価下押し材料として懸念された。

 しかし岸田総裁自身、自らの特技は「人の話をよく聞くこと」と自負するのだから、「市場の声」にも耳を傾けてくれるかもしれず、マーケットを意識したトップ発言でもあればご祝儀ムードに一変するかもしれない。「河野ロス」で反落の再生エネルギー関連株も、菅首相の総裁選不出馬表明と河野候補の立候補表明以来、6割高と大駆けし往って来いとなっているだけに、セオリー通りここで値固めする間に「つなぎ」のエネルギー関連株に代打役をまかせエネルギーを貯め込めば出直りが期待できる。

 その「つなぎ」役の有力候補セクターとして浮上すると注目したいのが、LNG(液化天然ガス)関連株である。LNG関連株については、当コラムでは昨年2020年7月13日付けで取り上げた。当時は、米国の著名投資家のウオーレン・バフェットが、米電力大手の天然ガス輸送・貯蔵事業を約1兆円で買収することに合意したことをカタリスト(材料)とした。今回、再びLNG関連株に注目するのは、「河野ロス」の影響が限定的である上に、カタリストが、当時よりさらにワールド・ワイドでスケールもより大きいとみられるからだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33 | どう見るこの相場
2021年09月27日

【どう見るこの相場】コーポレート・イベント株はご祝儀相場に株高持続可能性

 2021年度相場も折り返し、29日の月替わり商いから10月相場入りとなる。かつてこの10月相場は、新営業年度入りとして証券会社が揃って全支店に大号令を発し、「皆で買えば怖くない」とお神輿を担ぐご祝儀相場が始まったものである。さすがにこの往時の悪名高い営業推奨方式は、バブル崩壊とともに襟を正した証券業界から姿を消し、旗振り役に役不足が続いている。それでも、今年10月1日は、いくつかのケースでご祝儀相場がありそうで、このご祝儀相場に持続可能性があるかどうか試してみる価値はありそうだ。

 足元のご祝儀相場で最大と予想されるケースは、何といっても9月29日に選ばれる自民党の新総裁、10月4日にも発足する菅後継内閣への歓迎相場だろう。9月3日の菅義偉首相の自民党総裁選挙への不出馬表明以来、大挙して日本株買いを敢行した海外投資家は、河野太郎行政改改革担当大臣乗りでお神輿を担いだといわれていただけに、混戦模様との観測報道が続くなか、この筋書き通りに総裁選挙が運べば全面高展開が期待される。また再延長された東京都などに再発出されていた4回目の緊急事態宣言が、再期限通りに9月30日に目出度く解除となれば、経済活動の正常化期待を高めて、アフター・コロナ株を中心にご祝儀相場が想定される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | どう見るこの相場