[どう見るこの株]の記事一覧
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記事一覧 (04/02)【どう見るこの株】NANKAIは年初来高値に肉薄、社名変更の「ご祝儀相場」に信用好需給がオン
記事一覧 (04/01)【どう見るこの株】リファインバースは急反落も中東情勢は依然として不透明で新資源再生事業手掛かりに突っ込み買いも一策
記事一覧 (03/18)【どう見るこの株】オンコリスバイオファーマ、「OBP−301」承認期待で押し目買い余地
記事一覧 (03/10)【どう見るこの株】フーバーブレイン、初配当15円導入、セキュリティ製品成長で業績拡大
記事一覧 (03/06)【どう見るこの株】日神グループホールディングス、今期業績を再上方修正、建設事業の高採算受注で利益拡大
記事一覧 (03/05)【どう見るこの株】プリモグローバルHD、1Qは過去最高益の大幅増収増益、客単価上昇と海外好調で成長加速
記事一覧 (02/18)【どう見るこの株】コ―ユーレンティア、増収計画下で連続増配継続、株主還元姿勢を鮮明
記事一覧 (02/17)【どう見るこの株】アミタホールディングス、半導体産業回復で2ケタ増益転換へ
記事一覧 (02/13)【どう見るこの株】三洋化成、純利益3.3倍増益で9期ぶり最高益、半導体材料好調が寄与
記事一覧 (02/12)【どう見るこの株】ZACROS、業績上方修正で連続増益拡大、環境・情報電子が寄与
記事一覧 (02/06)【どう見るこの株】セリア、3度目の業績上方修正と増配で株価4000円台回復
記事一覧 (02/05)【どう見るこの株】ベイシス、2Q決算発表を前に下期利益増加特性確認を先取り
記事一覧 (02/04)【どう見るこの株】Photosynth、3Q好決算で上振れ期待再燃
記事一覧 (02/03)【どう見るこの株】アクリート、業績・配当期待で上昇基調、中期計画通りの成長を視野
記事一覧 (01/27)【どう見るこの株】フーディソン、通期増収増益見通し、季節性3Qと事業環境改善が追い風
記事一覧 (01/23)【どう見るこの株】セキュア、無人店舗モデル開発で成長シナリオ再評価
記事一覧 (01/22)【どう見るこの株】クラダシ、資本業務提携と新事業進展で底値離脱、上昇トレンド転換示唆
記事一覧 (01/21)【どう見るこの株】ブルーイノベーション、ドローン国産化政策を追い風に成長期待
記事一覧 (01/20)【どう見るこの株】エルテス、ミニゴールデンクロス示現で上昇トレンド転換へ、DX事業売却で成長加速期待
記事一覧 (01/16)【どう見るこの株】マテリアルグループは昨年来高値更新、1Q好業績に自己株式取得と連続増配とが相乗効果
2026年04月02日

【どう見るこの株】NANKAIは年初来高値に肉薄、社名変更の「ご祝儀相場」に信用好需給がオン

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 NANKAI<9044>(東証プライム)は、前日1日に93円高の3161円と高値引けで3営業ぶりに急反発し、今年3月27日につけ年初来高値3173円に肉薄した。同社株は、この1日に社名(商号)を「南海電気鉄道」から現社名の「NANKAI」に変更しており、この「ご祝儀相場」に加え、集計作業に入った前2026年3月期業績で、期中に2回上方修正され営業利益が、中期経営計画の最終年度の2028年3月期の目標業績を3期前倒しで達成する可能性も見直され割安内需株買いが再燃した。株式需給的にも、足元の高値追いとともに信用買い残が減少し信用売り残が急増して信用倍率が大きく売り長となる好取組となっており、サポート材料視されている。

■2回上方修正された前期営業利益は中計目標業績を15億円上回る

 同社の前2026年3月期業績は、昨年7月、11月と2回上方修正され売り上げ2714億円(前々期比4.7%増)、営業利益385億円(同11.0%増)、経常利益359億円(同0.8%増)、純利益226億円(同0.2%増)と見込まれている。2025年4月から10月13日までを会期に開催された大阪・関万国博覧会の効果で鉄道事業の輸送人員が好調に推移し、ホテル事業でもインバウンド需要が旺盛で稼働率が好調に推移し、前々期に子会社化したバス会社、観光会社がフル寄与したことなどが要因となった。業績上方修正とともに配当も年間50円(前々期実績40円)に増配するとともに、自己株式取得・消却の株主還元策を実施した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | どう見るこの株
2026年04月01日

【どう見るこの株】リファインバースは急反落も中東情勢は依然として不透明で新資源再生事業手掛かりに突っ込み買いも一策

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 リファインバースグループ<7375>(東証グロース)は、前日31日に179円安の1200円と急反落して引け、東証グロース市場の値下がり率ランキングの第4位と売られた。同社株は、米国とイスラエルのイラン攻撃、イランの報復攻撃により原油と石油化学の出発原料であるナフサの供給不安が強まってナフサ価格が急騰するなか、今年2月27日に発表した新資源再生事業が、新たなリサイクル原料の提供として寄与すると逆行高し、今年3月27日に年初来高値1568円まで買い進まれた。ただ前日は取引時間中にトランプ大統領が、ホルムズ海峡が閉鎖されたままでもイランへの軍事作戦を終結させる用意があると側近に伝えたと報道されて原油先物(WTI)価格が下落したことから同社株にも目先の利益を確定する売り物が優勢となった。しかし中東情勢は依然として先行き不透明であり、この急落場面は、突っ込み買いも一策となる可能性も捨てられない。同社の今2026年6月期の純利益が、4期ぶりに過去最高更新と予想されていることも、意識される展開も想定されよう。

■2026年7月に事業を開始し2028年6月期には売り上げ10億円

 同社は、マテリアルリサイクル企業として使用済みタイルカーペットから再生塩化ビニルコンパウンド「リファインパウダー」や漁網、自動車のエアバックから再生ナイロン樹脂「リアミド」を再資源化する素材ビジネスを展開しているが、新事業としてポリオレフィンリサイクル事業に進出する。同事業は、梱包資材などに多く使われているポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂廃棄物を選別し異物を除去し組成検査をしたうえでマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル向けの原料として製造販売するもので、千葉県富津市のリファインバースイノベーションセンター内に6億5000万円を投資して製造ラインを建設する。2026年7月から事業開始を予定し、2028年6月期には10億円の売り上げを計画している。中東情勢の緊迫化で日本の中東への輸入依存度が7割を超えるナフサは、供給途絶懸念から価格も急騰しており、同社の新事業のビジネスチャンスが大きく拡大することが期待されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:35 | どう見るこの株
2026年03月18日

【どう見るこの株】オンコリスバイオファーマ、「OBP−301」承認期待で押し目買い余地

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■研究開発進展で将来業績の変化期待高まる

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は、3月11日に昨年来高値3415円まで買い進まれていたが、日経平均株価が取引時間中の637円高から50円安へ転じて4営業日続落し、東証グロース市場指数も1.52%安と反落するなど市場全体が軟調となるなか、同社株には目先の利益確定売りが優勢となった。ただ同社は、新たながん治療薬となる腫瘍溶解ウイルス「OBP−301」の製造販売承認申請を昨年12月15日に行っており、原則として6カ月後に承認取得の判断が示されるとされることから、これを先取りする押し目買いの視点も意識される局面である。

 また、LINE−1逆転写酵素阻害剤「OBP−601」をライセンスアウトしているトランスポゾン社は3月5日、米国の医療先端研究計画局から最大2200万ドルの研究開発支援を受けた。これにより同剤の研究開発進展が期待され、同社のパイプライン評価につながる可能性がある。

■承認取得後は薬価決定や販売開始で業績寄与へ

 「OBP−301」は、がん細胞を破壊できるよう遺伝子改変された腫瘍溶解ウイルスで、がん細胞内で特異的に増殖して腫瘍を溶解する抗腫瘍活性を示す。嘔吐や脱毛、造血器障害などの重篤な副作用がないことから、がん患者のQOL向上も期待される。昨年11月には食道がんを対象疾患としてオーファン(希少医療用再生医療等製品)指定を受け、同12月15日に製造販売承認申請を行った。上市に向けて生産・梱包・輸送体制の整備を進めるとともに、富士フイルム富山化学と販売提携している。承認取得後は薬価収載による薬価決定、販売開始、出荷本数拡大、マイルストーン収入などが業績に寄与する見通しである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | どう見るこの株
2026年03月10日

【どう見るこの株】フーバーブレイン、初配当15円導入、セキュリティ製品成長で業績拡大

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■Q好決算が株価を支え3連騰

 フーバーブレイン<3927>(東証スタンダード)は、前日9日に39円高の964円と3営業日続伸して引け、今年2月10日につけた東証スタンダード(S)市場への市場区分変更後の高値990円へ肉薄した。同社は、今2026年3月期の配当を初めて実施予定でこの年間15円の初配当の権利取りが増勢となっており、今年2月6日のS市場変更や今期第3四半期(2025年4月〜12月期、3Q)の好決算がサポートした。テクニカル的にも市場変更による上値追いで25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、側面支援材料視されている。

■成長事業のセキュリティ製品の大幅続伸と高利益率が業績押し上げ

 同社は、2015年12月の新規株式公開以来、財務基盤強化のために内部留保を確保することを優先して配当を実施してこなかったが、昨年11月に策定した中期経営計画とともに配当方針を変更した。目安としている配当性向20%を段階的に30%に引き上げるとともに累進配当制度も導入した。今期の初配当15円配当性向20%を次期2027年3月期に配当16円、配当性向28%、2028年3月期に同17円、28%、2029年3月期に同21円、28%に引き上げ最終年度の2030年3月期に配当性向30%、年間30円とすることを目標としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | どう見るこの株
2026年03月06日

【どう見るこの株】日神グループホールディングス、今期業績を再上方修正、建設事業の高採算受注で利益拡大

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■株価反発し昨年来高値視野、内需割安株買いが再燃

 日神グループホールディングス<8881>(東証プライム)は、前日5日に29円高の792円と4営業日ぶりに反発して引け、取引時間中には800円にタッチする場面があり、今年2月5日につけた昨年来高値836円を視野に捉えた。同社株は、昨年11月7日に続いて今年2月6に今2026年3月期業績の再上方修正と増配を発表しており、これを見直しディフェンシブ系のバリュー株買いが再燃した。株式需給的にも、足元の下値調整で積み上がっていた信用買い残が整理される一方で信用売り残がやや積み上がり、信用取組倍率が1.54倍と拮抗していることも、側面支援材料視されている。

■建設事業の特命方式の受注比率が想定を上回り利益率がアップ

 同社の今3月期業績は、今期第2四半期(2025年4月〜9月期、2Q)決算発表時の昨年10月に期初予想が上方修正されたが、今年2月の今期第3四半期(2025年4月〜12月期、3Q)決算発表時にその増額業績が再上方修正された。売り上げは10月の増額値より10億円、利益が各2億円引き上げられたもので、売り上げ860億円(前期比12.8%増)、営業利益55億円(同59.5%増)、経常利益49億円(同59.6%増)、純利益33億円(同60.4%増)と見込み、減収減益着地した前期業績に対するX字回復をより鮮明化させる。再上方修正要因は、前回修正時と同様に建設事業セグメントで特命方式(提案型)による受注比率が期初予想に比べて大幅に上昇し、利益率がアップし、これが今期3Qも継続したことによる。なお3Qの不動産販売事業の売り上げは、158億7529億円(前年同期比96.5%増)と大きく伸び、建設事業の売り上げも285億2700万円(同4.8%増)と堅調に推移した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | どう見るこの株
2026年03月05日

【どう見るこの株】プリモグローバルHD、1Qは過去最高益の大幅増収増益、客単価上昇と海外好調で成長加速

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■ブライダルジュエリー好調で1Q過去最高益、通期最高益更新へ

 プリモグローバルホールディングス<367A>(東証スタンダード)は、前日5日に58円安の2195円と急続落して引けた。中東情勢の緊迫化で日経平均株価が、2033円安、東証スタンダード市場指数も、3.4%安とそれぞれ3営業日続落したことから、今年1月16日に上場来高値2364円まで買い進まれていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ取引時間中につけた2149円安値からやや小戻して引けており、昨年6月24日の新規株式公開(IPO)時の公開価格2150円水準では下げ渋る動きもみせた。今年1月14日に発表した今2026年8月期第1四半期(2025年9月〜11月期、1Q)業績が2ケタ増益で着地し、1Q業績として過去最高となったことを手掛かりに売られ過ぎ修正買いも交錯した。今期配当の年間120円への増配予定から配当利回りが、東証スタンダード市場の高配当利回りランキングの第11位にランクされることも意識されている。

■プラチナ価格高騰を商品価格に転嫁して客単価が上昇

 同社の今8月期1Q業績は、売り上げ76億5800万円(前年同期比17.4%増)、営業利益12億100万円(同67.7%増)、経常利益11億1200万円(同86.2%増)、純利益7億9700万円(同75.1%増)と売り上げ、利益とも2ケタの続伸となった。ブライダルジュエリー専門店を国内外に135店舗展開しており、原料のプラチナ価格の高騰に対応して商品価格を見直し客単価が上昇しており、国内事業では、売り上げ48億9900万円(同15.3%増)、セグメント利益9億2500万円(同38.8%増)、海外事業も売り上げ27億5900万円(同21.0%増)、セグメント利益2億7500万円(同46.2%増)とともに好調に推移したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | どう見るこの株
2026年02月18日

【どう見るこの株】コ―ユーレンティア、増収計画下で連続増配継続、株主還元姿勢を鮮明

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■PER9倍台で割安感、三角保ち合い上放れに注目

 コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は、前日17日に前日比変わらずの1360円で引けた。同社株は、今年2月12日の12月期決算の発表で、今2026年12月期業績の減益転換を予想し、期中に2回も上方修正された前2025年12月期業績との落差がネガティブ・サプライズとなって株価は1301円まで調整した。ただそれでも今期売り上げは続伸し、今期配当は、連続増配を予定していることを手掛かりに下値に売られ過ぎ修正の買い物も続き、25日移動平均線を上下する三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。株価材料的にも、慎重な業績見通しに対して今年9月19日から愛知県名古屋市で開催予定のアジア競技大会が、同社のレンタル関連事業のイベント向け市場の業績を押し上げるとして期待材料視もされている。

■関西万博の反動減などをグループ上げての単価改定でカバーして売り上げは続伸

 同社の前2025年12月期業績は、昨年8月、11月と2回上方修正され、実績はこの再上方修正値を上ぶれ、純利益は19億3700万円(前々期比25.0%増)で着地し2023年12月期の過去最高(16億400万円)を2期ぶりに更新した。レンタル関連事業で、建設現場向け市場で大型工事案件が業績を押し上げ、イベント向け市場では大阪・関西万博のスポット案件などが好調に推移したことなどが要因となった。これに対して今2026年12月期業績は、売り上げ350億円(前期比0.9%増)、営業利益25億円(同16.8%減)、経常利益25億円(同16.7%減)、純利益16億円(同17.4%減)と見込んでいる。売り上げは、建設現場向け市場では、都市再開発の大型案件の進展で追加需要が限定的になり、大阪・関西万博の反動減もあるが、グループ各社で単価上昇に対応した価格改定を進め連続増収をキープする。利益は賃金上昇や人材採用で人件費が増加し、千葉県の物流倉庫のリニューアル投資負担も重なり減益転換を見込んでいる。アジア競技大会などが、前期の大阪・関西万博と同様にイベント向け市場にどの程度の貢献をするかなどが注目される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | どう見るこの株
2026年02月17日

【どう見るこの株】アミタホールディングス、半導体産業回復で2ケタ増益転換へ

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■低位値ごろ割安株買いが再燃

 アミタホールディングス<2195>(東証グロース)は、前日16日に1円高の343円と小反発して引けた。同社株は、今年2月5日に前2025年12月期業績の下方修正を発表して株価が75日移動平均線へ下ヒゲを伸ばし下値を確認する動きを続けていたが、次いで2月12日に発表した今2026年12月期業績の業績ガイダンスで、今期は2ケタ増益転換と予想したことを手掛かりに低位値ごろ割安株買いが再燃した。テクニカル的にも今年1月に2日間のストップ高を交えて昨年来高値500円へ急騰し、25日線が75日線を上抜きゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、その後の25日線を出没する下値調整の三角保ち合いで煮詰まり感を強めていることも、株価再騰期待を高めている。

■回復・拡大中の半導体産業向けにシリコンスラリー100%資源化を強化

 同社の前2025年12月期業績は、姫路循環資源製造所ではセメント産業の循環資源の取扱量の減少や期ズレ、北九州循環資源製造所ではシリコンスラリーの国内半導体産業の低調推移、海外マレーシア事業では価格交渉に伴う出荷費用の増加などが重なって下方修正され、期初の連続増収増益予想が、減収減益転換して着地した。これに対して今2026年12月期業績は、売り上げ52億円(前期比6.9%増)、営業利益5億円(同14.7%増)、経常利益5億6600万円(同20.5%増)、純利益3億6300万円(同16.7%増)と増収増益転換が見込まれている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | どう見るこの株
2026年02月13日

【どう見るこの株】三洋化成、純利益3.3倍増益で9期ぶり最高益、半導体材料好調が寄与

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■株価は昨年来高値を連日更新、

 三洋化成工業<4471>(東証プライム)は、前日12日に110円高の6030円と4営業日続伸し、取引時間中は6050円まで買い進まれる場面があり連日、昨年来高値を更新した。今年2月9日に今2026年3月期第3四半期(2025年4月〜12月期、3Q)決算とともに、今期通期純利益を小幅下方修正したが、前期比増益率は3.37倍と変わらず9期ぶりに過去最高を更新することを手掛かりに超割安株買いが増勢となった。ヒストリカル的な長期トレンドでも、2017年10月につけた上場来高値6750円から2025年4月に売り込まれた上場来安値3310円への調整幅の約80%をカバーして勢いをつけており、全値戻しの最高値奪回が期待されている。

■先端半導体分野の半導体材料が好調に推移し純利益は税金費用(益)が上乗せ

 同社の今2026年3月期の純利益は、昨年8月の今期第1四半期(2025年4月〜6月期、1Q)決算開示時に上方修正され期初予想の80億円が160億円(前期比3.8倍)に引き上げられた。2025年4月に吸収合併したSDPグローバルから引き継いだ税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異等について繰越税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、法人税等及び法人税等調整額を含む税金費用(益)を80億円計上したことが要因となった。前年同期は、事業構造改革費用21億5100万円を計上していただけにV字回復した。この上方修正値は、今年2月に税金費用が見積りの見直しにより増加し、固定資産除却損が想定を超過することから下方修正され、昨年8月の修正値より20億円引き下げられ140億円(前期比3.37倍)とした。それでもV字回復予想は変わらず、2017年3月期の過去最高(101億9200万円)を9期ぶりに更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26 | どう見るこの株
2026年02月12日

【どう見るこの株】ZACROS、業績上方修正で連続増益拡大、環境・情報電子が寄与

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■株式分割権利落ち後高値を更新

 ZACROS<7917>(東証プライム)は、祭日前の10日に63円高の1415円と急反発して高値引けし、今年2月6日につけた株式分割(1株を4株に分割、基準日・2025年9月30日)の権利落ち後高値1381円を更新した。今年2月5日に昨年11月に一部下方修正した今2026年3月期業績の一転した上方修正を発表し、増収増益率を伸ばすことを手掛かりに割安修正買いが再燃した。テクニカル的にも、この業績上方修正で窓を開けて急伸し、5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を鮮明化しており、買い手掛かり材料視されている。

■期中に下方修正も一転して上方修正し過去最高に肉薄

 同社の今2026年3月期業績は、昨年11月に経済産業省から交付される補助金の計上時期を見直したことで純利益を期初予想の75億円から65億円(前期比0.4%減)に下方修正した。今回は、この純利益も含めて上方修正した。売り上げを期初予想より10億円、営業利益を6億円、経常利益を13億円引き上げ、純利益も、昨年11月の下方修正値から10億円引き上げたもので売り上げ1580億円(前期比4.8%増)、営業利益108億円(同6.8%増)、経常利益121億円(同16.7%増)、純利益75億円(同14,8%増)と見込んで連続増益率を伸ばし、利益は2022年3月期の過去最高(76億9300万円)に肉薄する。環境ソリューション事業、情報電子事業、産業インフラ事業の増収効果に加えて生産効率の向上、価格改定、為替差益や受取保険金を計上したことなどが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | どう見るこの株
2026年02月06日

【どう見るこの株】セリア、3度目の業績上方修正と増配で株価4000円台回復

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■増益転換拡大を背景に連日昨年来高値を更新

 セリア<2782>(東証スタンダード)は、前日5日に55円高の4025円と4営業日続伸して引け、取引時間中には4065円と買われる場面があり連日、昨年来高値を更新した。同社株は、今年1月30日に今2026年3月期第3四半期(2025年4月〜12月期、3Q)決算の開示に合わせて、今3月期通期業績の3回目の上方修正と増配を発表しており、期初の減益予想からの増益転換幅が拡大することを手掛かりに買い増勢となった。テクニカル的にも、株価が、4年4カ月ぶりに4000円大台を回復し、2018年1月につけた株式分割権利落ち後高値7390円からその後の2023年11月安値2005円への調整幅の3分の1戻しをクリアしており、次の上値目標として半値戻しの4697円も意識されている。

■既存店売り上げが想定を上回り売上原価、販管費は想定を下回る

 同社の今3月期業績は、第1四半期、第2四半期、第3四半期と決算を発表するたびに上方修正されてきた。今回の3回目は、昨年10月の再上方修正業績より売り上げを44億5000万円、営業利益と経常利益を各24億円、純利益を16億円引き上げ、売り上げ2500億円(前期比5.8%増)、営業利益193億円(同14.6%増)、経常利益195億円(同14.8%増)、純利益130億円(同15.9%増)と見込んでいる。期初に人件費負担増などから減益転換を予想していたが、昨年7月の1回目の上方修正で減益転換率を縮小し、2回目の昨年10月には小幅増益転換し、今回は、この増益転換率を拡大させた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | どう見るこの株
2026年02月05日

【どう見るこの株】ベイシス、2Q決算発表を前に下期利益増加特性確認を先取り

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■2Q累計で売上高6%増と順調推移

 ベイシス<4068>(東証グロース)は、前日4日に1円高の1774円と小反発して引け、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。同社株は、今年2月12日に今2026年6月期第2四半期(2025年7月〜12月期、2Q)累計決算の発表を予定しており、ここで期初の今6月期通期予想業績を据え置き、事業特性上、下半期に利益が増加することが確認できる業績展開を先取りし割り負けインフラテック株買いが増勢となった。ヒストリカル的にも、昨年8月につけた昨年来高値2497円から6カ月目に入り、高値期日がほぼ一巡することも買い手掛かりとなっている。

■IoTエンジニアリング事業が好調に推移し高粗利案件が業績押し上げ

 同社は、インフラテック企業として通信キャリア向けの5G基地局の施工などを行うモバイルエンジニアリング事業とIoT機器などの設置を行うIoTエンジニアリング事業を経営の大きな柱としており、下半期に利益が積み上がる事業特性がある。このため昨年11月に発表した今期第1四半期(2025年7月〜9月期、1Q)業績は、売り上げ19億1900万円(前年同期比1.2%増)、営業利益500万円(同63.2%減)、経常利益500万円(同45.3%減)、純利益100万円(同61.9%減)で着地した。営業組織拡大や株主優待制度継続のために販売管理費負担が増加したことなども響いたが、売り上げでは、IoTエンジニアリング事業が7億9800万円(同8.7%増)と初めてモバイルエンジニアリング事業の売り上げを上回り高粗利率案件が業績に寄与した。今期2Q累計業績も、売り上げ41億6600万円(前年同期比6.3%増)、営業利益3200万円(同63.3%減)、経常利益2900万円(同64.3%減)、純利益1200万円(同75.2%減)と見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33 | どう見るこの株
2026年02月04日

【どう見るこの株】Photosynth、3Q好決算で上振れ期待再燃

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■3Q高利益進捗率業績を手掛かりに上ぶれ着地期待を高める

 Photosynth<4379>(東証グロース)は、前日3日に7円高の408円と3営業日ぶりに反発して引け、昨年12月25日につけた昨年来高値467円を意識する動きを強めた。同社は、今年2月13日に目下最終集計中の前2025年12月期決算の発表を予定しており、昨年11月12日に発表した前期第3四半期(2025年1月〜9月期、3Q)業績が、大幅増収増益で着地し通期予想業績に対して高利益進捗率を示したことを見直して上ぶれ着地期待を高めて低位値ごろ株買いが再燃した。株式需給的にも大株主の光通信<9435>(東証プライム)の大量保有が続いており、好需給要因として意識されている。

■入退室管理システム「Akerun」の導入台数が増加し3Q営業利益は通期予想をオーバー

 同社の2025年12月期3Q業績は、売り上げ24億4500万円(前年同期比11.7%増)、営業利益2億1500万円(同97.54%増)、経常利益2億1500万円(同90.2%増)、純利益2億5200万円(同52.1%増)と大幅続伸した。スマートロックとスマートキー、管理・認証技術を組み合させた入退室管理システム「Akerun」の導入台数が増加するとともに、施設運営BPaas事業「Migakun」も順調に拡大し、経営効率化を進めたことなどが寄与した。この3Q業績は、期初予想の2025年12月期業績に対して高進捗率を示し、営業利益、経常利益は通期予想をすでに5500万円〜5700万円上回り、純利益は90%の高進捗率と目安の75%を大きく上回った。ただ同社は、第4四半期に昨年9月に子会社化した無人店舗運営システムを展開するfixU(神戸市中央区)の買収費用や人材採用経費を計上するとして通期業績は、期初予想を据え置いた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | どう見るこの株
2026年02月03日

【どう見るこの株】アクリート、業績・配当期待で上昇基調、中期計画通りの成長を視野

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■2026年12月期は大幅増収増益見込み、配当復配期待も高まる

 アクリート<4395>(東証グロース)は、前日2日に16円安の1106円と反落して引けた。前日後場に入って日経平均株価が、下げ足を速め667.67円と安値引けしたことから、今年1月13日に戻り高値1210円をつけた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ取引時間中には1141円と買われる場面もあり、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感も窺わせた。同社株は、今年2月12日に集計中の前2025年12月期決算の発表を予定しており、これを前に未定としていた前期期末配当の増配と、続く2027年12月期の業績ガイダンスへの期待を高め下値買いも交錯した。テクニカル的にも昨年12月に合弁会社を共同設立したForward Edge−AI社(米国テキサス州)が、米国のミサイル防衛局(MDA)から大型契約の元請け企業に選定されと発表して2日連続のストップ高を演じ、25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜きゴールデンクロス(GC)を示現しており、上昇トレンド転換を示唆していることもフォローの材料視されている。

■期末配当は中間配当と同様に復配し次期業績は中期計画通りに続伸が有力

 同社の集計中の2026年12月期業績は、売り上げ85億1600万円(前の期比34.3%増)、営業利益5億400万円(同52.7%増)、経常利益4億8800万円(同47.8%増)、純利益2億5300万円(同3.46倍)と大幅続伸が見込まれている。期初に未定としていた配当も、中間配当を5円として復配、期末配当は依然として未定としていた。この通期予想業績に対して昨年11月4日に発表した今期第3四半期(2025年1月〜9月期、3Q)業績は、前年同期比19.0%増収、74.6%営業増益、75.5%経常増益、22.7%純益増益とX字回復して着地した。コミュニケーション事業では、SMS(ショートメッセージサービス)事業の国内・海外への総配信通数が続伸し、投資・インキュベーション事業では、前期、今期にグループ化した子会社が寄与したことが要因となった。このため未定としていた期末配当も、配当性向を30%以上とする配当方針に基づき中間配当と同様の復配の可能性があり、期待を高めている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | どう見るこの株
2026年01月27日

【どう見るこの株】フーディソン、通期増収増益見通し、季節性3Qと事業環境改善が追い風

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■3Q決算発表先取りに選挙公約の消費税減税が加わり13連騰

 フーディソン<7114>(東証グロース)は、前日26日に3円高の864円と4日間の変わらずを挟み13日営業日続伸した。同社株は、今年2月13日に今2026年3月期第3四半期(2026年4月〜12月期、3Q)決算の発表を予定しており、3Qが季節性のある事業特性から利益がもっとも大きく計上されることを先取りして下げ過ぎ修正買いが増勢となった。またきょう27日に公示され2月8日に投開票される衆議院選挙では、与野党が揃って物価高対策として食料品の消費税を0%にすることを選挙公約に掲げており、事業環境の好転期待を高め追撃材料視されている。

■事業特性から3Qの利益貢献度が大きく通期利益はV字回復予想

 同社は、飲食店向けの鮮魚コマースサイト「魚ポチ」を運営するBtoBコマースサービス事業と「sakana bacca」で個人向けに食品を販売するBtoCコマースサービス事業、さらにフード業界に人材を紹介するHRサービス事業を経営の3本柱としている。顧客の飲食店が、季節的に3Qが繁忙期となることから同社も売り上げ、利益とも3Qに大きく積み上げる事業展開を続けている。昨年11月に発表した今期第2四半期(2025年4月〜12月期、2Q)累計業績は、売り上げ36億3400万円(前年同期比13.2%増)、営業利益3700万円(同56.7%減)、経常利益3700万円(同56.0%減)、純利益1700万円(同76.5%減)で着地し、3月通期予想業績に対する進捗率は、売り上げは45.3%と順調に推移したものの、利益は9%〜17%と目安の50%を下回った。売り上げは、BtoBコマースサービス事業のアクティブユーザー数が、4724ユーザー(同16.4%増)と伸び、BtoCコマースサービス事業でも店舗数が増加し9店舗となったことなどが寄与したが、利益は人員増の先行投資や新規出店費用、広告宣伝費、原材料価格上昇などインフレの影響などで伸び悩んだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | どう見るこの株
2026年01月23日

【どう見るこの株】セキュア、無人店舗モデル開発で成長シナリオ再評価

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■25年12月期最高益更新見通しで底打ち鮮明

 セキュア<4264>(東証グロース)は、前日22日に47円高の1515円と3営業日ぶりに急反発して引け、昨年12月3日安値1340円、12月18日安値1350円で形成したダブルボトムからの底上げ幅を拡大させた。前々日21日にセキド<9878>(東証スタンダード)と業務提携し、無人店舗とAI(人工知能)を活用した新たな店舗モデル構築の共同開発などを発表したことが、一段の底上げ期待の買い物を再燃させた。また同社は、今年2月13日に2025年12月期業績の発表を予定しており、期中の四半期決算は伸び悩み推移となったものの、通期純利益は、第4四半期(4Q)に利益率の高い中小案件の積み上げなどによりカバーして期初予想通り連続過去最高更新を見込んでいることも見直された。続く次期2026年12月期業績も、昨年2月に資本業務提携したバッファロー<旧メルコホールディングス、6676>(東証スタンダード)との協業効果が上乗せになって続伸が有力視されていることも、フォローの材料となっている。

■AI・セキュリティ技術と購買データを融合させ省人化ソリューションを提供

 セキドとの業務提携は、セキュアのAI・セキュリティ技術とセキドの蓄積しているアプリ会員31万人の購買データを融合させて、小規模無人店舗モデルの共同開発を推進し、人手不足と店舗運営コスト高騰がネックとなっている小売業界向けに新たな省人化ソリューションを提供し、これまで店舗展開が難しかったエリアでの新規出店を可能にする。同社は、昨年2月に資本業務提携したバッファローとも、新規事業創出・事業領域拡大に向け協業を進めており、成長戦略に加速がつく。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | どう見るこの株
2026年01月22日

【どう見るこの株】クラダシ、資本業務提携と新事業進展で底値離脱、上昇トレンド転換示唆

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■食と再生エネルギーの両輪戦略で成長期待高まる

 クラダシ<5884>(東証グロース)は、前日21日に4円高423円と3営業日ぶりに反発して引け、昨年12月17日・26日安値で形成したダブルボトムからの底上げ幅を拡大させた。同社は、今年2月12日に今2026年6月期第2四半期(2025年6月〜12月期、2Q)累計決算を発表予定だが、これに先立ち昨年8月に業務提携した日本郵便<6178>(東証プライム)との資本業務提携や同11月の辻・本郷スマートアセット(東京都新宿区)との合弁事業の進展を期待し先取りする買い物が再燃した。テクニカル的にも、ダブルボトムからの底上げで5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現し上昇トレンド転換を示唆しており、まず2023年6月の新規株式公開(IPO)時の公開価格520円のクリアが意識されている。

■「食」では日本郵便効果、「再生エネルギー」では投資ファンド効果

 同社は、フードロス削減に向けソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を展開しているが、同じく社会的な課題となっている脱炭素を実現するために再生可能エネルギー(蓄電池)事業にも進出し対象領域を「食+再生可能エネルギー」へ拡張し成長戦略を推進している。フードロス削減事業では、昨年8月に日本一のEC事業者の日本郵便と資本業務提携(第三者割当増資の新株式発行価格423円)し、昨年11から日本郵便の「郵便局のネットショップ」に同社商品の出品を開始した。再生可能江ネルギーでは、辻・本郷スマートアセットとの合弁事業のスキームの一環として蓄電所投資ファンドを組成し、5案件以上の系統用蓄電所の推進を検討する。なお同社が昨年4月に完成させた栃木小山蓄電所は、昨年9月から卸電力取引所(JEPX)で取引を開始した。
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2026年01月21日

【どう見るこの株】ブルーイノベーション、ドローン国産化政策を追い風に成長期待

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■増収基調を維持し赤字縮小、次期業績ガイダンスに注目

 ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は、前日20日に117円安の1742円と続落して引けた。デンマーク自治領グリーンランドを巡る米欧関係の緊張化を懸念してリスク回避売りが強まり日経平均株価が、592円安と4営業日続落し、東証グロース市場指数も、16.18ポイント安と急反落したことから、今年1月7日、8日、15日と3回もストップ高して上値を追った同社株にも、目先の利益を確定する売り物が続きスピード調整した。ただ、この続落で5日移動平均線は下回ってものの、75日移動平均線を下値フシと意識する動きも窺わせており、経済産業省、国土交通省など政府が相次ぎ打ち出したドローン(無人航空機)の国産化や老朽下水道管点検へのドローン導入などを手掛かりに、突っ込み買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、足元ではスピード調整中だが一時、昨年8月につけた上場来高値3070円から同12月18日安値1129円まで調整した調整幅の半値戻しをクリアする2168円まで急伸しており、調整一巡後に再び相場格言の「半値戻しは全値戻し」期待を高める展開も想定される。

■ドローン国産化支援に老朽化下水道管の点検に関連法案改正も

 同社の株価は、今年1月7日、8日に2日連続ストップ高と急伸したが、これは読売新聞が、政府がドローンの国産化支援に乗り出すと報道したことが手掛かり材料となった。国内に供給されているドローンは、90%が中国メーカー製で占められており、ドローンを経済安全保障推進法の特定重要物資に追加指定し国産化を促す。生産体制としては、2030年に年間8万台の確立を目指し139億円の支援を計画している。これに先立って国土交通省も、昨年2025年1月28日に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故の再発を防止するために下水道法の改正を検討しており、老朽化水道管の点検間隔の短縮や、ドローンを全国自治体で採用するなどのデジタル技術の導入を盛り込む。同社は、八潮市の道路陥没事故では屋内点検用ドローン「ELIOS3」により下水管内部の調査を実施しており、同社の成長可能性を高めることになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | どう見るこの株
2026年01月20日

【どう見るこの株】エルテス、ミニゴールデンクロス示現で上昇トレンド転換へ、DX事業売却で成長加速期待

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■3Q大幅続伸業績と早期事業売却検討開始を手掛かりに下値買いも交錯

 エルテス<3967>(東証グロース)は、前日19日に11円安の671円と反落して引けた。同社株は、昨年12月24日につけた直近安値603円から15%超の底上げ途上にあり、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ今年1月13日に発表した今2026年2月期第3四半期(2025年3月〜11月期、3Q)業績が大幅続伸して着地し、合わせて来期にはDX推進事業を売却して優位性・収益性の高いデジタルリスク事業に経営リソースを投下して成長戦略を推進するとしており、業績高成長を期待する買い物も下値に交錯した。テクニカル的にも、直近安値からの底上げで5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、フォローの材料として意識されそうだ。

■情報セキュリティ意識の高まりで内部脅威検知サービスなどが好調推移

 同社の今期3Q業績は、売り上げ65億6700万円(前年同期比25.4%増)、営業利益9300万円(同85.8%増)、経常利益4300万円(同10.6%増)、純利益1200万円(前年同期は4100万円の赤字)と大幅続伸した。国内ITサービス分野では、サイバー攻撃や組織内部からの営業秘密情報を持ち出すケースなどが相次ぎ、企業の情報セキュリティ意識が高まっており、内部脅威検知サービスを中心とするデジタルリスク事業では売り上げが20億3448万円(同9.9%増)、セグメント利益が7億4887万円(同16.6%増)、AIセキュリティ事業も売り上げ17億1919万円(同43.0%増)、スマートシティ事業も売り上げ16億1285万円(同52.2%増)と伸びてセグメント利益がそれぞれ黒字転換し、DX推進事業の売り上げ12億9808万円(同8.0%増)、セグメント利益の損失2億8760万円をカバーした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | どう見るこの株
2026年01月16日

【どう見るこの株】マテリアルグループは昨年来高値更新、1Q好業績に自己株式取得と連続増配とが相乗効果

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 マテリアルグループ<156A>(東証グロース)は、前日15日に一時97円高の905円と買われ、昨年9月19日につけた昨年来高値899円を更新し、大引けでも81円高の889円と急反発し、東証グロース市場の値上がり率ランキングの第24位と賑わった。前々日14日に発表した今2026年8月期第1四半期(2025年9月〜11月期、1Q)業績が、2ケタ増収増益と続伸して着地し、V字回復を予想している今8月期通期業績に対して高利益進捗率を示したことを手掛かりに割安訂正買いが再燃した。今期配当の連続増配を予定し、昨年11月19日に発表した自己株式取得も見直され相乗効果を発揮しフォローの材料視されている。

■前倒し採用のPRパーソンやM&A子会社などが即戦力として大幅に寄与

 今期1Q業績は、売り上げ21億7000万円(前年同期比32.4%増)、営業利益3億4900万円(同43.7%増)、経常利益3億2300万円(同32.6%増)、純利益1億8800万円(同23.9%増)と大幅続伸した。PRコンサルティング事業では、PRパーソンの前倒し採用や代理店取引、直接取引も堅調に推移し、デジタルマーケティング事業では前期に連結子会社化したBridge、PRプラットフォーム事業では2025年9月に連結子会社化したトレプロがそれぞれ寄与したことなどが要因となった。今8月期通期業績は、期初予想に変更はなく売り上げ89億6400万円(前期比42.6%増)、営業利益11億5000万円(同38.2%増)、経常利益10億3700万円(同37.6%増)、純利益6億1200万円(同30.5%増)と売り上げと営業利益は大幅続伸、経常利益と純利益はV字回復を見込んでいる。1Q利益は、この8月期通期予想業績に対して30%〜31%の進捗率を示し、目安の25%を上回った。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | どう見るこの株