■増額がほぼ確実な今9月期の上振れ額次第、ゲーム株人気継続なら3000円も
アクセルマーク<3624>(東マ・売買単位100株)は、11日、23.4%高の2103円とマザーズでの値上り率1位に躍り出た。年初来高値2747円(8月5日)の更新はあるか。
去る、全般相場の反発にツレ高が主因だが、7月末に発表した第3四半期の好調による通期への増額期待も背景にある。
即ち、今9月期第3四半期(10〜6月)の営業利益が5400万円(前年同期比2.7倍)と、既に、通期予想の4200万円を上回っている。
モバゲーなどに提供しているプラウザゲーム『大空のレギオン』、『王様ゲーム共闘』などが堅調なほか、新たに『三国志トライブ』をリリース、第4四半期に寄与が見込まれている。ゲームアプリリを開発する会社を立上げ新たな開発にも力を入れている。
このため、通期での業績上振れは、まず間違いないものとみられる。
もっとも、1株利益は低く無配という状況。好人気のゲーム関連ということが株価を支えている。
長い間、4ケタ割れでモミ合い、7月に4ケタに乗せ上放れたところで相場には若さと勢いはある。2008年には株式分割修正で3630円の高値がある。その当時は年10円配当の実績があり、今とは大きい開きはあるが、ゲームがヒットすれば年10円配当は見込めるという期待はある。
3000円のフシに近づいていることで、ここからは一連のゲーム関連人気次第と、今期の増額幅がポイントといえるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:10
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