[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (06/13)アイデミーが後場一段と強含む、5月決算予想の増額修正を好感、AI/DX関連事業が計画を上回って推移
記事一覧 (06/13)スリー・ディー・マトリックスが急伸しストップ高、今期の完全黒字化見通しなど好感
記事一覧 (06/13)Heartseedが急伸しストップ高、赤字覚悟のバイオ株なのに第2四半期黒字化し意外感
記事一覧 (06/13)タイミーは急反発、第2四半期の営業利益89%増加など好感、「利益面は大幅に上振れて進捗中」
記事一覧 (06/12)プロレド・パートナーズが急伸しストップ高、ファンドの投資先の損益表示を反映、業績予想を大幅に増額修正
記事一覧 (06/12)ANYCOLORが急伸し一時ストップ高、今期も大幅増益予想の4月決算と配当方針の変更・増配を好感
記事一覧 (06/10)ビューティガレージが急反発、今期経常利益15%増予想など好感、中期計画にも期待強まる
記事一覧 (06/10)トレジャー・ファクトリーが急反発、5月の全店売り上げ13.3%増加などで注目再燃
記事一覧 (06/09)巴工業は年初来高値に迫る、業績予想を増額修正し連続最高益、期末配当も増配、あらためて好感される
記事一覧 (06/05)ネットプロHDが一段高、「NP後払い」延滞事務手数料の加算を開始し一段と安定利益創出
記事一覧 (06/04)良品計画が一段高、5月の月次売上高22.0%増加(全店及びオンラインストア)など好感、最高値を更新
記事一覧 (06/04)TOKYO BASEが急伸一段高、5月の月次売上速報を好感、主な項目が今期最大の伸び率
記事一覧 (06/03)インスペックは後場も買い気配のままストップ高、「総額約4.6億円の大型受注」を好感
記事一覧 (06/03)内田洋行が上場来高値を更新、業績予想の増額修正を好感、9700円台に
記事一覧 (05/30)極洋は上場来高値に向け出直る、マグロ養殖事業の再編やマダイなどの生産性向上で収益改善
記事一覧 (05/28)アステナHDが後場急伸、業績予想を増額修正、11月通期の営業利益は前回予想を30%上回る見込みに
記事一覧 (05/28)ホーチキが高値を更新、決算説明会の「動画」に続き「書き起こし記事」もアップ、注目強まる
記事一覧 (05/27)テラスカイはプライム市場の上場維持基準の全項目に適合、後場一段と強含む
記事一覧 (05/26)テモナが年初来の高値に迫る、業績予想の増額修正など引き続き好感、業務提携も材料視
記事一覧 (05/23)神戸物産が上場来高値を更新、4月の月次売上高13.4%増加など好感
2025年06月13日

アイデミーが後場一段と強含む、5月決算予想の増額修正を好感、AI/DX関連事業が計画を上回って推移

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■26年5月期は先行投資を予定し営業損失の見通しとしたが積極姿勢に期待集まる

 アイデミー<5577>(東証グロース)は6月13日の後場、一段と強含む相場となり、13時半を過ぎて3%高の666円(23円高)をつけ、出直りを継続している。12日午後に5月決算(2025年5月期・連結)予想の増額修正を発表し、営業利益と経常利益は一転、黒字の見込みに見直すなどで、好感買いが先行している。

 25年5月期の連結売上高は従来予想を6.2%上回る20億50百万円の見込みに見直し、営業利益と経常利益はこれまでともに1億10百万円の損失としてきたが各々40百万円の黒字の見込みに見直した。AI/DXプロダクト事業およびAI/DXソリューション事業がともに、比較的規模の大きいAI/DX関連の人材育成投資を獲得でき計画を上回って推移したことに加え、連結子会社による外部顧客向け売上も想定を超過したこと、などが寄与した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:29 | 業績でみる株価

スリー・ディー・マトリックスが急伸しストップ高、今期の完全黒字化見通しなど好感

■米国好調で「四半期ごとに過去最高額を達成し計画を大幅に超えるトレンド」

 スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)は6月13日、急伸相場となり、取引開始後からストップ高の210円(50円高、31%高)で売買され、後場はストップ高買い気配となっている。12日の夕方に発表した4月決算(2025年4月期・連結)は経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益が赤字だったが、営業赤字は半減。今期・26年4月期の連結業績予想は各利益とも黒字化の見通しとし、期待が高揚する相場になった。

 25年4月期は、売上高に相当する事業収益が前期比51.1%増の69.34億円だった。米国における製品販売は31.52億円で前期比106.4%の増加。「消化器内視鏡領域においては、高い成長を維持しており四半期ごとに過去最高額を達成し計画を大幅に超えるトレンドが継続」「既存顧客における製品販売額の伸びが進捗することに加え、新規顧客獲得数が想定以上のスピードで増加」(決算単信より)などとし、絶好調の様子がうかがえる決算だった。今期・26年4月期の連結業績予想は、事業収益を33.9%増、営業利益を4億円の黒字、親会社株主に帰属する当期純利益も3億円の黒字を想定するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:45 | 業績でみる株価

Heartseedが急伸しストップ高、赤字覚悟のバイオ株なのに第2四半期黒字化し意外感

■iPS細胞で次世代の心臓疾患治療法の開発に取り組む、臨床試験結果に期待が

 Heartseed(ハートシード)<219A>(東証グロース)は6月13日、急伸相場となり、取引開始後からストップ高の3750円(700円高、23%高)で売買され、後場は買い気配で始まった。12日午後に発表した第2四半期決算(2024年11月〜25年4月。累計)が各利益とも前年同期比で黒字化し、意外感も混じって注目集中となっている。

 iPS細胞による次世代の心臓疾患治療法の開発に取り組むバイオベンチャー銘柄。投資対象としては夢を買うバイオ株になり、業績は2の次と位置づけられているが、第2四半期決算では営業利益が前年同期の7.2憶円の損失に対し8.96億円の黒字となるなどで、一転、業績面での期待も加わる形になった。通期の業績見通しは全体に据え置き、各利益とも引き続き損失の予想を継続したが、売上高は2.7倍を見込むため、通年での黒字転換が早まる期待も出ているようだ。

 決算単信では、「実施中の冠動脈バイパス手術と併用する第T/U相臨床試験(LAPiS試験)において、計画しておりました低用量群5例と高用量群5例の10例の患者組入れについては、当第1四半期会計期間において最終症例の投与が完了」とした。結果が待たれる段階に移行し、結果次第ではバイオ株に特有の大材料に発展する可能性も言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 業績でみる株価

タイミーは急反発、第2四半期の営業利益89%増加など好感、「利益面は大幅に上振れて進捗中」

■5月に付けた年初来の高値に迫る

 タイミー<215A>(東証グロース)は6月13日、急反発となり、午前11時にかけて11%高の1869円(182円高)まで上げて年初来の高値1895円(2025年5月28日)に迫っている。12日午後に発表した第2四半期連結決算(2024年11月〜25年4月・累計)の売上高が前年同期比32.2%増加し、営業利益は同89.9%増加。10月通期の予想は全体に据え置いたが上振れ期待が強まっている。

 「売上高及び営業利益ともに通期業績予想レンジ対比で順調に進捗しており、特に利益面は1Q、2Qともに大幅に上振れて進捗中」(決算説明資料より)とした。今10月期・通期の連結業績予想(レンジ予想)は全体に据え置き、売上高は343.94億円から357億円(前期比28.0%増から32.8%増)、営業利益は60億円から67.1億円(同41.3%増から58.0%増)などとしたが、「利益面は大幅に上振れて進捗中」とあって期待が強まった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 業績でみる株価
2025年06月12日

プロレド・パートナーズが急伸しストップ高、ファンドの投資先の損益表示を反映、業績予想を大幅に増額修正

■今10月期の営業利益は損失の予想から一転、黒字の見込みに

 プロレド・パートナーズ<7034>(東証プライム)は6月12日、一段高となり、取引開始後にストップ高の562円(80円高、17%高)まで上げて一気に年初来の高値を更新し、そのまま買い気配となっている。同日朝、今期・2025年10月期の連結業績予想の増額修正を発表し、売上高の見通しを24年12月に開示した前回予想より94.8%増加する見込みなどとしたため注目集中となった。

 グループ会社のブルパス・キャピタルが運営するファンドの投資先のExitに係る損益表示を従前の営業外損益から売上高へ変更することとし、前回予想に対し売上高が大幅に拡大するとともに、営業利益も前回予想の7.57億円の損失の予想から一転、20.42億円の黒字の見込みに修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 業績でみる株価

ANYCOLORが急伸し一時ストップ高、今期も大幅増益予想の4月決算と配当方針の変更・増配を好感

■配当方針は「安定」「継続」をより明示するため「配当性向30%以上」を明確化

 ANYCOLOR<5032>(東証プライム)は6月12日、一段高で始まり、一時ストップ高の4795円(700円高、17%高)まで上げて一気に2022年以来の4700円台に進んでいる。11日午後に発表した2025年4月期決算が売上高、各利益とも前期比3割増加し、今期の予想も営業利益を16.7%から22.9%増加の見込みとするなど大幅拡大の見込みとした上、配当方針の変更、増配も発表し、好感買いが集中している。

 配当方針については、「安定的かつ継続的に実施することをより明示するため、配当性向30%以上を目安とする方針へと変更」(発表資料より)とし、配当性向30%以上という数値を明確化した。今期から適用し、26年4月期の配当は1株につき年70円(前期比5円増)の予定とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 業績でみる株価
2025年06月10日

ビューティガレージが急反発、今期経常利益15%増予想など好感、中期計画にも期待強まる

■25年4月期は増収減益だったが第4四半期に入り回復が強まった様子

 ビューティガレージ<3180>(東証プライム)は6月10日、急反発となって大きく出直り、午前11時過ぎには8%高の1696円(124円高)まで上げて年初来の高値1705円(2025年3月28日)に迫っている。9日午後に2025年4月期決算と中期計画などを発表し、連結経常利益の予想を今期・26年4月期は18億30百万円(前期比15.5%増)、27年4月期は22億40百万円、30年4月期は40億円、などとし、期待が強まった。

 25年4月期の連結決算は経常利益が7.9%減となるなどで増収減益だったが、「売上高、経常利益共に4Qではそれぞれ過去最高値を更新。4Qは各事業が好調に推移」(決算説明資料)と、第4四半期に入り回復が強まったとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28 | 業績でみる株価

トレジャー・ファクトリーが急反発、5月の全店売り上げ13.3%増加などで注目再燃

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■既存店とともに今期最大の伸び、夏物衣料や生活家電、ホビー用品など堅調

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は6月10日、急反発となり、午前10時過ぎに5%高の1875円(84円高)まで上げて反発幅を広げている。9日午後に発表した5月の月次動向「月次売上概況(単体)」が好調で、全店ベースでは前年同月比13.3%増加し、既存店では同5.2%増加。ともに今期に入って毎月開示されている数字の中で最も高い伸び率となり、注目が再燃している。

 発表によると、5月は、不安定な天候が続いたものの、気温の上昇に伴い夏物衣料の販売が伸長したこと、白物家電の販売伸長などにより生活家電が堅調に推移したこと、生活雑貨やホビー用品も堅調だったことなどから、全店、既存店ともに販売が前年を超えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 業績でみる株価
2025年06月09日

巴工業は年初来高値に迫る、業績予想を増額修正し連続最高益、期末配当も増配、あらためて好感される

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■10月期末配当は26円(前回予想比1円増)に、株式分割前換算では78円(同3円増)

 巴工業<6309>(東証プライム)は6月9日、取引開始後に1528円(17円高)まで上げて6月2日につけた年初来の高値1534円に迫る場面をみせ、底堅い値動きとなっている。前取引日・6日の夕方に業績予想の増額修正と期末配当の増配を発表。あらためて好感されている。

 今期・2025年10月期の連結業績の見通しを全体に増額修正し、売上高は24年12月に開示した前回予想を3.9%上回る592億円の見込みに見直し、営業利益は同6.9%上回る53億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.9%上回る37.60億円に見直した。売上高は化学工業製品販売事業が牽引し、利益面では機械製造販売事業が牽引する。これにより、連結売上高は2期連続で過去最高となり、同営業利益、同経常利益は5期連続最高益を更新し、親会社に帰属する当期純利益も2期連続過去最高益を更新する見込みとした。

 10月期末配当は1株26円(前回予想比1円増)の予定とした。5月1日を基準日として株式3分割を行ったため、株式分割前換算では78円(同3円増)となる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 業績でみる株価
2025年06月05日

ネットプロHDが一段高、「NP後払い」延滞事務手数料の加算を開始し一段と安定利益創出

■決算説明会の「Q&A書き起こし」や「動画」公開を受け上げピッチを強める

 ネットプロHD(ネットプロテクションズホールディングス)<7383>(東証プライム)は6月5日の前場、一段高となり、12%高の589円(64円高)まで上げた後も強い値動きを続けて約4か月ぶりに年初来の高値を更新している。5月16日に2025年3月期・決算説明会の「Q&A書き起こし」を開示し、続いて28日に説明会の動画を公開。株価はこの前後から上げピッチを強めて高値を更新した。

 「NP後払い」関連事業は同社グループで最も利益貢献の大きい事業で、25年3月期は、与信改善に加え、購入者への延滞事務手数料の加算を開始したことで、さらに安定的に利益を創出することができる体制になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:26 | 業績でみる株価
2025年06月04日

良品計画が一段高、5月の月次売上高22.0%増加(全店及びオンラインストア)など好感、最高値を更新

■トランプ関税の影響が相対的に小さい銘柄として勢い強まる中で業績も好調

 良品計画<7453>(東証プライム)は6月4日、続伸一段高となり、後場寄り後に4%高の5869円(200円高)まで上げて株式分割を調整後の最高値を連日更新している。トランプ関税の影響が相対的に小さい銘柄として3月下旬から値上がりの勢いが強まっている中で、直近は6月3日に発表した月次動向(2025年5月の売上高前年比)の「全店及びオンラインストア」が前年同月比22.0%増加するなどの好調さが注目されている。

 発表によると、25年5月の月次売上高前年同月比は、「既存店及びオンラインストア」が12.2%増加し、「全店及びオンラインストア」は22.0%増加した。既存店売上は16か月連続で前年実績を上回った。生活雑貨および食品が引き続き牽引するとともに、衣服・雑貨も前年実績を上回り、前年より土日祝日が1日多い影響を考慮しても既存店売り上げは2ケタの伸びとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:01 | 業績でみる株価

TOKYO BASEが急伸一段高、5月の月次売上速報を好感、主な項目が今期最大の伸び率

■既存店売上高は19.2%増加、全社合計も同256%増加

 TOKYO BASE<3415>(東証プライム)は6月4日、一段高となり、午前9時50分にかけて14%高の382円(48円高)まで上げ、年初来の高値を大きく更新している。3日午後に発表した月次動向「2025年5月度、月次売上速報」の主な項目が今期初の25年1月以降で最大の伸び率となり、注目が強まっている。昨3日まで5日連続小幅高で、ジリジリ上げたあと吹き上げるような大幅高となっている。

 25年5月の既存店売上高は前年同月比19.2%増加し、今期初の2月以降で最大の伸び率となった。また、全社合計も同256%増加し、今期最大の伸び率となった。全社合計のうち、実店舗は同26.3%増加し、ECは同25.0%増加した。日本実店舗では、先月に引き続きインバウンドが好調に推移しており、前年からシーズンMD構成の変更を行い夏物アイテムを充実させていることなどが寄与した。実店舗+ECの既存店前年比はセレクト事業が同17.4%増加し、自社ブランド事業は同29.3%増加。なかでも自社ブランド事業のメンズでUNITED TOKYO、PUBLIC TOKYO、CITY TOKYOともに継続して好調に推移して増収を牽引、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 業績でみる株価
2025年06月03日

インスペックは後場も買い気配のままストップ高、「総額約4.6億円の大型受注」を好感

■高性能半導体パッケージ基板検査装置、6月13日公表予定の業績予想に織り込む

 インスペック<6656>(東証スタンダード)は6月3日、朝の取引開始から買い気配のまま急伸し、ストップ高の772円(100円高、15%高)に達したまま値のつかない相場になっている。2日15時30分に「大型受注に関するお知らせ」を発表し、「高性能半導体パッケージ基板検査装置等、総額約4.6億円の受注獲得」などが好感されている。

 発表による十、今回受注した製品は、最先端のAI半導体製品に使用される超ハイエンド基板等を検査対象とする製品になる。当期中(2026年4月期)に納入予定となり、25年6月13日公表予定の26年4月期の業績予想に織り込む予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 業績でみる株価

内田洋行が上場来高値を更新、業績予想の増額修正を好感、9700円台に

■修正後の計画値は、売上・利益ともに過去最高に

 内田洋行<8057>(東証プライム)は6月3日、一段高となり、9%高の9750円(780円高)まで上げて上場来の高値を連日更新し、午前11時にかけても9700円をはさんで強い値動きを続けている。2日15時30分に第3四半期決算と7月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。修正後の計画値は、売上・利益ともに過去最高になるとした。

 第3四半期連結累計期間(2024年7月〜25年4月)は、26年度に本格化する自治体システム標準化対応やGIGAスクール端末更新のなかで25年度に先行する案件を獲得したこと、ならびに、学校を結ぶネットワーク構築案件が好調なことなどにより想定を上回って推移した。7月通期の連結業績予想は、売上高を前回予想比6.5%上回る見込みに見直し、営業利益は同12.4%、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.7%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 業績でみる株価
2025年05月30日

極洋は上場来高値に向け出直る、マグロ養殖事業の再編やマダイなどの生産性向上で収益改善

■株主総会通知を開示、「事業報告」など見て好業績を再評価

 極洋<1301>(東証プライム)は5月30日、再び出直りを強める相場となり、4%高の4500円(185円高)まで上げて約3週間前につけた上場来の高値4695円に向けて上値を追っている。同日付で定時株主総会の招集通知を開示し、「事業報告」の中で生鮮事業セグメントの収益が「完全養殖マグロの事業会社の解散やマダイなどの生産性向上により改善」などとしたことなどが改めて注目されている。

 2025年3月期の連結業績は、円安の逆風などがあったものの売上高は3026億81百万円(前期比15.7%増)、営業利益は110億79百万円(同25.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は67億40百万円(同13.5%増)となり、売上高、各利益とも連続最高を更新した。中期経営計画『Gear Up Kyokuyo 2027』で、27年3月期には売上高4000億円(25年3月期比32.1%増)、営業利益135億円(同216%増)などを掲げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:07 | 業績でみる株価
2025年05月28日

アステナHDが後場急伸、業績予想を増額修正、11月通期の営業利益は前回予想を30%上回る見込みに

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■ファインケミカル事業は高付加価値が好調、HBC・食品事業は輸入化粧品の販売が好調

 アステナHD(アステナホールディングス)<8095>(東証プライム)は5月28日午後、業績予想の大幅な増額修正を発表。株価は直後に急動意となり、6%高の494円(29円高)まで上げて一気に年初来の高値を更新して活況高となっている。

 第2四半期連結累計期間(2024年12月〜25年5月)の連結業績予想については、売上高が概ね前回予想通りとなる見込みとしたものの、利益面では(1)ファインケミカル事業において、付加価値の高い品目の受託製造・自社品製造・商社事業が好調であったこと、(2)HBC・食品事業において、輸入化粧品の販売が好調に推移し、かつ販売費及び一般管理費のうち広告宣伝費等が当初計画を下回ったこと、(3)医薬事業において、販売費及び一般管理費のうち研究開発費が下期に後ろ倒しになったこと、などの要因から、営業利益を前回予想の2.3倍の16億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する四半期純利益も同2.1倍の9億円の見込みに見直した。

 これを受けて11月通期の連結業績予想も各利益の見通しを増額修正し、営業利益は前回予想を30%上回る26億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する四半期純利益も同36.4%上回る15億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:18 | 業績でみる株価

ホーチキが高値を更新、決算説明会の「動画」に続き「書き起こし記事」もアップ、注目強まる

■アナリストにとっては「書き起こし記事」が意外に重宝な様子

 ホーチキ<6745>(東証プライム)は5月27日、再び一段高となり、6%高の2822円(158円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新し、2017年以来の高値に進んでいる。同社ホームページの「IRニュース」コーナーに26日付で「2025年3月期 決算説明会動画」をアップし、27日付で「説明会書き起こし記事」もアップ、あらためて好業績が見直される相場になっている。

 調査筋によると、知りたい部分があるときに「動画」は大半を見ないと遭遇できないのでイライラするが、「説明会資料」や「書き起こし記事」なら全体をざっと見渡すことができ、ほしい部分にすぐ着眼することができるので便利だという。2025年3月期は、「創業以来初となる売上高1000億円を達成、営業利益・経常利益ともに4期連続で過去最高を更新」した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 業績でみる株価
2025年05月27日

テラスカイはプライム市場の上場維持基準の全項目に適合、後場一段と強含む

■「流通株式時価総額」の適合も確認

 テラスカイ<3915>(東証プライム)は5月27日の13時30分に「上場維持基準への適合」について発表し、株価は一段動意を強めて14時過ぎに2872円(61円高)まで上げ、昨年来の高値2979円(2025年5月22日)に迫っている。

 上場維持基準への適合常陽は、24年2月29日時点では『流通株式時価総額』だけが適合していなかったが、適合に向けた計画に基づき取組みを進めた結果、25年2月28日時点で適合した。これにより、プライム市場の上場維持基準の全ての項目に適合することとなった。

 適合計画では「27年2月期までに営業利益25億円の達成を目指していく」、「営業利益達成水準から、27年2月期までにROE10%の達成を目指していく」などを掲げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:23 | 業績でみる株価
2025年05月26日

テモナが年初来の高値に迫る、業績予想の増額修正など引き続き好感、業務提携も材料視

■サブスクストアの受託開発やシステム開発受託など予想を上回る推移

 テモナ<3985>(東証プライム)は5月26日、再び上値を試す相場になり、17%高の240円(34)まで上げた後も230円台で強い値動きを続け、年初来の高値247円に迫っている。サブスク⽀援サービスを提供し、5月14日に第2四半期決算と通期の利益予想の増額修正を発表してから再び値上がりを強める展開。20日には、ヘルス、ビューティーなどの領域でブランド開発や商品開発などを行う株式会社MTG(愛知県名古屋市)との業務提携も発表し、買い材料視されている。

 第2四半期(2024年10月〜25年3月・累計、連結)は、EC支援事業でサブスクストアのカスタマイズ案件が堅調に推移したため受託開発収益が増加し、エンジニアリング事業でもシステム開発の受託サービスなどが当初予想よりも増加した。今期・25年9月期の連結業績予想は、24年11月に発表した予想に対し、営業利益は2.2倍の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は2.7倍の見込みに見直した。売上高は2.7%下回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:08 | 業績でみる株価
2025年05月23日

神戸物産が上場来高値を更新、4月の月次売上高13.4%増加など好感

■上期累計では売上高は8.9%増加、売上総利益10.8%増加

 神戸物産<3038>(東証プライム)は5月23日、一段高となり、8%高の4855円(355円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値を更新し、前引けにかけても4800円前後で強い相場となっている。22日に4月の月次動向「2025年4月度・月次IRニュース」を発表し、売上高が前年同月比13.4%増加したことなどが好感されている。

 4月の売上高が前年同月比13.4%の増加となったため、上期(11月〜4月)の売上高は前年同期比8.9%の増加となった。同様に、上期の売上総利益は同10.8%の増加となった。4月末の総店舗数は1105店で前年同期比21店舗増加した。(HC)

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