[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/29)ピックルスHDが上値を指向、きょう第2四半期決算を発表する予定、期待強まる
記事一覧 (09/29)JCRファーマが急伸、業績予想の増額修正とメディパルHDとの提携に注目集まる
記事一覧 (09/28)ライドオンエクスプレスHDは大きく出直る、業績予想を大幅増額、ラグビーW杯の日本代表チーム登場を材料視する向きも
記事一覧 (09/28)日東精工が急伸、2年後にPBR1倍以上、ROE9%以上などめざす取組を好感
記事一覧 (09/28)ヤマトインターナショナルは急伸後もジリ高続く、8月決算予想の増額修正を受け連日高値
記事一覧 (09/27)光・彩は後場一段と上げストップ高、株式分割よりも業績の上振れ期待が強いとの見方
記事一覧 (09/27)日本オラクルは第1四半期の売上高、各利益とも最高が好感され大きく出直る
記事一覧 (09/26)fonfunは2020年以来の高値に進む、新中期計画で時価総額100億円などめざす
記事一覧 (09/26)日本取引所グループが一段高、業績予想の増額修正を好感、株式、国債先物など予想を上回る見込み
記事一覧 (09/25)ヤマトインターナショナルは後場も高値を更新したまま推移、8月決算予想の増額・増配を好感
記事一覧 (09/22)BEENOSは次第高となって出直り強める、未定だった配当を増配し自己株消却を前倒し
記事一覧 (09/22)小田急電鉄は一夜明けて買い直される、21日の業績予想発表後は軟調だったが22日は高い
記事一覧 (09/22)SANKYOは買い気配のまま一段高、未定としていた第2四半期の業績予想を発表、大幅増配も好感
記事一覧 (09/21)関西ペイントは次第に上げて出直り強める、第1四半期の売上高が過去最高、PER割安など再評価
記事一覧 (09/20)ゲームカード・ジョイコHDが3日続伸、9月中間期末の記念配当を意識の見方
記事一覧 (09/19)丸三証券は28年3月期まで特別配当を継続の方針、買い気配のままストップ高
記事一覧 (09/15)オエノンHDは前後場ともジリ高基調で高値に迫る、「四季報」の評価や新製品への取組を好感
記事一覧 (09/15)エコナビスタが急伸、各利益とも第3四半期までで通期予想を上回り注目集中
記事一覧 (09/15)サンバイオは次第に上げて9%高、『慢性期外傷性脳損傷プログラム』今期中の承認取得を目指すなど好感
記事一覧 (09/14)稲葉製作所は下げて始まったが持ち直す、特別配当、自己株式の消却など好感
2023年09月29日

ピックルスHDが上値を指向、きょう第2四半期決算を発表する予定、期待強まる

■販売戦略など奏功し第1四半期の進ちょく率高い

 ピックルスHD(ピックルスホールディングス)<2935>(東証プライム)は9月29日、次第に強含んで上値を指向する相場となり、午前11時にかけては3%高の1290円(43円高)前後で売買されて約2ヵ月ぶりの1290円台に進んでいる。きょう29日の夕方に8月締めの第2四半期決算を発表する予定のため、期待が強まったとみられている。今年は例年にない猛暑のため、原材料である生鮮野菜の不足が伝えられているものの、販売面での強化などを推進しており、注目度は強いようだ。

 期初に開示した今期・2024年2月期・第2四半期の連結業績予想(2023年3月〜8月・累計)は売上高が221.9億円、営業利益は11.8億円。これに対し、第1四半期(2023年3〜5月)の連結売上高は114.9億円、営業利益は7.5億円で、利益面での進ちょく率の高さが目立った。巣ごもり需要の反動減の影響が落ち着いたことや、コンビニエンスストア向けの売上が好調に推移したことにより好調だった。

 グループ会社(株)フードレーベルで「牛角韓国直送キムチ」をはじめ、「牛角」との連携キャンペーンを展開しているほか、地域限定商品として、ゆずのオイルフレーバーと果汁による爽やかな香りと酸味の「ご飯がススムゆず白菜キムチ」なども上市した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 業績でみる株価

JCRファーマが急伸、業績予想の増額修正とメディパルHDとの提携に注目集まる

■今期の営業利益は従来予想を88%上回る見込みに見直す

 JCRファーマ<4552>(東証プライム)は9月29日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の1528.0円(152.0円高)まで上げ、約4か月ぶりに1500円台を回復している。28日の16時、業績予想の増額修正と、開発中のムコ多糖症IIIB型(サンフィリッポ症候群B型)治療薬『JR−446』に関するメディパルHD(メディパルホールディングス)<7459>(東証プライム)との共同開発提携を発表し、注目再燃となっている。

 発表によると、メディパルHDとの契約では、JCRが契約一時金のほか、日本を除く全世界において売上高に応じたロイヤリティを受け取る予定。日本においては開発進捗に応じたマイルストンを受け取るほか、販売を担当し売上を計上する。

 業績予想の増額修正は、2024年3月期の連結業績予想全体を大幅に引き上げ、営業利益は従来予想を87.5%上回る105億円の見込み(前期の2.1倍)に見直した。主な要因は、遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が大きく伸長するなど、主力製品の販売が当初予想を上回る見込みのため。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 業績でみる株価
2023年09月28日

ライドオンエクスプレスHDは大きく出直る、業績予想を大幅増額、ラグビーW杯の日本代表チーム登場を材料視する向きも

■第2四半期の予想営業利益は従来予想の11倍に修正

 ライドオンエクスプレスHD(ライドオンエクスプレスホールディングス)<6082>(東証プライム)は9月28日、朝方の1066円(64円高)を上値に伸びきれないものの、後場は14時にかけても1040円(38円高)前後で売買され、下値圏から大きく出直る相場となっている。寿司・釜めしなどの宅配を行い、27日の15時に業績予想の大幅な増額修正と東証スタンダード市場への移籍選択を発表。第2四半期の連結営業利益(2023年4〜9月・累計)は従来予想の11倍の2億79百万円に見直すなどで注目が強まった。また、ラグビーW杯の日本代表チームの試合が29日午前4時キックオフと伝えられており、宅配需要に追い風との見方も出ている。

 第2四半期の連結売上高(2023年4〜9月・累計)は従来予想を背置いたが、利益面では経常利益を同15倍に、四半期純利益は同23倍に見直した。価格改定効果や原価率・人件費の改善などによるとした。3月通期の見通しは、マーケティング施策等の追加投資を実施する予定とし、ほぼほぼ上期の増額修正分を上乗せするにとどめた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 業績でみる株価

日東精工が急伸、2年後にPBR1倍以上、ROE9%以上などめざす取組を好感

■「資本コストや株価を意識した経営」を発表、株主還元も積極化

 日東精工<5957>(東証プライム)は9月28日の前場、急激に出直る相場となり、朝方に15%高の635円(83円高)まで上げた後も600円前後で売買され、全体相場が一段安となった前引けも7%高の589円(37円高)で東証プライム銘柄の値上がり率1位となった。27日の15時過ぎに「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、期待と注目が再燃した。

 発表によると、現状、ROE(株主資本利益率)8%未満、PBR(株価純資産倍率)1倍割れの状況にあることから対応策を講じ、2025年度にROE9.0%以上、PBR1.0倍以上を計画するとした。

 株主還元については、一層の充実を念頭に、持続的な利益成長を通じて、安定的な増配を目指す姿勢をより一層明確にするため、中期経営計画期間(2023年から25年の3か年)を対象に、1株あたり18円を下限とした配当維持(23年度は中間・期末とも1株9円で年18円)、または増配を行う累進配当を導入する。さらに、余剰資金の変動に応じた機動的な自己株式取得を実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:27 | 業績でみる株価

ヤマトインターナショナルは急伸後もジリ高続く、8月決算予想の増額修正を受け連日高値

■春夏物好調でセール期の値引き率も抑制

 ヤマトインターナショナル<8127>(東証スタンダード)は9月28日、続伸基調となり、327円(5円高)まで上げて日々小幅だが4日続けて年初来の高値を更新し、2022年3月以来の320円台に進んでいる。「クロコダイル」ブランドなどのアパレル大手で、9月22日に2023年8月期の決算予想を発表し、各利益予想と配当予想を増額修正。翌取引日に急伸して高値に進み、以後も連日高値を更新している。決算発表は10月13日頃の予定。

 23年8月期の連結業績見通しは、従来予想に比べて売上高を3.1%下方修正したが、「上期終盤の2月以降は春夏物のプロパー販売が好調に推移」(発表リリースより)、また「セール期における値引き率の抑制等により」(同)、営業利益は従来予想比20.0%増の3億円の見込みに見直すなど、各利益の予想を大幅に引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益は同55.6%増の5.6億円の見込みに引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 業績でみる株価
2023年09月27日

光・彩は後場一段と上げストップ高、株式分割よりも業績の上振れ期待が強いとの見方

■分割は1対2、配当も実質同額で買い材料としては「平凡」だが

 光・彩<7878>(東証スタンダード)は9月27日の後場一段高となり、午後の取引開始後にストップ高の6860円(1000円高、17%高)で売買され、そのまま買い気配を続けている。26日の15時に11月の株式2分割と配当予想の修正を発表。配当予想は「分割比率に合わせて実施するものであり、実質的な変更はございません」(発表リリースより)というものだったが、朝から時間とともに上げ幅を広げる相場となっている。

 次第高の余韻として、ジュエリー製品の原材料となる原石や金・プラチナなどの国内価格が円安を受けてジリ高傾向を続けているため、製品価格に反映が一段と進みやすくなっていることが挙げられている。また、円安の進行によってインバウンド(訪日観光客)が一段と購入しやすくなっていることも言われている。第2四半期決算(2023年2月〜7月・累計)の売上高は前年同期比6.9%減だったが、営業利益は同44%増加し、「製造原価上昇分の販売価格への転嫁、製造諸経費の削減、受注量に合わせた生産体制の構築」(決算短信より)などの効果が現れた形だった。こうした推移を受け、さらなる収益の上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:32 | 業績でみる株価

日本オラクルは第1四半期の売上高、各利益とも最高が好感され大きく出直る

■東京および大阪データセンターの利用量など順調に増加

 日本オラクル<4716>(東証スタンダード)は9月27日、大きく出直って始まり、取引開始後は12%高の1万1280円(1210円高)まで上げて約3か月ぶりに1万1000円台を回復している。26日15時に第1四半期決算(2023年6月〜8月)を発表し、営業利益は184億68百万円(前年同期比14.4%増)となるなど、「第1四半期としては売上高、営業利益、経常利益および当期純利益ともに過去最高を達成」(決算短信)、注目が再燃している。

 第1四半期は、クラウドサービスでクラウドシフトをさらに加速させるため、既存のお客様向けにOracle Fusion Cloud ERPへのアップグレード(オンプレミスからクラウドへのリフト&シフト)に一層注力するとともに、新規顧客の獲得にも積極的に取り組んだ。東京および大阪データセンターの利用量は順調に増加した。業績予想については、5月通期の売上高を2%増から6%増の見込みとし、1株利益を406円から418円の見込みとするにとどめている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 業績でみる株価
2023年09月26日

fonfunは2020年以来の高値に進む、新中期計画で時価総額100億円などめざす

■上場維持基準への適合には「株価1000円程度を維持する必要」とし期待

 fonfun<2323>(東証スタンダード)は9月26日の後場、15%高の675円(88円高)で始まり、前場に続いて2020年以来の高値に進んで出来高も増勢となっている。25日の15時に上場維持基準への適合状況と新中期経営計画を発表、
「安定的に上場維持基準へ適合するためには、株価1000円程度を維持する必要があると考えております」などとしたため、その施策に期待が強まっている。

 新たな中期経営計画(2023年10月〜26年3月)では、26年3月期の売上高を20億円(23年3月期の連結売上高は6億38百万円、24年3月期より非連結決算に移行の予定)、時価総額は100億円、などとした。23年6月のサイブリッジホールディングス株式会社(東京都品川区)グループからのTOB(株式公開買付)により、新中期経営計画では、目次の第1ページに「新経営陣による経営体制刷新」(サイブリッジグループによるTOB、新経営陣の選任による“fonfun”再成長の実現」を掲げている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 業績でみる株価

日本取引所グループが一段高、業績予想の増額修正を好感、株式、国債先物など予想を上回る見込み

■2021年10月以来の2800円台に進む

 日本取引所グループ<8697>(東証プライム)は9月26日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2820.5円(124.5円高)まで上げ、2021年10月以来の2800円台に進んでいる。25日の15時過ぎに今期・2024年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、営業利益は従来予想を12.4%上回る770億円の見込み(前期比12.8%増)などとし、好感買いが先行している。

 発表によると、業績予想の前提となる1日平均の売買代金・取引高を見直し、株券等、長期国債先物取引、TOPIX先物取引を従来予想より増加する見込みとし、日経平均株価先物取引は減る見込みとした。これを受け、今3月期の連結営業収益(売上高に相当)は従来予想を6.3%上回る1430億円の見込みに、親会社の所有者に帰属する当期利益は同10.2%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 業績でみる株価
2023年09月25日

ヤマトインターナショナルは後場も高値を更新したまま推移、8月決算予想の増額・増配を好感

■春夏物のプロパー販売好調でセール期も値引き少なく

 ヤマトインターナショナル<8127>(東証スタンダード)は9月25日、飛び出すように大きく出直り、前場11%高の321円(32円高)まで上げて約2ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新し、後場も9%高の315円前後で売買されながら強い相場となっている。「BOLT」と大書きしたカジュアルサーフブランドや「クロコダイル」、オンラインショップをベースに展開する「CITERA(シテラ)」などのアパレル大手で、前取引日(22日)に2023年8月期の各利益予想の増額修正と増配を発表し、好感されている。8月期末配当は従来予想の2倍の1株12円の予定(前期比でも倍増)とした。

 23年8月期の連結業績見通しは、「売上予想を若干下げたものの、上期終盤の2月以降は春夏物のプロパー販売が好調に推移」したほか、「セール期における値引き率の抑制等により」各利益とも予想を上回る見込みとなり、営業利益を従来予想比20.0%増の3億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.6%増の5.6億円の見込みに各々引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:57 | 業績でみる株価
2023年09月22日

BEENOSは次第高となって出直り強める、未定だった配当を増配し自己株消却を前倒し

■9月期末配当を前期比2円増配し27円の予定に

 BEENOS<3328>(東証プライム)は9月22日、反発して始まった後も次第高となり、午前11時にかけて6%高の1622円(92円高)まで上げ、大きく出直っている。21日の16時30分に配当予想の修正(増配)と自己株式の消却予定日の変更(前倒し実施)を発表し、好感されている。

 当期・2023年9月期の配当(期末のみ実施)については未定としてきたが、配当を通じた株主への利益還元を重要な経営課題と位置付けており、前期実績から1株につき2円増配し27円の予定とした。

 また、消却予定日の変更(前倒し実施)は、当初発表の2023年10月31日から同年9月29日に改めた。約1か月前倒しすることになる。消却株式数は従来通り30万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.4%)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 業績でみる株価

小田急電鉄は一夜明けて買い直される、21日の業績予想発表後は軟調だったが22日は高い

■第2四半期の連結営業利益は従来予想を48%上回る見込みに

 小田急電鉄<9007>(東証プライム)は9月22日、値を戻して始まり、取引開始後は2347.5円(26.5円高)まで上げ、1週間前につけた2021年11月以来の高値2368円に向けて出直っている。21日の13時過ぎに第2四半期の連結業績予想(2023年4月〜9月・累計)の修正を発表し、この日は大引けまで軟調だったが、一夜明けて見直される形になっている。

 鉄道業やホテル業等における営業収益が想定を上回って推移しているとし、4月〜9月の連結営業利益は4月に開示した前回予想を47.9%上回る247億円の見込みに引き上げた。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は52.6%引き下げた。23年6月に譲渡した小田急センチュリービルについて、固定資産売却益の計上を第2四半期連結累計期間に予定していたものの、設備更新工事完了後の第3四半期以降に変更となったことなどにより、四半期純利益は下方修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 業績でみる株価

SANKYOは買い気配のまま一段高、未定としていた第2四半期の業績予想を発表、大幅増配も好感

■9月中間配当は1株150円(前年同期比90円の増配)に

 SANKYO<6417>(東証プライム)は9月22日、買い気配のまま一段高で始まり、取引開始から15分を経過した午前9時15分現在は10%高の7223円(650円高)で買い優勢となっている。21日の16時に未定としていた第2四半期の連結業績予想(2023年4〜9月・累計)と配当方針の変更、および配当予想の修正(増配)、立会外での自社株買いなどを発表し、好感されている。

4〜9月の連結業績予想は。売上高を1140億円(前年同期比63.0%増)とし、営業利益は435億円(同64.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は310億円(同45.5%増)とした。パチンコ機「フィーバーガンダムSEED」が5万台の販売を記録したのか、スマートパチスロでは「L パチスロ からくりサーカス」を投入し、人気を博したことに加え、10月に市場投入が始まる「L エヴァンゲリオン〜未来への創造〜」が一部9月末に売上計上される見込みとなった。

 配当は第2四半期末(9月中間期末)の配当を1株150円の予定、(前年同期比90円の増配)とし、3月期末配当も150円の予定(同60円の増配)とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 業績でみる株価
2023年09月21日

関西ペイントは次第に上げて出直り強める、第1四半期の売上高が過去最高、PER割安など再評価

■海外が7割超だが「北米」は少なく円安よりも実力で高業績の見方

 関西ペイント<4613>(東証プライム)は9月21日、時間とともに強含む相場となり、後場寄り後は一段と上げて4%高の2298.5円(90.5円高)をつけ、出直りを強めている。第1四半期(2023年4〜6月)の連結売上高は四半期として過去最高を更新するなどで業績好調な上、今期予想1株利益242円47銭からみた株価の割安感(PER9倍)などが言われている。

 この4〜6月の連結営業利益は前年同期比42.6%増加した。同社の連結売上高は7割超を海外で占め、インド27%、欧州23%、アジア13%、アフリカ7%、北米は「その他」に含まれ1.5%。日本国内は28.5%。このため、円安の恩恵は北米比率の高い企業ほど大きくなく、実力で高業績を挙げたと受け止められている。9月14日には、みずほ証券が投資判断「買い」継続の上で目標株価を300円引き上げ3000円に設定し直したと伝えられた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 業績でみる株価
2023年09月20日

ゲームカード・ジョイコHDが3日続伸、9月中間期末の記念配当を意識の見方


■事業子会社の日本ゲームカードが8月に創立35周年

 ゲームカード・ジョイコHD(ゲームカード・ジョイコホールディングス)<6249>(東証スタンダード)は9月20日、7%高の4450円(290円高)まで上げた後も堅調に売買され、13時には4400円前後で推移し、3日続伸基調となって約1か月ぶりに4400円台を回復、出直りを続けている。来る9月中間期末の配当に子会社創立35周年の記念配当を行うと5月に開示しており、9月中間配当を得るための買付期限(権利付最終日、今年は9月27日)を意識した買いが継続していると見られている。

 事業子会社の日本ゲームカード株式会社が2023年8月をもって創立35周年を迎えることを記念し、24年3月期の配当に1株当たり5円の記念配当を実施することとし、9月中間配当を1株22円50銭(普通配当17円50銭、記念配当5円)とし、3月期末配当は普通配当のみで17円50銭の予定とした。年間では40円(前期比5円の増配)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:36 | 業績でみる株価
2023年09月19日

丸三証券は28年3月期まで特別配当を継続の方針、買い気配のままストップ高

■23年9月中間配当から毎期、普通配当に加えて実施

 丸三証券<8613>(東証プライム)は9月19日、朝から買い気配のままストップ高の650円(100円高、18%高)に達して買い殺到状態を続け、午前11時を過ぎてまだ始値がついていない。前取引日の15時過ぎに株主還元の強化と2028年3月期末までの特別配当の実施を発表し、好感買いが集中している。

 還元方針の更なる強化の一環として、2024年3月期中間配当(23年9月中間配当)から28年3月期期末配当まで、普通配当に加えて、各中間・期末配当に特別配当を継続実施する方針とした。

 24年3月期から26年3月期までは特別配当を年間30円、27年3月期は同20円、28年3月期は同10円、各々実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18 | 業績でみる株価
2023年09月15日

オエノンHDは前後場ともジリ高基調で高値に迫る、「四季報」の評価や新製品への取組を好感

■「採算急改善」、地域活性化の取組みとして「ダム貯蔵酒」発売

 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は9月15日、前後場ともジリ高基調の相場となり、13時を過ぎて本日現在高の455円(29円高)まで上げて2020年10月以来の高値に進んでいる。合同酒精などの持株会社で、13日に地域活性化の取組みとして、秋田県と連携した「ダム貯蔵酒」の清酒『小野こまち純米大吟醸』を小安峡温泉でお披露目」など2本のリリースを発表しているが、株式市場では、15日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)にある「値上げがフル寄与」「採算急改善」などの評価を受けて再び注目されたとの見方が出ている。

 第2四半期連結決算(2023年1月〜6月・累計)は各利益とも前年同期比で大幅に黒字転換し、営業利益は20億29百万円だった。12月通期の予想は据え置き、通期の予想営業利益は24億円。第2四半期までの進展の好調さが目立った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 業績でみる株価

エコナビスタが急伸、各利益とも第3四半期までで通期予想を上回り注目集中

■睡眠データ解析技術を活用、10月通期の業績に期待膨らむ

 エコナビスタ<5585>(東証グロース)は9月15日、急反発となり、午前10時40分にかけて一段と上げて22%高の2622円(466円高)をつけ、急激な出直り相場となっている。睡眠データ解析技術で社会課題解決のためのソリューションを提供し、『ライフリズムナビ+Dr』などを運営。14日の16時に発表した第3四半期決算(2022年11月〜23年7月・累計)の各利益が10月通期予想を超過し、予想を上回る好展開との見方が出ている。

 2023年7月26日に上場し、前年同期まで四半期財務諸表を作成していないため、第3四半期決算(22年11月〜23年7月・累計)は前年同期との増減比較はできないが、営業利益は4億23百万円となった。10月通期予想は全体に据え置き、通期の予想営業利益は3億85百万円(前期比27.2%増)。この予想を第3四半期までで上回っている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56 | 業績でみる株価

サンバイオは次第に上げて9%高、『慢性期外傷性脳損傷プログラム』今期中の承認取得を目指すなど好感

■承認後、速やかに販売開始できるよう、体制構築に向けて準備

 サンバイオ<4592>(東証グロース)は9月15日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時には9%高の707円(60円高)まで上げ、再び上値を指向している。14日の15時に発表した2024年1月期・第2四半期決算で、注目の『SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム』について、「承認時期は当社で決められるものではありませんが、今期中の承認取得を目指します」(決算短信より)としたことなどが注目されている。

 第2四半期決算(2023年2〜7月・連結)は各利益とも赤字継続だったが、経常赤字、親会社株主に帰属する四半期純損失は3月に開示した予想額から大きく改善した。SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムについては、現在、承認取得に向けて、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)による審査対応及び収量に関する課題(申請時点と比較して収量が減少)への対応を行うとともに、承認後、速やかに販売を開始できるよう、販売体制構築に向けた準備を着実に進めているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 業績でみる株価
2023年09月14日

稲葉製作所は下げて始まったが持ち直す、特別配当、自己株式の消却など好感

■消却株数は90万株(消却前の発行済株式総数の5.0%)

 稲葉製作所<3421>(東証スタンダード)は9月14日、5%安(80円安の1512円)で始まった後持ち直し、午前11時にかけては3%安(50円安の1542円)と出直りを強めている。物置の大手で、13日の15時に7月決算と特別配当、自己株式の消却を発表し、好感されている。同時に名物会長・稲葉明氏の代表権のない会長への就任(10月20日付)も発表、時代の流れを感じさせたようで、これが株価軟調の原因ではないかとの見方も出ている。

 特別配当は1株につき10円の予定とし、前7月期末(2023年7月期末)のため過ぎ去った期の配当になるが、普通配当と合わせ23円の予定(前期比10円の増配)とした。従来予想比でも10円増になる。消却する株式の総数は90万株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.0%)、消却予定日は23年10月31日。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 業績でみる株価