[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/17)技術承継機構がストップ高、上場後初の決算が予想を上振れ注目し直され上場来の高値を更新
記事一覧 (02/17)楽天グループは反落、配当の見送りなど影響の見方、ただ朝安の後は一進一退
記事一覧 (02/17)キオクシアHDが急伸、第3四半期累計の大幅黒字化など好感、直近3か月はダウンとしたが高値圏で推移
記事一覧 (02/17)ケンコーマヨネーズは一段と出直って始まる、第3四半期の大幅増益と発行株数の最大7%規模の自社株買いなど好感
記事一覧 (02/17)ユーグレナが一時ストップ高、営業利益と経常利益の黒字転換など好感
記事一覧 (02/17)NXホールディングスは一段高で始まる、「3倍返し」の大幅増益予想と大規模な自社株買いを好感
記事一覧 (02/14)イトーキが戻り高値を更新、今期も連続最高益を見込み注目強まる
記事一覧 (02/14)PKSHA Technologyはストップ高、第1四半期の大幅増益を好感
記事一覧 (02/14)ライオンが急伸、12月決算の大幅増益と新中期計画など好感、昨年来の高値に迫る
記事一覧 (02/14)ソニーグループが一段高、業績予想の増額修正と自社株買いなど好感、2000年以来の高値を更新
記事一覧 (02/13)三井海洋開発が後場急伸しストップ高、今期も最高益を予想する12月決算を好感
記事一覧 (02/13)ペットゴーが急伸しストップ高、第3四半期累計の営業利益など通期予想を上回り注目集中
記事一覧 (02/13)エイチワンが急伸しストップ高、3月期末配当を2.8倍の37円の予定に増配、買い集中
記事一覧 (02/13)鹿島建設が一段高、第3四半期減益だが業績予想の増額など好感、戻り高値高値を更新
記事一覧 (02/12)マルハニチロが急伸、第3四半期の進ちょく率好調で期末配当の増配も好感
記事一覧 (02/10)トモニHDが後場一時ストップ高、第3四半期決算と株主還元方針の変更を好感
記事一覧 (02/10)京写が戻り高値に進む、期中レビュー完了の決算短信を受け改めて好業績を見直す
記事一覧 (02/10)ぐるなびが急伸、第3四半期の営業利益27倍など利益激増、通期予想を大幅に上回る
記事一覧 (02/10)DeNAがストップ高、「ポケポケ」好調などで第3四半期は大幅黒字化、プロ野球「ベイスターズ」も観客動員数が球団史上最多を記録
記事一覧 (02/10)マブチモーターは続伸基調、業績予想の増額修正と精密ギアメーカーの子会社化を好感
2025年02月17日

技術承継機構がストップ高、上場後初の決算が予想を上振れ注目し直され上場来の高値を更新

■2月5日上場、経営指標として重視する調整後EBITDAは27%増加

 技術承継機構<319A>(東証グロース)は2月17日、一段高となり、前場にストップ高の4040円(700円高、21%高)まで上げて6日ぶりに上場来の高値を更新し、後場はストップ高買い気配を続けている。2025年2月5日に株式を上場。14日午後に上場後初の決算発表を行い、12月決算(2024年12月期・連結)が上場時に開示した決算情報を全体に上回った。あらためて注目し直されたようだ。

 24年12月期・連結決算は、売上高が110億51百万円(前期比18.5%増)で、営業利益は15億17百万円(同72.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益については、負ののれん発生益が減少したこと等により9億01百万円(同44.1%減)だった。経営指標として重視する調整後EBITDAは21億55百万円(同27.1%増)、調整後当期純利益は10億42百万円(同27.1%増)だった。
 
 今期・25年12月期の連結業績予想は、売上高を116億円(同5.0%増)、調整後EBITDAを24億円(同11.4%増)、調整後当期純利益は12億円(同15.2%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:21 | 業績でみる株価

楽天グループは反落、配当の見送りなど影響の見方、ただ朝安の後は一進一退

■株主優待は昨年に続き「音声+データ(30GB/月)プラン」1年間無料に

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は2月17日、反落相場となり、朝寄り後に7%安(76.6円安の946.4円)まで下げた後も売買交錯のまま、13時を過ぎては5%安(52.4円安の970.6円)前後で推移している。前取引日の14日に発表した12月決算(2024年12月期、IFRS・連結)は営業利益と税引き前利益が黒字に転換したが、前期に続いて配当の見送りを発表。また、今12月期の業績予想についても、各事業の方針は示したが数値予想を開示しなかったこと、などが反落要因と見られている。

 24年12月期の連結業績は、売上収益が前期比10.0%増加し、営業利益と税引き前利益が黒字に転換。親会社の所有者に帰属する当期利益は損失額が半減した。ただ、配当(期末のみ実施中)については、「現下の当社における財務状況等を踏まえ(中略)、配当による資金流出を抑制することが、当社の財務基盤の安定、ひいては株主価値の向上に繋がると考え(中略)当期の配当を行わないことを決定」(決算短信より)した。2期連続で配当を見送ることになる。

 一方、株主優待については、昨年に続き、「楽天モバイル」の『音声+データ(30GB/月)プラン』を1年間無料にて提供し、株主の皆様にも是非サービスを体験いただきたいとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:24 | 業績でみる株価

キオクシアHDが急伸、第3四半期累計の大幅黒字化など好感、直近3か月はダウンとしたが高値圏で推移

■10〜12月についてはSSD&ストレージ単価下落やスマートデバイス出荷減が

 キオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は2月17日、小高く始まった後一段高となり、午前10時40分にかけては14%高の2150円(267円高)まで急伸相場となっている。前取引日の14日に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計、IFRS/連結)の売上収益が前年同期比80.2%増加し、各利益とも前年同期比で大幅な黒字に転換、上場来の高値2180.0円(2025年1月9日)に迫っている。

 第3四半期累計の連結営業利益は4156億06百万円となり、前年同期の2965億56百万円の損失から大幅な黒字に転換した。直近3か月(10〜12月)については、SSD&ストレージの販売単価下落やスマートデバイスの出荷量(記憶容量ベース)減少などにより売上収益、営業利益ともダウンしたとしたが、株価は本日の現在高圏で活況高となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 業績でみる株価

ケンコーマヨネーズは一段と出直って始まる、第3四半期の大幅増益と発行株数の最大7%規模の自社株買いなど好感

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■各利益とも第3四半期までで通期業績予想を超過達成

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は2月17日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の1944円(98円高)まで上げ、約1か月ぶりに1900円台を回復している。前取引日・14日の夕方に発表した第3四半期決算(24年4〜12月・累計/連結)の営業利益が前年同期比97%増加するなど大幅増益となり、発行済株式総数の最大6.7%、107万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)も発表。買い材料視されている。

 自社株買いは、午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)に委託する方式で行う。買い付け価格は2月14日終値1846円。取得する株式の総数は107万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の6.7%)、取得価額の総額は20億3300万円(上限)。

 第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比97.3%増の45億90百万円となった。3月通期(25年3月期)の予想は前回予想を継続し45億円(前期比52.6%増)。第3四半期までで通期予想を上回った。経常利益、純利益も超過達成した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 業績でみる株価

ユーグレナが一時ストップ高、営業利益と経常利益の黒字転換など好感

■「サティス製薬グループ」の連結化や受取精算金などの計上も寄与

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は2月17日、買い気配で始まった後も一段高となり、一時ストップ高の511円(80円高、16%高)まで上げて2024年9月以来、約5か月ぶりの500円台に進んでいる。前取引日・14日に発表した12月決算(2024年1〜12月・連結)の営業利益と経常利益が黒字に転換し、純利益も損失が4分の1に大幅改善。今期・25年12月期の営業利益の見通しも約4倍としたため注目が集中した。営業利益の黒字化は7期ぶりになる。

 前12月期は、ヘルスケア事業の直販売上高が概ね横ばいとなり、バイオ燃料事業の売上高は大口トレードの実施を見送った影響でダウンしたが、24年3月に連結子会社化した(株)サティス製薬など「サティス製薬グループ」の連結業績寄与によりOEM・原料・海外売上高が大きく伸長した。バイオ燃料事業の実証プラント完了により研究開発費が縮小し、マレーシアでの合弁事業にかかる受取精算金の計上や、法人税等調整額(益)の計上も寄与した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 業績でみる株価

NXホールディングスは一段高で始まる、「3倍返し」の大幅増益予想と大規模な自社株買いを好感

■自社株買いは発行株数の11%超の規模で17日から開始

 NXホールディングス(NIPPON EXPRESSホールディングス)<9147>(東証プライム)は2月17日、一段高で始まり、取引開始後は7%高の2670.0円(165.5円高)まで上げて約2か月ぶりに2600円台を回復している。前取引日・14日午後に発表した12月決算(2024年12月期・連結)は各利益とも減益だったが、今期予想を大幅増益とした。また、発行済株式総数の11%超の規模の自己株式取得(自社株買い)も発表、好感買いが先行している。

 24年12月期の連結営業利益は前期比18.3%減だったが、今期・25年12月期の予想は63.0%増で「3倍返し」の見込みとした。また、自社株買いは、取得株式総数3000万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の11.53%)、取得総額500億円(上限)で25年2月17日から同年11月28日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 業績でみる株価
2025年02月14日

イトーキが戻り高値を更新、今期も連続最高益を見込み注目強まる

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■前12月期は営業利益18%増加、今期も14%増を見込む

 イトーキ<7972>(東証プライム)は2月14日、一段高となり、6%高の1725円(101円高)まで上げて約3か月ぶりに戻り高値を更新し、その後も1700円台で強い相場となっている。13日の15時30分に発表した2024年12月期の連結決算で売上高が過去最高を更新し、純利益などは2期連続で過去最高益を更新、改めて注目が強まっている。

 前12月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.1%増加し、営業利益は同18.2%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同21.6%増加した。また、今期も連結営業利益を14.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益を11.4%増の予想とするなどで一段の拡大を見込む。25年12月期の配当(期末のみ実施中)は1株65円(前期比10円の増配)を予定する。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 業績でみる株価

PKSHA Technologyはストップ高、第1四半期の大幅増益を好感

■AIリサーチ&ソリューション事業など好調で業績上振れ期待

 PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)<3993>(東証プライム)は2月14日、12%高で始値をつけた後も一段と上げ、ストップ高の4720円(700円高、17%高)で売買されながら急伸相場となっている。13日の夕方に発表した第1四半期決算(2024年10〜12月、IFRS・連結)が大幅な増収増益となり、事業利益は前年同期比32.5%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は関係会社株式売却益なども加わり2.5倍。注目が集中している。

 この第1四半期は、「AI Research & Solution事業」「AI SaaS事業」とも好調に推移した。前期に子会社化した株式会社トライアンフが連結業績に寄与したこともあり、売上収益は同25.9%増加した。今期・25年9月期の連結業績予想は全体に据え置き、売上収益は200億円(前期比18.4%増)、事業利益は33.5億円(同6.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は26億円(同23.8%増)。第1四半期の推移が続けば上振れるとの期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 業績でみる株価

ライオンが急伸、12月決算の大幅増益と新中期計画など好感、昨年来の高値に迫る

■新中期計画では3年間で営業利益4割拡大などめざす

 ライオン<4912>(東証プライム)は2月14日、急激に出直る相場となり、午前10時にかけては17%高の1857.0円(273.0円高)まで上げ、昨年来の高値1880.0円(2024年12月12日)に迫っている。13日の15時30分に12月決算(2024年12月期)と新中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」の策定を発表し、好感買いが先行している。

 12月決算(2024年12月期、IFRS・連結)は、売上高が前期比2.5%増加し、営業利益は同38.4%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同44.9%増加した。今期・25年12月期も営業利益を23.3%増加する見込みとするなど大幅増益の見込みとした。

 新中期経営計画では3つの基本方針(事業ポートフォリオマネジメントの強化、経営基盤の強化、ダイナミズムの創出)を推進し、数値計画として、2027年12月期の連結業績目標を、売上高は4500億円(2024年12月期比9.0%増)、営業利益は400億円(同40.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は290億円(同36.8%増)などを掲げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17 | 業績でみる株価

ソニーグループが一段高、業績予想の増額修正と自社株買いなど好感、2000年以来の高値を更新

■「売上高及び金融ビジネス収入」は一転増収に転じる見込みに

 ソニーグループ<6758>(東証プライム)は2月14日、一段高となり、取引開始後は11%高の3774.0円(364.0円高)まで上げ、約2週間ぶりに2000年以来の高値を更新している。13日の15時30分に第3四半期決算と通期業績予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、好感買いが先行している。通期業績予想(2025年3月期)のうち、総売上収益に相当する「売上高及び金融ビジネス収入」は、これまでの前期比2.4%減の予想から同1.4%増の増益に転換する。

 通期業績予想(25年3月期)は、「売上高及び金融ビジネス収入」が前回予想を約4%上回る見込みに見直し、営業利益は同2%、当社株主に帰属する当期純利益は同10%上回る見込みに見直した。純利益の伸び率が大きい要因は税金費用の減少などによる。

 また、自社株買いを25年2月14日から同年5月14日までの予定で実施するとし、取得上限株数は3000万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合:0.50%)、総額500億円の枠で実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 業績でみる株価
2025年02月13日

三井海洋開発が後場急伸しストップ高、今期も最高益を予想する12月決算を好感

■前12月期の営業利益は米ドル建てで67%増加、邦貨では86%増加

 三井海洋開発<6269>(東証プライム)は2月13日の後場急伸し、ストップ高の3990円(700円高、21%高)まで上げて2008年以来の高値に進んでいる。正午過ぎに発表した12月決算(2024年12月期、IFRS・連結)の営業利益が米ドル建てで前期比67.4%増加し、邦貨では同86.6%増加した。当期利益は大幅に最高を更新。今期(25年12月期)の予想も営業利益27%増などとしたため注目集中となった。

 24年12月期は、受注高については、新規の大型建造工事の受注はなかったものの、既存の大型建造案件の工事が順調に進んだ。これまで実施してきた大規模修繕の効果により、操業率の改善や、追加修繕費用の軽減などによる採算の向上が図れた。今期(25年12月期)の連結業績予想は、売上収益が米ドル建て、邦貨とも前期比11.6%減とし、営業利益は米ドル建て、邦貨とも同27.0%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は米ドル建て、邦貨とも同22.5%増を見込む。当期利益は連続最高を更新することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00 | 業績でみる株価

ペットゴーが急伸しストップ高、第3四半期累計の営業利益など通期予想を上回り注目集中

■ノミ・マダニ駆除薬や食事療法食に関するエントリーモデルを上市

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は2月13日、急反発で始まった後一段と上げ、ストップ高の955円(150円高、19%高)まで急伸し、急激に出直っている。12日の15時30分に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)の営業利益が前年同期比22%増の2億70百万円となり、据え置いた3月通期予想の営業利益1億58百万円を大幅に超過。注目されている。経常利益、四半期純利益も通期予想を上回った。

 ペット向けの食事療法食などをネット販売などで提供し、この期は、ノミ・マダニ駆除薬及び食事療法食に関するD2Cブランドのエントリーモデルを上市し、各オンラインモールでD2Cブランドの専門店を新規出店、新規のオフライン店舗でD2Cブランドの展開を開始した。「アクティブ購入者は前年同月比較では減少したが、2024年9月末時点から増加に転じる」(決算説明資料)など、回復傾向となった。通期業績予想の上振れに期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 業績でみる株価

エイチワンが急伸しストップ高、3月期末配当を2.8倍の37円の予定に増配、買い集中

■今期は各利益とも4期ぶりに黒字化する見通し

 エイチワン<5989>(東証プライム)は2月13日、一段と出直って始まった後ストップ高の1132円(150円高、15%高)まで上げ、昨年来の高値1152円に迫っている。12日の夕方に第3四半期決算と3月期末配当の増配を発表し、好感買いが先行している。3月期末配当(2025年3月期)は、前回予想の1株当たり13円を2.8倍の37円の予定に修正した。これにより、中間配当13円と合わせた今期の年間配当金は1株50円の予定になった。

 第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/IFRS、連結)は、主力向けの自動車フレーム生産量がおよそ15%減少したことを主因に売上収益は前年同期比1.3%減となったが、各利益は製造コストの圧縮や償却負担減少などにより前年同期比で黒字化した。今3月期の連結業績予想は全体に前回予想を据え置き、各利益とも4期ぶりに黒字化する見通しを継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 業績でみる株価

鹿島建設が一段高、第3四半期減益だが業績予想の増額など好感、戻り高値高値を更新

■建築事業の売上総利益率向上など寄与

 鹿島建設<1812>(東証プライム)は2月13日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高に迫る2922.5円(153.0円高)まで上げ、約1か月半ぶりに戻り高値を更新している。12日の正午に第3四半期決算と3月通期業績予想の増額修正を発表し、一夜明けた13日も買い優勢となっている。

 第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比1.6%増加した一方、営業利益は同7.4%減となるなど各利益とも小幅減益だった。しかし、3月通期(25年3月期)の連結業績予想は、単体で建築事業の売上総利益率が向上すること、米国事業の好調推移などから、営業利益は前回予想を2.9%上回る見込みに見直すなど、全体に増額修正した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 業績でみる株価
2025年02月12日

マルハニチロが急伸、第3四半期の進ちょく率好調で期末配当の増配も好感

■営業利益は第3四半期までで通期予想の93%を達成

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は2月12日、飛び出すように大きく出直る相場となり、11%高の3263.0円(333円高)まで上げた後も3200円前後で売買され、約4か月ぶりの3200円台に進んでいる。前取引日・10日に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)の進ちょく率が好調で、3月期末配当を増額修正、好感買いが先行している。

 第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比9.8%増の278億34百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3.6%増の232億38百万円だった。水産資源事業は減益だったが、食材流通事業、加工食品事業は2桁の増益率だった。3月通期(25年3月期)連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は300億円(前期比13.1%増)を予想。第3四半期までで通期予想の93%を達成したため進捗率が注目されている。3月期末配当は1株60円の予定(従来予想比10円増、前期比でも10円の増配)に見直した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 業績でみる株価
2025年02月10日

トモニHDが後場一時ストップ高、第3四半期決算と株主還元方針の変更を好感

■今期の配当は拡大後のDOEなどに基づき検討

 香川銀行などの持株会社トモニHD(トモニホールディングス)<8600>(東証プライム)は2月10日の14時30分に第3四半期決算と株主還元方針の変更について発表し、株価は発表直後から急伸、一時ストップ高の515円(80円高、18%高)まで上げ、その後も500円台で活況高となっている。500円台は2023年10月以来になる。

 第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は、経常収益が前年同期比7.6%増加し、経常利益は同26.8%増加するなどで好調だった。株主還元方針の変更は、これまでの「当面はDOE(株主資本配当率)1.3%を目指す」方針を新たに「配当性向30%以上(DOE1.6%以上)を目標とする」などとし、令和七年度(今期・25年3月期)の配当を変更後の方針に基づいて検討するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:11 | 業績でみる株価

京写が戻り高値に進む、期中レビュー完了の決算短信を受け改めて好業績を見直す

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■通期の予想営業利益は前期比20.3%増、第3四半期まで好調

 京写<6837>(東証スタンダード)は2月10日、3日続伸基調となり、後場一段と強含んで399円(13円高)をつけ、戻り高値に進んでいる。プリント配線板の世界的大手で、1月末に発表した第3四半期決算短信(2024年4〜12月・累計/連結)について、2月7日に「公認会計士等による期中レビューの完了」を掲載、あらためて好業績が注目し直されている。

 第3四半期累計の連結決算は、北米市場の堅調推移や中国からの生産移管の動きによるASEAN市場の好調などを受けて売上高が前年同期比5.0%増の196億14百万円となり、営業利益はベトナムとインドネシアの増収効果や中国での省人化、高付加価値品の拡大などにより同10.1%増の10億14百万円と好調だった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は13億円(前期比20.3%増)の見込み。第3四半期まで通期予想の78%を達成しているため、好調な推移と受け止められている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43 | 業績でみる株価

ぐるなびが急伸、第3四半期の営業利益27倍など利益激増、通期予想を大幅に上回る

■今期5期ぶり黒字化濃厚、優先株を全部取得し消却の方針

 ぐるなび<2440>(東証プライム)は2月10日、買い気配で始まった後19%高の336円(54円高)まで上げて約2か月ぶりに300円台を回復している。前取引日・7日に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)の営業利益が前年同期の27倍になり、経常利益も同6.5倍などと大幅に回復。今3月期は各利益とも5期ぶリに黒字化する見通しとなり、「A種優先株式の全部取得及び消却」も発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期累計期間は、生成AI技術を用いた飲食店情報アプリなどの新サービス開始もあり、飲食店支援事業が順調に推移。営業利益は前年同期の27.6倍の6億7百万円と劇的に急増し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期の148百万円の損失から6億92百万円の黒字に急回復した。通期予想は全体に据え置き、営業利益は2億40百万円。当期純利益は2億円。これらの通期予想を第3四半期までで大幅に上回ったため、注目が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:42 | 業績でみる株価

DeNAがストップ高、「ポケポケ」好調などで第3四半期は大幅黒字化、プロ野球「ベイスターズ」も観客動員数が球団史上最多を記録

■営業利益は前年同期の赤字298億円から230億円の黒字に

 DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は2月10日、買い気配を上げて15%高(469.0円高の3501.0円)で始まり、さらにストップ高(23%高の700円高、3732.0円)まで上げて急伸し、約1か月半ぶりに昨年来の高値を更新している。前取引日・7日の16時前に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/IFRS、連結)が各利益とも大幅に黒字化し、好感買いが集中した。

 第3四半期累計の連結業績は、売上収益が前年同期比12.1%増加し、営業利益は前年同期の298億円の赤字から230億円の黒字に転換した。24年10月に新規リリースしたタイトル『Pokémon Trading Card Game Pocket』が「ポケポケ」の愛称で人気急拡大、中国ゲーム事業の大幅な縮小等による販促費・広告費の減少も寄与した。また、株式会社横浜DeNAベイスターズが「2024 JERAクライマックスシリーズ セ」、「SMBC日本シリーズ2024」で優勝し、「主催試合の観客動員数が球団史上最多を記録」(決算短信より)。スポーツ事業の売上収益が同11.8%増加したことなども寄与した。3月通期の連結業績予想は引き続き非開示とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価

マブチモーターは続伸基調、業績予想の増額修正と精密ギアメーカーの子会社化を好感

■前12月期の連結営業利益は従来予想を14.5%上回る見込みに

 マブチモーター<6592>(東証プライム)は2月10日、続伸基調で始まり、取引開始後は2098.0円(15.0円高)まで上げて出直っている。前取引日・7日の17時に高精度樹脂ギアメーカーの子会社化と2024年12月期の連結業績予想の増額修正(純利益を除く)を発表し、好感買いが先行している。

 2024年12月期の連結業績予想は、売上高を販売数量増加や円安などにより24年8月に開示した前回予想を3.8%上回る14962億10百万円の見込みに見直し、営業利益は同14.5%上回る216億10百万円の見込みに見直した。親会社株主に帰属する当期純利益は、子会社における固定資産の減損損失計上などにより前回予想を16.7%下回る見込みとした。

 また、高精度樹脂ギアメーカー、オービー工業株式会社(大阪市中央区)の株式100%を25年4月の決済予定で取得するとした。ギア製品は、モーターと一体でユニットとして最適な設計を行うことにより、お客様への提供価値が向上していくと考え、オービー工業の有する、精密成形の高い対応能力、グローバルでのワンストップ対応体制を獲得することにより、グループ一体となってお客様に最適なソリューションを提供していく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 業績でみる株価