アルトナー<2163>(JQ)は、輸送用機器や電気機器を中心に、設計開発・ソフトウェア開発の技術者派遣事業を展開している。18年1月期2桁増益・増配予想である。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は日柄調整が完了し、好業績を評価して6月の上場来高値を試す展開が期待される。
■18年1月期2桁増益・増配予想、1Q進捗率高水準で通期増額の可能性
輸送用機器や電気機器などの分野を中心に、機械設計開発、電気・電子設計開発、ソフトウェア開発の技術者派遣事業(常用型、登録型)および請負・受託事業を展開している。
18年1月期非連結業績予想は、売上高が17年1月期比8.1%増の55億68百万円、営業利益が12.8%増の6億23百万円、経常利益が11.0%増の6億26百万円、純利益が18.6%増の4億31百万円としている。
配当予想は年間26円(第2四半期末13円、期末13円)としている。17年2月1日付株式2分割を考慮して17年1月期の年間45円を22円50銭に換算すると、実施的に3円50銭増配となる。
第1四半期(2月〜4月)の非連結業績は売上高が前年同期比8.3%増収、営業利益が10.1%増益、経常利益が9.4%増益、純利益が17.2%増益だった。技術者派遣事業のうち登録型は減収だが、主力の常用型が8.2%増収と牽引し、請負・受託事業も大幅伸長した。
主要顧客の輸送用機器分野における設計開発、情報通信分野におけるソフト開発など技術者派遣需要が好調に推移した。業種別には精密機器が11.6%減収だが、主力の輸送用機器が19.1%増収、電気機器が6.6%増収、情報通信が9.8%増収と好調だった。
技術者稼働人員数の増加、稼働率の高水準推移、技術者単価の上昇で増収・2桁営業増益だった。期末技術者数は55人増加の685人、平均稼働率は0.5ポイント低下したが97.7%、技術者単価は2.4%上昇した。売上総利益率は39.3%で1.8ポイント上昇した。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.8%、営業利益31.3%、経常利益31.4%、純利益31.7%と高水準である。需要が好調に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は日柄調整完了して6月の上場来高値試す
株価は6月の上場来高値1679円から反落したが、直近安値圏1300円近辺から切り返しの動きを強めている。8月31日の終値は1538円、今期予想PERは19倍近辺、時価総額は約82億円である。
週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から切り返して13週移動平均線を回復した。サポートラインを確認した形だ。日柄調整が完了し、好業績を評価して6月の上場来高値を試す展開が期待される。(MM)
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(09/01)【業績でみる株価】アルトナーは18年1月期2桁増益・増配予想、1Q進捗率高水準で通期増額の可能性
(08/31)【業績でみる株価】資生堂は上場来高値更新の展開、17年12月期業績と配当を増額修正、さらに再増額の可能性
(08/30)【業績でみる株価】ビジョンは日柄調整一巡して上値試す、17年12月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期も増額余地
(08/29)【業績でみる株価】じげんは日柄調整一巡して上値試す、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想に増額余地
(08/28)【業績でみる株価】シンデン・ハイテックスは日柄調整一巡して上値試す、18年3月期1Q大幅営業増益で通期予想は増額の可能性
(08/28)【業績でみる株価】ウイン・パートナーズは上場来高値更新の展開、18年3月期1Qが2桁増益で通期予想に増額余地
(08/28)【業績でみる株価】ニッタは上場来高値更新の展開、18年3月期1Qは2桁営業増益、進捗率高水準で通期増額の可能性
(08/24)【業績でみる株価】WDBホールディングスは上場来高値圏、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想に増額の可能性
(08/24)【業績でみる株価】長瀬産業は上場来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想は増額の可能性
(08/23)【業績でみる株価】加藤産業は上場来高値更新の展開、17年9月期3Q累計が大幅増益で期末配当を増額修正、通期業績も増額の可能性
(08/23)【業績でみる株価】日本化薬は上場来高値圏、18年3月期1Qが大幅増益で通期予想は増額の可能性
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(08/21)【業績でみる株価】オプテックスグループは6月の上場来高値に接近、17年12月期2Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性
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(08/15)【業績でみる株価】ナブテスコは上場来高値更新の展開、17年12月期2Q累計が計画超で通期業績予想と配当予想を増額修正
(08/15)【業績でみる株価】ソーシャルワイヤーはモミ合い上放れ、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
(08/14)【業績でみる株価】ダイナパックは09年来高値圏、17年12月期通期業績・配当予想増額
(08/09)【業績でみる株価】日本M&Aセンターは高値更新の展開、18年3月期1Q大幅増収増益で2Q累計予想を増額修正、通期予想も増額の可能性
(08/09)【業績でみる株価】リョーサンは高値更新の展開、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想は増額の可能性
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2017年09月01日
【業績でみる株価】アルトナーは18年1月期2桁増益・増配予想、1Q進捗率高水準で通期増額の可能性
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:05
| 業績でみる株価
2017年08月31日
【業績でみる株価】資生堂は上場来高値更新の展開、17年12月期業績と配当を増額修正、さらに再増額の可能性
化粧品国内大手である資生堂<4911>(東1)の17年12月期第2四半期累計が大幅営業増益となり、通期業績予想および配当予想を増額修正した。さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年12月期通期業績と配当予想を増額修正、さらに再増額の可能性
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.5%増の4721億09百万円、営業利益が73.9%増の346億71百万円、経常利益が86.5%増の341億97百万円、純利益が23.2%減の188億05百万円だった。
売上高は現地通貨ベースで15.0%増収と成長が加速した。戦略的に投資を強化してきたプレステージ領域がグローバルで好調を維持し、ボーダレスマーケティングを積極的に実施した日本、中国、トラベルリテール事業が成長を牽引した。新ブランドも寄与した。純利益は特別利益の一巡や自主回収関連費用を特別損失に計上したため減益だったが、増収効果で営業利益と経常利益は大幅増益だった。
17年12月通期の連結業績予想および配当予想を増額修正した。通期連結業績予想は売上高が16年12月期比13.5%増の9650億円、営業利益が52.3%増の560億円、経常利益が47.9%増の550億円、そして純利益が1.2%増の325億円とした。配当予想は5円増額して年間25円(第2四半期末12円50銭、期末12円50銭)とした。16年12月期との比較でも5円増配となる。
修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.9%、営業利益が61.9%、経常利益が62.2%、純利益が57.9%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開となり、8月23日の4624円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。需給面良好であり、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年12月期通期業績と配当予想を増額修正、さらに再増額の可能性
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.5%増の4721億09百万円、営業利益が73.9%増の346億71百万円、経常利益が86.5%増の341億97百万円、純利益が23.2%減の188億05百万円だった。
売上高は現地通貨ベースで15.0%増収と成長が加速した。戦略的に投資を強化してきたプレステージ領域がグローバルで好調を維持し、ボーダレスマーケティングを積極的に実施した日本、中国、トラベルリテール事業が成長を牽引した。新ブランドも寄与した。純利益は特別利益の一巡や自主回収関連費用を特別損失に計上したため減益だったが、増収効果で営業利益と経常利益は大幅増益だった。
17年12月通期の連結業績予想および配当予想を増額修正した。通期連結業績予想は売上高が16年12月期比13.5%増の9650億円、営業利益が52.3%増の560億円、経常利益が47.9%増の550億円、そして純利益が1.2%増の325億円とした。配当予想は5円増額して年間25円(第2四半期末12円50銭、期末12円50銭)とした。16年12月期との比較でも5円増配となる。
修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.9%、営業利益が61.9%、経常利益が62.2%、純利益が57.9%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開となり、8月23日の4624円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。需給面良好であり、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:35
| 業績でみる株価
2017年08月30日
【業績でみる株価】ビジョンは日柄調整一巡して上値試す、17年12月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期も増額余地
WiFiルーターレンタルのグローバルWiFi事業とWebマーケティング支援の情報通信サービス事業を展開しているビジョン<9416>(東1)の17年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増益だった。通期も大幅増益予想である。そして増額の可能性がありそうだ。株価は6月の上場来高値から一旦反落したが、日柄調整が一巡し、好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年12月期2Q累計は計画超の大幅増益、通期予想も増額余地
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比20.1%増の83億50百万円、営業利益が52.3%増の8億50百万円、経常利益が60.1%増の8億50百万円、純利益が67.2%増の5億71百万円だった。計画に対して売上高は4億89百万円、営業利益は1億80百万円、経常利益は1億78百万円、純利益は1億34百万円、それぞれ上回る大幅増収増益だった。
グローバルWiFi事業において、良好な市場環境を背景に需要取り込み策が奏功し、売上原価率や販管比率の低減への取り組みも寄与した。グローバルWiFi事業が36.1%増収・84.5%増益と牽引し、情報通信サービス事業も3.6%増収・6.9%増益と順調だった。
通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.6%増の167億13百万円、営業利益が24.5%増の16億06百万円、経常利益が23.9%増の16億08百万円、純利益が28.5%増の10億45百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.0%、営業利益が52.9%、経常利益が52.9%、純利益が54.6%と順調である。期初時点で下期偏重の計画だったことを考慮すれば、通期予想にも増額の可能性があるだろう。
■株価は日柄調整一巡して上値試す
8月16日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限は21万7000株、取得価額総額の上限は5億円、取得期間は17年8月17日〜18年8月16日としている。
株価(17年7月1日付で株式2分割)は6月の上場来高値2945円から利益確定売りで一旦反落したが、8月14日の直近安値2260円から切り返している。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。日柄調整が一巡し、好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年12月期2Q累計は計画超の大幅増益、通期予想も増額余地
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比20.1%増の83億50百万円、営業利益が52.3%増の8億50百万円、経常利益が60.1%増の8億50百万円、純利益が67.2%増の5億71百万円だった。計画に対して売上高は4億89百万円、営業利益は1億80百万円、経常利益は1億78百万円、純利益は1億34百万円、それぞれ上回る大幅増収増益だった。
グローバルWiFi事業において、良好な市場環境を背景に需要取り込み策が奏功し、売上原価率や販管比率の低減への取り組みも寄与した。グローバルWiFi事業が36.1%増収・84.5%増益と牽引し、情報通信サービス事業も3.6%増収・6.9%増益と順調だった。
通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.6%増の167億13百万円、営業利益が24.5%増の16億06百万円、経常利益が23.9%増の16億08百万円、純利益が28.5%増の10億45百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.0%、営業利益が52.9%、経常利益が52.9%、純利益が54.6%と順調である。期初時点で下期偏重の計画だったことを考慮すれば、通期予想にも増額の可能性があるだろう。
■株価は日柄調整一巡して上値試す
8月16日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限は21万7000株、取得価額総額の上限は5億円、取得期間は17年8月17日〜18年8月16日としている。
株価(17年7月1日付で株式2分割)は6月の上場来高値2945円から利益確定売りで一旦反落したが、8月14日の直近安値2260円から切り返している。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。日柄調整が一巡し、好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:04
| 業績でみる株価
2017年08月29日
【業績でみる株価】じげんは日柄調整一巡して上値試す、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想に増額余地
求人や不動産など各種情報サイトを一括検索する集約サイトを展開しているじげん<3679>(東マ)の18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も大幅増収増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は日柄調整一巡して上値を試す展開が期待され、13年IPO時の高値も視野に入りそうだ。
■18年3月期(IFRS)1Q大幅増収増益で通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比57.1%増の25億02百万円、営業利益が61.5%増の8億47百万円、税引前利益が61.6%増の8億44百万円、そして親会社の所有者に帰属する純利益が61.1%増の4億99百万円だった。
四半期業績として過去最高を更新した。主力の人材領域が60%増収、さらに不動産領域が35%増収、生活領域が93%増収と、いずれも大幅伸長した。コスト面では三光アドの連結化で売上原価が増加したが、広告宣伝費や販売促進費の効率化を推進して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比39.4%増の105億円、営業利益が29.7%増の32億20百万円、そして親会社の所有者に帰属する純利益が31.0%増の19億30百万円としている。人材領域、不動産領域、生活領域とも好調に推移する見込みだ。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.8%、営業利益26.3%、親会社の所有者に帰属する純利益25.9%と順調である。積極的な事業展開で通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価は日柄調整一巡して上値試す、13年IPO時の高値も視野
株価は6月22日の年初来高値1878円から利益確定売りで反落したが、8月4日の直近安値1515円から切り返して8月28日には1803円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。13年12月IPO時の上場来高値2070円も視野に入りそうだ。(MM)
■18年3月期(IFRS)1Q大幅増収増益で通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比57.1%増の25億02百万円、営業利益が61.5%増の8億47百万円、税引前利益が61.6%増の8億44百万円、そして親会社の所有者に帰属する純利益が61.1%増の4億99百万円だった。
四半期業績として過去最高を更新した。主力の人材領域が60%増収、さらに不動産領域が35%増収、生活領域が93%増収と、いずれも大幅伸長した。コスト面では三光アドの連結化で売上原価が増加したが、広告宣伝費や販売促進費の効率化を推進して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比39.4%増の105億円、営業利益が29.7%増の32億20百万円、そして親会社の所有者に帰属する純利益が31.0%増の19億30百万円としている。人材領域、不動産領域、生活領域とも好調に推移する見込みだ。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.8%、営業利益26.3%、親会社の所有者に帰属する純利益25.9%と順調である。積極的な事業展開で通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価は日柄調整一巡して上値試す、13年IPO時の高値も視野
株価は6月22日の年初来高値1878円から利益確定売りで反落したが、8月4日の直近安値1515円から切り返して8月28日には1803円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。13年12月IPO時の上場来高値2070円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:08
| 業績でみる株価
2017年08月28日
【業績でみる株価】シンデン・ハイテックスは日柄調整一巡して上値試す、18年3月期1Q大幅営業増益で通期予想は増額の可能性
液晶・半導体の専門商社で、韓国LGディスプレー社やSKハイニックス社の製品取り扱いを主力としているシンデン・ハイテックス<3131>(JQ)の18年3月期第1四半期は大幅営業増益で経常利益と純利益は黒字化した。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は高値圏でモミ合う形だが、日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比10.2%増の114億67百万円となり、営業利益が7.3倍の3億09百万円と大幅増益だった。経常利益は2億89百万円の黒字(前年同期は42百万円の赤字)で、純利益は1億87百万円の黒字(同49百万円の赤字)となり、いずれも黒字化した。
液晶分野は車載用機器向けが減少して4.1%減収だったが、半導体分野がメモリ市況の回復や委託開発ビジネスの順調推移で24.7%増収、電子機器分野が異物検出機等の装置ビジネスの好調で19.9%増収、その他分野がバッテリ等の新規ビジネスの立ち上がりで25.9%増収となり、増収効果で大幅営業増益だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.2%増の472億08百万円、営業利益が11.6%増の9億35百万円、経常利益が48.9%増の7億48百万円、そして純利益が37.3%増の4億97百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益33.0%、経常利益38.6%、純利益37.6%と高水準である。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は日柄調整一巡して上値試す
株価は6月28日の年初来高値3885円から一旦反落したが、大きく下押すことなく高値圏3000円〜3500円近辺でモミ合う形だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比10.2%増の114億67百万円となり、営業利益が7.3倍の3億09百万円と大幅増益だった。経常利益は2億89百万円の黒字(前年同期は42百万円の赤字)で、純利益は1億87百万円の黒字(同49百万円の赤字)となり、いずれも黒字化した。
液晶分野は車載用機器向けが減少して4.1%減収だったが、半導体分野がメモリ市況の回復や委託開発ビジネスの順調推移で24.7%増収、電子機器分野が異物検出機等の装置ビジネスの好調で19.9%増収、その他分野がバッテリ等の新規ビジネスの立ち上がりで25.9%増収となり、増収効果で大幅営業増益だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.2%増の472億08百万円、営業利益が11.6%増の9億35百万円、経常利益が48.9%増の7億48百万円、そして純利益が37.3%増の4億97百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益33.0%、経常利益38.6%、純利益37.6%と高水準である。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は日柄調整一巡して上値試す
株価は6月28日の年初来高値3885円から一旦反落したが、大きく下押すことなく高値圏3000円〜3500円近辺でモミ合う形だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。日柄調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:20
| 業績でみる株価
【業績でみる株価】ウイン・パートナーズは上場来高値更新の展開、18年3月期1Qが2桁増益で通期予想に増額余地
ウイン・インターナショナルとテスコが経営統合した医療機器商社グループであるウイン・パートナーズ<3183>(東1)の18年3月期第1四半期は2桁増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは2桁増益、通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の145億71百万円で、営業利益が14.0%増の7億94百万円、経常利益が14.0%増の7億95百万円、純利益が12.3%増の5億35百万円だった。
大型医療機器関連は大型設備投資案件の減少で9.0%減収だったが、虚血性心疾患関連は薬剤溶出型ステント(DES)やPTCAバルーンカテータルの数量が伸長して5.0%増収、心臓律動管理関連はEPアブレーション関連商品やMRI対応型ペースメーカの数量が伸長して7.5%増収、心臓血管外科関連は経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)関連商品の数量が伸長して17.1%増収、末梢血管疾患関連および脳外科関連はPTAバルーンカテータルの数量が伸長して7.3%増収と好調だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.6%増の616億円、営業利益が6.3%増の32億50百万円、経常利益が6.1%増の32億50百万円、そして純利益が4.2%増の22億30百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.7%、営業利益24.4%、経常利益24.5%、純利益24.0%と順調である。需要が高水準であり、下期偏重の期初計画であることも考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。
なお8月23日には、東北エリアで事業展開する連結子会社テスコが、秋田県中心に医療機器販売を展開する大沢商事の全株式を取得(株式譲渡10月1日予定)すると発表している。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開で8月21日には1550円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Qは2桁増益、通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の145億71百万円で、営業利益が14.0%増の7億94百万円、経常利益が14.0%増の7億95百万円、純利益が12.3%増の5億35百万円だった。
大型医療機器関連は大型設備投資案件の減少で9.0%減収だったが、虚血性心疾患関連は薬剤溶出型ステント(DES)やPTCAバルーンカテータルの数量が伸長して5.0%増収、心臓律動管理関連はEPアブレーション関連商品やMRI対応型ペースメーカの数量が伸長して7.5%増収、心臓血管外科関連は経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)関連商品の数量が伸長して17.1%増収、末梢血管疾患関連および脳外科関連はPTAバルーンカテータルの数量が伸長して7.3%増収と好調だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.6%増の616億円、営業利益が6.3%増の32億50百万円、経常利益が6.1%増の32億50百万円、そして純利益が4.2%増の22億30百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.7%、営業利益24.4%、経常利益24.5%、純利益24.0%と順調である。需要が高水準であり、下期偏重の期初計画であることも考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。
なお8月23日には、東北エリアで事業展開する連結子会社テスコが、秋田県中心に医療機器販売を展開する大沢商事の全株式を取得(株式譲渡10月1日予定)すると発表している。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開で8月21日には1550円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:19
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【業績でみる株価】ニッタは上場来高値更新の展開、18年3月期1Qは2桁営業増益、進捗率高水準で通期増額の可能性
伝動用ベルトの草分けで、ベルト・ゴム製品やホース・チューブ製品を主力としているニッタ<5186>(東1)の18年3月期第1四半期は2桁営業増益だった。進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは2桁営業増益、進捗率高水準で通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高前年同期比13.3%増の181億52百万円、営業利益が12.3%増の13億63百万円、経常利益が16.5%増の28億66百万円、純利益が6.5%増の21億67百万円だった。
国内は物流業界向けや半導体製造装置業界向け、海外は北米・中南米における自動車業界向けや物流業界向け、アジアにおける半導体業界向けが好調に推移し、先行投資コストを吸収して2桁増収、2桁営業増益だった。経常利益と純利益は持分法投資利益の増加も寄与した。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比5.7%増の680億円、営業利益が7.3%増の46億円、経常利益が4.6%増の101億円、純利益が4.0%増の82億円としている。なお17年12月27日付(予定)で東洋ゴム工業グループの化工品事業(建築用免震ゴム事業を除く)を取得して子会社化する。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.7%、営業利益29.6%、経常利益28.4%、純利益26.4%と高水準である。需要が高水準に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は本日8月28日に3900円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Qは2桁営業増益、進捗率高水準で通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高前年同期比13.3%増の181億52百万円、営業利益が12.3%増の13億63百万円、経常利益が16.5%増の28億66百万円、純利益が6.5%増の21億67百万円だった。
国内は物流業界向けや半導体製造装置業界向け、海外は北米・中南米における自動車業界向けや物流業界向け、アジアにおける半導体業界向けが好調に推移し、先行投資コストを吸収して2桁増収、2桁営業増益だった。経常利益と純利益は持分法投資利益の増加も寄与した。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比5.7%増の680億円、営業利益が7.3%増の46億円、経常利益が4.6%増の101億円、純利益が4.0%増の82億円としている。なお17年12月27日付(予定)で東洋ゴム工業グループの化工品事業(建築用免震ゴム事業を除く)を取得して子会社化する。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.7%、営業利益29.6%、経常利益28.4%、純利益26.4%と高水準である。需要が高水準に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は本日8月28日に3900円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51
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2017年08月24日
【業績でみる株価】WDBホールディングスは上場来高値圏、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想に増額の可能性
理学系研究職人材派遣の大手で、CRO事業の拡大も推進しているWDBホールディングス<2475>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。人材派遣需要が高水準であり、通期予想に増額の可能性がありそうだ。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは大幅増収増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比14.1%増の90億22百万円で、営業利益が26.0%増の10億05百万円、経常利益が27.1%増の10億17百万円、純利益が2.5倍の10億96百万円だった。
主力の人材サービス事業が13.7%増収・27.9%営業増益となり、全体を牽引した。理学系研究職派遣ならびに工学系技術職派遣が堅調に推移した。CRO事業はWDBアイシーオーの受注が堅調で14.7%増収だったが、海外における投資負担で14.4%営業減益だった。純利益は特別利益に固定資産売却益を計上したことも寄与した。
通期連結業績予想は売上高が17年3月期比14.9%増の375億60百万円、営業利益が9.9%増の37億49百万円、経常利益が10.0%増の37億59百万円、純利益が36.1%増の28億22百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益26.8%、経常利益27.1%、純利益38.8%と高水準である。人材派遣需要が高水準であり、先行投資負担を吸収して通期予想に増額の可能性がありそうだ。
なお配当予想は6円増配の年間17円(第2四半期末7円、期末10円)としている。予想配当性向は12.1%である。8月4日には配当方針について、18年3月期から配当金の増額かつ配当性向の引き上げを実施すると発表している。将来的には今後5年程度をかけて、最終的に配当性向を30%まで引き上げていく方針とした。配当予想についても増額の可能性がありそうだ。
■株価は上場来高値圏、好業績を評価して上値試す
株価は8月16日に上場来高値2717円円まで上伸して堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Qは大幅増収増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比14.1%増の90億22百万円で、営業利益が26.0%増の10億05百万円、経常利益が27.1%増の10億17百万円、純利益が2.5倍の10億96百万円だった。
主力の人材サービス事業が13.7%増収・27.9%営業増益となり、全体を牽引した。理学系研究職派遣ならびに工学系技術職派遣が堅調に推移した。CRO事業はWDBアイシーオーの受注が堅調で14.7%増収だったが、海外における投資負担で14.4%営業減益だった。純利益は特別利益に固定資産売却益を計上したことも寄与した。
通期連結業績予想は売上高が17年3月期比14.9%増の375億60百万円、営業利益が9.9%増の37億49百万円、経常利益が10.0%増の37億59百万円、純利益が36.1%増の28億22百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益26.8%、経常利益27.1%、純利益38.8%と高水準である。人材派遣需要が高水準であり、先行投資負担を吸収して通期予想に増額の可能性がありそうだ。
なお配当予想は6円増配の年間17円(第2四半期末7円、期末10円)としている。予想配当性向は12.1%である。8月4日には配当方針について、18年3月期から配当金の増額かつ配当性向の引き上げを実施すると発表している。将来的には今後5年程度をかけて、最終的に配当性向を30%まで引き上げていく方針とした。配当予想についても増額の可能性がありそうだ。
■株価は上場来高値圏、好業績を評価して上値試す
株価は8月16日に上場来高値2717円円まで上伸して堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24
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【業績でみる株価】長瀬産業は上場来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想は増額の可能性
合成樹脂など化学品専門商社の最大手である長瀬産業<8012>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして通期も大幅増益予想である。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比7.9%増の1871億36百万円、営業利益が59.0%増の56億04百万円、経常利益が63.2%増の63億70百万円、純利益が55.7%増の34億82百万円だった。
生活関連が医薬原料・中間体の減少などで2.8%営業減益だったが、機能素材が自動車関連や半導体関連の好調などで35.8%営業増益、加工材料が合成樹脂の好調などで38.2%営業増益、電子がフォトリソ材料の好調などで16.5%営業増益、自動車・エネルギーが国内樹脂ビジネスの好調などで2.5倍営業増益だった。増収効果や製造子会社の採算改善効果による事業収益の増加、退職給付会計における数理計算上の差異の償却額減少などで大幅営業増益となり、経常利益と純利益は営業外での持分法投資損益の改善も寄与した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比1.3%増の7320億円、営業利益が27.1%増の191億円、経常利益が27.7%増の209億円、純利益が21.0%増の125億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.6%、営業利益29.3%、経常利益30.5%、純利益27.9%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値圏、好業績を評価して上値試す
株価は8月8日の上場来高値1913円から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると、1500円〜1700円近辺での中段保ち合いから上放れ、13週移動平均線がサポートラインとなった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比7.9%増の1871億36百万円、営業利益が59.0%増の56億04百万円、経常利益が63.2%増の63億70百万円、純利益が55.7%増の34億82百万円だった。
生活関連が医薬原料・中間体の減少などで2.8%営業減益だったが、機能素材が自動車関連や半導体関連の好調などで35.8%営業増益、加工材料が合成樹脂の好調などで38.2%営業増益、電子がフォトリソ材料の好調などで16.5%営業増益、自動車・エネルギーが国内樹脂ビジネスの好調などで2.5倍営業増益だった。増収効果や製造子会社の採算改善効果による事業収益の増加、退職給付会計における数理計算上の差異の償却額減少などで大幅営業増益となり、経常利益と純利益は営業外での持分法投資損益の改善も寄与した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比1.3%増の7320億円、営業利益が27.1%増の191億円、経常利益が27.7%増の209億円、純利益が21.0%増の125億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.6%、営業利益29.3%、経常利益30.5%、純利益27.9%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値圏、好業績を評価して上値試す
株価は8月8日の上場来高値1913円から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると、1500円〜1700円近辺での中段保ち合いから上放れ、13週移動平均線がサポートラインとなった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:36
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2017年08月23日
【業績でみる株価】加藤産業は上場来高値更新の展開、17年9月期3Q累計が大幅増益で期末配当を増額修正、通期業績も増額の可能性
食品卸の大手である。関西を地盤として全国展開している加藤産業<9869>(東1)の17年9月期第3四半期累計が大幅増益となり、期末配当予想を増額修正した。通期業績予想も増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年9月期3Q累計大幅増益で配当を増額、通期業績も増額の可能性
17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の7252億60百万円、営業利益が21.0%増の69億70百万円、経常利益が19.7%増の81億65百万円、純利益が33.6%増の53億34百万円だった。
主力の常温流通事業が3.3%増収・18.9%営業増益と牽引した。得意先との関係強化、自販力の強化、利益管理の徹底、自社ブランド商品の拡販、物流費の抑制などの施策が奏功した。低温物流事業は1.8%減収だったが、大手得意先との取引見直しなどで売上総利益率改善に取り組み営業黒字化した。酒類流通事業は大手得意先との取引減少の影響で2.9%減収だったが、利益管理徹底やコスト削減の効果で62.8%営業増益だった。
配当予想は期末6円増額(普通配当2円増額、および創立70周年記念配当4円実施)して年間52円(第2四半期末23円、期末29円)とした。16年9月期との比較でも6円増配となる。
通期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比1.2%増の9650億円、営業利益が6.1%増の84億20百万円、経常利益が5.0%増の95億円、純利益が15.3%増の60億円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が75.2%、営業利益が82.8%、経常利益が85.9%、純利益が88.9%と高水準である。通期業績予想も増額の可能性が高いだろう。
なお株主優待制度の実施時期の変更も発表している。従来の毎年9月30日現在1単元(100株)以上保有株主を、毎年3月31日現在1単元(100株)以上保有株主に変更する。17年9月30日現在の対象株主は従来どおりで、18年3月31日現在の対象株主から適用する。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は16年2月の3080円を突破して上場来高値更新の展開となり、8月14日に3285円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年9月期3Q累計大幅増益で配当を増額、通期業績も増額の可能性
17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の7252億60百万円、営業利益が21.0%増の69億70百万円、経常利益が19.7%増の81億65百万円、純利益が33.6%増の53億34百万円だった。
主力の常温流通事業が3.3%増収・18.9%営業増益と牽引した。得意先との関係強化、自販力の強化、利益管理の徹底、自社ブランド商品の拡販、物流費の抑制などの施策が奏功した。低温物流事業は1.8%減収だったが、大手得意先との取引見直しなどで売上総利益率改善に取り組み営業黒字化した。酒類流通事業は大手得意先との取引減少の影響で2.9%減収だったが、利益管理徹底やコスト削減の効果で62.8%営業増益だった。
配当予想は期末6円増額(普通配当2円増額、および創立70周年記念配当4円実施)して年間52円(第2四半期末23円、期末29円)とした。16年9月期との比較でも6円増配となる。
通期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比1.2%増の9650億円、営業利益が6.1%増の84億20百万円、経常利益が5.0%増の95億円、純利益が15.3%増の60億円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が75.2%、営業利益が82.8%、経常利益が85.9%、純利益が88.9%と高水準である。通期業績予想も増額の可能性が高いだろう。
なお株主優待制度の実施時期の変更も発表している。従来の毎年9月30日現在1単元(100株)以上保有株主を、毎年3月31日現在1単元(100株)以上保有株主に変更する。17年9月30日現在の対象株主は従来どおりで、18年3月31日現在の対象株主から適用する。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は16年2月の3080円を突破して上場来高値更新の展開となり、8月14日に3285円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:44
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【業績でみる株価】日本化薬は上場来高値圏、18年3月期1Qが大幅増益で通期予想は増額の可能性
半導体向けエポキシ樹脂などの機能化学品事業、抗がん薬などの医薬事業、自動車エアバッグ用インフレータなどのセイフティシステムズ事業を展開している日本化薬<4272>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期は利益横ばい予想だが増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Q大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比4.9%増の408億80百万円で、営業利益が26.2%増の62億33百万円、経常利益が88.0%増の65億70百万円、純利益が88.6%増の45億27百万円だった。
主力3事業がいずれも好調に推移した。機能化学品は海外向けエポキシ樹脂の好調などで1.5%増収・47.5%営業増益だった。医薬はバイオンミラーの抗体薬などが伸長して2.4%増収・46.8%営業増益だった。セイフティシステムズは自動車エアバッグ用インフレータなどが好調で15.3%増収・5.9%営業増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.9%増の1685億円、営業利益が1.8%増の200億円、経常利益が2.8%増の205億円、そして純利益が10.5%減の140億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益31.2%、経常利益32.0%、純利益32.3%で、利益進捗率が高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は15年1月高値1682円を突破し、8月3日に上場来高値となる1737円まで上伸した。その後も堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Q大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比4.9%増の408億80百万円で、営業利益が26.2%増の62億33百万円、経常利益が88.0%増の65億70百万円、純利益が88.6%増の45億27百万円だった。
主力3事業がいずれも好調に推移した。機能化学品は海外向けエポキシ樹脂の好調などで1.5%増収・47.5%営業増益だった。医薬はバイオンミラーの抗体薬などが伸長して2.4%増収・46.8%営業増益だった。セイフティシステムズは自動車エアバッグ用インフレータなどが好調で15.3%増収・5.9%営業増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.9%増の1685億円、営業利益が1.8%増の200億円、経常利益が2.8%増の205億円、そして純利益が10.5%減の140億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益31.2%、経常利益32.0%、純利益32.3%で、利益進捗率が高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は15年1月高値1682円を突破し、8月3日に上場来高値となる1737円まで上伸した。その後も堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:52
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2017年08月21日
【業績でみる株価】綜研化学は年初来高値に接近、18年3月期1Qが大幅増益で通期予想は増額の可能性
アクリル樹脂原料の粘着剤を主力とする化学メーカーである綜研化学<4972>(東1)は、液晶パネルや自動車向けを中心として幅広い用途に展開している。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期は減益予想だが増額の可能性が高いだろう。株価は1月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。1700円台のフシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。
■18年3月期1Q大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高前年同期比5.5%増の63億23百万円となり、営業利益が22.0%増の5億80百万円、経常利益が54.6%増の5億50百万円、純利益が77.6%増の4億20百万円だった。
ケミカルズ部門が5.7%増収と好調に推移した。製品別に見ると、粘着剤関連製品は液晶ディスプレイ関連用途向けや建材・自動車分野の一般用途向け販売数量増加で7.4%増収、微粉体製品は情報記録材料用途向け減少で6.0%減収、特殊機能材製品は中国市場における電子材料用途向け販売数量増加で15.0%増収、加工製品は中国市場における機能性粘着テープの家電用途向け販売数量増加で2.1%増収だった。装置システム部門は3.1%増収だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比3.3%増の270億円、営業利益が16.9%減の19億円、経常利益が5.6%減の18億円、純利益が3.2%減の13億円としている。
減益予想だが、通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が23.4%、営業利益が30.5%、経常利益が30.6%、純利益が32.3%と高水準である。液晶ディスプレイ関連や自動車関連の好調が牽引して、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は年初来高値に接近、フシ突破すれば上げ足速める可能性
株価は水準を切り上げて8月17日に1695円まで上伸した。そして1月の年初来高値1706円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。1700円台のフシを突破すれば、08年来の高値圏となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
■18年3月期1Q大幅増益、通期予想は増額の可能性
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高前年同期比5.5%増の63億23百万円となり、営業利益が22.0%増の5億80百万円、経常利益が54.6%増の5億50百万円、純利益が77.6%増の4億20百万円だった。
ケミカルズ部門が5.7%増収と好調に推移した。製品別に見ると、粘着剤関連製品は液晶ディスプレイ関連用途向けや建材・自動車分野の一般用途向け販売数量増加で7.4%増収、微粉体製品は情報記録材料用途向け減少で6.0%減収、特殊機能材製品は中国市場における電子材料用途向け販売数量増加で15.0%増収、加工製品は中国市場における機能性粘着テープの家電用途向け販売数量増加で2.1%増収だった。装置システム部門は3.1%増収だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比3.3%増の270億円、営業利益が16.9%減の19億円、経常利益が5.6%減の18億円、純利益が3.2%減の13億円としている。
減益予想だが、通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が23.4%、営業利益が30.5%、経常利益が30.6%、純利益が32.3%と高水準である。液晶ディスプレイ関連や自動車関連の好調が牽引して、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は年初来高値に接近、フシ突破すれば上げ足速める可能性
株価は水準を切り上げて8月17日に1695円まで上伸した。そして1月の年初来高値1706円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。1700円台のフシを突破すれば、08年来の高値圏となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:52
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【業績でみる株価】オプテックスグループは6月の上場来高値に接近、17年12月期2Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性
防犯や自動ドアなど産業用センサの大手で、FA機器やLED照明なども展開しているオプテックスグループ<6914>(東1)の17年12月期第2四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は自律調整一巡して6月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年12月期2Q累計は大幅増収増益、通期予想は再増額の可能性
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比42.4%増の185億14百万円、営業利益が82.0%増の27億24百万円、経常利益が2.5倍の27億76百万円、純利益が2.6倍の18億54百万円だった。6月20日の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。
FA(ファクトリーオートメーション)事業が26.4%増収・2.2倍営業増益と想定以上に好調だった。シーシーエスを連結したMVL(マシンビジョン照明)事業も寄与した。主力の防犯関連のSS事業は2.2%増収・23.6%営業増益だった。防犯関連はアジアおよび欧州向けの好調で3.3%増収、自動ドア関連は海外向けが伸び悩み3.8%減収だった。
通期予想(6月20日に増額修正)は、売上高が16年12月期比17.0%増の363億円、営業利益が39.3%増の42億円、経常利益が37.7%増の42億50百万円、純利益が54.8%増の28億円としている。下期の想定為替レートは1米ドル=110円、1英ポンド=135円、1ユーロ=120円としている。
製品構成変化や海外拠点強化の先行投資負担などで6月20日の増額修正値を据え置いたが、通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.0%、営業利益が64.9%、経常利益が65.3%、純利益が66.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は6月の上場来高値に接近、好業績を評価して上値試す
株価は水準を切り上げて4000円台を回復し、6月の上場来高値4230円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年12月期2Q累計は大幅増収増益、通期予想は再増額の可能性
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比42.4%増の185億14百万円、営業利益が82.0%増の27億24百万円、経常利益が2.5倍の27億76百万円、純利益が2.6倍の18億54百万円だった。6月20日の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。
FA(ファクトリーオートメーション)事業が26.4%増収・2.2倍営業増益と想定以上に好調だった。シーシーエスを連結したMVL(マシンビジョン照明)事業も寄与した。主力の防犯関連のSS事業は2.2%増収・23.6%営業増益だった。防犯関連はアジアおよび欧州向けの好調で3.3%増収、自動ドア関連は海外向けが伸び悩み3.8%減収だった。
通期予想(6月20日に増額修正)は、売上高が16年12月期比17.0%増の363億円、営業利益が39.3%増の42億円、経常利益が37.7%増の42億50百万円、純利益が54.8%増の28億円としている。下期の想定為替レートは1米ドル=110円、1英ポンド=135円、1ユーロ=120円としている。
製品構成変化や海外拠点強化の先行投資負担などで6月20日の増額修正値を据え置いたが、通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.0%、営業利益が64.9%、経常利益が65.3%、純利益が66.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は6月の上場来高値に接近、好業績を評価して上値試す
株価は水準を切り上げて4000円台を回復し、6月の上場来高値4230円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:18
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2017年08月17日
【業績でみる株価】東和フードサービスは高値更新の展開、18年4月期大幅増益予想で7月既存店売上も103.7%と好調
東京圏中心に、高級喫茶「椿屋カフェ」など複数業態を展開する外食チェーンである東和フードサービス<3329>(JQ)は、18年4月期が大幅増益予想で、7月の既存店売上も103.7%と好調である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年4月期大幅増益予想で7月の既存店売上高も好調
18年4月期の連結業績予想は売上高が17年4月期比3.8%増の112億円、営業利益が33.2%増の7億10百万円、経常利益が32.0%増の7億30百万円、純利益が3.3倍の4億25百万円としている。
高級喫茶「椿屋カフェ」、パスタ&ケーキ「ダッキーダック」、パスタ&ピッツァ「イタリアンダイニングDoNa」を中心とする新規出店・業態変更、既存店の好調などで大幅増益予想である。純利益は17年4月期計上した減損損失が一巡することも寄与する。
月次売上高速報によると、17年7月は全社103.5%、全店102.9%、既存店103.7%と好調だった。7月は椿屋珈琲G、ダッキーダックG、イタリアンダイニングG、ぱすたかん・こてがえしG、プロントGと全てのグループの既存店が100%を超えた。また全社売上は16年9月から11ヶ月連続、全店売上は16年9月から11ヶ月連続、既存店売上は16年12月から8ヶ月連続の前年比プラスだった。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は8月16日に2400円まで上伸して3月高値2345円を突破した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年4月期大幅増益予想で7月の既存店売上高も好調
18年4月期の連結業績予想は売上高が17年4月期比3.8%増の112億円、営業利益が33.2%増の7億10百万円、経常利益が32.0%増の7億30百万円、純利益が3.3倍の4億25百万円としている。
高級喫茶「椿屋カフェ」、パスタ&ケーキ「ダッキーダック」、パスタ&ピッツァ「イタリアンダイニングDoNa」を中心とする新規出店・業態変更、既存店の好調などで大幅増益予想である。純利益は17年4月期計上した減損損失が一巡することも寄与する。
月次売上高速報によると、17年7月は全社103.5%、全店102.9%、既存店103.7%と好調だった。7月は椿屋珈琲G、ダッキーダックG、イタリアンダイニングG、ぱすたかん・こてがえしG、プロントGと全てのグループの既存店が100%を超えた。また全社売上は16年9月から11ヶ月連続、全店売上は16年9月から11ヶ月連続、既存店売上は16年12月から8ヶ月連続の前年比プラスだった。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は8月16日に2400円まで上伸して3月高値2345円を突破した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:21
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【業績でみる株価】イー・ガーディアンは自律調整一巡して上値試す、17年9月期3Q累計大幅増収増益で通期予想を増額修正
SNS投稿監視サービスやゲームユーザーサポートサービスなどを展開する総合ネットセキュリティ企業であるイー・ガーディアン<6050>(東1)は、17年9月期第3四半期累計が大幅増収増益となり、通期予想を増額修正した。株価は7月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年9月期3Q累計が大幅増収増益で通期予想を増額修正
17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.7%増の37億10百万円、営業利益が41.3%増の6億08百万円、経常利益が44.8%増の6億35百万円、純利益が58.3%増の4億25百万円だった。
ソーシャルサポートが20.0%増収、ゲームサポートが24.4%増収、アド・プロセスが32.6%増収、その他が3.0倍増収といずれも好調に推移した。ソーシャルサポートでは「LINE カスタマーコネクト」の販売・運用代理パートナーとして法人向けCSサービスの提供を開始した。ゲームサポートではコンシューマー向けゲームを制作している大手企業からの新規案件獲得や競合からのスイッチングに注力した。その他ではアイティエスを連結子会社化(17年1月1日付)したことも寄与した。
通期の連結業績予想については8月1日に増額修正した。売上高は4億38百万円増額して16年9月期比29.2%増の49億27百万円、営業利益は87百万円増額して33.4%増の7億50百万円、経常利益は86百万円増額して40.3%増の7億78百万円、純利益は56百万円増額して48.0%増の5億19百万円とした。
修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高75.3%、営業利益81.1%、経常利益81.6%、純利益81.9%である。通期ベースで好業績が期待され、18年9月期も収益拡大が期待される。
■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す
株価は7月の上場来高値2582円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近し、自律調整一巡のタイミングだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年9月期3Q累計が大幅増収増益で通期予想を増額修正
17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.7%増の37億10百万円、営業利益が41.3%増の6億08百万円、経常利益が44.8%増の6億35百万円、純利益が58.3%増の4億25百万円だった。
ソーシャルサポートが20.0%増収、ゲームサポートが24.4%増収、アド・プロセスが32.6%増収、その他が3.0倍増収といずれも好調に推移した。ソーシャルサポートでは「LINE カスタマーコネクト」の販売・運用代理パートナーとして法人向けCSサービスの提供を開始した。ゲームサポートではコンシューマー向けゲームを制作している大手企業からの新規案件獲得や競合からのスイッチングに注力した。その他ではアイティエスを連結子会社化(17年1月1日付)したことも寄与した。
通期の連結業績予想については8月1日に増額修正した。売上高は4億38百万円増額して16年9月期比29.2%増の49億27百万円、営業利益は87百万円増額して33.4%増の7億50百万円、経常利益は86百万円増額して40.3%増の7億78百万円、純利益は56百万円増額して48.0%増の5億19百万円とした。
修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高75.3%、営業利益81.1%、経常利益81.6%、純利益81.9%である。通期ベースで好業績が期待され、18年9月期も収益拡大が期待される。
■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す
株価は7月の上場来高値2582円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近し、自律調整一巡のタイミングだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:37
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2017年08月15日
【業績でみる株価】ナブテスコは上場来高値更新の展開、17年12月期2Q累計が計画超で通期業績予想と配当予想を増額修正
産業ロボット用精密減速機や自動ドアの世界最大手で鉄道用ブレーキや建設機械用油圧機器なども展開しているナブテスコ<6268>(東1)は、17年12月期第2四半期累計が計画超の増収増益となり、通期連結業績予想および配当予想を増額修正している。株価は15年高値を突破して上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年12月期2Q累計が計画超で通期業績・配当予想を増額修正
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)連結業績(IFRS)は売上高が前年同期比14.3%増の1333億59百万円、営業利益が10.1%増の137億61百万円、税引前利益が44.9%増の169億93百万円、純利益が56.3%増の124億97百万円だった。
コンポーネントソリューション事業(精密減速機、油圧機器)が牽引して計画超の増収増益となり、売上高、利益とも過去最高だった。コア営業利益は22.7%増の138億66百万円、コア営業利益率は10.4%で0.7ポイント上昇した。コンポーネントソリューション事業は受注高が44.7%増の565億43百万円、売上高が37.6%増の534億12百万円、コア利益が2.2倍の100億37百万円、営業利益が2.2倍の100億30百万円だった。
通期の連結業績予想は7月31日に増額修正した。税引前利益と純利益は4月28日に続いて2回目の増額修正である。売上高は130億円増額して2730億円、営業利益は24億円増額して284億円、税引前利益は21億円増額して321億円、純利益は14億円増額して239億円とした。配当予想は第2四半期末6円増額、期末6円増額、合計12円増額して年間68円(第2四半期末34円、期末34円)とした。16年12月期との比較では18円増配となる。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は15年3月3655円を突破して上場来高値更新の展開となった。8月9日には3915円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年12月期2Q累計が計画超で通期業績・配当予想を増額修正
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)連結業績(IFRS)は売上高が前年同期比14.3%増の1333億59百万円、営業利益が10.1%増の137億61百万円、税引前利益が44.9%増の169億93百万円、純利益が56.3%増の124億97百万円だった。
コンポーネントソリューション事業(精密減速機、油圧機器)が牽引して計画超の増収増益となり、売上高、利益とも過去最高だった。コア営業利益は22.7%増の138億66百万円、コア営業利益率は10.4%で0.7ポイント上昇した。コンポーネントソリューション事業は受注高が44.7%増の565億43百万円、売上高が37.6%増の534億12百万円、コア利益が2.2倍の100億37百万円、営業利益が2.2倍の100億30百万円だった。
通期の連結業績予想は7月31日に増額修正した。税引前利益と純利益は4月28日に続いて2回目の増額修正である。売上高は130億円増額して2730億円、営業利益は24億円増額して284億円、税引前利益は21億円増額して321億円、純利益は14億円増額して239億円とした。配当予想は第2四半期末6円増額、期末6円増額、合計12円増額して年間68円(第2四半期末34円、期末34円)とした。16年12月期との比較では18円増配となる。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は15年3月3655円を突破して上場来高値更新の展開となった。8月9日には3915円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:55
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【業績でみる株価】ソーシャルワイヤーはモミ合い上放れ、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
プレスリリース配信代行のニュースワイヤー事業と、日本含むアジア主要8都市におけるレンタルオフィスのインキュネーション事業を2本柱としているソーシャルワイヤー<3929>(東マ)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期も大幅増益予想で増額余地がありそうだ。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比18.3%増の6億74百万円、営業利益が95.6%増の87百万円、経常利益が2.3倍の84百万円、純利益が4.8倍の59百万円だった。売上高、営業利益とも四半期ベースで過去最高だった。
ニュースワイヤー事業が19.6%増収・80.4%増益となり全体を牽引した。プレス配信数は14.1%増の4379枚だった。インキュベーション事業は稼働席数累計が国内26.4%増、海外25.7%増となって17.3%増収だったが、渋谷拠点新設に伴う経費増加などで21.7%減益だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比10.5%増の26億50百万円、営業利益が22.2%増の2億70百万円、経常利益が22.8%増の2億60百万円、純利益が29.0%増の1億70百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.4%、営業利益32.2%、経常利益32.3%、純利益34.7%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価はモミ合い上放れ、好業績を評価して上値試す
株価は1600円近辺でモミ合う展開だったが、ソフトバンク・ペイメント・サービスとの業務提携や第1四半期業績を好感する形で、8月2日に2088円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなってモミ合いから上放れる動きだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。15年12月IPO時の高値3015円も視野に入りそうだ。(MM)
■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比18.3%増の6億74百万円、営業利益が95.6%増の87百万円、経常利益が2.3倍の84百万円、純利益が4.8倍の59百万円だった。売上高、営業利益とも四半期ベースで過去最高だった。
ニュースワイヤー事業が19.6%増収・80.4%増益となり全体を牽引した。プレス配信数は14.1%増の4379枚だった。インキュベーション事業は稼働席数累計が国内26.4%増、海外25.7%増となって17.3%増収だったが、渋谷拠点新設に伴う経費増加などで21.7%減益だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比10.5%増の26億50百万円、営業利益が22.2%増の2億70百万円、経常利益が22.8%増の2億60百万円、純利益が29.0%増の1億70百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.4%、営業利益32.2%、経常利益32.3%、純利益34.7%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価はモミ合い上放れ、好業績を評価して上値試す
株価は1600円近辺でモミ合う展開だったが、ソフトバンク・ペイメント・サービスとの業務提携や第1四半期業績を好感する形で、8月2日に2088円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなってモミ合いから上放れる動きだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。15年12月IPO時の高値3015円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:08
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2017年08月14日
【業績でみる株価】ダイナパックは09年来高値圏、17年12月期通期業績・配当予想増額
食品や家電向けを中心とする段ボール・印刷紙器メーカーであるダイナパック<3947>(東2)の17年12月期第2四半期累計が計画超の増収増益となり、通期予想および配当予想を増額修正した。通期予想には再増額余地がありそうだ。株価は水準を切り上げて09年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年12月期通期業績・配当予想を増額修正
8月4日発表した17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績(7月28日に増額修正)は、売上高が前年同期比10.1%増の238億41百万円で、営業利益が54.8%増の5億40百万円、経常利益が30.8%増の7億66百万円、純利益が2.6倍の10億70百万円だった。
計画超の大幅増収増益だった。段ボールの国内販売数量は6%増加した。食料品・青果物をはじめ多くの分野で堅調に推移し、特に衛生用品等で大幅伸長した。海外はベトナム市場の旺盛な需要を取り込むための設備増強が完了して本格稼働したことも寄与した。利益面では生産性向上の効果や中国をはじめとする取引条件見直しも寄与した。経常利益は配当金収入の増加、純利益は投資有価証券売却益も寄与した。
通期の連結業績予想(7月28日に売上高を17億円増額、営業利益を据え置き、経常利益を1億60百万円増額、純利益を10億30百万円増額)は、売上高が16年12月期比6.7%増の497億円、営業利益が4.2%増の10億60百万円、経常利益が4.3%減の13億70百万円、純利益が67.6%増の19億20百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.0%、営業利益が50.9%、経常利益が55.9%、純利益が55.7%である。生産性改善効果も寄与して通期予想に再増額余地がありそうだ。
なお配当予想は8月4日に期末10円増額修正して年間50円(期末一括)としている。17年7月1日付の株式併合(5株を1株に併合)を考慮して16年12月期の年間8円を40円に換算すると、16年12月期比でも10円増配となる。
■株価は09年来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は8月7日に1668円まで上伸した。09年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年12月期通期業績・配当予想を増額修正
8月4日発表した17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績(7月28日に増額修正)は、売上高が前年同期比10.1%増の238億41百万円で、営業利益が54.8%増の5億40百万円、経常利益が30.8%増の7億66百万円、純利益が2.6倍の10億70百万円だった。
計画超の大幅増収増益だった。段ボールの国内販売数量は6%増加した。食料品・青果物をはじめ多くの分野で堅調に推移し、特に衛生用品等で大幅伸長した。海外はベトナム市場の旺盛な需要を取り込むための設備増強が完了して本格稼働したことも寄与した。利益面では生産性向上の効果や中国をはじめとする取引条件見直しも寄与した。経常利益は配当金収入の増加、純利益は投資有価証券売却益も寄与した。
通期の連結業績予想(7月28日に売上高を17億円増額、営業利益を据え置き、経常利益を1億60百万円増額、純利益を10億30百万円増額)は、売上高が16年12月期比6.7%増の497億円、営業利益が4.2%増の10億60百万円、経常利益が4.3%減の13億70百万円、純利益が67.6%増の19億20百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.0%、営業利益が50.9%、経常利益が55.9%、純利益が55.7%である。生産性改善効果も寄与して通期予想に再増額余地がありそうだ。
なお配当予想は8月4日に期末10円増額修正して年間50円(期末一括)としている。17年7月1日付の株式併合(5株を1株に併合)を考慮して16年12月期の年間8円を40円に換算すると、16年12月期比でも10円増配となる。
■株価は09年来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は8月7日に1668円まで上伸した。09年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:56
| 業績でみる株価
2017年08月09日
【業績でみる株価】日本M&Aセンターは高値更新の展開、18年3月期1Q大幅増収増益で2Q累計予想を増額修正、通期予想も増額の可能性
中堅・中小企業を主対象とするM&A仲介会社である日本M&Aセンター<2127>(東1)の18年3月期第1四半期が大幅増収増益となり、第2四半期累計予想を増額修正した。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期2Q累計予想を増額修正、通期予想も増額の可能性
7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比49.3%増の64億94百万円、営業利益が58.9%増の36億19百万円、経常利益が59.3%増の36億31百万円、純利益が77.2%増の26億85百万円だった。四半期ベースで過去最高益だった。
M&A売上高が50.0%増の64億22百万円と大幅伸長した。コンサルタントの増員・戦力化などが奏功し、成約件数が会社数カウント(成功報酬受取先ベース)で46件増加の173件、また取引数カウント(トランザクションベース)で27件増加の91件と好調に推移した。
第1四半期の好調を受けて7月28日に第2四半期累計予想を増額修正した。売上高は14億57百万円増額して14.5%増の118億円、営業利益は7億円増額して1.7%増の57億円、経常利益は7億円増額して1.1%増の57億円、純利益は7億09百万円増額して5.9%増の40億90百万円とした。
通期予想は据え置いて、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が10.5%増の100億円、経常利益が10.2%増の100億円、純利益が9.5%増の67億63百万円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が30.4%、営業利益が36.2%、経常利益が36.3%、純利益が39.7%と高水準である。四半期業績は変動しやすい特性があるが、通期予想も増額の可能性が高いだろう。
■株価は高値更新の展開、好業績を評価して上値試す
株価は高値更新の展開となって8月8日には4755円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期2Q累計予想を増額修正、通期予想も増額の可能性
7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比49.3%増の64億94百万円、営業利益が58.9%増の36億19百万円、経常利益が59.3%増の36億31百万円、純利益が77.2%増の26億85百万円だった。四半期ベースで過去最高益だった。
M&A売上高が50.0%増の64億22百万円と大幅伸長した。コンサルタントの増員・戦力化などが奏功し、成約件数が会社数カウント(成功報酬受取先ベース)で46件増加の173件、また取引数カウント(トランザクションベース)で27件増加の91件と好調に推移した。
第1四半期の好調を受けて7月28日に第2四半期累計予想を増額修正した。売上高は14億57百万円増額して14.5%増の118億円、営業利益は7億円増額して1.7%増の57億円、経常利益は7億円増額して1.1%増の57億円、純利益は7億09百万円増額して5.9%増の40億90百万円とした。
通期予想は据え置いて、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が10.5%増の100億円、経常利益が10.2%増の100億円、純利益が9.5%増の67億63百万円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が30.4%、営業利益が36.2%、経常利益が36.3%、純利益が39.7%と高水準である。四半期業績は変動しやすい特性があるが、通期予想も増額の可能性が高いだろう。
■株価は高値更新の展開、好業績を評価して上値試す
株価は高値更新の展開となって8月8日には4755円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:32
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【業績でみる株価】リョーサンは高値更新の展開、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想は増額の可能性
独立系の大手半導体商社であるリョーサン<8140>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。需要が高水準であり、通期予想に増額の可能性があるだろう。株価は高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期1Qは大幅増収増益、通期予想は増額の可能性
7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比22.0%増の589億15百万円、営業利益が2.4倍の15億07百万円、経常利益が70.4%増の15億96百万円、純利益が54.7%増の10億88百万円だった。
車載向けやFA機器向けが好調に推移して、半導体事業は20.7%増収・2.0倍営業増益、電子部品事業は19.6%増収・2.0倍営業増益、そして電子機器事業は41.0%増収・89.2%営業増益といずれも大幅伸長した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.5%増の2300億円、営業利益が20.2%増の56億円、経常利益が15.9%増の56億円、そして純利益が18.8%増の40億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.6%、営業利益26.9%、経常利益28.5%、純利益27.2%と順調である。需要が高水準であり、通期予想に増額の可能性があるだろう。
■株価は高値更新の展開、好業績を評価して上値試す
なお5月12日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限450万株、取得価額総額の上限200億円、取得期間17年5月15日〜18年5月14日)については、7月31日時点の累計で取得株式総数160万2100株となった。
株価は高値更新の展開となり、8月4日には4600円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、4000円台での中段保ち合いから上放れる動きだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期1Qは大幅増収増益、通期予想は増額の可能性
7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比22.0%増の589億15百万円、営業利益が2.4倍の15億07百万円、経常利益が70.4%増の15億96百万円、純利益が54.7%増の10億88百万円だった。
車載向けやFA機器向けが好調に推移して、半導体事業は20.7%増収・2.0倍営業増益、電子部品事業は19.6%増収・2.0倍営業増益、そして電子機器事業は41.0%増収・89.2%営業増益といずれも大幅伸長した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.5%増の2300億円、営業利益が20.2%増の56億円、経常利益が15.9%増の56億円、そして純利益が18.8%増の40億円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.6%、営業利益26.9%、経常利益28.5%、純利益27.2%と順調である。需要が高水準であり、通期予想に増額の可能性があるだろう。
■株価は高値更新の展開、好業績を評価して上値試す
なお5月12日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限450万株、取得価額総額の上限200億円、取得期間17年5月15日〜18年5月14日)については、7月31日時点の累計で取得株式総数160万2100株となった。
株価は高値更新の展開となり、8月4日には4600円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、4000円台での中段保ち合いから上放れる動きだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:57
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