[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/08)【業績でみる株価】かどや製油は戻り歩調、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/08)【業績でみる株価】タケエイは年初来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (08/07)【業績でみる株価】日本航空電子工業は好業績評価して上値試す、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地
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記事一覧 (08/04)【業績でみる株価】デクセリアルズは年初来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増収増益で第2四半期累計および通期予想を増額修正
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記事一覧 (08/03)【業績でみる株価】ミタチ産業は14年高値に接近、自動車向け好調で18年5月期大幅増益予想
記事一覧 (08/03)【業績でみる株価】ネクステージは自律調整一巡して上値試す、17年11月期通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/02)【業績でみる株価】日本高純度化学は年初来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増収増益、進捗率高水準で通期予想に増額余地
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記事一覧 (08/01)【業績でみる株価】ペッパーフードサービスは自律調整一巡して上値試す、17年12月期2回目の増額修正で大幅増収増益予想
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記事一覧 (07/31)【業績でみる株価】ニイタカは日柄調整一巡して3月高値試す、18年5月期増収増益・連続増配予想で上振れ余地
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2017年08月08日

【業績でみる株価】かどや製油は戻り歩調、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想は増額の可能性

 ごま油の最大手の、かどや製油<2612>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は7月の直近安値圏から切り返して戻り歩調だ。好業績を評価して3月の上場来高値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想は増額の可能性

 7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.2%増の75億51百万円、営業利益が2.0倍の13億59百万円、経常利益が2.5倍の13億64百万円、純利益が2.5倍の9億22百万円だった。

 家庭用ごま油を中心として拡販を推進し、販売数量はごま油が4.8%増、食品ごまが5.1%増と好調に推移した。コスト面では広告宣伝費などが増加したが、原料購入価格および払出価格の減少が寄与して大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比0.0%減の285億円、営業利益が0.4%増の36億円、経常利益が6.6%増の36億円、純利益が8.3%減の24億50百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.2%、営業利益37.8%、経常利益37.9%、純利益37.6%と高水準である。期初時点で上期偏重の計画だが、通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は戻り歩調、好業績評価して3月の上場来高値試す

 株価は7月5日の直近安値4965円から切り返して戻り歩調だ。7月31日には5830円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。基調転換を確認した形だ。好業績を評価して3月の上場来高値6650円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:14 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】タケエイは年初来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 建設関連産業廃棄物の中間処理、再資源化、最終処分を主力として、木質バイオマス発電事業も展開しているタケエイ<2151>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.7%増の70億99百万円、営業利益が2.3倍の5億52百万円、経常利益が2.4倍の5億10百万円、純利益が3.7倍の2億86百万円だった。

 主力の廃棄物処理・リサイクル関連事業では、首都圏の再開発案件を中心に取扱量が順調に増加した。再生可能エネルギー事業では岩手県花巻市の木質バイオマス発電所が本格稼働し、子会社の富士車輛の収益改善も寄与して大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比10.8%増の310億円、営業利益が12.5%増の27億円、経常利益が12.1%増の25億50百万円、純利益が22.1%増の15億20百万円としている。廃棄物処理・リサイクル関連事業における大型建設工事の進展、取扱量の増加、価格改定、再生可能エネルギー事業における2ヶ所(津軽、花巻)の発電所のフル稼働などで2桁増収増益予想である。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.9%、営業利益20.4%、経常利益20.0%、純利益18.8%である。期初時点で下期偏重の計画であることも考慮すれば順調な水準と言えるだろう。また需要が高水準であることも考慮すれば通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は年初来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 なお17年1月19日公表の自己株式取得(取得株式総数の上限50万株、取得価額総額の上限5億円、取得期間17年2月1日〜18年1月31日)については、7月31日時点の累計で9万9700株取得している。

 株価は年初来高値更新の展開となって8月7日には1260円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:49 | 業績でみる株価
2017年08月07日

【業績でみる株価】日本航空電子工業は好業績評価して上値試す、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 コネクターの大手で、システム機器や航空用電子機器も展開している日本航空電子工業<6807>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。需要が回復して通期も大幅増収増益予想である。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 7月26日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比62.0%増の594億40百万円、営業利益が2.8倍の40億41百万円、経常利益が14倍の38億11百万円、純利益が7.9倍の27億94百万円だった。

 主力のコネクターが携帯機器向けに大幅増収となり、増収効果で営業損益が大幅に改善した。全社ベースの市場別売上高は携帯機器向けが2.6倍増収、自動車向けが4.0%増収、産機・インフラ向けが22%増収、その他が49%増収だった。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比9.8%増の2300億円、営業利益が32.7%増の160億円、経常利益が52.9%増の140億円、純利益が48.4%増の100億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.8%、営業利益25.2%、経常利益27.2%、純利益27.9%と順調である。スマホ関連の需要が回復して通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は好業績を評価して上値試す

 株価は7月27日に年初来高値となる1840円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:36 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ウェーブロックホールディングスは好業績評価して上値試す、18年3月期通期予想は再増額の可能性

 インテリア事業、編織事業、産業資材・包材事業、アドバンストテクノロジー事業を展開しているウェーブロックホールディングス<7940>(東2)の18年3月期第1四半期連結業績が計画超となり、第2四半期累計および通期予想を増額修正した。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期が計画超で第2四半期累計・通期予想を増額修正

 7月31日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が76億49百万円、営業利益が7億44百万円、経常利益が8億24百万円、純利益が5億98百万円だった。

 前年同期は四半期連結財務諸表を作成していないが、実質的に売上高が2.6%増収、営業利益が24.4%増益だった。インテリア事業の販売が、サンゲツの壁紙見本帳への掲載点数増加などで想定以上に好調だった。数量増加による操業度上昇効果や製造経費削減効果で大幅増益だった。

 第1四半期の高進捗率を受けて7月18日に、第2四半期累計(4月〜9月)および通期の連結業績予想を増額修正している。修正後の通期予想は、売上高を1億円増額して17年3月期比4.5%増の281億円、営業利益を2億50百万円増額して21.3%増の16億50百万円、経常利益を2億40百万円増額して17.3%増の19億90百万円、純利益を1億80百万円増額して29.1%増の14億30百万円としている。

 通期予想は、上期を増額修正し、下期を据え置いた形だが、修正後の通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が27.2%、営業利益が45.1%、経常利益が41.4%、純利益が41.8%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。

■株価は好業績を評価して上値試す

 株価は7月25日の上場来高値1515円から利益確定売りで一旦反落したが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | 業績でみる株価
2017年08月04日

【業績でみる株価】デクセリアルズは年初来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増収増益で第2四半期累計および通期予想を増額修正

 旧ソニーケミカルが15年7月再上場し、光学材料部品および電子材料部品を展開しているデクセリアルズ<4980>(東1)は、18年3月期第1四半期が大幅増収増益となり、第2四半期累計および通期予想を増額修正した。通期予想には再増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値を更新した。好業績を評価して15年9月の上場来高値を目指す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益で第2四半期累計と通期予想を増額修正

 7月27日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比49.2%増の191億47百万円、営業利益が3.5倍の19億55百万円、経常利益が12.6倍の19億95百万円、純利益が13.6倍の12億39百万円だった。

 光学材料部品事業は87.9%増収・3.0倍増益だった。ノートPC向け・車載向け光学フィルムの好調が牽引した。電子材料部品事業は19.5%増収・2.1倍増益だった。接合関連材料カテゴリーで、熱伝導シートや熱硬化性接着テープなどの機能性製品がスマートフォン向けに新規採用された。

 第1四半期の好調を受けて、第2四半期累計(4月〜9月)および通期の連結業績予想を増額修正した。修正後の通期連結業績予想は、売上高を75億円増額して17年3月期比14.2%増の715億円、営業利益を13億円増額して89.0%増の66億円、経常利益を13億円増額して2.2倍の64億円、純利益を14億円増額して4.6倍の44億円とした。

 修正後の通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が26.8%、営業利益が29.6%、経常利益が31.2%、純利益が28.2%である。需要が高水準に推移して通期会社予想に再増額の可能性がありそうだ。

■株価は年初来高値更新、15年9月の上場来高値目指す

 株価は増額修正を好感して8月1日に1358円まで上伸した。2月高値1325円を突破して年初来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。好業績を評価して15年9月の上場来高値1790円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:25 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ダイトーケミックスは年初来安値圏から急反発、18年3月期第1四半期進捗率高水準で通期予想は増額の可能性

 半導体・液晶向け感光性材料や写真・記録材料を主力とする化学品メーカーであるダイトーケミックス<4366>(東2)は、半導体・液晶関連の需要好調で18年3月期第1四半期は大幅増益だった。進捗率が高水準で通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は年初来安値圏から急反発した。基調転換して1月高値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期の進捗率高水準で通期予想は増額の可能性

 7月27日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の31億25百万円、営業利益が23.9%増の4億62百万円、経常利益が26.4%増の4億52百万円、純利益が28.5%増の3億95百万円だった。

 主力の半導体用感光性材料、フラットパネルディスプレイ周辺材料などが好調に推移し、コスト削減も寄与して売上総利益は16.3%増加した。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が17年3月期比0.8%増の120億円、営業利益が43.8%減の6億50百万円、経常利益が35.9%減の7億円、純利益が51.5%減の7億50百万円としている。

 減価償却費や製造費用の増加で減益予想としているが、第1四半期の進捗率は、第2四半期累計(4月〜9月)に対して売上高53.9%、営業利益184.8%、経常利益180.8%、純利益197.5%、通期予想に対して売上高26.0%、営業利益71.1%、経常利益64.6%、純利益52.7%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来安値圏から急反発、基調転換して1月高値試す

 株価は第1四半期業績を好感する形で年初来安値圏500円近辺から急反発し、8月3日には755円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。基調転換して1月高値1059円を試す展開が期待される。これを突破すれば99年来の高値圏だ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 業績でみる株価
2017年08月03日

【業績でみる株価】ミタチ産業は14年高値に接近、自動車向け好調で18年5月期大幅増益予想

 自動車向け中心に半導体・液晶・電子部品などを扱うエレクトロニクス商社で、海外EMS(電子機器受託製造サービス)事業も展開しているミタチ産業<3321>(東1)は、自動車向けが好調に推移して18年5月期大幅増益予想である。株価は急伸して14年高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年5月期大幅増益予想

 17年5月期の連結業績は、売上高が16年5月期比0.2%減の337億80百万円、営業利益が12.5%増の6億93百万円、経常利益が9.0%増の7億56百万円、純利益が4.7%増の4億78百万円だった。

 海外事業部門がカメラ関連モジュールEMSの減少で1.4%減収・6.6%減益だったが、国内事業部門は車載機器関連の半導体・電子部品の好調で0.5%増収・9.8%増益だった。

 18年5月期連結業績予想は、売上高が17年5月期比6.6%増の360億円、営業利益が32.7%増の9億20百万円、経常利益が32.2%増の10億円、純利益が39.9%増の6億70百万円としている。

 主力の自動車分野向けが環境対応車関連を中心に好調に推移する。またアミューズメント分野(パチンコ関連)は規制改正後の需要回復が見込まれ、その他分野では工作機械向け組み付け受注が増加する見込みだ。

■株価は14年11月高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価は18年5月期大幅増益予想を好感する形で急伸し、年初来高値更新の展開となった。8月2日には832円まで上伸して14年11月高値834円に接近している。週足チャートで見ると窓を開けて急伸した。そして13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。14年高値を突破すれば08年来の高値圏だ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ネクステージは自律調整一巡して上値試す、17年11月期通期予想は増額の可能性

 中古車販売の大手ネクステージ<3186>(東1)は、東海地盤に全国展開を推進し、新車販売の拡大にも注力している。17年11月期は大幅増収増益だった第2四半期累計の進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は7月の上場来高値から反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期2桁増収増益予想、さらに増額の可能性

 17年11月期連結業績予想は売上高が16年11月期比14.7%増の1000億円、営業利益が15.6%増の25億円、経常利益が15.0%増の24億円、純利益が12.5%増の15億円としている。新規出店、台当たり収益改善、新車販売拡大などで2桁増収増益予想である。

 第2四半期累計(12月〜5月)は売上高が前年同期比37.3%増収、営業利益が45.6%増益、経常利益が48.8%増益、純利益が52.4%増益だった。計画超の大幅増収増益だった。売上面では前期出店の準既存店も寄与して販売台数が増加し、販売単価の上昇も寄与した。利益面では、車検台数増加や買い取り台数増加による売上総利益率改善も寄与した。

 そして通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が57.6%、営業利益が64.2%、経常利益が65.5%、純利益が71.4%と高水準である。不確定要素が多いとして通期予想を据え置いたが、増額の可能性が高いだろう。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価(17年4月1日付で株式2分割)は7月11日の上場来高値2000円から利益確定売りで一旦反落したが、1700円近辺から切り返しの動きを強めている。自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:48 | 業績でみる株価
2017年08月02日

【業績でみる株価】日本高純度化学は年初来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増収増益、進捗率高水準で通期予想に増額余地

 プリント基板やリードフレーム用の貴金属めっき薬品の専業大手である日本高純度化学<4973>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。進捗率が高水準で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は急伸して年初来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増収増益、進捗率高水準で通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高前年同期比32.4%増の23億60百万円となり、営業利益が67.3%増の2億65百万円、経常利益が54.6%増の3億12百万円、純利益が50.8%増の2億21百万円だった。

 スマートフォン向け半導体・電子部品の需要が回復基調となり、マザーボード用金めっき薬品、マイクロコネクター用硬質金めっき薬品、リードフレーム用パラジウムめっき薬品などの売上が伸長して大幅増収増益だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比2.9%増の84億70百万円、営業利益が4.4%増の9億40百万円、経常利益が2.7%増の10億30百万円、純利益が1.9%増の7億30百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.9%、営業利益28.2%、経常利益30.3%、純利益30.3%と高水準である。需要が増加傾向を強めており、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は年初来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は急伸して年初来高値更新の展開となった。7月25日には2845円まで上伸する場面があった。その後は利益確定売りが優勢の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線が52週移動平均線と26週移動平均線上抜いてゴールデンクロスの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:23 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】四国化成工業は上場来高値更新、18年3月期第1四半期2桁増益で通期予想に増額余地

 ラジアルタイヤ用不溶性硫黄などを主力とする化学品メーカーで、門扉などの建材事業も展開している四国化成工業<4099>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期2桁増益で通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高前年同期比0.3%増の123億77百万円となり、営業利益が14.0%増の19億07百万円、経常利益が13.2%増の21億44百万円、純利益が14.7%増の14億23百万円だった。

 化学品事業はレーヨン・セロハン向け二硫化炭素の輸出低調などで3.2%減収・0.4%減益だったが、建材事業がエクステリアの好調で7.3%増収・62.5%増益となり全体を牽引した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比0.1%増の495億円、営業利益が10.9%減の70億円、経常利益が10.8%減の74億円、純利益が9.2%減の53億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.0%、営業利益27.2%、経常利益29.0%、純利益26.8%と順調である。丸亀工場におけるラジアルタイヤ向け不溶性硫黄の生産能力増強効果も寄与して、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は7月27日に1585円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17 | 業績でみる株価
2017年08月01日

【業績でみる株価】ペッパーフードサービスは自律調整一巡して上値試す、17年12月期2回目の増額修正で大幅増収増益予想

 ステーキのファストフード店「ペッパーランチ」業態や「いきなり!ステーキ」業態をチェーン展開しているペッパーフードサービス<3053>(東2)の17年12月期は2回目の増額修正で大幅増収増益予想である。さらに3回目の増額修正の可能性がありそうだ。なお9月1日付で1株を2株に分割する。株価は自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2回目の増額修正で大幅増収増益予想

 17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績(4月28日と7月14日に増額修正)は、売上高が154億13百万円、営業利益が12億02百万円、経常利益が12億03百万円、純利益が6億83百万円だった。

 既存店売上高がペッパーランチ事業で12年11月から17年6月まで56ヶ月連続100%超、いきなり!ステーキ事業で17年4月から6月にかけて120%超と好調に推移した。また国内外における新規出店(ペッパーランチ事業36店舗、いきなり!ステーキ事業14店舗)も寄与して計画超となった。期末店舗数はペッパーランチ事業428店舗、レストラン事業22店舗、いきなり!ステーキ事業129店舗となった。

 通期連結業績予想(4月28日と7月14日に増額修正)は、売上高が16年12月期比50.0%増の334億85百万円で、営業利益が2.3倍の21億85百万円、経常利益が2.2倍の21億64百万円、純利益が2.2倍の12億46百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.0%、営業利益が55.0%、経常利益が55.6%、純利益が54.8%である。期中の新規出店効果も考慮すれば、通期会社予想には3回目の増額の可能性がありそうだ。

■株価は上場来高値圏、自律調整一巡して上値試す

 株価(17年5月1日付で東証マザーズから東証2部に市場変更)は、7月4日の上場来高値4825円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく、高値圏4000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消した。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:34 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】蝶理はモミ合い上放れて上げ足速める可能性、18年3月期第1四半期2桁経常増益で通期経常増益・連続増配予想

 繊維の老舗商社の蝶理<8014>(東1)の18年3月期第1四半期は化学品と機械が牽引して2桁経常増益だった。通期も経常増益予想、そして連続増配予想である。株価は年初来高値圏でモミ合う形だが、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。モミ合い上放れて上げ足を速める可能性もありそうだ。

■18年3月期第1四半期2桁経常増益、通期経常増益・連続増配予想

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比10.6%増の675億35百万円、営業利益が12.3%増の14億73百万円、経常利益が27.3%増の16億15百万円、純利益が8.5%増の11億09百万円だった。

 繊維事業は国内衣料市況低迷の影響で3.3%減収・15.4%経常減益だが、化学品事業が有機化学品の市況回復などで9.7%増収・33.2%経常増益となり、機械事業も中南米向け車輛の回復で61.2%増収・4.4倍経常増益となった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比3.4%増の2800億円、営業利益が5.5%増の68億円、経常利益が3.3%増の72億円、純利益が5.9%減の45億円としている。経常利益は過去最高更新の見込みである。配当予想は6円増配の年間46円(第2四半期末23円、期末23円)としている。連続増配となる。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.1%、営業利益21.7%、経常利益22.4%、純利益24.6%と順調である。自動車内装資材卸のアサダユウを第2四半期末に新規連結することなども考慮すれば、通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は好業績評価して上値試す、モミ合い上放れて上げ足速める可能性

 株価は年初来高値圏2000円〜2100円近辺でモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げながら煮詰まり感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。モミ合い上放れて上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28 | 業績でみる株価
2017年07月31日

【業績でみる株価】ナガワはモミ合い上放れ期待、18年3月期第1四半期が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性

 ユニットハウスの大手であるナガワ<9663>(東1)の18年3月期第1四半期は計画超の大幅増益だった。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は戻り高値圏でモミ合う形だが、好業績を評価して上放れの展開が期待される。

■18年3月期第1四半期が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性

 7月24日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比5.5%増の57億13百万円、営業利益が75.2%増の7億32百万円、経常利益が63.4%増の7億80百万円、純利益が72.1%増の5億01百万円だった。

 計画に対して売上高は1億23百万円、営業利益は1億82百万円、経常利益は1億80百万円、純利益は1億51百万円、それぞれ上振れた。主力のユニットハウス事業が2.8%増収と順調に推移し、中古販売増加に伴う粗利益率上昇で43.5%増益となった。モジュール・システム建築事業の黒字化も寄与した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比7.2%増の290億円、営業利益が8.3%増の44億円、経常利益が5.4%増の46億円、純利益が3.0%減の27億50百万円としている。17年度の建設投資は16年度比1.0%減少見込みだが、首都圏工事や災害地復旧・復興工事関連が増勢であり、積極的な営業展開などで増収増益予想である。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高19.7%、営業利益16.6%、経常利益17.0%、純利益18.2%と低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性のためネガティブ要因とはならない。需要が高水準であり、通期ベースでも好業績が期待される。そして第1四半期が計画超だったことも考慮すれば、通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は戻り高値圏モミ合いから上放れ期待

 株価は戻り高値圏4000円近辺でモミ合う形だが煮詰まり感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じた。そして26週移動平均線突破の動きを強めている。好業績を評価してモミ合い上放れの展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:48 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ニイタカは日柄調整一巡して3月高値試す、18年5月期増収増益・連続増配予想で上振れ余地

 フード業界向けの業務用洗剤・洗浄剤、および固形燃料の製造・販売を主力としているニイタカ<4465>(東1)は、食の安全・安心意識の高まりを背景に18年5月期増収増益・連続増配予想である。保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。株価は日柄調整一巡して3月の年初来高値を試す展開が期待される。15年4月の上場来高値も視野に入りそうだ。

■18年5月期増収増益・連続増配予想で上振れ余地

 17年5月期の連結業績は売上高が16年5月期比5.2%増の156億25百万円、営業利益が64.5%増の10億76百万円、経常利益が59.1%増の11億03百万円、純利益が64.1%増の7億78百万円だった。

 食の安全・安心意識の高まりを背景として、グループ製造品が5.9%増収と好調に推移した。特に除菌・消毒用アルコール製剤の売上が伸長した。仕入商品の売上も2.9%増収と順調だった。増収効果に加えて、コスト削減効果や原材料仕入価格下落も寄与して大幅増益だった。

 18年5月期の連結業績予想は売上高が17年5月期比7.5%増の168億円、営業利益が6.8%増の11億50百万円、経常利益が6.1%増の11億70百万円、純利益が2.8%増の8億円としている。

 食の安全・安心意識の高まりを背景に、新製品開発や衛生管理支援サービスの充実なども寄与して増収増益予想である。利益予想は保守的な印象が強く、上振れ余地がありそうだ。なお配当予想は1円増配の年間24円(第2四半期末12円、期末12円)としている。連続増配である。

■株価は日柄調整一巡して3月の年初来高値試す、15年の上場来高値も視野

 株価は1700円台での短期モミ合いから上放れの動きを強めている。7月28日には1830円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線が接近して切り返す形となり、13週移動平均線を回復した。日柄調整一巡して3月の年初来高値1975円を試す展開が期待される。15年4月の上場来高値2100円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:06 | 業績でみる株価
2017年07月30日

【業績でみる株価】アドマテックプラズマテクノロジーは14年高値目指す、17年8月期利益予想は3回目の増額修正、18年8月期も好業績期待

 プラズマ用高周波電源装置の大手であるアドマックプラズマテクノロジー<6668>(東2)は、17年8月期第3四半期累計が大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。利益予想は3回目の増額修正である。そして18年8月期も好業績が期待される。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して14年高値を目指す展開が期待される。

■17年8月期第3四半期累計は大幅増益、通期利益予想を3回目の増額修正

 7月14日発表した17年8月期第3四半期累計(9月〜5月)連結業績は、売上高が前年同期比35.8%増の52億74百万円、営業利益が6.4倍の11億18百万円、経常利益が6.5倍の11億44百万円、純利益が8.0倍の8億67百万円だった。

 半導体・液晶関連事業において、スマートフォン重要等でディスプレイ成膜装置メーカー向け、3次元NANDフラッシュメモリ需要等で半導体製造装置メーカー向けが好調に推移した。売上総利益改善も寄与して大幅増収増益だった。

 17年8月期の連結業績予想は、売上高を据え置いて16年8月期比35.0%増の71億75百万円、営業利益を1億77百万円増額して7.2倍の13億50百万円、経常利益を1億89百万円増額して10.6倍の13億70百万円、純利益を1億10百万円増額して35倍の9億90百万円とした。

 利益予想は3回目の増額修正である。半導体・液晶関連製造装置の需要は引き続き高水準推移が予想され、18年8月期も好業績が期待される。

■株価は年初来高値更新の展開、14年高値目指す

 株価は上場来高値更新の展開で、7月21日には2188円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して14年8月高値3475円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | 業績でみる株価
2017年07月29日

【業績でみる株価】パソナグループは15年高値に接近、18年5月期大幅増収増益予想

 人材派遣の大手で福利厚生代行サービスなども展開しているパソナグループ<2168>(東1)は、需要が高水準で18年5月期大幅増収増益予想である。株価は年初来高値更新の展開となり、15年高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年5月期大幅増収増益予想、需要高水準でM&Aも寄与

 17年5月期の連結業績は売上高が16年5月期比6.3%増の2803億95百万円、営業利益が16.3%増の44億88百万円、経常利益が12.0%増の43億19百万円、純利益が1億29百万円の赤字(16年5月期は2億43百万円の黒字)だった。

 純利益は一部固定資産の減損損失計上などで赤字だったが、主力のエキスパートサービス(人材派遣)やBPO事業(インソーシング、アウトソーシング)などが好調に推移して2桁営業増益だった。

 18年5月期の連結業績予想は、売上高が17年5月期比15.3%増の3233億円、営業利益が25.9%増の56億50百万円、経常利益が29.6%増の56億円、純利益が10億円(17年5月期は1億29百万円の赤字)としている。

 人手不足に伴う失業率の低水準推移や有効求人倍率の高水準推移、働き方改革に対する企業の取り組み強化、派遣法・労働契約法改正などで、人材派遣やインソーシングの需要が高水準に推移する。17年8月に子会社化および事業譲り受けを予定しているNTTグループの人材サービス会社も寄与して大幅増収増益予想である。

■株価は年初来高値更新の展開で15年高値に接近

 株価は年初来高値更新の展開となり、7月21日に1378円円まで上伸した。そして15年8月高値1437円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価
2017年07月27日

【業績でみる株価】クリエイト・レストランツ・ホールディングスは上場来高値更新の展開、18年2月期増収増益予想で上振れ余地

 レストランやカフェなど複数業態の飲食店チェーンを直営中心に展開しているクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>(東1)の18年2月期第1四半期は増収増益だった。通期も増収増益予想で上振れ余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期第1四半期は増収増益、通期も増収増益予想で上振れ余地

 18年2月期第1四半期(3月〜5月)連結業績は、売上高が前年同期比5.0%増の299億60百万円、営業利益が同13.1%増の19億90百万円、経常利益が同11.8%増の21億14百万円、純利益が同5.4%増の9億14百万円だった。

 既存店売上は96.0%とやや低調だったが、立地に応じた戦略的な新規出店や業態変更を推進し、原価コントロール効果も寄与した。店舗展開は新規出店27店舗、退店16店舗、業態変更16店舗、改装25店舗で、グループ総店舗数は868店舗となった。

 通期連結業績予想は売上高が17年2月期比3.9%増の1180億円、営業利益が同7.6%増の63億円、経常利益が同7.1%増の68億円、純利益が同0.2%増の33億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.4%、営業利益31.6%、経常利益31.1%、純利益27.7%と高水準である。通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は1000円近辺でのモミ合いから上放れ、7月18日に1175円まで上伸した。15年12月の1148円を突破して上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線と52週移動平均線を一気に上抜いて先高感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:26 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ディップはボックス上放れ期待、18年2月期2桁増収増益予想で上振れ余地

 求人情報サイト「バイトル」「はたらこネット」の運営を主力としているディップ<2379>(東1)は、求人需要が高水準で18年2月期第1四半期は2桁増収増益だった。通期も2桁増収増益予想で上振れ余地がありそうだ。株価は好業績を評価してボックス上放れの展開が期待される。

■18年2月期第1四半期は2桁増収増益、通期予想に上振れ余地

 18年2月期第1四半期(3月〜5月)連結業績は売上高が前年同期比19.9%増の98億15百万円、営業利益が同17.1%増の25億85百万円、経常利益が同17.2%増の25億88百万円、純利益が同24.3%増の18億10百万円だった。

 メディア事業が19.6%増収、エージェント事業が22.7%増収と好調に推移し、人件費や広告宣伝費の増加を吸収して2桁増収増益だった。求人情報サイト「バイトル」の月間平均契約社数は18.5%増の1万2494社、月間平均掲載情報数は34.3%増の17万7334件と増加基調である。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比14.5%増の380億円、営業利益が同15.1%増の105億円、経常利益が同14.9%増の105億01百万円、純利益が同13.9%増の70億23百万円としている。なお石灰石を主原料として紙・プラスチックの代替となる新素材「LIMEX」製品を販売する事業部を新設した。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.8%、営業利益24.6%、経常利益24.6%、純利益25.8%と順調である。有効求人倍率の高水準推移や働き方改革に対する企業の取り組み活発化などを背景として事業環境は良好である。また求人広告掲載の紙媒体からネットへのシフト加速も追い風であり、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は好業績を評価してボックス上放れ期待

 株価はやや上値が重く、概ね2200円〜2600円近辺でのボックス展開だ。ただし下値は堅く、煮詰まり感も強めている。好業績を評価してボックス上放れの展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:15 | 業績でみる株価
2017年07月26日

【業績でみる株価】トランザクションは自律調整一巡して上値試す、17年8月期通期業績予想は増額の可能性

 雑貨の企画・デザイン・製造・販売を展開する純粋持株会社であるトランザクション<7818>(東1)の17年8月期第3四半期累計が大幅増益となり、配当予想を増額修正した。通期の業績予想も増額の可能性が高いだろう。株価は7月4日の上場来高値から反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■17年8月期第3四半期累計が大幅増益、通期予想は増額の可能性

 7月10日発表した17年8月期第3四半期累計(9月〜5月)連結業績は売上高が前年同期比10.4%増の99億36百万円、営業利益が同40.9%増の11億31百万円、経常利益が同36.7%増の10億94百万円、純利益が同33.9%増の7億15百万円だった。

 エコ雑貨製品が1.4%増収にとどまったが、一般雑貨製品が20.0%増収と好調に推移して全体を牽引した。新規事業であるVAPE(電子タバコ)事業の店舗数は10店舗となった。また卸売販売ではVAPE取り扱い店舗数が300店舗を超えるまでに成長した。利益面では売上総利益率の改善も寄与して大幅増益だった。

 7月10日には配当予想の増額修正も発表した。期末1円増額して年間9円(期末一括)とした。17年3月1日付株式2分割を考慮して16年7月期の年間14円を7円に換算すると実質的に2円増配となる。

 通期の連結業績予想は売上高が16年8月期比7.4%増の128億20百万円、営業利益が同13.3%増の11億84百万円、経常利益が同14.6%増の11億80百万円、純利益が同10.8%増の7億74百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.5%、営業利益が95.5%、経常利益が92.7%、純利益が92.4%と高水準である。通期業績予想も増額の可能性が高いだろう。

■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す

 株価は7月4日の上場来高値1399円から利益確定売りで反落したが、1100円近辺から切り返している。7月25日には1205円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:59 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ティーケーピーは6月の上場来高値試す、18年2月期大幅増収増益予想

 全国の大都市圏を中心に貸会議室や宿泊・研修施設を運営する空間再生流通事業を展開しているティーケーピー<3479>(東マ)の18年2月期は大幅増収増益予想である。なお17年9月1日付で1株を7株に分割する。株価は自律調整一巡して6月の上場来高値に接近してきた。好業績や株式分割を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期大幅増収増益予想、第1四半期の進捗率高水準

 18年2月期連結業績予想は売上高が17年2月期比22.1%増の268億39百万円、営業利益が同21.4%増の32億71百万円、経常利益が同18.4%増の30億21百万円、純利益が同26.1%増の17億05百万円としている。

 期末の運営貸会議室(宿泊・研修施設含む)は236拠点、1946室の計画である。新規出店を加速し、パーティや懇親会等の高単価案件の増加、稼働率の上昇も寄与して大幅増収増益予想としている。

 第1四半期(3月〜5月)連結業績は売上高が72億53百万円、営業利益が14億15百万円、経常利益が12億47百万円、純利益が7億47百万円だった。企業の新卒採用活動や社員教育研修などで会議室に対する需要が増加し、売上高・各利益とも過去最高となった。

 そして第1四半期の進捗率は、第2四半期累計(3月〜8月)予想に対しては売上高53.3%、営業利益63.1%、経常利益59.3%、純利益60.4%、通期予想に対しては売上高27.0%、営業利益43.3%、経常利益41.3%、純利益43.8%と順調である。利益は上期偏重の期初計画だが、通期ベースで好業績が期待される。

■株価は自律調整一巡して6月の上場来高値試す

 株価は自律調整が一巡して6月の上場来高値1万5610円に接近してきた。7月25日には1万5270円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績や9月1日付の株式7分割を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | 業績でみる株価