[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/30)マルマエが急伸、第1四半期の黒字転換など好感、停滞の原因だった過剰在庫が解消
記事一覧 (12/27)イノベーションHDが次第高、店舗転貸事業など好調で業績上振れ期待強い
記事一覧 (12/27)DeNAが一段高、ゲーム事業の見通しに注目集まり2016年以来の3000円台に進む
記事一覧 (12/26)ステラ ケミファが後場一段高、業績予想の増額修正と自社株買いを発表、注目再燃
記事一覧 (12/26)J.フロント リテイリングが一段高で始まる、9〜11月の売上収益12.3%増加など好感
記事一覧 (12/25)ティムコが戻り高値に進む、来年は在庫調整の影響など脱出の期待
記事一覧 (12/25)セレスは一段と出直る、12月期末の配当予想と業績予想の増額修正を好感
記事一覧 (12/24)ケンコーマヨネーズは株価2000円がPER10倍に相当し割安感、今期純利益7期ぶりに最高を更新する見込み
記事一覧 (12/24)マルマエが2日続伸基調、米半導体株高を好感、今期は売上高60%増など急回復の見込み
記事一覧 (12/24)三菱製紙は急激に出直る、中期計画の骨子を開示し期待強まる
記事一覧 (12/23)ハイデイ日高が上場来の高値に迫る、第3四半期最高益の観測など好感
記事一覧 (12/20)日本リーテックが急伸、政策保有株の売却資金の全額を配当として株主に還元、買い集中
記事一覧 (12/18)DAIWA CYCLEが2日続けて上場来の高値を更新、業績予想の増額修正を連日好感
記事一覧 (12/17)ゼリア新薬が年初来の高値を更新、業績好調で中国市場への展開にも期待強い
記事一覧 (12/17)象印マホービンが急伸、業績予想の増額修正を好感、IH炊飯ジャーの最上位機種「炎舞炊き」など好調
記事一覧 (12/16)マーケットエンタープライズは後場5%高、提携して不要品を再利用する仕組みを構築する自治体が200を超えた後も拡大し注目強まる
記事一覧 (12/16)リッジアイが急伸、第1四半期の実質大幅増益が好感され一時ストップ高
記事一覧 (12/16)Hameeがストップ高、第3、第4四半期に利益など最大の傾向で期待強い
記事一覧 (12/16)丹青社が急伸、第3四半期の8割増益と通期予想の増額修正など好感
記事一覧 (12/13)ベステラは戻り高値を更新、2日続伸基調で決算発表後の下げを奪回
2024年12月30日

マルマエが急伸、第1四半期の黒字転換など好感、停滞の原因だった過剰在庫が解消

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■売上高は71%増加、半導体分野を中心に急回復

 マルマエ<6264>(東証プライム)は12月30日、一段と出直る相場になり、15%高の1747円(230円高)まで上げた後も1700円台で売買されている。前取引日・27日の15時30分に第1四半期決算(2024年9〜11月/連結)を発表し、売上高は前年同期比71.1%増の19億11百万円と急増し、各利益とも黒字化したことなどが好感されている。

 半導体製造装置やFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の心臓部に当る真空パーツの開発製造を行い、この第1四半期は、半導体分野を中心に急回復した。停滞の原因だった消耗品過剰在庫が解消し、受注回復が急ピッチとなり、受注状況は半導体分野が前年同期の194.6%増となるなど大幅に回復した。通期・25年8月期の予想は従来予想を継続したが、上振れ余地が強まったようだ。(HC)

【関連記事情報】2024年12月30日
(決算情報)マルマエ、25年8月期1Qは半導体分野の受注・売上回復で大幅増収・黒字転換
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 業績でみる株価
2024年12月27日

イノベーションHDが次第高、店舗転貸事業など好調で業績上振れ期待強い

■上期は売上高16.8%増加、営業利益30.1%増加

 イノベーションHD(イノベーションホールディングス)<3484>(東証プライム)は12月27日、前後場とも次第高の相場となり、14時を過ぎて944円(27円高)まで上げている。東京都の商業地を中心に飲食店の店舗転貸事業などを行い、第2四半期決算(2024年4〜9月・累計、連結)は売上高が前年同期比16.8%増加、営業利益は同30.1%増加など好調。下期の展開によっては通期の業績が上振れる期待が強いとされ、再び注目が再燃してきたとみられている。

 直近は、USEN−NEXT HOLDINGS<9418>(東証プライム)が12月24日付で「飲食店や小売店など、店舗やオフィスのテナント物件を探す出店希望者と不動産業者をつなぐテナントマッチングサービス「テナリード」の提供を12月24日より開始した」と発表したことを受けて注視される場面があったが、翌日のイノベーションHDの株価は1円安にとどまり、何事もなかった様子だった。27日はこのときの水準を大きく上回ってきており、株式市場関係者からは、U−NEXTのサイトをみて逆にイノベーションHDの店舗情報サイトが際立つ形になったのでは、といった見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:35 | 業績でみる株価

DeNAが一段高、ゲーム事業の見通しに注目集まり2016年以来の3000円台に進む

■10〜12月の「ユーザー消費額」前年同四半期の3.46倍に

 DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東証プライム)は12月27日、買い気配で始まり、12%高の3030円(335円高)で始値をつけ一段高となっている。26日にゲーム事業の見通しについて開示し、あらためて期待が強まった。2016年12月以来の3000円台に進んでいる。

 26日にゲーム事業の見通しについて開示し、第3四半期(10〜12月)の「ユーザー消費額」が850課金額以上(前年同四半期の3.46倍)になる見込みなどとし、注目が集まっている。同社は通期の連結業績予想を開示していないが、「通期についても前期比増収・増益の見込みになった」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 業績でみる株価
2024年12月26日

ステラ ケミファが後場一段高、業績予想の増額修正と自社株買いを発表、注目再燃

■自社株買いは来年1月6日から同年3月24日までの予定

 ステラ ケミファ<4109>(東証プライム)は12月26日の14時に業績予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価は一段と上げて6%高の4315円(235円高)をつけ、今年11月8日以来の4300円台を回復した。自社株買いは、取得上限株数24万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.08%)、取得総額12億円(上限)、取得期間は2025年1月6日から同年3月24日までの予定とした。

 今期・25年3月期の通期連結業績予想は、主力の高純度薬品事業でAI向け半導体を中心に市況の回復が進み、国内・海外向けともに出荷量が好調に推移しているほか、運輸事業でも運送取扱量の増加が業績に寄与する見通しとなり、売上高は5月に開示した前回予想を2.9%上回る見込みになり、営業利益は同15.1%、親会社株主に帰属する当期純利益は同15.4%上回る見込みになった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:13 | 業績でみる株価

J.フロント リテイリングが一段高で始まる、9〜11月の売上収益12.3%増加など好感

■期初から累計(1〜11月)の売上収益も同10.3%増加

 J.フロント リテイリング<3086>(東証プライム)は12月26日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2094.5円(100.5円高)まで上げ、約5か月ぶりに2000円台を回復している。25日の15時30分に発表した第3四半期決算が好調で、期初からの累計連結売上収益(1〜11月)は前年同期比10.3%増加し、直近の四半期(9〜11月)の連結売上収益が前年同期比12.3%増加。買い先行となっている。

 1〜11月は、国内売り上げが堅調に推移したことに加え、インバウンド売り上げも好調で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同71.4%増となった。2月通期の予想は全体に据え置いたが、上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 業績でみる株価
2024年12月25日

ティムコが戻り高値に進む、来年は在庫調整の影響など脱出の期待

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■来年の相場を展望する時期に入り注目強まる様子

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は12月25日、再び上値を追う相場となり、午前10時にかけて791円(12円高)をつけて約2か月半ぶりに戻り高値を更新している。釣り用品の大手で、11月下旬に2024年11月期の業績見通しの下方修正を発表したが、株価は翌日に下げただけで以後は次第に持ち直し、12月18日には発表前の値段を回復した。こうした意外な値動きを見て「相場は相場に聞け」といった観点から注目を強める動きがあるもよう。また、来年の相場を展望する時期に入り、来期の業績回復に期待が強まってきたとの見方が出ている。

 11月決算の発表は1月17日を予定する。先に発表した業績見通しの下方修正では、フィッシング事業で国内の釣用品市場の在庫調整局面が影響したことや、記録的な高温により、アウトドア事業で秋冬物の販売が大きく落ち込んだことが要因として挙げられたが、株式市場関係者からは、今期・2025年11月期は在庫調整局面を脱出する期待が強いとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 業績でみる株価

セレスは一段と出直る、12月期末の配当予想と業績予想の増額修正を好感

■12月期末配当は前期比40円増の60円に、権利付最終日が迫る

 セレス<3696>(東証プライム)は12月25日、一段と出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高の3600円(250円高)まで上げて約1週間前につけた2021年以来の高値3875円に向けて上値を追っている。12月23日に今12月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表。今年の12月期末配当を確保する買付期限(権利付最終日)は12月26日のため、買いが拡大する様子となっている。

 モバイルサービス事業「モッピー」の利益率改善や、同事業の機能性インソール「ピットソール」、腸内環境改善サプリ「オイグルト」の好調推移などにより、今期・2024年12月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は5月に開示した前回予想を37.5%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.0%上回る見込みに見直した。こうした高業績を受け、12月期末配当を1株につき前回予想比20円増の60円(前期比では40円の増配)の予定に見直した。

 暗号資産相場が活況を呈していることから、連結子会社の株式会社マーキュリーの損失幅が縮小、ビットバンク株式会社の持分法による投資利益が見込まれるとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 業績でみる株価
2024年12月24日

ケンコーマヨネーズは株価2000円がPER10倍に相当し割安感、今期純利益7期ぶりに最高を更新する見込み

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■小容量サイズの総菜類や量販店・外食向けのマヨネーズなど好調

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は12月24日、2000円(11円安)前後で売買され、小反落模様となっているが、今3月期(2025年3月期)の連結業績予想は純利益を31億85百万円(前期比16.4%増)とし、2018年3月期以来、7期ぶりに最高を更新する見込み。予想1株利益は197円82銭のため、株価2000円での今期予想PER(株価収益率)は10.1倍。2000円以下は概略PER10倍以下になるため割安ゾーンとの見方が出ている。

 第2四半期決算(中間期:2024年4〜9月、連結)は11月11日に発表し、中間期としては売上高、営業利益とも最高を更新した。今期・25年3月期・通期の連結業績予想は、小容量サイズの総菜類や量販店・外食向けのマヨネーズなどが好調に推移しているほか、鶏卵市況などの影響を受けていたタマゴ加工品が上期に正常化したことなどにより、売上高920億円(前期比3.7%増)、営業利益45億円(同52.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益31億85百万円(同16.4%増)、1株利益は197円82銭を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 業績でみる株価

マルマエが2日続伸基調、米半導体株高を好感、今期は売上高60%増など急回復の見込み

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■半導体製造装置などの心臓部である真空パーツや高精度パーツを一貫生産

 マルマエ<6264>(東証プライム)は12月24日、3%高の1444円(45円高)まで上げた後も堅調に売買され、下値圏から2日続伸基調となっている。半導体・FPD製造装置の心臓部である真空パーツや高精度パーツを社内一貫生産体制で製造。NY株式市場での半導体株高に加え、「米政府、中国製の旧世代半導体を調査、『不当廉売』懸念」(日経電子版12月24日朝)と伝えられたことなども買い材料視されている。

 前期(2024年8月期)の業績は売上高が前期比30%減、営業利益も82%減だったが、今期(25年8月期)は売上高を60%増の見込みとし、営業利益は10.3倍の急回復を見込む。半導体市場の環境改善とともに投資の再開が本格化する見込みで、受注は前期から回復傾向となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54 | 業績でみる株価

三菱製紙は急激に出直る、中期計画の骨子を開示し期待強まる

■28年3月期に売上高2500億円などめざす

 三菱製紙<3864>(東証プライム)は12月24日、急激に出直って始まり、取引開始後は12%高の528円(57円高)まで上げ、底練り相場から立ち上がる展開になっている。23日に「中期経営計画(2026年3月期−2028年3月期)骨子」を開示し、注目を集めている。

 2028年4月の創立130周年に向けて、@技術・研究のSHINKA(深化)で特色ある機能・環境配慮商品を拡大、生産性向上を加速、A地球環境への貢献をSHINKA(進化)、Bガバナンス・人的資本経営のSHINKA(浸化)、を推進。28年3月期に売上高2500億円(24年3月期は1935億円)、営業利益200億円(同54億円)などをめざすとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 業績でみる株価
2024年12月23日

ハイデイ日高が上場来の高値に迫る、第3四半期最高益の観測など好感

■11月の既存店売上高13.2%増加など好調で株価はジリ高基調

 ハイデイ日高<7611>(東証プライム)は12月23日、切り返して始まり、取引開始後は4%高の2834円(114円高)まで上げて約1週間前につけた実質的な上場来の高値2874円に向けて出直っている。1月6日に発表を予定する第3四半期決算について、「営業益最高、3〜11月、7年ぶり、配膳ロボ導入奏功」(日本経済新聞12月21日付朝刊)と伝えられ、期待の高まる相場になっている。

 12月4日に開示した11月の月次動向「11月度売上高速報」は、既存店の売上高が前年同月比13.2%増加し、期初から11月までの累計では11.2%増加するなど好調で、株価は一段ジリ高基調となってきた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 業績でみる株価
2024年12月20日

日本リーテックが急伸、政策保有株の売却資金の全額を配当として株主に還元、買い集中

■3月期末配当を期首予想の1株36円から60円(24円増配)に

 日本リーテック<1938>(東証プライム)は12月20日、急伸相場となり、一時22%高の1372円(245円高)まで上げて約5か月ぶりに1300円台を回復、午前10時を過ぎても1300円台で活況高となっている。19日の夕方に今期・2025年3月期末配当予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 今3月期の期末配当を、期首予想の1株当たり36円から24円増配し60円の予定とした。資本収益性の向上を目標として掲げ、そのための具体的な施策の一つとして、政策保有株式の縮減による資産効率の改善を進めている中で、政策保有株式の売却により得られた資金の活用方法について、今年度は全額を配当として株主の皆様へ還元することとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 業績でみる株価
2024年12月18日

DAIWA CYCLEが2日続けて上場来の高値を更新、業績予想の増額修正を連日好感

■今1月期の営業利益は従来予想を23%上回る見込みに

 DAIWA CYCLE(ダイワサイクル)<5888>(東証グロース)は12月8日、一段高となり、14%高の4480円(565円高)まで上げた後も4400円前後で売買され、2日続けて上場来の高値を更新している。関西を地盤に自転車店を多店舗展開し、16日に四半期決算と今期業績予想(2025年1月期)の増額修正を発表、翌日から連日活況高となっている。

 今期の業績予想は、店舗あたり売上高の増加により営業利益が大幅に増加していることなどを受け、9月に開示した前回予想に対し、売上高は3.2%上回る見込みに見直し、営業利益は同23.0%、純利益は同31.8%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 業績でみる株価
2024年12月17日

ゼリア新薬が年初来の高値を更新、業績好調で中国市場への展開にも期待強い

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■「アサコール」や「ディフィクリア」など海外で好調、「ヘパリーゼ群」も

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は12月17日、次第高の相場となり、13時過ぎに2500円(33円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。11月6日に第2四半期決算を発表した後は一進一退だったが、12月初には決算発表前の値段を上回り、傾向的にジリ高を継続している。業績は好調で、第2四半期決算の発表前に業績見通しの増額修正を発表。11月末には、中国市場での展開に向けた香港企業との契約も発表し、期待が強まっている。

 第2四半期決算(2024年4〜9月:中間期、連結)は、海外で潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」や大腸感染症治療剤「ディフィクリア」などが好調に推移したことや、コンシューマーヘルスケア事業で主力製品である「ヘパリーゼ群」が拡大したことなどを受け、5月に開示した従来予想を売上高は3.5%上回り、営業利益は同15.2%、親会社株主に帰属する中間純利益は同40.9%上回った。

 また、11月28日には、スイスのグループ会社Tillotts Pharmaと香港のPioneer Pharmaとの中華人民共和国におけるマーケティングおよび流通に関する契約締結のお知らせを発表し、中国市場の拡大に向けた期待が強まっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 業績でみる株価

象印マホービンが急伸、業績予想の増額修正を好感、IH炊飯ジャーの最上位機種「炎舞炊き」など好調

■円安による輸入コスト増はあったが価格転嫁や営業外収益で補う

 象印マホービン<7965>(東証プライム)は12月17日、買い気配で始まった後12%高の1759円(191円高)まで上げ、年初来の高値1780円(2024年10月2日)に向けて急伸相場となっている。16日の15時30分に業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。決算発表は12月23日の予定。

 2024年11月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は23年11月に開示した従来予想を0.3%上回る872.21億円の見込みに見直し、営業利益は同14.5%上回る59.55億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.3%上回る64.62億円の見込みに見直した。最上位機種である「炎舞炊き」を中心に圧力IH炊飯ジャーや加湿器などが好調に推移した。円安による輸入コストの増加はあったが、価格転嫁を進めたことや持分法投資利益、受取利息等の営業外収益が想定を上回って推移した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39 | 業績でみる株価
2024年12月16日

マーケットエンタープライズは後場5%高、提携して不要品を再利用する仕組みを構築する自治体が200を超えた後も拡大し注目強まる

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■第1四半期は売上高が最高を更新、営業利益など黒字化

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は12月16日、次第に出直りを強める相場となり、13時にかけて5%高の850円(44円高)前後で売買されて約2週間ぶりに850円台を回復している。同社のリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を再利用する仕組みを構築する自治体が愛知県小牧市(11月22日開始)で42都道府県・200自治体に達し、その後も12月上旬までで埼玉県吉川市、愛媛県松前町、茨城県日立市、東京都稲城市と続々拡大し、注目の強まる相場となっている。

 第1四半期決算(2024年7〜9月、連結)はネット型リユース事業に加えてモバイル事業の収入拡大がけん引し、売上高は第1四半期として過去最高となる50億円を突破して54億92百万円(前年同期比33.7%増)となった。売上総利益も同30.0%増加し、営業利益と経常利益は黒字に転換した。

 同社資料によると、高齢化が一段と進むなか、家庭に眠るいわゆる「隠れ資産」は44兆円分と推計され、リユース市場に出てくる保有資産の転換期を迎えているとみられ、同社では、こうしたトレンドを追い風に、新3カ年計画では2026年6月期において売上高300億円、営業利益20億円を目指す。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 業績でみる株価

リッジアイが急伸、第1四半期の実質大幅増益が好感され一時ストップ高

■前年同期の単体業績比で営業利益20倍、純利益17倍

 Ridge−i(リッジアイ)<5572>(東証グロース)は12月16日、急伸相場となり、一時ストップ高の2682円(500円高23%高)まで上げて約6か月ぶりに2600円台を回復し、戻り高値に進んでいる。前取引日・13日の夕方に発表した第1四半期連結決算(2024年8〜10月)は、24年7月期末から連結財務諸表を作成しているため前年同期の増減比較なしだが、単体業績との比較では営業利益が20倍、当期純利益は17倍と大幅に増加し、注目集中となった。

 8〜10月は、前連結会計年度末に連結子会社となった株式会社スターミュージック・エンタテインメントの貢献に加え、カスタムAIソリューション事業で大型の生成AI案件や人工衛星解析案件の受注などが寄与した。デジタルマーケティング事業では、売上・利益は順調に推移し、のれん償却の影響を大きく上回って業績に貢献した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 業績でみる株価

Hameeがストップ高、第3、第4四半期に利益など最大の傾向で期待強い

■第2四半期(中間期)は営業利益61%増など計画を上回る

 Hamee<3134>(東証スタンダード)は12月16日、買い気配で始まった後ストップ高の1344円(300円高、29%高)まで上げて急伸し、約6か月ぶりに1300円台を回復している。前取引日・13日の15時30分に発表した第2四半期決算(2024円5〜10月:中間期、連結)の営業利益が前年同期比61%増加するなど大幅に伸び、通期予想などは増額修正しなかったが、「3Qに売上高及び各段階利益が最も大きくなる傾向が強く」「4Qも一定需要期」(決算説明資料より)などとしたため、下期の展開に期待が強まった。

 中間期の連結営業利益は前年同期比61.2%増の10億21百万円だった。通期・2025年4月期の連結業績予想は24年6月に開示した予想を全体に据え置き、営業利益は20億84百万円(前期比8.7%増)。中間期までで通期予想の49%を達成しており、「売上高及び利益の最盛期」(同)が訪れる第3四半期と、年度末・年度初めに伴う需要などが加わる第4四半期の推移に期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 業績でみる株価

丹青社が急伸、第3四半期の8割増益と通期予想の増額修正など好感

■すべての事業セグメントで受注⾼が増加、配当も増額修正

 丹青社<9743>(東証プライム)は12月16日、急伸して始まり、取引開始後は15%高の955円(124円高)まで上げて約3か月ぶりに950円台を回復している。前取引日・13日の15時30分に発表した第3四半期決算(2024年2〜10月・累計、連結)が各利益とも8割増加し、今1月期の連結業績予想の増額修正も発表、好感買いが集中している。期末配当予想は1株につき前回予想から10円増配し25円の予定とした。

 2〜10月の連結業績は、市場環境の回復などにより需要が回復し、すべての事業セグメントで受注⾼が増加。売上高は前年同期比10.2%増加し、営業利益は同83.4%増加した。これを受けて今1月期の連結業績予想を増額修正し、営業利益は3月に開示した前回予想を25.0%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.6%上回る見込みに見直した。この好決算を受け、乃村工藝社<9716>(東証プライム)にも連想買いが波及し、大きく出直っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 業績でみる株価
2024年12月13日

ベステラは戻り高値を更新、2日続伸基調で決算発表後の下げを奪回

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■第3四半期は営業利益31%増加、すかさず押し目買い

 ベステラ<1433>(東証プライム)は12月13日、2日続伸基調となり、1058円(45円高)まで上げて戻り高値を更新し、後場も堅調に売買されている。プラント解体ソリューションの大手で、12月10日に第3四半期決算を発表。翌日は下げたが、その翌日から2連騰となって決算発表後の下げを奪回している。第3四半期決算(2024年2〜10月、連結)は売上高が最高を更新するなど好調で、利食い売りは出たが、すかさず押し目買いが入る相場になっている。

 第3四半期決算(2024年2〜10月、連結)は、売上高が前年度期比36.5%増加し、「1Q、2Qに続き過去最高売上を達成」(決算説明資料より)した。営業利益は同30.8%増加し、「連結子会社の業績が低調に推移する等の要因はあったものの」大幅に増加した。通期の連結業績予想は9月に増額修正した予想を継続し、売上高は110億円(前期比17.1%増)、営業利益は5億円(同2.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4.8億円(同7.7%増)。政府の原子力政策も長期的な追い風になるとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:49 | 業績でみる株価