化粧品大手で、訪販のポーラと通販のオルビスを2大ブランドとしているポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東1)は、17年12月期第1四半期が大幅増益となり、通期予想を増額修正した。株価は16年7月の上場来高値に接近している。これを突破すればフシ抜けの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
■ポーラの新製品が想定以上
5月1日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比13.2%増の560億74百万円、営業利益が同2.5倍の91億27百万円、経常利益が同2.6倍の89億55百万円、純利益が同59.8%増の57億77百万円だった。
国内ブランドではオルビスが新商品苦戦などで同6.0%減収だったが、ポーラが同31.8%増収と想定以上に好調に推移し、全体を牽引して大幅増収増益だった。育成ブランドも伸長した。ポーラでは17年1月発売のリンクルショット メディカル セラムの売上が計画比に比べて30%を超える約60億円となり、想定以上に好調に進捗している。利益面ではポーラの高価格帯品の売上構成比が高まったことを主因として、原価率が想定以上に改善した。
17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)および通期の連結業績予想を5月1日に増額修正した。修正後の通期連結業績予想は、売上高を60億円増額して16年12月期比6.6%増の2330億円、営業利益を25億円増額して同24.5%増の335億円、経常利益を25億円増額して同23.2%増の335億円、純利益を15億円増額して同23.2%増の215億円とした。ポーラの想定以上の好調が牽引し、プロモーション費用の増加などを吸収する見込みだ。リンクルショット メディカル セラムの売上目標は期初時点の100億円から125億円に上方修正した。
修正後の通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.1%、営業利益が27.2%、経常利益が26.7%、純利益が26.9%となる。通期ベースでも好業績が予想され、通期予想には再増額余地がありそうだ。
■株価は上げ足速める可能性
株価(17年4月1日付で株式4分割)は5月16日に2810円まで上伸し、2月の年初来高値2832円50銭、そして16年7月の上場来高値2852円50銭に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって13週移動平均線を回復した。強基調に回帰した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、これを突破すればフシ抜けの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
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(05/17)【業績でみる株価】ポーラ・オルビスホールディングスは上げ足速める可能性、17年12月期第1四半期大幅増益で通期予想増額修正
(05/17)【業績でみる株価】マークラインズは上げ足速めて15年の上場来高値目指す、17年12月期第1四半期大幅増益で株式分割発表も好感
(05/15)【業績でみる株価】アウトソーシングは16年の上場来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増収増益
(05/15)【業績でみる株価】扶桑化学工業は上場来高値更新の展開、18年3月期も増収増益・増配予想
(05/11)【業績でみる株価】レーザーテックは17年6月期増額して増益・増配予想、自律調整一巡して上値試す
(05/11)【業績でみる株価】日本M&Aセンターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想を評価
(05/11)【業績でみる株価】JAC Recruitmentは自律調整一巡して上値試す、17年12月期第1四半期2桁増収増益
(05/09)【業績でみる株価】キングジムは17年9月期第3四半期累計が大幅増益、07年来の1000円台目指す
(05/09)【業績でみる株価】ナブテスコは17年12月期純利益予想増額修正を好感して15年の上場来高値試す
(05/08)【業績でみる株価】日華化学は年初来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増益で通期増額余地
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2017年05月17日
【業績でみる株価】ポーラ・オルビスホールディングスは上げ足速める可能性、17年12月期第1四半期大幅増益で通期予想増額修正
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:40
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【業績でみる株価】マークラインズは上げ足速めて15年の上場来高値目指す、17年12月期第1四半期大幅増益で株式分割発表も好感
自動車産業に特化したポータルサイト運営を主力としているマークラインズ<3901>(JQ)は、17年12月期第1四半期が大幅増益となり、通期も2桁増益予想である。また6月9日付での株式4分割も発表している。株価は上げ足を速めて15年1月の上場来高値を目指す展開が期待される。
■情報プラットフォーム契約企業数が増加基調
5月8日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比18.0%増の4億04百万円、営業利益が同21.2%増の1億36百万円、経常利益が同37.2%増の1億40百万円、純利益が同41.3%増の98百万円だった。
情報プラットフォーム契約企業数が順調に増加している。情報プラットフォーム契約企業数の月次推移を見ると、1月2271社(前月比純増数23社)、2月2309社(同38社)、3月2340社(同31社)、そして4月は2361社(同21社)となっている。4月末現在の海外企業比率は41.1%である。
17年12月期通期の連結業績予想は、前回予想を据え置いて売上高が16年12月期比16.8%増の16億73百万円、営業利益が同19.5%増の6億20百万円、経常利益が同21.4%増の6億20百万円、そして純利益が同19.9%増の4億30百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.1%、営業利益21.9%、経常利益22.6%、純利益22.8%と概ね順調なである。情報プラットフォーム契約企業数が増加基調であり、通期ベースでも好業績が期待される。
なお5月12日に株式分割を発表した。6月8日を基準日(効力発生日6月9日)として1株を4株に分割する。
■株価は戻り歩調、上げ足速めて15年の上場来高値目指す
株価は株式分割発表も好感して本日5月17日に3680円まで上伸し、16年6月の戻り高値3700円に肉薄している。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から切り返し、26週移動平均線と13週移動平均線を回復して戻り歩調だ。上げ足を速めて15年1月の上場来高値4900円を目指す展開が期待される。(MM)
■情報プラットフォーム契約企業数が増加基調
5月8日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比18.0%増の4億04百万円、営業利益が同21.2%増の1億36百万円、経常利益が同37.2%増の1億40百万円、純利益が同41.3%増の98百万円だった。
情報プラットフォーム契約企業数が順調に増加している。情報プラットフォーム契約企業数の月次推移を見ると、1月2271社(前月比純増数23社)、2月2309社(同38社)、3月2340社(同31社)、そして4月は2361社(同21社)となっている。4月末現在の海外企業比率は41.1%である。
17年12月期通期の連結業績予想は、前回予想を据え置いて売上高が16年12月期比16.8%増の16億73百万円、営業利益が同19.5%増の6億20百万円、経常利益が同21.4%増の6億20百万円、そして純利益が同19.9%増の4億30百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.1%、営業利益21.9%、経常利益22.6%、純利益22.8%と概ね順調なである。情報プラットフォーム契約企業数が増加基調であり、通期ベースでも好業績が期待される。
なお5月12日に株式分割を発表した。6月8日を基準日(効力発生日6月9日)として1株を4株に分割する。
■株価は戻り歩調、上げ足速めて15年の上場来高値目指す
株価は株式分割発表も好感して本日5月17日に3680円まで上伸し、16年6月の戻り高値3700円に肉薄している。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から切り返し、26週移動平均線と13週移動平均線を回復して戻り歩調だ。上げ足を速めて15年1月の上場来高値4900円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17
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2017年05月15日
【業績でみる株価】アウトソーシングは16年の上場来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増収増益
製造請負・技術系人材派遣の大手で、海外にも積極展開しているアウトソーシング<2427>(東1)の17年12月期第1四半期の連結業績は大幅増収増益だった。通期ベースも収益拡大基調だろう。株価は年初来高値を更新し、16年6月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
5月8日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比2.0倍の502億38百万円、営業利益が同2.4倍の15億20百万円、税引前利益が同4.4倍の13億41百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同11倍の6億21百万円だった。
製造系ではメーカーの直接雇用の期間工を正社員として受け入れるPEOスキーム、グループ教育機関であるKENスクールで未経験者を教育して配属するスキームが順調に推移した。新卒者の採用も順調だった。国内、海外とも好調に推移して大幅増収増益だった。
17年12月期通期の連結業績(IFRS)予想は、売上高が16年12月期比58.6%増の2130億円、営業利益が同67.5%増の95億円、税引前利益が同78.4%増の89億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同66.6%増の51億円としている。
期初時点で下期偏重の計画のため、第1四半期の進捗率は通期会社予想に対して売上高23.6%、営業利益16.0%、税引前利益15.1%、親会社の所有者に帰属する利益10.7%だが、第2四半期累計に対しては売上高51.8%、営業利益が52.4%、税引前利益51.6%、親会社の所有者に帰属する利益44.4%と順調である。通期ベースも収益拡大基調だろう。
株価は3月の4570円を突破して年初来高値更新の展開となった。そして5月10日には4870円まで上伸して16年6月の上場来高値5330円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなった。そして26週移動平均線も上向きに転じ、強基調への転換を確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
5月8日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比2.0倍の502億38百万円、営業利益が同2.4倍の15億20百万円、税引前利益が同4.4倍の13億41百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同11倍の6億21百万円だった。
製造系ではメーカーの直接雇用の期間工を正社員として受け入れるPEOスキーム、グループ教育機関であるKENスクールで未経験者を教育して配属するスキームが順調に推移した。新卒者の採用も順調だった。国内、海外とも好調に推移して大幅増収増益だった。
17年12月期通期の連結業績(IFRS)予想は、売上高が16年12月期比58.6%増の2130億円、営業利益が同67.5%増の95億円、税引前利益が同78.4%増の89億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同66.6%増の51億円としている。
期初時点で下期偏重の計画のため、第1四半期の進捗率は通期会社予想に対して売上高23.6%、営業利益16.0%、税引前利益15.1%、親会社の所有者に帰属する利益10.7%だが、第2四半期累計に対しては売上高51.8%、営業利益が52.4%、税引前利益51.6%、親会社の所有者に帰属する利益44.4%と順調である。通期ベースも収益拡大基調だろう。
株価は3月の4570円を突破して年初来高値更新の展開となった。そして5月10日には4870円まで上伸して16年6月の上場来高値5330円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなった。そして26週移動平均線も上向きに転じ、強基調への転換を確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:13
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【業績でみる株価】扶桑化学工業は上場来高値更新の展開、18年3月期も増収増益・増配予想
食品用果実酸類のライフサイエンス事業、および半導体ウェーハ研磨材原料の電子材料・機能性化学品事業を展開している扶桑化学工業<4368>(東1)の17年3月期は大幅増益・増配だった。そして18年3月期も増収増益・増配予想である。株価は上場来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
5月8日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比2.6%増の362億24百万円、営業利益が同35.6%増の98億67百万円、経常利益が同37.5%増の100億38百万円、純利益が同46.2%増の68億95百万円だった。2月1日の2回目の増額修正値を上回る大幅増益だった。配当は同8円増配の年間43円(第2四半期末18円、期末25円)とした。
海外子会社の円換算影響に加えて、下期の大規模設備工事に伴う生産停止も製造原価に影響したが、ライフサイエンス事業における果実酸の原料価格の下落、電子材料・機能性化学品事業における半導体プロセス微細化進展に伴う超高純度コロイダルシリカの需要拡大、ナノパウダーなど半導体研磨分野以外の製品の好調などで大幅増益だった。
18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比6.3%増の385億円、営業利益が同1.8%増の100億50百万円、経常利益が同0.6%増の101億円、純利益が同0.8%増の69億50百万円としている。配当予想は同1円増配の年間44円(第2四半期末22円、期末22円)としている。
減価償却費の増加、原料価格の上昇、エネルギーコストの増加を見込んで微増益予想としているが、果実酸類、超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーなどが引き続き好調に推移して好業績が予想される。
株価は高値圏3000円〜3500円近辺での短期モミ合いから上放れて、上場来高値更新の展開となった。5月9日には3860円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
5月8日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比2.6%増の362億24百万円、営業利益が同35.6%増の98億67百万円、経常利益が同37.5%増の100億38百万円、純利益が同46.2%増の68億95百万円だった。2月1日の2回目の増額修正値を上回る大幅増益だった。配当は同8円増配の年間43円(第2四半期末18円、期末25円)とした。
海外子会社の円換算影響に加えて、下期の大規模設備工事に伴う生産停止も製造原価に影響したが、ライフサイエンス事業における果実酸の原料価格の下落、電子材料・機能性化学品事業における半導体プロセス微細化進展に伴う超高純度コロイダルシリカの需要拡大、ナノパウダーなど半導体研磨分野以外の製品の好調などで大幅増益だった。
18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比6.3%増の385億円、営業利益が同1.8%増の100億50百万円、経常利益が同0.6%増の101億円、純利益が同0.8%増の69億50百万円としている。配当予想は同1円増配の年間44円(第2四半期末22円、期末22円)としている。
減価償却費の増加、原料価格の上昇、エネルギーコストの増加を見込んで微増益予想としているが、果実酸類、超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーなどが引き続き好調に推移して好業績が予想される。
株価は高値圏3000円〜3500円近辺での短期モミ合いから上放れて、上場来高値更新の展開となった。5月9日には3860円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02
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2017年05月11日
【業績でみる株価】レーザーテックは17年6月期増額して増益・増配予想、自律調整一巡して上値試す
半導体マスクブランクス欠陥検査装置を主力としているレーザーテック<6920>(東1)は、17年6月期第3四半期累計が大幅増益となり、通期利益予想と配当予想を増額修正している。高水準の半導体設備投資を背景に18年6月期も収益拡大基調だろう。株価は自律調整が一巡し、収益拡大基調を再評価して3月高値を試す展開が期待される。
4月28日発表した17年6月期第3四半期累計(7月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.9%増の118億13百万円で、営業利益が同60.3%増の37億68百万円、経常利益が同59.5%増の37億80百万円、純利益が同59.0%増の26億68百万円だった。
メモリーメーカーの3D−NAND向け設備投資が活発に推移し、FPD分野でもパネル大型化や有機ELへの設備投資が継続した。利益面ではプロダクトミックス改善も寄与して大幅増益だった。
通期連結業績予想は4月28日に利益を増額修正した。売上高は据え置いて16年6月期比8.6%増の166億円、営業利益を3億円増額して同2.8%増の45億50百万円、経常利益を4億円増額して同1.6%増の46億50百万円、純利益を3億増額して同2.2%増の33億円とした。プロダクトミックス改善が寄与して減益予想から増益予想に転じた。
配当予想も4月28日に期末2円増額して年間26円(期末一括)とした。17年4月1日付株式2分割を考慮して16年6月期の年間51円を25円50銭に換算すると50銭増配となる。
なお3月21日には、次世代マスクブランクス欠陥検査・レビュー装置の大口受注(約40億円、19年6月期以降の売上計上予定)を発表している。高水準の半導体・FPD設備投資を背景に18年6月期も収益拡大基調だろう。
株価は3月高値1597円から反落したが、直近安値圏1300円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、収益拡大基調を再評価して3月高値を試す展開が期待される。(MM)
4月28日発表した17年6月期第3四半期累計(7月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.9%増の118億13百万円で、営業利益が同60.3%増の37億68百万円、経常利益が同59.5%増の37億80百万円、純利益が同59.0%増の26億68百万円だった。
メモリーメーカーの3D−NAND向け設備投資が活発に推移し、FPD分野でもパネル大型化や有機ELへの設備投資が継続した。利益面ではプロダクトミックス改善も寄与して大幅増益だった。
通期連結業績予想は4月28日に利益を増額修正した。売上高は据え置いて16年6月期比8.6%増の166億円、営業利益を3億円増額して同2.8%増の45億50百万円、経常利益を4億円増額して同1.6%増の46億50百万円、純利益を3億増額して同2.2%増の33億円とした。プロダクトミックス改善が寄与して減益予想から増益予想に転じた。
配当予想も4月28日に期末2円増額して年間26円(期末一括)とした。17年4月1日付株式2分割を考慮して16年6月期の年間51円を25円50銭に換算すると50銭増配となる。
なお3月21日には、次世代マスクブランクス欠陥検査・レビュー装置の大口受注(約40億円、19年6月期以降の売上計上予定)を発表している。高水準の半導体・FPD設備投資を背景に18年6月期も収益拡大基調だろう。
株価は3月高値1597円から反落したが、直近安値圏1300円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、収益拡大基調を再評価して3月高値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23
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【業績でみる株価】日本M&Aセンターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想を評価
中堅・中小企業を主対象とするM&A仲介会社である日本M&Aセンター<2127>(東1)は、17年3月期が大幅増収増益となり、18年3月期も増収増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
4月28日発表の17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比29.0%増の190億69百万円、営業利益が同29.2%増の90億46百万円、経常利益が同27.5%増の90億70百万円、純利益が同27.6%増の61億74百万円だった。2月6日に増額修正値を上回る大幅増収増益だった。案件成約数が順調に増加(104件増加の524件)し、大型案件も寄与した。
18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が同10.5%増の100億円、経常利益が同10.2%増の100億円、純利益が同9.5%増の67億63百万円としている。
事業環境が良好であり、成約件数増加基調に変化はなく増収増益予想である。中期経営計画の目標値である19年3月期経常利益100億円を前倒しで達成する見込みだ。
株価は上場来高値更新の展開で本日5月11日には4065円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
4月28日発表の17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比29.0%増の190億69百万円、営業利益が同29.2%増の90億46百万円、経常利益が同27.5%増の90億70百万円、純利益が同27.6%増の61億74百万円だった。2月6日に増額修正値を上回る大幅増収増益だった。案件成約数が順調に増加(104件増加の524件)し、大型案件も寄与した。
18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が同10.5%増の100億円、経常利益が同10.2%増の100億円、純利益が同9.5%増の67億63百万円としている。
事業環境が良好であり、成約件数増加基調に変化はなく増収増益予想である。中期経営計画の目標値である19年3月期経常利益100億円を前倒しで達成する見込みだ。
株価は上場来高値更新の展開で本日5月11日には4065円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22
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【業績でみる株価】JAC Recruitmentは自律調整一巡して上値試す、17年12月期第1四半期2桁増収増益
人材紹介の準大手であるJAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)<2124>(東1)<2124>(東1)は、17年12月期第1四半期は2桁増収増益となり、通期も増収増益予想である。高水準の企業の求人意欲を背景として収益拡大基調だ。株価は4月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
4月28日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比17.0%増の38億31百万円となり、営業利益が同17.8%増の13億97百万円、経常利益が同17.8%増の13億98百万円、純利益が同22.1%増の9億76百万円だった。
人材紹介事業がほぼ計画水準で推移した。企業の求人意欲が高水準で、人材紹介事業における採用決定人数が高水準で推移している。
17年12月期通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比18.6%増の164億09百万円、営業利益が同6.5%増の50億32百万円、経常利益が同6.4%増の50億33百万円、純利益が同8.4%増の35億44百万円としている。
通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.3%、営業利益が27.8%、経常利益が27.8%、純利益が27.5%と順調である。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は4月5日の上場来高値1951円から反落して1700円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって切り返しの動きを強めている。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
4月28日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比17.0%増の38億31百万円となり、営業利益が同17.8%増の13億97百万円、経常利益が同17.8%増の13億98百万円、純利益が同22.1%増の9億76百万円だった。
人材紹介事業がほぼ計画水準で推移した。企業の求人意欲が高水準で、人材紹介事業における採用決定人数が高水準で推移している。
17年12月期通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比18.6%増の164億09百万円、営業利益が同6.5%増の50億32百万円、経常利益が同6.4%増の50億33百万円、純利益が同8.4%増の35億44百万円としている。
通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.3%、営業利益が27.8%、経常利益が27.8%、純利益が27.5%と順調である。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は4月5日の上場来高値1951円から反落して1700円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって切り返しの動きを強めている。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08
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2017年05月09日
【業績でみる株価】キングジムは17年9月期第3四半期累計が大幅増益、07年来の1000円台目指す
圧倒的シェアを誇る厚型ファイルやラベル作製機「テプラ」を主力とする文具・事務用品メーカーであるキングジム<7962>(東1)の17年6月期は第3四半期累計が大幅増益となり、通期も2桁増益予想である。株価は徐々に水準を切り上げてモミ合い上放れの動きを強めている。07年以来の1000円台を目指す展開が期待される。
4月26日発表した17年9月期第3四半期累計(6月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.9%増の252億07百万円、営業利益が同47.2%増の11億63百万円、経常利益が同56.3%増の13億30百万円、そして純利益が同43.5%増の8億48百万円だった。
売上高は微増にとどまったが、生産子会社における原価低減効果に加えて、開発費やのれん償却額の減少などで各利益は大幅増益だった。主力の文具事務用品事業は19.1%増益となり、インテリアライフスタイル事業の営業黒字化も寄与した。
17年9月期通期の連結業績予想は据え置き、売上高が16年9月期比3.7%増の354億円、営業利益が同13.0%増の14億円、経常利益が同11.9%増の14億70百万円、純利益が同18.6%増の9億60百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.2%、営業利益が83.1%、経常利益が90.5%、純利益が88.3%である。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想に増額余地がありそうだ。
株価は徐々に水準を切り上げて、800円台でのモミ合いから上放れの動きを強めている。5月8日には年初来高値となる904円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。モミ合いから上放れて強基調に転換する形だ。15年5月高値975円、そして07年以来の1000円台を目指す展開が期待される。(MM)
4月26日発表した17年9月期第3四半期累計(6月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.9%増の252億07百万円、営業利益が同47.2%増の11億63百万円、経常利益が同56.3%増の13億30百万円、そして純利益が同43.5%増の8億48百万円だった。
売上高は微増にとどまったが、生産子会社における原価低減効果に加えて、開発費やのれん償却額の減少などで各利益は大幅増益だった。主力の文具事務用品事業は19.1%増益となり、インテリアライフスタイル事業の営業黒字化も寄与した。
17年9月期通期の連結業績予想は据え置き、売上高が16年9月期比3.7%増の354億円、営業利益が同13.0%増の14億円、経常利益が同11.9%増の14億70百万円、純利益が同18.6%増の9億60百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.2%、営業利益が83.1%、経常利益が90.5%、純利益が88.3%である。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想に増額余地がありそうだ。
株価は徐々に水準を切り上げて、800円台でのモミ合いから上放れの動きを強めている。5月8日には年初来高値となる904円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。モミ合いから上放れて強基調に転換する形だ。15年5月高値975円、そして07年以来の1000円台を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:19
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【業績でみる株価】ナブテスコは17年12月期純利益予想増額修正を好感して15年の上場来高値試す
産業ロボット用精密減速機や自動ドアの世界最大手で、鉄道用ブレーキや建設機械用油圧機器なども展開しているナブテスコ<6268>(東1)の17年12月期第1四半期が増収増益となり、第2四半期累計および通期の税引前利益予想と純利益予想を増額修正した。これを好感して株価は年初来高値を更新した。15年3月の上場来高値を試す展開が期待される。
4月28日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比12.5%増の640億55百万円で、営業利益が同5.4%増の60億62百万円、税引前利益が同47.4%増の84億35百万円、純利益が同81.7%増の64億62百万円だった。
鉄道車両用機器や航空機器が低調だったが、産業ロボット用精密減速機の需要が堅調に推移し、中国市場における建設機械需要の高まりで油圧機器も好調だった。自動ドアの国内販社の連結子会社化も寄与した。
そして第2四半期累計(1月〜6月)および通期の税引前利益予想と純利益予想を増額修正した。持分法適用関連会社であるハーモニック・ドライブ・システムズが特別利益計上で業績予想を修正したことに伴い、第1四半期に持分法投資利益28億円を計上したことによる。
修正後の通期連結業績予想は売上高が2600億円、営業利益が260億円、税引前利益が28億百万円増額して300億円、純利益が28億円増額して225億円とした。
株価は4月の直近安値圏2900円近辺から切り返し、17年12月期純利益増額修正も好感して本日5月9日には3380円まで上伸した。2月と3月の高値を突破して年初来高値更新の展開となった。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。15年3月の上場来高値3655円を試す展開が期待される。(MM)
4月28日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比12.5%増の640億55百万円で、営業利益が同5.4%増の60億62百万円、税引前利益が同47.4%増の84億35百万円、純利益が同81.7%増の64億62百万円だった。
鉄道車両用機器や航空機器が低調だったが、産業ロボット用精密減速機の需要が堅調に推移し、中国市場における建設機械需要の高まりで油圧機器も好調だった。自動ドアの国内販社の連結子会社化も寄与した。
そして第2四半期累計(1月〜6月)および通期の税引前利益予想と純利益予想を増額修正した。持分法適用関連会社であるハーモニック・ドライブ・システムズが特別利益計上で業績予想を修正したことに伴い、第1四半期に持分法投資利益28億円を計上したことによる。
修正後の通期連結業績予想は売上高が2600億円、営業利益が260億円、税引前利益が28億百万円増額して300億円、純利益が28億円増額して225億円とした。
株価は4月の直近安値圏2900円近辺から切り返し、17年12月期純利益増額修正も好感して本日5月9日には3380円まで上伸した。2月と3月の高値を突破して年初来高値更新の展開となった。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。15年3月の上場来高値3655円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52
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2017年05月08日
【業績でみる株価】日華化学は年初来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増益で通期増額余地
繊維加工用界面活性剤が主力の化学品メーカーで、クリーニング用薬剤や美容室向けヘア化粧品なども展開している日華化学<4463>(東1)の17年12月期第1四半期は大幅営業増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は4月の直近安値圏から急反発して2月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
4月27日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、前年同期比14.1%増の112億79百万円、営業利益が同56.7%増の4億76百万円、経常利益が同23.2%増の4億52百万円、純利益が同33.5%減の1億48百万円だった。
法人税等が大幅に増加したため純利益は減益だが、化学品事業、化粧品事業とも好調に推移して2桁増収、大幅営業・経常増益だった。化学品事業では主力の繊維加工用薬剤の新規案件獲得を推進し、半導体市場向け製品や新たに上市した機能性樹脂製品が堅調に推移した。化粧品事業では子会社における化粧品製造受託事業が好調だった。
17年12月期通期の連結業績予想(2月10日公表)は、売上高が16年12月期比4.0%増の460億円、営業利益が同9.7%増の16億円、経常利益が同0.7%増の16億円、純利益が同6.3倍の22億円としている。化粧品事業拡大に向けた投資負担などを吸収して増収増益予想である。純利益は台湾の子会社が所有する土地売却益も寄与する。なお想定為替レートは1米ドル=110円である。
第1四半期の進捗率は第2四半期累計予想に対して売上高が50.1%、営業利益が68.0%、経常利益が64.6%、純利益が37.0%、そして通期予想に対しては売上高が24.5%、営業利益が29.8%、経常利益が28.3%、純利益が6.7%となる。期初時点で下期偏重の計画であることも考慮すれば通期会社予想に増額余地がありそうだ。
株価は4月の直近安値圏1000円近辺から急反発している。そして5月2日には1250円まで上伸し、2月の年初来高値1388円に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破して強基調に回帰した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
4月27日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、前年同期比14.1%増の112億79百万円、営業利益が同56.7%増の4億76百万円、経常利益が同23.2%増の4億52百万円、純利益が同33.5%減の1億48百万円だった。
法人税等が大幅に増加したため純利益は減益だが、化学品事業、化粧品事業とも好調に推移して2桁増収、大幅営業・経常増益だった。化学品事業では主力の繊維加工用薬剤の新規案件獲得を推進し、半導体市場向け製品や新たに上市した機能性樹脂製品が堅調に推移した。化粧品事業では子会社における化粧品製造受託事業が好調だった。
17年12月期通期の連結業績予想(2月10日公表)は、売上高が16年12月期比4.0%増の460億円、営業利益が同9.7%増の16億円、経常利益が同0.7%増の16億円、純利益が同6.3倍の22億円としている。化粧品事業拡大に向けた投資負担などを吸収して増収増益予想である。純利益は台湾の子会社が所有する土地売却益も寄与する。なお想定為替レートは1米ドル=110円である。
第1四半期の進捗率は第2四半期累計予想に対して売上高が50.1%、営業利益が68.0%、経常利益が64.6%、純利益が37.0%、そして通期予想に対しては売上高が24.5%、営業利益が29.8%、経常利益が28.3%、純利益が6.7%となる。期初時点で下期偏重の計画であることも考慮すれば通期会社予想に増額余地がありそうだ。
株価は4月の直近安値圏1000円近辺から急反発している。そして5月2日には1250円まで上伸し、2月の年初来高値1388円に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破して強基調に回帰した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:48
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【業績でみる株価】VOYAGE GROUPは17年9月期第2四半期累計大幅増益、通期予想は再増額の可能性
メディア向け広告配信プラットフォーム運営を主力として、販売促進支援サイト運営なども展開しているVOYAGE GROUP<3688>(東1)の17年9月期第2四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は16年11月の上場来安値で底打ちしている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
4月26日発表した17年9月期第2四半期累計(10月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比31.6%増の134億43百万円、営業利益が同22.6%増の13億18百万円、経常利益が同47.4%増の13億98百万円、そして純利益が同45.9%増の9億22百万円だった。主力のアドプラットフォーム事業が伸長し、増収効果や売上総利益率改善効果で大幅増収増益だった。
17年9月期通期の連結業績予想は4月13日に増額修正した。売上高は20億円増額して16年9月期比20.0%増の250億円、営業利益は6億円増額して同4.6%増の18億円、経常利益は6億円増額して同44.4%増の18億円、純利益は4億円増額して同50.3%増の11億円としている。
減益予想から一転して増益予想となった。運用型広告市場の拡大に伴って主力のアドプラットフォーム事業が伸長し、16年10月子会社化した動画広告プラットフォーム事業のCMerTVも寄与する。またインキュベーション事業における投資が18年9月期にずれ込むことも寄与する。
修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.8%、営業利益が73.2%、経常利益が77.7%、純利益が83.8%と高水準だ。通期会社予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は16年11月の上場来安値816円で底打ち反転して戻り歩調だ。そして本日5月8日には2462円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、1600円〜2000円近辺の中段保ち合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
4月26日発表した17年9月期第2四半期累計(10月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比31.6%増の134億43百万円、営業利益が同22.6%増の13億18百万円、経常利益が同47.4%増の13億98百万円、そして純利益が同45.9%増の9億22百万円だった。主力のアドプラットフォーム事業が伸長し、増収効果や売上総利益率改善効果で大幅増収増益だった。
17年9月期通期の連結業績予想は4月13日に増額修正した。売上高は20億円増額して16年9月期比20.0%増の250億円、営業利益は6億円増額して同4.6%増の18億円、経常利益は6億円増額して同44.4%増の18億円、純利益は4億円増額して同50.3%増の11億円としている。
減益予想から一転して増益予想となった。運用型広告市場の拡大に伴って主力のアドプラットフォーム事業が伸長し、16年10月子会社化した動画広告プラットフォーム事業のCMerTVも寄与する。またインキュベーション事業における投資が18年9月期にずれ込むことも寄与する。
修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.8%、営業利益が73.2%、経常利益が77.7%、純利益が83.8%と高水準だ。通期会社予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は16年11月の上場来安値816円で底打ち反転して戻り歩調だ。そして本日5月8日には2462円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、1600円〜2000円近辺の中段保ち合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:24
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2017年05月01日
【業績でみる株価】コーセーはボックス上放れ期待、17年3月期が計画超で18年3月期も増収増益予想
化粧品の大手のコーセー<4922>(東1)は1日、730円高(6.9%高)の11300円まで上げて年初来高値を更新している。17年3月期連結業績が計画超の増収増益となり、18年3月期も増収増益予想である。株価は1万円を挟むレンジでのボックス展開だったが、好業績を評価して上放れの展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期の連結業績(4月24日に売上高を107億円、営業利益を21億円、経常利益を32億円、純利益を7億円、それぞれ増額修正)は、売上高が16年3月期比9.6%増の2667億62百万円で、営業利益が同13.1%増の391億60百万円、経常利益が同14.5%増の395億64百万円、そして純利益が同16.1%増の216億57百万円だった。
売上高は4期連続、営業利益は3期連続で過去最高を更新し、経常利益と純利益も計画を上回った。国内主要3社(コーセー化粧品販売、アルビオン、コーセーコスメポート)の既存事業が順調に推移し、為替の円高影響、プロダクトミックスによる原価率上昇、および販売費や人件費の増加などを吸収した。
18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比5.7%増の2820億円、営業利益が同6.0%増の415億円、経常利益が同5.9%増の419億円、純利益が同9.9%増の238億円としている。
国内ではメイクアップ製品を中心とした新規顧客の獲得、スキンケアを中心とした顧客の固体化などで堅調に推移し、米国タルト社の成長も寄与する。想定為替レートは1米ドル=109円、1台湾ドル=3円30銭、1中国元=16円30銭の想定としている。中期成長に向けたグローバルブランドの育成を推進し、円高影響も一巡して好業績が期待される。
株価は大勢として1万円を挟むレンジでのボックス展開だったが、17年3月期業績予想増額修正を好感する形で本日5月1日は年初来高値となる11300円まで上伸し、ボックスレンジ上限となっている。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じてきた。18年3月期増収増益予想も評価してボックス上放れの展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
17年3月期の連結業績(4月24日に売上高を107億円、営業利益を21億円、経常利益を32億円、純利益を7億円、それぞれ増額修正)は、売上高が16年3月期比9.6%増の2667億62百万円で、営業利益が同13.1%増の391億60百万円、経常利益が同14.5%増の395億64百万円、そして純利益が同16.1%増の216億57百万円だった。
売上高は4期連続、営業利益は3期連続で過去最高を更新し、経常利益と純利益も計画を上回った。国内主要3社(コーセー化粧品販売、アルビオン、コーセーコスメポート)の既存事業が順調に推移し、為替の円高影響、プロダクトミックスによる原価率上昇、および販売費や人件費の増加などを吸収した。
18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比5.7%増の2820億円、営業利益が同6.0%増の415億円、経常利益が同5.9%増の419億円、純利益が同9.9%増の238億円としている。
国内ではメイクアップ製品を中心とした新規顧客の獲得、スキンケアを中心とした顧客の固体化などで堅調に推移し、米国タルト社の成長も寄与する。想定為替レートは1米ドル=109円、1台湾ドル=3円30銭、1中国元=16円30銭の想定としている。中期成長に向けたグローバルブランドの育成を推進し、円高影響も一巡して好業績が期待される。
株価は大勢として1万円を挟むレンジでのボックス展開だったが、17年3月期業績予想増額修正を好感する形で本日5月1日は年初来高値となる11300円まで上伸し、ボックスレンジ上限となっている。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じてきた。18年3月期増収増益予想も評価してボックス上放れの展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20
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2017年04月24日
【業績でみる株価】スター精密は18年2月期大幅増益予想、フシ突破すれば上げ足速める可能性
スター精密<7718>(東1)に注目したい。工作機械、プリンタ、時計部品などを展開している。17年2月期は減収減益だったが計画を上回り、18年2月期は大幅増益予想とした。これを好感して株価は直近安値圏から急反発した。上値を試す展開が期待され、1800円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。
17年2月期連結業績は、売上高が16年2月期比10.1%減の489億37百万円、営業利益が同37.1%減の36億06百万円、経常利益が同31.2%減の35億83百万円、純利益が同14.5%減の31億81百万円だった。
工作機械事業、特機事業(プリンタなど)は円高の影響、精密部品事業(時計部品など)は腕時計メーカーの生産調整や円高の影響で減収減益だったが、計画に対して売上高は45億37百万円、営業利益は3億06百万円、経常利益は4億83百万円、純利益は3億81百万円、それぞれ上回った。工作機械が欧米、アジアとも好調に推移し、期後半のドル高・円安も寄与した。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比4.6%増の512億円、営業利益が同27.5%増の46億円、経常利益が同33.9%増の48億円、純利益が同16.3%増の37億円とした。想定為替レートは1米ドル=110円、1ユーロ=115円としている。配当予想は同2円増配の年間50円(第2四半期末25円、期末25円)とした。
なお中期経営計画では21年2月期の目標数値として、売上高600億円、営業利益70億円、ROE12%以上を掲げた。振動発電やクラウドサービスなどの新規事業も強化する。株主還元では、自己株式取得を含めた総還元性向50%以上、DOE4.5%以上、1株当たり配当金60円を目標とする。
株価は3月10日の年初来高値1794円から地合い悪化の影響で一旦反落したが、18年2月期大幅増益予想を好感して1600円近辺から急反発している。そして4月24日は1825円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発してサポートラインとなった。上値を試す展開が期待され、1800円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
17年2月期連結業績は、売上高が16年2月期比10.1%減の489億37百万円、営業利益が同37.1%減の36億06百万円、経常利益が同31.2%減の35億83百万円、純利益が同14.5%減の31億81百万円だった。
工作機械事業、特機事業(プリンタなど)は円高の影響、精密部品事業(時計部品など)は腕時計メーカーの生産調整や円高の影響で減収減益だったが、計画に対して売上高は45億37百万円、営業利益は3億06百万円、経常利益は4億83百万円、純利益は3億81百万円、それぞれ上回った。工作機械が欧米、アジアとも好調に推移し、期後半のドル高・円安も寄与した。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比4.6%増の512億円、営業利益が同27.5%増の46億円、経常利益が同33.9%増の48億円、純利益が同16.3%増の37億円とした。想定為替レートは1米ドル=110円、1ユーロ=115円としている。配当予想は同2円増配の年間50円(第2四半期末25円、期末25円)とした。
なお中期経営計画では21年2月期の目標数値として、売上高600億円、営業利益70億円、ROE12%以上を掲げた。振動発電やクラウドサービスなどの新規事業も強化する。株主還元では、自己株式取得を含めた総還元性向50%以上、DOE4.5%以上、1株当たり配当金60円を目標とする。
株価は3月10日の年初来高値1794円から地合い悪化の影響で一旦反落したが、18年2月期大幅増益予想を好感して1600円近辺から急反発している。そして4月24日は1825円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発してサポートラインとなった。上値を試す展開が期待され、1800円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:50
| 業績でみる株価
2017年04月20日
【業績でみる株価】プラップジャパンは1400円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性も
■好業績を評価して上値を試す展開へ
広報・PRの支援およびコンサルティングを主力としているプラップジャパン<2449>(JQ)の17年8月期第2四半期累計連結業績は大幅増収増益だった。通期予想は据え置いたが増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値を更新し、16年5月高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年8月期第2四半期累計は大幅増収増益で通期予想に増額の可能性
4月14日発表した17年8月期第2四半期累計(9月〜2月)の連結業績は、売上高が前年同期比31.4%増の32億80百万円、営業利益が同60.1%増の4億円、経常利益が同63.0%増の4億02百万円、純利益が同67.3%増の2億23百万円だった。
新規クライアントからのリテナー業務、既存クライアントとの契約継続やスポット業務受注が順調に推移した。なお17年1月から東京大学・山崎研究室と共同で、記者会見の評価と成否を診断する世界初のAI(人工知能)開発プロジェクトを始動している。
17年8月期通期の連結業績予想は、売上高が16年8月期比4.8%増の56億76百万円、営業利益が同6.4%増の6億97百万円、経常利益が同6.8%増の6億94百万円、純利益が同6.6%増の4億04百万円としている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が57.8%、営業利益が57.4%、経常利益が57.9%、純利益が55.2%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性がありそうだ。
株価は第2四半期累計の大幅増収増益を好感し、1100円〜1200円近辺のモミ合いから上放れの形となって急伸した。そして4月18日には1392円まで上伸して16年5月高値1436円に接近してきた。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から急反発してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。1400円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
広報・PRの支援およびコンサルティングを主力としているプラップジャパン<2449>(JQ)の17年8月期第2四半期累計連結業績は大幅増収増益だった。通期予想は据え置いたが増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値を更新し、16年5月高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年8月期第2四半期累計は大幅増収増益で通期予想に増額の可能性
4月14日発表した17年8月期第2四半期累計(9月〜2月)の連結業績は、売上高が前年同期比31.4%増の32億80百万円、営業利益が同60.1%増の4億円、経常利益が同63.0%増の4億02百万円、純利益が同67.3%増の2億23百万円だった。
新規クライアントからのリテナー業務、既存クライアントとの契約継続やスポット業務受注が順調に推移した。なお17年1月から東京大学・山崎研究室と共同で、記者会見の評価と成否を診断する世界初のAI(人工知能)開発プロジェクトを始動している。
17年8月期通期の連結業績予想は、売上高が16年8月期比4.8%増の56億76百万円、営業利益が同6.4%増の6億97百万円、経常利益が同6.8%増の6億94百万円、純利益が同6.6%増の4億04百万円としている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が57.8%、営業利益が57.4%、経常利益が57.9%、純利益が55.2%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性がありそうだ。
株価は第2四半期累計の大幅増収増益を好感し、1100円〜1200円近辺のモミ合いから上放れの形となって急伸した。そして4月18日には1392円まで上伸して16年5月高値1436円に接近してきた。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から急反発してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。1400円近辺のフシを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:24
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【業績でみる株価】北の達人コーポレーションは自律調整一巡で上値を試す展開へ
■自律調整は一巡
北の達人コーポレーション<2930>(東1)は、健康美容食品や化粧品のネット通販会社である。17年2月期が大幅増益となり、18年2月期も大幅増益予想である。
株価は株式2分割も好感した4月3日の上場来高値1008円から利益確定売りで一旦反落したが、4月12日の655円から切り返し、18日と19日には894円まで戻す場面があった。自律調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると目先的にやや過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年2月期大幅増益で18年2月期も大幅増益予想
4月14日発表した17年2月期連結業績は、売上高が16年2月期比21.3%増の26億96百万円、営業利益が同36.3%増の5億42百万円、経常利益が同36.9%増の5億38百万円、純利益が同57.3%増の3億56百万円だった。
既存商品の「アイキララ」の新規獲得数が大幅伸長し、新商品では「メイミーホワイト60」が発売初月から順調に推移した。利益面では、新製品の好調による売上総利益率上昇も寄与した。なお12年2月期において85.2%に達していた「カイテキオリゴ」への売上依存度は第4四半期に34.1%まで低下し、全体のバランス改善が進展している。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比11.2%増の30億円、営業利益が同43.4%増の7億77百万円、経常利益が同44.8%増の7億79百万円、純利益が同49.5%増の5億33百万円としている。新商品も寄与して大幅増益予想である。なお配当予想は年間7円50銭で、17年4月1日付株式2分割を考慮すると、実質的に17年2月期比2円50銭増配となる。(MM)
北の達人コーポレーション<2930>(東1)は、健康美容食品や化粧品のネット通販会社である。17年2月期が大幅増益となり、18年2月期も大幅増益予想である。
株価は株式2分割も好感した4月3日の上場来高値1008円から利益確定売りで一旦反落したが、4月12日の655円から切り返し、18日と19日には894円まで戻す場面があった。自律調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると目先的にやや過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年2月期大幅増益で18年2月期も大幅増益予想
4月14日発表した17年2月期連結業績は、売上高が16年2月期比21.3%増の26億96百万円、営業利益が同36.3%増の5億42百万円、経常利益が同36.9%増の5億38百万円、純利益が同57.3%増の3億56百万円だった。
既存商品の「アイキララ」の新規獲得数が大幅伸長し、新商品では「メイミーホワイト60」が発売初月から順調に推移した。利益面では、新製品の好調による売上総利益率上昇も寄与した。なお12年2月期において85.2%に達していた「カイテキオリゴ」への売上依存度は第4四半期に34.1%まで低下し、全体のバランス改善が進展している。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比11.2%増の30億円、営業利益が同43.4%増の7億77百万円、経常利益が同44.8%増の7億79百万円、純利益が同49.5%増の5億33百万円としている。新商品も寄与して大幅増益予想である。なお配当予想は年間7円50銭で、17年4月1日付株式2分割を考慮すると、実質的に17年2月期比2円50銭増配となる。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:05
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2017年04月18日
【業績でみる株価】チェンジは17年9月期業績予想を増額修正、IPO直後の16年10月高値目指す
チェンジ<3962>(東マ)は、モビリティ、IoT、ビッグデータなどの新しいテクノロジーを活用し、顧客の生産性に革新をもたらすことを目的としたNEW−ITトランスフォーメーション事業を展開している。4月17日、17年9月期業績予想の増額修正を発表した。株価は3月の戻り高値から反落したが、増額修正を好感してIPO直後の16年10月高値を目指す展開が期待される。
17年9月期の非連結業績予想は、売上高を94百万円増額して16年9月期比22.6%増の19億円、営業利益を61百万円増額して同40.9%増の2億62百万円、経常利益を55百万円増額して同46.3%増の2億56百万円、純利益を36百万円増額して同44.9%増の1億71百万円とした。
大手企業や政府官公庁における働き方改革を支えるモバイルセキュリティプラットフォームの販売、地方創生を目的とした自治体向けビッグデータの活用支援、労働人口の減少を見据えたロボティクスインテグレーションなどの新たな案件受注が想定以上に伸長している。利益面では競合不在による粗利益の増加や徹底したコスト管理による内部管理費抑制も寄与する見込みだ。
株価は3月の戻り高値6720円から反落して4月13日に4400円まで調整した。ただし4月17日には終値で4965円まで戻している。自律調整が一巡し、増額修正を好感してIPO直後の16年10月高値7200円を目指す展開が期待される。(MM)
17年9月期の非連結業績予想は、売上高を94百万円増額して16年9月期比22.6%増の19億円、営業利益を61百万円増額して同40.9%増の2億62百万円、経常利益を55百万円増額して同46.3%増の2億56百万円、純利益を36百万円増額して同44.9%増の1億71百万円とした。
大手企業や政府官公庁における働き方改革を支えるモバイルセキュリティプラットフォームの販売、地方創生を目的とした自治体向けビッグデータの活用支援、労働人口の減少を見据えたロボティクスインテグレーションなどの新たな案件受注が想定以上に伸長している。利益面では競合不在による粗利益の増加や徹底したコスト管理による内部管理費抑制も寄与する見込みだ。
株価は3月の戻り高値6720円から反落して4月13日に4400円まで調整した。ただし4月17日には終値で4965円まで戻している。自律調整が一巡し、増額修正を好感してIPO直後の16年10月高値7200円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:18
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【業績でみる株価】富士通コンポーネントは安値圏から反発期待、17年3月期業績予想を増額修正
リレーやタッチパネルなどを主力とする電子部品メーカーである富士通コンポーネント<6719>(東2)は4月17日、17年3月期連結業績予想の増額修正を発表した。株価は安値圏だが売られ過ぎ感を強めている。増額修正を好感して反発展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は、売上高を5億60百万円増額して16年3月期比0.8%増の486億60百万円、営業利益を80百万円増額して同8.0%増の9億80百万円、経常利益を3億40百万円増額して同38.7%増の7億10百万円、純利益を2億50百万円増額して同26.5%減の4億60百万円とした。
主力製品のリレーやタッチパネルが車載市場向けに好調に推移し、増産効果で営業利益が計画を上回る。経常利益と純利益は外貨建債権債務に係る為替差損がドル高・円安効果で想定を下回ることも寄与する。
株価は400円近辺でのモミ合いから下放れの形となって安値圏だ。4月14日には305円まで調整した。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだ。ただし日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%程度に拡大し、目先的に売られ過ぎ感を強めている。増額修正を好感して反発展開が期待される。(MM)
17年3月期連結業績予想は、売上高を5億60百万円増額して16年3月期比0.8%増の486億60百万円、営業利益を80百万円増額して同8.0%増の9億80百万円、経常利益を3億40百万円増額して同38.7%増の7億10百万円、純利益を2億50百万円増額して同26.5%減の4億60百万円とした。
主力製品のリレーやタッチパネルが車載市場向けに好調に推移し、増産効果で営業利益が計画を上回る。経常利益と純利益は外貨建債権債務に係る為替差損がドル高・円安効果で想定を下回ることも寄与する。
株価は400円近辺でのモミ合いから下放れの形となって安値圏だ。4月14日には305円まで調整した。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだ。ただし日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が10%程度に拡大し、目先的に売られ過ぎ感を強めている。増額修正を好感して反発展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:22
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【業績でみる株価】四国化成工業は自律調整一巡して上値試す、17年3月期業績予想を増額修正
ラジアルタイヤ用不溶性硫黄などを主力とする化学品メーカーで、門扉などの建材事業も展開している四国化成工業<4099>(東1)は4月17日、17年3月期連結業績予想の増額修正を発表した。株価は3月高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は、売上高を4億60百万円増額して16年3月期比1.6%減の494億60百万円、営業利益を14億50百万円増額して同1.5%減の78億50百万円、経常利益を16億90百万円増額して同1.1%増の82億90百万円、純利益を13億30百万円増額して同20.1%増の58億30百万円とした。
下期のドル高・円安効果で化学品事業における輸出採算が改善し、建材事業におけるコスト低減による収益改善も寄与した。営業利益は減益幅が縮小し、経常利益と純利益は減益予想から一転して増益予想となった。
株価は3月高値1282円から反落して4月14日に1120円まで調整した。ただし4月17日には終値で1151円まで戻している。自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期連結業績予想は、売上高を4億60百万円増額して16年3月期比1.6%減の494億60百万円、営業利益を14億50百万円増額して同1.5%減の78億50百万円、経常利益を16億90百万円増額して同1.1%増の82億90百万円、純利益を13億30百万円増額して同20.1%増の58億30百万円とした。
下期のドル高・円安効果で化学品事業における輸出採算が改善し、建材事業におけるコスト低減による収益改善も寄与した。営業利益は減益幅が縮小し、経常利益と純利益は減益予想から一転して増益予想となった。
株価は3月高値1282円から反落して4月14日に1120円まで調整した。ただし4月17日には終値で1151円まで戻している。自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13
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2017年04月14日
【業績でみる株価】一六堂は17年2月期大幅営業増益で18年2月期も2桁営業増益予想
一六堂<3366>(東1)は、東京都内のビジネス街中心に和食居酒屋業態「天地旬鮮 八吉」などをチェーン展開している。4月13日発表した17年2月期連結業績は大幅営業増益だった。そして18年2月期も2桁営業増益予想である。
株価は急伸した16年12月高値446円から反落し、380円〜400円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値切り上げトレンドを継続している。本日14日は年初来安値を更新しているが、自律調整が一巡し、好業績を評価して動意づく可能性がありそうだ。
17年2月期の連結業績は、売上高が16年2月期比5.3%減の91億33百万円、営業利益が同30.7%増の4億31百万円、経常利益が同23.7%増の5億46百万円、純利益が同9.4%増の2億41百万円だった。
新規出店が無く、大幅な業績向上が見込めない10店舗を閉店した影響で減収だが、不振が続いていた「もつ鍋 黒き」業態中心に6店舗を業態変更した効果や、買参権を活用した仕入ルート見直しによる原価低減などの効果で大幅営業増益だった。期末店舗数は合計69店舗となった。
18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比1.6%増の92億79百万円、営業利益が同18.4%増の5億11百万円、経常利益が同12.0%増の6億12百万円、純利益が同32.0%増の3億17百万円としている。原価低減効果で好業績が期待される。(MM)
株価は急伸した16年12月高値446円から反落し、380円〜400円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値切り上げトレンドを継続している。本日14日は年初来安値を更新しているが、自律調整が一巡し、好業績を評価して動意づく可能性がありそうだ。
17年2月期の連結業績は、売上高が16年2月期比5.3%減の91億33百万円、営業利益が同30.7%増の4億31百万円、経常利益が同23.7%増の5億46百万円、純利益が同9.4%増の2億41百万円だった。
新規出店が無く、大幅な業績向上が見込めない10店舗を閉店した影響で減収だが、不振が続いていた「もつ鍋 黒き」業態中心に6店舗を業態変更した効果や、買参権を活用した仕入ルート見直しによる原価低減などの効果で大幅営業増益だった。期末店舗数は合計69店舗となった。
18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比1.6%増の92億79百万円、営業利益が同18.4%増の5億11百万円、経常利益が同12.0%増の6億12百万円、純利益が同32.0%増の3億17百万円としている。原価低減効果で好業績が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:46
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【業績でみる株価】PR TIMESは17年2月期が計画超の大幅増収増益で18年2月期も大幅増収増益予想
PR TIMES<3922>(東マ)は、ニュースリリース配信サイトを運営している。4月13日発表した17年2月期連結業績は計画超の大幅増収増益だった。そして18年2月期も大幅増収増益予想である。
株価は2月27日の上場来高値2838円から利益拡大売りで反落し、自律調整局面のようだ。4月13日には1991円まで調整する場面があった。ただし終値では前日比21円高の2143円まで戻して自律調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んだが、26週移動平均線が接近して下げ渋る形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年2月期の連結業績は、売上高が16年2月期比25.5%増の13億55百万円、営業利益が同39.3%増の2億50百万円、経常利益が同35.0%増の2億37百万円、純利益が同34.8%増の1億54百万円だった。
ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」利用企業数が順調に増加し、先行投資負担を吸収して計画超の大幅増収増益だった。ビジュアル(画像・動画)の活用も寄与して、利用企業数は17年1月に1万6000社を突破し、プレスリリースを転載するパートナーメディアは94媒体に増加した。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比24.7%増の16億90百万円、営業利益が同39.5%増の3億50百万円、経常利益が同46.0%増の3億47百万円、純利益が同55.0%増の2億39百万円としている。
ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」の利用企業数は4月7日に1万7000社を突破し、プレスリリース配信本数も17年3月に過去最高の過去最高の月間8262本を記録している。また16年10月設立した子会社PRリサーチが本格稼働する。18年2月期も好業績が期待されそうだ。(MM)
株価は2月27日の上場来高値2838円から利益拡大売りで反落し、自律調整局面のようだ。4月13日には1991円まで調整する場面があった。ただし終値では前日比21円高の2143円まで戻して自律調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んだが、26週移動平均線が接近して下げ渋る形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年2月期の連結業績は、売上高が16年2月期比25.5%増の13億55百万円、営業利益が同39.3%増の2億50百万円、経常利益が同35.0%増の2億37百万円、純利益が同34.8%増の1億54百万円だった。
ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」利用企業数が順調に増加し、先行投資負担を吸収して計画超の大幅増収増益だった。ビジュアル(画像・動画)の活用も寄与して、利用企業数は17年1月に1万6000社を突破し、プレスリリースを転載するパートナーメディアは94媒体に増加した。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比24.7%増の16億90百万円、営業利益が同39.5%増の3億50百万円、経常利益が同46.0%増の3億47百万円、純利益が同55.0%増の2億39百万円としている。
ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」の利用企業数は4月7日に1万7000社を突破し、プレスリリース配信本数も17年3月に過去最高の過去最高の月間8262本を記録している。また16年10月設立した子会社PRリサーチが本格稼働する。18年2月期も好業績が期待されそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:40
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