プラネット<2391>(JQ)に注目したい。メーカー・卸間の電子データ通信・交換(EDI)仲介を展開している。2月24日発表した17年7月期第2四半期累計の非連結業績は大幅増益だった。通期予想上振れに対する期待も高まる。株価は、27日は急落したが、日柄調整が完了して16年11月の上場来高値に接近している。上値を試す展開が期待される。
17年7月期第2四半期累計(8〜1月)の非連結業績予想は、売上高が前年同期比3.1%増の14億79百万円、営業利益が同19.9%増の3億72百万円、経常利益が同22.9%増の3億85百万円、純利益が同30.3%増の2億57百万円だった。主力のEDI事業で通信処理データ量が増加し、販管費削減も寄与して大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置き、売上高が前期比3.0%増の29億90百万円、営業利益が同2.5%増の7億10百万円、経常利益が同2.8%増の7億20百万円、純利益が同3.8%増の4億65百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が49.5%、営業利益が52.4%、経常利益が53.5%、純利益55.3%と順調な水準である。通期予想上振れに対する期待も高まる。
株価は1900円近辺でのモミ合いから上放れて、2月22日には2260円まで上伸した。そして16年11月の上場来高値2369円に接近してきた。27日は急落したが、日柄調整が完了したようだ。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近してモミ合いから上放れ、サポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
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(02/27)【業績でみる株価】プラネットは17年7月期第2四半期累計利益予想を増額修正
(02/22)【業績でみる株価】ムサシは17年3月期配当予想の増額修正を好感して上値試す
(02/20)【業績でみる株価】東京インキは07年来の高値圏、17年3月期通期利益予想は増額の可能性
(02/16)【業績でみる株価】アビストは17年9月期第1四半期2桁増収増益で進捗率高水準、通期利益に増額余地
(02/16)【業績でみる株価】日本精蝋は16年12月期の利益が計画超で17年12月期も大幅増益予想
(02/15)【業績でみる株価】野村マイクロ・サイエンスは17年3月期第3四半期累計減益だが通期大幅増額して増益予想、配当も増額
(02/13)【業績でみる株価】平田機工は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期業績・配当予想を大幅増額修正
(02/13)【業績でみる株価】タカギセイコーは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期予想を増額修正
(02/09)【業績でみる株価】桑山は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を超過達成
(02/09)【業績でみる株価】テイカは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期予想は増額の可能性
(02/07)【業績でみる株価】SCREENホールディングスは17年3月期通期連結業績予想と配当予想を増額修正、自己株式取得も発表
(02/07)【業績でみる株価】芝浦電子は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益・配当予想を増額修正
(02/06)【業績でみる株価】スーパーバッグは増額修正を好感して急伸
(02/02)【業績でみる株価】扶桑化学工業は17年3月期業績予想と配当予想を2回目の増額修正
(02/01)【業績でみる株価】テセックは17年3月期業績予想と配当予想を大幅増額修正、11年6月以来の1000円台が射程圏
(02/01)【業績でみる株価】保土谷化学工業は17年3月期利益予想を大幅増額修正、16年11月高値突破すれば上げ足速める可能性
(02/01)【業績でみる株価】ニチハは17年3月期業績予想と配当予想を2回目の増額修正
(01/31)【業績でみる株価】特殊電極は17年3月期予想を増額修正、営業減益予想から一転して営業増益予想
(01/31)【業績でみる株価】エスティックは17年3月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期予想に再増額余地
(01/31)【業績でみる株価】かどや製油は17年3月期第3四半期累計が大幅増益、通期業績・配当予想を増額修正
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2017年02月27日
【業績でみる株価】プラネットは17年7月期第2四半期累計利益予想を増額修正
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:59
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2017年02月22日
【業績でみる株価】ムサシは17年3月期配当予想の増額修正を好感して上値試す
ムサシ<7521>(JQ)に注目したい。情報・印刷機材の富士フイルム特約店で、自社開発の選挙機材や貨幣処理機器の大手である。2月21日、17年3月期期末配当予想の増額修正を発表した。株価は戻り歩調で昨年来高値に接近している。配当増額を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期の期末配当は創業70周年記念配当8円を増額して20円(普通配当12円+記念配当8円)とした。16年11月に増額修正した第2四半期末18円(普通配当12円+特別配当6円)と合わせて、年間38円(普通配当24円+記念配当8円+特別配当6円)となる。また前期との比較では18円増配となる。
17年3月期通期の連結業績予想(16年10月に売上高を減額、利益を増額修正)は、売上高が前期比2.7%増の366億84百万円、営業利益が同35.7%増の12億56百万円、経常利益が同13.6%増の13億52百万円、純利益が同14.9%増の8億65百万円としている。
第3四半期累計(4〜12月)連結業績は前年同期比2.1%増収、53.3%営業増益、47.5%経常増益、46.0%最終増益となり、通期会社予想に対する進捗率は売上高が72.6%、営業利益が83.7%、経常利益が85.2%、純利益が83.0%と高水準である。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は戻り歩調である。2月16日には1731円まで上伸して16年1月の昨年来高値1900円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。配当増額を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期の期末配当は創業70周年記念配当8円を増額して20円(普通配当12円+記念配当8円)とした。16年11月に増額修正した第2四半期末18円(普通配当12円+特別配当6円)と合わせて、年間38円(普通配当24円+記念配当8円+特別配当6円)となる。また前期との比較では18円増配となる。
17年3月期通期の連結業績予想(16年10月に売上高を減額、利益を増額修正)は、売上高が前期比2.7%増の366億84百万円、営業利益が同35.7%増の12億56百万円、経常利益が同13.6%増の13億52百万円、純利益が同14.9%増の8億65百万円としている。
第3四半期累計(4〜12月)連結業績は前年同期比2.1%増収、53.3%営業増益、47.5%経常増益、46.0%最終増益となり、通期会社予想に対する進捗率は売上高が72.6%、営業利益が83.7%、経常利益が85.2%、純利益が83.0%と高水準である。通期ベースでも好業績が期待される。
株価は戻り歩調である。2月16日には1731円まで上伸して16年1月の昨年来高値1900円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。配当増額を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:32
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2017年02月20日
【業績でみる株価】東京インキは07年来の高値圏、17年3月期通期利益予想は増額の可能性
東京インキ<4635>(東2)に注目したい。印刷インキの中堅メーカーで、樹脂着色剤などの化成品も展開している。17年3月期第3四半期累計連結業績は大幅増益だった。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。株価は急伸して07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
2月8日発表した17年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比6.4%減の332億23百万円だが、営業利益が同86.0%増の10億09百万円、経常利益が同71.1%増の12億33百万円、そして純利益が同81.6%増の8億05百万円だった。
オフセットインキの市場縮小などで減収だが、インキ事業におけるコスト削減効果、化成品事業におけるプロダクトミックス改善効果、加工品事業におけるコスト改善効果などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.1%減の452億円、営業利益が同87.5%増の11億円、経常利益が同62.6%増の12億60百万円、純利益が同2.5倍の8億百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.5%、営業利益が91.7%、経常利益が97.9%、純利益が100.6%で、利益はほぼ達成している。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
株価は昨年来高値更新の展開だ。2月8日には第3四半期累計の大幅増益を好感して、07年来の高値圏となる337円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
2月8日発表した17年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比6.4%減の332億23百万円だが、営業利益が同86.0%増の10億09百万円、経常利益が同71.1%増の12億33百万円、そして純利益が同81.6%増の8億05百万円だった。
オフセットインキの市場縮小などで減収だが、インキ事業におけるコスト削減効果、化成品事業におけるプロダクトミックス改善効果、加工品事業におけるコスト改善効果などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.1%減の452億円、営業利益が同87.5%増の11億円、経常利益が同62.6%増の12億60百万円、純利益が同2.5倍の8億百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.5%、営業利益が91.7%、経常利益が97.9%、純利益が100.6%で、利益はほぼ達成している。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
株価は昨年来高値更新の展開だ。2月8日には第3四半期累計の大幅増益を好感して、07年来の高値圏となる337円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:05
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2017年02月16日
【業績でみる株価】アビストは17年9月期第1四半期2桁増収増益で進捗率高水準、通期利益に増額余地
アビスト<6087>(東1)は、自動車向け機械・機械部品の設計開発アウトソーシングを主力としている。2月13日発表した17年9月期第1四半期の連結業績は2桁増収増益だった。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値圏で堅調だ。好業績を評価する流れに変化はなく、目先的な過熱感が解消して上値を試す展開が期待される。
2月13日発表した17年9月期第1四半期(10〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.2%増の19億69百万円で、営業利益が同22.7%増の4億円、経常利益が同18.1%増の3億86百万円、純利益が同27.9%増の2億59百万円だった。主力の設計開発アウトソーシング事業において付加価値の高い請負業務が伸長し、技術者稼働率が高水準で推移して2桁増収増益だった。
17年9月期通期連結業績予想は、売上高が16年9月期比13.0%増の83億45百万円、営業利益が同6.5%増の13億69百万円、経常利益が同6.8%増の13億80百万円、純利益が同8.0%増の9億31百万円としている。
主要顧客である自動車業界などにおいて、設計技術者および設計請負業務の需要が引き続き高水準に推移する。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.6%、営業利益が29.2%、経常利益が28.0%、純利益が27.8%で、利益進捗率が高水準である。通期利益予想に増額余地がありそうだ。
株価は1月30日の上場来高値4110円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、3700円〜4000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。好業績を評価する流れに変化はなく、目先的な過熱感が解消して上値を試す展開が期待される。(MM)
2月13日発表した17年9月期第1四半期(10〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.2%増の19億69百万円で、営業利益が同22.7%増の4億円、経常利益が同18.1%増の3億86百万円、純利益が同27.9%増の2億59百万円だった。主力の設計開発アウトソーシング事業において付加価値の高い請負業務が伸長し、技術者稼働率が高水準で推移して2桁増収増益だった。
17年9月期通期連結業績予想は、売上高が16年9月期比13.0%増の83億45百万円、営業利益が同6.5%増の13億69百万円、経常利益が同6.8%増の13億80百万円、純利益が同8.0%増の9億31百万円としている。
主要顧客である自動車業界などにおいて、設計技術者および設計請負業務の需要が引き続き高水準に推移する。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.6%、営業利益が29.2%、経常利益が28.0%、純利益が27.8%で、利益進捗率が高水準である。通期利益予想に増額余地がありそうだ。
株価は1月30日の上場来高値4110円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、3700円〜4000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。好業績を評価する流れに変化はなく、目先的な過熱感が解消して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:46
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【業績でみる株価】日本精蝋は16年12月期の利益が計画超で17年12月期も大幅増益予想
石油系ワックス専業メーカーである日本精蝋<5010>(東2)は16日、71円高の330円まで上げて急伸している。2月15日発表した16年12月期の利益が計画超となり、17年12月期も円安・原油高を背景に大幅増益予想である。収益改善を好感して上値を試す展開が期待される。
16年12月期連結業績は、売上高が15年12月期比20.3%減の233億18百万円、営業利益が8億46百万円の黒字(15年12月期は6億53百万円の赤字)、経常利益が5億80百万円の黒字(同7億29百万円の赤字)、純利益が2億43百万円の黒字(同5億59百万円の赤字)だった。
計画に対して売上高は2億11百万円下回ったが、営業利益は2億36百万円、経常利益は2億90百万円、純利益は1億93百万円、それぞれ上回った。11月以降の急激な円安による輸出ワックスの手取り額増加と為替差益発生、原油価格上昇に伴う棚卸資産評価損の減少が寄与した。
17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比2.9%増の240億円で、営業利益が同41.8%増の12億円、経常利益が同72.1%増の10億円、純利益が同2.5倍の6億円とした。円安・原油高を背景に採算改善して大幅増益予想である。(MM)
16年12月期連結業績は、売上高が15年12月期比20.3%減の233億18百万円、営業利益が8億46百万円の黒字(15年12月期は6億53百万円の赤字)、経常利益が5億80百万円の黒字(同7億29百万円の赤字)、純利益が2億43百万円の黒字(同5億59百万円の赤字)だった。
計画に対して売上高は2億11百万円下回ったが、営業利益は2億36百万円、経常利益は2億90百万円、純利益は1億93百万円、それぞれ上回った。11月以降の急激な円安による輸出ワックスの手取り額増加と為替差益発生、原油価格上昇に伴う棚卸資産評価損の減少が寄与した。
17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比2.9%増の240億円で、営業利益が同41.8%増の12億円、経常利益が同72.1%増の10億円、純利益が同2.5倍の6億円とした。円安・原油高を背景に採算改善して大幅増益予想である。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:54
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2017年02月15日
【業績でみる株価】野村マイクロ・サイエンスは17年3月期第3四半期累計減益だが通期大幅増額して増益予想、配当も増額
半導体・液晶製造などに使用される超純水製造装置の大手である野村マイクロ・サイエンス<6254>(JQ)に注目したい。2月14日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は減益だったが、通期は大幅増額修正して一転増益予想となった。また配当予想も増額修正した。株価は15日、80円高(23.26%高)の424円とストップ高した。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.0%減の99億26百万円、営業利益が同55.3%減の1億24百万円、経常利益が同17.7%減の2億10百万円、純利益が同12.1%減の1億59百万円だった。韓国の半導体関連企業向け大型装置案件が一巡して減収減益だった。
通期連結業績予想は、売上高を22億53百万円増額して前期比%増の165億51百万円、営業利益を4億50百万円増額して同の4億94百万円、経常利益を4億27百万円増額して同の4億83百万円、純利益を3億04百万円増額して同%増の3億05百万円とした。中国および韓国で受注した大型の超純水製造装置案件の工事進捗、さらに中国・台湾・韓国におけるメンテナンス・消耗品の受注が想定を上回る見込みだ。
配当予想は期末7円増額して年間10円(期末一括)とした。前期との比較でも7円増配となる。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.0%減の99億26百万円、営業利益が同55.3%減の1億24百万円、経常利益が同17.7%減の2億10百万円、純利益が同12.1%減の1億59百万円だった。韓国の半導体関連企業向け大型装置案件が一巡して減収減益だった。
通期連結業績予想は、売上高を22億53百万円増額して前期比%増の165億51百万円、営業利益を4億50百万円増額して同の4億94百万円、経常利益を4億27百万円増額して同の4億83百万円、純利益を3億04百万円増額して同%増の3億05百万円とした。中国および韓国で受注した大型の超純水製造装置案件の工事進捗、さらに中国・台湾・韓国におけるメンテナンス・消耗品の受注が想定を上回る見込みだ。
配当予想は期末7円増額して年間10円(期末一括)とした。前期との比較でも7円増配となる。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:59
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2017年02月13日
【業績でみる株価】平田機工は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期業績・配当予想を大幅増額修正
平田機工<6258>(JQ)は13日、1050円高(13.68%高)の8720円まで上げて高値を更新した。生産設備のエンジニアリング会社である。2月10日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期業績予想と配当予想を大幅増額修正した。株価は16年10月の上場来高値から反落したが切り返しの動きを強めている。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比45.3%増の521億18百万円、営業利益が同2.3倍の53億09百万円、経常利益が同2.3倍の50億49百万円、純利益が同2.7倍の36億65百万円だった。
自動車関連生産設備では、国内の自動車パワートレイン関連設備が堅調に推移した。北米市場では自動車パワートレイン関連設備に加えて、EVメーカーからの受注が好調だった。半導体関連生産設備では、シリコンウェーハ搬送設備を売上計上し、有機EL関連の蒸着装置案件も好調だった。利益面では内部リソース有効活用による内製化率向上も寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を80億円増額して前期比47.0%増の780億円、営業利益を20億円増額して同2.4倍の70億円、経常利益を20億円増額して同2.3倍の65億円、純利益を12億円増額して同2.6倍の45億円とした。受注が引き続き高水準に推移する見込みだ。また配当予想は期末25円増額して年間85円(期末一括)とした。前期との比較では55円増配となる。
株価は16年10月の上場来高値8630円から一旦反落したが、12月の直近安値5520円から切り返しの動きを強め、13日は1050円高(13.68%高)の8720円まで上げて高値を更新した。自律調整が一巡したようだ。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じ、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に回復した。上昇トレンドに回帰した形だ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比45.3%増の521億18百万円、営業利益が同2.3倍の53億09百万円、経常利益が同2.3倍の50億49百万円、純利益が同2.7倍の36億65百万円だった。
自動車関連生産設備では、国内の自動車パワートレイン関連設備が堅調に推移した。北米市場では自動車パワートレイン関連設備に加えて、EVメーカーからの受注が好調だった。半導体関連生産設備では、シリコンウェーハ搬送設備を売上計上し、有機EL関連の蒸着装置案件も好調だった。利益面では内部リソース有効活用による内製化率向上も寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を80億円増額して前期比47.0%増の780億円、営業利益を20億円増額して同2.4倍の70億円、経常利益を20億円増額して同2.3倍の65億円、純利益を12億円増額して同2.6倍の45億円とした。受注が引き続き高水準に推移する見込みだ。また配当予想は期末25円増額して年間85円(期末一括)とした。前期との比較では55円増配となる。
株価は16年10月の上場来高値8630円から一旦反落したが、12月の直近安値5520円から切り返しの動きを強め、13日は1050円高(13.68%高)の8720円まで上げて高値を更新した。自律調整が一巡したようだ。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じ、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に回復した。上昇トレンドに回帰した形だ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:20
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【業績でみる株価】タカギセイコーは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期予想を増額修正
タカギセイコー<4242>(JQ)は、工業用プラスチック成形品や成形用金型を展開している。2月10日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期予想を増額修正した。株価は16年12月高値後に上げ一服となったが、本日(13日)は一時ストップ高している。増額修正を好感してさらに上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.4%減の315億55百万円だが、営業利益が同5.4倍の14億98百万円、経常利益が同49倍の11億75百万円、純利益が6億57百万円(前年同期は70百万円の赤字)だった。
中国におけるOA機器分野の数量減少や為替影響などで減収だったが、国内成形品事業における原価低減効果、中国における車両分野の数量増加効果、中国におけるOA機器分野の事業再編効果、インドネシアにおける原価低減効果などで大幅増益だった。新規の医療機器分野では海外向け針無し注射器の製造を受注し、17年量産化に向けて清算準備を開始した。
通期の連結業績予想は、売上高を22億20百万円増額して前期比2.4%減の451億70百万円、営業利益を3億30百万円増額して同2.5倍の21億円、経常利益を4億50百万円増額して同3.3倍の17億50百万円、純利益を2億90百万円増額して8億70百万円の黒字(前期は3億84百万円の赤字)とした。海外における車両分野の数量増加効果、為替の円安効果、構造改革計画の活動成果などが寄与する。
株価は16年12月高値417円後に上げ一服の形となったが、高値圏350円〜400円近辺で堅調に推移し、本日(13日)は一時ストップ高している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感してさらに上値を試す展開が期待される。07年10月の上場来高値750円が視野に入る。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.4%減の315億55百万円だが、営業利益が同5.4倍の14億98百万円、経常利益が同49倍の11億75百万円、純利益が6億57百万円(前年同期は70百万円の赤字)だった。
中国におけるOA機器分野の数量減少や為替影響などで減収だったが、国内成形品事業における原価低減効果、中国における車両分野の数量増加効果、中国におけるOA機器分野の事業再編効果、インドネシアにおける原価低減効果などで大幅増益だった。新規の医療機器分野では海外向け針無し注射器の製造を受注し、17年量産化に向けて清算準備を開始した。
通期の連結業績予想は、売上高を22億20百万円増額して前期比2.4%減の451億70百万円、営業利益を3億30百万円増額して同2.5倍の21億円、経常利益を4億50百万円増額して同3.3倍の17億50百万円、純利益を2億90百万円増額して8億70百万円の黒字(前期は3億84百万円の赤字)とした。海外における車両分野の数量増加効果、為替の円安効果、構造改革計画の活動成果などが寄与する。
株価は16年12月高値417円後に上げ一服の形となったが、高値圏350円〜400円近辺で堅調に推移し、本日(13日)は一時ストップ高している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感してさらに上値を試す展開が期待される。07年10月の上場来高値750円が視野に入る。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51
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2017年02月09日
【業績でみる株価】桑山は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を超過達成
ジュエリー製造国内最大手の桑山<7889>(JQ)は9日、99円高(14.45%高)の784円まで上げて5日続伸し高値を更新した。ジャスダックの値上がり率は第9位。終値は48円高(7.01%高)の733円。2月8日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は大幅増益だった。通期予想を据え置いたが利益は超過達成している。通期の利益予想は増額の可能性が高いだろう。株価は昨年来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.2%減の276億09百万円だが、営業利益が同93.5%増の14億73百万円、経常利益が同2.0倍の13億70百万円、純利益が同99.6%増の9億11百万円と大幅増益だった。
タイ製造拠点の増床による製造能力の増強などで国内事業が伸長した。海外市場では当期稼働した中国第2工場となる広州工場を加えて製造能力増強で、より収益性の高いブライダル市場や高級ファッションジュエリー市場への深耕が進んだ。利益面では貴金属地金相場下落のヘッジ対策を強化して、前期発生した地金製品販売差損や期末在庫評価損が一巡したことも寄与した。
通期予想は据え置いて売上高が16年3月期比3.9%増の400億円、営業利益が同32.7%増の14億円、経常利益が同51.5%増の12億50百万円、純利益が同45.3%増の7億45百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.0%、営業利益が105.2%、経常利益が109.6%、純利益が122.3%で、利益は通期予想を超過達成している。通期の利益予想は増額の可能性が高いだろう。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.2%減の276億09百万円だが、営業利益が同93.5%増の14億73百万円、経常利益が同2.0倍の13億70百万円、純利益が同99.6%増の9億11百万円と大幅増益だった。
タイ製造拠点の増床による製造能力の増強などで国内事業が伸長した。海外市場では当期稼働した中国第2工場となる広州工場を加えて製造能力増強で、より収益性の高いブライダル市場や高級ファッションジュエリー市場への深耕が進んだ。利益面では貴金属地金相場下落のヘッジ対策を強化して、前期発生した地金製品販売差損や期末在庫評価損が一巡したことも寄与した。
通期予想は据え置いて売上高が16年3月期比3.9%増の400億円、営業利益が同32.7%増の14億円、経常利益が同51.5%増の12億50百万円、純利益が同45.3%増の7億45百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.0%、営業利益が105.2%、経常利益が109.6%、純利益が122.3%で、利益は通期予想を超過達成している。通期の利益予想は増額の可能性が高いだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:48
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【業績でみる株価】テイカは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期予想は増額の可能性
酸化チタン、機能性材料、界面活性剤など主力のテイカ<4027>(東1)は9日、61円高(8.86%高)の749円まで上げて続急伸した。東証1部の値上がり率は第6位。終値は60円高(8.72%高)の748円。2月8日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は大幅増益だった。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。株価は1990年以来の高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.2%増の278億01百万円となり、営業利益が同22.8%増の42億08百万円、経常利益が同21.2%増の43億88百万円、そして純利益が同22.3%増の30億16百万円だった。化粧品向け表面処理製品などの機能性材料が好調に推移した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が16年3月期比3.8%増の380億円、営業利益が同5.7%増の50億円、経常利益が同2.6%増の50億円、純利益が同5.7%増の34億円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.2%、営業利益が84.2%、経常利益が87.8%、純利益が88.7%で、利益進捗率が高水準である。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.2%増の278億01百万円となり、営業利益が同22.8%増の42億08百万円、経常利益が同21.2%増の43億88百万円、そして純利益が同22.3%増の30億16百万円だった。化粧品向け表面処理製品などの機能性材料が好調に推移した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が16年3月期比3.8%増の380億円、営業利益が同5.7%増の50億円、経常利益が同2.6%増の50億円、純利益が同5.7%増の34億円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.2%、営業利益が84.2%、経常利益が87.8%、純利益が88.7%で、利益進捗率が高水準である。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22
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2017年02月07日
【業績でみる株価】SCREENホールディングスは17年3月期通期連結業績予想と配当予想を増額修正、自己株式取得も発表
SCREENホールディングス<7735>(東1)は7日、310円高(4.53%高)の7150円まで上げて急反発している。17年3月期第3四半期累計連結業績は半導体・液晶製造装置が拡大して大幅増収増益だった。そして通期連結業績予想および配当予想を増額修正した。連結業績予想の増額修正は3回目である。また自己株式取得も発表した。株価は97年高値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.9%増の2100億15百万円、営業利益が同42.4%増の213億27百万円、経常利益が同40.9%増の207億88百万円、純利益が同36.5%増の163億37百万円だった。半導体・液晶製造装置の受注拡大が続いている。
通期の連結業績予想については、売上高を100億円増額して前期比13.2%増の2940億円、営業利益を20億円増額して同31.6%増の310億円、経常利益を20億円増額して同29.4%増の300億円、純利益を15億円増額して同30.2%増の245億円とした。16年8月8日、16年11月7日に続いて3回目の増額修正である。半導体メーカーによる微細化投資および3D−NAND型フラッシュメモリへの投資拡大、中国における大型液晶パネルへの投資拡大で、受注環境は良好である。
配当予想は期末5円増額して年間75円(期末一括)とした。16年10月1日付株式併合(5株を1株に併合)を考慮して、前期の年間12円を年間60円に換算すると実質的に15円増配となる。
また自己株式取得も発表した。取得株式総数の上限33万株、取得価額総額の上限20億円で、取得期間は17年2月7日〜17年3月31日としている。
株価は97年来の高値水準となる16年12月高値7340円から利益確定売りで一旦反落する場面があったが、その後も高値圏7000円近辺で概ね堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、業績予想と配当予想の増額修正、および自己株式取得を評価して97年高値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.9%増の2100億15百万円、営業利益が同42.4%増の213億27百万円、経常利益が同40.9%増の207億88百万円、純利益が同36.5%増の163億37百万円だった。半導体・液晶製造装置の受注拡大が続いている。
通期の連結業績予想については、売上高を100億円増額して前期比13.2%増の2940億円、営業利益を20億円増額して同31.6%増の310億円、経常利益を20億円増額して同29.4%増の300億円、純利益を15億円増額して同30.2%増の245億円とした。16年8月8日、16年11月7日に続いて3回目の増額修正である。半導体メーカーによる微細化投資および3D−NAND型フラッシュメモリへの投資拡大、中国における大型液晶パネルへの投資拡大で、受注環境は良好である。
配当予想は期末5円増額して年間75円(期末一括)とした。16年10月1日付株式併合(5株を1株に併合)を考慮して、前期の年間12円を年間60円に換算すると実質的に15円増配となる。
また自己株式取得も発表した。取得株式総数の上限33万株、取得価額総額の上限20億円で、取得期間は17年2月7日〜17年3月31日としている。
株価は97年来の高値水準となる16年12月高値7340円から利益確定売りで一旦反落する場面があったが、その後も高値圏7000円近辺で概ね堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、業績予想と配当予想の増額修正、および自己株式取得を評価して97年高値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:50
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【業績でみる株価】芝浦電子は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益・配当予想を増額修正
芝浦電子<6957>(JQ)は7日、125円高(4.97%高)の2640円まで上げて急続伸し高値を更新している。温度センサ部品の大手である。2月6日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期の利益予想および配当予想を増額修正した。株価は昨年来高値更新の展開だ。増額修正を評価して14年9月高値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の164億43百万円となり、営業利益が同38.8%増の18億01百万円、経常利益が同34.0%増の17億80百万円、そして純利益が同38.5%増の12億35百万円だった。
主力の温度センサの売上高を用途別に見ると、OA機器用が14.1%減収、家電用が2.3%減収と低調だったが、空調用が14.0%増収、自動車用が2.6%増収、住設用が5.1%増収、産業機器用が6.0%増収と好調に推移した。また素子も車載用を中心に好調だった。利益面では増収効果に加えて、原価低減やエネルギーコスト低下も寄与した。
通期の連結業績予想については、売上高を据え置いて前期比5.4%増の224億円、営業利益を3億円増額して同38.3%増の23億円、経常利益を3億円増額して同34.5%増の23億円、純利益を1億円増額して同31.8%増の16億円とした。空調用センサなどが好調に推移する。配当予想は期末5円増額して年間60円(期末一括)とした。前期との比較でも5円増配となる。
株価は昨年来高値更新の展開で1月30日に2600円円まで上伸し、2月7日は125円高(4.97%高)の2640円まで上げて急続伸し高値を更新している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を評価して14年9月高値2710円を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の164億43百万円となり、営業利益が同38.8%増の18億01百万円、経常利益が同34.0%増の17億80百万円、そして純利益が同38.5%増の12億35百万円だった。
主力の温度センサの売上高を用途別に見ると、OA機器用が14.1%減収、家電用が2.3%減収と低調だったが、空調用が14.0%増収、自動車用が2.6%増収、住設用が5.1%増収、産業機器用が6.0%増収と好調に推移した。また素子も車載用を中心に好調だった。利益面では増収効果に加えて、原価低減やエネルギーコスト低下も寄与した。
通期の連結業績予想については、売上高を据え置いて前期比5.4%増の224億円、営業利益を3億円増額して同38.3%増の23億円、経常利益を3億円増額して同34.5%増の23億円、純利益を1億円増額して同31.8%増の16億円とした。空調用センサなどが好調に推移する。配当予想は期末5円増額して年間60円(期末一括)とした。前期との比較でも5円増配となる。
株価は昨年来高値更新の展開で1月30日に2600円円まで上伸し、2月7日は125円高(4.97%高)の2640円まで上げて急続伸し高値を更新している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を評価して14年9月高値2710円を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59
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2017年02月06日
【業績でみる株価】スーパーバッグは増額修正を好感して急伸
■17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を増額修正
スーパーバッグ<3945>(東2)は6日、37円高(14.8%高)の287円まで上げて急伸している。百貨店・量販店向け紙袋大手で、スーパー・コンビニ向けポリ袋も製造販売している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。2回目の増額修正である。株価は16年12月の昨年来高値から一旦反落したが、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.6%減の259億52百万円だが、営業利益が同5.4倍の8億26百万円、経常利益が同4.5倍の7億04百万円、そして純利益が同6.2倍の4億81百万円だった。
化成品事業でレジ袋が減少し、その他事業で清掃用品などが減少して減収だが、紙製品事業が好調に推移し、生産効率向上、コスト削減、化成品事業の原材料価格低減なども寄与して大幅増益だった。
そして通期連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比3.3%減の340億円、営業利益を3億円増額して同3.3倍の10億円、経常利益を2億50百万円増額して同3.4倍の9億円、そして純利益を2億円増額して同4.3倍の6億円とした。利益の増額修正は16年10月に続いて2回目である。
株価は動意づいた16年12月の昨年来高値311円から利益確定売りで一旦反落したが、230円〜240円近辺で調整が一巡して切り返しの動きを強めている。2月2日には257円まで上伸し、6日は37円高(14.8%高)の287円まで上げて3連騰している。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。
スーパーバッグ<3945>(東2)は6日、37円高(14.8%高)の287円まで上げて急伸している。百貨店・量販店向け紙袋大手で、スーパー・コンビニ向けポリ袋も製造販売している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。2回目の増額修正である。株価は16年12月の昨年来高値から一旦反落したが、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.6%減の259億52百万円だが、営業利益が同5.4倍の8億26百万円、経常利益が同4.5倍の7億04百万円、そして純利益が同6.2倍の4億81百万円だった。
化成品事業でレジ袋が減少し、その他事業で清掃用品などが減少して減収だが、紙製品事業が好調に推移し、生産効率向上、コスト削減、化成品事業の原材料価格低減なども寄与して大幅増益だった。
そして通期連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比3.3%減の340億円、営業利益を3億円増額して同3.3倍の10億円、経常利益を2億50百万円増額して同3.4倍の9億円、そして純利益を2億円増額して同4.3倍の6億円とした。利益の増額修正は16年10月に続いて2回目である。
株価は動意づいた16年12月の昨年来高値311円から利益確定売りで一旦反落したが、230円〜240円近辺で調整が一巡して切り返しの動きを強めている。2月2日には257円まで上伸し、6日は37円高(14.8%高)の287円まで上げて3連騰している。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:05
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2017年02月02日
【業績でみる株価】扶桑化学工業は17年3月期業績予想と配当予想を2回目の増額修正
食品用果実酸類や半導体ウェーハ研磨材原料を展開する扶桑化学工業<4368>(東1)は2日、335円高(13.31%高)の2874円まで上げて続急伸し高値を更新している。2月1日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期の業績予想と配当予想を増額修正した。いずれも今期2回目の増額修正である。株価は16年11月の上場来高値から一旦反落したが、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.0%増の267億75百万円、営業利益が同33.6%増の73億57百万円、経常利益が同35.4%増の75億88百万円、純利益が同36.8%増の52億円だった。売上面では円高による海外子会社の円換算影響、利益面では大規模設備工事による生産停止が影響したが、果実酸の原材料価格の下落、半導体プロセス微細化に伴う超高純度コロイダルシリカの需要拡大、ナノパウダーなど半導体研磨分野以外の製品の好調などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は、前回予想(11月1日に利益を増額修正)に対して、売上高を8億円増額して前期比の356億円、営業利益を10億円増額して同%増の94億円、経常利益を12億円増額して同%増の95億円、純利益を8億円増額して同%増の65億円とした。果実酸類、超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーなどが引き続き好調に推移する見込みだ。
配当予想は前回予想(9月12日に増額修正)に対して、期末に普通配当2円および創立60周年記念配当5円の合計7円を増額し、年間43円(第2四半期末18円、期末25円=普通配当20円+記念配当5円)とした。前期との比較では8円増配となる。
株価は16年11月の上場来高値2748円から一旦反落したが、大きく下押す動きは見られず、2400円〜2600円近辺で堅調に推移し、2日は335円高(13.31%高)の2874円まで上げて続急伸し高値を更新している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.0%増の267億75百万円、営業利益が同33.6%増の73億57百万円、経常利益が同35.4%増の75億88百万円、純利益が同36.8%増の52億円だった。売上面では円高による海外子会社の円換算影響、利益面では大規模設備工事による生産停止が影響したが、果実酸の原材料価格の下落、半導体プロセス微細化に伴う超高純度コロイダルシリカの需要拡大、ナノパウダーなど半導体研磨分野以外の製品の好調などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は、前回予想(11月1日に利益を増額修正)に対して、売上高を8億円増額して前期比の356億円、営業利益を10億円増額して同%増の94億円、経常利益を12億円増額して同%増の95億円、純利益を8億円増額して同%増の65億円とした。果実酸類、超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーなどが引き続き好調に推移する見込みだ。
配当予想は前回予想(9月12日に増額修正)に対して、期末に普通配当2円および創立60周年記念配当5円の合計7円を増額し、年間43円(第2四半期末18円、期末25円=普通配当20円+記念配当5円)とした。前期との比較では8円増配となる。
株価は16年11月の上場来高値2748円から一旦反落したが、大きく下押す動きは見られず、2400円〜2600円近辺で堅調に推移し、2日は335円高(13.31%高)の2874円まで上げて続急伸し高値を更新している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17
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2017年02月01日
【業績でみる株価】テセックは17年3月期業績予想と配当予想を大幅増額修正、11年6月以来の1000円台が射程圏
半導体用のハンドラ(選別装置)やテスタ(測定装置)大手のテセック<6337>(JQ)は1日、150円高(16.85%高)の一時1040円とストップ高している。1月31日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が黒字化し、通期の利益予想および配当予想を大幅増額修正した。株価は急伸して11年以来の高値水準だ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.2%増の29億44百万円、営業利益が1億61百万円(前年同期は1億89百万円の赤字)、経常利益が2億51百万円(同85百万円の赤字)、そして純利益が2億31百万円(同1億24百万円の赤字)だった。
主力製品であるパワーデバイス用テスタやMAPハンドラ、さらに新製品のウェハプローバ・テスタ一体型パワーデバイス測定システムなど、付加価値の高い戦略モデルの受注が好調だった。生産効率化に伴う原価低減なども寄与して黒字化した。営業外収益における為替差益計上も寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を1億50百万円増額して前期比%増の41億円、営業利益を1億40百万円増額して2億20百万円(前期は4億37百万円の赤字)、経常利益を1億80百万円増額して3億円(同3億87百万円の赤字)、純利益を1億80百万円増額して2億60百万円(同4億70百万円の赤字)とした。
配当予想は期末10円増額して年間20円(期末一括)とした。前期(無配)との比較では20円復配となる。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.2%増の29億44百万円、営業利益が1億61百万円(前年同期は1億89百万円の赤字)、経常利益が2億51百万円(同85百万円の赤字)、そして純利益が2億31百万円(同1億24百万円の赤字)だった。
主力製品であるパワーデバイス用テスタやMAPハンドラ、さらに新製品のウェハプローバ・テスタ一体型パワーデバイス測定システムなど、付加価値の高い戦略モデルの受注が好調だった。生産効率化に伴う原価低減なども寄与して黒字化した。営業外収益における為替差益計上も寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を1億50百万円増額して前期比%増の41億円、営業利益を1億40百万円増額して2億20百万円(前期は4億37百万円の赤字)、経常利益を1億80百万円増額して3億円(同3億87百万円の赤字)、純利益を1億80百万円増額して2億60百万円(同4億70百万円の赤字)とした。
配当予想は期末10円増額して年間20円(期末一括)とした。前期(無配)との比較では20円復配となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:53
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【業績でみる株価】保土谷化学工業は17年3月期利益予想を大幅増額修正、16年11月高値突破すれば上げ足速める可能性
精密化学品を主力とする保土谷化学工業<4112>(東1)は、1月31日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期の利益予想を大幅増額修正した。株価は3150円まで上げて高値圏で堅調だ。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.0%減の236億75百万円だが、営業利益が8億97百万円(前年同期は4百万円)、経常利益が9億61百万円(同35百万円の赤字)、純利益が10億20百万円(同52百万円)だった。
円高影響に加えて、機能性色素セグメントにおけるイメージング材料の厳しい事業環境が継続したことなどで減収だったが、コストダウン効果や原燃料価格下落が寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて16年3月期比0.5%増の340億円、営業利益を4億円増額して同69.1%増の14億円、経常利益を4億円増額して同2.1倍の13億円、純利益を4億円増額して同48.0%増の12億円とした。第3四半期累計の好調を勘案した。
株価は16年11月の昨年来高値3025円から一旦反落したが、3150円まで上げて高値圏で堅調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.0%減の236億75百万円だが、営業利益が8億97百万円(前年同期は4百万円)、経常利益が9億61百万円(同35百万円の赤字)、純利益が10億20百万円(同52百万円)だった。
円高影響に加えて、機能性色素セグメントにおけるイメージング材料の厳しい事業環境が継続したことなどで減収だったが、コストダウン効果や原燃料価格下落が寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて16年3月期比0.5%増の340億円、営業利益を4億円増額して同69.1%増の14億円、経常利益を4億円増額して同2.1倍の13億円、純利益を4億円増額して同48.0%増の12億円とした。第3四半期累計の好調を勘案した。
株価は16年11月の昨年来高値3025円から一旦反落したが、3150円まで上げて高値圏で堅調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47
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【業績でみる株価】ニチハは17年3月期業績予想と配当予想を2回目の増額修正
窯業系外装材大手のニチハ<7943>(東1)は、1月31日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期の連結業期予想および配当予想を増額修正した。いずれも9月15日に続く2回目の増額修正である。株価は好業績を評価する形で06年2545円を一気に突破し、2月1日は上場来高値3110円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。2回目の増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.7%増の872億43百万円で、営業利益が同60.8%増の101億18百万円、経常利益が同63.4%増の103億87百万円、そして純利益が同59.6%増の74億02百万円だった。
国内外において高付加価値製品を中心に窯業系外装材の販売が好調に推移した。増収効果に加えて、合理化効果やエネルギー価格下落効果なども寄与して大幅増益だった。
連結の連結業績予想は、売上高を10億円増額して前期比5.1%増の1170億円、営業利益を16億円増額して同53.3%増の128億円、経常利益を21億円増額して同58.3%増の130億円、純利益を17億円増額して同74.9%増の94億円とした。配当予想は期末9円増額して年間51円(第2四半期末21円、期末30円)とした。前期との比較では21円増配となる。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.7%増の872億43百万円で、営業利益が同60.8%増の101億18百万円、経常利益が同63.4%増の103億87百万円、そして純利益が同59.6%増の74億02百万円だった。
国内外において高付加価値製品を中心に窯業系外装材の販売が好調に推移した。増収効果に加えて、合理化効果やエネルギー価格下落効果なども寄与して大幅増益だった。
連結の連結業績予想は、売上高を10億円増額して前期比5.1%増の1170億円、営業利益を16億円増額して同53.3%増の128億円、経常利益を21億円増額して同58.3%増の130億円、純利益を17億円増額して同74.9%増の94億円とした。配当予想は期末9円増額して年間51円(第2四半期末21円、期末30円)とした。前期との比較では21円増配となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43
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2017年01月31日
【業績でみる株価】特殊電極は17年3月期予想を増額修正、営業減益予想から一転して営業増益予想
特殊溶接工事の特殊電極<3437>(JQ)は31日、158円高(5.4%高)の3080円まで上げて急伸している。同社は1月30日に17年3月期連結業績予想の増額修正を発表した。営業減益予想から一転して営業増益予想となった。株価は昨年来来高値更新の展開だ。好業績を評価して14年9月高値を目指す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比2.8%増の86億円、営業利益を1億24百万円増額して同6.5%増の5億23百万円、経常利益を1億30百万円増額して同5.7%増の5億38百万円、純利益を92百万円増額して同3.0%減の4億24百万円とした。
売上面では鉄鋼関連保全工事の受注増加などで順調に推移し、利益面では増収効果に加えて、品質向上、コスト削減、および諸経費の圧縮なども寄与する。
株価は昨年来高値更新の展開となり、1月25日には2952円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。好業績を評価して14年9月高値3610円を目指す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比2.8%増の86億円、営業利益を1億24百万円増額して同6.5%増の5億23百万円、経常利益を1億30百万円増額して同5.7%増の5億38百万円、純利益を92百万円増額して同3.0%減の4億24百万円とした。
売上面では鉄鋼関連保全工事の受注増加などで順調に推移し、利益面では増収効果に加えて、品質向上、コスト削減、および諸経費の圧縮なども寄与する。
株価は昨年来高値更新の展開となり、1月25日には2952円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。好業績を評価して14年9月高値3610円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:31
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【業績でみる株価】エスティックは17年3月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期予想に再増額余地
ナットランナ(ネジ締め機器)大手のエスティック<6161>(東2)が1月30日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は大幅増収増益だった。進捗率が高水準であり、通期予想に再増額余地がありそうだ。株価は大幅上伸して06年来の高値水準だ。好業績を評価して06年2月の上場来高値を目指す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比26.7%増の31億87百万円、営業利益が同59.7%増の7億91百万円、経常利益が同41.0%増の7億56百万円、純利益が同48.3%増の5億07百万円だった。主力のハンドナットランナの販売が国内外で好調に推移した。
通期の連結業績予想(10月24日に利益を増額修正)は据え置いて、売上高が16年3月期比11.9%増の40億円、営業利益が同35.9%増の8億72百万円、経常利益が同21.3%増の8億43百万円、そして純利益が同23.7%増の5億67百万円としている。
上期に比較的利益率の高いハンドナットランナの売上が集中した反動で下期は調整による販売量の減少が予想され、さらに比較的利益率の低いネジ締付装置の売上増加が見込まれるとしている。ただし第3四半期累計の進捗率は売上高79.7%、営業利益90.7%、経常利益89.7%、純利益89.4と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。
株価は2000円近辺での中段保ち合いから上放れ、高値更新の展開となって1月31日は3180円まで大幅上伸した。06年以来の高値水準だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して06年2月の上場来高値5950円を目指す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4月〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比26.7%増の31億87百万円、営業利益が同59.7%増の7億91百万円、経常利益が同41.0%増の7億56百万円、純利益が同48.3%増の5億07百万円だった。主力のハンドナットランナの販売が国内外で好調に推移した。
通期の連結業績予想(10月24日に利益を増額修正)は据え置いて、売上高が16年3月期比11.9%増の40億円、営業利益が同35.9%増の8億72百万円、経常利益が同21.3%増の8億43百万円、そして純利益が同23.7%増の5億67百万円としている。
上期に比較的利益率の高いハンドナットランナの売上が集中した反動で下期は調整による販売量の減少が予想され、さらに比較的利益率の低いネジ締付装置の売上増加が見込まれるとしている。ただし第3四半期累計の進捗率は売上高79.7%、営業利益90.7%、経常利益89.7%、純利益89.4と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。
株価は2000円近辺での中段保ち合いから上放れ、高値更新の展開となって1月31日は3180円まで大幅上伸した。06年以来の高値水準だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して06年2月の上場来高値5950円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35
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【業績でみる株価】かどや製油は17年3月期第3四半期累計が大幅増益、通期業績・配当予想を増額修正
ごま油首位のかどや製油<2612>(東1)は31日、490円高(10.3%高)の4740円まで上げて急伸している。1月30日発表した17年3月期第3四半期累計の非連結業績は大幅増益だった。そして通期の業績予想と配当予想を増額修正した。株価は好業績を評価して高値更新の展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比6.0%増の218億78百万円、営業利益が同2.2倍の29億45百万円、経常利益が同30.2%増の25億84百万円、純利益が同37.0%増の17億51百万円だった。
販売数量がごま油全体11.8%増、食品ごま6.1%増と好調に推移した。コスト面では充填工場新設稼働で減価償却費が増加し、販管費では家庭用ごま油等の拡販で販売経費が増加したが、原料の払出価格および燃料費の減少が寄与して大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は、売上高を18億円増額して前期比4.3%増の283億円、営業利益を10億円増額して同2.2倍の35億円、経常利益を8億円増額して同44.5%増の33億円、そして純利益を9億80百万円増額して同84.4%増の26億50百万円とした。配当予想は期末40円増額して年間110円(期末一括)とした。前期との比較では50円増配となる。
株価は高値更新の展開で1月12日には4865円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。31日は490円高(10.3%高)の4740円まで上げて急伸している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比6.0%増の218億78百万円、営業利益が同2.2倍の29億45百万円、経常利益が同30.2%増の25億84百万円、純利益が同37.0%増の17億51百万円だった。
販売数量がごま油全体11.8%増、食品ごま6.1%増と好調に推移した。コスト面では充填工場新設稼働で減価償却費が増加し、販管費では家庭用ごま油等の拡販で販売経費が増加したが、原料の払出価格および燃料費の減少が寄与して大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は、売上高を18億円増額して前期比4.3%増の283億円、営業利益を10億円増額して同2.2倍の35億円、経常利益を8億円増額して同44.5%増の33億円、そして純利益を9億80百万円増額して同84.4%増の26億50百万円とした。配当予想は期末40円増額して年間110円(期末一括)とした。前期との比較では50円増配となる。
株価は高値更新の展開で1月12日には4865円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。31日は490円高(10.3%高)の4740円まで上げて急伸している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:24
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