[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (01/23)【業績でみる株価】ゲンダイエージェンシーは17年3月期第3四半期累計が2桁増益で通期予想を増額修正
記事一覧 (01/20)【業績でみる株価】ドリコムは17年3月期第3四半期累計予想を大幅増額修正
記事一覧 (01/16)【業績でみる株価】アドテックプラズマテクノロジーは17年8月期第1四半期大幅増益、第2四半期累計・通期予想を大幅増額修正
記事一覧 (01/16)【業績でみる株価】ドトール・日レスホールディングスは15年の上場来高値試す、17年2月期第3四半期累計2桁営業増益と順調
記事一覧 (01/13)【業績でみる株価】PR TIMESはIPO直後の16年4月高値目指す、17年2月期第3四半期累計は2桁営業増益
記事一覧 (01/12)【業績で見る株価】放電精密加工研究所は17年2月期第3四半期累計黒字化、通期も収益改善期待
記事一覧 (01/11)【業績で見る株価】サカタのタネは17年5月期業績予想を増額修正、通期は再増額の可能性
記事一覧 (01/11)【業績で見る株価】メディカルネットの17年5月期第2四半期累計が計画超の大幅増益
記事一覧 (01/06)【業績でみる株価】ウッドフレンズはストップ高、計画超の大幅増益と自己株式取得を発表
記事一覧 (01/06)【業績でみる株価】ラクトジャパンは15年の上場来高値を更新、16年11月期の業績予想と配当予想を増額修正
記事一覧 (01/04)【業績でみる株価】きょくとうは06年の上場来高値も視野、17年2月期第3四半期累計の大幅増益を好感
記事一覧 (12/29)【業績でみる株価】夢の街創造委員会は17年8月期第1四半期は大幅増収増益、通期増額の可能性
記事一覧 (12/29)【業績でみる株価】トライステージは17年2月期業績予想と配当予想を増額修正
記事一覧 (12/27)【業績でみる株価】ストライクは自律調整一巡して上値試す、17年8月期第1四半期が高進捗率
記事一覧 (12/26)【業績でみる株価】大倉工業は06年以来の高値水準、好業績を評価して上値試す
記事一覧 (12/20)【業績でみる株価】大成ラミックは17年3月期連結業績予想を増額修正
記事一覧 (12/20)【業績でみる株価】ニイタカは17年5月期第2四半期累計の利益予想を増額修正
記事一覧 (12/19)【業績でみる株価】西松屋チェーン17年2月期第3四半期累計が大幅増益で通期利益は再増額の可能性
記事一覧 (12/15)【業績でみる株価】ファーストロジックは17年7月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (12/13)【業績でみる株価】神戸物産は16年10月期利益予想と配当予想を増額修正
2017年01月23日

【業績でみる株価】ゲンダイエージェンシーは17年3月期第3四半期累計が2桁増益で通期予想を増額修正

■一時ストップ高

 折り込みチラシなどの広告事業を主力とするゲンダイエージェンシー<2411>(JQ)に注目したい。1月20日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は2桁増益だった。そして通期予想を増額修正した。23日の株価は一時ストップ高して高値を更新。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.6%減の123億47百万円、営業利益が同17.5%増の10億71百万円、経常利益が同18.1%増の10億85百万円、純利益が同31.5%増の7億28百万円だった。

 パチンコホール業界の収益は依然として厳しい状況のため減収だったが、インターネットメディア拡販や異業種プリンティング事業拡大などの収益構造転換策、収益性改善のための固定費抑制が奏功して2桁増益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高を12億円増額して16年3月期比6.6%減の158億円、そして営業利益を2億80百万円増額して同15.6%増の13億20百万円、経常利益を2億80百万円増額して同16.9%増の13億20百万円、純利益を2億円増額して同83.6%増の9億円とした。

 大手顧客を中心とする広告需要は引き続き低調だが、営業強化などで広告事業の受注減少を最小限に食い止めることができたため売上高を増額した。また自社メディアである「パチ7」等の販売が堅調に推移して押し上げ要因となる見込みだ。

 なお1月20日にはシンガポール子会社設立も発表している。東南アジアのゲーミング業界への参入を図る方針だ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 業績でみる株価
2017年01月20日

【業績でみる株価】ドリコムは17年3月期第3四半期累計予想を大幅増額修正

 コンテンツサービスを主力とするドリコム<3793>(東マ)は1月19日、17年3月期第3四半期累計連結業績予想の大幅増額修正を発表した。株価は昨年来高値更新の展開だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績予想は、売上高を6億円増額して前年同期比14.6%増の56億円、営業利益を3億10百万円増額して5億10百万円(前年同期は3億19百万円の赤字)、経常利益を3億20百万円増額して4億50百万円(同3億22百万円の赤字)、純利益を2億10百万円増額して4億10百万円(同6億89百万円の赤字)とした。

 16年11月リリースした「ダービースタリオン マスターズ」が垂直的立ち上がりとなり、その後も安定的に推移している。1億50百万円の売上寄与としていた計画を大幅に上回り、7億39百万円の売上を計上する見込みだ。

 株価は16年9月1649円を突破し、昨年来高値更新の展開となって1月13日には1783円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待され、さらに上げ足を速める可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:41 | 業績でみる株価
2017年01月16日

【業績でみる株価】アドテックプラズマテクノロジーは17年8月期第1四半期大幅増益、第2四半期累計・通期予想を大幅増額修正

 アドマックプラズマテクノロジー<6668>(東2)は、プラズマ用高周波電源装置の大手である。1月13日発表した17年8月期第1四半期連結業績が大幅増益となり、第2四半期累計および通期連結業績予想を大幅増額修正した。通期予想には再増額余地がありそうだ。株価は昨年来高値圏で堅調だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 1月13日発表した17年8月期第1四半期(9〜11月)連結業績は、売上高が前年同期比27.3%増の15億42百万円、営業利益が同15倍の3億24百万円、経常利益が同12倍の3億39百万円、純利益が同25倍の2億48百万円だった。半導体・液晶関連事業においてスマホ等のディスプレイ向け成膜装置メーカーの設備投資が好調に推移し、海外生産子会社の原価低減も寄与した。

 第2四半期累計(9〜2月)の連結業績予想については、売上高を5億34百万円増額して前年同期比18.5%増の31億23百万円、営業利益を2億52百万円増額して同4.1倍の4億16百万円、経常利益を2億67百万円増額して同8.2倍の4億26百万円、純利益を2億20百万円増額して同8.4倍の3億01百万円とした。

 また通期の連結業績予想は、売上高を5億54百万円増額して前期比19.5%増の63億47百万円、営業利益を2億40百万円増額して同3.7倍の6億84百万円、経常利益を2億55百万円増額して同5.4倍の6億94百万円、純利益を1億87百万円増額して同17倍の4億73百万円とした。第2四半期累計の増額幅に比べて下期を慎重に見込んだ形だが、通期予想には再増額余地がありそうだ。

 株価は1月5日に昨年来高値となる989円まで上伸し、その後も堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ドトール・日レスホールディングスは15年の上場来高値試す、17年2月期第3四半期累計2桁営業増益と順調

 ドトール・日レスホールディングス<3087>(東1)は、ドトールや星乃珈琲店などを展開する大手喫茶店チェーンである。1月13日発表した17年2月期第3四半期累計は2桁営業増益と順調だった。株価は昨年来高値更新の展開だ。好業績を評価して15年の上場来高値を試す展開が期待される。

 17年2月期第3四半期累計(3〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.9%増の951億42百万円、営業利益が同13.1%増の81億51百万円、経常利益が同12.8%増の82億61百万円、純利益が同5.7%増の48億89百万円だった。

 既存店売上はドトールが99.7%、日レスが97.7%だが、粗利率の高い業態の売上構成比上昇、卸売の粗利率上昇、経費全体コントロールの効果などで2桁営業増益だった。店舗展開は新規出店65店舗、期末店舗数は1959店舗だった。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.6%増の1280億円、営業利益が同10.7%増の104億74百万円、経常利益が同10.7%増の105億11百万円、純利益が同3.7%増の56億58百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.3%、営業利益が77.8%、経常利益が78.6%、純利益が86.4%で利益と順調である。通期でも好業績が期待される。

 株価は1月12日に2218円まで上伸して昨年来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れる動きだ。好業績を評価して15年4月と5月の上場来高値2410円を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14 | 業績でみる株価
2017年01月13日

【業績でみる株価】PR TIMESはIPO直後の16年4月高値目指す、17年2月期第3四半期累計は2桁営業増益

 プレスリリース配信サイト運営のPR TIMES<3922>(東マ)が1月12日発表した17年2月期第3四半期累計の連結業績は2桁営業増益だった。通期ベースでも好業績が期待され、増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調だ。好業績を評価してIPO直後の16年4月高値を目指す展開が期待される。

 17年2月期第3四半期累計(3〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比26.7%増の10億18百万円、営業利益が同13.8%増の2億26百万円、経常利益が同9.3%増の2億13百万円、純利益が同12.1%増の1億41百万円だった。

 ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」の利用企業数が順調に増加して2桁営業増益だった。ユーザベースのNewsPicksや主婦の友社の暮らしニスタなどと提携し、プレスリリース転載を拡充した。ビジュアル(画像・動画)の活用も寄与した。利用企業数は16年10月に1万5000社を突破し、国内上場企業の約29%の企業に利用されている。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比20.4%増の13億円、営業利益が同21.6%増の2億19百万円、経常利益が同19.8%増の2億11百万円、純利益が同16.3%増の1億33百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が78.4%、営業利益が103.4%、経常利益が100.7%、純利益が105.7%で、利益は超過達成している。第4四半期は季節要因で売上高が減少する傾向があり、成長に向けた先行投資を積み増すとして通期予想を据え置いたが、増額余地がありそうだ。

 株価は戻り歩調で1月11日には1812円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となり、26週移動平均線も上向きに転じて先高感を強めている。好業績を評価してIPO直後の16年4月高値2590円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 業績でみる株価
2017年01月12日

【業績で見る株価】放電精密加工研究所は17年2月期第3四半期累計黒字化、通期も収益改善期待

 放電加工やアルミ押出用金型で大手の放電精密加工研究所<6469>(JQ)に注目したい。1月11日発表した17年2月期第3四半期累計連結業績は黒字化した。通期ベースでも収益改善が期待される。株価は調整一巡して16年10月高値に接近している。上値を試す展開が期待される。

 17年2月期第3四半期累計(3〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.4%増の73億16百万円、営業利益が2億円の黒字(前年同期は1億19百万円の赤字)、経常利益が2億17百万円の黒字(同1億47百万円の赤字)、純利益が1億45百万円の黒字(同56百万円の赤字)だった。

 放電加工・表面処理は同0.4%減収と伸び悩んだが、航空機エンジン部品の低圧タービンブレードの増収などで営業黒字化した。金型は自動車排気ガス浄化用のセラミックスハニカム押出用金型および住宅関連のアルミ押出用金型が好調に推移して同14.2%増収、同66.0%営業増益だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:57 | 業績でみる株価
2017年01月11日

【業績で見る株価】サカタのタネは17年5月期業績予想を増額修正、通期は再増額の可能性

 種苗大手のサカタのタネ<1377>(東1)に注目したい。1月10日、17年5月期第2四半期累計および通期連結業績予想の増額修正を発表した。通期予想は再増額の可能性があるだろう。株価は高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して99年の高値を試す展開が期待される。

 17年5月期第2四半期累計(6〜11月)の連結業績予想については、売上高を29億21百万円増額して前年同期比1.2%増の282億21百万円、営業利益を17億円増額して同12.2%増の56億円、経常利益を18億75百万円増額して同13.0%増の58億75百万円、そして純利益を15億19百万円増額して同30.1%増の43億19百万円とした。

 減収減益予想から一転して増収増益での着地となったようだ。収益性の高い野菜種子の販売が国内外で大幅に増加した。欧州やアジアの花種子も好調だった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:29 | 業績でみる株価

【業績で見る株価】メディカルネットの17年5月期第2四半期累計が計画超の大幅増益

 自由診療歯科向けポータルサイト運営のメディカルネット(日本メディカルネットコミュニケーションズが16年12月社名変更)<3645>(東マ)に注目したい。1月10日発表した17年5月期第2四半期累計の連結業績は計画超の大幅増益だった。通期利益予想にも増額余地がありそうだ。株価は調整一巡して水準を切り上げている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 17年5月期第2四半期累計(6〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.6%増の7億40百万円、営業利益が同71.8%増の1億28百万円、経常利益が同72.4%増の1億30百万円、純利益が同2.2倍の88百万円だった。

 計画に対して売上高は23百万円下回ったが、営業利益は51百万円、経常利益は53百万円、純利益は39百万円、それぞれ上回る大幅増益だった。当初の人員計画よりも大幅に少ない人数で業務を行うことが可能になったことに加えて、費用対効果を重視した広告戦略による広告宣伝費の削減なども寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 業績でみる株価
2017年01月06日

【業績でみる株価】ウッドフレンズはストップ高、計画超の大幅増益と自己株式取得を発表

 名古屋地盤に分譲住宅事業を展開するウッドフレンズ<8886>(JQ)は6日、400円高の2095円とストップ高した。1月5日発表した17年5月期第2四半期累計の連結業績は計画超の大幅増益だった。自己株式取得も発表した。株価は安値圏モミ合いから上放れて戻りを試す展開が期待される。

 17年5月期第2四半期累計(6〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比8.2%増の142億03百万円、営業利益が同2.5倍の5億60百万円、経常利益が同3.9倍の4億34百万円、純利益が同6.0倍の2億74百万円だった。

 計画に対して売上高は97百万円下回ったが、営業利益は3億30百万円、経常利益は3億24百万円、純利益は2億54百万円、それぞれ上回り大幅増益だった。事業工期短縮やコストダウン活動の成果に加えて、子会社フォレストノートの建設資材事業の収益改善も寄与した。

 通期の連結業績予想は据え置いて売上高が前期比12.5%増の316億50百万円、営業利益が同25.0%増の8億30百万円、経常利益が同27.9%増の5億60百万円、純利益が同41.3%増の3億25百万円としている。第2四半期累計の進捗率が高水準であり、通期予想にも増額余地がありそうだ。

 なお自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限3万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合2.04%)、取得価額総額の上限60百万円、取得期間17年1月6日〜17年5月31日としている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:33 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ラクトジャパンは15年の上場来高値を更新、16年11月期の業績予想と配当予想を増額修正

 食品専門商社のラクトジャパン<3139>(東2)は6日、214円高の1800円まで上げて急伸し、15年10月の上場来高値1713円を更新した。1月5日に16年11月期連結業績予想の増額修正、および配当予想の増額修正を発表した。増額修正を好感してさらに上値を試す展開が期待される。

 16年11月期の連結業績について、売上高は35億39百万円増額して15年11月期比9.5%減の886億79百万円、経常利益は3億51百万円増額して同6.6%増の14億31百万円、純利益は2億46百万円増額して同13.8%増の9億46百万円とした。

 減益予想から一転して増益での着地となった。国際乳製品価格の低下や円高によって、輸入乳原料および輸入原料チーズの需要が高まり、販売数量が増加した。仕入コストの管理徹底も寄与した。

 配当予想については前回予想に対して期末1円増額して年間32円(期末一括)とした。15年11月期の年間30円との比較では2円増配となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:50 | 業績でみる株価
2017年01月04日

【業績でみる株価】きょくとうは06年の上場来高値も視野、17年2月期第3四半期累計の大幅増益を好感

 クリーニング専業のきょくとう<2300>(JQ)は、12月30日の取引時間中に発表した17年2月期第3四半期累計の大幅増益を好感して株価は大幅上昇している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。14年12月高値を突破すれば、06年の上場来高値が視野に入る。

 17年2月期第3四半期累計(3〜11月)の非連結業績は、売上高が前年同期比1.2%減の55億円だったが、営業利益が同62.2%増の5億19百万円、経常利益が同49.4%増の5億77百万円、純利益が同43.9%増の3億32百万円だった。

 新規出店32店舗(16年4月の事業譲受10店舗含む)に対して不採算店などの閉店が47店舗となり、期末店舗数が前年同期比26店舗減少したことに加えて、第2四半期における天候不順も影響して減収だったが、人体フォーマー(上着立体仕上げ機)導入などによって工場・プラントにおける生産性が改善し、運営効率化への継続的な取り組み、不採算店の閉鎖や営業時間の見直しなどの効果も寄与して大幅増益だった。

 通期の非連結業績予想は据え置いて売上高が前期比3.4%増の71億円、営業利益が同84.1%増の2億57百万円、経常利益が同52.1%増の3億50百万円、純利益が同3.7倍の2億04百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高77.5%、営業利益201.9%、経常利益164.9%、純利益162.7%である。季節要因で上期偏重の収益構造だが、通期ベースでも好業績が期待されそうだ。

 1月4日は631円まで上伸して年初来高値を更新した。そして14年12月高値653円に接近している。また日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。14年12月高値653円を突破すれば、06年の上場来高値751円が視野に入る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:56 | 業績でみる株価
2016年12月29日

【業績でみる株価】夢の街創造委員会は17年8月期第1四半期は大幅増収増益、通期増額の可能性

 出前仲介サイト「出前館」運営や食材通販を展開する夢の街創造委員会<2484>(JQ)は、12月28日発表した17年8月期第1四半期の連結業績は大幅増収増益だった。株価は上場来高値圏で堅調だ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

 17年8月期第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比27.5%増の12億10百万円、営業利益が同53.8%増の2億11百万円、経常利益が同46.7%増の2億08百万円、純利益が同30.1%増の1億19百万円だった。出前館事業におけるサイトの全面リニューアル効果や、LINEとの資本・業務提携効果なども寄与して大幅増収増益だった。

 通期予想は据え置いて、売上高が前期比10.7%増の46億円、営業利益が同39.7%増の8億円、経常利益が同38.2%増の8億円、純利益が同29.4%増の4億50百万円としている。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.3%、営業利益26.4%、経常利益26.0%、純利益26.4%である。期初時点で下期偏重の計画であることを考慮すれば、通期会社予想に増額の可能性がありそうだ。

 なお12月19日には、宅配ポータルサイト「出前館」において、12月18日の日別オーダー数が7万7700件を記録し、創業以来最高を更新したと発表している。

 株価は11月の上場来高値2830円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:44 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】トライステージは17年2月期業績予想と配当予想を増額修正

 ダイレクトマーケティング支援のトライステージ<2178>(東マ)は、12月28日発表した17年2月期第3四半期累計業績は大幅増収増益で、通期の業績予想と配当予想の増額修正も発表した。株価は増額修正を好感して急伸し、年初来高値を更新している。

 17年2月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比26.6%増の351億98百万円、営業利益が同64.7%増の12億71百万円、経常利益が同63.0%増の12億51百万円、そして純利益が同75.8%増の7億46百万円だった。ダイレクトマーケティング支援事業におけるテレビ事業、およびダイレクトメール発送代行事業が好調に推移し、売上総利益率の改善も寄与した。

 第3四半期累計の好調を受けて通期の業績予想と配当予想を増額修正した。通期業績予想は、売上高を66億50百万円増額して前期比26.9%増の471億29百万円、営業利益を7億34百万円増額して同47.0%増の13億20百万円、経常利益を7億16百万円増額して同39.6%増の12億42百万円、純利益を5億11百万円増額して同29.4%増の6億14百万円とした。配当予想は期末14円増額して年間90円(期末一括)とした。前期との比較では15円増配となる。

 株価は8月の直近安値圏1800円近辺から切り返して戻り歩調だ。そして12月29日には2600円まで上伸して1月の年初来高値2406円を更新している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して15年12月高値2499円を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:32 | 業績でみる株価
2016年12月27日

【業績でみる株価】ストライクは自律調整一巡して上値試す、17年8月期第1四半期が高進捗率

 M&A仲介会社のストライク<6196>(東マ)は、12月26日に17年8月期第1四半期の非連結業績を発表した。通期予想に対する進捗率が高水準であり、通期予想の上振れ期待が高まる。株価は12月12日の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。

 12月26日発表した17年8月期第1四半期(9〜11月)の非連結業績は、売上高が6億82百万円、営業利益が2億56百万円、経常利益が2億56百万円、純利益が1億57百万円だった。

 前年同期は四半期財務諸表を作成していないため比較はできないが、セミナーの積極開催、証券会社等との業務提携拡充、受託案件の増加に対応したM&Aコンサルタントの増員などを推進し、計17組の案件を成約して順調のようだ。

 通期の非連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比15.9%増の23億26百万円、営業利益が同3.1%増の8億21百万円、経常利益が同4.1%増の8億22百万円、純利益が同5.8%増の5億40百万円としている。ただし通期予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が29.3%、営業利益が31.2%、経常利益が31.1%、純利益が29.1%と高水準であり、通期予想の上振れ期待が高まる。

 株価(16年6月新規上場、16年12月1日付で株式3分割)は12月12日の上場来高値7170円から利益確定売りで一旦反落したが、5000円近辺で下げ渋る動きだ。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近してきた。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:21 | 業績でみる株価
2016年12月26日

【業績でみる株価】大倉工業は06年以来の高値水準、好業績を評価して上値試す

 合成樹脂フィルムなどを展開する大倉工業<4221>(東1)は、12月21日に発表した16年12月期業績予想および配当予想の増額修正も好感して高値更新の展開だ。そして06年以来の高値水準である。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

 16年12月期連結業績予想については、売上高を10億円増額して15年12月期比0.6%減の885億円、営業利益を14億50百万円増額して同95.4%増の46億円、経常利益を15億50百万円増額して同95.6%増の45億50百万円、純利益を4億円増額して同2.0倍の24億円とした。

 仲南工場の光学フィルム製造設備について固定資産減損損失18億円を特別損失に計上するが、第3四半期累計までの好調が第4四半期も継続して売上高、各利益とも計画を上回り、大幅増益見込みとなった。

 また配当予想は期末2円50銭増額して年間10円(期末一括)とした。15年12月期との比較でも2円50銭増配となる。

 株価は高値更新の展開で、12月22日には増額修正も好感して542円まで上伸する場面があった。06年以来の高値水準である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:56 | 業績でみる株価
2016年12月20日

【業績でみる株価】大成ラミックは17年3月期連結業績予想を増額修正

 食品用など液体充填用フィルム大手の大成ラミック<4994>(東1)は、12月19日に17年3月期第連結業績予想の増額修正と中期経営計画を発表した。株価は戻り歩調で2月の年初来高値に接近している。上値を試す展開が期待され、2月の年初来高値を突破すれば06年高値が視野に入りそうだ。

 17年3月期の連結業績予想は、前回予想に対して売上高を6億40百万円、営業利益を2億60百万円、経常利益を2億60百万円、純利益を1億80百万円、それぞれ増額し、売上高が16年3月期比6.4%増の239億40百万円、営業利益が同横ばいの18億50百万円、経常利益が同1.8%増の18億60百万円、純利益が同0.4%増の12億90百万円とした。

 減益予想から一転して経常増益、最終増益予想となった。第2四半期累計の営業利益および経常利益が新規設備導入や生産性・内製化向上効果で計画超となり、通期予想を見直した結果、前回予想を上回る見込みとなった。

 なお12月19日には「2019中期経営計画」も発表し、目標数値に19年3月期売上高272億円(うち海外売上高48億円)、経常利益21億70百万円を掲げている。

 株価は戻り歩調の展開だ。そして12月19日には3085円まで上伸して2月の年初来高値3200円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。上値を試す展開が期待され、2月の年初来高値を突破すれば06年高値が視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:42 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ニイタカは17年5月期第2四半期累計の利益予想を増額修正

 フード業界向け業務用洗剤・洗浄剤大手のニイタカ<4465>(東1)は、12月19日に17年5月期第2四半期累計(6〜11月)の利益予想増額修正を発表した。株価は11月の年初来高値から一旦反落したが、好業績を評価して上値を試す展開が期待されそうだ。

 フード業界向けの業務用洗剤・洗浄剤、および固形燃料の製造・販売を主力としている。17年5月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想に対して売上高を20百万円減額したが、営業利益を1億70百万円増額、経常利益を1億70百万円増額、純利益を1億20百万円増額し、売上高が前年同期比4.8%増の76億80百万円、営業利益が同64.7%増の5億60百万円、経常利益が同55.3%増の5億70百万円、純利益が同56.0%増の3億90百万円とした。原材料価格の下落に加えて、新規ユーザー獲得に伴う付帯費用が下期に後ズレしたことも寄与した。

 通期予想は据え置いて、売上高が前期比4.3%増の155億円、営業利益が同45.2%増の9億50百万円、経常利益が同39.9%増の9億70百万円、純利益が同37.0%増の6億50百万円としている。食の安全・安心意識の高まりも背景として、環境にやさしくコストパフォーマンスにも優れた「パウチ包装タイプ高濃度洗剤・洗浄剤」が好調に推移する。増収効果、コスト低減効果、原材料費低減効果などで大幅増益予想である。

 株価は11月の年初来高値1518円から一旦反落したが、大きく下押す動きは見られない。自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって切り返しの動きを強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待されそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:36 | 業績でみる株価
2016年12月19日

【業績でみる株価】西松屋チェーン17年2月期第3四半期累計が大幅増益で通期利益は再増額の可能性

 西松屋チェーン<7545>(東1)に注目したい。12月16日発表した17年2月期第3四半期累計業績は大幅増益だった。進捗率が高水準で通期利益予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して9月の年初来高値を試す展開が期待される。

 17年2月期第3四半期累計(2月21日〜11月20日)の非連結業績は、売上高が前年同期比3.7%増の1051億38百万円、営業利益が同44.4%増の77億65百万円、経常利益が同43.0%増の79億円、純利益が同46.1%増の50億45百万円だった。13店舗の新規出店、不採算店7店舗の閉鎖、既存店の堅調推移、仕入原価低減、値下げロス改善などで増収・大幅増益だった。

 通期予想(8月31日に利益を増額修正)は据え置き、売上高が16年2月期比3.9%増の1380億円、営業利益が同44.2%増の85億20百万円、経常利益が同42.5%増の87億円、純利益が同44.8%増の55億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高76.2%、営業利益91.1%、経常利益90.8%、純利益91.7%と高水準である。通期利益予想は再増額の可能性が高いだろう。

 株価は9月の年初来高値1623円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押す動きは見られず、高値圏1400円〜1500円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して9月の年初来高値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:28 | 業績でみる株価
2016年12月15日

【業績でみる株価】ファーストロジックは17年7月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地

 不動産投資サイト「楽待」運営のファーストロジック<6037>(東1)は、12月14日発表した17年7月期第1四半期(8〜10月)の非連結業績が大幅増収増益だった。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は下値固めが完了して出直りの動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開だろう。

 17年7月期第1四半期の非連結業績は売上高が前年同期比50.9%増の4億15百万円、営業利益が同93.4%増の2億16百万円、経常利益が同92.8%増の2億16百万円、純利益が同93.4%増の1億40百万円だった。

 物件掲載、広告掲載および一括見積もりの各サービスの売上高が増加した。加盟店舗数および店舗当たり売上高も増加した。広告宣伝費の増加を吸収して大幅営業増益だった。なお物件掲載数は同62.0%増の67千件、会員数は同33.7%増の78千人、PV数は同7.7%増の24百万PVだった。なお12月8日には不動産投資サイト「楽待」の会員数が16年11月に8万人を突破したと発表している。

 通期の予想は、売上高が16年7月期比25.3%増の16億円、営業利益が同1.0%増の5億90百万円、経常利益が同4.5%増の5億90百万円、純利益が同3.5%増の3億85百万円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.0%、営業利益36.6%、経常利益36.6%、純利益36.4%と高水準である。通期予想には増額余地があるだろう。

 株価は9〜10月の上場来安値圏1500円台で下目固めが完了して出直りの動きを強めている。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となり、週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。基調転換を確認した形だ。好業績を評価して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:24 | 業績でみる株価
2016年12月13日

【業績でみる株価】神戸物産は16年10月期利益予想と配当予想を増額修正

 業務スーパーをFC展開する神戸物産<3038>(東1)は、12月12日に16年10月期の利益予想と配当予想の増額修正を発表した。12日の株価はインサイダー取引嫌疑の捜査対象者全員不起訴処分を好感して急反発している。好業績も評価して上値を試す展開だろう。

 16年10月期連結業績予想は、売上高を24億円減額したが、営業利益を24億円増額、経常利益を23億円増額、純利益を22億円増額し、売上高が15年10月期比4.6%増の2392億円、営業利益が同72.0%増117億円、経常利益が同1.0%減の84億円、純利益が同3.0%増の43億円とした。

 売上高は計画をやや下回ったが、業務スーパー事業の新規出店が順調に推移し、既存店も102.9%と順調だった。さらに輸入コスト低減やPB商品好調による利益率改善で大幅営業増益だった。

 配当予想は期末5円増額して年間45円(期末一括)とした。15年11月1日付株式2分割を考慮して15年10月期の年間80円を40円に換算すると、実質的に5円増配となる。

 なお12月12日には、当社株式を対象とするインサイダー取引嫌疑に関して、神戸地方検察庁が12月9日に捜査対象者全員を不起訴処分にしたと発表している。

 株価は10月21日の戻り高値3795円から反落して3000円近辺でモミ合う展開だったが、12日はインサイダー取引嫌疑の捜査対象者全員不起訴処分を好感して急反発し、3535円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発してサポートライン確認の形となった。好業績も評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:30 | 業績でみる株価