[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/08)【業績でみる株価】チャーム・ケア・コーポレーションは16年6月期が計画超の大幅増益で17年6月期も大幅増益予想
記事一覧 (08/08)【業績でみる株価】ショーエイコーポレーションの17年3月期第1四半期は黒字化、戻り歩調で5月高値目指す
記事一覧 (08/05)【業績でみる株価】SRAホールディングスの17年3月期第1四半期は大幅増益で通期上振れ期待、1月高値目指す
記事一覧 (08/05)【業績でみる株価】MCJは17年3月期第1四半期の大幅増益で通期増額の可能性、14年高値目指す
記事一覧 (08/05)【業績でみる株価】フジシールインターナショナルは17年3月期第1四半期の大幅増益で通期上振れ期待
記事一覧 (08/04)【業績でみる株価】昭和産業は17年3月期第1四半期大幅増益で高進捗率
記事一覧 (08/04)【業績でみる株価】ハビックスの17年3月期第1四半期は大幅増益で通期増額期待
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記事一覧 (08/04)【業績でみる株価】ニッピの17年3月期第1四半期は大幅増益で通期増額期待
記事一覧 (08/03)【業績でみる株価】ステラケミファは17年3月期第1四半期大幅増益、第2四半期累計と通期予想を大幅増額修正
記事一覧 (08/03)【業績でみる株価】淀川製鋼所の17年3月期第1四半期は大幅増益、高進捗率で通期増額余地
記事一覧 (08/03)【業績でみる株価】福島工業の17年3月期第1四半期は2桁増収・営業増益、好業績評価して上値追い
記事一覧 (08/02)【業績でみる株価】イー・ガーディアンは好業績を評価し11年の上場来高値が視野
記事一覧 (08/02)【業績でみる株価】パーカーコーポレーションは好業績や割安感を評価
記事一覧 (07/15)【業績でみる株価】沖縄のスーパーサンエーの1Q出足好調、通期最高益更新に弾み、株価は高値接近
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2016年08月08日

【業績でみる株価】チャーム・ケア・コーポレーションは16年6月期が計画超の大幅増益で17年6月期も大幅増益予想

■ボックス上放れて一段高の可能性

 チャーム・ケア・コーポレーション<6062>(JQ)が8月5日した16年6月期業績(非連結)は計画超の大幅増益だった。そして17年6月期も大幅増益予想である。株価は1500円近辺のレンジでボックス展開だが、好業績を評価して上値を試す展開だろう。ボックスレンジから上放れて一段高の可能性もありそうだ。

■16年6月期は計画超の大幅増益、17年6月期も大幅増収増益予想

 8月5日発表の16年6月期業績(非連結)は15年6月期比28.6%増収、3.9倍営業増益、9.0倍経常増益、3.9倍最終増益だった。計画に対して営業利益は93百万円、経常利益は92百万円、純利益は56百万円、各々上振れた。開設2年目を経過した既存ホームにおいて96.8%と高い入居率を維持し、人員配置の適正化、業務効率化に伴う費用削減効果も寄与した。

 17年6月期業績予想(非連結)は16年6月期比20.2%増収、69.3%営業増益、78.4%経常増益、77.2%最終増益としている。開設2年目を経過した既存27ホームが高い入居率を維持し、開設2年目を迎える首都圏3ホームにおいても入居が着実に進んでいる。新規開設8ホームの初期費用を吸収して大幅増収増益見込みだ。

■株価はボックスレンジ上放れて一段高の可能性

 株価は1500円近辺でボックス展開の形だが、徐々に下値を切り上げている。好業績を評価して上値を試す展開だろう。ボックスレンジから上放れて一段高の可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ショーエイコーポレーションの17年3月期第1四半期は黒字化、戻り歩調で5月高値目指す

 ショーエイコーポレーション<9385>(JQ)が8月5日発表した17年3月期第1四半期連結業績は円安緩和メリットも寄与して黒字化した。通期は大幅増益予想である。株価は戻り歩調で5月の年初来高値を目指す展開だろう。

■17年3月期第1四半期は黒字化、通期大幅増益予想

 8月5日発表した17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比4.9%増収となり、営業利益、経常利益、純利益とも黒字化した。メディアネットワーク事業は競合激化などで低調だったが、パッケージ事業の営業損益が新規顧客開拓、タイ工場稼働率上昇、円安緩和による原材料価格下落などで大幅に改善した。日用雑貨品事業の営業損益も円安緩和による仕入価格下落などで改善した。

 通期連結業績の会社予想は前期比9.0%増収、2.7倍営業増益、4.7倍経常増益、15倍最終増益予想である。第1四半期の進捗率は売上高が22.9%、営業利益が18.2%、経常利益が9.8%、純利益が8.6%と低水準だが、第2四半期以降も円安緩和による原材料・仕入価格下落メリットを考慮すれば、収益改善が期待される。

■株価は戻り歩調で5月高値目指す

 株価は26週移動平均線近辺から切り返し、13週移動平均線がサポートラインとなって戻り歩調だ。5月の年初来高値336円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価
2016年08月05日

【業績でみる株価】SRAホールディングスの17年3月期第1四半期は大幅増益で通期上振れ期待、1月高値目指す

 SRAホールディングス<3817>(東1)が8月4日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅営業増益だった。通期上振れ期待が高まる。株価は戻り歩調だ。好業績を評価して1月高値を目指す展開だろう。

■利益率向上も寄与して第1四半期大幅増益、通期上振れ期待

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比7.9%増収、46.0%営業増益、23.1%経常減益、19.1%最終減益だった。

 営業外費用で為替差損を計上したため経常減益、最終減益だったが、売上面では開発事業が10.1%増収、運用・構築事業が2.0%増収、販売事業が6.9%増収と好調に推移し、利益率向上も寄与して大幅営業増益だった。なお売上高、営業利益、営業利益率は第1四半期として過去最高だった。

 通期予想に対する進捗率はやや低水準の形だが、システム開発は第4四半期の構成比が高くなる収益構造であり、通期上振れ期待が高まる。

■株価は戻り歩調で1月高値目指す

 株価は6月の年初来安値1840円から切り返して7月27日の2275円まで上伸した。戻り歩調の展開だ。好業績を評価して1月高値2972円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】MCJは17年3月期第1四半期の大幅増益で通期増額の可能性、14年高値目指す

 MCJ<6670>(東2)が8月4日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。通期利益予想は据え置いたが、増額の可能性が高いだろう。株価はボックスレンジから上放れて年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して14年高値を目指す展開だろう。

■高利益率製品の好調で第1四半期大幅増益、高進捗率

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比2.3%増収、81.2%営業増益、82.2%経常増益、99.6%最終増益だった。前期における店舗大量撤退の影響を吸収し、広告宣伝効果で増収だった。またパソコン、モニタとも高利益率製品が好調に推移して大幅増益だった。

 第1四半期の進捗率は、第2四半期累計予想に対して売上高48.5%、営業利益84.2%、経常利益83.3%、純利益85.3%となり、通期予想に対しても売上高23.9%、営業利益38.9%、経常利益38.9%、純利益43.5%と利益進捗率が高水準である。通期利益予想を据え置いたが、増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来高値更新、ボックスレンジ上放れて14年12月高値目指す

 株価は7月25日の年初来高値638円まで上伸した。400円近辺のボックスレンジから上放れて強基調に転換した形であり、好業績を評価して14年12月高値786円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】フジシールインターナショナルは17年3月期第1四半期の大幅増益で通期上振れ期待

 フジシールインターナショナル<7864>(東1)が8月4日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅営業増益だった。高進捗率で通期上振れ期待が高まる。株価はボックス展開だが、好業績を評価して上放れが期待される。

■第1四半期大幅増益、高進捗率で通期上振れ期待

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比8.5%増収、17.7%営業増益、36.4%経常増益で、純利益は黒字化した。

 主力のシュリンクラベル、タックラベル、ソフトパウチが国内外で堅調に推移した。利益面では16年1月稼働の宇部工場の減価償却費が増加したが、増収効果、生産性向上効果で吸収して大幅営業増益だった。営業外費用では為替差損が減少し、特別損失では火災事故による損失が一巡して最終黒字化した。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が27.3%、営業利益が36.2%、経常利益が34.8%、純利益が同39.4%と高水準である。通期上振れ期待が高まる。

■株価はボックス展開だが上放れ期待

 株価は3200円〜4200円近辺でのボックス展開だが、好業績を評価して上放れが期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:07 | 業績でみる株価
2016年08月04日

【業績でみる株価】昭和産業は17年3月期第1四半期大幅増益で高進捗率

 昭和産業<2004>(東1)が8月3日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。高進捗率のため通期利益予想に増額期待が高まる。株価はボックス展開だが年初来高値に接近している。レンジ上限を突破すれば一段高の可能性があるだろう。

■販売価格改定効果などで第1四半期大幅増益、高進捗率

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比4.4%減収、29.5%営業増益、27.1%経常増益、10.4%最終増益だった。飼料事業が減収減益となったが、販売数量増や販売価格改定などの効果で製粉事業、油脂事業、家庭用食品事業などが増益だった。

 通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.2%、営業利益29.7%、経常利益31.6%、純利益27.4%である。利益進捗率が高水準のため通期利益予想に増額期待が高まる。

■株価は年初来高値に接近、レンジ上限を突破すれば一段高の可能性

 株価はボックス展開だが年初来高値に接近している。500円近辺のレンジ上限を突破すれば一段高の可能性があるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:05 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ハビックスの17年3月期第1四半期は大幅増益で通期増額期待

 ハビックス<3895>(JQ)が8月3日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。通期予想に対する利益進捗率も高水準で通期利益増額期待が高まる。株価は上場来高値圏だ。需給良好で上値追いの展開だろう。

■不織布関連の好調などで第1四半期大幅増益、通期利益増額期待

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比10.3%増収、2.3倍営業増益、2.1倍%経常増益、92.7%最終増益だった。不織布関連事業は紙オムツ向け製品やペットシーツ向け製品の好調などで大幅増収増益だった。紙関連事業は一部製品の販売を減らして減収だが、販売価格改定効果や原材料価格下落効果で大幅増益だった。

 通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益29.0%、経常利益29.8%、純利益29.9%である。利益進捗率が高水準のため通期利益予想に増額期待が高まる。

■株価は上場来高値圏、需給良好で上値追い

 株価は急伸して上場来高値圏である。指標面に割高感はなく、需給面も良好だ。好業績を評価して上値追いの展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】丸大食品の17年3月期第1四半期は大幅増益で通期増額期待

 丸大食品<2288>(東1)が8月3日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益となり、通期予想に増額期待が高まる。株価は年初来高値圏である。500円近辺のフシを突破すれば一段高の可能性があるだろう。

■原材料価格下落などで第1四半期大幅増益、通期増額期待

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比0.5%増収、53.7%営業増益、54.4%経常増益、61.5%最終増益だった。加工食品事業ではハム・ソーセージが伸び悩んだが、調理加工品が伸長した。利益面では加工食品事業でコスト削減や原材料・エネルギーコストの低下、食肉事業で輸入冷凍牛肉の収益改善が寄与した。

 通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益37.4%、経常利益36.8%、純利益39.1%である。利益進捗率が高水準のため通期予想に増額期待が高まる。

■株価は年初来高値圏、フシ突破すれば一段高の可能性

 株価は年初来高値圏の400円台後半で堅調に推移している。500円近辺のフシを突破すれば一段高の可能性があるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:54 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ニッピの17年3月期第1四半期は大幅増益で通期増額期待

 ニッピ<7932>(JQ)が8月3日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。利益進捗率が高水準で通期利益予想に増額期待が高まる。株価は安値圏だが、第1四半期の高進捗率を好感する動きを強めそうだ。

■原材料価格下落などで第1四半期大幅増益、通期利益増額期待

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比8.2%減収、86.8%営業増益、59.1%経常増益、88.0%最終増益だった。有機穀物が米国港湾ストの影響で前年同期に出荷が集中した反動も影響して減収だが、原材料・燃料価格などの下落メリットで大幅増益だった。

 通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高23.1%、営業利益38.4%、経常利益41.0%、純利益43.2%である。利益進捗率が高水準のため通期利益予想に増額期待が高まる。

■株価は第1四半期の高進捗率を好感の可能性

 株価は安値圏650円〜700円近辺で推移しているが、第1四半期の高進捗率を好感する動きを強めそうだ。26週移動平均線を突破すれば出直り本格化が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33 | 業績でみる株価
2016年08月03日

【業績でみる株価】ステラケミファは17年3月期第1四半期大幅増益、第2四半期累計と通期予想を大幅増額修正

 ステラケミファ<4109>(東1)が8月2日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。そして第2四半期累計および通期予想を大幅増額修正した。株価は上値追いの展開で11年1月以来の高値水準だ。09年10月高値を目指す展開となりそうだ。

■円高で原材料価格下落が想定超、電池部門の市況回復も寄与

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比6.6%増収、11.2倍営業増益、73.5%経常増益、44.6%最終減益だった。為替差損益悪化、デリバティブ評価損計上、補助金収入剥落で最終減益だが、円高に伴う原材料価格の下落や電池部門の販売増加などで大幅営業増益だった。

 第2四半期累計予想は売上高を3億82百万円、営業利益を11億11百万円、経常利益を6億99百万円、純利益を4億96百万円、通期予想は売上高を6億60百万円、営業利益を17億85百万円、経常利益を15億60百万円、純利益を9億62百万円、各々大幅増額した。円高で原材料価格下落が想定超となり、電池部門の市況回復も寄与する。

■株価は上値追いの展開、09年10月高値目指す

 株価は上値追いの展開で11年1月4070円以来の高値水準だ。増額修正を好感して09年10月高値5290円を目指す展開となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】淀川製鋼所の17年3月期第1四半期は大幅増益、高進捗率で通期増額余地

 淀川製鋼所<5451>(東1)が8月2日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。利益進捗率が高水準で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して15年6月高値を目指す展開だろう。

■通期予想据え置きだが、価格改定も寄与して増額余地

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比14.6%減収、2.4倍営業増益、71.6%経常増益、3.1倍最終増益だった。

 市況軟化や円高の影響で減収だが、タイおよび中国の子会社の損益が改善した。さらに棚卸資産の評価による収益押し上げも寄与して大幅増益だった。売上総利益率は20.8%で同7.1ポイント上昇した。営業外では為替差損が増加したが、特別損失では投資有価証券評価損が減少した。

 通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益40.2%、経常利益37.0%、純利益31.5%で利益進捗率が高水準だ。海外市況が底入れし、8月1日発表した鋼板価格改定(全品種10%以上改定)効果も期待される。通期増額余地がありそうだ。

■株価は好業績を評価して15年6月高値目指す

 株価は年初来高値圏2700円近辺で堅調に推移している。今期予想連結PERは14〜15倍近辺で割高感はない。好業績を評価して15年6月高値2935円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】福島工業の17年3月期第1四半期は2桁増収・営業増益、好業績評価して上値追い

 福島工業<6420>(東1)が8月2日発表した17年3月期第1四半期連結業績は2桁増収・営業増益だった。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値追いの展開だろう。

■主力製品が総じて好調、通期減収減益予想据え置きだが上振れ余地

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比16.1%増収、15.2%営業増益、2.4%経常増益、41.8%最終増益だった。営業外で為替差損益が悪化したため経常利益の伸びは小幅だが、2桁増収・営業増益だった。

 ファーストフード、コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア向けに、汎用業務用冷凍冷蔵庫、製氷機、ブラストチラー、冷凍冷蔵ショーケース、大型食品加工機、大型・小型パネル冷蔵設備など、主力製品の販売が総じて好調に推移した。コンビニ向けメンテナンスも増加した。売上総利益率は26.0%で同0.1ポイント上昇した。

 通期減収減益予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高25.7%、営業利益26.1%、経常利益24.0%、純利益36.1%と順調な水準である。上振れ余地がありそうだ。

■株価は好業績を評価して上値追い

 株価は7月27日に上場来高値となる3735円まで上伸した。今期予想連結PERは16倍近辺で割高感はない。好業績を評価して上値追いの展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価
2016年08月02日

【業績でみる株価】イー・ガーディアンは好業績を評価し11年の上場来高値が視野

■16年9月期予想を増額修正

 イー・ガーディアン<6050>(東マ)が8月1日発表した16年9月期第3四半期累計連結業績は大幅増収増益だった。そして通期予想を増額修正した。株価は5月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。11年1月の上場来高値が視野に入る。なお立会外分売(8月17日〜19日)も発表した。

■大幅増収効果で16年9月期予想を増額修正

 16年9月期第3四半期累計連結業績は前年同期比28.2%増収、75.5%営業増益、65.3%経常増益、90.6%最終増益だった。

 ソーシャルサポートが6.5%増収、ゲームサポートが55.2%増収、アド・プロセスが22.6%増収、その他が59.0%増収いずれもと好調に推移した。ゲームサポートではVR(仮想現実)酔い対策サービスの提供を開始した。

 特にゲームサポートが好調に推移し、稼働率が上昇して原価率が改善したため、通期予想を大幅に増額修正した。

■11年1月の上場来高値が視野

 株価は800円台を回復し、5月の年初来高値907円50銭(株式分割遡及修正後)に接近している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。11年1月の上場来高値1010円(同)が視野に入る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】パーカーコーポレーションは好業績や割安感を評価

■17年3月期第1四半期大幅増益

 パーカーコーポレーション<9845>(東1)が8月1日発表した17年3月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。株価は6月の年初来安値圏から切り返している。指標面の割安感が強く、好業績を評価して戻り歩調となりそうだ。

■第1四半期大幅増益で通期予想に対する進捗率も順調

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比1.9%増収、34.4%営業増益、16.3%経常増益、11.0%最終増益だった。

 化学品部門が大口設備機械の売上計上も寄与して大幅営業増益、産業用素材部門が自動車用防音材の好調などで大幅営業増益、化工品部門がアジア市場における大手ユーザーの工場稼働率アップなどで大幅営業増益だった。機械部門は大型案件がなく減収だが営業黒字化した。化成品部門は円高影響で減収だが営業増益だった。

 通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.8%、営業利益29.1%、経常利益27.0%、純利益24.5%と順調である。上振れ余地もあるだろう。

■指標面に割安感、好業績を評価して戻り歩調

 株価は6月の年初来安値262円から切り返して300円台を回復している。今期予想連結PER4倍近辺、前期実績連結PBR0.4倍近辺と指標面の割安感は強い。好業績を評価して戻り歩調だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価
2016年07月15日

【業績でみる株価】沖縄のスーパーサンエーの1Q出足好調、通期最高益更新に弾み、株価は高値接近

 沖縄でスーパーなどの小売店を展開するサンエー<2659>(東1・100株)は、2017年2月期・第1四半期(3〜5=1Q)月は増収増益のスタート。連続最高益更新見通しに幸先よいスタートだ。

 第1四半期は、売上高450億200万円(前年同期比6.4%増)、営業利益39億200万円(同9.0%増)、経常利益40億3700万円(同8.9%)増、純利益24億6200万円(同12.6%増)。沖縄の訪日客人気は衰えることなく、5月には県として初めて50万人を突破した。日本全国の5月訪日客数は約189万人。

 沖縄の訪日客人気は衰えることなく、5月には県として初めて50万人を突破した。日本全国の5月訪日客数は約189万人。それほどの人気地でありながら、地理的には国内の大手がなかなか進出しにくい。サンエーは多くの企業とFC(フランチャイズ)契約を結び、総合的に沖縄の消費をサポートしている。昨年には無印良品と契約を行い出店。その他にもマツモトキヨシ、ローソン、東急ハンズ、タリーズコーヒー、ピザハットなど幅広い企業と契約している。

 株価は2013年からの上昇し、昨年7月に上場最高値6520円をつけた。5000円を挟んだモミ合いはおよそ一年になり、24カ月線に接近したことで好買い場となって、足元では5340円台に反発している。今期の月別売上は全月前年を上回っていて安定感も高い。再び上昇相場となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06 | 業績でみる株価
2016年07月13日

【業績でみる株価】京進の2016年5月期は予想を上回る増収増益、株価は割安感強まる

 7月11日引け後に、京進<4735>(東2・100株)は2016年5月期の決算を発表。売上は118億6400万円(前年比9.6%増)、営業利益4億200万円(同92.0%増)、経常利益4億800万円(同88.1%)、純利益2億5700万円(185.2%)。増収増益の予想を、売上は1億5700万円、営業利益は3600万円上回った。また、配当性向30%により年間配当は6.48円。こちらも前期5.8円から増配、予想の6円を上回った。

■主力の学習塾が好調、日本語教育と保育事業が急拡大で全セグメント前年超え

 3つのセグメントすべての売上が前年を上回った。売上の約8割を占める、学生塾などの第1教育事業は2.8%増。日本語学校や国際人事交流などの第2教育事業は2.9%の増。保育、英会話事業などの第3教育事業は75.3%の増。

 第1教育事業は、生徒数が891人増加した。拠点数は昨年期末325から331となっており、拠点数の増加(1.8%増)を生徒数の増加(3.8%)と上回ったことで、特に利益面での貢献が大きくなった。脳科学を取り入れた学習法、誉める指導教育、ゲーム性のある学習方法など、独自の方針を数年前から取り入れている。楽しみながら学ぶことができる方針が少しずつ浸透してきたようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:42 | 業績でみる株価
2016年07月12日

【業績でみる株価】キリン堂HDの第1四半期増収減益、通期は45%増益確保、株価は発表売りのあと急速に戻す

■夏場商品期待で上値伸ばす可能性

 関西地盤のドラッグストアを運営するキリン堂ホールディングス<3194>(東1・100株)は、2017年2月期第1四半期(3〜5月)を発表。増収ながら大幅な減益となった。売上高は285億3000万円(前年同期比3.5%増)、営業利益2億900万円(同46.2%減)、経常利益3億位5000万円(同28.7%減)、純利益8600万円(同53.3%)。

 通期予想は従来どおり増収増益で据え置いている。残り9カ月で取り返せる公算のようだ。減益となった理由は、利益率の高い季節品の不調、薬価報酬改定による利益の低下、販売管理費などの上昇をあげている。このうち薬価報酬改定は「若干」としている。ポイントカードを軸に販売促進、ヘルス&ビューティのカウンセリング販売強化などの効果で季節品の不調があっても増収を確保できている。

 昨年の季節品は、春先が好調で夏以降失速した。今年の夏は平年を上回る気温予想。今回の第1四半期が季節品の不調が主な理由ならば、夏以降は回復できるだろう。5月単月の売上をみると前年同月6.1%増と高水準。勝負はこれからということか。17年2月期・通期予想は売上6.6%増の1204億円、営業利益45.3%増の24億7000万円、EPS94.4円、配当年25円(中間12.5円)の見通し。

 株価は7月11日終値で817円。減益発表により80円の下げとなったが、取引開始直後の776円からは41円戻している。12日も38円高の855円と堅調。業績が通期予想通りの着地となれば、2015年8月高値1773円から半値水準の位置となり割安感が強い。次の決算(第2四半期)で回復すれば1000円台回復の動きになるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:15 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】パシフィックネットの注目の5月期決算発表接近、株価は厳しい四季報予想を織込み発表待ち

 パシフィックネット<3021>(東マ・100株)は、2016年5月期決算をまもなく発表する。会社見通しと直近の会社四季報予想に開きのあることから株価は軟調な展開だ。しかし、厳しい四季報予想は織込み発表待ちといえる。

 中古パソコン・携帯・スマホ・タブレットの回収から販売までを一貫して手掛けるが、特に、全国主要都市に引取回収拠点8カ所を持ち、情報漏えい防止処理と再生処理を自社のテクニカルセンターで行っていることが特徴。リース会社等の法人や個人から中古機器を引き取るが、とくに、情報漏えい防止に万全の体制を取っていることや上場企業であることが出し手側の安心と信頼となっている。

 使用済みパソコンの排出台数は減少だが、中古スマートフォン・タブレット等の中古モバイル機器は引き続き拡大している。このため、2016年5月期・第3四半期発表(4月14日)時点では、16年5月期・通期の売上を11.3%増の50億円、営業利益36.3%増の3億1000万円と発表している。これに対し四季報・最新号では通期の売上を40億円、営業利益1億円と予想している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:23 | 業績でみる株価
2016年07月08日

【業績でみる株価】エイジアは今3月期連続2ケタ増益で連続増配、6月高値から日柄調整は不足だが値幅調整一巡

■夏相場で期待

 顧客情報管理アプリケーションソフト『WEBCAS』で知られるエイジア<2352>(東マ・100株)の2017年3月期営業利益は10.7%増益と前期の34.1%増益に続いて連続2ケタ伸長の見通し。EPSは87.6円に向上、配当は前期の3円増配に続いて今期2円増配の年20円(期末一括)とする。株価は昨年秋に1000円前後のモミ合いを上放れて今年5月31日に3320円と約3.3倍の急伸、足元では1900〜2000円で調整、下値を固める展開となっている。

 目下、『メールアプリケーションソフトのエイジア』から、『eコマースの売上upソリューションを世界に提供するエイジア』へ、事業領域を拡大中。2016年3月期には、BtoC型企業向けのマーケティングオートメーションを核としたマーケティングプラットフォームの構築とブランディングに経営資源を集中し、複雑化したデジタルマーケティングを『世界一カンタンに、確実に』というコンセプト目指し新製品開発に取り組み、昨年9月に新製品名称をマーケティングオートメーション『WEBCAS Auto Relation』とした。とくに、マーケティング戦略の見直しを推進した結果、顧客からの問い合わせ件数が前期比23.1%増えたという。

 2017年3月期は売上10.4%増(前期は11.1%増)の12億6500万円、営業利益10.7%増の2億6500万円、純益11.8%増の1億8000万円の見通し。なお、前期に20.9%(15年3月期17.3%)と20%台に乗せた営業利益率は今期20.9%の見通し。

 株価は5月31日の高値3320円から調整の展開。日柄整理はやや不足といえるが、去る、6月24日に1571円まで6月高値から52.6%下げたことで、値幅調整は一巡とみてよい。マザーズ銘柄が注目となっていることから夏場相場で6月高値奪回に向け急反発が見込めそうだ。押し目買いで注目したい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:44 | 業績でみる株価
2016年07月07日

【業績でみる株価】雨降って地固まるか、前年同月比超えを続けるマクドナルド

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■株価は高値圏

 日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQ・100株)の売上回復が著しい。2016年12月期の月次は6カ月を終えた。全店売上高、既存店売上高、客数、客単価の全部門が全ての月で上回る成績である。前々年と前年の2014年、2015年の24カ月は、全店売上が前年超えしたのはわずかに3回。客数に至っては、24連敗という悪夢のような成績だった。M&Aや事業売却でも行われない限り、「マックは本当に潰れるのか」と皆が思ったかもしれない。

 「去年が悪かったから前年は超えやすい」と考えてしまいがち。暖冬や震災など、突発的な要因ならばそれは当てはまるだろう。マクドナルドは信用を失い、客が離れた。ちょっとメニューを変えただけでは、簡単には回復しない。ましてや口にいれる食べ物を扱っている。それが、100店舗以上の店舗閉鎖を行った中での回復である。

 2016年12月期第1四半期は、前年同期比で売上高が27.7%アップ、営業益は黒字化した。2015年12月期本決算が営業利益マイナス234億4000万円、最終益マイナス349億5100万円という大借金からの立て直しである。

 店舗の改装や新メニューの投入を、売上回復の理由にあげている。ホームページにあるニュースリリースには、新商品や期間限定の紹介がある。昨年と今年を見比べてみた。昨年の1〜6月は、ハッピーセットの企画を除いて新メニューの紹介はざっと16件。今年は23件に増えていた。

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 件数だけではなく、印象に残るメニューも多かった。2月には「史上初」の、名前を募集したバーガー「北のいいとこ牛っとバーガー」が誕生。4月にはビッグマックを超える大きさのグランドビッグマックとギガビッグマックが登場した。また、DVDが選べるハッピーセットやAKB48の総選挙とのコラボなど、斬新な企画もこの半年に投下された。1500店舗にフリーwi−fiを導入していく発表もされた。とにかくガムシャラに取り組んでいる印象を持った。

 ギガマックのような商品は、効率や確実性を求めていたら生まれてこないメニューだ。名前を考えるのに夢中になり、友達とギガマックの早食いをして楽しんだ、そんな若者もいただろう。やはり、客数が戻るには理由があったのである。

 株価の方は、業績ほど大きな動きはみせていない。業績が悪化した2014年からの安値は2215円で高値は3070円とそれほどの値幅ではない。10年の期間でみれば、むしろ高値圏に位置している状態だ。個人保有の多いマック株。この業績でも信用売りが残り、株価は維持されてきた。みんな復活を待ち望んでいたのだろう。今年の7月は銀座1号店ができてから45年になる。45周年記念バーガーは、素直にお祝いして食べることができそうである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:40 | 業績でみる株価