[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (05/20)【業績でみる株価】京写の月足チャート6〜7月にも上放れの公算、業績絶好調、年10円へ再増配濃厚
記事一覧 (05/20)【業績で見る株価】メタウォーター上場来高値更新、浄水場、下水処理関連で好事業環境
記事一覧 (05/18)【業績で見る株価】イーブックは月足二番底形成中、「日本発の電子書籍グローバル売上No1」を掲げ売上300億円目指す、中期仕込み場
記事一覧 (05/08)【業績でみる株価】キングジムは配当狙いと利益増額含みで8年ぶり4ケタ接近、ベトナム生産移管も材料
記事一覧 (05/01)【業績でみる株価】メタウオーターの上場後初の3月期好調、今期も増収増益、株価は高値圏堅調
記事一覧 (04/30)【業績でみる株価】システムインテグテレは今期大幅黒字、不採算消え無配は1期だけで復配、株価見直し余地
記事一覧 (04/28)【業績でみる株価】三機サービスの今5月期21%増益、年45円配当に魅力
記事一覧 (04/28)【業績でみる株価】京都きもの友禅は今期1株利益V文回復、株価出直り
記事一覧 (04/21)【業績でみる株価】サンオータスは4月期末一括12円配当権利付、利回り2.7%、次期利益回復予想
記事一覧 (04/20)【業績で見る株価】綿半HDは下値に買い物が入り始め下値が固まる展開、16年3月期を期待
記事一覧 (04/20)【業績でみる株価】急伸後のHIOKI堅調、今期増額含みでPER割安
記事一覧 (04/18)【業績でみる株価】メドピアは今期売上51%伸長、来期は利益が大幅伸長へ、株価は高値圏
記事一覧 (04/17)【業績でみる株価】進和は増額した今8月期はさらに上振れの可能性、製造と商社機能併せ持ち割安
記事一覧 (04/15)【業績でみる株価】横河電機は年初来高値、業績見通し期待で昨年高値も視野
記事一覧 (04/15)【業績でみる株価】日本マクドナルド株価は悪材料をかなり織り込む、一部製品に上向きの兆し
記事一覧 (04/14)【業績でみる株価】トレジャー・ファクトリーは3年で売上48%増、営業利益で67%増の高成長
記事一覧 (04/13)【業績でみる株価】住友ゴムは3段上げが近そうだ、2500〜2700円が目標に
記事一覧 (04/07)【業績でみる株価】モバイルファクトリー下値を固める展開、今期は2ケタ増益
記事一覧 (04/03)【業績でみる株価】不動テトラは信用買残重荷で増額好感できず、当面モミ合い、いずれ割安修正へ
記事一覧 (03/30)【業績でみる株価】SHIFTは二番底形成の展開、増額の今期利益に上振れの可能性
2015年05月20日

【業績でみる株価】京写の月足チャート6〜7月にも上放れの公算、業績絶好調、年10円へ再増配濃厚

業績でみる株価 京写<6837>(JQ・売買単位100株)は、月足チャートで見れば24カ月線に対する乖離率が大きいため今年1月27日の587円を高値にほぼ530〜550円台でのモミ合いとなっている。業績が絶好調と表現できるほど好いことから遠からずモミ合いを上放れPER15倍の940円前後を目指すものとみられる。

 2016年3月期は児嶋一登社長が社長に就任して初の中期経営計画の最終年度である。

【経営者の言葉】京写の児嶋一登社長

 児嶋一登社長は、「2016年3月期に売上200億円、営業利益利率6%で12億円を目標に掲げてきました。2015年3月期で進捗率は売上で約88%、営業利益で約76.3%に達しているため目標数値は十分に達成できる見通しです。配当性向20%を目安として株主還元に努める方針で2015年3月期は3円増配の年8円配当とします。今期も前向きに考えて行きます」と中期経営計画達成に対し自信の発言である。

 電機製品には不可欠の片面プリント配線板では世界最大のメーカーで、(1)日本、中国、インドネシアなどグローバル生産拠点から世界中へ製品を供給、(2)自動車、家電、事務機、映像、アミューズメント、産業機器など幅広い製品用途と約1300口座(内海外300口座)の顧客層、(3)プリント配線板関連技術の開発、といった強みを持つ。

 積極的に海外での生産拠点を強化し省力化に努めてきた結果、工場稼働率は全体で約70%という。東南アジア、日本での車載関係、LED関係の需要拡大に対し余裕がある。先行投資が収穫期を迎えていると捉えることができるだろう。

 20日の株価538円は今期予想1株利益62.7円でPER8.5倍とマーケット平均を大きく下回っている。前期の配当年8円に対し利回りは約1.5%である。今期再増配を期待し仮に年10円とみれば利回りは1.85%と魅力的である。

 今年11月で株式上場16年、次の20年目を目処に東証2部、あるいは東証1部への昇格上場が期待されそうだ。月足との乖離縮小が鮮明となる6〜7月には上放れが見込めるのではなかろうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16 | 業績でみる株価

【業績で見る株価】メタウォーター上場来高値更新、浄水場、下水処理関連で好事業環境

業績でみる株価 メタウォーター<9551>(東1部・売買単位100株)は、上場来高値を更新中で3000円台乗せが目前となっている。浄水場や下水処理場の各プロセスで使用されている機械設備の設計・建設、さらに運転するための電気設備の設計と建設を主事業にしている。

 現在、水道普及率は約100%に達しているものの、新たな浄水場建設が、地方の人口減少に伴う浄水場の統廃合で発生しているうえに、老朽化が進み今後、本格的な更新需要が予想されている。水道投資額の推移をみると、1980年前後と2000年前後に大きな投資額の山場を迎えていることから「おおよそ20年周期で投資が高まる傾向」(会社側)にある。

 このサイクルを当てはめると3回目の山場が「2020年に向けて形成される」(同)可能性が高い。1998年に1兆8000億円を超えていた投資額が2008年には1兆円を割り込み、最近ではほぼ低水準で推移していた。それが、ようやく盛り返す兆しが出てきたのだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:13 | 業績でみる株価
2015年05月18日

【業績で見る株価】イーブックは月足二番底形成中、「日本発の電子書籍グローバル売上No1」を掲げ売上300億円目指す、中期仕込み場

業績でみる株価 イーブックイニシアティブジャパン<3658>(東1・売買単位100株)は2011年10月にマザーズに上場、850円での初値スタートから2013年5月に4145円まで値を上げた。その後は2014年5月の875円を一番底として目下、950円前後で二番底を形成の展開である。この間、2013年10月に1部市場へ昇格上場している。

 事業は3事業からなる。(1)自社電子書籍配信サイト『eBookJapan』での電子書籍販売事業、(2)パートナー企業への電子書籍配信システム及び書籍データ提供の電子書籍提供事業、(3)書籍の電子化受託、電子書籍配信プラットフォームの受託開発、コンテンツ・キャラクターを活用したプロモーションなどを行うプロモーション・その他事業である。電子書籍配信事業が全体の約90.6%を占める。

 出版業界の売上げが10年連続で減少となる中、電子書籍市場は2014年度で前年比28.3%増の936億円と年々拡大している。

 上場時2011年1月期(単独決算)の売上11億9300万円、経常利益9500万円は、2015年1月期(当期から連結)では売上げ51億2900万円、経常利益3億1600万円と4年で売上約4.3倍、経常利益で約3.3倍の好調な伸びとなっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:40 | 業績でみる株価
2015年05月08日

【業績でみる株価】キングジムは配当狙いと利益増額含みで8年ぶり4ケタ接近、ベトナム生産移管も材料

業績でみる株価 キングジム<7962>(東1・売買単位100株)は、事務ファイルでトップを独走中。ラベル作成機「テプラ」など電子文具・雑貨も手掛けている。

 コストの低下を目指して中国での樹脂製ファイル生産に力を注いできた。しかし、ここにきて中国人労働者の賃金上昇により生産コストが上昇。そこで、同社は中国より人件費が約3分の1程度と低いベトナムに海外生産をシフトすることにした。これまで年間400万冊、中国に樹脂ファイルを委託生産していたが、このうち300万冊をベトナムに移管させる計画で、これが完了すれば収益力は大きく改善するものと見られる。

 2015年6月期・第3四半期の純利益が6億7300万円(前年同期比18.2%増)を確保、通期目標の達成率が96%となり、通期の業績に対する期待も台頭してきた。なお、現時点の今6月期1株利益24.6円、配当年14円の見通し。

 年初来高値は7日の975円。PERは約40倍と高いが、増額含みと利回りが1.4%とまずまずから6月の配当取りも入っているもよう。なお、1000円に接近だが、大台に乗せれば2007年以来となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:40 | 業績でみる株価
2015年05月01日

【業績でみる株価】メタウオーターの上場後初の3月期好調、今期も増収増益、株価は高値圏堅調

業績でみる株価 メタウォーター<9551>(東1)は、高値圏で堅調にモミ合っている。今朝は73円安まで下げたが、押し目買いに前日終値水準まで戻している。

 同社は、昨年12月19日に東京証券取引所市場第一部に上場。2008年4月、日本碍子株式会社と富士電機株式会社の各水環境事業子会社の合併により、日本で最初の水・環境分野における総合エンジニアリング企業として発足。発足以来、当社グループは、水資源の循環を創り出すための最適解を提供するという理念のもと、機械技術と電気技術を併せ持ち、エンジニアリングからサービスまでトータルソリューションを提供できる強みを生かして、国内の浄水場・下水処理場をはじめとする水道・下水道分野で実績を積み重ね、その事業領域を創エネ、ごみ処理、リサイクルなどの環境分野へと広げている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:27 | 業績でみる株価
2015年04月30日

【業績でみる株価】システムインテグテレは今期大幅黒字、不採算消え無配は1期だけで復配、株価見直し余地

業績でみる株価 システムインテグレータ<3826>(東1・売買単位100株)は、主力事業のソフトウェア開発支援ツールの好調を受けて、2016年2月期は営業段階で3億5000万円(前期7億3300万円の赤字)、経常段階でも3億5000万円(同7億3100万円の赤字)の黒字にそれぞれ転換する見通し。1株利益は39円72銭と40円に急接近する。配当は前期の無配転落から年12円の復配を実施する意向だ。

 「ソフトウェア開発支援ツール関連」、「ECサイト構築パッケージ関連」、「Web−ERPパッケージ関連」、「プロジエクト管理パッケージ関連」の4製品分野は堅調だが、15年2月期は4製品分野以外のシステムインテグレーション分野において創業以来最大規模の不採算案件により赤字となったという。

 今期は不採算案件が消え業績は急回復、無配は1期間のみで今期復配する。年初来高値は722円(1月22日)、同安値434円(1月18日)、直近27日は568円。

 配当利回りは2.1%、PERは14倍台。決算発表を終えたばかりで配当取りのタイミングには早すぎるだろうが、割安感は見直されてくるものとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:48 | 業績でみる株価
2015年04月28日

【業績でみる株価】三機サービスの今5月期21%増益、年45円配当に魅力

業績でみる株価 三機サービス<6044>(JQ・売買単位100株)は、空調機器メンテナンス事業(売上高構成比36.9%)、トータルメンテナンス事業(同63.1%)が2大収益源。パナソニック空調機器のサービス指定店として、受注を伸ばしている。また、トータルメンテナンスは飲食業、小売業、官公庁向けに拡大。コールセンターを活用して全国に展開中だ。ニッチ産業として同社は今後とも、成長が期待されている。

 2015年5月期は売上高58億6300万円(前期比7.0%増)、営業利益3億6000万円(同21.7%増)、経常利益3億2300万円(同11.6%増)、当期純利益2億円(同21.7%増)と増収、二ケタ台の増益を見込む。予想1株利益は152円(前期128円)で、PERは13倍ていど。配当は年45円の見通しで利回りは2.3%。

 年初来高値は2228円(4月24日)、同安値1940円(4月27日)。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】京都きもの友禅は今期1株利益V文回復、株価出直り

業績でみる株価 京都きもの友禅<7615>(東1・売買単位100株)の業績は2015年3月期をボトムにV字回復する見通し。

 同社はこれまで抑えていた広告宣伝費を今期から「数億円」(会社側)増やし、積極的な販売強化策に転じる。具体的には「今年8月から9月にかけての繁忙期にかけて、プロモーションをかける」(同)計画だ。この効果は今期下期から表面化し、「来店客数は前期比15%から20%増を狙っている」(同)。このため、2016年3月期は売上高160億6200万円(前期比16.5%増)、営業利益15億5400万円(同2.4倍)、経常利益16億1000万円(同2.2倍)、当期純利益10億3700万円(同2.5倍)と増収大幅増益を確保する見通し。2015年3月期が前々期比16.3、同65.8%の大幅な減収減益を余儀なくされたが、今期は見事にV字型回復を遂げることになる。

 予想1株当利益は86円83銭(前期33円90銭)に急上昇。PERは11倍台で、小売業界全体21.4倍に比べると割安の水準となる。また4%台の配当利回りも魅力で、13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けゴールデンクロスを示現した。

 年初来高値は1049円(3月26日)、同安値は991円(4月2日)、28日終値は1022円。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 業績でみる株価
2015年04月21日

【業績でみる株価】サンオータスは4月期末一括12円配当権利付、利回り2.7%、次期利益回復予想

業績でみる株価 サンオータス<7623>(JQ・売買単位100株)は、神奈川県下でENOSやキグナスなどのガソリンスタンドを展開。洗車も手掛けている。

 最近、目につくのがクルマの車体に粉塵が付き汚れているケースが目立つ点だ。これは中国からの黄砂や花粉の影響かもしれないが、早朝になると駐車されているクルマの車体に埃が目立つくらいに付着している。車体に水をかければ綺麗になる話だが、平日の忙しい人は、ガソリンスタンドでの洗車ということになろう。ということはガソリンスタンドを経営している同社にも少なからず好影響を与えるのではないかと推察される。

 足元の業績はふるわない。2015年4月期は収益源のBMW、米フォード、仏プジョーといった輸入車の販売が消費税増税の影響により減少し、前期比2.7%の減収、同81.5%の営業減益を余儀なくされるもようだ。しかし、2016年4月期は輸入車販売が回復に向かうこともあって、2015年4月期比で増収、利益急回復が予想されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:10 | 業績でみる株価
2015年04月20日

【業績で見る株価】綿半HDは下値に買い物が入り始め下値が固まる展開、16年3月期を期待

業績でみる株価 綿半ホールディングス<3199>(東2・売買単位100株)は下値に買い物が入り、真空地帯を戻す可能性がありそうだ。2016年3月期の増益路線復帰がはっきりしてくれば本格的な水準訂正高へ進むことも予想される。

 2015年3月期の業績は、消費税増税の影響などを受けて前々期比で1.5%の減収、同18.8%の営業減益、同20.2%の経常減益となった模様で、これを嫌気して、株価は700円台前半の下値水準で推移している。ただ、2015年3月期の予想一株当たり利益で計算したPERが5倍台と同業のセリア23倍、アークサカモト11倍、ヒマラヤ12倍に比べて極点に低い。また、1株当純資産910円でPBRが0.81倍と、同じくセリアの5.53倍、アークサカモトの1.10倍、ヒマラヤの0.98倍に対しても低く、株価は割安水準といえる。

 2015年3月の月間売上高は消費税増税前の特需の反動から前年同月比23.8%減と大きな落ち込みとなった。しかし、2016年3月期は消費税増税による影響が峠を越すと予想される。加えて主力のホームセンターは加工食品や日配品も取扱いを増やし、好評を得はじめており、月間売上高は回復しよう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:47 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】急伸後のHIOKI堅調、今期増額含みでPER割安

業績でみる株価 HIOKI<6866>(東1・売買単位100株)の2015年12月期・第1四半期決算は主力の電子測定器や現場測定器の伸長を受けて、前年同期比で6割を超える営業・経常増益となった。通期業績は上方修正を期待され、株価は上放れたあと堅調な展開となっている。

 年初来高値は2380円(4月16日)、同安値1665円(1月16日)、17日終値は2350円。

 同社は電気測定器の中堅メーカーで、各種テスターなど電子測定器において定評がある。国内の電子部品メーカー向けや、米国の自動車メーカー向けに電子測定器が好調だ。このため、2015年12月期の第1四半期決算は売上高49億400万円(前年同期比21.7%増)、営業利益8億6100万円(同61.2%増)、経常利益8億6200万円(同65.8%増)、純利益6億1500万円(同71.9%増)と大幅な増収増益となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | 業績でみる株価
2015年04月18日

【業績でみる株価】メドピアは今期売上51%伸長、来期は利益が大幅伸長へ、株価は高値圏

業績でみる株価 メドピア<6095>(東マ・売買単位100株)は、医師向けソーシャルサービス「MedPeer」を運営している。医師にとっては利用しやすく、症例相談や研修病院評価などの情報が役立っている。主な収益源となっている製薬会社からの広告収入が増加傾向にあり、加えて最近では人材紹介会社への医師求職情報も好調だ。

 2015年9月期の業績は売上高14億5000万円(前期比51.3%増)、営業利益3億円(同13.6%増)、経常利益3億円(同22.4%増)、当期純利益1億7000万円(同13.3%増)を見込む。

 ただ、売上高が5割以上増加するのに対して営業利益は1割強の増益にとどまる。人員増加や本社移転による経費の増加が影響するものである。負担が一巡すれば、次は、高い増益率が期待される。

 株投資の基準として、増益率は大切だが、景気が拡大している局面では高い増収率にも注目すべきだろう。合理化策だけに頼っていては利益の成長に限りがある。売上高が大きく伸びている点は評価される。

 株価は昨年6月上場時の始値1850円に対し同9月には2020円と買われた。週末17日の終値2003円は今期の予想1株当利益20円強でPERは約100倍となる。サービス業全体のPER24.8倍、マザーズ(サービス業のみ)のPER57.4倍に対しても買われすぎの感がある。

 2016年9月期は今期予想比で45%増収、73%の営業・経常増益が見込めるという。今度は増収率より増益率の方が高くなる見通し。売上高さえ増加すれば利益は付いてくる。という観点に立てば、PER100倍は決して割高ではないというマーケット評価といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:54 | 業績でみる株価
2015年04月17日

【業績でみる株価】進和は増額した今8月期はさらに上振れの可能性、製造と商社機能併せ持ち割安

業績でみる株価 進和<7607>(東1・売買単位100株)は国内外での自動車メーカー向け溶接設備の売上高が予想以上に伸びたことから、2015年8月期は売上高、経常利益ともに当初予想を上方修正した。さらに第2四半期の決算から判断すると、さらなる上乗せも期待できそうである。

 同社は製造業において基幹技術のひとつ接合技術で高い技術力を有する。特殊金属などの溶接では他社を寄せ付けない。自動車生産工場において同社の溶接技術はなくてはならないものであり、最近の自動車新規生産ライン設置で日本や米国で需要が拡大。このため、2015年8月期の第2四半期は売上高465億円(前年同期比25.6%増)、営業利益29億5000万円(同30.4%増)、経常利益31億4000万円(同34.2%増)、純利益19億7000万円(同39.9%増)と絶好調だった。

 これを受けて2015年8月期通期で、当初予想(売上高415億円、営業利益26億6000万円、経常利益27億1000万円、純利益16億円)を上回って売上高465億円(前期比25.6%増)、営業利益29億5000万円(同30.4%増)、純利益19億7000万円(同39.9%増)に上方修正した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 業績でみる株価
2015年04月15日

【業績でみる株価】横河電機は年初来高値、業績見通し期待で昨年高値も視野

業績でみる株価 横河電機<6841>(東1・売買単位100株)の海外売上高比率が約7割と高く為替に業績が影響される。株価は15日に年初来高値1434円に進んでいる。

 同社は工業計器の最大手で、制御機器と計測機器が事業の両輪。国内向け制御機器が原油価格の急落を受けて石油・石化業界の設備投資見直しを受けて苦戦を強いられている。しかし、海外向けが円安などにより伸びており、国内の不振をカバーしているもよう。2015年3月期の営業利益は280億円(前々期比8.1%増)の見通しで、一部の観測では会社予想を上回りそうだという。

 2016年3月期は海外向け好調に加えて、人員削減(本体と国内2社合わせて600人の希望退職を募集)などの合理化効果が表面化して300億円を超す営業利益が見込めそうだ。一部のアナリストは2ケタ台の増益となるという見方も伝えられている。

 株価は2014年3月期の大幅増益予想を材料にして2013年1月の安値852円を起点に2014年1月の1743円まで上昇。その後は国内の事業環境の悪化などを嫌気して調整、1200円から1500円のボックス相場を形成している。1200円前後でW底を形成し下値はほぼ固まったとみていいだろう。外資系ファンドが食指を伸ばし始めていとの見方もある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:52 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】日本マクドナルド株価は悪材料をかなり織り込む、一部製品に上向きの兆し

業績でみる株価 日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQ・売買単位100株)は、3月の既存店売上高が前年同月比29.3%減となり、販売低迷が続いていると発表した。これを受けて株価は軟調。しかし、1月13日の安値2451円が下値岩盤となり、大きく崩れることはないようだ。

 2014年7月の使用期限切れ鶏肉問題が表面化してから異物混入も発覚し客離れが深刻化。2015年3月における既存店の売上高は前年同月比29.3%減(2015年1月38.6%減、2月28.7%減)と、14カ月連続の減少を余儀なくされた。ちなみに客数も1月28.5%減から2月は19.1%減といったんは持ち直すかに見えたが3月23.5%減と減少幅を拡大した結果となった。

 これに対して会社側は「3月はロコモコバーガーやハッピーセットドラえもんの売れ行きが計画を上回ったが、昨年のマーケティング施策との差や前年同月に比べ土日祝日が2日少なかったことが影響した」と説明している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 業績でみる株価
2015年04月14日

【業績でみる株価】トレジャー・ファクトリーは3年で売上48%増、営業利益で67%増の高成長

■今期も増収増益、株価権利付で4000円へ

業績でみる株価 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1・売買単位100株)は375円高の3310円と値を飛ばし年初来高値を大きく更新している。昨年9月1日付の株式2分割に続いて、今年6月1日付で株式2分割を予定している。

 業績は好調が続いている。2015年2月期の売上106億8200万円は3年前の2012年2月期に比べ48.2%の高い伸びで、営業利益の9億5500万円は3年前に比べて67.5%増と売上の伸びを大きく上回っている。とくに、営業利益率がこの間7.91%から前期8.94%へ大きく向上している。

 衣料、家電、家具など総合リユース店を展開する。総合リユース業態の『トレジャーファクトリー』が50店、服飾専門リユース業態の『トレファクスタイル』が24店、ブランド古着専門業態の『ブランドコレクト』が2店、スポーツ・アウトドア業態の『トレファクスポーツ』が1店、古着アウトレッド業態の『ユーズレッド』1店、合計で78店の直営店舗数となっている。他にFC4店が加わり全店舗数は82店舗を持っている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:28 | 業績でみる株価
2015年04月13日

【業績でみる株価】住友ゴムは3段上げが近そうだ、2500〜2700円が目標に

業績でみる株価 住友ゴム工業<5110>(東1・売買単位100株)は、13週線に沿った堅実な上昇展開となっている。年初来高値は3月31日の2313円で直近10日終値は2252円。

 同社は「ダンロップ」、「ファルケン」といった有名ブランドを展開する国内で第二位の大手タイヤメーカーだ。ゴルフ用品などスポーツ用品も手掛けている。最近では米国でのタイヤ販売競争激化で苦戦を強いられているが、新興国向けの需要増加や欧州向けの販路拡大、さらには原油安による原料価格の低下などで、業績は堅調だ。

 2015年12月期の業績を会社側は売上高9000億円(前期比7.4%増)、営業利益900億円(同4.3%増)、経常利益880億円(同横ばい)、当期純利益550億円(同3.4%増)を確保すると予想している。しかし、大手外資系証券では営業利益970億円(同12.5%増)を達成すると予測、さらに2016年12月期には1000億円が期待できるという。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33 | 業績でみる株価
2015年04月07日

【業績でみる株価】モバイルファクトリー下値を固める展開、今期は2ケタ増益

業績でみる株価 モバイルファクトリー<3912>(東マ・売買単位100株)は、位置情報連動型ゲームの好調などで、15年12月期は前期比14.2%の営業増益を確保すると会社側では予想している。

 事業はソーシャルアプリサービスとコンテンツサービスを両輪としている。ソーシャルアプリサービスの主力は位置情報連動型ゲームで、無償で集客が可能であるために小売業者や電鉄会社、さらには各地方自治体などが積極的に採用。最近では地域振興のイベントに絡んで来客増に威力を発揮するとしてにわかに注目されはじめている。

 また、コンテンツサービス事業を支えているのは着メロも市場拡大(2014年度は前年比68%増の135億円)を受けて好調に推移している。こうしたことから2015年12月期は売上高16億3300万円(前期比6.1%増)、営業利益2億4100万円、経常利益2億3400万円(同10.3%増)、当期純利益1億4700万円(同24.8%増)と増収2ケタ台の増益を確保すると会社側は発表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 業績でみる株価
2015年04月03日

【業績でみる株価】不動テトラは信用買残重荷で増額好感できず、当面モミ合い、いずれ割安修正へ

業績でみる株価 不動テトラ<1813>(東1・売買単位100株)は手持ち工事の進捗率の高まりなどで、2015年3月期の業績を上方修正した。とくに経常利益は予想の20.7%減益が、一転して8.8%増益の見通しとなった。

 同社は地盤改良工事会社の最大手で、消波ブロックも手掛けている。震災関連に絡んで地盤工事の受注は増えることはあっても減ることはなく、同社を取り巻く事業環境はますます好転していこう。こうした中、会社側は2015年3月期の業績を上方修正した。売上高は予想を30億円上回り700億円(前々期比3.4%減)となり、利益も増収効果と工事採算の改善などで営業利益は10億5000万円上回り46億5000万円(同1.1%減)に、経常利益は13億円上回った48億円(同8.8%増)を確保したと発表した。とくに、経常利益は20.7%減を予想していただけに、その高変化は注目に値する。

 これを受けて株価は上方修正の発表(3月30日)直後の31日には246円まで買い進まれたものの、4月1日には戻り売りを浴びて231円と2014年12月14日の安値水準まで下げてしまった。この原因は一にも二にもシコリ玉の多さだ。依然として需給関係の改善が進んでいない。信用買残高は、直近で540万株とピーク時比で14%弱減少にとどまっている。

 チャートを見ると230円前後が下値岩盤といえる水準。PERは10倍強と同業の中堅建設会社の松井建設の12.5倍、西松建設の15.3倍、前田建設工業の17倍、佐田建設の13.4倍に比べても低く、割安と判断できる。下値では割安感からの買い物がみられる。しばらくは、230円〜260円の狭いレンジでのボックス相場が続くものと見られる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | 業績でみる株価
2015年03月30日

【業績でみる株価】SHIFTは二番底形成の展開、増額の今期利益に上振れの可能性

業績でみる株価 SHIFT<3697>(東マ・売買単位100株)は、収益源のソフトウェアテスト事業の伸長により今8月期は前期比2.4倍の営業増益を確保する見通しと業績は好調。下げ歩調だった株価は二番底をつけた可能性があり見直し場面を向かえそうだ。

 同社は主力事業のソフトウェアテスト事業が銀行や証券など金融業界向けに好調なほか、ゲーム業界向けにも伸びている。このため、今8月期業績を上方修正して、売上高30億4300万円(同41.5%増)、営業利益2億9300万円(同2.4倍)、経常利益2億8500万円(同2.3倍)、当期純利益1億9000万円(同27.3%増)と大幅な増収増益見通しとしている。とくに、第1四半期決算で早くも今8月期を上方修正したわけだが、それでもなお第1四半期での営業利益進捗率が29.0%と目安の25%を上回っているため通期利益はさらに上振れする可能性はありそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:50 | 業績でみる株価