[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (07/17)【業績でみる株価】コメ兵は自律調整一巡して戻り試す、18年3月期大幅増益予想で収益改善基調
記事一覧 (07/13)【業績でみる株価】大阪有機化学工業は上場来高値更新の展開、17年11月期予想増額修正を評価して上値試す
記事一覧 (07/13)【業績でみる株価】すかいらーくは調整一巡して上値試す、既存店堅調で17年12月期予想に上振れ余地
記事一覧 (07/12)【業績でみる株価】アルトナーは好業績評価して上値試す、18年1月期2桁増益・実質増配予想で増額の可能性
記事一覧 (07/12)【業績でみる株価】ラクト・ジャパンは上場来高値更新の展開、17年11月期増額修正して大幅増益予想、さらに再増額余地
記事一覧 (07/11)【業績でみる株価】ラウンドワンは好業績評価して上値試す、6月既存店売上4.2%増と好調
記事一覧 (07/11)【業績でみる株価】マルゼンは96年の上場来高値が視野、18年2月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (07/11)【業績でみる株価】サカタのタネは好業績評価して上値試す、17年5月期増額修正で18年5月期も収益拡大期待
記事一覧 (07/10)【業績でみる株価】システムディは好業績評価して06年来の高値圏、17年10月期大幅増益予想で増額の可能性
記事一覧 (07/10)【業績でみる株価】アークランドサービスホールディングスは好業績評価して上値試す、既存店堅調で17年12月期増収増益予想、さらに増額余地
記事一覧 (07/06)【業績でみる株価】ジャステックは高値圏モミ合いから上放れ期待、17年11月期第2四半期累計が計画超の大幅増益で通期予想にも増額余地
記事一覧 (07/05)【業績でみる株価】サカイ引越センターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想で第1四半期売上高(単体)は2桁増
記事一覧 (07/04)【業績でみる株価】ケーヨーは好業績評価して上値試す、18年2月期第1四半期大幅増益で通期増額余地
記事一覧 (07/03)【業績でみる株価】ナガイレーベンは15年高値試す、17年8月期第3四半期累計2桁増益で通期予想に増額の可能性
記事一覧 (07/03)【業績でみる株価】北恵は17年11月期予想を増額修正、96年来高値圏で上げ足速める可能性
記事一覧 (07/03)【業績でみる株価】小林産業は3月の年初来高値試す、17年10月期予想増額修正、さらに再増額余地
記事一覧 (06/30)【業績でみる株価】スター・マイカは07年来の高値圏、17年11月期第2四半期累計を増額修正して通期も増額の可能性
記事一覧 (06/28)【業績でみる株価】PR TIMESは好業績評価して上値試す、利用企業数増加基調で18年2月期も大幅増収増益予想
記事一覧 (06/28)【業績でみる株価】チェンジは上場来高値更新の展開、17年9月期大幅増収増益予想で再増額余地
記事一覧 (06/27)【業績でみる株価】ミスミグループ本社は上場来高値更新の展開、18年3月期2桁増収増益・連続増配予想で増額余地
2017年07月17日

【業績でみる株価】コメ兵は自律調整一巡して戻り試す、18年3月期大幅増益予想で収益改善基調

 ブランド・ファッション品を中心に、中古品買取・販売を展開しているコメ兵<2780>(東2)の18年3月期は大幅増益予想である。17年4月〜6月累計の全社売上高は7.7%増と好調に推移している。収益改善基調が期待される。株価は6月の戻り高値圏から一旦反落したが、自律調整一巡して戻りを試す展開が期待される。

■18年3月期大幅増益予想、4月および5月の売上好調

 18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.6%増の428億円、営業利益が同47.8%増の12億30百万円、経常利益が同50.8%増の12億30百万円、純利益が同2.1倍の7億50百万円としている。

 大型店舗の新規出店(17年2月梅田店、17年5月新宿店、17年5月名駅店)と、中小型店舗の閉店による機能集約などの施策で売上が回復基調であり、売上総利益率の改善も寄与して大幅増益予想である。なお売上および売上総利益率が回復途上のため、売上高・利益とも下期偏重の計画である。

 月次の売上状況(単体ベース)を見ると、全社売上高は4月が前年比4.3%増、5月が11.7%増、6月が7.0%増で、4月〜6月累計は7.7%増となった。収益改善基調が期待される。

■株価は自律調整一巡して戻り試す

 株価は6月27日の戻り高値1530円から一旦反落したが、1300円近辺で下げ渋る動きだ。自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。自律調整一巡して戻りを試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2017年07月13日

【業績でみる株価】大阪有機化学工業は上場来高値更新の展開、17年11月期予想増額修正を評価して上値試す

 アクリル酸エステルなどに強みを持ち、電子材料や機能性化学品も展開する独立系の化学メーカーである大阪有機化学工業<4187>(東1)の17年11月期第2四半期は累計が大幅増益となり、通期予想を増額修正した。そして再増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期業績および配当予想を増額修正

 17年11月期第2四半期累計(12月〜5月)の連結業績は、売上高前年同期比9.7%増の127億80百万円となり、営業利益が同48.4%増の16億05百万円、経常利益が同45.8%増の16億45百万円、そして純利益が同15.1%増の11億25百万円だった。

 化成品事業が4.2%増収、電子材料事業が19.6%増収、そして機能化学品事業が6.9%増収と、いずれも好調に推移した。増収効果に加えて、プロダクトミックス改善や原価低減の効果も寄与して計画超の大幅増益だった。

 第2四半期累計の好調を受けて、通期の連結業績予想を増額修正した。売上高は2億91百万円増額して16年11月期比6.6%増の251億48百万円、営業利益は1億62百万円増額して同14.1%増の27億84百万円、経常利益は1億24百万円増額して同12.4%増の29億17百万円、純利益は25百万円増額して同1.8%減の20億06百万円とした。

 修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.8%、営業利益が57.7%、経常利益が56.4%、純利益が56.1%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新、長期ボックスから上放れ

 株価は上場来高値更新の展開となって7月3日に1505円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】すかいらーくは調整一巡して上値試す、既存店堅調で17年12月期予想に上振れ余地

 ファミレス最大手で「ガスト」を主力業態としているすかいらーく<3197>(東1)の6月既存店売上は2.0%増と堅調だった。新規出店も寄与して17年12月期増収増益予想に上振れ余地がありそうだ。株価は大株主のベインキャピタルによる株式売り出しを嫌気する形で反落したが、調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期増収増益予想、第1四半期順調で通期上振れ余地

 17年12月期連結業績(IFRS)予想は売上高が16年12月期比3.0%増の3650億円、営業利益が同5.0%増の328億円、税引前利益が同3.6%増の300億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が同5.4%増の192億円としている。既存店売上1.5%増程度を想定し、新規出店約100店舗(閉店約20店舗)も寄与して増収増益予想である。

 そして既存店売上は6月が2.6%増、1月〜6月累計が0.9%増と堅調に推移している。16年から継続的に実施しているメニュー改定効果などで客数が増加傾向であり、働き方改革で17年2月から深夜営業時間の短縮に順次着手している影響を吸収する。新規出店も寄与して通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は調整一巡して上値試す

 株価は、大株主のベインキャピタルによる株式売り出しを嫌気する形で年初来高値圏から反落したが、6月30日の直近安値1606円から切り返している。そして日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復した。調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:30 | 業績でみる株価
2017年07月12日

【業績でみる株価】アルトナーは好業績評価して上値試す、18年1月期2桁増益・実質増配予想で増額の可能性

 機械や電気・電子などの設計開発分野を中心に技術者派遣事業を展開しているアルトナー<2163>(JQ)の18年1月期は2桁増益・実質増配予想である。派遣需要が高水準で通期予想に増額の可能性がありそうだ。株価は6月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年1月期2桁増益・実質増配予想で増額の可能性

 18年1月期非連結業績予想は、売上高が17年1月期比8.1%増の55億68百万円、営業利益が同12.8%増の6億23百万円、経常利益が同11.0%増の6億26百万円、純利益が同18.6%増の4億31百万円としている。

 配当予想は年間26円(第2四半期末13円、期末13円)で、17年2月1日付株式2分割を考慮して17年1月期の年間45円を22円50銭に換算すると、実施的に3円50銭増配となる。

 第1四半期(2月〜4月)の非連結業績は前年同期比8.3%増収、10.1%営業増益、9.4%経常増益、17.2%最終増益だった。主要顧客の輸送用機器分野における設計開発、情報通信分野におけるソフト開発など技術者派遣需要が好調だった。技術者数の増加、稼働率の高水準推移、技術者単価の上昇で増収増益だった。

 そして通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が31.3%、経常利益が31.3%、純利益が31.6%と高水準である。通期ベースでも好業績が期待され、増額の可能性がありそうだ。

■株価は自律調整一巡して6月の上場来高値試す

 株価は6月の上場来高値1679円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく1300円台から切り返す動きだ。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:45 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ラクト・ジャパンは上場来高値更新の展開、17年11月期増額修正して大幅増益予想、さらに再増額余地

 乳原料・チーズや食肉加工品の食品専門商社であるラクト・ジャパン<3139>(東2)は、17年11月期第2四半期累計および通期連結業績予想を増額修正し、大幅増益予想である。通期予想には再増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期予想を増額修正、通期は再増額余地

 17年11月期第2四半期累計(12月〜5月)および通期の連結業績予想を増額修正した。

 第2四半期累計予想は売上高を57億67百万円増額して前年同期比7.5%増の464億78百万円、経常利益を11億76百万円増額して同4.0倍の17億72百万円、純利益を8億06百万円増額して同4.4倍の12億円とした。

 通期連結業績予想は売上高を79億40百万円増額して16年11月期比7.8%増の956億円、経常利益を5億80百万円増額して同40.9%増の20億20百万円、純利益を4億円増額して同45.9%増の13億80百万円とした。

 付加価値の高い乳脂肪原料の販売数量増加、国内牛乳生産量減少を背景とする輸入乳原料の販売好調が牽引する。アジア事業においても、グローバルな仕入ネットワークを活用して販売数量が増加している。また為替の円安による為替差益も寄与する。

 通期予想については下期の利益予想を減額修正した形だが、保守的な印象が強く再増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で7月6日には4135円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:03 | 業績でみる株価
2017年07月11日

【業績でみる株価】ラウンドワンは好業績評価して上値試す、6月既存店売上4.2%増と好調

 ボウリングやアミューズメントなどを展開する複合レジャー大手であるラウンドワン<4680>(東1)の18年3月期は増収増益予想である。6月の既存店売上高は4.2%増と好調に推移している。株価は5月高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期増収増益予想、6月既存店売上は4.2%増と好調

 18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比5.0%増の922億円、営業利益が同7.3%増の71億70百万円、経常利益が同14.4%増の67億円、純利益が同31.6%増の36億円としている。

 開拓余地が大きい米国市場を次なる成長ドライバーと位置付け、米国での新規出店を加速する方針だ。7月1日には米国16号店となるブロードウェイ店(ニューヨーク州)を出店した。また日本国内ではファン層の開拓、情報化社会への対応、経営効率の改善・サービスの向上によって、収益構造の改善・向上に取り組むとしている。

 月次売上高のリリースによると、17年6月は全社が前年比1.9%増、既存店が4.2%増だった。6月はボウリング・スポッチャが好調だった。ボウリングはファミリー層を中心に来場者数が増加している。なお17年4月〜6月累計では、全社が0.8%増、既存店が2.8%増となった。

■株価は好業績を評価して上値試す

 株価は5月の高値1158円から一旦反落したが、1000円台を割り込むことなく、7月10日には1099円まで上伸して切り返しの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して切り返す動きだ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:31 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】マルゼンは96年の上場来高値が視野、18年2月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 業務用厨房機器の総合メーカーであるマルゼン<5982>(東2)の18年2月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、96年の上場来高値が視野に入る。

■18年2月期第1四半期大幅増益、通期予想は増額の可能性

 18年2月期第1四半期(3月〜5月)連結業績は、売上高が前年同期比4.4%増の131億63百万円、営業利益が同21.2%増の15億14百万円、経常利益が同21.3%増の16億50百万円、純利益が同28.2%増の11億37百万円だった。

 主力の業務用厨房部門が、オートリフトフライヤーや食器洗浄機を含めた自社製品の販売増で5.4%増収、26.9%増益と好調に推移し、全体を牽引した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年2月期比0.9%増の477億50百万円、営業利益が同1.0%増の40億70百万円、経常利益が同1.0%増の44億30百万円、純利益が同1.0%増の29億32百万円としている。

 第1四半期の進捗率は、第2四半期累計予想に対して売上高が53.8%、営業利益が70.4%、経常利益が70.5%、純利益が74.8%、そして通期予想に対して売上高が27.6%、営業利益が37.2%、経常利益が37.2%、純利益が38.8%と高水準である。通期予想は増額の可能性がありそうだ。

■株価は好業績を評価して上値試す、96年の上場来高値が視野

 株価は年初来高値更新の展開で、7月10日には1601円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、96年の上場来高値2080円が視野に入る。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】サカタのタネは好業績評価して上値試す、17年5月期増額修正で18年5月期も収益拡大期待

 ブロッコリーなどが高シェアの種苗大手で海外も拡大しているサカタのタネ<1377>(東1)は、17年5月期連結業績予想と配当予想を増額修正した。18年5月期も収益拡大が期待される。株価は高値圏モミ合いだが、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。99年の高値は射程圏だ。

■17年5月期増額修正、18年5月期も収益拡大期待

 17年5月期連結業績予想は、売上高を24億44百万円増額して16年5月期比5.2%増の618億44百万円、営業利益を7億02百万円増額して同5.3%増の77億02百万円、経常利益を8億50百万円増額して同9.2%増の82億50百万円、そして純利益を9億12百万円増額して同17.2%増の61億12百万円とした。

 微減益予想から一転して増益となった。利益率の高い野菜種子の販売が好調に推移し、欧州やアジアにおける花種子の販売も好調に推移した。また国内における小売事業の採算改善も寄与した。18年5月期も収益拡大が期待される。

 なお配当予想は期末5円増額して年間28円(第2四半期末10円、期末18円)とした。16年5月期との比較では3円増配となる。

■株価は好業績を評価して上値試す、99年高値は射程圏

 株価は99年来の高値圏3400円〜3600円近辺でのモミ合い展開だ。増額修正を好感して7月6日に3780円まで上伸する場面があったが、その後は利益確定売りが優勢になった。ただしモミ合い煮詰まり感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。99年の高値3900円は射程圏だ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:41 | 業績でみる株価
2017年07月10日

【業績でみる株価】システムディは好業績評価して06年来の高値圏、17年10月期大幅増益予想で増額の可能性

 特定業種向けパッケージシステム開発・販売のソリューションビジネスを展開しているシステムディ<3804>(JQ)は、新規事業の伸長やストックビジネスの伸長などで17年10月期大幅増益予想である。そして増額の可能性が高いだろう。株価は好業績を評価して06年来の高値圏だ。上値を試す展開が期待される。

■17年10月期大幅増益予想、さらに増額余地

 17年10月期連結業績予想は売上高が16年10月期比8.8%増の33億82百万円、営業利益が同66.9%増の3億22百万円、経常利益が同69.1%増の3億14百万円、純利益が同61.5%増の2億16百万円としている。

 第2四半期累計(11月〜4月)は、前年同期比21.0%増収、2.3倍営業増益、2.3倍経常増益、2.5倍最終増益だった。先行3事業(学園、ウェルネス、ソフトエンジニアリング)の順調推移、新規2事業(公教育、公会計)の伸長、メンテナンスやクラウドなど利益率の高いストックビジネスの伸長、パッケージソフト品質向上による高収益化などが寄与して計画超の大幅増収増益だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.7%、営業利益が93.2%、経常利益が94.3%、純利益が92.6%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は06年来の高値圏、好業績を評価して上値試す

 株価は好業績を評価する形で600円近辺でのモミ合いから上放れて急伸した。そして7月10日には1267円まで上伸した。06年来の高値圏だ。月足チャートで見ると1000円近辺のフシを突破した形である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】アークランドサービスホールディングスは好業績評価して上値試す、既存店堅調で17年12月期増収増益予想、さらに増額余地

 カツ丼専門店「かつや」を主力として、複数業態の飲食店を直営とFCでチェーン展開しているアークランドサービスホールディングス<3085>(東1)は、既存店売上が堅調に推移して17年12月期増収増益予想である。さらに増額余地がありそうだ。株価は6月の上場来高値圏から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期増収増益予想、既存店堅調で増額余地

 17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比11.7%増の260億円、営業利益が同11.9%増の37億50百万円、経常利益が同10.0%増の38億円、純利益が同6.3%増の22億円としている。

 第1四半期(1月〜3月)の連結業績は前年同期比12.0%増収、23.2%営業増益、26.3%増経常増益、39.1%最終増益だった。そして進捗率は、第2四半期累計(1月〜6月)に対して売上高50.8%、営業利益59.9%、経常利益60.9%、純利益65.6%、通期会社予想に対して売上高23.9%、営業利益26.9%、経常利益27.2%、純利益29.8%と順調だった。

 月次売上高(かつや直営店の速報値)を見ると、17年6月は全店107.0%、既存店101.4%だった。既存店は3ヶ月連続前年比プラスである。通期ベースでも好業績が期待され、会社予想に増額余地がありそうだ。

■株価は好業績評価して上値試す

 株価(17年7月1日付で株式2分割)は6月8日の上場来高値2197.5円まで上伸した。その後、6月期末の配当および株主優待の権利落ちも影響して一旦反落したが、1800円台で下げ渋る動きだ。自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消した。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:07 | 業績でみる株価
2017年07月06日

【業績でみる株価】ジャステックは高値圏モミ合いから上放れ期待、17年11月期第2四半期累計が計画超の大幅増益で通期予想にも増額余地

 独立系のシステム開発会社であるジャステック<9717>(東1)の17年11月期第2四半期累計は計画超の大幅増益だった。通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は07年来の高値圏でモミ合う形だが、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期第2四半期累計大幅増益で通期予想に増額の可能性

 17年11月期第2四半期累計(12月〜5月)の連結業績は売上高が前年同期比9.3%増の89億85百万円、営業利益が同24.3%増の11億40百万円、経常利益が同22.5%増の12億15百万円、純利益が同47.9%増の8億24百万円だった。

 高水準のIT投資需要も背景として、ソフトウェア開発事業が順調に推移し、第3四半期以降に検収を予定していた開発案件の一部が前倒しで検収されたことや、原価率の改善も寄与して計画超の大幅増益だった。

 通期連結業績予想は売上高が16年11月期比6.5%増の172億80百万円、営業利益が同5.2%増の20億99百万円、経常利益が同横ばいの21億99百万円、純利益が同9.3%増の14億77百万円としている。ソフトウェア開発事業が金融・保険業界向け、流通・サービス業界向けに伸長する見込みだ。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が52.0%、営業利益が54.3%、経常利益が55.3%、純利益55.8%である。第2四半期累計には一部前倒し検収が発生したが、通期ベースでも好業績が期待され、増額余地がありそうだ。

■株価は07年来の高値圏モミ合いから上放れ期待

 株価は07年来の高値圏1200円台でモミ合う形だ。そして煮詰まり感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して下値を切り上げている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:22 | 業績でみる株価
2017年07月05日

【業績でみる株価】サカイ引越センターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想で第1四半期売上高(単体)は2桁増

 引越業界最大手であるサカイ引越センター<9039>(東1)の18年3月期連結業績は増収増益予想である。そして第1四半期売上高(単体ベース)は14.3%増と好調に推移している。株価は上場来高値更新の展開だ。需給面も良好であり、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期増収増益予想、第1四半期売上高(単体)は14.3%増

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.2%増の841億47百万円、営業利益が同10.3%増の83億31百万円、経常利益が同4.7%増の83億31百万円、純利益が同2.9%増の46億67百万円としている。

 企業業績や雇用環境の改善、東京オリンピック関連やリニア新幹線関連などの大型プロジェクト始動に伴って、引越需要が底堅く推移する見込みとしている。

 月次売上高(サカイ引越センター単体の速報値ベース)のリリースによると、17年4月は前年比18.4%増、5月は同10.7%増、6月は同10.6%増、そして第1四半期(4月〜6月)合計は同14.3%増と好調に推移している。

 物流業界におけるドライバー不足への対応などが課題だが、積極的な営業展開や品質の向上などの効果で、通期ベースで好業績が期待される。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開である。6月7日の上場来高値4500円後に上げ一服の形となったが、7月4日には4495円まで上伸して高値に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。需給面も良好であり、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:21 | 業績でみる株価
2017年07月04日

【業績でみる株価】ケーヨーは好業績評価して上値試す、18年2月期第1四半期大幅増益で通期増額余地

 関東を地盤とするホームセンター大手であるケーヨー<8168>(東1)の18年2月期第1四半期は大幅増益だった。通期も2桁増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開で07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期第1四半期大幅増益、通期2桁増益予想で増額余地

 18年2月期第1四半期(3月〜5月)非連結業績は売上高が前年同期比7.1%減の366億87百万円、営業利益が同42.0%増の8億82百万円、経常利益が同31.8%増の11億17百万円、純利益が同41.9%増の6億73百万円だった。

 不採算店閉店の影響などで減収だったが、粗利益を重視した既存店対策、販売促進費の効率化などで収益が大幅に改善した。なお4月に伊賀上野店(三重県伊賀市)、5月に東村山店(東京都村山市)を閉店した。

 通期の非連結業績予想は売上高が17年2月期比4.7%減の1400億円、営業利益が同34.9%増の18億円、経常利益が同22.2%増の27億円、純利益が同15.1%増の14億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.2%、営業利益49.0%、経常利益41.4%、純利益48.1%と高水準である。資本業務提携したDCMホールディングスとの商品統一や大型店の改装に伴う費用が発生するが、通期ベースでも好業績が期待される。そして増額余地がありそうだ。

■株価は07年来の高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は年初来高値更新の展開で7月4日には850円まで上伸した。07年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:03 | 業績でみる株価
2017年07月03日

【業績でみる株価】ナガイレーベンは15年高値試す、17年8月期第3四半期累計2桁増益で通期予想に増額の可能性

 看護着など衛生白衣の最大手である。17年8月期第3四半期累計は2桁増益だったナガイレーベン<7447>(東1)は、進捗率が高水準であり、通期予想に増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値を更新した。好業績を評価して15年8月の上場来高値を試す展開が期待される。

■17年8月期第3四半期累計2桁増益で通期予想に増額の可能性

 6月29日発表した17年8月期第3四半期累計(9月〜5月)の連結業績は売上高が前年同期比4.4%増の134億49百万円、営業利益が同10.4%増の43億円、経常利益が同12.4%増の43億80百万円、そして純利益が同17.6%増の30億14百万円だった。

 売上高は第3四半期累計として過去最高となった。ヘルスケアウェアおよび手術ウェアが順調に推移し、患者ウェアが大幅伸長した。利益面では高付加価値商品の拡販に加えて、海外生産シフトおよび為替予約による為替変動平準化などの効果で売上総利益率が改善し、2桁営業増益だった。営業外での為替差損益改善も寄与した。

 通期連結業績予想は売上高が16年8月期比2.8%増の170億円、営業利益が同3.1%増の51億06百万円、経常利益が同4.3%増の51億50百万円、純利益が同8.2%増の35億28百万円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が79.1%、営業利益が84.2%、経常利益が85.0%、純利益が85.4%と高水準である。通期会社予想に増額の可能性がありそうだ。

■株価は年初来高値更新、好業績評価して15年高値試す

 株価は年初来高値を更新し、6月30日には2675円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。好業績を評価して15年8月の上場来高値2828円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:52 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】北恵は17年11月期予想を増額修正、96年来高値圏で上げ足速める可能性

 関西圏地盤に施工付販売を特徴とする住宅資材商社である北恵<9872>(東2)には、17年11月期第2四半期累計および通期の連結業績予想を増額修正した。通期予想には再増額余地がありそうだ。株価は年初来高値を更新し、14年10月高値に面合わせとなった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。14年10月高値を突破すれば96年来の高値圏となって上げ足を速める可能性もありそうだ。

■17年11月期第2四半期累計および通期予想を増額修正

 6月29日に17年11月期第2四半期累計(11月〜5月)および通期の連結業績予想を増額修正した。新設住宅着工戸数が底堅く推移したことに加えて、新規取引先の開拓、重点商品(オリジナル商品、施工付販売、住宅設備機器)の拡販などが寄与した。

 第2四半期累計予想は、売上高を24億09百万円増額して前年同期比10.2%増の274億09百万円、営業利益を87百万円増額して同20.6%増の3億57百万円、経常利益を97百万円増額して同17.3%増の4億07百万円、純利益を59百万円増額して同23.2%増の2億44百万円とした。

 通期予想は売上高を30億円増額して16年11月期比8.2%増の550億円、営業利益を50百万円増額して同10.8%増の7億円、経常利益を50百万円増額して同9.0%増の8億円、純利益を30百万円増額して同11.5%増の4億80百万円とした。下期の利益予想を減額した形だが保守的な印象が強い。通期予想には再増額余地がありそうだ。

■株価は年初来高値更新、96年来の高値圏で上げ足速める可能性

 株価は6月30日に722円まで急伸して年初来高値を更新し、14年10月高値に面合わせとなった。日足チャートで見ると25日移動平均線、そして週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。14年10月高値を突破すれば96年来の高値圏となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:48 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】小林産業は3月の年初来高値試す、17年10月期予想増額修正、さらに再増額余地

 建設用ボルト・ナットの首位商社である小林産業<8077>(東1)は、17年10月期第2四半期累計の営業利益が計画超の大幅増益となり、通期連結業績予想を増額修正している。そして再増額余地がありそうだ。株価は3月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年10月期第2四半期累計が計画超の大幅営業増益、通期予想を増額修正

 17年10月期第2四半期累計(11月〜4月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.5%増の101億39百万円、営業利益が同2.5倍の2億48百万円、経常利益が同71.7%増の3億46百万円、純利益が同37.9%減の2億46百万円だった。

 計画に対して売上高は61百万円下回ったが、営業利益は68百万円、経常利益は66百万円、純利益は66百万円、それぞれ上回った。鋲螺部門において売上総利益率が想定以上に推移して各利益は計画を上回った。純利益は法人税等が増加して減益だったが、大幅営業・経常増益だった。

 通期連結業績予想については、売上高を1億円増額して16年10月期比7.0%増の206億円、営業利益を90百万円増額して同32.1%増の4億40百万円、経常利益を1億円増額して同24.3%増の6億60百万円、純利益を80百万円増額して同26.5%減の4億40百万円とした。

 修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.2%、営業利益が56.4%、経常利益が52.4%、純利益が55.9%である。通期予想に再増額余地がありそうだ。

■株価は3月の年初来高値に接近、好業績評価して上値試す

 なお1月27日に自己株式取得(取得株式総数の上限140万株、取得価額総額の上限3億80百万円、取得期間17年1月30日〜17年10月31日)を発表している。

 株価は6月14日に308円まで上伸し、その後も300円近辺で推移して3月の年初来高値325円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:34 | 業績でみる株価
2017年06月30日

【業績でみる株価】スター・マイカは07年来の高値圏、17年11月期第2四半期累計を増額修正して通期も増額の可能性

 中古マンションの賃貸・販売および投資事業を展開している。中古マンションを再生するリノベーション事業であるスター・マイカ<3230>(東2)は、17年11月期第2四半期累計の連結業績予想を増額修正した。通期予想にも増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開で、07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期第2四半期累計を増額修正、通期も増額の可能性

 6月22日に17年11月期第2四半期累計(12月〜5月)の連結業績予想を増額修正した。売上高は18億17百万円増額して前年同期比19.4%増の123億06百万円とした。営業利益は5億74百万円増額して同41.6%増の22億72百万円、経常利益は5億66百万円増額して同54.2%増の19億51百万円、純利益は4億42百万円増額して同65.6%増の13億53百万円とした。

 中古マンション事業において、リノベーションマンション市場の拡大に伴い、中古マンションの物件販売が順調に推移した。インベストメント事業において、市場動向を捉えた投資戦略により、保有物件の早期売却を推進したことも寄与した。

 17年11月期通期連結業績予想は売上高が16年11月期比3.9%増の218億円、営業利益が同3.0%増の33億56百万円、経常利益が同5.7%増の27億27百万円、純利益が同4.3%増の17億50百万円としている。保有物件の販売によって変動するが、第2四半期累計の大幅増額修正を考慮すれば、通期予想にも増額の可能性がありそうだ。

■株価は07年来の高値圏、好業績を評価して上値試す

 株価は年初来高値更新の展開で、本日6月30日は2880円まで上伸した。07年来の高値圏だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。そして13週移動平均線も上向きに転じた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:05 | 業績でみる株価
2017年06月28日

【業績でみる株価】PR TIMESは好業績評価して上値試す、利用企業数増加基調で18年2月期も大幅増収増益予想

 企業のプレスリリース配信サイトを運営し、6月26日には利用企業数が1万8000社を突破したと発表しているPR TIMES<3922>(東マ)は、利用企業数が増加基調で18年2月期も大幅増収増益予想である。株価は6月8日の上場来高値から一旦反落したが、目先的な過熱感が薄れ、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期大幅増収増益予想

 18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比24.7%増の16億90百万円、営業利益が同39.5%増の3億50百万円、経常利益が同46.0%増の3億47百万円、純利益が同55.0%増の2億39百万円としている。

 プレスリリース配信サイト「PR TIMES」利用企業数が順調に増加し、先行投資負担を吸収して大幅増収増益予想である。パブリック・リレーションズプラットフォームの分野で多くの有益な情報を提供し、企業のパブリックリレーションに寄与できるよう業容を拡大する。16年10月設立した子会社PRリサーチの本格稼働も寄与する。

 なお6月26日には、プレスリリース配信サイト「PR TIMES」の利用企業数が1万8000社を突破したと発表している。このうち国内上場企業の利用企業数は1187社で、国内上場企業3667社(17年6月19日現在)のうち約3分の1が利用している。利用企業数が増加基調で18年3月期も好業績が期待される。

■株価は目先的な過熱感薄れて上値試す

 株価は6月8日の上場来高値4645円から利益確定売りで反落したが、3500円近辺から切り返す動きだ。週足チャートで見ると高値圏で上ヒゲを付ける形となったが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が薄れた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:11 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】チェンジは上場来高値更新の展開、17年9月期大幅増収増益予想で再増額余地

 モビリティ、AI、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティ、ロボティクスなどの新しいテクノロジーを活用したサービスおよびIT人材育成サービスなどをNEW−ITトランスフォーメーション事業として展開しているチェンジ<3962>(東マ)の17年9月期は大幅増収増益予想である。さらに再増額余地がありそうだ。株価はIPO直後の16年10月高値を突破して上場来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年9月期大幅増収増益予想で再増額余地

 17年9月期の非連結業績予想(4月17日に増額修正)は、売上高が16年9月期比22.6%増の19億円、営業利益同40.4%増の2億62百万円、経常利益同45.5%増の2億56百万円、純利益同45.1%増の1億71百万円としている。成長に向けた先行投資負担を吸収して大幅増収増益予想である。

 大手企業や政府官公庁における働き方改革を支えるモバイルセキュリティプラットフォームの販売、地方創生を目的とした自治体向けビッグデータの活用支援、労働人口の減少を見据えたロボティクスインテグレーションなどの新たな案件受注が想定以上に伸長している。

 またAIを用いた業務プロセス自動化・省力化、IoTを活用した新たなビジネスモデル構築、データサイエンティストの育成などの引き合いも好調に推移している。なお6月14日には、総務省と「ICTスキル総合習得プログラム」開発に係る調査研究等についての請負契約を締結したと発表している。

 第2四半期累計(10月〜3月)が計画超となり、通期会社予想に対する進捗率は売上高49.1%、営業利益59.5%、経常利益59.0%、純利益59.1%と高水準である。通期予想には再増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は上げ足を速める形で6月27日に7610円まで上伸し、IPO直後の16年10月高値7200円を突破して上場来高値更新の展開となった。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:14 | 業績でみる株価
2017年06月27日

【業績でみる株価】ミスミグループ本社は上場来高値更新の展開、18年3月期2桁増収増益・連続増配予想で増額余地

 FA・金型用部品の企業向け通販を展開している。専門商社ミスミを中核としてグループ内にメーカー機能も有しているミスミグループ本社<9962>(東1)の18年3月期は2桁増収増益・連続増配予想である。月次売上状況は好調であり、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2桁増収増益・連続増配予想で増額余地

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比12.0%増の2900億円、営業利益が同16.9%増の317億円、経常利益が同17.5%増の311億円、純利益が同17.5%増の216億円、配当予想が同2円89銭増配の年間19円60銭(第2四半期末9円17銭、期末10円43銭)としている。

 月別売上実績(前年比)を見ると、17年5月はFA事業が29.6%増、金型部品事業が18.7%増、VONA事業(ミスミブランド以外の他社製品を含めた生産設備関連部品から製造副資材や消耗品等を販売する流通事業)が28.6%増、合計が26.2%増、そして4月〜5月累計はFA事業が26.6%増、金型部品事業が15.7%増、VONA事業が25.1%増、合計が23.0%増と好調に推移している。

 商品ラインナップの拡充、コスト競争力の強化、グローバル確実短納期供給の強化などの施策を推進している。アジアを中心とする海外売上の伸長が期待され、想定為替レートが1米ドル=108円、1ユーロ=116円、1人民元=15.8円と保守的であることも考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は本日6月27日は2611円まで上伸して上場来高値更新の展開となっている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して高値圏モミ合いから上放れる形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07 | 業績でみる株価