機能性価額材料が主力のソマール<8152>(東2)は10月28日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)および通期の利益予想を増額修正した。減益幅が縮小する見込みだ。株価は安値圏だが下値固め完了感を強めている。利益増額修正を好感して反発展開が期待される。
17年3月期第2四半期累計連結業績については、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を4億75百万円減額して前年同期比16.6%減の105億24百万円としたが、営業利益を1億21百万円増額して同45.8%減の2億81百万円、経常利益を46百万円増額して同58.4%減の2億06百万円、純利益を82百万円増額して同77.5%減の2億02百万円とした。紙塗工用バインダーが減少して売上高を減額したが、製造コスト削減や業務効率改善への取り組みが奏功して利益は計画を上回る見込みとなった。
通期連結業績予想については、売上高を80百万円増額して前期比7.1%減の218億80百万円、営業利益を1億50百万円増額して同41.0%減の4億90百万円、経常利益を80百万円増額して同44.8%減の4億10百万円、純利益を1億10百万円増額して同61.9%減の3億70百万円とした。
株価は安値圏170円〜180円近辺でモミ合う展開だ。ただし6月の年初来安値161円まで下押す動きは見られず、下値固め完了感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、利益増額修正を好感して反発展開が期待される。
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(10/31)【業績でみる株価】ソマールは17年3月期第2四半期累計と通期の利益予想を増額修正、下値固め完了して反発期待
(10/28)【業績でみる株価】ツカモトコーポレーションは17年3月期第2四半期累計予想を増額修正して黒字化
(10/28)【業績でみる株価】ロンシール工業は17年3月期第2四半期累計および通期予想を増額修正
(10/27)【業績でみる株価】フィード・ワンは17年3月期第2四半期累計の利益予想を大幅増額修正
(10/26)【業績でみる株価】ムサシは17年3月期利益予想を増額修正、年明け総選挙関連でも注目
(10/26)【業績でみる株価】テセックは17年3月期第2四半期累計は黒字化、半導体製造装置関連の受注好調
(10/26)【業績でみる株価】富士通ビー・エス・シーは17年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増益、通期も増額修正
(10/26)【業績でみる株価】エバラ食品工業は17年3月期第2四半期累計の利益を増額修正、通期予想も増額余地
(10/26)【業績でみる株価】綜研化学は17年3月期第2四半期累計を増額修正、通期も増額余地
(10/24)【業績でみる株価】テクノスマートは17年3月期第2四半期累計の利益予想を大幅増額修正
(10/24)【業績でみる株価】大伸化学は17年3月期第2四半期累計と通期の利益予想を大幅増額修正
(10/24)【業績でみる株価】フュートレックは17年3月期第2四半期累計の利益予想を2回目の増額修正
(10/21)【業績でみる株価】東邦亜鉛は17年3月期第2四半期累計の利益を大幅増額修正、通期も増額の可能性
(10/21)【業績でみる株価】ケルは17年3月期第2四半期累計を増額修正して減益幅縮小
(10/21)【業績でみる株価】タカラバイオは17年3月期第2四半期累計の利益を大幅増額修正
(10/19)【業績でみる株価】日本新薬は17年3月期第2四半期累計予想を大幅増額修正、通期予想にも増額余地
(10/19)【業績でみる株価】三重交通グループホールディングスは17年3月期第2四半期累計の利益予想を増額修正、通期利益にも増額余地
(10/19)【業績でみる株価】大谷工業は17年3月期第2四半期累計と通期の利益予想を増額修正
(10/18)【業績でみる株価】ピー・シー・エーは17年3月期第2四半期累計予想を2回目の増額修正、通期も増額の可能性
(10/18)【業績でみる株価】大建工業は17年3月期第2四半期累計の利益予想を増額修正、通期も増額の可能性
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2016年10月31日
【業績でみる株価】ソマールは17年3月期第2四半期累計と通期の利益予想を増額修正、下値固め完了して反発期待
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:20
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2016年10月28日
【業績でみる株価】ツカモトコーポレーションは17年3月期第2四半期累計予想を増額修正して黒字化
ツカモトコーポレーション<8025>(東1)は10月27日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の増額修正を発表した。赤字予想から一転して黒字化した。株価は下値固めが完了して基調転換の動きを強めている。増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想については、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を1億99百万円増額して前年同期比2.3%減の111億99百万円、営業利益を1億70百万円増額して20百万円(前年同期は2億93百万円の赤字)、経常利益を1億12百万円増額して12百万円(同2億99百万円の赤字)、純利益を89百万円増額して19百万円(同1億49百万円の赤字)とした。
和装事業における経費節減、不採算催事からの撤退、催事以外での売上拡大策への積極取り組み、洋装事業におけるユニフォーム大口案件の受注増加などで大幅増益となり、赤字予想から一転して各利益とも黒字化した。通期の連結業績予想は据え置いたが、増額余地がありそうだ。
株価は安値圏100円近辺での下値固めが完了して出直りの動きを強めている。10月20日には127円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線に続いて52週移動平均線を突破した。基調転換を確認した形であり、増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想については、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を1億99百万円増額して前年同期比2.3%減の111億99百万円、営業利益を1億70百万円増額して20百万円(前年同期は2億93百万円の赤字)、経常利益を1億12百万円増額して12百万円(同2億99百万円の赤字)、純利益を89百万円増額して19百万円(同1億49百万円の赤字)とした。
和装事業における経費節減、不採算催事からの撤退、催事以外での売上拡大策への積極取り組み、洋装事業におけるユニフォーム大口案件の受注増加などで大幅増益となり、赤字予想から一転して各利益とも黒字化した。通期の連結業績予想は据え置いたが、増額余地がありそうだ。
株価は安値圏100円近辺での下値固めが完了して出直りの動きを強めている。10月20日には127円まで急伸する場面があった。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線に続いて52週移動平均線を突破した。基調転換を確認した形であり、増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:56
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【業績でみる株価】ロンシール工業は17年3月期第2四半期累計および通期予想を増額修正
ロンシール工業<4224>(東2)は28日、202円高の1900円まで上げて急伸し年初来高値を更新している。27日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)および通期連結業績予想の増額修正を発表した。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想については、前回予想(5月12日公表)に対して、売上高を1億円増額して前年同期比1.1%増の100億円、営業利益を5億30百万円増額して同68.7%増の11億円、経常利益を5億10百万円増額して同60.6%増の11億円、純利益を4億円増額して同78.2%増の7億70百万円とした。
売上高が概ね順調に推移し、利益面で生産効率化やコスト削減などの諸施策が奏功した。減益予想から一転して増益予想となった。
通期連結業績予想は、売上高を1億円増額して前期比0.1%減の209億円、営業利益を7億50百万円増額して同15.4%増の22億円、経常利益を7億円増額して同12.4%増の22億円、純利益を4億90百万円増額して同17.3%増の14億70百万円とした。通期も減益予想から一転して増益予想となった。
株価(10月1日付で100株を1株に株式併合)は、急落した6月の直近安値1350円から切り返して戻り歩調だ。28日は202円高の1900円まで上げて急伸し年初来高値を更新している。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だ。そして週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスを示現して先高感を強めている。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想については、前回予想(5月12日公表)に対して、売上高を1億円増額して前年同期比1.1%増の100億円、営業利益を5億30百万円増額して同68.7%増の11億円、経常利益を5億10百万円増額して同60.6%増の11億円、純利益を4億円増額して同78.2%増の7億70百万円とした。
売上高が概ね順調に推移し、利益面で生産効率化やコスト削減などの諸施策が奏功した。減益予想から一転して増益予想となった。
通期連結業績予想は、売上高を1億円増額して前期比0.1%減の209億円、営業利益を7億50百万円増額して同15.4%増の22億円、経常利益を7億円増額して同12.4%増の22億円、純利益を4億90百万円増額して同17.3%増の14億70百万円とした。通期も減益予想から一転して増益予想となった。
株価(10月1日付で100株を1株に株式併合)は、急落した6月の直近安値1350円から切り返して戻り歩調だ。28日は202円高の1900円まで上げて急伸し年初来高値を更新している。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だ。そして週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスを示現して先高感を強めている。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:54
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2016年10月27日
【業績でみる株価】フィード・ワンは17年3月期第2四半期累計の利益予想を大幅増額修正
フィード・ワン<2060>(東1)は10月26日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の利益大幅増額修正を発表した。通期利益予想も増額の可能性がありそうだ。株価は下値固めが完了して急反発している。基調転換を確認した形であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想については、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を130億円減額して前年同期比10.2%減の1040億円、営業利益を10億円増額して同19.9%増の26億円、経常利益を9億円増額して同5.2%増の25億円、純利益を9億円増額して同1.7%増の19億円とした。
主原料とうもろこしの価格低下や為替の円高で配合飼料販売価格の大幅値下げを行ったため売上高を減額して減収見込みとなったが、利益面では継続的なコスト改善と新製品発売効果などで計画を上回り、減益予想から一転して増益予想となった。
通期の連結業績予想は前回予想(5月13日公表)を据え置いて、売上高が前期比3.5%増の2370億円、営業利益が同14.5%増の40億円、経常利益が同7.1%増の40億円、純利益が同21.3%増の28億円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高43.9%、営業利益65.0%、経常利益62.5%、純利益67.9%と高水準である。通期利益予想にも増額の可能性がありそうだ。
株価は安値圏110円台での調整が一巡して急反発している。10月27日には139円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して上伸した。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換を確認した形であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想については、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を130億円減額して前年同期比10.2%減の1040億円、営業利益を10億円増額して同19.9%増の26億円、経常利益を9億円増額して同5.2%増の25億円、純利益を9億円増額して同1.7%増の19億円とした。
主原料とうもろこしの価格低下や為替の円高で配合飼料販売価格の大幅値下げを行ったため売上高を減額して減収見込みとなったが、利益面では継続的なコスト改善と新製品発売効果などで計画を上回り、減益予想から一転して増益予想となった。
通期の連結業績予想は前回予想(5月13日公表)を据え置いて、売上高が前期比3.5%増の2370億円、営業利益が同14.5%増の40億円、経常利益が同7.1%増の40億円、純利益が同21.3%増の28億円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高43.9%、営業利益65.0%、経常利益62.5%、純利益67.9%と高水準である。通期利益予想にも増額の可能性がありそうだ。
株価は安値圏110円台での調整が一巡して急反発している。10月27日には139円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して上伸した。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換を確認した形であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:40
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2016年10月26日
【業績でみる株価】ムサシは17年3月期利益予想を増額修正、年明け総選挙関連でも注目
ムサシ<7521>(JQ)は10月25日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)および通期の利益予想の増額修正を発表した。想定外だった東京都知事選挙が追い風となった。そして観測される年明け衆議院解散・総選挙関連としても注目される。株価は増額修正を好感して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計連結業績予想は、前回予想(8月9日公表)に対して、売上高を4億12百万円減額して前年同期比7.0%増の182億99百万円、営業利益を2億11百万円増額して同89.4%増の9億96百万円、経常利益を2億25百万円増額して同79.3%増の10億58百万円、純利益を1億84百万円増額して同84.8%増の6億91百万円とした。
印刷需要の低迷で印刷材料の販売が落ち込み、金融機関における設備投資抑制で貨幣処理機の販売が低調だったため売上高を減額したが、利益面では好採算の自社開発製品である選挙システム機材の販売が参議院選挙向けに堅調だったことに加えて、想定外だった東京都知事選挙向け機材の販売も寄与したため利益を増額修正した。
同様に通期連結業績予想は、前回予想(8月9日公表)に対して、売上高を5億37百万円減額して前期比2.7%増の366億84百万円、営業利益を1億13百万円増額して同35.8%増の12億56百万円、経常利益を1億20百万円増額して同13.7%増の13億52百万円、純利益を90百万円増額して同14.9%増の8億65百万円とした。観測される年明け衆議院解散・総選挙が実施されれば再増額となりそうだ。
株価は戻り歩調で1500円台を回復した。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。さらに13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。増額修正を好感して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計連結業績予想は、前回予想(8月9日公表)に対して、売上高を4億12百万円減額して前年同期比7.0%増の182億99百万円、営業利益を2億11百万円増額して同89.4%増の9億96百万円、経常利益を2億25百万円増額して同79.3%増の10億58百万円、純利益を1億84百万円増額して同84.8%増の6億91百万円とした。
印刷需要の低迷で印刷材料の販売が落ち込み、金融機関における設備投資抑制で貨幣処理機の販売が低調だったため売上高を減額したが、利益面では好採算の自社開発製品である選挙システム機材の販売が参議院選挙向けに堅調だったことに加えて、想定外だった東京都知事選挙向け機材の販売も寄与したため利益を増額修正した。
同様に通期連結業績予想は、前回予想(8月9日公表)に対して、売上高を5億37百万円減額して前期比2.7%増の366億84百万円、営業利益を1億13百万円増額して同35.8%増の12億56百万円、経常利益を1億20百万円増額して同13.7%増の13億52百万円、純利益を90百万円増額して同14.9%増の8億65百万円とした。観測される年明け衆議院解散・総選挙が実施されれば再増額となりそうだ。
株価は戻り歩調で1500円台を回復した。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。さらに13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。増額修正を好感して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24
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【業績でみる株価】テセックは17年3月期第2四半期累計は黒字化、半導体製造装置関連の受注好調
テセック<6337>(JQ)が10月25日発表した17年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は営業黒字化した。半導体製造装置関連の受注好調で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計連結業績は売上高が前年同期比3.7%減の17億18百万円、営業利益が40百万円の黒字(前年同期は1億57百万円の赤字)、経常利益が1百万円の黒字(同90百万円の赤字)、純利益が4百万円の赤字(同1億円の赤字)だった。
円高進行に伴う為替差損計上で最終赤字が残ったが、高付加価値製品の受注増加や生産効率化による原価低減などの効果で営業黒字化した。受注高は同15.7%増の18億84百万円だった。主力のパワーデバイス用テスタ、MAPハンドラ、新製品のウェハプローバ・テスタ一体型パワーデバイス測定システム、ウェハパラレルテスタなど高付加価値の戦略モデルが好調だった。
通期予想は据え置いて売上高が前期比25.7%増の39億50百万円、営業利益が80百万円(前期は4億37百万円の赤字)、経常利益が1億20百万円(同3億87百万円の赤字)、純利益が80百万円(同4億70百万円の赤字)としている。
ただし半導体製造装置関連メーカーにとっては、スマホの高機能化・大容量化に伴う3D−NAND型フラッシュメモリ関連などの設備投資拡大が追い風となっている。第2四半期累計の受注は好調であり、通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は9月13日に年初来高値666円まで上伸し、その後も年初来高値圏で堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計連結業績は売上高が前年同期比3.7%減の17億18百万円、営業利益が40百万円の黒字(前年同期は1億57百万円の赤字)、経常利益が1百万円の黒字(同90百万円の赤字)、純利益が4百万円の赤字(同1億円の赤字)だった。
円高進行に伴う為替差損計上で最終赤字が残ったが、高付加価値製品の受注増加や生産効率化による原価低減などの効果で営業黒字化した。受注高は同15.7%増の18億84百万円だった。主力のパワーデバイス用テスタ、MAPハンドラ、新製品のウェハプローバ・テスタ一体型パワーデバイス測定システム、ウェハパラレルテスタなど高付加価値の戦略モデルが好調だった。
通期予想は据え置いて売上高が前期比25.7%増の39億50百万円、営業利益が80百万円(前期は4億37百万円の赤字)、経常利益が1億20百万円(同3億87百万円の赤字)、純利益が80百万円(同4億70百万円の赤字)としている。
ただし半導体製造装置関連メーカーにとっては、スマホの高機能化・大容量化に伴う3D−NAND型フラッシュメモリ関連などの設備投資拡大が追い風となっている。第2四半期累計の受注は好調であり、通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は9月13日に年初来高値666円まで上伸し、その後も年初来高値圏で堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:12
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【業績でみる株価】富士通ビー・エス・シーは17年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増益、通期も増額修正
富士通ビー・エス・シー<4793>(JQ)が10月25日発表した17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は計画超の大幅増益で黒字化した。そして通期予想も増額修正した。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して15年7月高値を目指す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計連結業績は売上高が前年同期比0.7%増の155億53百万円、営業利益が4億63百万円(前年同期は9億01百万円の赤字)、経常利益が4億46百万円(同8億92百万円の赤字)、純利益が6億34百万円(同32億53百万円の赤字)だった。
前回予想(4月26日公表)に対して、売上高は4億46百万円下回ったが、エンベデッドシステムでデジタルカメラ向け等が増加した。そして利益は営業利益が2億63百万円、経常利益が2億66百万円、純利益が4億64百万円、それぞれ上回った。不採算プロジェクトの抑制で営業損益が大幅改善し、純利益は繰延税金資産見直しも寄与した。
第2四半期累計が計画超だったことを受けて通期の利益予想を増額修正した。前回予想(4月28日公表)に対して、売上高は据え置いて前期比3.6%増の330億円だが、営業利益は4億円増額して同9.4倍の10億円、経常利益は4億40百万円増額して同8.8倍の10億円、純利益は1億90百万円増額して7億円(前期は22億48百万円の赤字)とした。
株価は年初来高値更新の展開で10月25日には890円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して15年7月高値1030円を目指す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計連結業績は売上高が前年同期比0.7%増の155億53百万円、営業利益が4億63百万円(前年同期は9億01百万円の赤字)、経常利益が4億46百万円(同8億92百万円の赤字)、純利益が6億34百万円(同32億53百万円の赤字)だった。
前回予想(4月26日公表)に対して、売上高は4億46百万円下回ったが、エンベデッドシステムでデジタルカメラ向け等が増加した。そして利益は営業利益が2億63百万円、経常利益が2億66百万円、純利益が4億64百万円、それぞれ上回った。不採算プロジェクトの抑制で営業損益が大幅改善し、純利益は繰延税金資産見直しも寄与した。
第2四半期累計が計画超だったことを受けて通期の利益予想を増額修正した。前回予想(4月28日公表)に対して、売上高は据え置いて前期比3.6%増の330億円だが、営業利益は4億円増額して同9.4倍の10億円、経常利益は4億40百万円増額して同8.8倍の10億円、純利益は1億90百万円増額して7億円(前期は22億48百万円の赤字)とした。
株価は年初来高値更新の展開で10月25日には890円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して15年7月高値1030円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:23
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【業績でみる株価】エバラ食品工業は17年3月期第2四半期累計の利益を増額修正、通期予想も増額余地
エバラ食品工業<2819>(東1)は10月25日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)利益予想の増額修正を発表した。通期利益予想は据え置いたが増額余地がありそうだ。株価(10月24日付で貸借銘柄に選定)は基調転換して戻り歩調だ。増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高は16百万円減額して前年同期比2.7%増の262億75百万円、営業利益を2億54百万円増額して同0.3%増の10億95百万円、経常利益を2億10百万円増額して同3.9%減の10億91百万円、純利益を2億42百万円増額して同0.7%増の6億85百万円とした。
営業利益と純利益は減益予想から増益予想に転じ、経常利益は減益幅が縮小する見込みとなった。売上高がほぼ計画水準となり、利益面では収益性の高い家庭用既存主力商品が伸長したことに加えて、電力料や光熱費などのエネルギーコストの低減が売上原価率改善に寄与した。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比1.3%増の513億77百万円、営業利益が同8.3%減の16億09百万円、経常利益が同7.4%減の16億72百万円、純利益が同15.6%減の8億69百万円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が51.2%、営業利益が68.1%、経常利益が65.3%、純利益が78.8%と高水準である。
砂糖類の価格高騰によるコスト増加が見込まれるなど、事業環境が先行き不透明な状況にあるとして通期予想を据え置いたが、第2四半期累計の利益進捗率が高水準であり、消費者が内食傾向を強めていることも考慮すれば通期利益予想にも増額余地がありそうだ。
株価(10月24日付で貸借銘柄に選定)は8月の年初来安値1840円から切り返して戻り歩調だ。10月5日には1990円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となった。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換して戻り歩調であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高は16百万円減額して前年同期比2.7%増の262億75百万円、営業利益を2億54百万円増額して同0.3%増の10億95百万円、経常利益を2億10百万円増額して同3.9%減の10億91百万円、純利益を2億42百万円増額して同0.7%増の6億85百万円とした。
営業利益と純利益は減益予想から増益予想に転じ、経常利益は減益幅が縮小する見込みとなった。売上高がほぼ計画水準となり、利益面では収益性の高い家庭用既存主力商品が伸長したことに加えて、電力料や光熱費などのエネルギーコストの低減が売上原価率改善に寄与した。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比1.3%増の513億77百万円、営業利益が同8.3%減の16億09百万円、経常利益が同7.4%減の16億72百万円、純利益が同15.6%減の8億69百万円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が51.2%、営業利益が68.1%、経常利益が65.3%、純利益が78.8%と高水準である。
砂糖類の価格高騰によるコスト増加が見込まれるなど、事業環境が先行き不透明な状況にあるとして通期予想を据え置いたが、第2四半期累計の利益進捗率が高水準であり、消費者が内食傾向を強めていることも考慮すれば通期利益予想にも増額余地がありそうだ。
株価(10月24日付で貸借銘柄に選定)は8月の年初来安値1840円から切り返して戻り歩調だ。10月5日には1990円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となった。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換して戻り歩調であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:18
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【業績でみる株価】綜研化学は17年3月期第2四半期累計を増額修正、通期も増額余地
粘着剤関連を主力とする綜研化学<4972>(JQ)は26日、150円高の1146円と一時ストップ高した。25日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の増額修正を発表した。通期予想は据え置いたが増額余地がありそうだ。株価はモミ合いから上放れの動きを強め、1月の年初来高値に接近している。増額修正を好感して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を2億50百万円増額して前年同期比5.3%減の122億50百万円、営業利益を4億70百万円増額して同2.2倍の10億70百万円、経常利益を2億60百万円増額して同81.0%増の7億60百万円、純利益を1億80百万円増額して同2.2倍の5億30百万円とした。
円高進行に伴って海外子会社業績の円換算額目減りや為替差損計上の影響を受けたが、主力の粘着剤関連製品の販売が想定超と好調で、コスト削減効果も寄与して利益を大幅増額修正した。期初計画に対して増益幅が拡大する。
通期予想は事業環境に不確定要素が多いとして据え置いたが、通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が45.4%、営業利益が71.3%、経常利益が58.5%、純利益が66.3%となる。通期も増額余地がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を2億50百万円増額して前年同期比5.3%減の122億50百万円、営業利益を4億70百万円増額して同2.2倍の10億70百万円、経常利益を2億60百万円増額して同81.0%増の7億60百万円、純利益を1億80百万円増額して同2.2倍の5億30百万円とした。
円高進行に伴って海外子会社業績の円換算額目減りや為替差損計上の影響を受けたが、主力の粘着剤関連製品の販売が想定超と好調で、コスト削減効果も寄与して利益を大幅増額修正した。期初計画に対して増益幅が拡大する。
通期予想は事業環境に不確定要素が多いとして据え置いたが、通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が45.4%、営業利益が71.3%、経常利益が58.5%、純利益が66.3%となる。通期も増額余地がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17
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2016年10月24日
【業績でみる株価】テクノスマートは17年3月期第2四半期累計の利益予想を大幅増額修正
コーター・塗工装置・乾燥機メーカーのテクノスマート<6246>(東2)は10月21日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)個別業績予想の増額修正を発表した。通期も増額の可能性があるだろう。24日の株価は80円高の502円とストップ高した。
17年3月期第2四半期累計の個別業績予想は、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を1億円増額して前年同期比14.1%増の44億円、営業利益を2億35百万円増額して3億円(前年同期は17百万円の赤字)、経常利益を2億25百万円増額して3億円(同0百万円の赤字)、純利益を1億45百万円増額して1億90百万円(同3百万円の赤字)とした。
売上高はほぼ計画どおりに推移した。利益面では設計仕様の見直しや多岐に亘る原価低減の効果で計画を大幅に上回り、黒字が拡大する見込みだ。通期予想は据え置いたが、通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が40.0%、営業利益が50.0%、経常利益が48.4%、純利益が47.5%である。期初時点で下期偏重の計画であり、通期予想も増額の可能性があるだろう。
17年3月期第2四半期累計の個別業績予想は、前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を1億円増額して前年同期比14.1%増の44億円、営業利益を2億35百万円増額して3億円(前年同期は17百万円の赤字)、経常利益を2億25百万円増額して3億円(同0百万円の赤字)、純利益を1億45百万円増額して1億90百万円(同3百万円の赤字)とした。
売上高はほぼ計画どおりに推移した。利益面では設計仕様の見直しや多岐に亘る原価低減の効果で計画を大幅に上回り、黒字が拡大する見込みだ。通期予想は据え置いたが、通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が40.0%、営業利益が50.0%、経常利益が48.4%、純利益が47.5%である。期初時点で下期偏重の計画であり、通期予想も増額の可能性があるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:50
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【業績でみる株価】大伸化学は17年3月期第2四半期累計と通期の利益予想を大幅増額修正
シンナー専業大手の大伸化学<4629>(JQ)は24日、274円高の1445円まで上げて急伸している。株価は好業績を評価して5月の年初来高値1225円、さらに15年12月高値1260円を更新している。21日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)および通期個別業績予想の増額修正を発表した。利益予想は大幅増額修正で、減益予想から一転して増益予想となった。通期予想は再増額余地がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計個別業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を66百万円増額して前年同期比9.5%減の119億52百万円、営業利益を5億07百万円増額して同34.1%増の11億57百万円、経常利益を5億15百万円増額して同34.5%増の11億62百万円、純利益を3億48百万円増額して同34.8%増の7億79百万円とした。原料ナフサ価格の下落に伴って販売価格が下落したが、新規需要開拓などで製品出荷数量が増加し、原料市況に対応した効率的な原材料購入施策の効果で利益は計画を大幅に上回る。
通期個別業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を66百万円増額して前期比8.3%減の235億66百万円、営業利益を5億03百万円増額して同4.4%増の17億14百万円、経常利益を5億11百万円増額して同4.5%増の17億11百万円、純利益を3億50百万円増額して同3.6%増の11億48百万円とした。第2四半期累計の増額分を上乗せした形であり、通期予想は再増額余地がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計個別業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を66百万円増額して前年同期比9.5%減の119億52百万円、営業利益を5億07百万円増額して同34.1%増の11億57百万円、経常利益を5億15百万円増額して同34.5%増の11億62百万円、純利益を3億48百万円増額して同34.8%増の7億79百万円とした。原料ナフサ価格の下落に伴って販売価格が下落したが、新規需要開拓などで製品出荷数量が増加し、原料市況に対応した効率的な原材料購入施策の効果で利益は計画を大幅に上回る。
通期個別業績予想は前回予想(5月13日公表)に対して、売上高を66百万円増額して前期比8.3%減の235億66百万円、営業利益を5億03百万円増額して同4.4%増の17億14百万円、経常利益を5億11百万円増額して同4.5%増の17億11百万円、純利益を3億50百万円増額して同3.6%増の11億48百万円とした。第2四半期累計の増額分を上乗せした形であり、通期予想は再増額余地がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:26
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【業績でみる株価】フュートレックは17年3月期第2四半期累計の利益予想を2回目の増額修正
フュートレック<2468>(東2)は24日、73円高の885円まで上げて急反発している。21日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の増額修正を発表した。利益予想は10月3日に続く2回目の増額修正である。株価はやや上値の重い展開だったが、利益予想2回目の増額修正を評価して戻りを試す展開となっている。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想について、前回予想(10月3日に売上高を据え置き、利益を増額修正)に対して、売上高を85百万円増額して前年同期比21.4%増の17億85百万円、営業利益を85百万円増額して2億75百万円(前年同期は1億05百万円の赤字)、経常利益を90百万円増額して2億70百万円(同1億15百万円の赤字)、純利益を45百万円増額して1億65百万円(同1億15百万円の赤字)とした。
前回修正時はライセンス事業において高利益率案件が寄与したため利益を増額修正した。そして前回修正時の予想に織り込んでいない利用実績報告による売上が計上されたこと、および受託案件における仕掛品計上額が前回修正時の想定値を上回る見込みとなったことから、利益予想は2回目の増額修正となった。
通期の予想は下期を精査中として据え置いたが、通期予想に対する2回目(10月21日付)修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.3%、営業利益が229.2%、経常利益が245.5%、純利益が330.0%となり、利益は大幅に超過達成の形である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
株価はやや上値が重く750円〜850円近辺でモミ合う形だったが、24日は73円高の885円まで上げて急反発している。下値は着実に切り上げている。利益予想2回目の増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想について、前回予想(10月3日に売上高を据え置き、利益を増額修正)に対して、売上高を85百万円増額して前年同期比21.4%増の17億85百万円、営業利益を85百万円増額して2億75百万円(前年同期は1億05百万円の赤字)、経常利益を90百万円増額して2億70百万円(同1億15百万円の赤字)、純利益を45百万円増額して1億65百万円(同1億15百万円の赤字)とした。
前回修正時はライセンス事業において高利益率案件が寄与したため利益を増額修正した。そして前回修正時の予想に織り込んでいない利用実績報告による売上が計上されたこと、および受託案件における仕掛品計上額が前回修正時の想定値を上回る見込みとなったことから、利益予想は2回目の増額修正となった。
通期の予想は下期を精査中として据え置いたが、通期予想に対する2回目(10月21日付)修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.3%、営業利益が229.2%、経常利益が245.5%、純利益が330.0%となり、利益は大幅に超過達成の形である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
株価はやや上値が重く750円〜850円近辺でモミ合う形だったが、24日は73円高の885円まで上げて急反発している。下値は着実に切り上げている。利益予想2回目の増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:49
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2016年10月21日
【業績でみる株価】東邦亜鉛は17年3月期第2四半期累計の利益を大幅増額修正、通期も増額の可能性
東邦亜鉛<5707>(東1)は10月20日、17年3月期第2四半期累計の利益予想の大幅増額修正を発表した。通期も増額の可能性が高いだろう。株価は7月の年初来安値から一旦反落したが、調整一巡して戻り歩調だ。利益増額修正を好感して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)に対して、売上高は据え置いて前年同期比21.8%減の470億円、営業利益は13億円増額して27億円(前年同期は2億76百万円の赤字)、経常利益は14億50百万円増額して26億円(同7億54百万円の赤字)、純利益は12億円増額して19億円(同15億08百万円の赤字)とした。
亜鉛を中心に金属相場が上昇基調にあるため、製錬セグメントにおいて相当額の在庫評価益計上が見込まれる。また資源事業においては豪州のCBH社の操業が好調で、金属相場の上昇も寄与して営業赤字予想から黒字への転換が見込まれる。
通期連結業績予想については、金属相場や為替相場等の市況変動の影響を受け、不確定要素も多いとして据え置いた。ただし通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高48.2%、営業利益73.0%、経常利益82.5%、純利益95.0%と高水準であり、通期利益予想も増額の可能性が高いだろう。
株価は7月の年初来高値386円から一旦反落したが、300円近辺から切り返し、10月20日には370円まで上伸した。調整が一巡して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線に続いて13週移動平均線も回復した。利益大幅増額修正を好感して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)に対して、売上高は据え置いて前年同期比21.8%減の470億円、営業利益は13億円増額して27億円(前年同期は2億76百万円の赤字)、経常利益は14億50百万円増額して26億円(同7億54百万円の赤字)、純利益は12億円増額して19億円(同15億08百万円の赤字)とした。
亜鉛を中心に金属相場が上昇基調にあるため、製錬セグメントにおいて相当額の在庫評価益計上が見込まれる。また資源事業においては豪州のCBH社の操業が好調で、金属相場の上昇も寄与して営業赤字予想から黒字への転換が見込まれる。
通期連結業績予想については、金属相場や為替相場等の市況変動の影響を受け、不確定要素も多いとして据え置いた。ただし通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高48.2%、営業利益73.0%、経常利益82.5%、純利益95.0%と高水準であり、通期利益予想も増額の可能性が高いだろう。
株価は7月の年初来高値386円から一旦反落したが、300円近辺から切り返し、10月20日には370円まで上伸した。調整が一巡して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線に続いて13週移動平均線も回復した。利益大幅増額修正を好感して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:35
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【業績でみる株価】ケルは17年3月期第2四半期累計を増額修正して減益幅縮小
電子機器向けコネクタが主力のケル<6919>(JQ)は21日、44円高の719円まで上げて急伸している。20日に17年3月期第2四半期累計の増額修正を発表した。減収減益幅が縮小する見込みだ。株価は安値圏でもみ合う展開だが下値固め完了感を強めている。増額修正を好感して反発展開が期待される。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月11日公表)に対して、売上高を60百万円増額して前年同期比7.9%減の45億60百万円、営業利益を85百万円増額して同41.1%減の3億25百万円、経常利益を1億円増額して同36.5%減の3億50百万円、純利益を90百万円増額して同29.8%減の2億50百万円とした。
注力市場の受注が好調に推移し、製造経費・販売経費の節減も寄与して減収減益幅が縮小する見込みだ。なお通期予想については、第3四半期以降の市場動向が不透明として据え置いた。ただし上振れ余地がありそうだ。
株価(10月1日付で2株を1株に株式併合)は、安値圏650円〜700円近辺でモミ合う形だが、下値固め完了感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、650円近辺が下値支持線のようだ。第2四半期累計の増額修正を好感して反発展開が期待される。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は前回予想(5月11日公表)に対して、売上高を60百万円増額して前年同期比7.9%減の45億60百万円、営業利益を85百万円増額して同41.1%減の3億25百万円、経常利益を1億円増額して同36.5%減の3億50百万円、純利益を90百万円増額して同29.8%減の2億50百万円とした。
注力市場の受注が好調に推移し、製造経費・販売経費の節減も寄与して減収減益幅が縮小する見込みだ。なお通期予想については、第3四半期以降の市場動向が不透明として据え置いた。ただし上振れ余地がありそうだ。
株価(10月1日付で2株を1株に株式併合)は、安値圏650円〜700円近辺でモミ合う形だが、下値固め完了感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、650円近辺が下値支持線のようだ。第2四半期累計の増額修正を好感して反発展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:24
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【業績でみる株価】タカラバイオは17年3月期第2四半期累計の利益を大幅増額修正
■株価は6日続伸
タカラバイオ<4974>(東1)は21日、94円高の1593円まで上げて6日続伸している。20日に17年3月期第2四半期累計の利益予想の大幅増額修正を発表した。株価はノーベル賞を材料視した買いが一巡して急反落していたが、利益増額修正を好感して再動意の可能性がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月9日公表)に対して、売上高は9億09百万円減額して前年同期比0.4%減の131億99百万円だが、営業利益は6億32百万円増額して同2.0倍の13億77百万円、経常利益は5億99百万円増額して同66.4%増の14億43百万円、純利益は5億98百万円増額して同4.6倍の6億67百万円とした。
為替の円高影響、細胞免疫療法を規制する中国当局の方針変更の影響で医療用培地・バッグが減少するため売上高を減額したが、相対的に利益率の高い研究用試薬が海外を中心に堅調に推移したため売上原価率が低下し、研究開発費や促進費等の減少も寄与して各利益を大幅増額した。
なお通期の連結業績予想については精査中で、11月10日予定の第2四半期累計決算発表時に公表する予定としている。通期も増額の可能性がありそうだ。
株価はノーベル賞関連として動意づいた10月4日高値1847円から急反落したが、1400円台で売り一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。第2四半期累計の利益大幅増額修正を好感して再動意の可能性がありそうだ。
タカラバイオ<4974>(東1)は21日、94円高の1593円まで上げて6日続伸している。20日に17年3月期第2四半期累計の利益予想の大幅増額修正を発表した。株価はノーベル賞を材料視した買いが一巡して急反落していたが、利益増額修正を好感して再動意の可能性がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月9日公表)に対して、売上高は9億09百万円減額して前年同期比0.4%減の131億99百万円だが、営業利益は6億32百万円増額して同2.0倍の13億77百万円、経常利益は5億99百万円増額して同66.4%増の14億43百万円、純利益は5億98百万円増額して同4.6倍の6億67百万円とした。
為替の円高影響、細胞免疫療法を規制する中国当局の方針変更の影響で医療用培地・バッグが減少するため売上高を減額したが、相対的に利益率の高い研究用試薬が海外を中心に堅調に推移したため売上原価率が低下し、研究開発費や促進費等の減少も寄与して各利益を大幅増額した。
なお通期の連結業績予想については精査中で、11月10日予定の第2四半期累計決算発表時に公表する予定としている。通期も増額の可能性がありそうだ。
株価はノーベル賞関連として動意づいた10月4日高値1847円から急反落したが、1400円台で売り一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。第2四半期累計の利益大幅増額修正を好感して再動意の可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10
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2016年10月19日
【業績でみる株価】日本新薬は17年3月期第2四半期累計予想を大幅増額修正、通期予想にも増額余地
日本新薬<4516>(東1)は10月18日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の大幅増額修正を発表した。導出自社創製品セレキシパグが寄与して通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は8月の直近安値から切り返している。増額修正を評価して5月高値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月12日公表)に対して、売上高を30億円増額して前年同期比12.9%増の445億円、営業利益を32億円増額して同3.0倍の64億円、経常利益を27億50百万円増額して同2.6倍の61億円、純利益を22億円増額して同2.9倍の44億円とした。
売上高については、導出自社創製品セレキシパグの海外売上に伴うロイヤリティ収入などが寄与して計画を上回る。また利益面では、一部費用の発生が第3四半期以降にずれ込んだため、研究開発費および販管費が計画を下回ったことも寄与して大幅増額修正となった。
通期の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)を据え置き、売上高が前期比10.4%増の930億円、営業利益が同34.5%増の115億円、経常利益が同32.9%増の45億円、純利益が同34.1%増の85億円としている。導出自社創製品セレキシパグの海外売上好調などを考慮すれば、通期予想にも増額余地がありそうだ。
株価は8月の直近安値4525円から切り返して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復した。増額修正を評価して5月高値6040円を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月12日公表)に対して、売上高を30億円増額して前年同期比12.9%増の445億円、営業利益を32億円増額して同3.0倍の64億円、経常利益を27億50百万円増額して同2.6倍の61億円、純利益を22億円増額して同2.9倍の44億円とした。
売上高については、導出自社創製品セレキシパグの海外売上に伴うロイヤリティ収入などが寄与して計画を上回る。また利益面では、一部費用の発生が第3四半期以降にずれ込んだため、研究開発費および販管費が計画を下回ったことも寄与して大幅増額修正となった。
通期の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)を据え置き、売上高が前期比10.4%増の930億円、営業利益が同34.5%増の115億円、経常利益が同32.9%増の45億円、純利益が同34.1%増の85億円としている。導出自社創製品セレキシパグの海外売上好調などを考慮すれば、通期予想にも増額余地がありそうだ。
株価は8月の直近安値4525円から切り返して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復した。増額修正を評価して5月高値6040円を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22
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【業績でみる株価】三重交通グループホールディングスは17年3月期第2四半期累計の利益予想を増額修正、通期利益にも増額余地
三重交通グループホールディングス<3232>(東1)は10月18日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)利益予想の大幅増額修正を発表した。通期利益予想にも増額余地がありそうだ。株価は6月安値から徐々に下値を切り上げている。増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月12日公表)に対して売上高を15億円減額して前年同期比1.4%減の455億円、営業利益を7億円増額して同13.1%減の24億円、経常利益を7億円増額して同16.6%減の23億円、純利益を4億円増額して同22.0%減の16億円とした。
売上高は、不動産業において販売戸数が計画を下回り、石油製品販売事業においてガソリン等の販売価格下落の影響で計画を下回ったが、利益面では、バス事業における16年4月からの路線バスICカード導入に伴うバスカード販売終了によって一時的な収益減少があったものの、生産性向上効果などで利益が計画超となり、減益幅が縮小する見込みだ。
通期の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)を据え置いて、売上高が前期比10.0%増の1060億円、営業利益が同3.3%増の48億円、経常利益が同0.4%増の45億円、純利益が同2.4%増の31億円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高42.9%、営業利益50.0%、経常利益51.1%、純利益51.6%である。期初時点で下期偏重の計画だったことを考慮すれば利益進捗率が高水準であり、通期利益予想にも増額余地がありそうだ。
株価は6月安値341円から徐々に下値を切り上げている。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなり、26週移動平均線突破の動きを強めている。増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月12日公表)に対して売上高を15億円減額して前年同期比1.4%減の455億円、営業利益を7億円増額して同13.1%減の24億円、経常利益を7億円増額して同16.6%減の23億円、純利益を4億円増額して同22.0%減の16億円とした。
売上高は、不動産業において販売戸数が計画を下回り、石油製品販売事業においてガソリン等の販売価格下落の影響で計画を下回ったが、利益面では、バス事業における16年4月からの路線バスICカード導入に伴うバスカード販売終了によって一時的な収益減少があったものの、生産性向上効果などで利益が計画超となり、減益幅が縮小する見込みだ。
通期の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)を据え置いて、売上高が前期比10.0%増の1060億円、営業利益が同3.3%増の48億円、経常利益が同0.4%増の45億円、純利益が同2.4%増の31億円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高42.9%、営業利益50.0%、経常利益51.1%、純利益51.6%である。期初時点で下期偏重の計画だったことを考慮すれば利益進捗率が高水準であり、通期利益予想にも増額余地がありそうだ。
株価は6月安値341円から徐々に下値を切り上げている。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなり、26週移動平均線突破の動きを強めている。増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:39
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【業績でみる株価】大谷工業は17年3月期第2四半期累計と通期の利益予想を増額修正
大谷工業<5939>(JQ)は10月18日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)および通期の利益予想の増額修正を発表した。通期利益予想には再増額余地がありそうだ。株価は増額修正を評価して上値を試す展開だろう。フシ突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計の個別業績予想については、前回予想(5月10日公表)に対して、売上高を据え置いて前年同期比1.0%増の28億50百万円、営業利益を50百万円増額して同13.6%増の2億円、経常利益を50百万円増額して同7.0%増の2億円、純利益を50百万円増額して同9.5%増の1億50百万円とした。減益予想から一転して増益予想となった。
売上高は、電力通信部門の架線金物が全般的に低調だが、建材部門の大型物件の施工が順調のようだ。利益面は案件ごとの採算管理の徹底や、借入金圧縮など経費削減効果などで計画を上回る見込みだ。
通期の個別業績予想については、前回予想(5月10日公表)に対して、売上高を据え置いて前期比2.6%増の58億50百万円、営業利益を30百万円増額して同5.7%減の3億30百万円、経常利益を30百万円増額して同8.6%減の3億30百万円、純利益を35百万円増額して同2.1%減の2億35百万円とした。
なお修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高48.7%、営業利益60.6%、経常利益60.6%、純利益63.8%である。通期利益予想に再増額余地がありそうだ。
株価は9月の戻りで3月の年初来高値330円に面合わせしたが、抜け切れずに一旦反落した。しかし週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返しの動きを強めている。サポートラインを確認した形であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。年初来高値330円を上抜けばフシ突破の形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
17年3月期第2四半期累計の個別業績予想については、前回予想(5月10日公表)に対して、売上高を据え置いて前年同期比1.0%増の28億50百万円、営業利益を50百万円増額して同13.6%増の2億円、経常利益を50百万円増額して同7.0%増の2億円、純利益を50百万円増額して同9.5%増の1億50百万円とした。減益予想から一転して増益予想となった。
売上高は、電力通信部門の架線金物が全般的に低調だが、建材部門の大型物件の施工が順調のようだ。利益面は案件ごとの採算管理の徹底や、借入金圧縮など経費削減効果などで計画を上回る見込みだ。
通期の個別業績予想については、前回予想(5月10日公表)に対して、売上高を据え置いて前期比2.6%増の58億50百万円、営業利益を30百万円増額して同5.7%減の3億30百万円、経常利益を30百万円増額して同8.6%減の3億30百万円、純利益を35百万円増額して同2.1%減の2億35百万円とした。
なお修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高48.7%、営業利益60.6%、経常利益60.6%、純利益63.8%である。通期利益予想に再増額余地がありそうだ。
株価は9月の戻りで3月の年初来高値330円に面合わせしたが、抜け切れずに一旦反落した。しかし週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返しの動きを強めている。サポートラインを確認した形であり、増額修正を評価して上値を試す展開だろう。年初来高値330円を上抜けばフシ突破の形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:26
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2016年10月18日
【業績でみる株価】ピー・シー・エーは17年3月期第2四半期累計予想を2回目の増額修正、通期も増額の可能性
ピー・シー・エー<9629>(東1)は10月17日の取引時間中に、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想の増額修正を発表した。7月27日に続く2回目の増額修正で、赤字予想から一転して黒字予想となった。通期利益予想も増額の可能性が高いだろう。株価は年初来安値圏から切り返して基調転換の動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(7月27日に増額修正)に対して、売上高を61百万円増額して前年同期比7.3%増の41億53百万円、営業利益を2億12百万円増額して同10倍の1億35百万円、経常利益を2億18百万円増額して同5.9倍の1億58百万円、純利益を2億08百万円増額して1億20百万円(前年同期は12百万円の赤字)とした。
7月27日に続く2回目の増額修正で、利益は赤字予想から一転して黒字予想となった。販売促進費等の経費の実施時期の変更、人件費の抑制、その他経費管理の徹底、連結子会社クロノスにおける製品販売好調、特別利益での有価証券売却益計上などが寄与した。
通期の連結業績予想は前回予想(消費税率10%改定の再延期に伴い、7月27日に売上高、営業利益、経常利益を減額、純利益を増額修正)を据え置いて、売上高が前期比8.3%増の91億42百万円、営業利益が同3.9倍の1億59百万円、経常利益が同2.7倍の1億80百万円、純利益が52百万円(前期は93百万円の赤字)としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.4%、営業利益が84.9%、経常利益が87.8%、純利益が230.8%で利益進捗率が高水準である。通期利益予想も増額の可能性が高いだろう。
株価は年初来安値圏1100円近辺から切り返し、10月17日には第2四半期累計増額修正を好感して前日比126円(10.75%)高の1299円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を一気に突破した。基調転換の動きだ。好業績を評価して戻りを試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(7月27日に増額修正)に対して、売上高を61百万円増額して前年同期比7.3%増の41億53百万円、営業利益を2億12百万円増額して同10倍の1億35百万円、経常利益を2億18百万円増額して同5.9倍の1億58百万円、純利益を2億08百万円増額して1億20百万円(前年同期は12百万円の赤字)とした。
7月27日に続く2回目の増額修正で、利益は赤字予想から一転して黒字予想となった。販売促進費等の経費の実施時期の変更、人件費の抑制、その他経費管理の徹底、連結子会社クロノスにおける製品販売好調、特別利益での有価証券売却益計上などが寄与した。
通期の連結業績予想は前回予想(消費税率10%改定の再延期に伴い、7月27日に売上高、営業利益、経常利益を減額、純利益を増額修正)を据え置いて、売上高が前期比8.3%増の91億42百万円、営業利益が同3.9倍の1億59百万円、経常利益が同2.7倍の1億80百万円、純利益が52百万円(前期は93百万円の赤字)としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.4%、営業利益が84.9%、経常利益が87.8%、純利益が230.8%で利益進捗率が高水準である。通期利益予想も増額の可能性が高いだろう。
株価は年初来安値圏1100円近辺から切り返し、10月17日には第2四半期累計増額修正を好感して前日比126円(10.75%)高の1299円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を一気に突破した。基調転換の動きだ。好業績を評価して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:38
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【業績でみる株価】大建工業は17年3月期第2四半期累計の利益予想を増額修正、通期も増額の可能性
大建工業<7905>(東1)は10月17日、17年3月期第2四半期累計(4〜9月)利益予想の増額修正を発表した。通期予想は据え置いたが増額の可能性が高いだろう。18日の株価は66円高の2046円まで上げて年初来高値更新し、15年9月高値に接近してきた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月11日公表)に対して、売上高は据え置いて前年同期比1.6%増の830億円、営業利益を10億円増額して同55.0%増の38億円、経常利益を10億円増額して同62.6%増の40億円、純利益を8億円増額して同3.5%増の27億円とした。売上面は概ね順調に推移し、利益面では原材料やエネルギー関連のコストダウンがエコ事業を中心に寄与して利益率が改善した。営業利益と経常利益は増益幅が拡大し、純利益は減益予想から一転して増益予想となった。
通期の連結業績予想については前回予想(5月11日公表)を据え置いて、売上高が前期比2.3%増の1720億円、営業利益が同7.4%増の60億円、経常利益が同19.3%増の63億円、純利益が同0.3%増の40億円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.3%、営業利益が63.3%、経常利益が63.5%、純利益が67.5%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
株価(16年10月1日付で5株を1株に株式併合)は年初来高値更新の展開である。そして18日の株価は66円高の2046円まで上げて年初来高値更新し、15年9月高値2050円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(5月11日公表)に対して、売上高は据え置いて前年同期比1.6%増の830億円、営業利益を10億円増額して同55.0%増の38億円、経常利益を10億円増額して同62.6%増の40億円、純利益を8億円増額して同3.5%増の27億円とした。売上面は概ね順調に推移し、利益面では原材料やエネルギー関連のコストダウンがエコ事業を中心に寄与して利益率が改善した。営業利益と経常利益は増益幅が拡大し、純利益は減益予想から一転して増益予想となった。
通期の連結業績予想については前回予想(5月11日公表)を据え置いて、売上高が前期比2.3%増の1720億円、営業利益が同7.4%増の60億円、経常利益が同19.3%増の63億円、純利益が同0.3%増の40億円としている。通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.3%、営業利益が63.3%、経常利益が63.5%、純利益が67.5%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。
株価(16年10月1日付で5株を1株に株式併合)は年初来高値更新の展開である。そして18日の株価は66円高の2046円まで上げて年初来高値更新し、15年9月高値2050円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08
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