[業績でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (06/19)エッジテクノロジーは2日続伸基調で出直り継続、「相場は相場に聞け」で見直す動き
記事一覧 (06/19)ウェルスナビが高値を更新、資産運用『ウェルスナビ』の預かり資産2ヵ月足らずで500億円増加し8500億円に
記事一覧 (06/16)マーケットエンタープライズが高値を更新、黒字幅拡大予想あり業績上振れ期待強まる
記事一覧 (06/16)ファンデリーが急伸、一時21%高、今期黒字化の見込みで変化妙味大、「四季報」最新号の評価も材料視
記事一覧 (06/16)セルソースは17%高、第2四半期の加工受託件数46%増など見直され反発幅を広げる
記事一覧 (06/16)アイネットが再び一段高、業績回復や増配・優待への期待強く3日ぶりに年初来の高値を更新
記事一覧 (06/15)ネオジャパンが高値を更新、売上高、営業利益の最高更新など好感
記事一覧 (06/15)パーク24は一段高で始まり5か月ぶりに年初来の高値を更新、業績上振れなど好感
記事一覧 (06/13)萩原工業が高値を更新、第2四半期決算の上振れ着地など好感
記事一覧 (06/13)ベステラは受注の過去最高など好感され2日連続大幅高、1年4か月ぶり1300円台に進む
記事一覧 (06/12)極洋はROE12.8倍、ROA5.9倍、最高益など見直され3日続伸基調
記事一覧 (06/12)トビラシステムズは朝安を切り返し9%高、第2四半期の営業利益27%増など次第に好評価
記事一覧 (06/12)鳥貴族HDが高値を更新、7月通期の業績・配当予想の増額修正など好感
記事一覧 (06/09)グローバルセキュリティエキスパートは後場もストップ高続く、中期計画の目標引き上げ、新設定など好感
記事一覧 (06/09)メディアスHDは業績予想の大幅増額が好感されストップ高、営業利益は従来予想を54%上回る見込みに
記事一覧 (06/08)学情は5月の「Re就活」新規会員50%増加など注目され高値更新
記事一覧 (06/08)巴工業は業績・配当予想の増額修正が好感され買い気配のままストップ高
記事一覧 (06/07)キューブが後場ストップ高、5月の既存店売上高5ヵ月ぶりに増加、初の大型路面店に期待強まる
記事一覧 (06/07)RPAホールディングスは年初来の高値に迫る、第1四半期(3〜5月)好調の見方
記事一覧 (06/06)ユニフォームネクストが高値を更新、5月の売上高29%増加、期初からすべて2ケタの伸び率
2023年06月19日

エッジテクノロジーは2日続伸基調で出直り継続、「相場は相場に聞け」で見直す動き

■減益予想でも株価底堅く、単に織り込んだ以上を期待の様子も

 エッジテクノロジー<4268>(東証グロース)は6月19日、10%高の1136円(107円高)まで上げた後も堅調で、後場も14時にかけて9%高の1120円前後で売買され、2日続伸基調の出直り相場となっている。6月9日に発表した2023年3月期決算では、今期・24年3月期の予想を減益の見込みとしたが、翌日の株価は2%高(19円高の1022円)と好反応を示し、その後も底堅い値動きから出直りを試す相場になっている。

 今期・24年3月期の予想営業利益は2.0億円(前期比17.9%減)とするなど、全体に減益の見込みとした。減益予想が織り込まれたとの見方になるようだが、こうした中でも株価が強い場合、「相場は相場に聞け」ということで改めて見直してみる価値があるとされ、注目し直される様子がある。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:07 | 業績でみる株価

ウェルスナビが高値を更新、資産運用『ウェルスナビ』の預かり資産2ヵ月足らずで500億円増加し8500億円に

■新NISA制度の2024年1月開始も追い風の見方

 ウェルスナビ<7342>(東証グロース)は6月19日、後場寄り後に一段と上げて11%高の1530円(157円高)をつけ、2日続伸の幅を広げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。6月14日付で、資産運用のロボアドバイザー『WealthNavi(ウェルスナビ)』の預かり資産が8500億円を突破(6月13日時点)と発表し、注目が強まっている。4月19日に預かり資産8000億円を突破(4月18日時点)と発表しており、2ヵ月足らずで500億円の増加となった。

 『WealthNavi(ウェルスナビ)』は、発表によると、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を、自動で実現するサービス。スマホやパソコンから5つの質問に答えるだけで一人ひとりに合った運用プランを提案し、いつでも資産の状況が確認できる。NISA(少額投資非課税制度)を活用しながら資産運用できる「おまかせNISA」、少額でも最適なポートフォリオを実現する「ミリトレ(少額ETF取引機能)」など多彩な機能があるという。新NISA制度が2024年1月から始まり、非課税枠が大きく拡大されるため、これに向けて『ウェルスナビ』への注目度も拡大する要因とみられている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 業績でみる株価
2023年06月16日

マーケットエンタープライズが高値を更新、黒字幅拡大予想あり業績上振れ期待強まる

■リユースプラットフォーム『おいくら』、門真市の採用で全国43自治体が導入

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は6月16日、再び一段高となり、13時過ぎに9%高の1493円(125円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年5月以来の高値に進んでいる。リユースプラットフォーム『おいくら』を大阪府門真市が導入し全国で43自治体が導入したと6月7日に発表するなど、自治体の粗大ゴミ削減・不要品リユース支援事業が好調。今期・2023年6月期の連結業績は純利益の2期ぶり黒字化を見込むなど、回復を強める見込み。業績変化妙味が大きく、とりわけ黒字化の前後は株価の変化率も大きくなるとされ、注目されている。

 23年6月期の連結業績予想(5月15日発表の決算短信より)は、売上高が前期比25%増の150億円、経常利益は黒字転換し2.75億円、当期純利益も黒字転換し1.67億円。一方、6月16日発売の「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号では、経常利益を3.5億円、当期純利益を4.5億円と予想しており、多少盛っているとしても黒字幅が拡大し業績は上振れることになり期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:38 | 業績でみる株価

ファンデリーが急伸、一時21%高、今期黒字化の見込みで変化妙味大、「四季報」最新号の評価も材料視

■健康食宅配のMFD事業は4Q後半から好転の兆し強まる

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は6月16日、再び動意を強めて急伸相場となり、午前10時30分過ぎに21%高の439円(77円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。今期・2024年3月期の連結業績予想を各利益とも黒字化の見込みとしており、業績変化妙味の大きい銘柄。16日は「会社四季報」(東洋経済新報社)の最新号の発売日に当たり、「採算改善」などの評価が好感されたとの見方も出ている。

 2023年3月期の連結業績は、健康食宅配のMFD事業の売上高が7.4%減少したものの、商品構成の見直しにより営業利益率は2%改善した。コロナ禍の収束傾向にともない、4Q後半から好転の兆しが強まっているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 業績でみる株価

セルソースは17%高、第2四半期の加工受託件数46%増など見直され反発幅を広げる

■営業利益は34%増加、決算発表翌日の下げを一気に上回る

 セルソース<4880>(東証グロース)は6月16日、次第高となって反発幅を広げ、午前10時20分を過ぎては17%高の3110円(448円高)まで上げ、2日ぶりに3000円台を回復して一段と出直りを強めている。14日の15時に発表した第2四半期決算(2022年11月〜23年4月・累計)は売上高が前年同期比28%増加し、営業利益は同34%増加するなど好調。翌15日の株価は下げたが、通期予想を増額修正しなかったためとされており、16日になって一転、加工受託件数の同46%増加などが見直される形になった。

 第2四半期決算(2022年11月〜23年4月・累計)は売上高が21.7億円(前年同期比28%増)となり、営業利益は6.5億円(同34%増)、利益率は30.4%(前年同期比1.5ポイントアップ)となった。加工受託件数は前年同期比46%増加し、うち脂肪由来幹細胞加工受託件数は同57%増加した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 業績でみる株価

アイネットが再び一段高、業績回復や増配・優待への期待強く3日ぶりに年初来の高値を更新

■株主優待、これまでの1000株以上から100株以上に緩和

 アイネット<9600>(東証プライム)は6月16日、再び上値を追う相場となり、取引開始後は6%高の1610円(97円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年3月以来の1600円台に進んでいる。今期・2024年3月期の年間配当を1株当たり52円(前期比4円の増配)とするほか、この9月末から株主優待の拡充も行う予定。前期決算を発表した5月初旬から階段状の上げ相場となっており、勢いがある中で再び買いが活発化する相場となっている。

 23年3月期の連結業績は売上高が最高を更新した一方、各利益は助成金収入の反動減や固定資産の除却損などがあり減益だった。しかし、今期は売上高を7.7%増、営業利益を29%増、純利益は50%増と予想し、急回復を見込む。また、株主優待は、これまで保有株数1000株以上の株主を対象としてきたが、24年9月末の株主から100株以上の保有で優待を受けられるようになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 業績でみる株価
2023年06月15日

ネオジャパンが高値を更新、売上高、営業利益の最高更新など好感

■第1四半期の営業利益は前年同期比27%増加、

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は6月15日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の1025円(51円高)まで上げて今年1月につけた年初来の高値を更新し、2022年以来の高値に進んでいる。14日15時に発表した第1四半期決算(2023年2〜4月・連結)が売上高、営業利益ともに四半期として過去最高となり、好感買いが先行している。24年1月通期の予想は据え置いたが、上振れ期待が出ている。

 第1四半期は、23年3月に15機能・50項目以上の機能をバージョンアップした『desknet’sNEOバージョン7.5』などが好調だったほか、横浜市の民間企業DX化プロジェクト「YOKOHAMA Hack!」の第1回実証実験事業者に選定されたことによる有形無形の効果もあり、営業利益は前年同期比27.2%増の3.93億円となった。今1月期の連結営業利益の予想は9.37億円。上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:32 | 業績でみる株価

パーク24は一段高で始まり5か月ぶりに年初来の高値を更新、業績上振れなど好感

■第2四半期連結決算が予想を上回り通期予想を増額修正

 パーク24<4666>(東証プライム)は6月15日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2310.0円(107.5円高)まで上げて約5か月ぶりに年初来の高値を更新し、2021年6月以来の2300円台に進んでいる。14日の夕方に発表した第2四半期連結決算(2022年11月〜23年4月・累計)が22年12月に公表した予想を営業利益で31%上振れるなど好調で、今期・23年10月期の予想を全体に増額修正し、好感されている。

 新型コロナの影響が想定よりも限定的で、特にモビリティサービスの稼働が好調に推移した上、事業の筋肉質化などの取組により営業費用が想定以上に抑制できた。今10月期の連結業績予想は営業利益を従来予想比16.7%増の315億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.5%上回る145億円の見込みに引き上げた。予想1株利益は85円03銭になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2023年06月13日

萩原工業が高値を更新、第2四半期決算の上振れ着地など好感

■産業用・農業用シート、土のうなどの大手で通期業績の上振れ期待も

 萩原工業<7856>(東証プライム)は6月13日の後場、13%高の1425円(162円高)で始まり、前場の一時14%高(180円高の1443円)に次いで約1か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2021年11月以来の1400円台で売買されている。産業用の防炎・防音・防塵シートや農業・畜産用遮光シート、土のうなどの大手で、12日に発表した第2四半期連結決算(2022年11月〜23年4月・累計)の営業・経常利益が予想を3割前後上回り、通期予想に対する進ちょく率なども好感されている。

 第2四半期連結決算(22年11月〜23年4月・累計)の営業利益は、各種コスト上昇分の価格転嫁を進めた結果、従来予想を29.6%上回る10.10億円(前年同期比36.2%増)となった。今10月期の連結業績予想は従来予想を継続し、営業利益は17.0億円(前期比23.4%増)。第2四半期まででこの予想の6割近くを達成したため、この傾向が続けば上振れて推移する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 業績でみる株価

ベステラは受注の過去最高など好感され2日連続大幅高、1年4か月ぶり1300円台に進む

■第1四半期の受注工事高、過去の年単位での受注額を上回る

 ベステラ<1433>(東証プライム)は6月13日、一段高の相場となり、取引開始後に21%高の1341円(232円高)まで上げる場面を見せて2日連続大幅高となっている。9日に発表した第1四半期連結決算(2023年2〜4月)で受注工事高が前年同期の4.4倍の74.3億円と過去最高額を記録したことなどが連日好感され、2022年2月以来、1年4か月ぶりの1300円台に進んでいる。

 第1四半期連結決算(2023年2〜4月)は、受注工事の着工時期が第2四半期以降に集中する見通しとなったことなどを受け、売上高は前年同期比8.6%減となり、各利益とも小幅な赤字だった。しかし、新規の大型工事の受注・引合いは好調に推移し、受注工事高は前年同期の4.4倍の74.3億円となり過去最高額を記録。「第1四半期会計期間の3か月間だけで、過去の年単位での受注額をすでに上回っている」(説明資料より)とした。その結果、受注残高も同5.5倍の73.6億円と過去最高額を記録した。

 2024年1月期の連結業績予想は、受注状況が好調であることなどにより、従来予想を継続し、売上高は78億円(前期比42.9%増)の見込みとし、各利益は黒字化し、営業利益は5.10億円、親会社株主に帰属は4.00億円の見込みとした。新たな中期経営計画として策定した「脱炭素アクションプラン2025」に基づき、24年1月期から26年1月期を新たな成長への転換点と位置付けて高収益化などを推進している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 業績でみる株価
2023年06月12日

極洋はROE12.8倍、ROA5.9倍、最高益など見直され3日続伸基調

■世界的な「スシ」などの和食ブーム拡大に対応し海外展開を拡大

 極洋<1301>(東証プライム)は6月12日の前場、3675円(25円高)まで上げた後も堅調で3日続伸基調となった。先に発表した3月決算(2023年3月期・連結)は売上高、各利益とも最高を更新し、ROE(株主資本利益率)は12.8倍、ROA(総資産経常利益率)は5.9倍。水産株の中でイメージは3番手だが財務指標は最も良好で、調査筋の中に見直す様子がある。

 世界的に「スシ」などの和食ブームが拡大していることなどに対応し、タイの子会社・キョクヨウ・グローバルシーフーズでは、焼魚・煮魚や寿司種、冷凍寿司を日本だけでなく、東南アジアや欧米に輸出。22年にはベトナムに子会社を設立し、23年は4月の予定で米国にカニ風味かまぼこの製造等を目的とする新会社を設立している。国内では完全養殖クロマグロのほか、マダイやブリなどの養殖にも取り組み、魚種の拡充を図っている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:35 | 業績でみる株価

トビラシステムズは朝安を切り返し9%高、第2四半期の営業利益27%増など次第に好評価

■朝寄りの下げについては通期予想を増額せず据え置いたためとの見方

 トビラシステムズ<4441>(東証プライム)は6月12日、5%安(45円安の922円)で始まった後切り返し、午前10時を過ぎては9%高の1053円(86円高)まで上げて出直りを強めている。9日の16時に発表した第2四半期決算(2022年11月〜23年4月・累計)は前年同期比で売上高20.3%増、営業利益27.5%増となるなど好調。朝寄りの下げについては、10月通期の予想を増額せず据え置いたことが要因との見方があるが、売り一巡後は次第に騰勢を強める相場になっている。

 第2四半期累計期間は、迷惑情報フィルタ事業のサービス別売上高がモバイル向けで378百万円(前年同期比14.2%増)となるなど、個々に好調な事業が目立ち、全社売上高(非連結)は前年同期比20.3%増の10.09億円となり、営業利益は前年同期比27.5%増の3.57億円となった。10月通期の業績予想は全体に据え置き、営業利益は前期比10.9%増の6.0億円。第2四半期まででこの予想の約6割に達した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 業績でみる株価

鳥貴族HDが高値を更新、7月通期の業績・配当予想の増額修正など好感

■「鳥貴族」の売上げ想定超、純利益は従来予想を76%上回る見込みに

 鳥貴族HD(鳥貴族ホールディングス)<3193>(東証プライム)は6月12日、大きく出直って始まった後一段高となり、12%高の2517円(277円高)まで上げてほぼ1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年12月以来の水準に進んでいる。9日の15時に第3四半期決算と7月通期の業績・配当予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。今7月期の親会社株主に帰属する当期純利益(連結)は従来予想を76.3%上回る4.67億円の見込みに見直した。

 今7月期は、原材料費やエネルギーコスト高騰の影響を受けたものの、主軸の「鳥貴族」における売上高が想定を上回って推移したことなど受け、営業利益は同42.4%上回る12.2億円の見込みに見直した。営業利益は前期の赤字から黒字に転換する。また、7月期末配当は、1株につき従来予想比2円増の6円の予定(前年同期比2円増)とした。年間では10円(前期比6円の増配)になる。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 業績でみる株価
2023年06月09日

グローバルセキュリティエキスパートは後場もストップ高続く、中期計画の目標引き上げ、新設定など好感

■昨8日は全体安の中で上げきれなかったが9日は買い直し拡大

 グローバルセキュリティエキスパート<4417>(東証グロース)は6月9日、一段高となり、前場にストップ高の6590円(1000円高)で売買されたまま買い気配を続け、後場は値のつかないままストップ高買い気配となっている。6月7日の15時に中期経営計画の更新を発表し、新たに2026年3月期の経営目標を設定。翌8日は一時18%高のあと全体相場の下げもあってダレ模様となったが、9日は全体相場の急反発を受け、好感買いの強まる相場となっている。

 最近の業績動向を受け、進行中の3ヵ年中期経営計画(23年3月期〜25年3月期)を更新し、売上高・営業利益の目標額を引き上げ、新たに26年3月期の目標とする経営指標を設定した。26年3月期の目標は、売上高が110億円(23年3月期実績55.6億円の約2倍)、営業利益が22億円(同7.4億円の約3倍)など。IT企業・SIerにおけるセキュリティ教育ニーズが飛躍的に向上する傾向にあるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 業績でみる株価

メディアスHDは業績予想の大幅増額が好感されストップ高、営業利益は従来予想を54%上回る見込みに

■半導体不足の緩和で納期遅延が徐々に解消、新規症例の獲得も進展

 メディアスHD(メディアスホールディングス)<3154>(東証プライム)は6月9日、一気に急伸し、ストップ高の931円(150円高、19%高)まで上げた後も900円台で売買され、2022年8月以来の900円台に進んでいる。8日の15時半に今期・2023年6月期の連結業績予想の増額修正を発表し、営業利益は従来予想を53.8%も上回る20億円の見込みとし、注目が集まっている。6月決算の発表は8月上旬を予定している。

 医療機器販売事業で半導体不足に伴い納期が遅延傾向であった備品案件について、その傾向が徐々に解消されつつあることに加え、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の減少に伴う症例数の回復や新規症例の獲得が想定よりも進展したことなどが要因とした。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 業績でみる株価
2023年06月08日

学情は5月の「Re就活」新規会員50%増加など注目され高値更新

■第2四半期決算に期待が強まる

 学情<2301>(東証プライム)は6月8日、一段と上値を指向し、前場は1870円(47円高)まで上げて年初来の高値を2日続けて更新し、2020年3月以来の高値に進んだ。同日付で「Re就活」の2023年5月の新規会員登録数が前年比150.1%で伸長と発表し、好調さが裏付けられたとされており、買いが増加する形になった。10月決算銘柄で、4月締めの第2四半期決算に期待が強まっている。

 発表によると、「Re就活」は、東京商工リサーチの調査で「20代向け転職サイト」4年連続No.1を獲得している。5月は、月間応募数も前年同月比127.8%に拡大した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:34 | 業績でみる株価

巴工業は業績・配当予想の増額修正が好感され買い気配のままストップ高

■10月期末配当は従来予想を12円増配し40円の見込みに

 巴工業<6309>(東証プライム)は6月8日、買い気配のまま急伸する相場となり、取引開始から20分ほどで気配値のままストップ高の2967円(500円高、20%高)に達した。売買が成立すれば2006年2月以来の高値になる。7日の17時前に今期・2023年10月期の連結業績予想と配当予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが集中。営業利益と経常利益は過去最高益を更新する見込みになった。

 遠心分離機の最大手で、機械製造販売事業と化学鉱業製品の販売事業が2本柱。今10月期の見通しは、売上高を従来予想に比べて2.3%上回る484.6億円の見込みとし、営業利益は同22.1%上回る35.9億円の見込みに、当期純利益は同19.1%上回る24.3億円の見込みに、各々引き上げた。1株利益は243.53円の見込みになり、株価はストップ高でも12倍そこそこの水準になり、割安感が顕在化している。

 また、今期の配当については、中間配当を直近の配当予想の28円から12円増配し40円の予定とし、期末配当も同28円から12円増配し40円の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 業績でみる株価
2023年06月07日

キューブが後場ストップ高、5月の既存店売上高5ヵ月ぶりに増加、初の大型路面店に期待強まる

■全店ベースでは4か月ぶりに増加し前年同期比19.6%増に

 キューブ<7112>(東証グロース)は6月7日、後場も一段高となり、寄り後にストップ高の1099円(150円高、16%高)まで上げ、その後は買い気配となっている。6日午後に発表した5月の月次動向「5月度・直営店月次売上速報」が買い材料視されている。4月下旬に開店した同社初の大型路面店である青山店が売上増加に寄与したとし、想定を上回る寄与度を示したようだ。

 直営店の全店ベースでは4か月ぶりに増加し前年同期比19.6%増となり、既存店は5ヵ月ぶりに増加して同6.6%増となった。コロナ禍におけるゴルフブームの過熱感は落ち着きつつあるものの、行動制限が解除され、インバウンド需要も再び高まりを見せる中で、コロナ禍以前の状況に市場が戻りを見せてきているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 業績でみる株価

RPAホールディングスは年初来の高値に迫る、第1四半期(3〜5月)好調の見方

■RPAツール『BizRobo! Basic』新バージョンをこの夏リリース

 RPAホールディングス<6572>(東証プライム)は6月7日、大きく出直る相場となり、一時12%高の434円(48円高)まで上げた後も420円台で売買され、今年4月につけた年初来の高値450円に迫っている。第1四半期(3〜5月)の業績好調との見方が浮上した模様であるほか、グループ企業が展開するRPAツール『BizRobo! Basic』の新バージョンを今夏より提供開始と5月末に発表しており、発売に向けて進展があった可能性も言われている。

 第1四半期の決算発表は7月なかばの予定。前期・2023年2月期は「BizRobo」シリーズ導入企業が増加し、ストック収入は増加するとともに解約率は引き続き低水準を維持した。今期の連結業績予想は売上高を前期比10.8%増、営業利益を63.5%増、純利益は約3倍とし、急回復の見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:42 | 業績でみる株価
2023年06月06日

ユニフォームネクストが高値を更新、5月の売上高29%増加、期初からすべて2ケタの伸び率

■台風2号による豪雨も作業服などの需要を喚起する要因に

 ユニフォームネクスト<3566>(東証グロース)は6月6日、再び一段高の相場となり、前場に10%高の765円(69円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新。後場も13時を過ぎて8%高の750円前後で売買され、2018年以来の高値に進んでいる。5日に発表した「5月度の概況」が前年同月比の売上高28.8%増加し、期初の1月発表分から毎月すべて2ケタの伸び率となり、業績上振れ期待が言われている。

 発表によると、5月は、中旬以降に気温が高い日が続いたこともあり、ファン付き作業服や春夏物の作業服やポロシャツ等の販売が伸長した。また、引き続き飲食店向け商材の販売も好調で、エプロンやシャツカテゴリが売上を牽引した。6月に入っては、台風2号による豪雨災害が発生し、調査筋によると、これも作業服などの需要を喚起する要因になるようだ。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:45 | 業績でみる株価