■「投資家への配慮が感じられる」(株式市場関係者)と好感度アップの様子
アルマード<4932>(東証スタンダード)は4月2日の後場、一段と強含んで始まり、1549円(35円高)をつけて反発相場となっている。卵殻膜成分によるサプリメント事業を行い、1日の15時、2024年3月期の期末配当金に1株5円の特別配当金を加え70円の予定にすると発表。その理由として、「2月に決議した自社株買い(自己株式取得)が総額300百万円の取得に至らず、追加の株主還元の実施が妥当であると判断した」(発表リリースより)とした。このため、「投資家への配慮が感じられる」(株式市場関係者)と好感する声も聞かれ、好感度がアップする様子となっている。(HC)
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(04/02)アルマードは後場一段と強含む、自社株買いが総額取得に至らず特別配当で追加の株主還元
(04/02)あさひが昨年来の高値を更新、「自転車ライフ」に役立つ運営で今期は増益を想定
(04/01)東京電力HDは3月決算の黒字化予想など好感され続伸基調で始まる
(03/29)クックパッドが急伸、非開示だった第1四半期の業績予想と自社株買いを発表し好感買い先行
(03/27)西華産業が上場来高値を更新、大幅増配を権利付最終日の前日夕方に発表、駆け込み的な買いも
(03/27)三越伊勢丹HDが上場来の高値に迫る、業績好調な上、自社株買いで取得した全株数の消却を好感
(03/26)ナカボーテックが急伸、業績・配当予想の大幅な増額修正を好感、営業利益は32%上振れる見込みに
(03/26)日本調剤は3年ぶりの高値に迫る、唯一未達だった「流通株式比率」が基準を満たす見込みに
(03/26)セーレンは増配と株主優待の拡充が好感され2000年以降の高値を更新
(03/25)ニッスイは8日続伸基調、最高益更新含みの高業績で最近は3月末の配当・優待を意識する買いも膨れている様子
(03/25)日邦産業は2000年以降の高値を更新、配当予想を前期の2.2倍に増配
(03/25)丸八証券が一時ストップ高、未定だった今年3月期の配当など好感、設立80周年記念配当も実施
(03/22)トーメンデバイスが後場急動意、今3月期末の配当を従来予想の160円から200円に引き上げる
(03/22)佐藤渡辺が後場急激に上げ高値を更新、5月末に株式2分割を実施、配当の漸増も発表し好感買い
(03/21)鉄建建設は今期末配当の増配が好感され4年ぶりの高値2800円台に進む
(03/19)プロレド・パートナーズは後場一段と上げストップ高、有償契約の前に『投資フェーズ』を設ける新サービスに期待強い
(03/19)北越コーポレーションは上場来高値に進む、中国子会社の関連損失を出しアク抜け感、営業・経常利益の予想は増額修正
(03/15)魁力屋が上場来高値を更新、決算説明会の映像をホームページに掲載、注目強まる
(03/15)エニグモが急反発、1月決算で今期予想数値は出さなかったが増収増益を見込むとし注目再燃
(03/15)雪印メグミルクは2020年以来の高値に進む、政策保有株の縮減、増配など好感され2日続けて大幅高
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(04/02)あさひが昨年来の高値を更新、「自転車ライフ」に役立つ運営で今期は増益を想定
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(03/26)セーレンは増配と株主優待の拡充が好感され2000年以降の高値を更新
(03/25)ニッスイは8日続伸基調、最高益更新含みの高業績で最近は3月末の配当・優待を意識する買いも膨れている様子
(03/25)日邦産業は2000年以降の高値を更新、配当予想を前期の2.2倍に増配
(03/25)丸八証券が一時ストップ高、未定だった今年3月期の配当など好感、設立80周年記念配当も実施
(03/22)トーメンデバイスが後場急動意、今3月期末の配当を従来予想の160円から200円に引き上げる
(03/22)佐藤渡辺が後場急激に上げ高値を更新、5月末に株式2分割を実施、配当の漸増も発表し好感買い
(03/21)鉄建建設は今期末配当の増配が好感され4年ぶりの高値2800円台に進む
(03/19)プロレド・パートナーズは後場一段と上げストップ高、有償契約の前に『投資フェーズ』を設ける新サービスに期待強い
(03/19)北越コーポレーションは上場来高値に進む、中国子会社の関連損失を出しアク抜け感、営業・経常利益の予想は増額修正
(03/15)魁力屋が上場来高値を更新、決算説明会の映像をホームページに掲載、注目強まる
(03/15)エニグモが急反発、1月決算で今期予想数値は出さなかったが増収増益を見込むとし注目再燃
(03/15)雪印メグミルクは2020年以来の高値に進む、政策保有株の縮減、増配など好感され2日続けて大幅高
2024年04月02日
アルマードは後場一段と強含む、自社株買いが総額取得に至らず特別配当で追加の株主還元
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53
| 業績でみる株価
あさひが昨年来の高値を更新、「自転車ライフ」に役立つ運営で今期は増益を想定
■自転車市場は修理・メンテナンスしながら長く乗る傾向が続く見通し
あさひ<3333>(東証プライム)は4月2日、一段高となり、取引開始後に7%高の1430円(90円高)まで上げて昨年来の高値を更新し、その後も1400円台で売買活発となっている。自転車販売チェーンの大手で、1日に発表した2024年2月期の決算で売上高は上場来連続最高を更新。各利益は微減だったが今期・25年2月期は増益の予想とし、期待の強まる相場になっている。
前期は、新規出店を北海道に1店舗、関東に9店舗、中部に1店舗、近畿に4店舗を出店する一方で、関東の1店舗を契約期間満了にともない退店。この結果、当事業年度末の店舗数は、直営店515店舗、FC店18店舗の合計533店舗となった。今期は、市中在庫の正常化が進むことで、需要と供給のバランスが回復すると想定する一方、新車への買い替えを行なわず、修理・メンテナンスしながら1台の自転車を長く乗る傾向は継続することが考えられるとし、利用者の「自転車ライフ」に生涯にわたって寄り添いながらお役立ちをしていくためLTV(ライフ・タイム・バリュー)の最大化を追求する。売上高は、825億円(前年同期比5.7%増)、営業利益は55億円(同12.0%増)、当期純利益は36億8000万円(同18.2%増)を見込む。(HC)
あさひ<3333>(東証プライム)は4月2日、一段高となり、取引開始後に7%高の1430円(90円高)まで上げて昨年来の高値を更新し、その後も1400円台で売買活発となっている。自転車販売チェーンの大手で、1日に発表した2024年2月期の決算で売上高は上場来連続最高を更新。各利益は微減だったが今期・25年2月期は増益の予想とし、期待の強まる相場になっている。
前期は、新規出店を北海道に1店舗、関東に9店舗、中部に1店舗、近畿に4店舗を出店する一方で、関東の1店舗を契約期間満了にともない退店。この結果、当事業年度末の店舗数は、直営店515店舗、FC店18店舗の合計533店舗となった。今期は、市中在庫の正常化が進むことで、需要と供給のバランスが回復すると想定する一方、新車への買い替えを行なわず、修理・メンテナンスしながら1台の自転車を長く乗る傾向は継続することが考えられるとし、利用者の「自転車ライフ」に生涯にわたって寄り添いながらお役立ちをしていくためLTV(ライフ・タイム・バリュー)の最大化を追求する。売上高は、825億円(前年同期比5.7%増)、営業利益は55億円(同12.0%増)、当期純利益は36億8000万円(同18.2%増)を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00
| 業績でみる株価
2024年04月01日
東京電力HDは3月決算の黒字化予想など好感され続伸基調で始まる
■未定としていた2024年3月期の連結業績予想を発表、売上高は微減
東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は4月1日、続伸基調で始まり、取引開始後は960.7円(16.7円高)まで上げ、約半月前につけた2011年以来の高値967.3円に迫っている。前取引日の17時に、未定としていた2024年3月期の連結決算見通しなどを発表し、好感されている。親会社株主に帰属する当期純損益は2470億円の黒字(前期は1236.3億円の赤字)とするなど、各利益とも黒字化する見込みとした。
24年3月期の連結売上高は、燃料・市場価格の低下などにより、東京電力パワーグリッド株式会社などで売り上げが減少したことなどにより6兆9260億円程度(前期比14.6%現)の見通しとした。一方、各利益は黒字に転換する見込みとし、経常損益は、燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより、6750億円増益の3900億円程度の利益になる見通しとした。(HC)
東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は4月1日、続伸基調で始まり、取引開始後は960.7円(16.7円高)まで上げ、約半月前につけた2011年以来の高値967.3円に迫っている。前取引日の17時に、未定としていた2024年3月期の連結決算見通しなどを発表し、好感されている。親会社株主に帰属する当期純損益は2470億円の黒字(前期は1236.3億円の赤字)とするなど、各利益とも黒字化する見込みとした。
24年3月期の連結売上高は、燃料・市場価格の低下などにより、東京電力パワーグリッド株式会社などで売り上げが減少したことなどにより6兆9260億円程度(前期比14.6%現)の見通しとした。一方、各利益は黒字に転換する見込みとし、経常損益は、燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより、6750億円増益の3900億円程度の利益になる見通しとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:11
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2024年03月29日
クックパッドが急伸、非開示だった第1四半期の業績予想と自社株買いを発表し好感買い先行
■業績予想は自社株買い決議を適法に実施するための公表だが好感
クックパッド<2193>(東証スタンダード)は3月29日、買い気配で始まり、気配値のまま約6か月ぶりの160円台(18%高)に進んでいる。
28日の夕方に未公表だった2024年12月期・第1四半期の業績予想と自社株買い(自己株式の取得)を発表し、好感されている。業績予想は従来から非開示だったが、「自己株式の取得に関する決議を適法に実施するために行う公表」(発表リリース)。これをもって、以後も連結業績予想を開示するものではないとしたが好感されている。
自社株買いの上限株数は2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の21.4%)、上限金額は20億円。取得期間は2024年4月1日から25年3月31日まで。また、第1四半期の連結業績予想は、営業利益を130百万円から250百万円とするなど、各利益とも前年同期の赤字から黒字に転じる見込みとした。(HC)
クックパッド<2193>(東証スタンダード)は3月29日、買い気配で始まり、気配値のまま約6か月ぶりの160円台(18%高)に進んでいる。
28日の夕方に未公表だった2024年12月期・第1四半期の業績予想と自社株買い(自己株式の取得)を発表し、好感されている。業績予想は従来から非開示だったが、「自己株式の取得に関する決議を適法に実施するために行う公表」(発表リリース)。これをもって、以後も連結業績予想を開示するものではないとしたが好感されている。
自社株買いの上限株数は2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の21.4%)、上限金額は20億円。取得期間は2024年4月1日から25年3月31日まで。また、第1四半期の連結業績予想は、営業利益を130百万円から250百万円とするなど、各利益とも前年同期の赤字から黒字に転じる見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15
| 業績でみる株価
2024年03月27日
西華産業が上場来高値を更新、大幅増配を権利付最終日の前日夕方に発表、駆け込み的な買いも
■3月期末配当を90円(従来予想比30円増)の予定に
西華産業<8061>(東証プライム)は3月27日、一段高で始まり、取引開始後に16%高の3940円(535円高)まで上げて上場来の高値を更新している。26日の18時に2024年3月期の業績予想と期末配当予想の修正(増配)を発表。期末配当を1株90円の予定(従来予想比30円増、前年同期比35円の増配)とし、好感されている。
きょう27日は今年の3月期末配当・優待を確保するための買付期限(権利付最終日)。増配の発表は前日の夕刻とあって、駆け込み的な買いも少なくないようだ。朝のテレビ情報番組でも「株式投資にとって今日は特別な日」といった解説を組んだ番組があり、例年になく株式投資や配当に対する注目度は高いとみられている。(HC)
西華産業<8061>(東証プライム)は3月27日、一段高で始まり、取引開始後に16%高の3940円(535円高)まで上げて上場来の高値を更新している。26日の18時に2024年3月期の業績予想と期末配当予想の修正(増配)を発表。期末配当を1株90円の予定(従来予想比30円増、前年同期比35円の増配)とし、好感されている。
きょう27日は今年の3月期末配当・優待を確保するための買付期限(権利付最終日)。増配の発表は前日の夕刻とあって、駆け込み的な買いも少なくないようだ。朝のテレビ情報番組でも「株式投資にとって今日は特別な日」といった解説を組んだ番組があり、例年になく株式投資や配当に対する注目度は高いとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00
| 業績でみる株価
三越伊勢丹HDが上場来の高値に迫る、業績好調な上、自社株買いで取得した全株数の消却を好感
■2月の月次売上高21.4%増加、次回発表(4月初)にも期待
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は3月27日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は2522.5円(43.5円高)まで上げ、2日前につけた上場来の高値2528.0円に迫っている。2月の月次売上高(国内合計)が前年同月比21.4%増加など業績が好調な上、26日の15時に自己株式の消却などを発表し、株式価値の向上などに期待が出ている。
26日の15時、自己株式の取得(自社株買い)により取得した全株数である700万2400株の普通株式を2024年4月30日(消却予定日)に消却すると発表した。今回の自社株買いは2024年2月5日から同年3月29日までの予定で実施し、取得した自己株式の全株式数を消却するとしていた。取得した株数は、2月29日までの時点では386万6900株(取得上限株数の35%)だったが、3月22日時点での累計取得株数は700万2400株(同64%)に急増した。積極的に自社株買いを進めたことになり注目されている。(HC)
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は3月27日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は2522.5円(43.5円高)まで上げ、2日前につけた上場来の高値2528.0円に迫っている。2月の月次売上高(国内合計)が前年同月比21.4%増加など業績が好調な上、26日の15時に自己株式の消却などを発表し、株式価値の向上などに期待が出ている。
26日の15時、自己株式の取得(自社株買い)により取得した全株数である700万2400株の普通株式を2024年4月30日(消却予定日)に消却すると発表した。今回の自社株買いは2024年2月5日から同年3月29日までの予定で実施し、取得した自己株式の全株式数を消却するとしていた。取得した株数は、2月29日までの時点では386万6900株(取得上限株数の35%)だったが、3月22日時点での累計取得株数は700万2400株(同64%)に急増した。積極的に自社株買いを進めたことになり注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35
| 業績でみる株価
2024年03月26日
ナカボーテックが急伸、業績・配当予想の大幅な増額修正を好感、営業利益は32%上振れる見込みに
■今3月期末配当は230円(従来予想比50円増)に見直す
ナカボーテック<1787>(東証スタンダード)は3月26日、急伸相場となり、午前11時にかけて16%高の6250円(870円高)まで上げて2022年7月以来の6200円台に進み、後場も5900円(520円高)前後で売買され、出来高が増加している。鉄骨構造物などの防触エンジニアリング会社で、25日の17時過ぎに2024年3月期の業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが優勢となった。
2024年3月期は、主力港湾事業が好調であった昨年度からの反動により微減となる見通しだが、地中等その他事業は堅調に推移し、また、主要原材料価格が軟化に転じるなどもあり、24年2月に開示した従来予想を売上高は3.8%、営業利益は32.2%、純利益は同27.0%各々上振れる見込みへと見直した。また、配当予想(期末のみ実施)は、24年3月期の期末配当予想を1株230円の予定(従来予想比50円増)とし、好感されている。
24年3月期の期末配当や優待を確保する買付期限(権利付最終日)は3月27日になる。(HC)
ナカボーテック<1787>(東証スタンダード)は3月26日、急伸相場となり、午前11時にかけて16%高の6250円(870円高)まで上げて2022年7月以来の6200円台に進み、後場も5900円(520円高)前後で売買され、出来高が増加している。鉄骨構造物などの防触エンジニアリング会社で、25日の17時過ぎに2024年3月期の業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが優勢となった。
2024年3月期は、主力港湾事業が好調であった昨年度からの反動により微減となる見通しだが、地中等その他事業は堅調に推移し、また、主要原材料価格が軟化に転じるなどもあり、24年2月に開示した従来予想を売上高は3.8%、営業利益は32.2%、純利益は同27.0%各々上振れる見込みへと見直した。また、配当予想(期末のみ実施)は、24年3月期の期末配当予想を1株230円の予定(従来予想比50円増)とし、好感されている。
24年3月期の期末配当や優待を確保する買付期限(権利付最終日)は3月27日になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:48
| 業績でみる株価
日本調剤は3年ぶりの高値に迫る、唯一未達だった「流通株式比率」が基準を満たす見込みに
■東証プライム市場の上場維持基準、計画に基づいた自己株消却の結果
日本調剤<3341>(東証プライム)は3月26日、再び上値を試して始まり、取引開始後は1630円(13円高)まで上げ、約2週間前につけた2021年以来の高値1690円に向けて動意を強めている。25日の17時、「上場維持基準の適合状況の推移」について発表し、東証プライム市場の上場維持基準のうち唯一未達だった「流通株式比率」が基準を満たす見込みになったとし、好感されている。
発表によると、計画に基づいた自己株式の消却の結果、プライム市場において上場維持のために求められる流通株式比率35%以上を満たす見込みとなった。ただ、これは3月25時点の情報をもとに同社が試算したもので、24年3月末時点の上場維持基準の適合状況については、東京証券取引所からの判定結果に係る通知をもって改めて開示するとした。(HC)
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日本調剤<3341>(東証プライム)は3月26日、再び上値を試して始まり、取引開始後は1630円(13円高)まで上げ、約2週間前につけた2021年以来の高値1690円に向けて動意を強めている。25日の17時、「上場維持基準の適合状況の推移」について発表し、東証プライム市場の上場維持基準のうち唯一未達だった「流通株式比率」が基準を満たす見込みになったとし、好感されている。
発表によると、計画に基づいた自己株式の消却の結果、プライム市場において上場維持のために求められる流通株式比率35%以上を満たす見込みとなった。ただ、これは3月25時点の情報をもとに同社が試算したもので、24年3月末時点の上場維持基準の適合状況については、東京証券取引所からの判定結果に係る通知をもって改めて開示するとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41
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セーレンは増配と株主優待の拡充が好感され2000年以降の高値を更新
■過去最高益の見通しとなり3月期末配当を当初予想の23円から30円に
セーレン<3569>(東証プライム)は3月26日、一段高で始まり、取引開始後は2717円(84円高)まで上げて約1年3か月ぶりに2000年以降の高値を更新している。25日の15時に配当予想の修正(増配)と株主優待制度の拡充を発表し、好感買いが先行した。
配当予想は、2024年3月期の連結業績予想が過去最高の業績となる見通しであることから、期末配当予想を当初予想の1株23円から7円増の30円(前年同期比でも7円の増配)に修正するとした。また、株主優待は、現行の優待に加えて、毎年3月末日の株主名簿に記載された100株以上ご所有の株主を対象として、同社商品の購入に使える株主優待クーポン(3000円分)を贈呈する。24年3月末日を基準日とする株主優待制度から実施する。今年の3月期末の配当・優待を確保するための買付期限(権利付最終日)は3月27日になる。(HC)
セーレン<3569>(東証プライム)は3月26日、一段高で始まり、取引開始後は2717円(84円高)まで上げて約1年3か月ぶりに2000年以降の高値を更新している。25日の15時に配当予想の修正(増配)と株主優待制度の拡充を発表し、好感買いが先行した。
配当予想は、2024年3月期の連結業績予想が過去最高の業績となる見通しであることから、期末配当予想を当初予想の1株23円から7円増の30円(前年同期比でも7円の増配)に修正するとした。また、株主優待は、現行の優待に加えて、毎年3月末日の株主名簿に記載された100株以上ご所有の株主を対象として、同社商品の購入に使える株主優待クーポン(3000円分)を贈呈する。24年3月末日を基準日とする株主優待制度から実施する。今年の3月期末の配当・優待を確保するための買付期限(権利付最終日)は3月27日になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29
| 業績でみる株価
2024年03月25日
ニッスイは8日続伸基調、最高益更新含みの高業績で最近は3月末の配当・優待を意識する買いも膨れている様子
■目標株価1240円の予想もあり買い安心感
ニッスイ<1332>(東証プライム)は3月25日、996.6円(12.4円高)まで上げて8日続伸基調となり、3日続けて2000年以降の最高値を更新してジリ高傾向の相場を続けている。業績が最高益更新含みで推移し、みずほ証券は2月28日付で目標株価を870円から1240円に引き上げたと伝えられ、3月12日には同じくSMBC日興証券が850円から1100円に引き上げたと伝えられた。株価は翌13日から連騰中。直近は、欧州事業説明会を好感する買いや、3月末の配当・優待を意識する買いも膨れているようだ。今年の3月末の配当・優待を受け取るには3月27日が買付期限(権利付最終日)になる。
業績は快調で、今期・2024年3月期の連結業績は第3四半期までで売上高・営業利益とも同期間の過去最高を更新し、「政策保有株式の売却などもあり四半期純利益も過去最高益」(決算説明資料より)を更新した。3月期末配当は1株14円(前年同期比4円増)の予定。株主優待は、保有株式数500株以上1000株未満の場合、3000円相当の同社商品を贈呈し、1000株以上の株主には5000円相当の同社商品を贈呈する。(HC)
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ニッスイ<1332>(東証プライム)は3月25日、996.6円(12.4円高)まで上げて8日続伸基調となり、3日続けて2000年以降の最高値を更新してジリ高傾向の相場を続けている。業績が最高益更新含みで推移し、みずほ証券は2月28日付で目標株価を870円から1240円に引き上げたと伝えられ、3月12日には同じくSMBC日興証券が850円から1100円に引き上げたと伝えられた。株価は翌13日から連騰中。直近は、欧州事業説明会を好感する買いや、3月末の配当・優待を意識する買いも膨れているようだ。今年の3月末の配当・優待を受け取るには3月27日が買付期限(権利付最終日)になる。
業績は快調で、今期・2024年3月期の連結業績は第3四半期までで売上高・営業利益とも同期間の過去最高を更新し、「政策保有株式の売却などもあり四半期純利益も過去最高益」(決算説明資料より)を更新した。3月期末配当は1株14円(前年同期比4円増)の予定。株主優待は、保有株式数500株以上1000株未満の場合、3000円相当の同社商品を贈呈し、1000株以上の株主には5000円相当の同社商品を贈呈する。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:44
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日邦産業は2000年以降の高値を更新、配当予想を前期の2.2倍に増配
■業績予想も増額修正、通信基地局や生成AI向け用途など拡大
日邦産業<9913>(東証スタンダード)は3月25日の朝、2024年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表。株価は前場12%高の1760円(195円高)まで上げて約2か月ぶりに株式分割を考慮した2000年以降の高値を更新し、後場寄り後も1730円前後で売買され、強い相場を続けている。
24年3月期・通期の見通しについて、23年11月に開示した前回予想では、アセアン顧客の一部で生産調整が継続している状況と円安の為替相場が継続している状況を踏まえて売上高と営業利益の数値を据え置いたが、エレクトロニクスにおける配線板材料の受注が、通信基地局や生成AI向け用途の需要拡大にともない、予想値を上回る見通しとなった。これを受け、通期の売上高の予想は前回を5.4%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同4.4%、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.5%上回る見込みに引き上げた。
また、24年3月期の期末配当予想は1株当たり42円から74円に増額修正することとした。前年同期は33円だったため2.2倍の増配になる。(HC)
日邦産業<9913>(東証スタンダード)は3月25日の朝、2024年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表。株価は前場12%高の1760円(195円高)まで上げて約2か月ぶりに株式分割を考慮した2000年以降の高値を更新し、後場寄り後も1730円前後で売買され、強い相場を続けている。
24年3月期・通期の見通しについて、23年11月に開示した前回予想では、アセアン顧客の一部で生産調整が継続している状況と円安の為替相場が継続している状況を踏まえて売上高と営業利益の数値を据え置いたが、エレクトロニクスにおける配線板材料の受注が、通信基地局や生成AI向け用途の需要拡大にともない、予想値を上回る見通しとなった。これを受け、通期の売上高の予想は前回を5.4%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同4.4%、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.5%上回る見込みに引き上げた。
また、24年3月期の期末配当予想は1株当たり42円から74円に増額修正することとした。前年同期は33円だったため2.2倍の増配になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58
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丸八証券が一時ストップ高、未定だった今年3月期の配当など好感、設立80周年記念配当も実施
■普通配当60円、記念配当20円の計80円(前期比50円の増配)に
丸八証券<8700>(東証スタンダード)は3月25日、買い気配で始まった後ストップ高の1947円(400円高、26%高)で始値をつけ、2015年以来の1900円台に進んでいる。22日に未定だった2024年3月期の配当(期末のみ実施)を発表し、普通配当60円、設立80周年記念配当20円の計80円(前期比50円の増配)にするとし、好感買いが集中した。
2024年3月30日に設立80周年を迎える。配当方針は、安定的かつ継続的に配当性向30%を目指すことを基本方針としており、24年3月期の期末配当は、最終利益等を総合的に勘案し、普通配当を1株当たり60円(前期の2倍)に内定することを決議した。加えて、株主の皆様に感謝の意を表するとともに、設立80周年を記念して1株当たり20円の記念配当を実施することとした。(HC)
丸八証券<8700>(東証スタンダード)は3月25日、買い気配で始まった後ストップ高の1947円(400円高、26%高)で始値をつけ、2015年以来の1900円台に進んでいる。22日に未定だった2024年3月期の配当(期末のみ実施)を発表し、普通配当60円、設立80周年記念配当20円の計80円(前期比50円の増配)にするとし、好感買いが集中した。
2024年3月30日に設立80周年を迎える。配当方針は、安定的かつ継続的に配当性向30%を目指すことを基本方針としており、24年3月期の期末配当は、最終利益等を総合的に勘案し、普通配当を1株当たり60円(前期の2倍)に内定することを決議した。加えて、株主の皆様に感謝の意を表するとともに、設立80周年を記念して1株当たり20円の記念配当を実施することとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58
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2024年03月22日
トーメンデバイスが後場急動意、今3月期末の配当を従来予想の160円から200円に引き上げる
■メモリー価格の上昇基調、為替益、取引先の再生計画認可決定など寄与
トーメンデバイス<2737>(東証プライム)は3月22日の13時に2024年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、株価は発表直前の5980円(30円高)前後から一気に6%高の6320円(370円高)まで上げる場面を見せ、約9か月ぶりの6000円台に進んでいる。
同3月期の連結業績見通しは、24年1月に開示した従来予想に対し、売上高は4.2%上回る見込みになり、経常利益は25.0%、親会社株主に帰属する当期純利益は81.8%上回る見込みになった。メモリー価格の上昇基調、顧客の購買意欲の堅調などにより売り上げおよび売上総利益が増加、また、円安の寄与もあった。加えて、取引先である大和管財株式会社(旧商号:FCNT株式会社)の再生計画認可決定により、債権回収不能額が確定し貸倒引当金繰入額の一部戻入れが生じることから、経常利益が想定を大きく上回る見込みとなった。3月期末配当は従来予想の1株160円を200円の予定に引き上げた。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
トーメンデバイス<2737>(東証プライム)は3月22日の13時に2024年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、株価は発表直前の5980円(30円高)前後から一気に6%高の6320円(370円高)まで上げる場面を見せ、約9か月ぶりの6000円台に進んでいる。
同3月期の連結業績見通しは、24年1月に開示した従来予想に対し、売上高は4.2%上回る見込みになり、経常利益は25.0%、親会社株主に帰属する当期純利益は81.8%上回る見込みになった。メモリー価格の上昇基調、顧客の購買意欲の堅調などにより売り上げおよび売上総利益が増加、また、円安の寄与もあった。加えて、取引先である大和管財株式会社(旧商号:FCNT株式会社)の再生計画認可決定により、債権回収不能額が確定し貸倒引当金繰入額の一部戻入れが生じることから、経常利益が想定を大きく上回る見込みとなった。3月期末配当は従来予想の1株160円を200円の予定に引き上げた。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:14
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佐藤渡辺が後場急激に上げ高値を更新、5月末に株式2分割を実施、配当の漸増も発表し好感買い
■配当は23年3月期の100円に対し24年3月期は150円、さらに160円へ
佐藤渡辺<1807>(東証スタンダード)は3月22日の13時に株式分割と次期中期経営計画期間中の株主還元(配当予想の増額)を発表した。小幅安だった株価は発表後に6%高の4080円(235円高)まで急激に上げ、2日続けて実質的な上場来の高値を更新している。最近は、大林組<1802>(東証プライム)が3月4日に大幅増配を含む資本政策の見直しを発表して急伸して以降、同様の積極策への期待から動意を強める相場になっていた。
株式分割は、2024年5月31日を基準日とし、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割するとした。また、次期中期経営計画期間中(2024〜2026年度)の株主還元については「年間配当金160円以上」とし、株主への利益還元の機会を充実させ、23年3月期の年間配当実績100円(普通配当100円)に対し、24年3月期は同150円(普通配当110円、記念配当40円)の見込みとし、さらに25年3月期から27年3月期は同160円以上(中間配当を開始)の見込みとした。(HC)
佐藤渡辺<1807>(東証スタンダード)は3月22日の13時に株式分割と次期中期経営計画期間中の株主還元(配当予想の増額)を発表した。小幅安だった株価は発表後に6%高の4080円(235円高)まで急激に上げ、2日続けて実質的な上場来の高値を更新している。最近は、大林組<1802>(東証プライム)が3月4日に大幅増配を含む資本政策の見直しを発表して急伸して以降、同様の積極策への期待から動意を強める相場になっていた。
株式分割は、2024年5月31日を基準日とし、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割するとした。また、次期中期経営計画期間中(2024〜2026年度)の株主還元については「年間配当金160円以上」とし、株主への利益還元の機会を充実させ、23年3月期の年間配当実績100円(普通配当100円)に対し、24年3月期は同150円(普通配当110円、記念配当40円)の見込みとし、さらに25年3月期から27年3月期は同160円以上(中間配当を開始)の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:55
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2024年03月21日
鉄建建設は今期末配当の増配が好感され4年ぶりの高値2800円台に進む
■株主還元の充実について計画し当初予定比20円増の100円に
鉄建建設<1815>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて9%高の2823円(243円高)まで上げて2020年2月以来の2800円台に進み、その後も2790円前後で売買されて強い相場となっている。19日の夕方に2024年3月期末配当の増配を発表し、好感買いが優勢になった。
24年3月期末配当を、当初予定の1株80円から20円増配し100円(前年同期比でも20円の増配)に修正するとした。現在策定中の「鉄建建設グループ中期経営計画2028」(次期中期経営計画)でも、企業価値向上における重要課題との認識の下、株主還元の充実について計画している。具体的な資本政策や株主還元方針は「次期中期経営計画」で公表するが、検討内容を踏まえ、令和6年3月期から株主還元の充実を図ることとした。(HC)
鉄建建設<1815>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて9%高の2823円(243円高)まで上げて2020年2月以来の2800円台に進み、その後も2790円前後で売買されて強い相場となっている。19日の夕方に2024年3月期末配当の増配を発表し、好感買いが優勢になった。
24年3月期末配当を、当初予定の1株80円から20円増配し100円(前年同期比でも20円の増配)に修正するとした。現在策定中の「鉄建建設グループ中期経営計画2028」(次期中期経営計画)でも、企業価値向上における重要課題との認識の下、株主還元の充実について計画している。具体的な資本政策や株主還元方針は「次期中期経営計画」で公表するが、検討内容を踏まえ、令和6年3月期から株主還元の充実を図ることとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59
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2024年03月19日
プロレド・パートナーズは後場一段と上げストップ高、有償契約の前に『投資フェーズ』を設ける新サービスに期待強い
■第1四半期は売上高32%増加、営業利益は黒字転換
プロレド・パートナーズ<7034>(東証プライム)は3月19日の後場一段と上げ、13時前からはストップ高の527円(80円高、18%高)で売買され、2日続けて大幅高となっている。15日に発表した2024年10月期の第1四半期決算(2023年11月〜24年1月、連結)の営業利益が前年同期比で黒字に転換し、他の利益項目は大幅に赤字が軽減、注目再燃となった。
成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングを中心としたコンサルティング事業を行い、当第1四半期は、「有償契約の前に『投資フェーズ』を設ける新たなコンサルティング・サービスのモデルを確立すべく」(決算短信より)、新サービスの提供を開始したことなどにより、売上高が前年同期比32.1%増加した。通期の業績予想は売上高と営業利益のみ開示し、前回予想を据え置いたが、第1四半期の推移を受けて上振れ期待が強まっている。(HC)
プロレド・パートナーズ<7034>(東証プライム)は3月19日の後場一段と上げ、13時前からはストップ高の527円(80円高、18%高)で売買され、2日続けて大幅高となっている。15日に発表した2024年10月期の第1四半期決算(2023年11月〜24年1月、連結)の営業利益が前年同期比で黒字に転換し、他の利益項目は大幅に赤字が軽減、注目再燃となった。
成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングを中心としたコンサルティング事業を行い、当第1四半期は、「有償契約の前に『投資フェーズ』を設ける新たなコンサルティング・サービスのモデルを確立すべく」(決算短信より)、新サービスの提供を開始したことなどにより、売上高が前年同期比32.1%増加した。通期の業績予想は売上高と営業利益のみ開示し、前回予想を据え置いたが、第1四半期の推移を受けて上振れ期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35
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北越コーポレーションは上場来高値に進む、中国子会社の関連損失を出しアク抜け感、営業・経常利益の予想は増額修正
■株式譲渡損と債権放棄損を計上するが本業はコスト限定的で堅調
北越コーポレーション<3865>(東証プライム)は3月19日、2日続けて大きく上げる相場となり、取引開始後に14%高の2081円(256円高)まで上げて上場来初の2000円台に進んでいる。3月15日の夕方に中国子会社の一部株式譲渡損と今期・2024年3月期の連結業績予想の修正を発表し、不透明感が後退したとされた上、営業利益と経常利益は前回予想を11%から14%上回る見込みに引き上げたため好感買いが続いている。
15日、中国の連結子会社「星輝投資」の株式一部譲渡にともない、24年3月期の連結決算に株式譲渡損約45億円と関係会社債権放棄損約26億円を特別損失として計上すると発表した。これにより、同3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を薬28%引き下げたが、営業利益と経常利益は原燃料価格のコスト上昇が限定的だったことなどにより前回予想を上回る見込みとした。(HC)
北越コーポレーション<3865>(東証プライム)は3月19日、2日続けて大きく上げる相場となり、取引開始後に14%高の2081円(256円高)まで上げて上場来初の2000円台に進んでいる。3月15日の夕方に中国子会社の一部株式譲渡損と今期・2024年3月期の連結業績予想の修正を発表し、不透明感が後退したとされた上、営業利益と経常利益は前回予想を11%から14%上回る見込みに引き上げたため好感買いが続いている。
15日、中国の連結子会社「星輝投資」の株式一部譲渡にともない、24年3月期の連結決算に株式譲渡損約45億円と関係会社債権放棄損約26億円を特別損失として計上すると発表した。これにより、同3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を薬28%引き下げたが、営業利益と経常利益は原燃料価格のコスト上昇が限定的だったことなどにより前回予想を上回る見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20
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2024年03月15日
魁力屋が上場来高値を更新、決算説明会の映像をホームページに掲載、注目強まる
■昨年12月上場、「京都北白川ラーメン魁力屋」など展開
魁力屋<5891>(東証スタンダード)は3月15日の後場一段と強含む相場となり、13時30分にかけて7%高の3350円(220円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新している。「京都北白川ラーメン魁力屋」をはじめとした飲食店を運営し、2023年12月に上場。昨14日、2023年12月期の決算説明会の映像を同社ホームページに掲載したと告知しており、改めて注目が強まったようだ。
「京都背脂醤油ラーメン」を中心としたバラエティ豊かな商品を展開し、「豊富でボリュームのある定食ラインナップにより、幅広い顧客層からの支持を獲得」(決算説明資料より)とし、店舗数は24年2月末時点で全国に146店。関西40店舗、関東69店舗と関東地区での出店を積極的に進めている。(HC)
魁力屋<5891>(東証スタンダード)は3月15日の後場一段と強含む相場となり、13時30分にかけて7%高の3350円(220円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新している。「京都北白川ラーメン魁力屋」をはじめとした飲食店を運営し、2023年12月に上場。昨14日、2023年12月期の決算説明会の映像を同社ホームページに掲載したと告知しており、改めて注目が強まったようだ。
「京都背脂醤油ラーメン」を中心としたバラエティ豊かな商品を展開し、「豊富でボリュームのある定食ラインナップにより、幅広い顧客層からの支持を獲得」(決算説明資料より)とし、店舗数は24年2月末時点で全国に146店。関西40店舗、関東69店舗と関東地区での出店を積極的に進めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:33
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エニグモが急反発、1月決算で今期予想数値は出さなかったが増収増益を見込むとし注目再燃
■前1月期は営業利益12%減だが「攻めの準備を実行した一年」に
エニグモ<3665>(東証プライム)は3月15日、急反発となり、午前9時40分にかけては17%高の391円(56円高)まで上げ、ほぼ3か月ぶりに390円台を回復して出直りを強めている。14日15時に発表した2024年1月期決算は純利益を除いて減収減益となり、今期予想も具体的な数値は出さなかったが、「売上高・営業利益については、前期比で増収・増益を見込む」(決算短信)などとし、好感されている。
前1月期は前期比で売上高が9.7%減となり、営業利益は12.1%減だったが、当期純利益は投資有価証券売却にともなう特別利益により17.7%増加した。暖冬による秋冬物やジャケット類の減少などがあったものの、「鑑定サービスにおける鑑定対応ブランド数及び鑑定対応キャパシティを増強」「VIP会員とコンシェルジュ接点拡充によりコンシェルジュ経由の総取扱高が対前年比489%成長」「海外ショップとの連携施策等により、出品ブランド数は1.8万超に到達」「海外ショップ連携による総取扱高は対前年比246%と飛躍」(説明資料より)などを実現し、「攻めの準備を実行した一年」(同)と総括した。(HC)
エニグモ<3665>(東証プライム)は3月15日、急反発となり、午前9時40分にかけては17%高の391円(56円高)まで上げ、ほぼ3か月ぶりに390円台を回復して出直りを強めている。14日15時に発表した2024年1月期決算は純利益を除いて減収減益となり、今期予想も具体的な数値は出さなかったが、「売上高・営業利益については、前期比で増収・増益を見込む」(決算短信)などとし、好感されている。
前1月期は前期比で売上高が9.7%減となり、営業利益は12.1%減だったが、当期純利益は投資有価証券売却にともなう特別利益により17.7%増加した。暖冬による秋冬物やジャケット類の減少などがあったものの、「鑑定サービスにおける鑑定対応ブランド数及び鑑定対応キャパシティを増強」「VIP会員とコンシェルジュ接点拡充によりコンシェルジュ経由の総取扱高が対前年比489%成長」「海外ショップとの連携施策等により、出品ブランド数は1.8万超に到達」「海外ショップ連携による総取扱高は対前年比246%と飛躍」(説明資料より)などを実現し、「攻めの準備を実行した一年」(同)と総括した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02
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雪印メグミルクは2020年以来の高値に進む、政策保有株の縮減、増配など好感され2日続けて大幅高
■今3月期末配当は従来予想比20円増の80円に増配
雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は3月15日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2640円(159円高)まで上げ、2020年10月以来の2600円台に進んでいる。13日の夕方に発表した有価証券売却益112億円の計上と今期の利益予想の上方修正、期末配当の増配が引き続き好感されている様子で、2日続けて大きく上げている。
有価証券の売却は、政策保有株式の縮減と資産効率化を図る目的で行ったとしたため、損保各社が2月に打ち出した「持ち合い解消」の動きに続くものとして注目が強まった。売却益112億円を今期・2024年3月期に計上する。これを受け、今3月期の連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想比56.6%引き上げ191億円の見込み(前期の2.1倍)に見直した。今3月期の期末配当は従来予想の1株60円から同80円の予定(前年同期比20円の増配)に引き上げた。(HC)
雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は3月15日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2640円(159円高)まで上げ、2020年10月以来の2600円台に進んでいる。13日の夕方に発表した有価証券売却益112億円の計上と今期の利益予想の上方修正、期末配当の増配が引き続き好感されている様子で、2日続けて大きく上げている。
有価証券の売却は、政策保有株式の縮減と資産効率化を図る目的で行ったとしたため、損保各社が2月に打ち出した「持ち合い解消」の動きに続くものとして注目が強まった。売却益112億円を今期・2024年3月期に計上する。これを受け、今3月期の連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想比56.6%引き上げ191億円の見込み(前期の2.1倍)に見直した。今3月期の期末配当は従来予想の1株60円から同80円の予定(前年同期比20円の増配)に引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36
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