[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/24)【業績でみる株価】Jトラストは短期売り一巡し中長期投資の買いが本格化
記事一覧 (11/11)【業績でみる株価】プラマテルズは10年3月期底に業績は着実に伸長、来期には特損消え、株価居所変えの可能性
記事一覧 (11/06)【業績でみる株価】資生堂の上期営業利益2.4倍、利益率向上、コスト構造改革の成果、押し目買い
記事一覧 (10/08)【業績でみる株価】ティー・ワイ・オーの収益大幅向上、09年比で営業利益3.7倍、株価は55%高で割安目立つ
記事一覧 (09/30)【業績でみる株価】セキド急伸、8月中間期の最終損益黒字転換、通期では営業利益も3期ぶり黒字
記事一覧 (09/23)【業績でみる株価】リオンの収益力向上顕著、3年で営業利益2.2倍、営業利益率4.8%から10%台乗せ
記事一覧 (09/18)【業績でみる株価】キムラユニティーは売上、利益とも最高に、1株利益100円時代接近で最高株価挑戦へ
記事一覧 (07/08)【業績でみる株価】カナモトは日本強靭化計画の追い風で業績絶好調、株価30日線突破で3000円へ
記事一覧 (06/03)【業績でみる株価】フランスベッドHDの利益は3年で2.8倍、高齢化社会に対応した戦略が的中
記事一覧 (05/29)【業績と株価】電算システムは「収納代行サービス」が寄与、3年で利益5割増、今期も2ケタ伸長、株価も上昇に勢い
2014年03月24日

【業績でみる株価】Jトラストは短期売り一巡し中長期投資の買いが本格化

■足元の業績一服だが高成長路線に変化なし

業績でみる株価 Jトラスト<8508>(東2・売買単位100株)の株価は分割等の修正値で昨年5月の3180円を高値に調整だが、今年2月に905円と4ケタを割ったことで底打ちを確認し1400円台へ急反発している。

 今期の業績見通しは明らかにしていないものの、前期(2013年3月期)実績では、3年前比較において営業収入で3.3倍、営業利益で2.9倍と高成長を達成している。今期は足踏みが予想されるが、M&Aを軸とした中期成長性は引き続き期待される。新指数JPX日経400にも採用されている好内容銘柄であり遠からず東証1部への昇格上場も見込めそうである。

 少し、同社の沿革を紹介すると1977年に大阪市で中小企業及び個人事業主向けの商業手形割引及び手形貸付等の貸し金業務の一光商事として設立された。その後、藤澤信義氏(現、同社々長)が全国保証より公開買付で株式を取得、筆頭株主となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:50 | 業績でみる株価
2013年11月11日

【業績でみる株価】プラマテルズは10年3月期底に業績は着実に伸長、来期には特損消え、株価居所変えの可能性

業績でみる株価 プラマテルズ<2714>(JQS・売買単位100株)の業績は、リーマンショックで落ち込んだ2010年3月期をボトムに着実に上向いている。既に、売上及び営業利益とも2010年3月期を上回り、純益だけは厚生年金基金脱退に伴う特別損失計上で未達だが、次期には上回ることが確実視される。

 同社は合成樹脂専門商社で大手商社型の大口扱いではなく、小ロットながら顧客とニーズ開発に取り組み顧客と共に成長するという点に特徴と強さがある。需要先はOA・事務機器、電子・家電、自動車、医療、建材、化粧品など多岐にわたり、特定の業種に偏っていない。

 このため、景気変動の影響は受け難く、過去一度も赤字は出していない。それでも、さすがにリーマンショックによる影響で10億円台を上げていた営業利益は2010年3月期に6億6300万円まで落ち込んだ。しかし、2012年3月期には売上577億9000万円、営業利益8億8300万円と、2010年3月期の売上(471億4500万円)、営業利益とも上回った。

 ただ、2013年3月期は欧州と中国経済の減速影響で前年比4.2%減収、営業利益7.7%減益となった。だが、リーマンショック時のようなことはなく小幅減少にとどまり今期(2014年3月期)は売上4.3%増の580億円、営業利益6.4%増の8億7000万円の見通しで、営業利益でも2010年3月期を上回る。

 今期の純益については、同社及び子会社が総合型年金基金より9月末で任意脱退に伴い特別損失を計上するため14.3%減の3億6000万円と2010年3月期の3億8800万円には届かない。

 1株利益は前3月期に49.1円と2010年3月期の45.4円は抜いたものの、今期は特損計上により42.1円にとどまる。今期配当は年15円の予定で2010年3月期の年13円は上回る。また、1株当純資産でも現在795円と2010年3月期の666円を大きく上回っている。財務内容は改善されている。

 一方、株価は2010年3月末の335円は今年3月末では399円と19.1%の上昇である。4月につけた年初来高値441円でも3年前比31.6%上昇にすぎない。

 今期に特損がなかりせば前期1株利益を上回る52〜53円は見込めたはずであり、PERで割安が目立つ。来期には特損はなくなり1株利益の55〜60円も見込めるだろう。

 前週末8日の392円は利回り3.82%と高く、PERでも10倍以下と割安が顕著である。マーケットでの人気は地味ではあるが、中期的には実体評価から大きく居所を変えているものとみられる。中期で資産アップを狙う投資家には妙味の大きい銘柄といえるだろう。

>>プラマテルズのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:01 | 業績でみる株価
2013年11月06日

【業績でみる株価】資生堂の上期営業利益2.4倍、利益率向上、コスト構造改革の成果、押し目買い

業績でみる株価 資生堂<4911>(東1・売買単位100株)の9月中間期は、前年同期比で売上8.1%増加に対し、営業利益では2.4倍と大幅増益となったことが特徴である。この結果、本業の儲けを表す営業利益率が前年同期の2.50%から5.65%に大きく向上した。

 国内消費景気の停滞、尖閣問題による中国での販売減少などから前期(2013年3月期)には、営業利益が2005年3月期以来となる300億円台割れとなった。しかし、今期(2014年3月期)は上期の好調で営業利益は従来予想から100億円増額され400億円(前期比53.6%増益)と2011年3月期以来の400億円台となる。

 『国内化粧品事業』は、9月中間期で前年同期比2.6%減少、通期でも前期比1.7%減少となる見通し。ただ、消費マインドが徐々に明るさを増していることから上期(9月中間期)売上1689億円に対し下期1711億円と下期は回復の見通し。通期での国内化粧品売上は前期比1.7%減少の3400億円の見通し。プレステージ領域の強化を進め、デパート中心に展開のグローバルブランド『SHISEIDO』と最高級ブランド『クレ・ド・ポーポーテ』のTV宣伝を初めて実施した。美容液『ル・セラム』という強力な新製品も投入した。

 また、売上構成の大きいドラッグストアにおいてはブランド誕生50周年を象徴する『エンリッチドセラム』を発売。猛暑効果で日やけ止めなど季節商品も好調だった。

 一方、『グローバル事業』の上期売上は円換算で20.1%増の1869億円と好調。下期も上期比8.6%増の2031億円を見込み通期では前期比21.0%増の3900億円の見通し。アメリカでメーキャップアーティストブランド『NARS』が好調を持続している。欧州は低調だったが、ロシアが堅調。アジアでは店頭在庫を引き下げるため出荷を抑制した中国が売上減少だが、タイやベトナムが伸長している。
結果、今3月期通期の売上は国内化粧品事業3400億円、グローバル事業3900億円と、その他事業を加え合計7400億円と前期比9.2%増収の見通し。

 これに対し通期の営業利益は前期比53.6%増の400億円の見通し。国内の在庫適正化と、『二度と在庫を溜めない仕組み』構築に向けて9月に出荷を抑制、下期に店頭在庫の回収を実施し在庫水準の適正化と売れ筋商品の品揃えの充実を進める。とくに、売上下位商品の回収分として営業費用40億円、店頭での取り扱い方針の変更に伴う生産終了品の回収分として63億円の特損をそれぞれ上期に経常した。こうしたコスト削減効果により営業利益は大幅増益となる。

 1株利益37.6円、配当は中間期、期末各10円の年間20円の見通し。

 今期の営業利益は10億円増額され400億円となったが、さらに上ブレの可能性はあるだろう。上期の進捗率が50.9%と高く、引き続きコスト構造改革に取組む効果が期待できる。国内景気に明るさも加わる期待もある。とくに、通期の営業利益率は5.4%の見通しだが、上期並みの5.65%とみれば通期の営業利益は418億円が見込める計算だ。可能性はあるだろう。

 株価は昨年秋の938円から9月30日の1796円まで91.4%の上昇。26週線との乖離率が拡大したことなどから足元では1780〜1790円どころで上値のフシを作った展開となっている。予想1株利益37.6円に対しPERが47倍程度と高くなったこともある。

 当面は増額修正の発表で利益確定売りに押される展開だろう。しかし、1570円どころにある26週線を割り込むことはないだろう。

 年末年始に消費景気の盛り上がりが予想されるし、再増額期待が高まれば見直されてくるものとみられる。26週線近辺をめどに押し目買いでよいだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:47 | 業績でみる株価
2013年10月08日

【業績でみる株価】ティー・ワイ・オーの収益大幅向上、09年比で営業利益3.7倍、株価は55%高で割安目立つ

■投資組合が持株売却、自力経営へ、東京オリンピックに向け好事業環境、中期500円相場へ

業績でみる株価 ティー・ワイ・オー<4358>(JQS・売買単位100株)は、リーマン・ショック後に落ち込んでいた業績が急向上している。もともと、優秀な営業利益に対し最終損益での改善が課題となっていたが、2011年7月期以降、黒字に転換し現在は営業利益に比べても遜色ない水準となっている。しかも、自己資本比率30%計画も前倒しで達成した。さらに、2013年10月25日にジャスダックから東証2部に上場する。これを記念して今期(2014年7月期)の配当は記念3円を加え年6円とする予定だ。2020年開催の東京オリンピックに向けて、『東京発 世界の広告を変えていく会社TYO』を掲げ飛躍を期していることから来期以降、記念配当を普通配当として継続することが期待される。

 同社は営業利益では一度も赤字はないが、最終損益において2009年7月期と2010年7月期に2期間続けて赤字となり、累計で21億円強の赤字を計上した。これは2008年当時、連結子会社42社及び持分適用会社2社を擁し、「クリエイティブ・ビジネス都市」という、ひとつの資本のもとに多数の優秀なコンテンツ制作会社が結集し独立したブランドとして展開する経営スタイルを採っていたが、リーマンショックの直撃を受けたことが大きかったといえる。とくに、エンタテイメント事業におけるゲームソフト部門やアニメーション部門の不振が響いた。

 その後、不採算分野からの撤退や子会社の統合を進め現在では連結子会社9社と、2008年当時に比べ大幅に集約されている。結果、地代・家賃等の低減や人員体制の見直しによる効率化が進む一方、「集中と選択」でTV−CM制作を中心とした広告コンテンツの企画・制作業務という本業への回帰を鮮明に打ち出したことで業績は急向上に転じている。

 2013年7月期は売上250億円、営業利益14億9300万円、純益8億800万円で、リーマンショックの影響を受けた2009年7月期の売上294億8300万円、営業利益4億100万円、最終損益赤字18億5600万円に比べると営業利益で3.7倍、最終損益で大幅黒字転換と利益が様変わりとなっている。

 配当は2012年7月期に年2円復配、2013年7月期には年3円へ増配した。さらに、今期は記念配当を加え一気に年6円とする。

 2014年7月期は売上6.0%増の265億円、営業利益13.8%増の17億円、純益10.1%増の8億9000万円の見通しで業績向上がさらにスピードアップする。

 一方、期末ベースの株価は2009年7月期末で95円が2013年7月期末には148円となっている。しかし、なお割安が顕著といえる。とくに、2009年対比で営業利益の3.7倍に比べ、株価は55%上昇にとどまっているからだ。しかも、アベノミクスによる景気好転や大手広告制作会社に発注が集中する傾向にあり大手である同社の企画・制作での強さが発揮される好事業環境といえる。とくに、東京オリンピック開催に向かってビジネスチャンスは拡大が予想される。

 関連会社の整理を進めた経営が苦しかったときに資本参加したインテグラル1号投資事業組合が持株2653万株を手放す。まさに、これからは自力での経営ということになる。10月25日申込みで市場に売り出されるが、業績が上向いているだけに中期投資では絶好の買い対象といえるだろう。

 申し込み終了までは150円前後でモミ合いが予想されるものの、売り出し終了後は大きく見直されるだろう。5月8日につけた208円更新から時間をかければ500円相場も期待できるだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:08 | 業績でみる株価
2013年09月30日

【業績でみる株価】セキド急伸、8月中間期の最終損益黒字転換、通期では営業利益も3期ぶり黒字

業績でみる株価 セキド<9878>(東2・売買単位1000株)が30日に発表した第2四半期(2〜8月)は、営業赤字が大幅に縮小し最終損益では黒字となった。今2月期通期では3期ぶりに営業損益、当期損益とも黒字転換する。

 昨年10月に家電販売事業から撤退し輸入高級バッグ、時計などのファッション事業に経営資源を集中した効果が早くも現れている。『ギンザラブラブ』の菖浦店を出店、旗艦店のギンザ店をはじめ太田店、鶴ヶ島店、郡山店、諏訪店のリニューアルを行った。商品では自社オリジナルブランドに注力した。

 通期見通しについては電力や社会保険等の負担増が予想されるものの、営業利益9300万円(前期赤字2億8800万円)と3期ぶり黒字転換の見通し。とくに、最終損益においては前事業年度に発生した商品の盗難損失に対する保険金受入れによって1億5100万円(同赤字12億8300万円)と大きく向上する。1株利益10.5円、配当は年1円の予定。

 さらに、今後は中低価格の自社ブランド品にいっそう力を入れていく。小型の自社ブランド専門店を積極的に展開する計画だ。

 30日の株価は16円高の124円と4月につけた年初来高値にツラ合わせしている。アベノミクス効果による高級ブランド品の好調と、『ギンザラブラブ』のブランド力アップ、今後の自社ブランド展開を期待すれば1株純資産251円に近い200円ていどの株価は見込めるだろう。

>>セキドのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:25 | 業績でみる株価
2013年09月23日

【業績でみる株価】リオンの収益力向上顕著、3年で営業利益2.2倍、営業利益率4.8%から10%台乗せ

■株価割安、上場来高値へ

業績でみる株価 リオン<6823>(東1・売買単位100株)の収益力向上がすばらしい。前期(2013年3月期)の1株利益は101.0円と3年前の35.5円に比べ大幅に増加している。

 同社の前期売上は172億1200万円で、『医療機器』と、『環境機器』の2つの事業から成っている。売上構成比率は医療機器が62.2%、環境機器で37.8%で、さらに、営業利益の構成では医療機器が61.0%、環境機器が39%となっており、医療機器事業が主力事業である。

 3年前の2010年3月期と前2013年3月期比較では売上の6.9%増に対し、営業利益は実に2.2倍と大きく増加している。これは、2010年4月1日から組織改革を行い、機能別組織から事業部組織体制したことが大きかったといえる。

 この結果、売上セグメントは、それまでの「補聴器」、「医用検査機器」、「音響・振動計測器」、「微粒子計測器」という機能別製品中心に4つのセグメントだったが、以後、医療機器と環境機器という2つの事業に移行した。社会ニーズ対応した、いわゆる「プロダクトアウト型」から、「マーケットイン型」への転換によってニーズに対応したきめ細かい製品を提供できたことが収益力向上に結びついたといえる。

 主力の補聴器を持つ医療機器についてみてみよう。すでに、事業部制に移行する前から新製品開発及び販売に積極的で2009年8月に言葉の明瞭度の高い『リオネットロゼ』の小型化、2010年2月にはブルートゥース通信(近距離無線通信)の利用できる『リオネットクレア』、さらに2010年3月に電池寿命倍増の高出力耳かけ型を発売している。さらに、2012年6月〜8月には最上位ランクの『リオネットマジェスシリーズ』、今年2月には快適性を追求した中価格帯の『リオネットプレシア』を発売している。普及型から中価格帯、高価格帯までの品揃えを行い、全国展開のテレビCMや敬老の日、耳の日を中心に積極的な販売キャンペンも展開してきた効果が現れている。

 また、医療機器事業における新生児の聴力障害を早期に発見する『耳音響放射検査装置』や電子カルテも堅調である。

 一方、環境事業では『航空機騒音監視装置』、『液中微粒子計』、『新型空中微粒子計』、『振動監視装置』、『地震計』などが官公庁や海外の装置メーカー向けに堅調である。

 今期(2014年3月期)は、売上1.7%増の175億円、営業利益9.7%増の19億円、1株利益は112.9円と向上する。とくに、3年前に4.8%だった営業利益率は前期には10.1%に大きくアップし、さらに今期は10.8%の見通しだ。配当は3年前の年15円から前期は年22円とし、今期も年22円を予定している。ただ、今期予想の配当性向が19.4%と20%を下回ってくることから増配の期待は高まりそうだ。

 株価は3年前の2010年3月末の514円は今年3月末では855円と3年対比で66.3%の上昇。さらに、今年9月18日には1490円と年初来高値に買われ、2009年1月以来となる1500円に接近となっている。

 PERは13.1倍、利回りは1.4%、1株純資産1147円に対しPBRは約1.3倍。とくに、PERはマーケット平均の16倍台に比べると割安といえる。このため、1998年9月の上場来高値1890円奪回は十分見込めるだろう。さらに、2000円台ということになれば増配期待や3年後見通しなどがポイントとなってくるものとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:21 | 業績でみる株価
2013年09月18日

【業績でみる株価】キムラユニティーは売上、利益とも最高に、1株利益100円時代接近で最高株価挑戦へ

業績でみる株価 キムラユニティー<9368>(東1・売買単位100株)の直近、2013年3月期の年間売上は387億3600万円で、その内訳は『物流サービス事業』、『自動車サービス事業』、『情報サービス事業』、『人材サービス事業』という4つのセグメントで構成される。とくに、主力は物流サービス事業で売上構成比率は67.1%を占めている。

 1881年(明治14年)の創業以来、物流サービスと共に歩み成長してきた創業来の事業である。とくに、トヨタ自動車との取引開始により大きく成長。さらに、車両整備事業、保険代理店事業、情報サービス事業、車両リース、駐車場事業、カー用品販売事業などの自動車関連事業を加え、自動車産業の発展と共に成長してきたといえる。現在、トヨタグループの売上が全体の約38%占めている。

 一方、2010年10月には千葉県に市川事業所を開設し楽天物流(株)が運営する物流センターでの物流業務を開始。さらに、2011年6月に千葉県・八千代事業所を開設しTOTOが運営する物流センターでの物流業務を始めるなど新規拡販に取組んでいる。とくに、トヨタ自動車との取引によって培われた品質と効率重視が新規分野展開の基礎となっている。

 赤字決算は一度もなく堅実経営を誇る同社もさすがにリーマンショックの影響は受けた。赤字こそならなかったが2009年3月期には営業利益がそれまでの13億円台から2億3400万円まで落ち込んだ。しかし、その後の業績は急回復、リーマンショック直前の2008年3月期の売上405億4500万円、営業利益13億3700万円は今期(2014年3月期)予想で売上406億円、営業利益15億5000万円と売上、利益とも最高を更新する。

 1株利益でも2008年当時の57.3円を今期は82.8円と上回り、配当は当時の年20円に対し今期は年22円の予定である。

 海外についても米国に1社、中国に2社の子会社、ブラジル、タイ、メキシコに合弁会社4社を展開している。物流請負のNLS(ニューロジステックスサービス)における新規顧客拡大も期待される。

 2009年3月末に723円だった株価は2013年3月末には926円と上昇、5月3日には1030円と2007年12月以来の4ケタに乗せた。足元では990円前後で推移している。

 配当利回り2.2%、株主優待も厚い。PERは11倍台にすぎず指標割安である。中期経営計画では2015年3月期に営業利益18億円、1株利益94.4円の見通しで、とくに1株利益の100円が目前となる。配当性向30%の方針から増配も期待される。

 上場は1995年で株式分割修正チャートでの最高値は2006年8月の1600円。今後、1株利益100円台の期待が高まれば最高値に挑戦が十分期待される。中期投資にはぴったりの銘柄といえるだろう。

>>キムラユニティーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:41 | 業績でみる株価
2013年07月08日

【業績でみる株価】カナモトは日本強靭化計画の追い風で業績絶好調、株価30日線突破で3000円へ

業績でみる株価 建設機械レンタル最大手カナモト<9678>(東1・売買単位1000株)の業績拡大に拍車がかかっている。『セメントから人へ政策』だった民主党政権下では2009年10月期に営業利益で1億2700万円、経常損益では赤字2億2200万円、最終損益でも赤字11億5800万円を計上するなど不振だった。それが、自民党の政権復帰とともに急向上に転じ、前期(2012年10月期)では売上で961億600万円(2009年10月期638億6300万円)、営業利益で64億3000万円、純益で35億7500万の好成績となっている。

 建設機械及び建設関連機材全般のレンタル・販売が主たる事業であり、営業は全国に展開する。ここ数年の夏場の豪雨、台風被害や東日本大震災被害などの復旧需要が続いている。加えて、アベノミクスの日本強靭化計画で補強、補修工事なども増勢が見込まれる。事業環境は追い風である。

 今10月期も売上20.1%増の1034億1000万円と1000億円の大台に乗せる。営業利益48.8%増の95億7000万円、1株利益137.9円の見通し。しかし、このほど発表の今期第2四半において営業利益は67億5100万円(前年同期比89.9%増益)を挙げており、とくに通期予想に対する進捗率が70.5%と高く、通期での営業利益は予想を上回ることはほぼ確実とみられ100億円台に乗せるだろう。

 7月8日(月)の株価は、前週末に30日線を突破したことから勢いを増し134円高の2270円と急伸した。マーケットの物色人気が公共投資関連に向いていることも追い風だが、その中でとくに同社株は、『丸ごと公共投資関連』という強さがある。

 年20円配当に対する余裕が加わるため増配も期待される。PERは16倍台でマーケット平均の15倍台を若干上回っているていどで、とくに今期の利益上ブレ濃厚を見込めば、むしろ割安といえるだろう。

 5月の年初来高値2763円更新から3000円相場を目指すものとみられる。

>>カナモトのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:41 | 業績でみる株価
2013年06月03日

【業績でみる株価】フランスベッドHDの利益は3年で2.8倍、高齢化社会に対応した戦略が的中

■営業利益率1%台から今期5%台へ、中期投資に最適

業績でみる株価 フランスベッドホールディングス<7840>(東1・売買単位1000株)は、日本だけでなく世界的な高齢化社会の到来を好機と捉え、世界標準になり得る商品及びサービス開発に経営資源を集中し取組んでいる。

 今年3月期(2013年3月期)の売上508億1500万円、営業利益20億4300万円は、3年前の2010年3月期に比べ売上2.0%増加に対し、営業利益は2.83倍と利益の伸びの大きいことが目立っている。この間の営業利益率も1.4%から4.0%に大きく向上、配当は当時の年2円50銭を年4円としている。

 とくに利益の伸びの大きい背景には高齢化社会に対応した取組みの強化がある。2010年3月期では、(1)家具インテリア健康事業(当時売上217億400万円、同事業営業損失11億5600万円)、(2)介護福祉用具事業(2010年3月期売上238億9400万、同事業営業利益18億5800万円)――という2つの事業だった。

 これを、2011年3月期から(1)メディカルサービス事業(2013年3月期売上281億9700万円、同事業営業利益17億9700万円)、(2)インテリア健康事業(売上188億4800万円、同事業営業利益1億8600万円)、に変更しセグメントの括り直しを行い、福祉分野にマトを絞った経営を明確にしている。

 「メディカルサービス事業」においては、介護保険の給付額が増加している福祉用具貸与事業に対し、営業拠点の新設に取組みレンタルを中心に売上を伸ばしている。床ずれ防止用のエアマットレス『ゆめりら』などの新商品投入も積極的に行っている。また、軽度者の介護予防サービスに特化した運動特化型短時間制デイサービスセンターとして平成22年から展開し「悠悠いきいき倶楽部」を前期末で直営・FC合計で20ヶ所運営している。

 一方、「インテリア事業」では、日本人のライフスタイルの変化や少子高齢化の進展により家具市場は量的拡大が見込み難い状況から高級ベッドのデザイン性と医療・介護用ベッドの機能性を融合させたアクティブシニア向けの高品質な電動リクライニングベッド『グランマックス』の投入など新たな需要の喚起に取組んでいる。「電動アシスト三輪自転車」、「ハンドル型電動車イス」も好調に売上を伸ばしている。家具専門店に高齢者向け商品の売場である「悠悠プラチナコーナー」の設置も積極的に働きかけている。

 今期(2014年3月期)は、売上5.4%増の436億円、営業利益37.0%増の28億円の見通しで、とくに営業利益率は5.2%へさらに大きく向上する。配当は50銭増配して年4円50銭とする予定。

 株価は2010年3月末の135円に対し、2011年3月には東日本大震災下げで瞬間72円の安値をつけた。今年は、去る、5月14日に248円まで買われ、足元では200円前後のモミ合い。

 予想1株利益が6.7円と低いことは難点だが、営業利益率が向上していることは大いに評価できる。営業利益率が向上していれば、遅れて1株利益も大きく向上するからだ。さらに、今期は数回の値上げを予定していることから業績の上ぶれが濃厚といえる。「丸ごと高齢者対応の事業といっても言い過ぎでないくらい福祉・介護の波に乗っている」(中堅証券)との評価も高まっており、2004年には上場来高値855円の高値があることも買方をムズムズさせるところだろう。中期有望銘柄として位置づけ中期投資にぴったりだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:02 | 業績でみる株価
2013年05月29日

【業績と株価】電算システムは「収納代行サービス」が寄与、3年で利益5割増、今期も2ケタ伸長、株価も上昇に勢い

業績でみる株価 電算システム<3630>(東1・売買単位100株)は、情報サービスと収納代行サービスの2つの事業を柱としている。特に、収納代行サービスはコンビニの全国7万以上の窓口での収納代行を行っている強さを持つ。情報サービスでは郵便局関連の情報処理、ガソリンスタンド向け処理などを手がけ安定した強さを発揮している。

 2012年12月期の売上233億6900万円、営業利益9億300万円は、3年前の2009年12月期に比べ売上は39.2%の増加、営業利益においては54.0%の増加となっている。この間の営業利益率は3.49%から3.86%に向上、1株利益でも70.9円から115.0円へ大きく向上している。配当についても209年12月期の年25円から前期は年40円としている。

 とくに、この間の売上増加額65億8500万円の内訳を見ると、情報サービスで20億5000万円の増加、収納代行サービスで45億3400万円の増加となっており、収納代行サービスの売上寄与が大きい。売上構成比率でも収納代行サービスは当時の41%が約50%にアップし、同社の売上は情報サービスと収納代行サービスが半々となり事業の2つの柱となっている。今12月期は売上8.3%増の253億円、営業利益11.8%増の10億1000万円と好調見通し。

 一方、株価は2008年10月の上場時始値790円に対し、今年5月2日には2730円の上場来高値に買われている。3年間で3.5倍の上昇で、業績の伸びを素直に反映したものとなっている。

 株価にも業績にも派手さはないものの、今後も着実な業績の伸びが期待される。1件当りの手数料等は小さくても、収納代行が1日当り37万件・年間1億3000万件の取扱、郵便局の「ふるさと小包」のデータ入力なども年間900万件扱いなど、膨大な処理を行い、信頼と実績を積み上げたストック型のビジネスが同社の強みといえる。今後は海外送金業務など海外ビジネスに力を入れることで成長性が加わるものとみられる。

 5月29日の終値は2297円(前日比57円高)。7月1日を効力発生日として株式2分割を行う。6月の中間配当は20円、株式分割後の期末配当は10円を予定。分割後の1株利益は63.4円の見通し。現在の株価は2分割後の計算では1150円ていどとなりPERは分割後1株利益で18倍前後。着実な業績を見込めば、PER23倍程度の1500円ていど、2分割の権利付なら3000円相場も期待できるのではなかろうか。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:09 | 業績でみる株価