■『なりすましメール』で流通棄損など第3四半期は厳しい環境だったが黒字化
クリーマ<4017>(東証グロース)は4月9日の後場一段と強い値動きになり、14時過ぎには322円(73円高)まで上げて年初来の高値を約1週間ぶりに更新している。手作りのインテリア製品や雑貨などで、クリエイターと生活者がオンラインで直接作品を売買できる、アジア最大のグローバルハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を運営。『関税』とは無縁のビジネスになるとして注目されている。また、2月決算の発表を4月10日に予定しており、業績麺での期待も強まっているようだ。
1月に発表した第3四半期決算(2024年3月〜11月・累計/連結)は、売上高が前年同期比0.1%増にとどまったが、営業利益は黒字化し、経常利益は2倍になった。「当社のドメイン名を無断で使用してフィッシング詐欺目的で送信される『なりすましメール』が横行し」「当第3四半期に一時的に流通棄損が生じる等(中略)厳しい環境下での事業推進となった」(決算短信より)が、それだけに収益力が目立っている。(HC)
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(04/09)クリーマは後場一段高、「関税」と無縁、明日決算発表の予定で期待高まる
(04/08)ネオジャパンの値戻し急激、全体相場の急落に「つれ安」してきたが高業績、上場維持基準の完全充足など改めて評価
(04/07)日本マクドナルドHDは後場回復強める、3月の既存店売上高5.1%増加
(04/07)青山商事は朝方の9%安から2%安まで回復、全体相場急落の中で月次動向を好感
(04/04)キユーピーが急反発、第1四半期決算は本業順調の見方、四半期純利益2.1倍
(04/03)アダストリアは次第高、3月の売上高3か月ぶりに増加、「トランプ関税」の影響を直接には受けず注目再燃
(04/03)エービーシー・マートは小安く始まった後切り返し反発、3月の売上高2か月ぶり増加など好感
(04/03)KADOKAWAが年初来の高値に進む、日経平均1000円安の中「業績」に立ち返って選別買いの様子
(04/02)エイチ・アイ・エスが続伸、第1四半期の61%増益など連日好感
(03/26)ゴールドウインが一段と出直る、今3月期の収益予想を増額修正、好感買い先行
(03/25)ミマキエンジが値上がり率1位、普通配当の増配と特別配当の実施を好感
(03/24)ヌーラボが一段高、プロジェクト管理ツール納入先の売上げ150%増とされジリ高相場に火がつく形に
(03/21)ネオジャパンが4日続伸、1月決算の「動画」「書き起こし」公開も注目され連日出直る
(03/21)Gunosyの出直り急激、株主還元方針の変更と初配当など好感、「自社株買いも適切に実施」
(03/21)東京きらぼしFGが初の6000円台、業績・配当予想の増額修正を好感、みずほFGの7日続伸など銀行株高に乗る
(03/18)Liberawareは2日連続一時ストップ高、「創業来初の経常黒字化に向け順調」とし期待強まる
(03/14)巴工業は一段高、第1四半期の営業利益60%増加、高進ちょく率などに注目強まる
(03/14)タイミーは一時10%高、出来高急増、第1四半期決算で収益力の高さ目立つ
(03/14)ビジョナルが急伸、「ビズリーチ」など好調で第2四半期の売上高17.5%増加
(03/12)ヒーハイストが高値に向け反発、来期の業績好転に期待強い
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2025年04月09日
クリーマは後場一段高、「関税」と無縁、明日決算発表の予定で期待高まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:49
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2025年04月08日
ネオジャパンの値戻し急激、全体相場の急落に「つれ安」してきたが高業績、上場維持基準の完全充足など改めて評価

■日経平均が過去3番目の急落だった前日の下げを9割回復
ネオジャパン<3921>(東証プライム)は4月8日、11%高の1399円(140円高)まで上げた後も110円高前後で売買され、全体相場が急落した昨7日の13%安(163円安の1259円)に対して9割近く値段を回復している。「desknet’s NEO(デスクネッツ ネオ)」などのソフトウエア事業、システム開発サービス事業などを行い、前期・2025年1月期の連結決算は営業利益が前期比50.5%増となるなど大幅な増益を確保。このところは「トランプ関税」による全体相場の急落を受けて「つれ安」(連動安)を免れなかったが、株式市場関係者からは「自動車や鉄鋼などと異なり本来は売られなくていい銘柄」との指摘が出ている。あらためて評価し直されている。
前期・2025年1月期の連結決算は営業利益が前期比50.5%増となるなど大幅な増益を確保し、各利益とも連続で最高を更新した。今期の予想も売上高10.8%増、営業利益7.9%増などと増収増益を見込む。株主還元については、累進配当の導入と配当性向の引き上げを発表済み。また、東証プライム銘柄としての上場維持基準も25年1月31日時点ですべて充足している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:09
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2025年04月07日
日本マクドナルドHDは後場回復強める、3月の既存店売上高5.1%増加
■全店売上高は6.6%増加し好調続く
日本マクドナルドHD(日本マクドナルドホールディングス)<2702>(東証スタンダード)は4月7日、取引開始後の5.4%安(310円安の5420円)を下値に持ち直し、14時30分にかけては1.4%安(80円安の5650円)まで値を上げている。前取引日の夕方に3月の月次動向「月次IRニュース」を発表し、全店売上高は前年同月比6.6%増加し、既存店売上高は同5.1%増加。引き続き好調が続くとの見方が優勢のようで注目されている。
発表によると、3月は、「春の風物詩としてお馴染みの『てりたまファミリー』を期間限定で全国販売した。定番人気の「てりたまバーガー」と「チーズてりたま」、朝限定の「てりたまマフィン」に加え、今年は「炭火焼肉風てりたま」や「マックフィズ/マックフロートもものレモネード」も新たに登場した。3月12日から単品を中心に店頭価格(税込み)を10∼30円改定し、同時に、3月10日からは年間を通じてお得感をご提供する「トクニナルド」キャンペーンをスタートした。(HC)
日本マクドナルドHD(日本マクドナルドホールディングス)<2702>(東証スタンダード)は4月7日、取引開始後の5.4%安(310円安の5420円)を下値に持ち直し、14時30分にかけては1.4%安(80円安の5650円)まで値を上げている。前取引日の夕方に3月の月次動向「月次IRニュース」を発表し、全店売上高は前年同月比6.6%増加し、既存店売上高は同5.1%増加。引き続き好調が続くとの見方が優勢のようで注目されている。
発表によると、3月は、「春の風物詩としてお馴染みの『てりたまファミリー』を期間限定で全国販売した。定番人気の「てりたまバーガー」と「チーズてりたま」、朝限定の「てりたまマフィン」に加え、今年は「炭火焼肉風てりたま」や「マックフィズ/マックフロートもものレモネード」も新たに登場した。3月12日から単品を中心に店頭価格(税込み)を10∼30円改定し、同時に、3月10日からは年間を通じてお得感をご提供する「トクニナルド」キャンペーンをスタートした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:15
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青山商事は朝方の9%安から2%安まで回復、全体相場急落の中で月次動向を好感
■3月、既存店は3か月連続増加、24年度分が出そろい注目強まる
青山商事<8219>(東証プライム)は4月日、取引開始後の9%安(167円安の1764円)を下値に持ち直し、午前11時過ぎには2%安(45円安の1886円)まで回復して出直っている。全体相場が急落している中で、午前10時過ぎに3月の月次売上高前年比(ビジネスウェア事業、速報)を発表し、2024年度分が出そろい、注目が強まっている。
ビジネスウェア事業の3月の売上高は、全店ベースが前年同期の99.9%となり、既存店は同100.5%で3か月連続増加した。これにより2024年度分が出そろい、速報ベースでの合計だが全店ベースは前期の99.9%、既存店は同99.6%となった。(HC)
青山商事<8219>(東証プライム)は4月日、取引開始後の9%安(167円安の1764円)を下値に持ち直し、午前11時過ぎには2%安(45円安の1886円)まで回復して出直っている。全体相場が急落している中で、午前10時過ぎに3月の月次売上高前年比(ビジネスウェア事業、速報)を発表し、2024年度分が出そろい、注目が強まっている。
ビジネスウェア事業の3月の売上高は、全店ベースが前年同期の99.9%となり、既存店は同100.5%で3か月連続増加した。これにより2024年度分が出そろい、速報ベースでの合計だが全店ベースは前期の99.9%、既存店は同99.6%となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23
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2025年04月04日
キユーピーが急反発、第1四半期決算は本業順調の見方、四半期純利益2.1倍
■『キユーピー マヨネーズ』発売100周年の記念配当10円を予定
キユーピー<2809>(東証プライム)は4月4日、急反発の相場となり、5%高の2975.0円(135.5円高)まで上げた後も堅調で戻り高値に進んでいる。3日午後に発表した第1四半期決算(2024年12月〜25年2月・連結)は営業・経常利益が減益だったが、売上高と売上総利益は増加し、本業の順調さがうかがえるとの見方がある。四半期純利益は土地売却益もあって前年同期の2.1倍と大幅増益になり、見直し買いが入っている。『キユーピー マヨネーズ』発売100周年の記念配当10円を年間で実施する。
今期・25年11月期の連結業績予想は全体に増収増益を据え置き、売上高は前期比4.3%増、営業利益は同0.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.3%増を継続した。国内では「構造改革の加速と価格転嫁により逆風を打ち返す」(決算説明資料より)とし、海外では「既存市場の深耕と新市場の開拓により新たな成長フェーズへ」(同)などとした。(HC)
キユーピー<2809>(東証プライム)は4月4日、急反発の相場となり、5%高の2975.0円(135.5円高)まで上げた後も堅調で戻り高値に進んでいる。3日午後に発表した第1四半期決算(2024年12月〜25年2月・連結)は営業・経常利益が減益だったが、売上高と売上総利益は増加し、本業の順調さがうかがえるとの見方がある。四半期純利益は土地売却益もあって前年同期の2.1倍と大幅増益になり、見直し買いが入っている。『キユーピー マヨネーズ』発売100周年の記念配当10円を年間で実施する。
今期・25年11月期の連結業績予想は全体に増収増益を据え置き、売上高は前期比4.3%増、営業利益は同0.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.3%増を継続した。国内では「構造改革の加速と価格転嫁により逆風を打ち返す」(決算説明資料より)とし、海外では「既存市場の深耕と新市場の開拓により新たな成長フェーズへ」(同)などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15
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2025年04月03日
アダストリアは次第高、3月の売上高3か月ぶりに増加、「トランプ関税」の影響を直接には受けず注目再燃
■全店売上高は7.4%増加、既存店とともに3か月ぶり増加
アダストリア<2685>(東証プライム)は4月3日、反発して始まった後も次第高となり、午前10時30分にかけて5%高の3005円(156円高)まで上げ、日経平均1000円安などの中で逆行高となっている。渋谷ヒカリエに本社を置くカジュアルファッション企業で、2日午後に3月の月次動向「月次売上高前年比」を発表。全店売上高が前年同月比7.4%増加し、既存店は同4.1%増加。ともに3か月ぶりに増加し、注目されている。「トランプ関税」の影響を直接には受けない銘柄としても時流に乗るようだ。
発表によると、3月は、出店が8店舗、退店が5店舗。「天候不順ではあったが、昨年より平均して気温が高く推移し、春物衣料と夏物衣料の販売が伸びた」。また「会員向け20%ポイント還元キャンペーンも奏功した」。「生活雑貨では新生活に向けた家具や小物が売上を伸ばしている」などとした。(HC)
アダストリア<2685>(東証プライム)は4月3日、反発して始まった後も次第高となり、午前10時30分にかけて5%高の3005円(156円高)まで上げ、日経平均1000円安などの中で逆行高となっている。渋谷ヒカリエに本社を置くカジュアルファッション企業で、2日午後に3月の月次動向「月次売上高前年比」を発表。全店売上高が前年同月比7.4%増加し、既存店は同4.1%増加。ともに3か月ぶりに増加し、注目されている。「トランプ関税」の影響を直接には受けない銘柄としても時流に乗るようだ。
発表によると、3月は、出店が8店舗、退店が5店舗。「天候不順ではあったが、昨年より平均して気温が高く推移し、春物衣料と夏物衣料の販売が伸びた」。また「会員向け20%ポイント還元キャンペーンも奏功した」。「生活雑貨では新生活に向けた家具や小物が売上を伸ばしている」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09
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エービーシー・マートは小安く始まった後切り返し反発、3月の売上高2か月ぶり増加など好感
■「天候が安定せず気温の低い日も続いたが好調に推移」
エービーシー・マート<2670>(東証プライム)は4月3日、小安く始まった後切り返し10%高の2824.5円(30.5円高)まで上げ、日経平均の下げ幅が1000円を超える中で逆行高となっている。2日午後に3月の月次動向「3月度概況」を発表し、全店で前年同月比4.5%のプラス、既存店も同4.1%のプラスと堅調。「トランプ関税」の影響を直接には受けない銘柄とあって、好感買いが先行している。2月決算の発表は4月9日の予定で期待が強まっている。
全店、既存店とも売り上げは2か月ぶりに増加した。発表によると、3月は、開店が6店舗、閉店も6店舗。天候が安定せず気温の低い日も続いたが、売り上げは好調に推移した。春休み需要もあったことから、都心部を中心に客数も増加した。商品別では、学需のキッズシューズや春物のアパレルが好調だった。(HC)
エービーシー・マート<2670>(東証プライム)は4月3日、小安く始まった後切り返し10%高の2824.5円(30.5円高)まで上げ、日経平均の下げ幅が1000円を超える中で逆行高となっている。2日午後に3月の月次動向「3月度概況」を発表し、全店で前年同月比4.5%のプラス、既存店も同4.1%のプラスと堅調。「トランプ関税」の影響を直接には受けない銘柄とあって、好感買いが先行している。2月決算の発表は4月9日の予定で期待が強まっている。
全店、既存店とも売り上げは2か月ぶりに増加した。発表によると、3月は、開店が6店舗、閉店も6店舗。天候が安定せず気温の低い日も続いたが、売り上げは好調に推移した。春休み需要もあったことから、都心部を中心に客数も増加した。商品別では、学需のキッズシューズや春物のアパレルが好調だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52
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KADOKAWAが年初来の高値に進む、日経平均1000円安の中「業績」に立ち返って選別買いの様子
■サイバー攻撃による損失からの脱却進む、証券会社による目標株価も意識
KADOKAWA<9468>(東証プライム)は4月3日、出直りを強めて始まり、取引開始後は3863円(249円高)まで上げ、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。SBI証券が3月下旬に目標株価を5550円に引き上げたと伝えられて以降、値動きが底堅さを増してきたと見られており、今期の業績はサイバー攻撃による損失を通過して回復する期待が強い様子。今朝の東京株式市場は「トランプ関税」の発表を受けて日経平均が1300円安となっており、株式投資の基本である「業績」に立ち返って選別買いされているようだ。
2月に発表した第3四半期決算では、「6月のサイバー攻撃に係る影響発生以降、事業活動の復旧に全力で取り組んだ結果、出版・IP創出事業では、影響を受けていた既刊の出荷量が8月には平常時の水準に回復」(決算短信より)しているとし、「Webサービス事業でも8月より複数の主要サービスを段階的に再稼働しており、9月以降は概ね全面的に復旧」しているとした。(HC)
KADOKAWA<9468>(東証プライム)は4月3日、出直りを強めて始まり、取引開始後は3863円(249円高)まで上げ、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。SBI証券が3月下旬に目標株価を5550円に引き上げたと伝えられて以降、値動きが底堅さを増してきたと見られており、今期の業績はサイバー攻撃による損失を通過して回復する期待が強い様子。今朝の東京株式市場は「トランプ関税」の発表を受けて日経平均が1300円安となっており、株式投資の基本である「業績」に立ち返って選別買いされているようだ。
2月に発表した第3四半期決算では、「6月のサイバー攻撃に係る影響発生以降、事業活動の復旧に全力で取り組んだ結果、出版・IP創出事業では、影響を受けていた既刊の出荷量が8月には平常時の水準に回復」(決算短信より)しているとし、「Webサービス事業でも8月より複数の主要サービスを段階的に再稼働しており、9月以降は概ね全面的に復旧」しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26
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2025年04月02日
エイチ・アイ・エスが続伸、第1四半期の61%増益など連日好感
■訪日旅行市場の連続最高更新ペースなどに期待強い
エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)は4月2日、一段と出直って始まり、取引開始後は1689円(54円高)まで上げて2日続伸基調となっている。引き続き、3月31日に発表した第1四半期決算と、遅延していた前10月期決算の発表が好感されている。
第1四半期決算(2024年11月〜25年1月、連結)は、前年同期比で売上高が16.3%増加し、営業利益は同61.1%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益も同48.1%増加した。「旅行市場においては、訪日旅行市場が過去最高を更新した2024年の勢いそのままに、当第1四半期連結累計期間における前年同期比において133.0%の1,045万人となった」(決算短信より)などとし、追い風のほどがうかがえる決算だった。10月通期の連結業績予想は全体に期初予想を据え置いたが、上振れ期待が強いようだ。(HC)
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エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)は4月2日、一段と出直って始まり、取引開始後は1689円(54円高)まで上げて2日続伸基調となっている。引き続き、3月31日に発表した第1四半期決算と、遅延していた前10月期決算の発表が好感されている。
第1四半期決算(2024年11月〜25年1月、連結)は、前年同期比で売上高が16.3%増加し、営業利益は同61.1%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益も同48.1%増加した。「旅行市場においては、訪日旅行市場が過去最高を更新した2024年の勢いそのままに、当第1四半期連結累計期間における前年同期比において133.0%の1,045万人となった」(決算短信より)などとし、追い風のほどがうかがえる決算だった。10月通期の連結業績予想は全体に期初予想を据え置いたが、上振れ期待が強いようだ。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:32
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2025年03月26日
ゴールドウインが一段と出直る、今3月期の収益予想を増額修正、好感買い先行
■経常利益は前回予想を23.6%上回る見込みに見直す
ゴールドウイン<8111>(東証プライム)は3月26日、一段と出直る相場となり、午前10時にかけて6%高の8383円(452円高)まで上げ、今年2月7日以来の8300円台に進んでいる。前取引日の夜に今期・2025年3月期の連結業績予想の修正を発表し、各利益の予想を大幅に増額修正、好感買いが先行している。
今3月期の連結業績予想は、売上高を前回予想比0.9%下方修正したが、受取配当金により営業外収益が増加したことや、販売費及び一般管理費等の見通しを更新したことなどにより、経常利益は同23.6%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益も同14.3%上回る見込みに見直した。営業利益は同16.0%増額修正した。売上高は下方修正したが事業面での収益は拡大していることが見て取れる。(HC)
ゴールドウイン<8111>(東証プライム)は3月26日、一段と出直る相場となり、午前10時にかけて6%高の8383円(452円高)まで上げ、今年2月7日以来の8300円台に進んでいる。前取引日の夜に今期・2025年3月期の連結業績予想の修正を発表し、各利益の予想を大幅に増額修正、好感買いが先行している。
今3月期の連結業績予想は、売上高を前回予想比0.9%下方修正したが、受取配当金により営業外収益が増加したことや、販売費及び一般管理費等の見通しを更新したことなどにより、経常利益は同23.6%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益も同14.3%上回る見込みに見直した。営業利益は同16.0%増額修正した。売上高は下方修正したが事業面での収益は拡大していることが見て取れる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09
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2025年03月25日
ミマキエンジが値上がり率1位、普通配当の増配と特別配当の実施を好感
■中長期戦略の目標を1年前倒しで達成する見込みとなり特別配当
ミマキエンジニアリング<6638>(東証プライム)は3月25日、大きく出直って始まった後もジリ高基調となり、午前10時40分過ぎには12%高の1642円(171円高)まで上げて戻り高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に顔を出している。24日15時30分に期末配当(普通配当)の増配と特別配当の実施を発表。好感買いが先行している。
今期・2025年3月期末配当(普通配当)の予想を前回予想比10円増の1株当25円の予定(前期比でも10円の増配)とした。さらに、上記普通配当に加え、1株当たり10円 00銭の特別配当を実施する予定とした。現在進行している中長期成長戦略「MimakiV10」(最終年度2026年3月期)に掲げている営業利益率10%の目標が1年前倒して達成する見込みとなったことなどを総合的に勘案した。業績の好調さも改めて見直される相場になっている。(HC)
ミマキエンジニアリング<6638>(東証プライム)は3月25日、大きく出直って始まった後もジリ高基調となり、午前10時40分過ぎには12%高の1642円(171円高)まで上げて戻り高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に顔を出している。24日15時30分に期末配当(普通配当)の増配と特別配当の実施を発表。好感買いが先行している。
今期・2025年3月期末配当(普通配当)の予想を前回予想比10円増の1株当25円の予定(前期比でも10円の増配)とした。さらに、上記普通配当に加え、1株当たり10円 00銭の特別配当を実施する予定とした。現在進行している中長期成長戦略「MimakiV10」(最終年度2026年3月期)に掲げている営業利益率10%の目標が1年前倒して達成する見込みとなったことなどを総合的に勘案した。業績の好調さも改めて見直される相場になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55
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2025年03月24日
ヌーラボが一段高、プロジェクト管理ツール納入先の売上げ150%増とされジリ高相場に火がつく形に
■業績は拡大傾向を強める見通しで2期連続最高益の見込み
ヌーラボ<5033>(東証グロース)は3月24日、後場も一段高で始まり、10%高の1099円(101円高)まで上げて2025年に入ってからの高値を約1カ月ぶりに更新し、一段と出直っている。プロジェクト管理ツール『Backlog(バックログ)』などを提供。3月11日付でBacklogを導入したユニフォームネクスト<3566>(東証グロース)の営業部門の売上げが昨対比150%増と発表してから再びジリ高傾向を強める相場になり、24日はくすぶっていた先高期待に火がつくように一段高となった。
業績は拡大傾向を強める見通しで、2月14日に発表した第3四半期決算で今期・2025年3月期の連結業績予想を大幅に増額修正した。各利益とも2期連続で最高を更新する見込みになる。(HC)
ヌーラボ<5033>(東証グロース)は3月24日、後場も一段高で始まり、10%高の1099円(101円高)まで上げて2025年に入ってからの高値を約1カ月ぶりに更新し、一段と出直っている。プロジェクト管理ツール『Backlog(バックログ)』などを提供。3月11日付でBacklogを導入したユニフォームネクスト<3566>(東証グロース)の営業部門の売上げが昨対比150%増と発表してから再びジリ高傾向を強める相場になり、24日はくすぶっていた先高期待に火がつくように一段高となった。
業績は拡大傾向を強める見通しで、2月14日に発表した第3四半期決算で今期・2025年3月期の連結業績予想を大幅に増額修正した。各利益とも2期連続で最高を更新する見込みになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57
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2025年03月21日
ネオジャパンが4日続伸、1月決算の「動画」「書き起こし」公開も注目され連日出直る

■配当政策を変更し増配、上場維持基準には完全適合
ネオジャパン<3921>(東証プライム)は3月21日、4日続伸基調となり、午前10時50分にかけて6%高の1666円(91円高)まで上げ、1月決算の発表直前の株価1598円(3月13日終値)を上回っている。決算発表後は下押したが、売上高、各利益とも連続で最高を更新し、今期も増収増益の予想で業績は好調。3月18日に「2025年1月期決算説明会(動画)」と「同(書き起こし)」を同社ホームページ上で公開したこともあり、再評価の強まる相場になっている。配当政策の変更、増配、および上場維持基準への完全適合なども発表した。
25年1月期は、ソフトウエア事業が過去最高の売り上げを達成し、システム開発サービス事業の計画未達をカバーする形になり、連結売上高は13期連続増収を達成した。また、各コストとも想定を下回り、各利益は通期予想を上回って着地した。今期・26年1月期の連結業績予想は、売上高を80億48百万円(10.8%増)、営業利益を21億06百万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する純利益は14億62百万円(同3.4%増)とした。売上高、各利益とも連続で最高を更新することになる。
25年1月期の配当は、初の中間配当として24年7月期末に14円を実施し、25年1月期末配当は26円(前回予想比9円の増配)の予定とした。今期・26年1月期は年間42円の予想とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11
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Gunosyの出直り急激、株主還元方針の変更と初配当など好感、「自社株買いも適切に実施」
■DOE5%達成を目標に当面は毎期3%以上、初配当は18円30銭に
Gunosy<6047>(東証プライム)は3月21日、急激に出直る相場となり、11%高の647円(65円高)まで上げた後も強い値動きを続け、昨年来の安値圏から大きく持ち直している。19日午後に株主還元方針の変更と期末配当予想の修正(初配)を発表、25年3月期末配当を1株18円30銭の予定としたほか、自己株式の取得(自社株買い)の実施については別途、当社取締役会にて決議を行うこととし、その際には改めてお知らせするとしたため期待が高揚している。
株主還元方針の変更については、株主資本配当率(DOE)5%を達成することを目標に、当面の間は毎期3%以上の配当を安定して実施する方針とし、自社株買いについては、投資サイドの資本から発生した実現利益の20%以上を株主還元することを前提に、配当と組み合わせて適切に実施するとした。今3月期はDOE5%の水準で株主還元を実施することとし、そのうち4%を配当として、1%を自社株買いとして還元を行う。3月期末配当は1株18円30銭の予定とし、初配当になる。自社株買いは別途、決議を行うとし、その際には改めてお知らせするとした。(HC)
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Gunosy<6047>(東証プライム)は3月21日、急激に出直る相場となり、11%高の647円(65円高)まで上げた後も強い値動きを続け、昨年来の安値圏から大きく持ち直している。19日午後に株主還元方針の変更と期末配当予想の修正(初配)を発表、25年3月期末配当を1株18円30銭の予定としたほか、自己株式の取得(自社株買い)の実施については別途、当社取締役会にて決議を行うこととし、その際には改めてお知らせするとしたため期待が高揚している。
株主還元方針の変更については、株主資本配当率(DOE)5%を達成することを目標に、当面の間は毎期3%以上の配当を安定して実施する方針とし、自社株買いについては、投資サイドの資本から発生した実現利益の20%以上を株主還元することを前提に、配当と組み合わせて適切に実施するとした。今3月期はDOE5%の水準で株主還元を実施することとし、そのうち4%を配当として、1%を自社株買いとして還元を行う。3月期末配当は1株18円30銭の予定とし、初配当になる。自社株買いは別途、決議を行うとし、その際には改めてお知らせするとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44
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東京きらぼしFGが初の6000円台、業績・配当予想の増額修正を好感、みずほFGの7日続伸など銀行株高に乗る
■与信関係費用が当初計画を下回る見込み、政策株式の売却なども寄与
東京きらぼしFG(東京きらぼしフィナンシャルグループ)<7173>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて10%高の6020円(560円高)まで上げ、上場来初の6000円台に進んでいる。19日に発表した2025年3月期の業績予想および配当予想の増額修正が好感され、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)の7日続伸基調など、このところの銀行株高に乗って騰勢を強めている。
3月19日午後、今期・25年3月期の連結業績予想について、与信関係費用が当初計画を下回る見込みとなり、政策株式の売却は当初計画を上回る見込みとなったことなどを要因に、親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を24.4%上回る見込みに見直した。また、3月期末配当は1株につき従来予想比10円増の85円(前期比では5円の増配)に修正した。(HC)
東京きらぼしFG(東京きらぼしフィナンシャルグループ)<7173>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて10%高の6020円(560円高)まで上げ、上場来初の6000円台に進んでいる。19日に発表した2025年3月期の業績予想および配当予想の増額修正が好感され、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)の7日続伸基調など、このところの銀行株高に乗って騰勢を強めている。
3月19日午後、今期・25年3月期の連結業績予想について、与信関係費用が当初計画を下回る見込みとなり、政策株式の売却は当初計画を上回る見込みとなったことなどを要因に、親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を24.4%上回る見込みに見直した。また、3月期末配当は1株につき従来予想比10円増の85円(前期比では5円の増配)に修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18
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2025年03月18日
Liberawareは2日連続一時ストップ高、「創業来初の経常黒字化に向け順調」とし期待強まる
■八潮市の道路陥没事故では自社開発の小型ドローンでキャビン発見
Liberaware<218A>(東証グロース)は3月18日、一時ストップ高の1091円(150円高、16%高)まで上げた後も1000円台で売買され、2日連続ストップ高となっている。屋内狭小空間におけるドローン点検やデータソリューションなどを行い、14日午後に第2四半期決算(2024年8月〜25年1月・中間期)などを発表。翌取引日から連日ストップ高となっている。
第2四半期決算(24年8月〜25年1月・中間期)は各利益とも損失だったが、「売上高、各損益は想定通り推移しており、通期経常黒字化に向けて順調に進捗」「創業来初の経常黒字化に向け順調に進捗」(決算説明資料)など、好調に推移したようだ。
同社は、埼玉県八潮市で2月に発生した道路陥没事故における下水管調査活動に協力し、「当社開発の小型ドローン『IBIS2』を用いて、事故発生以降調査困難であった下水管の内部調査を行い、調査当日にキャビンらしきもの(専門家の検証を経てキャビンと断定)を発見。堆積物の状況確認や陥没地点の位置関係まで把握」(同)したという。(HC)
Liberaware<218A>(東証グロース)は3月18日、一時ストップ高の1091円(150円高、16%高)まで上げた後も1000円台で売買され、2日連続ストップ高となっている。屋内狭小空間におけるドローン点検やデータソリューションなどを行い、14日午後に第2四半期決算(2024年8月〜25年1月・中間期)などを発表。翌取引日から連日ストップ高となっている。
第2四半期決算(24年8月〜25年1月・中間期)は各利益とも損失だったが、「売上高、各損益は想定通り推移しており、通期経常黒字化に向けて順調に進捗」「創業来初の経常黒字化に向け順調に進捗」(決算説明資料)など、好調に推移したようだ。
同社は、埼玉県八潮市で2月に発生した道路陥没事故における下水管調査活動に協力し、「当社開発の小型ドローン『IBIS2』を用いて、事故発生以降調査困難であった下水管の内部調査を行い、調査当日にキャビンらしきもの(専門家の検証を経てキャビンと断定)を発見。堆積物の状況確認や陥没地点の位置関係まで把握」(同)したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:44
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2025年03月14日
巴工業は一段高、第1四半期の営業利益60%増加、高進ちょく率などに注目強まる

■売上高24%増加、四半期純利益は53%増加、出来高も急増
巴工業<6309>(東証プライム)は3月14日、一段高となり、10%高の4285円(385円高)まで上げて2024年10月以来の4200円台に進んで出来高も急増し、活況高となっている。13日午後に発表した第1四半期決算(2024年11月〜25年1月・連結)の売上高が24.3%増加し、営業利益は60.1%増加。10月通期の連結業績予想は据え置いたが、営業利益は通期予想の37%を達成したため好調さが注目されている。
遠心分離機の世界的大手で、第1四半期決算(2024年11月〜25年1月・連結)は、売上高が前年同期比24.3%増の150億86百万円で、営業利益は同60.1%増の17億93百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同53.2%増の12億37百万円と大幅な増収増益だった。
今期・25年10月期の連結業績予想は、24年12月に開示した予想を全体に継続し、売上高は570億円(前期比9.4%増)、営業利益は49億60百万円(同5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は36億20百万円(同0.1%増)、予想1株利益362円79銭。営業利益を見ると、第1四半期までで通期予想の36.6%を達成しており、好調さが注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01
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タイミーは一時10%高、出来高急増、第1四半期決算で収益力の高さ目立つ
■売上高は36%増加、営業利益は148.7%増加、注目再燃
タイミー<215A>(東証グロース)は3月14日、一時10%高の1750円(159円高)まで上げる場面をみせ、売買交錯だが出来高が急増している。「すきまバイト」で知られ、13日午後に発表した第1四半期決算(2024年11月〜25年1月)の売上高が前年同期比36.2%増加など大幅な増収増益となり、注目が再燃している。
決算短信では、前年同期まで四半期財務諸表を作成していないとして増減比較なしだったが、説明資料では「売上高は86.4億円(+36.2%YoY)、営業利益は14.1億円(+148.7%YoY、営業利益率16.4%)」などとし、収益力の高さが目立った。「不正利用対策の影響から一部では小規模クライアントの利用減退があったものの、特に物流及び小売業界での堅調な利用増加により全体として高成長を持続」した。10月通期の予想は全体に据え置いた。(HC)
タイミー<215A>(東証グロース)は3月14日、一時10%高の1750円(159円高)まで上げる場面をみせ、売買交錯だが出来高が急増している。「すきまバイト」で知られ、13日午後に発表した第1四半期決算(2024年11月〜25年1月)の売上高が前年同期比36.2%増加など大幅な増収増益となり、注目が再燃している。
決算短信では、前年同期まで四半期財務諸表を作成していないとして増減比較なしだったが、説明資料では「売上高は86.4億円(+36.2%YoY)、営業利益は14.1億円(+148.7%YoY、営業利益率16.4%)」などとし、収益力の高さが目立った。「不正利用対策の影響から一部では小規模クライアントの利用減退があったものの、特に物流及び小売業界での堅調な利用増加により全体として高成長を持続」した。10月通期の予想は全体に据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25
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ビジョナルが急伸、「ビズリーチ」など好調で第2四半期の売上高17.5%増加
■通期見通しは変更なしだが上振れ余地ありの見方
ビジョナル<4194>(東証プライム)は3月14日、急反発となり、取引開始後に11%高の7547円(738円高)まで上げ、一気に約3週間ぶりの7500円台を回復している。転職情報サービス「BizReach(ビズリーチ)」などを提供し、13日午後に発表した第2四半期決算(2024年8月〜25年1月:中間期・連結)の売上高が前年同期比17.5%増加したことなどに注目が集まっている。
売上高は17.5%増の369.3億円で、「通期連結業績見通しに対する進捗率は48.3%。計画の範囲内であるが上限で進捗」(決算説明資料より)だった。営業利益は同4.4%増の102.2億円で「計画通りの利益水準」(同)だった。25年7月通期の連結業績見通しは、「賃上げの影響次第では市場動向に変動の余地があるため変更なし」(同)としたが、調査筋からは上振れ余地が少なくないといった見方が出ている。(HC)
ビジョナル<4194>(東証プライム)は3月14日、急反発となり、取引開始後に11%高の7547円(738円高)まで上げ、一気に約3週間ぶりの7500円台を回復している。転職情報サービス「BizReach(ビズリーチ)」などを提供し、13日午後に発表した第2四半期決算(2024年8月〜25年1月:中間期・連結)の売上高が前年同期比17.5%増加したことなどに注目が集まっている。
売上高は17.5%増の369.3億円で、「通期連結業績見通しに対する進捗率は48.3%。計画の範囲内であるが上限で進捗」(決算説明資料より)だった。営業利益は同4.4%増の102.2億円で「計画通りの利益水準」(同)だった。25年7月通期の連結業績見通しは、「賃上げの影響次第では市場動向に変動の余地があるため変更なし」(同)としたが、調査筋からは上振れ余地が少なくないといった見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50
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2025年03月12日
ヒーハイストが高値に向け反発、来期の業績好転に期待強い

■半導体製造装置向けの回復に期待、カーレース向けも注目要因
ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は3月12日、反発相場となり、468円(9円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日前につけた2021年以来の高値474円に向けて出直っている。小径リニアボールブッシュ(精密直動機器)などの世界的大手で、2月中旬に発表した第3四半期決算を受けて相場水準を一段セリ上げ、以後もジリ高傾向が続いている。2025年3月期末を基準日として毎年株主優待を開始する。
今期・25年3月期は各利益とも損失を見込むが、来期は半導体製造装置向けの回復による業績好転への期待がある。また、ホンダ<7267>(東証プライム)が26年にカーレースの最高峰「F−1」に復帰する計画を進めていることでレース用部品事業の拡大や話題性に対する期待もある。
第3四半期決算では、レース用部品の売上が増加したことにより精密部品加工事業のセグメント売上高が前年同期比36.4%増加した。今期・25年3月期の予想を全体に据え置いたが、「スマート生産プロジェクト」の効果などにより前期比較では全体に損益の改善が進む見込みになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:30
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