[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/26)雪印メグミルクは決算見通しの増額修正が好感され1ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新
記事一覧 (04/25)ペットゴーは前後場とも次第高、最高益基調で決算発表に向け期待の強まる時期に
記事一覧 (04/25)神戸天然物化学は2日続けて大幅高、引き続き3月決算予想の増額修正を好感
記事一覧 (04/25)大和ハウスが高値を更新、業績予想と配当予想の増額修正を好感
記事一覧 (04/24)ANAホールディングスが大きく出直る、訪日需要の回復などで業績予想を増額修正
記事一覧 (04/21)森下仁丹は朝方ストップ高のあとも大幅高で推移、業績予想の大幅な増額修正など好感、配当も増額
記事一覧 (04/21)ディスコが急伸、3月決算で営業利益21%増加し初の1100億円乗せなど好感
記事一覧 (04/21)ハイデイ日高が高値を更新、創業50周年の記念配当を好感
記事一覧 (04/20)NOKが急伸、今期100億円の自社株買いと3年間で375億円を下限とする配当などに期待集中
記事一覧 (04/19)三陽商会は3日続伸基調で始まり高値に迫る、前期黒字化、今期への期待続く
記事一覧 (04/17)昭和化学は業績好調に加え設立90周年、上場60周年に当たり記念配当などへの期待もくすぶる
記事一覧 (04/17)マネーフォワードが急伸、第1四半期の売上高43%増など好感され1年ぶりに6000円台
記事一覧 (04/17)三陽商会が急反発、黒字化決算や上場維持基準への適合など好感され前日の下げの奪回勢い
記事一覧 (04/14)プリントネットは株主優待の内容変更と業績予想の増額など好感され後場一段高
記事一覧 (04/14)パシフィックネットが後場急伸、第3四半期の営業利益22%増加、通期予想を8割達成
記事一覧 (04/14)ローソンは売上収益4割増の好決算と増配など好感され買い気配で始まる
記事一覧 (04/13)トレジャー・ファクトリーがストップ高、最高益決算と中期計画の上方修正・増配など好感され注目集中
記事一覧 (04/13)コメダHDが上場来の高値を更新、中期計画を上方修正、自社株買いも発表
記事一覧 (04/12)グッピーズは後場もストップ高買い気配続く、第2四半期決算の営業利益が通期予想の88%に達するなどで通期予想を増額修正
記事一覧 (04/11)ステムリムはストップ高の後そのまま買い気配、再生誘導医薬『レダセムチド』のマイルストーン達成と未定だった今期業績予想の発表など好感
2023年04月26日

雪印メグミルクは決算見通しの増額修正が好感され1ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新

■売上高が予想より増加、エネルギーコストは想定を下回る

 雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は4月26日、次第高となって上値を追う相場となり、午前10時前に5%高の1913円(91円高)まで上げた後も値上がり率4%台後半で推移し、約1ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新している。25日の15時に2023年3月期の連結業績予想(決算見通し)の増額修正を発表し、好感買いが先行した。3月決算の発表は5月15日を予定している。

 発表によると、23年3月期は、第4四半期に売上高が予想より増加したほか、原材料およびエネルギー価格の上昇幅が想定よりも下回った。通期の連結業績見通しは、23年2月の前回予想に対し、売上高は0.7%上回る5840億円の見込みに見直し、営業利益は同18.2%上回る130億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.1%上回る91億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 業績でみる株価
2023年04月25日

ペットゴーは前後場とも次第高、最高益基調で決算発表に向け期待の強まる時期に

■3月下旬に上場来高値、その後も底堅く「健全な調整」の見方が

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は4月25日、朝から次第高の相場となり、13時過ぎには8%高の1532円(110円高)まで上げて出直り幅を広げている。今3月期の業績は売上高、各利益とも最高を更新する見込みで期待度が高い銘柄の一つ。3月決算の発表を5月中旬に予定し、日柄的に期待の強まる時期に入ってきたと見られている。

 3月29日に上場来の高値1768円をつけ、その後は調整基調だが、調整幅は高値までの上げ幅の半分程度にとどまっている。このため、いわゆる半値押しと呼ばれて「健全な調整」との受け止め方がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 業績でみる株価

神戸天然物化学は2日続けて大幅高、引き続き3月決算予想の増額修正を好感

■2月に続き2度目の増額、今期の業績への期待も増幅

 神戸天然物化学<6568>(東証グロース)は4月25日、一段高となり、午前9時30分にかけて10%高の1748円(166円高)をつけ、2日続けて大きく上げて約2ヵ月半ぶりに1700円台を回復している。引き続き、21日に発表した3月決算予想の増額修正が買い材料視され、今期業績への期待も増幅する様子がある。3月決算の発表は5月12日の予定。

 2023年3月期の業績予想(決算予想)は、23年2月に続き2度目の増額修正になり、売上高は前回予想を4.0%上回る見込みとし、営業利益は同15.7%、純利益は同16.0%上回る見込みとした。第4四半期に販売が集中する傾向がある中で、前回までは売り上げの期ずれリスクを念頭に控えめの予想としていたもようだが、改めて事業の好調さが示されたと見られている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 業績でみる株価

大和ハウスが高値を更新、業績予想と配当予想の増額修正を好感

■ホテル事業の回復や投資不動産の売却など順調に推移

 大和ハウス工業<1925>(東証プライム)は4月25日、一段高で始まり、取引開始後は3%高の3339円(98円高)まで上げて約1ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新している。24日の17時に2023年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。3300円台は22年8月以来になる。

 ホテル事業の回復や投資不動産の売却が順調に推移したことや、退職給付にかかわる差異などにより、23年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を29%上回る4650億円の見込みに見直した。期末配当は1株につき従来予想比1円増の71円の予定とした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2023年04月24日

ANAホールディングスが大きく出直る、訪日需要の回復などで業績予想を増額修正

■ビジネス需要も回復し燃油市況は計画を下回る

 ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は4月24日、大きく出直って始まり、取引開始後は4%高に迫る2961.5円(110.5円高)まで上げて今年2月3日以来の2900円台を回復している。21日の通常取引終了後に2023年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を48%上回る890億円の見込み(前期は1436億円の赤字)としたことなどが好感されている。ビジネス需要や訪日需要の回復が進み、燃費は計画を下回ったとした。

 発表によると、航空事業では、日本の水際対策の緩和によりビジネス需要や訪日需要の回復が進み、国際線旅客収入が堅調に推移した。費用面では、燃油市況が計画を下回り、為替についても円高に推移したことに加え、コストマネジメントの徹底により費用が減少したことから、営業利益は1200億円(前回発表時から250億円の増加)、経常利益は1100億円(同250億円の増加)の見込みとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2023年04月21日

森下仁丹は朝方ストップ高のあとも大幅高で推移、業績予想の大幅な増額修正など好感、配当も増額

■高脂血症用剤など当初の予想を上回る見込みに

 森下仁丹<4524>(東証スタンダード)は4月21日、買い気配を上げてストップ高の2398円(400円高、20%高)で始まり、午前11時を過ぎては2200円台まで押されているが、3年超に及ぶ底練り相場から大きく出直っている。20日の15時に今3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、朝方は買い集中となった。

 2023年3月期の連結売上高は従来予想を13%上回る見込みとし、営業利益は2倍の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は2.1倍の見込みに見直した。高脂血症用剤(一般名:オメガ−3脂肪酸エチル)が当初の予想よりも増収となり、フレーバーカプセルも当初の予想より増収となった。配当(期末のみ実施)は従来予想の1株37円50銭を40円の見込みに増額した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 業績でみる株価

ディスコが急伸、3月決算で営業利益21%増加し初の1100億円乗せなど好感

■首相の半導体など保護する行動計画も買い材料に

 ディスコ<6146>(東証プライム)は4月21日、飛び出すように急伸して始まり、午前9時30分過ぎには13%高の1万6450円(1860円高)まで上げ、約3週間ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新している。20日の16時に3月決算(2023年3月期)を発表し、連結営業利益は前期比20.7%増の1104億円となり初の1000億円台に乗った。最高益などが好感されている。また、この数日は、首相がG7参加国の経済関係者の会合で半導体や希少金属の保護に向けた行動計画を打ち出す姿勢を示したとされて半導体株の値動きが活発化しており、これに上乗せの買い材料になった。

 今期・24年3月期の業績予想については、需要予測が困難なため「1四半期先までの開示」としたが、第1四半期(4〜6月期)の出荷額は622億円の予想としたため、第1四半期は好調と見られている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 業績でみる株価

ハイデイ日高が高値を更新、創業50周年の記念配当を好感

■好決算を受けた1週間前の高値を更新し一段高の期待

 ハイデイ日高<7611>(東証プライム)は4月21日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4%高の2374円(88円高)まで上げ、ほぼ1週間ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。20日15時に創業50周年の記念配当などを発表し、好感買いが先行している。1週間前の高値は12日に発表した2月決算などが好感されたもので、これを上回ってきたため一段高に発展する期待が出ている。

 2023年2月をもって創業50周年を迎た事を記念して1株当たり5円の記念配当を24年2月期に実施するとした。これにより、中間配当は普通配当12円に記念配当5円を加えた17円の予定になり、期末配当は普通配当12円を予定し、年間配当は29円の予定とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 業績でみる株価
2023年04月20日

NOKが急伸、今期100億円の自社株買いと3年間で375億円を下限とする配当などに期待集中

■次期新中期計画に盛り込む株主還元方針など発表し注目集まる

 NOK<7240>(東証プライム)は4月20日、買い気配で始まった後25%高の1920円(379円高)まで上げ、急伸相場となっている。19日の15時、次期新中期計画に盛り込む資本政策と株主還元方針などを発表し、今期・2024年3月期は100億円の自己株式の取得(自社株買い)を実施するほか、3年間で総額375億円を下限とした配当を実施するとし、期待が盛り上がっている。

 発表によると、新中期経営計画は5月10日の決算発表時に公表する予定。3ヵ年で総額675億円を下限とした株主還元(自己株式の取得、配当)を実施するとし、24年3月期は、100億円の自社株買いを実施するほか、配当方針を見直し、24年3月期から26年3月期までの期間でDOE(株主資本配当率)を2.5%以上とし、総額375億円を下限とした配当を実施するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 業績でみる株価
2023年04月19日

三陽商会は3日続伸基調で始まり高値に迫る、前期黒字化、今期への期待続く

■上場維持基準への完全適合なども好感される

 三陽商会<8011>(東証プライム)は4月19日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の1620円(69円高)まで上げ、年初来の高値1686円(2023年3月9日)に向けて出直りを続けている。14日に発表した2月決算(23年2月期・連結)が各利益とも黒字化し、同時に「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消、プライム市場の上場維持基準への完全適合も発表し、好感買いが優勢となっている。

 今期・24年2月期の連結業績予想は、売上高を2.1%増、営業利益を7.3%増とするなどで、微増にとどまる印象となった。だが、再生プランに基づく事業構造改革が寄与し始めたとの見方があり、これが本格化する場合には予想を上回る可能性が出てくるようだ。上場維持基準については、移行基準日(21年6月30日)時点で「流通株式時価総額」が基準を充たしていなかったが、23年2月28日時点では満たし、すべてに適合したと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2023年04月17日

昭和化学は業績好調に加え設立90周年、上場60周年に当たり記念配当などへの期待もくすぶる

■観光回復や外食回復などは追い風

 昭和化学工業<4990>(東証スタンダード)は4月17日、5%高の483円(25円高)まで上げた後も480円前後で売買され、約1か月前につけた年初来の高値487円(2023年3月16日)に向けて出直っている。「1933年から続く濾過助剤、珪藻土、パーライトのパイオニア」(同社ホームページより)で、主製品は飲料・酒類、食品製造、上下水道などに使用されるため、コロナ沈静化による観光回復や外食回復などは追い風。円安も追い風。2月には業績予想の大幅増額修正を発表し、株価もジリ高傾向を続けている。

 また、設立は1933年、株式上場は1963年のため、設立90周年、上場60周年に当たり、記念配当などの株主還元策に期待する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 業績でみる株価

マネーフォワードが急伸、第1四半期の売上高43%増など好感され1年ぶりに6000円台

■「SaaS ARR」も大きく伸び赤字でも内実は好調の見方

 マネーフォワード<3994>(東証プライム)は4月17日、飛び出すような急伸相場となり、一時17%高の6040円(890円高)まで上げて2022年4月以来の6000円台に進み、午前11時を過ぎても6000円前後で売買されて活況高となっている。14日に第1四半期決算(2022年12月〜23年1月)を発表し、連結業績は各利益とも赤字だったが金額は横ばい圏にとどまり、売上高が前年同期比42.8%増加したことなどに注目が集まっている。インボイス制度が施行されれば収益面にも変化が出てくるとみられている。

 発表資料によると、「SaaS ARR」は前四半期比20億円増加し、過去最大の純増となった。ARR(Annual Recurring Revenue:年次経常収益)は、SaaS関連事業などで広がっているサブスクリプション収益の伸びを示す指標として注目されており、売上高とともにARRの伸びが大きいため、連結決算は赤字でも内実は好調と受け止められているようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 業績でみる株価

三陽商会が急反発、黒字化決算や上場維持基準への適合など好感され前日の下げの奪回勢い

■2月決算発表後は下げたが週明けは買い直される

 三陽商会<8011>(東証プライム)は4月17日、反発基調で始まり、取引開始後は8%高の1573円(113円高)まで上げ、前取引日の8%安(123円安の1460円、4月14日)を奪回しそうな相場となっている。14日の取引時間中に2月決算と「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消、プライム市場の上場維持基準への適合などを発表し、発表後は値下がりしたが週明けは買い直されている。

 前期・2023年2月期の連結決算は、再生プランに基づく事業構造改革などにより、営業・経常・純利益とも黒字化した。営業利益は決算期変更前から単純に時系列で見ると7期ぶりに黒字化した。また、上場維持基準については、移行基準日(21年6月30日)時点で「流通株式時価総額」が基準を充たしていなかったが、23年2月28日時点では満たし、すべてに適合したと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 業績でみる株価
2023年04月14日

プリントネットは株主優待の内容変更と業績予想の増額など好感され後場一段高

■印刷通販サイト用ポイントをやめQUOカードの贈呈に変更

 プリントネット<7805>(東証スタンダード)は4月14日の後場、一段と上げて始まり、13時前に一時11%高の766円(79円高)まで上げて年初来の高値782円(2023年4月3日)に向けて出直っている。正午に第2四半期決算と業績・配当予想の増額修正、株主優待の内容変更を発表し、好感買いが集まった。株主優待は、従来の同社印刷通販サイト用ポイント付与を廃止し、QUOカードの贈呈に変更するとした。

 第2四半期連結決算(2022年9月〜23年2月累計)は営業利益が従来予想を41%上振れて着地するなど好調だった。今期・23年8月期の連結業績予想を全体に増額修正し、当期純利益は従来予想を13.5%上回る3.7億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50 | 業績でみる株価

パシフィックネットが後場急伸、第3四半期の営業利益22%増加、通期予想を8割達成

■一時21%高まで上げ一気に高値を更新

 パシフィックネット<3021>(東証スタンダード)は4月14日、13時頃から急伸商状となり、一時21%高の1550円(265円高)まで上げて約2か月ぶりに年初来の高値を更新し、昨年来の高値も約11か月ぶりに更新している。13時に第3四半期決算を発表し、第3四半期累計(2022年6月〜23年2月)の連結営業利益が前年同期比21.5%増の3.19億円になったことなどが注目されているようだ。

 第3四半期累計(2022年6月〜23年2月)の連結売上高は同18.6%増の47.38億円だった。5月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は4.0億円(前期比17.0%増)。第3四半期まででほぼ8割を達成しており、業績推移は好調といえそうだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 業績でみる株価

ローソンは売上収益4割増の好決算と増配など好感され買い気配で始まる

■連結売上収益1兆円の大台に迫る、今期予想は5月に開示

 ローソン<2651>(東証プライム)は4月14日、買い気配で始まり、取引開始後は6%高の5850円(350円高)まで上げて昨年来の高値を更新している。13日の15時に発表した2月決算(2023年2月期)が好調で、連結売上収益は前期比41.6%増加し、1兆円の大台に迫った。親会社株主に帰属する当期純利益は同37.9%増加。今期・24年2月期の年間配当を200円の予定(前期比50円の増配)とし、好感されている。

 23年2月期の連結売上収益は9886.21億円となり、1兆円の大台に迫った。今期の予想については、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することとし、5月25日提出予定の2023年2月期決算短信〔IFRS〕(連結)において公表するとした。この日に向けてさらに相場が盛り上がる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2023年04月13日

トレジャー・ファクトリーがストップ高、最高益決算と中期計画の上方修正・増配など好感され注目集中

■向う3年間の経常利益は年平均11.9%増の計画に

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は4月13日、急伸スタートの後も次第高となって上値を追い、午前10時過ぎにストップ高の1643円(300円高、22%高)まで上げて実質的な上場来の高値を大きく更新、そのままストップ高で買い気配を続けている。12日の通常取引終了後に2023年2月期の連結決算と中期経営計画のローリング(上方修正・増配など)、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、年間配当は23年2月期の18.5円(株式分割調整後の額)から今期は21円、来期は25円、来々期は30円を目指すとしたことなどで注目集中となった。

 23年2月期の連結決算が予想を上回る大幅増収増益となり、過去最高を更新したことを受け、中期経営計画を上方修正してローリングし、新たに26年2月期の計画を作成した。連結経常利益の計画は24年2月期に28.7億円(従来計画比31.1%増加)とし、25年2月期は32.5億円(同33.2%増加)、26年2月期の計画は36.7億円とした。3年間の年平均成長率は11.9%になる。

 また、年間配当は、業績の状況等により変更となる可能性があるが、24年2月期は1株当たり21円(従来計画比3円増)を目指し、25年2月期は25円(同5円増)、26年2月期は30円を目指すとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 業績でみる株価

コメダHDが上場来の高値を更新、中期計画を上方修正、自社株買いも発表

■1株利益の年平均成長率を「10%超」から「13%超」に拡大

 コメダホールディングス(コメダHD)<3543>(東証プライム)は4月13日、急伸スタートの後も上値を追う相場となり、午前9時40分にかけて11%高の2672円(269円高)まで上げて約6か月ぶりに上場来の高値を更新している。12日の15時30分に2月決算と中期経営計画の上方修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。

 2023年2月期の連結決算は、売り上げ収益が前期比13.6%増加し、親会社の所有者に帰属する当期利益も同9.9%増加など好調だった。今期・24年2月期の売り上げ収益は12.3%増を見込む。こうした推移を受け、中期経営計画「VALUES 2025」(2026年2月期まで)のうち、EPS(1株当たり利益)とROIC(投下資本利益率)についての数値目標を上方修正し、EPSの年平均成長率は当初目標の10%以上を「13%以上」に見直した。

 自社株買いは、取得株式総数46万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.00%)、取得総額10億円を各上限として、2023年4月17日から同年8月31日までの予定で行うとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価
2023年04月12日

グッピーズは後場もストップ高買い気配続く、第2四半期決算の営業利益が通期予想の88%に達するなどで通期予想を増額修正

■人材サービス事業の売り上げ急伸により営業利益率40%超に

 グッピーズ<5127>(東証グロース)は4月12日の後場、ストップ高買い気配の3305円(基準値から500円高、18%高)で始まり、朝の取引開始から買い気配のまま、まだ始値がついていない。11日の15時に発表した第2四半期決算(2022年9月〜23年2月・累計)の営業利益が通期予想の88%に達するなど好調で、8月通期の業績予想の増額修正も発表し、好感買いが集中している。

 医療・介護・福祉業界に特化した人材サービス事業と健康管理アプリをベースとしたヘルスケア事業を行い、決算説明資料によると、国家試験対策アプリは歯科衛生士を目指す学生の8割が利用している。第2四半期累計期間は、人材サービス事業が好調で売上高は前年同期比39.3%増加し、営業利益は同94.2%増加した。人材サービス事業の売り上げ急伸により営業利益率は40%超に達した。これを受け、今8月期の業績予想を全体に増額修正し、当期純利益は従来予想を15.5%上回る4.20億円の見込み(前期比23.0%増)に見直した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:39 | 業績でみる株価
2023年04月11日

ステムリムはストップ高の後そのまま買い気配、再生誘導医薬『レダセムチド』のマイルストーン達成と未定だった今期業績予想の発表など好感

■マイルストーン達成にょり4.5億円を受領、完全黒字化の見込みに

 ステムリム<4599>(東証グロース)は4月11日、午前10時前にストップ高の1319円(300円高、29%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、2020年7月につけた上場来の高値を一気に更新している。10日15時に再生誘導医薬『レダセムチド(HMGB1ペプチド)』を用いた治療薬開発に関するマイルストーン達成と4.5億円の受領、未定だった今期・2023年7月期の業績予想などを発表し、買い集中となった。

 発表によると、再生誘導医薬『レダセムチド(HMGB1ペプチド)』における急性期脳梗塞を対象とした治療薬開発に関するマイルストーン達成にともない、塩野義製薬<4507>(東証プライム)よりマイルストーン・ペイメント4.5億円を受領し、今期・2023年7月期の事業収益として計上する見込みになった。これらにともない、未定としていた23年7月期の業績予想を発表し、事業収益は23.50億円(前期は0.22億円)、営業利益は1.46億円(同19.80億円の赤字)、当期純利益は1.70億円(同19.48億円の赤字)の見込みとした。

 また、同時に、『レダセムチド(HMGB1ペプチド)』について、新潟大学医歯学総合病院により慢性肝疾患の患者を対象とした医師主導治験(第2相試験)が実施されており、このたび、本治験の主要評価項目を達成した旨の連絡を受けたと発表した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 業績でみる株価