[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/11)SHIFTは大きく上げて始まった後もジリ高、第2四半期の大幅増益、目標超過など好感
記事一覧 (04/11)トレジャー・ファクトリーは3月の全店売上高23%増など好感され高値に迫る
記事一覧 (04/10)学情は3月の受注高127.2%など好感され年初来の高値を更新
記事一覧 (04/07)クリーク・アンド・リバー社は約1か月ぶりに年初来の高値を更新、連続最高益、大幅増配など好感
記事一覧 (04/07)日本色材がストップ高、業績予想の増額修正、3期ぶり黒字を好感
記事一覧 (04/07)セブン&アイHDは売り気配で始まり年初来の安値を更新、今期予想を微増益にとどめ投資家の反応は「売り」優勢
記事一覧 (04/06)スタメンは月央発表の「⽉次」に期待強まる様子で後場一段と強含む
記事一覧 (04/06)西松屋チェーンは今期24%増益予想と自社株買いが好感され年初来の高値を更新
記事一覧 (04/06)エスプールは決算発表翌日の下げを一気に回復、ビジネスソリューション事業など順調で買い直される
記事一覧 (04/06)壱番屋は今期も増益予想の好決算と自社株買いなど好感され高値に向けて出直る
記事一覧 (04/05)ナガイレーベンが高値を更新、「特殊要因を除くと過去最高の売上」など好感される
記事一覧 (03/29)レーサムが後場一段高、業績予想の増額修正と増配など好感、PER5倍台
記事一覧 (03/29)ブイ・テクノロジーが急伸、約100億円の大口受注を好感、2年がかりで計上
記事一覧 (03/29)うかいは4期ぶり復配など好感され飛び出すように大きく出直る
記事一覧 (03/28)ニーズウェルが上場来高値を更新、業績上振れ期待強く注目材料も重なる
記事一覧 (03/27)岡三証券Gがストップ高、100周年の記念配当と年10億円以上の自社株買い計画など好感
記事一覧 (03/24)ユニバーサルエンターテインメントは経常利益を従来予想の2.5倍に見直す、時間とともに上げ拡大
記事一覧 (03/24)フジ・メディア・HDは業績予想の増額が好感され大きく出直る、株式3銘柄を売却し特別利益
記事一覧 (03/24)西武HDは業績予想と配当予想の増額修正など好感され出直って始まる
記事一覧 (03/23)アクセルは業績予想の増額修正、大幅増配など好感され1ヵ月ぶりに高値を更新
2023年04月11日

SHIFTは大きく上げて始まった後もジリ高、第2四半期の大幅増益、目標超過など好感

■説明資料とは別に決算短信にもグラフなど掲載、短信のイメージ覆えす

 SHIFT<3697>(東証プライム)は4月11日、大きく上げて始まった後もジリ高基調となり、午前10時過ぎには21%高の2万6990円(4650円高)まで上げて約2か月半ぶりに年初来の高値を更新している。10日15時に発表した第2四半期連結決算(2022年9月〜23年2月・累計)が前年同期比で売上高35.1%増、営業利益32.8%増となるなど好調だった上、さらなる成長に向けたマイルストーンとして設定している目標を営業利益は22%上回り、経常利益は同26%上回ったとしたことなどが好感されている。

 同時に決算説明資料も発表したが、決算短信に「顧客月額売上単価」「連結月間取引客数」「エンジニア単価推移」などの説明と棒グラフ図を掲載しており、一般的な決算短信のイメージを覆えしてわかりやすいとの受け止め方が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 業績でみる株価

トレジャー・ファクトリーは3月の全店売上高23%増など好感され高値に迫る

■月次ベースの前2月期売上高は全店ベースで21.6%増加

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は4月11日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の1362円(80円高)まで上げ、実質的な最高値1400円(2023年2月17日)に向けて出直っている。10日の夕方に発表した3月の「月次売上概況(単体)」が全店ベースで前年同月比22.7%増加し、既存店ベースでも同13.6%増加したことなどが好感されている。3月の出退店は出店1店(ユーズレット向ヶ丘遊園店:古着アウトレット)のみ。なお、11日朝のテレビ情報番組では、物価上昇を受けて衣料や家電などにリユース品の人気が高まっているとの放送があった。

 月次ベースでの2月までの12か月間(2023年2月期)の売上高は全店ベースで21.6%増加し、既存店も10.5%増加した。今期に入っても、いぜん好調な思惟となっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 業績でみる株価
2023年04月10日

学情は3月の受注高127.2%など好感され年初来の高値を更新

■3月までの累計受注高は前年同時期比138.0%に

 学情<2301>(東証プライム)は4月10日、前後場ともジリ高基調の相場となり、13時30分にかけて5%高の1725円(89円高)まで上げる場面を見せて年初来の高値を更新し、2020年3月以来の1700円台に進んでいる。同日付で、2023年3月の受注高が前年同月比127.2%になったと発表し、注目再燃となった。株価は3月中旬に第1四半期決算を発表した後に上値を試す動きをみせ、やや置いてから上値を追い始めている。

 発表によると、3月の受注高は前年同月比127.2%となり、3月までの累計受注高も前年同時期比138.0%となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 業績でみる株価
2023年04月07日

クリーク・アンド・リバー社は約1か月ぶりに年初来の高値を更新、連続最高益、大幅増配など好感

■営業CF高くPERいぜん18倍未満のため割安感が強いとの見方も

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は4月7日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に9%高の2420円(206円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率ランキング上位に名を連ねて出来高も増加している。6日の通常取引終了後に2月決算と新たな中期計画、これに基づく大幅な増配などを発表し、好感買いが優勢となった。配当は期末のみ実施しているが、配当性向を現在の20%から30%に拡大するとし、2023年2月期の配当は7円増の27円の予定に、24年3月期は41円の予定にと大幅な増配を打ち出した。

 テレビ番組制作にかかわるクリエイターをはじめ、医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナーなどのプロ人材を対象とするエージェンシー事業などを展開し、23年2月期の連結決算は、営業利益が前期比16.0%増の39.56億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は同30.4%増の28.99億円となるなど、売上高、各利益とも連続で過去最高を更新した。来期・24年2月期の予想は営業利益を13.7%増、親会社株主に帰属する純利益を3.5%増、1株利益は135円04銭とした。直近の株価は高値更新後でもPER(株価収益率)18倍未満になり、連続最高益で営業キャッシュフロー(CF)の高い銘柄としては割安感が強いとの見方がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 業績でみる株価

日本色材がストップ高、業績予想の増額修正、3期ぶり黒字を好感

■「化粧品メーカーからの受注に回復の動き」

 日本色材工業研究所(日本色材)<4920>(東証スタンダード)は4月7日、再び一段高となり、午前9時30分にかけてストップ高の1955円(400円高、26%高)で売買され、そのまま買い気配を続けている。6日の夕刻に業績予想の増額修正を発表し、国内・海外の化粧品メーカーからの受注に回復の動きがあることなどにより、2023年2月期の連結業績予想を従来予想に対し経常利益は47.3%上回る見込みとし、好感買いが集中している。決算発表は4月12日を予定している。

 23年2月期の親会社株主に帰属する当期連結純利益は従来予想を26.5%上回る2.46億円の見込みとし、3期ぶりの黒字に転換するとした。発表では、「つくば工場第3期拡張などの設備投資によって実現した生産能力を活用しきれない状況が続いておりますが、足元の受注は緩やかに回復」しているとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39 | 業績でみる株価

セブン&アイHDは売り気配で始まり年初来の安値を更新、今期予想を微増益にとどめ投資家の反応は「売り」優勢

■日本の小売業で初の営業収益10兆円超だが課題も多いとの見方

 セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)<3382>(東証プライム)は4月7日、売り気配で始まり、取引開始後は一時8%安に迫る5430円(442円安)まで下押して年初来の安値を更新している。15時に2月決算と金融事業の再編、中期計画のアップデート、株主提案に関する書面受領のお知らせ、などを発表し、「売上高にあたる営業収益が日本の小売業で初めて10兆円を超えた」(日本経済新聞4月7日付朝刊)などと伝えられたが、投資家の反応は「売り」優勢となっている。

 2023年2月期の連結営業収益は前期比35.0%増の11兆8113億円となったが、今期・24年2月期の予想は5.6%減の11兆1540億円とした。営業利益も23年2月期は30.7%増の5065.21億円だったが、24年2月期の予想は1.3%増の5130億円で微増の見込みとした。コンビニ事業が好調な一方、総合スーパー「イトーヨーカ堂」などのスーパーストア事業など課題も少なくないと受け止められている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 業績でみる株価
2023年04月06日

スタメンは月央発表の「⽉次」に期待強まる様子で後場一段と強含む

■前回発表の2月の『TUNAG』事業ストック収益は45%増加

 スタメン<4019>(東証グロース)は4月6日の後場、一段と強含む相場となり、14時30分過ぎには5%高の850円(40円高)まで上げて年初来の高値983円(3月23日)に向けて出直っている。月央に「⽉次業績指標」を発表しており、前回、3月15日発表の2月の『TUNAG』事業のストック収益は前年同月比45.4%増加。来週には最新の発表が到来するため、期待が強まってきたと見られている。

 『TUNAG』は、組織課題に対する解決策を「社内制度」として設計し、プラットフォームで運用し、企業や組織の課題抽出・施策設計から、ツール導入や定期的なフォローといった運用支援までを一貫して行うことで、それぞれの会社にあったエンゲージメントを共に創っていくサービス。2023年12月期には初配当の可能性がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:59 | 業績でみる株価

西松屋チェーンは今期24%増益予想と自社株買いが好感され年初来の高値を更新

■前2月期は減益だったがオンラインストアなど順調

 西松屋チェーン<7545>(東証プライム)は4月6日、高下しながら再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて6%高の1680円(94円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。5日の15時過ぎに発表した2月決算で今期・2024年2月期の連結業績予想を営業利益24.4%増などとし、自己株式の取得(自社株買い)も発表、再び買われる相場となった。

 前2月期の連結決算は営業利益が10.8%減など各利益とも減益だったが、今期は、グローバルソーシングの拡大などによる原価低減にも取り組むことで、売上総利益の確保に努める。自社で運営する「西松屋公式オンラインストア」は順調に拡大しており、さらに利便性を高める。

 自社株買いは、取得株式総数22万9000株、取得総額3億円を各上限として、2023年4月7日から同年4月20日まで行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44 | 業績でみる株価

エスプールは決算発表翌日の下げを一気に回復、ビジネスソリューション事業など順調で買い直される

■第1四半期は減益だったが「通期増益計画に向けほぼ計画通り」

 エスプール<2471>(東証プライム)は4月6日、反発して始まり、午前9時40分にかけては610円(19円高)前後で売買され、四半期決算発表翌日の下げ(10円安の591円:4月5日)を一気に回復している。

 4月4日に発表した第1四半期連結決算(2022年12月〜23年2月・累計)は前年同期比で売上高が6.6%減となり、営業利益は同32.5%減だったが、主因はコロナ需要の一巡などによってコールセンター向けの人材派遣を主力サービスとする人材ソリューション事業がスポット需要の反動減により減収減益となったことなどで、広域行政BPOサービスなどのビジネスソリューション事業は順調とした。改めて評価し直す買いが流入しているもようだ。第1四半期連結決算は、「通期計画達成に向けてほぼ計画通りのスタートとなり」(決算短信)、11月通期の連結業績予想は営業利益17.1%増などの増収増益予想を継続した。

 当第1四半期は、人材ソリューション事業の売上高が前年同期比20.5%減となったが、ビジネスソリューション事業の売上高は同25.3%増加した。ビジネスソリューション事業では、複数の自治体の行政業務を一括で受託する広域行政BPOサービスなどを行っており、3月20日には、横須賀市の市内5か所にリモート支援窓口を開設しオンライン窓口の実証実験を開始と発表するなど、新たな取組が拡大している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 業績でみる株価

壱番屋は今期も増益予想の好決算と自社株買いなど好感され高値に向けて出直る

■連結営業利益は前期26%増となり今期は19%増を見込む

 壱番屋<7630>(東証プライム)は4月6日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高の5110円(175円高)まで上げ、年初来の高値5120円(2023年3月29日)に迫っている。5日15時30分に2023年2月期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)、中期計画の見直しを発表し、好感買いが先行している。

 23年2月期の連結営業利益は前期比26.5%増の36.13億円となり、今期・24年2月期の予想は19.0%増の43億円とした。21年2月期を底に回復が続く見通し。

 また、自社株買いは、取得株式総数2万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.06%)、取得総額1億3000万円を各上限に、2023年4月6日から同年6月29日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 業績でみる株価
2023年04月05日

ナガイレーベンが高値を更新、「特殊要因を除くと過去最高の売上」など好感される

■第2四半期連結決算は新コンセプトブランドなど好調

 ナガイレーベン<7447>(東証プライム)は4月5日、反発相場となり、取引開始後に6%高の2127円(112円高)まで上げて年初来の高値を更新し、午前10時を過ぎても2100円前後で売買されて上値を指向している。4日15時に発表した第2四半期連結決算(2022年9月〜23年2月・累計)は各利益とも小幅減だったが、売上高は前年同期比1.5%増加し、「前々期の厚生労働省向け一過性売上の特殊要因を除くと、前期に引続き過去最高の売上」(決算短信)となったことなどが好感されている。

 第2四半期累計期間は、新コンセプトブランド「EARTH SONG」の販売が好調に推移した。販売費及び一般管理費は営業活動の回復により増加したものの、計画比では4.1%減に抑制できた。、価格改定を2月より実施し、販売体制の強化と将来の成長に向けた基盤整備を進めているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 業績でみる株価
2023年03月29日

レーサムが後場一段高、業績予想の増額修正と増配など好感、PER5倍台

■営業利益は従来予想を10.4%上回る見込みに

 レーサム<8890>(東証スタンダード)は3月29日の後場、一段ジリ高となり、13時40分過ぎには18%高の1479円(224円高)まで上げて出直り幅を拡げている。28日の15時過ぎに業績予想と配当予想の修正(増配)を発表し、好感買いの強い相場になっている。今期・2023年3月期の1株当たり配当は、従来予想比5円増の55円(前年同期比18円の増配)の予定とした。

 今3月期の連結業績予想は、売上高を従来予想比15.6%引き下げたが、各利益は予想を上回り、営業利益は従来予想を10.4%上回る見込みとした。予想1株利益は270円48銭の見込みとし、PERは5倍ソコソコに過ぎなくなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:16 | 業績でみる株価

ブイ・テクノロジーが急伸、約100億円の大口受注を好感、2年がかりで計上

■高寄りのあと売買交錯だが年商の2割の規模とあって期待強い様子

 ブイ・テクノロジー<7717>(東証プライム)は3月29日、大きく出直って始まり、取引開始後は13%高の2772円(315円高)まで上げて急伸商状となり、今年2月10日以来の2700円台を回復している。28日の15時に「約100億円にて落札」の大口受注を発表し、買い材料視された。株価は高寄りのあと売買交錯だが、2年がかりで売上げ計上するとしたため期待は強いようだ。

 発表によると、「海外大手ディスプレイメーカーが実施する新工場の競争入札に参加、露光装置および検査装置について、当社のこれまでの納入実績と独自のソリューションが高く評価され、約100億円にて落札、このたび受注」した。同社の連結売上高は2022年3月期で約514億円のためインパクト大と受け止められている。今期業績への影響は軽微で、24年3月期および25年3月期での売上計上を予定しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価

うかいは4期ぶり復配など好感され飛び出すように大きく出直る

■業績予想も増額修正、創意工夫による原価率管理など寄与

 うかい<7621>(東証スタンダード)は3月29日、飛び出すように出直って始まり、取引開始後は3270円(120円高)まで上げて今年に入っての高値を更新している。28日15時に業績予想の修正および4期ぶりの復配を発表、好感買いが先行している。未定としていた今3月期末配当を1株15円の予定とした。

 今期・2023年3月期の業績予想について、売上高は従来予想を4.8%下回る見込みとしたが、各利益は増額修正し、当期純利益は従来予想の2.4倍の見込みに見直した。営業利益ベースでは、販売価格の適正化や創意工夫による原材料原価率の管理などにより利益率が改善した。純利益は新型コロナによる営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金を「助成金収入」として営業外収益に計上したことも上乗せ要因になった。予想1株利益は131円66銭に拡大する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2023年03月28日

ニーズウェルが上場来高値を更新、業績上振れ期待強く注目材料も重なる

■直近は官公庁からのシステム構築プロジェクト受注など好感

 ニーズウェル<3992>(東証プライム)は3月28日、再び一段高となり、取引開始後に7%高の1168円(81円高)まで上げて2日ぶりに株式分割を調整後の上場来高値に進んでいる。さる3月16日、業績予想の増額修正が好感されて急伸し、以後、断続的に高値を更新中。直近は、22日に発表した官公庁からのシステム構築プロジェクト受注、23日発表のWebアプリを自動生成するローコード開発プラットフォームのライセンス販売開始なども期待材料視されている。

 2023年9月期の連結業績予想(第2四半期、通期)を3月15日に増額発表し、営業利益は第2四半期累計期間(2022年10月〜23年3月)を2.02億円引き上げた。従来予想比55.7%の増加。一方、23年9月通期の営業利益の予想も同額の2.02億円の引き上げとした。このため、下期の展開によっては通期の業績予想が上振れる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 業績でみる株価
2023年03月27日

岡三証券Gがストップ高、100周年の記念配当と年10億円以上の自社株買い計画など好感

■28年3月までの間、PBR1.0倍を超えるまで自社株買い

 岡三証券グループ(岡三証券G)<8609>(東証プライム)は3月27日、買い気配のまま午前9時半前にストップ高の481円(80円高、20%高)に達し、前引けにかけてもストップ高気配を継続した。24日の16時30分、新たな株主還元方針、創業100周年の記念配当、新中期計画を発表し、好感買い集中となった。値がつけば一気に昨年来の高値を更新し、2021年5月以来の480円台に進むことになる。

 新たな株主還元方針では、総還元性向を50%以上と設定するほか、新中期経営計画の対象期間(2023年4月から28年3月まで)に、PBR1.0倍を超えるまで年間10億円以上の自己株式取得(自社株買い)を継続的に実施するとした。創業100周年の記念配当は1株につき10円の予定とし、23年3月期末の普通配当10円とともに計20円を実施するとした。前年同期実績は10円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 業績でみる株価
2023年03月24日

ユニバーサルエンターテインメントは経常利益を従来予想の2.5倍に見直す、時間とともに上げ拡大

■フィリピンの統合型リゾート事業に関する営業外収益など計上

 ユニバーサルエンターテインメント<6425>(東証スタンダード)は3月24日、大きく出直って始まった後もジリ高傾向となり、午前11に過ぎには10%高の2380円(209円高)まで上げて2週間ぶりに2300円台を回復している。23日の17時に
営業外収益などの計上と今期・2023年12月期の業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感されている。今12月期の連結経常利益は従来予想の2.5倍の257億円(前期比84.5%増)に見直した。

 発表によると、当社グループがフィリピンで展開している統合型リゾート(IR)事業で、賃貸借契約解約益約188億円、リース解約益約41億円を営業外収益に計上し、また持分法による投資損失約7億円を営業外費用に計上する見込みになった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26 | 業績でみる株価

フジ・メディア・HDは業績予想の増額が好感され大きく出直る、株式3銘柄を売却し特別利益

■今3月期の純利益は従来予想を55.6%上回る見込みに

 フジ・メディア・ホールディングス(フジ・メディア・HD)<4676>(東証プライム)は3月24日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る1221円(75円高)まで上げて約1週間ぶりに1200円台を回復している。23日の15時に特別利益の計上と業績予想の増額修正を発表し、買い先行となっている。株式上場3銘柄の売却により、投資有価証券売却益約160億円を2023年3月期の第4四半期に計上する。

 これにより、23年3月期の連結業績予想のうち親会社株主に帰属する当期純利益の見通しを増額修正し、従来予想を55.6%上回る420億円の見込み(前期比68.8%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 業績でみる株価

西武HDは業績予想と配当予想の増額修正など好感され出直って始まる

■3月期末配当は従来予想の5円を20円に大幅増額

 西武ホールディングス(西武HD)<9024>(東証プライム)は3月24日、堅調に始まり、取引開始後は1329円(17円高)と出直りを強めている。23日の15時に業績予想と配当予想の増額修正などを発表し、好感されている。今期・2023年3月期末配当は従来予想の1株5円を20円の予定に大幅増額修正した。

 今3月期は、「西武グループ中期経営計画(2021〜2023年度)」が概ね順調に推移し、「ホテル・レジャー事業の一部資産アセットライト化」が完了し、財務体質の改善の見通しがついた。足元の業績が回復してきた。連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益の見通しは、従来予想を23.5%上回る210億円の見込みに見直した。営業利益と経常利益は黒字に転換する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 業績でみる株価
2023年03月23日

アクセルは業績予想の増額修正、大幅増配など好感され1ヵ月ぶりに高値を更新

■3月期末配当を従来予想比13円増の76円に、前期比36円増

 アクセル<6730>(東証スタンダード)は3月23日、時間とともに上げ幅を広げて一段高となり、午前11時を過ぎては13%高の1950円(226円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに昨年来の高値を更新して2013年以来の高値に進んでいる。22日の17時に今期・2023年3月期の業績・配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。信用売り残がそこそこ溜まっている状態とされ、売り建玉を手仕舞うための買い注文も値上がりを助長したとの見方が出ている。

 今3月期の連結業績予想は、製品別の販売ではパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIが約51万個の見通し(当初47万個の販売計画)となったことに加え、メモリモジュール製品も顧客の旺盛な需要により計画を上回る販売見通しとなったことなどにより、売上高は計画比7.8%増となる144.50億円(前期比35.5%増)の見込みに修正した。営業利益は、営業利益は計画比27.0%増の15.50億円(同84.7%増)に修正した。

 また、3月期末配当は1株につき従来予想の63円を76円の予定に増額した。前年同期実績比では36円の増配になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 業績でみる株価