[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/23)メガチップスは特別利益と自社株買い・消却が好感され7か月ぶりに3200円台を回復
記事一覧 (03/20)両毛システムズが後場急伸、業績予想の増額修正と増配を発表し買い集中
記事一覧 (03/20)INTLOOPは決算発表後の下げから連日出直る、今期51%増益を想定
記事一覧 (03/20)モリ工業は大幅増配など好感され2018年以来の高値に進む、業績予想も増額修正
記事一覧 (03/20)ペットゴーが上場来の高値を更新、米欧の金融機関危機などに左右されにくい好業績株として注目強まる
記事一覧 (03/17)ファイバーゲートは中期計画と自社株買いが好感され8日ぶりに反発
記事一覧 (03/17)Macbee Planetはグロース銘柄の値上がり率1位、第3四半期の営業利益69%増など好感されストップ高
記事一覧 (03/17)サンリオは業績・配当予想の増額修正など好感されストップ高、第3四半期決算が通期予想を上回る
記事一覧 (03/17)テレビ朝日HDは特別配当が好感され2日ぶりに1500円台を回復
記事一覧 (03/16)ニーズウェルが高値を更新、業績予想を大幅に増額、通期予想は上期の増加分をスライドさせただけのようで更なる上振れ期待
記事一覧 (03/15)大田花きは特別配当が好感され約1年ぶりに昨年来の高値を更新
記事一覧 (03/15)アイホンは業績予想の増額修正が好感され4日ぶりに反発
記事一覧 (03/15)アドヴァングループは創業50期の記念配当が好感され高値に向けて出直る
記事一覧 (03/13)極東産機が再び一段高、全体相場が冴えず好業績銘柄を選別し直す
記事一覧 (03/13)フリービットが一段高、今4月期の営業利益21%増額修正など好感され昨年来の高値を更新
記事一覧 (03/09)トレジャー・ファクトリーが続伸、2月の売上高26%増など好感され高値に迫る
記事一覧 (03/09)旭化成は純利益を下方修正したが株価堅調、事業戦略を明確化し「減損テスト」
記事一覧 (03/06)内田洋行は業績・配当予想の増額修正が好感され約7か月ぶりの高値に進む
記事一覧 (03/03)すかいらーくHDが今年の高値を更新、2月の既存店売上高39%増加など好感
記事一覧 (03/03)ABCマートは2月の全店売上高42%増加など注目され大きく出直る
2023年03月23日

メガチップスは特別利益と自社株買い・消却が好感され7か月ぶりに3200円台を回復

■今3月期の予想純利益は従来予想を47%上回る見込みに

 メガチップス<6875>(東証プライム)は3月23日、上値を追って始まり、取引開始後は10%高の3220円(282円高)まで上げ、2022年8月以来、約7か月ぶりに3200円台を回復している。22日の15時、特別利益による業績予想の修正(今3月期の連結業績予想)と自己株式の取得(自社株買い)、および消却を発表し、好感されている。

 業績予想の修正では、持分適用の関連会社SiTimeCorporation(米カリフォルニア州、SiTime社)の株式の一部売却にともない、今3月期に特別利益を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想比46.8%増の69億円の見込みに見直した。一方、売上高と営業利益の予想は、ゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)の需要が当社前回想定に達しない見込みとなったことにより下方修正した。

 自社株買いは、取得株式総数120万株0,000株(自己株式を除く発行済株式総数の6.3%)、取得総額30億円を各上限として、2023年3月23日から同年7月31日までの予定で実施する。これにより取得した自己株式の全数を消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価
2023年03月20日

両毛システムズが後場急伸、業績予想の増額修正と増配を発表し買い集中

■営業利益は従来予想を21%上回る見込みに

 両毛システムズ<9691>(東証スタンダード)は3月20日、13時過ぎから急伸し、15%高の2110円(275円)まで上げて昨年来の高値を更新、2021年7月以来の2100円台に進んでいる。13時に通期連結業績予想の増額修正と配当予想の修正(増配)を発表し、好感買いが集まっている。今3月期の期末配当は1株につき従来予想比2円増の22円(前3月期末比でも2円増)の予定とした。

 発表によると、2022年3月期は、付加価値の高いソフトウェア開発・システム販売分野や情報処理サービス分野が堅調に推移した。連結売上高の予想は据え置いたが、営業利益は従来予想を20.8%上回る17.40億円(前期比25.7%増)の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 業績でみる株価

INTLOOPは決算発表後の下げから連日出直る、今期51%増益を想定

■16日は一時ストップ安だったが第2四半期は最高益と開示

 INTLOOP<9556>(東証グロース)は3月20日、一時6%高の6540円(390円高)まで上げた後も4%高前後で推移し、3月16日の一時ストップ安の後2日続けて出直る相場となっている。15日に第2四半期決算を発表。翌日は売り先行だったが、第2四半期(2022年8月から23年1月まで累計)は「売上高、各段階利益において、過去最高値を更新し、営業利益率も改善」(説明資料より)のため、見直し買いが継続しているようだ。

 第2四半期累計期間の売上高は83.24億円となり、決算短信では「四半期財務諸表を作成していないため」前年同期比の増減率は記されていないが、決算説明資料では前年同期比41.6%増加した。営業利益も同41.2%増加した。今期・2023年7月期の予想は据え置き、売上高は170.51億円(前期比30.0%増)、営業利益は11.93億円(同50.5%増)など、大幅増益を計画している。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20 | 業績でみる株価

モリ工業は大幅増配など好感され2018年以来の高値に進む、業績予想も増額修正

■3月期末配当を従来予想の90円から一挙に140円に

 モリ工業<5464>(東証スタンダード)は3月20日、飛び出すように急伸し、17%高の3555円(515円高)まで上げた後も3550円前後で売買され、約1週間ぶりに2018年以来の高値に進んでいる。17日15時に業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好感されている。今3月期の期末配当は従来予想の1株90円を一挙に140円の予定に増額した。

 発表によると、今期は、ニッケル市況が高値圏で推移する中、材料価格が想定を上回って推移し、販売価格の大きな下落もなく、スプレッドを確保できた。在庫評価益も発生した。今期・2023年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、親会社株主に帰属する連結純利益は従来予想を17.9%上回る66億円の見込みに見直した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:40 | 業績でみる株価

ペットゴーが上場来の高値を更新、米欧の金融機関危機などに左右されにくい好業績株として注目強まる

■売上成長率などで評価されるベストショップに選定とされ注目再燃

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は3月20日、一段高となり、取引開始後に16%高の1558円(220円高)まで上げて上場直後につけた最高値を更新している。2022年2月に業績予想の増額修正を発表するなどで業績は好調。さらなる業績上振れへの期待が出ているようで、米欧で発生した金融機関の経営危機問題や米国の利上げなどの外部環境に直接の影響を受けにくいことも注目の強まる要因になっているようだ。
 
 3月初には、『auPAYマーケット』店の「BEST SHOP AWARD 2022」ペットグッズカテゴリ賞の受賞を発表。発表によると、同賞は、出店する店舗の中から、当年度の売上額、売上成長率、お客さまの投票などを総合的に評価し、その年のベストショップに対して贈られる賞、とのことで、売り上げの好調さがうかがえるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 業績でみる株価
2023年03月17日

ファイバーゲートは中期計画と自社株買いが好感され8日ぶりに反発

■午前11時に発表、27年6月期のROA15%以上などめざす

 ファイバーゲート<9450>(東証プライム)は3月17日、午前11時頃から大きく上げ、10%高に迫る928円(81円高)まで上げた後も900円前後で売買され、8日ぶりの反発相場となっている。午前11時に中期経営計画の策定と自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感と期待が広がった。自社株買いは、取得株式総数11万6800株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の0.57%)、取得総額1億円(上限)で、取得期間は2023年3月20日から同年9月15日までの予定とした。

 中期経営計画は2023年6月期から27年6月期までの5か年。数値目標は、27年6月期に売上高250億円(22年6月期は約106億円)、経常利益43億円(同16億円)、非通信インフラ事業を除くROA:総資産利益率15%以上(同9.9%)、などを掲げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 業績でみる株価

Macbee Planetはグロース銘柄の値上がり率1位、第3四半期の営業利益69%増など好感されストップ高

■業績予想の増額修正も発表し純利益は従来予想を40%上回る

 Macbee Planet<7095>(東証グロース)は3月17日の前場、急伸相場となり、取引開始後まもなくストップ高の1万4830円(3000円高、25%高)に達し、前引けはストップ高買い気配となった。ネット広告をより進化させた『LTVマーケティング』(LTVはLife Time Value<ライフタイムバリュー:顧客生涯価値>の略)によるソリューションサービスを提供し、16日の15時に発表した第3四半期連結決算(2022年5月〜23年1月・累計)の売上高が前年同期比30.5%増加し、営業利益は同68.9%増加したこと、業績予想の増額修正も発表したことなどが好感された。

 今4月期の連結業績予想は、売上高が22年6月に開示した従来予想を11.7%上回る190億円の見込み(前期比31.7%増)、営業利益は同28.1%上回る20.50億円の見込み(同65.6%増)、親会社株主に帰属する連結当期純利益は同40.0%上回る14.0億円の見込み(同84.1%増)。売上高や当期純利益などは連続して最高を更新することになる。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:29 | 業績でみる株価

サンリオは業績・配当予想の増額修正など好感されストップ高、第3四半期決算が通期予想を上回る

■再発防止策も発表、相場心理特有の「出尽し感」をもたらす

 サンリオ<8136>(東証プライム)は3月17日、急伸し、午前9時30分にかけてストップ高の4885円(700円高、17%高)に達した。16日の15時に発表した第3四半期連結決算が通期の業績予想を上回る水準で着地し、通期業績予想と配当予想の増額修正、再発防止策も発表。再発防止策については、国内ライセンス事業の収益認識に関する期間帰属の操作に関するもので、相場心理特有の「懸念出尽し」につながったとの見方が出ている。

 今3月期(2023年3月期)の親会社株主に帰属する当期純利益の予想は、2年11月に開示した従来予想を90.0%上回る76億円の見込み(前期の2.2倍)とした。期末配当予想は、従来予想に対し1株当たり5円増の20円の予定(前3月期末比12円の増配)とした。年間では35円の予定(前期比19円の増配)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 業績でみる株価

テレビ朝日HDは特別配当が好感され2日ぶりに1500円台を回復

■今3月期末に10円を実施し30円の予定に

 テレビ朝日ホールディングス(テレビ朝日HD)<9409>(東証プライム)は3月17日、反発相場となり、取引開始後に1516円(36円高)まで上げた後も1500円前後で売買され、2日ぶりに1500円台を回復している。16日の15時に今期・2023年3月期末に特別配当10円を実施すると発表し、好感されている。、これにより、3月期末配当は1株あたり30円の予定(従来予想比10円の増配)になる。年間では50円(前期比変わらず)になる。

 発表によると、同社では、利益還元を経営の重要政策と位置づけて、安定的な普通配当に努めるとともに、記念すべき節目における記念配当や、各期の業績変動などを勘案した特別配当などにより還元に努めることとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 業績でみる株価
2023年03月16日

ニーズウェルが高値を更新、業績予想を大幅に増額、通期予想は上期の増加分をスライドさせただけのようで更なる上振れ期待

■金融系案件の受注拡大、リモート開発体制の改善など寄与

 ニーズウェル<3992>(東証プライム)は3月16日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時40分にかけて10%高の1022円(93円高)まで上げて約1週間ぶりに昨年来の高値を更新、午前11時を過ぎても9%高前後で推移している。15日の15時30分に業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感されている。第2四半期累計期間(2022年10月〜23年3月)の連結営業利益は、22年11月に開示した従来予想を55.7%(2.02億円)上回る5.67億円の見込みとした。

 発表によると、業務提携などによる販路や金融系マイグレーション案件の受注拡大、リモート開発体制の改善などによる生産性の向上、ソリューションビジネスの拡大による収益性の向上などにより、予想を大幅に上回る見込みとなった。2023年9月期・通期の連結営業利益は従来予想を25.3%(2.02億円)上回る10.04億円の見込みとした。通期の上方修正額は上半期(第2四半期累計)の上方修正額をスライドさせただけと受け止めることができ、下期もこの好調な展開が続けば、予想をさらに上回る可能性がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 業績でみる株価
2023年03月15日

大田花きは特別配当が好感され約1年ぶりに昨年来の高値を更新

■過去最高の取扱額などに謝意を表し3月期末に3円を実施

 大田花き<7555>(東証スタンダード)は3月15日の午前10時過ぎに動意を強め、780円(16円高)まで上げる場面を見せて昨年来の高値を約1年ぶりに更新した。同時刻に配当予想の修正(特別配当)を発表。「当期においては、創業以来過去最高の取扱額となることが予想されることから」(発表リリース)、特別配当として1株当たり3円の配当を実施するとし、好感された。

 特別配当を加えると、2023年3月期の期末配当は、1株につき普通配当12円、特別配当3円の計15円になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:25 | 業績でみる株価

アイホンは業績予想の増額修正が好感され4日ぶりに反発

■今3月期の営業利益は従来予想を33%上回る36億円の見込みに

 アイホン<6718>(東証プライム)は3月15日、2029円(56円高)まで上げた後も堅調に推移し、4日ぶりの反発相場となっている。14日の15時30分に業績予想の増額修正を発表し、今期・2023年3月期の連結営業利益は22年11月に開示した従来予想を33.3%上回る36.0億円の見込みに見直したことなどが好感されている。

 23年3月期の業績予想につきましては、売上高は順調に推移し、経費削減や一部経費の翌期への繰り越しなどにより、各利益も前回発表予想を上回る見込みとなった。親会社株主に帰属する当期純利益は同25.0%上回る30.0億円の見込みに見直した。株価は3月にかけて上昇傾向を続け、3月9日に2067円まで上げて今年に入っての高値に進んできた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 業績でみる株価

アドヴァングループは創業50期の記念配当が好感され高値に向けて出直る

■3月末配当に1株当10円の記念配当を実施し計30円の予定に

 アドヴァングループ<7463>(東証スタンダード)は3月15日、5日ぶりの反発相場となり、5%高の962円(43円高)まで上げた後も上げ幅40円前後で推移し、大きく出直っている。同日朝、創業50期の記念配当を発表し、好感されている。2023年3月期の期末配当に1株10円の記念配当を加えて30円の予定にするとした。

 創業50期を記念するとともに、株主へ感謝の意を表し、3月末配当において1株当たり10円の記念配当を実施し、これにより、2023年3月期の期末配当は、普通配当20円と合わせて1株当たり30円、通期では中間配当の20円と合わせて50円になる見込みとした。株価は3月8日に990円まで上げて今年の高値をつけ、その後調整相場に転じたが、高値に向けて出直る形になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 業績でみる株価
2023年03月13日

極東産機が再び一段高、全体相場が冴えず好業績銘柄を選別し直す

■今期は営業利益53%増を計画、訪日観光で畳・襖製造機も注目

 極東産機<6233>(東証スタンダード)は3月13日、再び一段高となり、午前11時にかけて600円(13円高)まで上げて昨年来の高値を更新し、2021年12月以来の600円台に進んでいる。数少ない畳(たたみ)製造機器、襖(ふすま)製造機器メーカーで、近年は、車載用2次電池製造装置などハイテク産業向け生産設備の受注が急増し、今期・2023年9月期の連結業績予想を前期比で営業利益53%増、当期純利益39%増と見込む。日経平均が450円安とあって、投資の基本に立ち返って業績の好調な銘柄を選別し直す買いが入ったと見られている。

 株価は第1四半期決算を発表した2月14日の数日後から騰勢を強め、断続的に上値を追って3月13日は再び一段高となった。調査筋の中には、訪日外国人観光客の回復が進むにつれ、同社の伝統事業である畳(たたみ)製造機器、襖(ふすま)製造機器にも期待が出てくるとみて注目リストに入れる様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 業績でみる株価

フリービットが一段高、今4月期の営業利益21%増額修正など好感され昨年来の高値を更新

■日経平均は350円安、全体素下げに逆行高

 フリービット<3843>(東証プライム)は3月13日、一段高で始まり、取引開始後は9%高の1279円(107円高)まで上げる場面を見せ、2取引日ぶりに昨年来の高値を更新している。10日15時に第3四半期決算と今期・2023年4月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。日経平均の350円安など全体の下げに逆行高となっている。

 5Gインフラ支援事業におけるMVNO向け支援事業(MVNE)の規模拡大やISP向け支援事業の原価抑制が寄与したことなどにより、今3月期の連結営業利益の予想は22年6月に公表した予想を20.7%上回る35億円の見込みに見直した。当期純利益は同2.4倍の16.5億円の見込みに見直した。

 戦略投資についても、トーンモバイルの新規ユーザー獲得のための販路拡大に伴うマーケティングやユーザー獲得に掛かるプロモーション費用及び5G/web3/メタバース時代の生活を見据えた新サービス開発等に対する効率的な投資の遂行に努めたことが費用の減少に繋がった。来期ならびに次期中期経営計画に向けた施策の実施や資産評価の見直しなども勘案した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 業績でみる株価
2023年03月09日

トレジャー・ファクトリーが続伸、2月の売上高26%増など好感され高値に迫る

■3月初に株式分割を実施、最低投資額が低下し新たな投資家の流入も

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は3月9日、続伸基調となり、8%高の1336円(102円高)まで上げた後も1300円台で売買され、株式分割を調整後の実質的な上場来の高値1400円(2023年2月17日)に向けて出直っている。8日の取引終了後に発表した2月の月次動向「月次売上概況(単体)」が引き続き好調で、全店ベースでは前年同月比26.1%増加し、既存店も同13.6%増加。2月決算の発表に期待が強まっている。3月初に株式2分割を実施したため、最低投資額が計算上2分の1になっており、新たな投資資金の流入も期待されている。

 2月のデータがまとまったため、23年2月期(22年3月〜23年2月)の12か月間のデータが固まり、合計では、全店売上高が前期比21.6%増加し、既存店は同10.5%の増加となった。直近の四半期決算発表で開示した通期の連結売上高の予想(23年1月12日)は前期比18.7%増のため、月次・単体ベースではこれを大きく上回ることになった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 業績でみる株価

旭化成は純利益を下方修正したが株価堅調、事業戦略を明確化し「減損テスト」

■リチウムイオン電池に関連する3事業を方向性に応じて独立運営に

 旭化成<3407>(東証プライム)は3月9日、反発基調で始まり、午前9時30分にかけては984.6円(12.9円高)まで上げ、約1か月ぶりに980円台を回復している。8日の17時に減損損失の計上と今3月期の予想連結純利益の下方修正を発表したが、買い優勢となっている。リチウムイオン電池に関連する各事業を独立運営へと切り替えることとし、将来キャッシュ・フローに基づき「減損テスト」を行った結果、減損損失約1850億円を特別損失に計上する見込みになったとした。他の利益項目および売上高の予想は据え置いた。

 2015年にM&Aによって獲得したリチウムイオン電池用乾式セパレータ「セルガード」事業、鉛蓄電池用セパレータ「ダラミック」事業と、従来からのリチウムイオン電池用湿式セパレータ「ハイポア」事業について、一体のバッテリーセパレータ事業として運営してきたが、各事業の事業戦略の方向性が明確になってきたことから、「ハイポア」及び他のそれぞれの事業による独立運営へと切り替えることとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 業績でみる株価
2023年03月06日

内田洋行は業績・配当予想の増額修正が好感され約7か月ぶりの高値に進む

■ICT関連ビジネス、オフィス家具関連ビジネスなど計画超過へ

 内田洋行<8057>(東証プライム)は3月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は7%高の5150円(320円高)まで上げ、取引時間中としては昨2022年8月31日以来の5000円台に進んでいる。前週末取引日の15時に第2四半期決算と今7月期(2023年7月期)の連結業績予想、配当予想の増額修正を発表し、好感されている。

 今7月期の連結業績予想は、民間分野のICT関連ビジネス、オフィス家具関連ビジネスともに当初計画を超過する見通しにあること、また公共関連事業分野の業績も計画通りに進捗していることから、22年9月に開示した従来予想に対し、売上高は2.6%上回る2360億円の見込みとし、営業利益は同6.3%上回る68億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.5%上回る48億円の見込みに各々増額した。配当(期末のみ)は1株あたり従来予想比10円増の150円の予定(前期比でも10円増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 業績でみる株価
2023年03月03日

すかいらーくHDが今年の高値を更新、2月の既存店売上高39%増加など好感

■『ガスト』で価格敏感層に向けたキャンペーンなど実施

 すかいらーくホールディングス(すかいらーくHD)<3197>(東証プライム)は3月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は1610円(12円高)まで上げ、2日続けて今年に入っての高値を更新している。2日15時30分に発表した月次動向「2023年2月度すかいらーくグループIRレポート(速報値)」の既存店売上高が前年同月比38.8%増加したことなどが好感されている。このところの株価は、2月14日に発表した12月決算を受けて一段と出直りを強めている。

 2月は4店の新規出店を行い、全店売上高は同35.1%増加した。『ガスト』では、価格敏感層に向けて人気メニューがワンコインになるアプリクーポンキャンペーンを実施。クーポンの回収率が高く、客数増に貢献した。低価格の宅配専用メニューを導入し、売り上げが増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価

ABCマートは2月の全店売上高42%増加など注目され大きく出直る

■当月開店は0店、閉店は2店だったが大幅に伸長

 エービーシー・マート(ABCマート)<2670>(東証プライム)は3月3日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の7080円(330円高)まで上げ、取引時間中としては今年2月7日以来、約1か月ぶりに7000円台を回復している。2日の15時過ぎに発表した月次動向「2月度概況」が好調で、当月開店店舗は0店、閉店店舗は2店だったが、全店売上高は同42.4%増加したことなどが注目されている。

 発表によると、2月は、降雪需要により冬物が好調に推移し、インバウンド需要も活況になってきた。商品別では、降雪の影響でブーツ、新学期に向けてローファーやスニーカー等の学需商品が好調だった。既存店売上高は前年同月比39.8%増加し、今期最高の数字となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価