[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (12/19)オーナンバは業績、配当予想の大幅な増額など好感されストップ高、12月期末配当は6円増の14円に
記事一覧 (12/16)アスクルが急伸、第2四半期の売上高、営業利益の最高更新など好感され11%高
記事一覧 (12/15)LAホールディングスが高値更新、12月期末配当の増配が好感され後場上値を追う
記事一覧 (12/15)大王製紙は15ヵ月近く続く下降トレンドからジワリ持ち直す、価格改定含め業績回復策を推進
記事一覧 (12/14)カンロは12月期末に創業110周年の記念配当、後場、一段と強含み高値を更新
記事一覧 (12/13)アスカネットがV字急反発、新型コロナ制限緩和を受けフォトブック事業・フューネラル事業の回復目立つ
記事一覧 (12/12)エイチームは第1四半期の黒字転換など好感され年初来の高値を更新
記事一覧 (12/09)トレジャー・ファクトリーは後場一段高、「月次」引き続き好調で最高値に進む
記事一覧 (12/08)メドレーが後場一段高、東証プライム市場への移籍を機に大幅増益基調の好業績が見直される
記事一覧 (12/08)神田通信機は1ヵ月ぶりに1600円台を回復、決算説明資料を公開後「陽線」続き注目再燃
記事一覧 (12/07)ティーケーピーが再び出直る、内外の孫会社2社の株式譲渡により営業・経常利益の予想を大幅に増額修正
記事一覧 (12/06)クスリのアオキHDが高値に迫る、11月の月次売上高18.3%増加など好感
記事一覧 (12/05)内田洋行は第1四半期決算の進ちょく率などに注目集まり7日ぶりに反発
記事一覧 (12/01)ニーズウェルはメルカリからの受注など好感され再び急伸、9月決算発表を受けた急伸に続き一段高
記事一覧 (11/30)サンワカンパニーは2014年以来の高値に進む、住宅事業を本格稼働、今期も連続最高益を見込む
記事一覧 (11/30)商船三井が戻り高値に進む、高配当で「大学ファンド」の買い対象の見方
記事一覧 (11/29)プラザクリエイト本社は通期29%増益予想と自社株買いが好感され11%高の後も大幅高で推移
記事一覧 (11/25)富山第一銀行は値上がり率上位で年初来の高値を更新、日医工にからむ気迷い払拭の見方
記事一覧 (11/24)HENNGEが後場一段高、福岡オフィス移転を機に好業績と自社株買いなど見直される様子
記事一覧 (11/22)ペットゴーが再び一段高、決算説明会の「書き起こし」で好業績を再認識
2022年12月19日

オーナンバは業績、配当予想の大幅な増額など好感されストップ高、12月期末配当は6円増の14円に

■グローバル体制強化など奏功し営業利益は従来予想を42%上回る見込みに

 オーナンバ<5816>(東証スタンダード)は12月19日、ストップ高の786円(100円高)で始値をつけ、そのまま買い気配を続けて一気に年初来の高値を更新している。16日の15時に2022年12月期の連結業績予想、配当予想の大幅な増額修正を発表し、買い集中となった。12月期末配当は7月に公表した従来予想を1株につき6円上回る14円の見込み(前期実績比でも6円の増配)に見直し、年間では22円の予定(前期比8円の増配)とした。

 今12月期の連結売上高は従来予想を8.9%上回る430億円の見込み(前期比16.4%増)とし、営業利益は同41.9%上回る22億円の見込み(同58.9%増)に、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.6%上回る18億円の見込み(同39.3%増)に見直した。中国でのロックダウンの影響などはあったが、グローバルでの生産体制及び供給体制の強化を図ったことに加え、サプライチェーンの改善が想定以上に進んだ結果、ワイヤーハーネス部門を中心に売上高が増加し、円安による為替影響も寄与。売上高の増加に加え、積極的な原価低減活動及び販管費の抑制、製品価格の改定に取り組んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 業績でみる株価
2022年12月16日

アスクルが急伸、第2四半期の売上高、営業利益の最高更新など好感され11%高

■連結子会社アルファパーチェスの上場承認も株高期待要因に

 アスクル<2678>(東証プライム)は12月16日、急伸商状となって大きく出直り、午前9時30分にかけては11%高の1703円(171円高)まで上げ、今年9月15日以来、ほぼ3ヵ月ぶりに1700円台を回復している。15日の15時に発表した第2四半期連結決算(2022年5〜11月・累計)が売上高、営業利益とも過去最高を更新し、想定以上との受け止め方が出ている。11月下旬には、連結子会社(株)アルファパーチェスの株式上場承認を発表した。

 第2四半期連結決算(2022年5〜11月・累計)は、売上高が前年同期比5.4%増の2202.51億円で、営業利益は同0.7%増の67.45億円だった。5月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は145億円(前期比1.3%増)。発表では、「LOHACO」事業の11月度の限界利益率が目標としていた二桁を達成したとし、下期への期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 業績でみる株価
2022年12月15日

LAホールディングスが高値更新、12月期末配当の増配が好感され後場上値を追う

■前回予想から24円増配し199円の予定に

 LAホールディングス<2986>(東証グロース)は12月15日の後場、動意を強めて始まり、13時にかけて3780円(120円高)まで上げてホールディングスになって以来の高値を2日連続更新している。昼12時30分に今12月期の期末配当予想を8月の前回予想から1株につき24円増配し199円とする予定と発表し、買いが盛り上がっている。中間配当は行っておらず、前期の132円から67円の増配になる。

 大都市圏でのマンション開発や戸別リノベーションマンション販売などを行い、第3四半期連結決算(2022年1〜9月・累計)は前年同期比で売上高が3.7%減となり、営業利益は同39.3%減だった。しかし、クレジットラインの向上により複数の新規大型開発プロジェクト用地などの仕入れを強化し、着実な積み上げにより棚卸資産は前期末から1.5倍増加。12月通期の予想は売上高を前期比54.7%増、営業利益を同30.6%増と見込むなど大幅拡大を計画している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 業績でみる株価

大王製紙は15ヵ月近く続く下降トレンドからジワリ持ち直す、価格改定含め業績回復策を推進

■1月に印刷・情報用紙を価格改定、徹底したコストダウンなど4施策を実施

 大王製紙<3880>(東証プライム)は12月15日、3日続伸基調となり、午前9時40分にかけて1085円(40円高)まで上げた後も堅調で、15ヵ月近く続く下降トレンドからジワリと持ち直している。11月に発表した第4次中期事業計画(2021年4月〜24年3月)の進捗説明で、23年1月23日出荷分から印刷・情報用紙の15%以上の価格改定を行う予定としており、業績回復に向けた期待が出ている。コスト高の大きな要因である原油高もこのところ安定化する様子のため、見直し余地を感じる投資家が出始めたようだ。

 今期・23年3月期の連結業績見通しは、売上高が過去最高を記録する一方で、営業利益はマイナス(赤字)の見通しとしている。営業赤字の原因としては、原燃料の高騰、急激な円安に加え、いわき大王製紙のボイラートラブルの影響を上げている。業績回復に向けては、段階的な価格改定の実施、徹底したコストダウン、構造改革の更なる推進、高騰する原燃料への対策として、エネルギー関連投資の優先、の4つの施策を重点実施するとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09 | 業績でみる株価
2022年12月14日

カンロは12月期末に創業110周年の記念配当、後場、一段と強含み高値を更新

■「グミ」などの主力ブランド好調で業績好調、12月決算への期待も強い

 カンロ<2216>(東証スタンダード)は12月14日の後場、一段と強含んで始まり、13時にかけて4%高の1256円(53円高)まで上げ、株式分割を調整後の2018年以来の高値を2日ぶりに更新している。キャンデイ「グミ」などの主力ブランド品が好調で、10月末に業績・配当予想の増額・増配を発表しており、12月決算への期待が衰えない相場が続いている。11月に創業110周年を迎えたことを記念し、12月期末に1株5円の創業110周年記念配当を実施。配当性向を40%迄に段階的に引き上げるとし、好感されている。

 2022年12月期末配当は、普通配当12円50銭に加え1株につき5円の創業110周年記念配当を実施し合計17円50銭にすると10月31日に発表した。前12月期との比較では、22年7月に1株を2株とする株式分割を実施したため、前12月期末配当の25円に対し今回は35円になり、10円の増配に相当する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 業績でみる株価
2022年12月13日

アスカネットがV字急反発、新型コロナ制限緩和を受けフォトブック事業・フューネラル事業の回復目立つ

■空中ディスプレイ事業は韓国・現代自動車のイベントに非接触操作機器が

 アスカネット<2438>(東証グロース)は12月13日の後場、一段と上げ幅を広げて始まり、取引開始後は7%高の983円(65円高)まで上げ、12日の58円安を奪回してV字型の急反発となっている。デジタル写真加工事業などを行い、9日の取引終了後に2023年4月期の第2四半期決算を発表、翌取引日の12日は58円安だったが、この日午後に決算説明会を開催、13日は買い直す動きが次第に増える形となっている。

 第2四半期累計期間(2022年5月〜10月・累計)は、新型コロナに関する行動制限の緩和・撤廃などを受け、フォトブック事業でウェディング向けなどの「BtoB」需要を中心に回復が強まり、フューネラル事業でも遺影写真加工枚数が増加し想定以上の売り上げを達成した。売上高は前年同期比7.8%増の31.60億円となり、経常利益は同28.1%増の1.50億円、四半期純利益は同29.4%増の1.03億円だった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08 | 業績でみる株価
2022年12月12日

エイチームは第1四半期の黒字転換など好感され年初来の高値を更新

■通期予想に対する進ちょく率も営業利益は43%に達し注目集める

 エイチーム<3662>(東証プライム)は12月12日、834円(15円安)で始まった後一気に上げ、午前9時20分にかけては8%高の921円(72円高)まで上げて年初来の高値を更新している。前取引日・9日の15時に発表した第1四半期連結決算(2022年8〜10月)の営業利益、経常利益、四半期純利益が前年同期比で黒字に転換し、期初に発表した通期予想に対する進ちょく率も営業利益は43%に達したことなどが好感されている。

 8〜10月の連結決算は、売上高が前年同期比2.7%減だったが、エンターテンメント事業で損失幅が縮小したことなどにより、営業利益は2.13億円の黒字となり、期初に発表した通期予想5.0億円の43%を確保した。経常利益も通期予想の45%を確保した。通期予想は据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 業績でみる株価
2022年12月09日

トレジャー・ファクトリーは後場一段高、「月次」引き続き好調で最高値に進む

■11月は出店1店舗で全店売上高18.8%増加

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は12月9日、後場もジリ高基調を続けて一段高となり、13時30分過ぎには8%鷹の2564円(187円高)まで上げて約1週間ぶりに2010年以降の最高値を更新している。8日15時に発表した月次売上概況(11月分、単体)が全店ベースで前年同月比18.8%増加し、既存店も同9.5%増加。11月の出店は服飾専門店1店舗だけのため、増加率の高さが注目されている。

 発表によると、11月は、気温が例年より高く推移したものの、ライトアウターやニットなどの秋冬衣料の販売が堅調に推移した。また、引き続きブランド品や生活家電、生活雑貨も好調に推移した。連結業績予想は今期・2023年2月期も大幅増収増益で最高を更新する見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56 | 業績でみる株価
2022年12月08日

メドレーが後場一段高、東証プライム市場への移籍を機に大幅増益基調の好業績が見直される

■11月28日付で東証グロースから東証プライムに市場区分変更

 メドレー<4480>(東証プライム)は12月8日の後場、一段と強含んでジリ高となり、13時30分過ぎには5%高に迫る4295円(180円高)まで上げ、12月1日につけた年初来の高値4395円に迫っている。11月28日付で、東証グロース市場から東証プライム市場に市場区分が変更となり、投資信託などからの買いが増える期待が強まっているほか、この「昇格」を機に改めて好業績が見直されたとの見方が出ている。

 第3四半期連結決算(2022年1〜9月・累計)は、この期から会計基準が変更になっているものの、前年同期との単純比較では売上高が29.8%増加し、EBITDA(営業損益+減価償却費・のれん償却費・株式報酬費用)は69.8%増加、営業利益は1.8倍になった。これを受け、12月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、EBITDAは従来予想を15.5%上回る17億円の見込みに、営業利益は同31.1%上回る11.8億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 業績でみる株価

神田通信機は1ヵ月ぶりに1600円台を回復、決算説明資料を公開後「陽線」続き注目再燃

■情報通信事業は売上総利益率が30.1%にまで改善

 神田通信機<1992>(東証スタンダード)は12月8日、次第高となって再び出直りを強め、午前11時過ぎには6%高の1630円(91円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに1600円台を回復している。12月5日に第2四半期決算の説明資料を公開。営業利益は2.5倍。翌日、翌々日は小動きだったが、両日とも「陽線」(始値より終値が高くなるロウソク足)をつけたため、相場の地合いが強いと受け止められて買いが増加したと見られている。

 第2四半期累計期間(2022年4〜9月)は、照明制御事業は、低採算案件の影響により、依然として営業赤字から脱却できていないとしたが、情報通信事業は、収益性向上策に取組んだ結果、売上総利益率が30.1%にまで改善したとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 業績でみる株価
2022年12月07日

ティーケーピーが再び出直る、内外の孫会社2社の株式譲渡により営業・経常利益の予想を大幅に増額修正

■当期純利益は赤字に転換する見込みとしたが買い優勢

 ティーケーピー<3479>(東証グロース)は12月7日、出直りを強めて始まり、取引開始後は11%高の2884円(291円高)まで上げ、11月1日につけた高値3100円に向けで出直っている。6日の18時に孫会社2社の株式譲渡と2023年2月期の連結営業利益、経常利益の大幅な増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 連結子会社の(株)TKPSPV−9号を通じて保有する日本リージャスホールディングス株式会社、同じくTKPSPV−10号を通じて保有する臺北雷格斯企業管理諮詢有限公司(台湾リージャス)の株式譲渡にともない、買収により発生していたのれん及び顧客関連資産の償却がなくなったことなどにより、23年2月期の連結業績予想の修正を発表し、営業利益は従来予想を55%引き上げ、経常利益は同66.7%引き上げた。一方、売上高は同2.9%引き下げ、当期純利益は赤字に転換する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 業績でみる株価
2022年12月06日

クスリのアオキHDが高値に迫る、11月の月次売上高18.3%増加など好感

■今5月期の業績を急回復としており改めて期待強まる

 クスリのアオキホールディングス(クスリのアオキHD)<3549>(東証プライム)は12月6日、再び上値を指向して始まり、午前9時30分を過ぎては4%高の7930円(300円高)まで上げ、約2週間前につけた昨年来の高値8090円に迫っている。5日の15時30分に発表した11月の月次動向「月次営業速報」(前月21日から当月20日まで)が全店ベースで前年同月比18.3%増加したことなどが好感されている。この発表を受け、急回復の見込みとしている今期・2023年5月期の業績動向に改めて期待が強まったようだ。

 11月の新規出店は11店舗、退店なしで店舗数(22年11月20日現在)は867店となった。既存店の売上高は前年同月比7.0%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 業績でみる株価
2022年12月05日

内田洋行は第1四半期決算の進ちょく率などに注目集まり7日ぶりに反発

■営業利益は今7月期・通期の予想額64億円の31%を確保

 内田洋行<8057>(東証プライム)は12月5日、反発基調となり、取引開始後は5%高の4700円(210円高)まで上げ、前取引日までの6日続落から7日ぶりに反発している。前取引日の12月2日に第1四半期連結決算(2022年8〜10月)を発表し、営業利益は前年同期比22.2%減の19.94億円だったが、期初に開示した今7月期・通期予想額64億円の31%を確保。好進ちょく率を示し注目されている。

 第1四半期の連結売上高は同8.5%増の467.11億円だった。今7月期の予想は据え置き2300億円(前期比3.7%増)を見込む。営業・経常利益は期初から通期での減益を計画するが、当期利益は45.50億円(同1.6%増)を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 業績でみる株価
2022年12月01日

ニーズウェルはメルカリからの受注など好感され再び急伸、9月決算発表を受けた急伸に続き一段高

■ITアウトソーシングサービス受注を発表、これまでの対応を評価

 ニーズウェル<3992>(東証プライム)は12月1日、再び急伸し、18%高の863円(133円高)まで上げて2020年以来の高値に進み、その後も13%高前後で強い相場となっている。11月30日付で、メルカリ<4385>(東証グロース)からのITアウトソーシングサービス受注を発表し、買い材料視された。9月決算の発表を受けて急伸した11月22日に続き一段高となっている。

 発表によると、メルカリからの受注は、これまでに経費精算クラウド Concur Expense、請求書管理クラウド Concur Invoice の保守をはじめとして、電子帳簿保存法の対応、システムの利便性向上のためのカスタマイズ等があり、「これらの対応を高くご評価いただいたことが今回の採用につながりました」としている。今期・2023年9月期の業績予想(11月10日時点)は、売上高が81億円(前期比20.4%増)、営業利益が8.1億円(同17.3%増)、純利益は5.8億円(同16.4%増)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:28 | 業績でみる株価
2022年11月30日

サンワカンパニーは2014年以来の高値に進む、住宅事業を本格稼働、今期も連続最高益を見込む

■決算発表のあと配当予想の増額など続き次第に注目強まる

 サンワカンパニー<3187>(東証グロース)は11月30日、次第に上げ幅を広げて続伸一段高となり、午前10時30分にかけて5%高の1262円(64円高)まで上げて2014年以来の高値に進んだ。11月14日の9月決算発表を境に再び上昇基調を強め、25日には配当予想を増額修正、29日には住宅新報webに掲載と発表しているが、次第に注目の強まる相場となっている。この数日、値幅妙味を増してきたとの見方も出てきた。

 住設機器や建材の取り扱い事業に加え、2022年5月に住宅事業を行う(株)ベストブライトの全株式を取得し、住宅事業を本格稼働した。これにともない、2022年9月期・第3四半期から連結決算に移行。22年9月期は売上高、利益ともに過去最高となった。今期・23年9月期の連結業績予想は売上高を前期比28.2%増、営業利益を同15.2%増とするなど、一段の拡大、連続最高益を見込んでいる。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 業績でみる株価

商船三井が戻り高値に進む、高配当で「大学ファンド」の買い対象の見方

■第2四半期決算発表で3月期末配当予想を50円増の250円に

 商船三井<9104>(東証プライム)は11月30日、再び出直りを強める相場となり、午前9時30分にかけて3310円(70円高)まで上げた後も堅調に推移し、このところの回復相場で高値に進んでいる。このところ、銀行株や高配当銘柄などに「大学ファンド」がインカムゲイン狙いで買いを入れていると伝えられており、同社の高配当(2022年9月中間配当は1株300円)は買い対象との期待が出ている。

 「大学ファンド」は、文部科学省が国内の大学を資金面で支援することを目的に、10兆円規模で設定し、その運用益で支援する。22年5月に関連法が成立した。商船三井は10月31日に発表した第2四半期決算で今3月期末配当の予想を増額修正し、従来予想の1株200円を同250円の見込みに拡大した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 業績でみる株価
2022年11月29日

プラザクリエイト本社は通期29%増益予想と自社株買いが好感され11%高の後も大幅高で推移

■自社株買いは12月1日から23年5月31日までの予定

 プラザクリエイト本社<7502>(東証スタンダード)は11月29日、急激な出直り相場となり、取引開始後に11%高の426円(41円高)まで上げて今年8月1日以来の400円台を回復し、その後も400円前後で売買されている。28日の16時に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、17時に第2四半期決算を発表。第2四半期累計(2022年4〜9月)の連結決算は各利益とも赤字だったが通期予想は営業利益29.5%増などの増益を維持した。自社株買いを好感する買いも多いと見られている。

 自社株買いは、取得上限株数30万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.47%)、取得総額1億5000万円。取得期間は2022年12月1日から23年5月31日。自己株式立会外買付取引(ToSTNeTー3)による市場買付け及び取引一任契約に基づく立会取引市場における市場買付けにて行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 業績でみる株価
2022年11月25日

富山第一銀行は値上がり率上位で年初来の高値を更新、日医工にからむ気迷い払拭の見方

■4〜9月の経常利益は前年同期比56%増加

 富山第一銀行<7184>(東証プライム)は11月25日、一段高の4日続伸基調で始まり、取引開始後は7%高の455円(31円高)まで上げ、6月につけた年初来の高値450円を更新、東証プライム銘柄の値上がり率3位に躍進する場面があった。第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)の経常収益28%増加。このところは、日医工<4541>(東証プライム)の経営問題の進展を受け、ほくほくフィナンシャルグループ<8377>(東証プライム)の北陸銀行とともに11月中旬から出直り相場に転じて続伸基調となっており、好業績を投影できる相場になってきたとの見方が出ている。

 4〜9月の経常利益は前年同期比56%増の40.5億円だった。今3月期・通期の経常利益の予想は据え置き51.0億円の見込みのため、通期の予想達成に向けて余裕の展開になる可能性が広がってきたようだ。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価
2022年11月24日

HENNGEが後場一段高、福岡オフィス移転を機に好業績と自社株買いなど見直される様子

■連続2割増益を計画、14%高の後も12%高前後で推移

 HENNGE<4475>(東証グロース)は11月24日の後場、一段高となり、取引開始後に14%高の1127円(137円高)まで上げた後も12%高前後で推移し、約1週間ぶりに1100円台を回復している。22日付で福岡オフィスの12月1日移転を発表したが、11月21日から自己株式の取得(自社株買い)を開始しており、今期の業績予想も連結営業利益の伸び率を連続2割台とするなど好調。オフィス移転の案内を見て好業績などが見直されたとの見方が出ている。

 前9月期の連結業績は、売上高が16.5%増加し、営業利益は21.6%増加した。今期・2023年9月期の予想は、売上高を19.1%増、営業利益を21.3%増などとし、売上高、各利益とも連続最高を更新する見込み。また、自社株買いは、上限25万株(⾃⼰株式を除く発⾏済株式総数の0.77%)、取得総額3億5000万円で、2022年11月21⽇から同年11⽉30⽇まで行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49 | 業績でみる株価
2022年11月22日

ペットゴーが再び一段高、決算説明会の「書き起こし」で好業績を再認識

■決算発表後に急伸し値動きの軽さに注目集まる

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は11月22日、再び上値を追う相場となり、12%高の1241円(137円高)まで上げて上場当月の2022年4月以来の1200円台に進んでいる。注目材料としては、第2四半期決算説明会の「内容書き起こし」を18日に同社ホームページに掲載したことが言われており、好業績への注目が再び強まる形になった。第2四半期の決算発表は11月9日で、株価は翌10日からストップ高を交えて急伸。このときに値動きの軽さが目を引いたようで、投機資金の流入を期待して買い直す動きも出ているようだ。

 ペットヘルスケア事業を展開し、第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は営業利益、経常利益、四半期純利益とも期初から継続している3月通期業績予想を上回った。売上高、営業利益ともに過去最高を記録。「書き起こし」では、営業利益については値上げにかかわる一時的な要因が寄与したとし、D2Cブランドへの戦略投資を増強していくため、通期予想は変更しないとしたが、株式市場での期待は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 業績でみる株価