[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/04)ゼリア新薬が出直り強める、8月下旬に自己株式を消却、株式価値向上などに期待
記事一覧 (09/04)エスプールは業績好調で障がい者雇用創出事業の拡大などに期待強い
記事一覧 (09/03)加賀電子が上場来高値を更新、8月に業績・配当予想を増額修正、発行株数の10%近い株式の消却も奏功の様子
記事一覧 (09/03)内田洋行は上場来高値を連日更新、7月決算の営業利益30%増加、今期も27%増加を見込む
記事一覧 (09/03)エービーシー・マートは大きく出直って始まる、8月の既存店売り上げ8.5%増加、上期では6.0%増加
記事一覧 (09/02)リファインバースGが年初来高値を更新、決算説明動画(録画形式)を発表、評価あらためて強まる
記事一覧 (09/02)マーケットエンタープライズが高値を更新、決算説明会の動画と資料を公開、あらためて注目集まる
記事一覧 (09/02)伊藤園が高値を更新、第1四半期の営業利益17%増加し進ちょく好調、ティーバッグ北米で44%増加
記事一覧 (09/02)キリンHDが高値を更新、9月に入っても猛暑続き期待継続、目標株価の引き上げも伝えられる
記事一覧 (09/01)昭和パックスは急伸一段高、精米用紙袋、今年のコメ作柄「おおむね良好」など好感
記事一覧 (08/29)武蔵野興業は一時ストップ高、有価証券売却益と当期予想純利益の大幅な増額修正など好感
記事一覧 (08/28)セイコーグループは3日ぶりに上場来高値を更新、業績一段の上振れ期待が強い様子
記事一覧 (08/27)マクアケが急伸、業績予想の増額修正を受け一時16%高、取扱高が堅調に推移
記事一覧 (08/22)アルコニックスが再び高値を更新、第1四半期決算の説明資料をアップ、あらためて評価強まる
記事一覧 (08/22)大阪チタニウムは続伸一段高、業績好調で防衛関連株として割安・出遅れの見方も
記事一覧 (08/21)JX金属は上場来の高値を更新、AIサーバー向けなど好調の予想で注目強い
記事一覧 (08/20)トライアルHDは決算発表後の下げを回復、西友の子会社化でシナジー発揮などに期待
記事一覧 (08/19)冨士ダイスが年初来高値を更新、業績好調で18日から自社株買いを開始、先高期待
記事一覧 (08/19)パン・パシフィック・インターが一段高、決算好調で株式5分割と増配も好感される
記事一覧 (08/18)アイフリークモバイルが急伸、第1四半期の実質黒字転換など好感、再び騰勢強まる
2025年09月04日

ゼリア新薬が出直り強める、8月下旬に自己株式を消却、株式価値向上などに期待

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■3月に新発売の高カリウム血症治療薬にも注目強い

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は9月4日、2083円(27円高)まで上げた後も堅調な値動きとなり、再び出直りを強めている。自己株式の消却を8月27日付で100万株(消却前の発行済株式総数に対する割合1.88%)実施し、1株利益の向上などが評価されている。また、2025年3月に発売した高カリウム血症治療薬「ビルタサ懸濁用散分包8.4g」の早期浸透が注目される。9月中間配当を1株24円(前期比1円増配)の予定としており、9月に入り配当をお意識する買いが増える期待もある。

 今3月期(2026年3月期)の連結業績見通しは、第1四半期決算を発表した8月5日の時点で、売上高は900億円(前期比3.1%増)、営業利益は120億円(同1.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は95億円(同4.4%減)を継続した。コンシューマーヘルスケア事業でヘパリーゼ群を中心に売り上げが伸長する見込みだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 業績でみる株価

エスプールは業績好調で障がい者雇用創出事業の拡大などに期待強い

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■「わーくはぴねす農園」、10月に2拠点を開設し全国58拠点に

 エスプール<2471>(東証プライム)は9月4日、324円(前日比変わらず)で始まり底堅い相場となっている。第2四半期累計(2024年12月〜25年5月)の連結営業利益が前回予想を61%上回るなど業績好調で、9月1日、障がい者の雇用創出を目的とした「わーくはぴねす農園」を10月に埼玉・大阪の2拠点に新たに開設することなどを発表し、期待が強まっている。

 新たに開設する2拠点は、全国で57番目、58番目になる。同社は障がい者雇用促進事業や公共機関からの業務受託事業などを行い、トランプ関税の影響を直接には受けない銘柄として注目されている。今期・25年11月期の連結業績予想(第2四半期決算発表時点)は、25年1月に開示した前回予想に変更はなく、売上収益は268億28百万円(前期比5.0%増)、営業利益は30億74百万円(同10.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は19億07百万円(同9.2%減)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 業績でみる株価
2025年09月03日

加賀電子が上場来高値を更新、8月に業績・配当予想を増額修正、発行株数の10%近い株式の消却も奏功の様子

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■9月中間配当、3月期末配当とも各60円(従来予想比5円増)の予定に

 加賀電子<8154>(東証プライム)は9月3日、再び一段高となり、後場は4%高の3575円(140円高)まで上げて一段と強い値動きとなり、これまでの実質的な上場来の高値3560円(2024年1月)を更新している。今期・26年3月期の連結業績予想は、7月にグループ入りした協栄産業株式会社の業績を加味して8月7日に増額修正を発表し、堅調に推移。9月中間配当、3月期末配当も各1株60円の予定(従来予想比5円の増配)に増額したため、9月に入り配当妙味も加わる相場になってきたようだ。

 また、自社株買いによって取得した普通株式491万7400株(自己株式を除く消却前の発行済株式総数に対する割合9.4%)を8月18日付で消却したため、株式価値の向上とともに株式市場での需給が引き締まり、値動きが俊敏になってきたとの見方も出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 業績でみる株価

内田洋行は上場来高値を連日更新、7月決算の営業利益30%増加、今期も27%増加を見込む

■大幅増配も発表、今期の配当にも期待広がる様子

 内田洋行<8057>(東証プライム)は9月3日、一段高となり、取引開始後は16%高の1万2620円(1740円高)まで上げて上場来の高値を2日連続更新し、連日活況高となっている。3日の15時30分に前7月期(2025年7月期)の連結決算を発表し、売上高が21.3%増加し、営業利益も30.3%増加するなど好調。今期・26年7月期の予想も営業利益を26.5%増と連続大幅増益の見込みとし、好感されている。

 また、業績が当初見通しから大幅に伸長したことなどを受けて25年7月期末配当(期末のみ実施中)の増配も発表し、従来予想の1株220円の見込みを同300円の見込み(前期比でも80円の増配)に見直した。今7月期の配当予想は同300円の予定としたが、増配への期待もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 業績でみる株価

エービーシー・マートは大きく出直って始まる、8月の既存店売り上げ8.5%増加、上期では6.0%増加

■残暑が厳しく夏物商品の需要が続きキッズシューズや新作スポーツシューズ好調

 エービーシー・マート<2670>(東証プライム)は9月3日、大きく出直って始まり、取引開始後は3060.0円(126.5円高)まで上げ、約2週間ぶりに3000円台を回復している。2日午後に発表した8月の月次動向「2026年2月期、8月度概況」が全店で前期比8.7%のプラス、既存店で8.5%のプラスとなるなど好調で、注目が再燃している。

 8月は、残暑が厳しく夏物商品の需要が続いたことや、新学期に向けた靴の買い替えもあり好調に推移した。商品別では、全品値引企画を行ったキッズシューズや新作のスポーツシューズが好調だった。8月の速報値が出た結果、上期は、全店で前年同期比6.3%のプラス、既存店でも同6.0%のプラスとなった。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価
2025年09月02日

リファインバースGが年初来高値を更新、決算説明動画(録画形式)を発表、評価あらためて強まる

■前6月期の連結業績は全体にV字急回復、今期も大幅増益を見込む

 リファインバースG(リファインバースグループ)<7375>(東証グロース)は9月2日、急反発となり、後場寄り後に8%高の994円(77円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新している。1日の15時30分に前6月期(2025年6月期)の決算説明動画(録画形式)を発表し、業績推移などへの評価があらためて強まる相場になった。

 前6月期の連結業績は全体にV字急回復となり、営業利益は前期の5.7倍の1.82億円となった。今期は2.1倍の3.80億円を見込む。タイルカーペットリサイクルと資源ビジネスの連動受注が増加している事で連結業績が大きく向上。資源ビジネスは素材ビジネスとの連動による新規取引が増加しており、前期から大幅な増収・増益となった。素材ビジネスは、再生材需要増が継続しており再生塩ビ材増産を進める一方で、再生ナイロン樹脂の生産体制を再構築している。今後の受注増を見据えた人員増などの先行投資を積極的に実施し、これから3か年の中期計画達成に向けて邁進する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28 | 業績でみる株価

マーケットエンタープライズが高値を更新、決算説明会の動画と資料を公開、あらためて注目集まる

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■「粗利も含めてネット型リユース事業が順調に伸⾧」

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は9月2日、急反発となって上値を追い、午前10時にかけては7%高の1950円(123円高)をつけて2021年以来の高値に進んでいる。1日の夕方に前6月期(2025年6月期)の決算説明会動画と書き起こし資料を公開。あらためてネット型リユース事業の好展開などが注目し直されている。

 前6月期の連結決算は、「粗利も含めてネット型リユース事業が順調に伸⾧」だった上、モバイル通信事業が大きく収入を牽引し、売上高は247.71億円(前期比30.3%増加)となり売上総利益は85.32億円(同22.9%増加)となった。売上高、売上総利益とも最高を更新した。営業利益は株主優待関連費用の計上があったものの、販管費率の大幅改善などにより前期比で倍増、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は最高を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 業績でみる株価

伊藤園が高値を更新、第1四半期の営業利益17%増加し進ちょく好調、ティーバッグ北米で44%増加

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■大谷翔平選手と継続的にコミュニケーションを展開」したCMも継続

 伊藤園<2593>(東証プライム)は9月2日、再び上値を追って始まり、取引開始後は9%高の3686.0円(306.0円高)まで上げ、今年1月6日につけた年初来の高値を8か月ぶりに更新している。1日午後に発表した第1四半期決算(2025年5〜7月、連結)の営業利益が前年同期比17.3%増の83.6億円となり、期初に開示した通期業績予想の営業利益255億円(前期比11.0%増)の34%近くを達成するなどで注目と期待が強まっている。

 この第1四半期を月別にみると、5月は「物価高の影響で大型PETが不振」(決算発表資料より)、6月は「後半の猛烈な暑さで止渇需要が拡大」、7月は「物価高と顕著な高温による外出抑制が重なり、需要が伸び悩んだ」。期を通して「大谷翔平選手と継続的にコミュニケーションを展開」したCMキャンペーンを継続した。海外事業のうち、地域別のティーバッグ販売数量は北米が+44%、ASEANが+55%などと大幅に拡大した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38 | 業績でみる株価

キリンHDが高値を更新、9月に入っても猛暑続き期待継続、目標株価の引き上げも伝えられる

■1〜6月決算は好調、経営資源の効率化も推進

 キリンHD(キリンホールディングス)<2503>(東証プライム)は9月2日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2287.0円(123.5円高)まで上げ、約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。9月に入っても猛暑が続く見通しのため飲料やビールの消費拡大への期待が強い中で、外資系証券が同社株の目標株価を2250円から2600円に引き上げたと伝えられ、注目の強まる相場となっている。

 8月初に発表した第2四半期決算(2025年1〜6月、連結)は事業利益が最高を更新するなど好調で、ヘルスサイエンス事業の黒字化が話題になった。7月には、協和発酵バイオのアミノ酸及びヒトミルクオリゴ糖事業の譲渡を発表し、経営資源の効率化も効果を発現している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 業績でみる株価
2025年09月01日

昭和パックスは急伸一段高、精米用紙袋、今年のコメ作柄「おおむね良好」など好感

■4〜6月決算は「業界の傾向に反して増加」

 昭和パックス<3954>(東証スタンダード)は9月1日、続伸一段高となり、午前10時半前に一時ストップ高の3090円(500円高、19%高)まで上げ、上場来初の3000円台に進んでいる。精米・ペットフードなどに対応した中型袋、化学工業製品・水産物・農産物・食品を包装する紙重袋などの大手で、2025年産米の作柄が予想されたほど落ち込まない見通しが出され、需要拡大期待が一段と強まる相場になっている。

 25年のコメの作柄は、「農林水産省29日発表の2025年産主食用米の全国の作柄概況(8月15日時点)で『おおむね良好、42都道府県が前年並み以上』」(共同通信8月29日夜)などと伝えられた。先に発表した第1四半期(2025年4〜6月)決算は、「業界の傾向と同じく飼料の用途が減少」(決算短信)した一方、「米麦、合成樹脂の用途は、業界の傾向に反して増加に転じ」た。政府のコメ増産政策の追い風は来年度になるが、足元の需要動向にも期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 業績でみる株価
2025年08月29日

武蔵野興業は一時ストップ高、有価証券売却益と当期予想純利益の大幅な増額修正など好感

■映画館「シネマカリテ」(東京都新宿区)を来年1月に閉館、売上高などは下方修正

 武蔵野興業<9635>(東証スタンダード)は8月29日、急伸相場となり、前場一時ストップ高の2783円(500円高、22%高)まで上げ、出来高が急増して売買交錯となっている。28日の夕方に投資有価証券売却益(特別利益)の発生とこれによる当期予想純利益の大幅な増額修正などを発表し、好感されている。

 有価証券売却益(特別利益)は3.756億円。これを受け、2026年3月期の連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を5月に開示した前回予想の11倍の3.4億円の見込み(前期の5.3倍)に見直した。一方、売上高と営業・経常利益の予想は、映画館「シネマカリテ」(東京都新宿区)を26年1月に閉館することを踏まえ手下方修正し、売上高は前回予想を4.2%下回る12.55億円の見込み(前期比7.9%減)の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 業績でみる株価
2025年08月28日

セイコーグループは3日ぶりに上場来高値を更新、業績一段の上振れ期待が強い様子

■第1四半期は営業利益6割増、9月中間配当は前期比15円増の60円に

 セイコーグループ<8050>(東証プライム)は8月28日、次第高となって再び上値を追い、5%高の6450円(310円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新している。大幅増益の四半期決算を発表した翌取引日の8月12日に急伸し、以後も上値を追う展開。13日には野村証券が目標株価を1100円引き上げて8000円に設定と伝えられ、27日には新しい国際標準フォーマットに対応した外国送金オプションの提供開始を発表するなどで注目が再燃している。

 第1四半期(2025年4〜6月)連結決算は営業利益が前年同期比60%増加するなど大幅増益となり、3月通期の予想を配当予想を含めて全体に増額修正した。引き続き一段の上振れ期待が強いようだ。9月中間配当は、1株につき前回予想比5円増の60円に増額(前期比15円の増配)、3月期末配当も同5円増の60円(前期比では5円の増配)に増額した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 業績でみる株価
2025年08月27日

マクアケが急伸、業績予想の増額修正を受け一時16%高、取扱高が堅調に推移

■今9月期の売上高は前回予想を10.9%上回る見込み、営業利益は同じく38.7%

 マクアケ<4479>(東証グロース)は8月27日の前場、一段高となり、一時16%高の1345円(183円高)まで上げた後も強い値動きで2023年以来の高値に進んだ。26日午後に今期・2025年9月期の業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。取扱高が堅調に推移していることなどを要因に、売上高は4月に開示した前回予想を10.9%上回る見込みに見直し、営業利益は同38.7%、純利益は同24.1%上回る見込みに見直した。

 売上高は、継続的に注力しているプロジェクト単価向上の各種施策が功を奏し、取扱高が堅調に推移していることや広告代行配信サービスを中心とした附随サービスの売上高が増加したこと等により前回発表予想を上回る見込みになった。利益面では、増収効果に加え、厳格なコストマネジメントを徹底しつつ、中期経営計画の早期達成に向けた戦略的な先行投資を効率的に推進した効果が発現した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:22 | 業績でみる株価
2025年08月22日

アルコニックスが再び高値を更新、第1四半期決算の説明資料をアップ、あらためて評価強まる

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■「サーキュラーエコノミー」事業では北九州・大阪の既存拠点に加え関東にも新拠点

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は8月22日、前後場とも次第高となり、14時にかけて2157円(50円高)をつけて約3週間ぶりに2018年以来の高値に進んでいる。「商社機能と製造業を融合する総合企業」で、8月19日朝のラジオ株式情報番組に同社CEO・手代木洋社長が出演したのに続き、22日は第1四半期決算(2026年3月期)の説明資料を同社ホームページ「IRニュース」にアップした。あらためて評価の強まる相場になっている。

 26年3月期の第1四半期連結決算(25年4〜6月)は、電池関連取引、レアメタル、アルミ地金などの取引が寄与して電子機能材事業、アルミ・銅事業、装置材料事業、金属加工事業の4セグメント全てで売り上げが増加し、連結売上高は前年同期比14.5%増加し、営業利益は同35.7%増加した。「サーキュラーエコノミー」事業では、現在の北九州・大阪の既存拠点に加え、関東地方初の新拠点となる「再生資源ヤード」の開設を進め、全国規模での水平展開を強化、非鉄金属スクラップ集荷量日本一を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:20 | 業績でみる株価

大阪チタニウムは続伸一段高、業績好調で防衛関連株として割安・出遅れの見方も

■第1四半期決算で3月通期の業績予想を増額修正

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)は8月22日、続伸一段高となり、取引開始後は7%高の2050円(141円高)まで上げて連日、戻り高値を更新している。8月7日に発表した四半期決算で今3月期の業績予想を増額修正し、注目し直される様子がある上、チタンは立派な軍需物資との指摘もあり、防衛産業関連株として先駆した三菱重工<7011>(東証プライム)などに比べた割安感に注目する様子もある。

 今期・2026年3月期の業績予想は当初から減収減益を見込んでいるが、8月7日に第1四半期決算とともに3月通期予想の増額修正を発表した。国内外におけるスポンジチタン販売数量の増加などにより、前回予想に対し増収となる見込みとし、売上高は前回予想を2.0%上回る見込みに見直し、営業利益は同12.5%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50 | 業績でみる株価
2025年08月21日

JX金属は上場来の高値を更新、AIサーバー向けなど好調の予想で注目強い

■トランプ関税の影響は縮小とし8月上旬に業績予想を増額修正

 JX金属<5016>(東証プライム)は8月21日、再び上値を追って始まり、取引開始後は7%高の1169.5円(76.5円高)まで上げ、2日ぶりに上場来の高値を更新している。8月5日にトランプ関税の影響予想の縮小などを反映して今期・2026年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、翌取引日から上げピッチを強めている。直近は、銅箔などの情報通信材料事業がAIサーバー向けに一段と好調との見方があり、注目の衰えない展開になっている。

 今期・26年3月期の連結業績予想は、「スマートフォン及びAIサーバ用途での情報通信材料セグメントの製品需要が、前回予想を上回るペースで拡大していること、米国関税影響額の縮小を織り込んだこと、円の対ドル相場及び銅価格が前回予想の前提より高水準で推移していることを踏まえ」(発表資料より)、売上高は前回予想を2.7%上回る見込みに見直し、営業利益は同15.8%、親会社の所有者に帰属する当期利益は同20.7%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55 | 業績でみる株価
2025年08月20日

トライアルHDは決算発表後の下げを回復、西友の子会社化でシナジー発揮などに期待

■26年6月期は売上高1兆円、営業利益254億円(20.3%増)など見込む

 トライアルHD(トライアルホールディングス)<141A>(東証グロース)は8月20日、6%高の2604円(151円高)まで上げた後も強い値動きとなり、6月決算を発表した後の下げを回復して一段上値を試す相場になっている。「流通小売り事業」「リテールAI事業」などを行い、2025年7月1日に株式会社西友を完全子会社化。8月13日に発表した6月決算が想定内とされて目先的な売りに押されたようだが、20日は、日経平均や東証グロース株指数などが比較的大幅に下げている中で、今期の予想連結営業利益を前期比20.3%増などとする見通しが再評価される動きとなっている。

 前期・25年6月期は、連結売上高が12%増加し、営業利益は10%増加するなどで「売上高、営業利益ともに過去最高額を記録し、25期連続増収と、2ケタ増収営業増益を達成」(決算説明資料)した。 今期、2026年6月期の業績予想は、25年7月に完全子会社化した(株)西友とのシナジーを発揮しながら、売上高は1兆3225億円(前年比64.5%増)、営業利益は254億円(同20.3%増)を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は成長投資を優先する戦略などにより5億円(同95.7%減)を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 業績でみる株価
2025年08月19日

冨士ダイスが年初来高値を更新、業績好調で18日から自社株買いを開始、先高期待

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■第1四半期は営業利益3.6倍など大幅増益となり注目再燃

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は8月19日、再び上値を追う相場となり、午前10時にかけて6%高の865円(49円高)まで上げ、年初来高値を約6か月ぶりに更新している。8月12日に発表した第1四半期(25年4〜6月)連結決算が営業利益3.6倍となるなど大幅増益になり、8月18日からは自社株買いも開始、期待の強まる相場となっている。

 自社株買いは、40万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.0%)、取得総額3億円を各上限として、25年8月18日から同年12月23日まで行うと12日に発表した。25年4〜6月の第1四半期連結決算は、超硬製金型類の車載用電池向け金型の販売や超硬素材の販売を中心に好調に推移するなどで、売上高が前年同期比3.4%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益も同31.8%増加した。

 3月通期の連結業績予想は、全体に5月に開示した業績予想を継続したが、株式市場には保守的とみて注目を強める姿勢が少なくないようだ。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 業績でみる株価

パン・パシフィック・インターが一段高、決算好調で株式5分割と増配も好感される

■株式5分割は25年9月30日時点の株主の所有株式を対象に実施

 「ドン・キホーテ」などのパン・パシフィック・インター(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)<7532>(東証プライム)は8月19日、上値を追って始まり、取引開始後は6%高の5697円(348円高)まで上げ、約1週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。18日午後に2025年6月期の連結決算と増配、株式5分割などを発表し、好感買いが先行している。株式5分割は、25年9月30日時点の株主の所有株式1株につき5株の割合をもって分割するとした。

 2025年6月期の連結決算は営業利益が前期比15.8%増加などと好調で、今期・26年6月期も営業利益を4.7%増の見込みとするなど増収増益の見込みとした。また、26年6月期の配当は年間で1株8円50銭(1円50銭の増配)を予定し、うち3円を中間配当金とし、5円50銭を期末配当金とする予定とした。株式分割を考慮しない場合の年間配当は42円50銭(25年6月期比7円50銭の増配)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27 | 業績でみる株価
2025年08月18日

アイフリークモバイルが急伸、第1四半期の実質黒字転換など好感、再び騰勢強まる

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■一時31%高、変化する市場環境にさらなる対応力強化

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は8月18日、前後場とも一段高となり、13時過ぎに31%高の198円(47円高)まで上げて一気に2021年12月以来の高値に進んでいる。「コンテンツ事業」と「DX事業」を行い、8月14日に発表した第1四半期(2025年4〜6月)決算を受けて再び騰勢の強まる相場となっている。

 当第1四半期決算は、前期の第3四半期より非連結での業績を開示しているため、前年同期との直接的な比較はできないものの、営業利益は7百万円(前第1四半期の連結営業利益は19百万円の損失)、四半期純利益も7百万円(前第1四半期の連結純利益は15百万円の損失)となり、黒字に転換した。「新たな経営体制に移行し、これまで培ってきた当社の強みを活かしつつ、組織の意思決定を迅速化し、日々変化する市場環境へのさらなる対応力強化を図る」(決算説明資料より)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:17 | 業績でみる株価