■前計画ではROIC(投下資本利益率)6.7%(目標5%以上)実現
神戸製鋼所<5406>(東証プライム)は5月20日の後場、1973.0円(62.0円高)で始まり、5月10日以来の2000円台に向けて再び出直る相場となっている。午前10時に『KOBELCOグループ中期経営計画(2024〜2026年度)』の策定を発表、「マテリアリティ(中長期的な重要課題)への取組みをさらに強化していく」などとし、好感されている。
前中期計画ではROIC(投下資本利益率)が6.7%(目標5%以上)を実現し、資本と負債のバランスを示すD/Eレシオは23年度末で0.55倍(目標0.7倍以下)となり、収益・財務面で共に目標を達成した。新中期計画では、2030年度に向けて、売上高3兆円(24年3月期は2兆5431億円)、経常損益2000億円(同1609億円)、ROIC8%を安定的に確保できる「未来に挑戦できる事業体」を目指すとした。(HC)
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(05/20)神戸製鋼が再び出直る、新中期計画を発表し売上高3兆円などめざす
(05/20)ディーエムソリューションズは「初配当」が好感され次第高、安定的配当の実施めざす
(05/20)東北新社がストップ高、5年間で約500億円のキャッシュを「構造改革」や「株主還元」に
(05/17)日本電子材料が後場一段高、今期の営業利益2.7倍の予想など連日好感され上場来の高値を連日更新
(05/17)ペットゴーが動意強める、決算発表ラッシュを通過し内容の良かった銘柄を選別
(05/17)ヨコオが一段高、今期の業績急回復予想など受け1年ぶりに2000円台を回復
(05/16)インターネットインフィニティーが大きく出直る、リハビリ型デイサービスなど好調、3年に1度の介護報酬改定も追い風に
(05/16)DM三井製糖HDは急反発の後もジリ高、営業利益3.9倍、今期も倍増を見込む
(05/16)フォスター電機が高値を更新、受注1年前倒して達成など業績好調で再び上値を追う
(05/16)HOYAが上場来の高値に迫る、白内障用眼内レンズなど好調で買い根強い様子
(05/16)第一生命HDが続伸、決算発表後に買われた翌日も値上がりし注目度強い様子
(05/15)ドリーム・アーツは上場来の安値圏から急反発、第1四半期好調の見方、主サービスをセゾン自動車火災が採用
(05/15)セルシードは連日大きく出直る、小児食道シートの製造を受託し1症例の売上を計上、第1四半期好調の見方
(05/15)ブティックスが大きく出直る、今期の売上高24%増、営業利益32%増など好感
(05/15)i‐plugがストップ高、3月決算の大幅上振れや今期の大幅拡大予想を好感
(05/15)ALSOKが急反発、最高益に迫る好決算と配当性向の拡大、自社株買いを好感
(05/15)マーケットエンタープライズが急伸しストップ高、株主優待制度の新設や第3四半期の大幅な営業増益を好感
(05/15)三越伊勢丹HDが一時21%高、3月決算の上振れ最高益と自社株買いを好感
(05/14)JPホールディングスは後場もジリ高10%高、今期も連続最高益を見込み新規事業として子育て施設に関する不動産事業にも期待
(05/14)マイクロ波化学が後場一段と強含む、今期減益予想だが「カーボンニュートラル」関連プロジェクトに期待強い
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2024年05月20日
神戸製鋼が再び出直る、新中期計画を発表し売上高3兆円などめざす
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:34
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ディーエムソリューションズは「初配当」が好感され次第高、安定的配当の実施めざす
■24年3月期末に12円、業績拡大による企業価値向上が最大の利益還元
ディーエムソリューションズ<6549>(東証スタンダード)は5月20日、次第に強含んで午前11時過ぎに1386円(34円高)まで上げ、値上がり率は3%だが出直りを強めている。17日の夕方、2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当(初配当、1株当たり12円)を行うとし、好感買いが先行している。
株主への利益還元を重要な経営課題のひとつと認識し、中長期的な事業拡大のための成長投資を行い、業績拡大による企業価値の向上を目指すことが株主への最大の利益還元につながると考え、企業価値を高めることを最優先としつつ、株主還元策の一つとして安定的配当を実施することを目指しているとした。(HC)
ディーエムソリューションズ<6549>(東証スタンダード)は5月20日、次第に強含んで午前11時過ぎに1386円(34円高)まで上げ、値上がり率は3%だが出直りを強めている。17日の夕方、2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当(初配当、1株当たり12円)を行うとし、好感買いが先行している。
株主への利益還元を重要な経営課題のひとつと認識し、中長期的な事業拡大のための成長投資を行い、業績拡大による企業価値の向上を目指すことが株主への最大の利益還元につながると考え、企業価値を高めることを最優先としつつ、株主還元策の一つとして安定的配当を実施することを目指しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21
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東北新社がストップ高、5年間で約500億円のキャッシュを「構造改革」や「株主還元」に
■手始めに前3月期の期末配当を4倍超に増配
東北新社<2329>(東証スタンダード)は5月20日、買い気配のままストップ高の1444円(300円高、26%高)に達し、値が付けば4月1日以来約1か月半ぶりに1400円台を回復する急激な出直り相場となっている。17日の夕方、24年3月期の期末配当などについて発表し、直近予想(2023年5月19日公表)の1株19円を4倍超の同78円の予定に増配するとした。好感買いが先行している。
「中期経営計画」に基づき、5年間で約500億円のキャッシュを「構造改革」「M&A」「株主還元」に、バランスよく有効に活用していくことを開示済みで、「構造改革」や「M&A」と同等のバランスで、株主への「株主還元」も実行していくとした。(HC)
東北新社<2329>(東証スタンダード)は5月20日、買い気配のままストップ高の1444円(300円高、26%高)に達し、値が付けば4月1日以来約1か月半ぶりに1400円台を回復する急激な出直り相場となっている。17日の夕方、24年3月期の期末配当などについて発表し、直近予想(2023年5月19日公表)の1株19円を4倍超の同78円の予定に増配するとした。好感買いが先行している。
「中期経営計画」に基づき、5年間で約500億円のキャッシュを「構造改革」「M&A」「株主還元」に、バランスよく有効に活用していくことを開示済みで、「構造改革」や「M&A」と同等のバランスで、株主への「株主還元」も実行していくとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:58
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2024年05月17日
日本電子材料が後場一段高、今期の営業利益2.7倍の予想など連日好感され上場来の高値を連日更新
■メモリー向けプローブカードの回復は海外半導体メーカーが先行
日本電子材料<6855>(東証スタンダード)は5月17日の後場、一段高で始まり、13時にかけては10%高の3900円(350円高)まで上げ、実質的な上場来の高値を2日続けて更新している。14日に発表した2024年3月期の連結決算が予想を大幅に上回り、今期・25年3月期の予想も大幅増益の見込みとしたため、翌15日はストップ高(基準値から500円高の3425円)と急伸。以後も連日高となっている。3月決算の発表ラッシュが13、14日で一巡し、内容の良かった銘柄を見直す動きが強まる中で、同社株への注目は格別との見方が出ている。
24年3月期は、海外半導体メーカーに対するメモリー向けプローブカード拡販が進んだことや工場稼働率の改善、高付加価値製品の受注などにより、連結営業利益は23年9月に開示した従来予想の2.9倍となった。親会社株主に帰属する当期純利益は59.6%上回った。
今期・25年3月期は、非メモリー向けを緩やかな回復と予想し、メモリー向けは、需要の回復が先行している海外半導体メーカー向けの拡販を進めるとともに、年度後半は段階的な需要の回復を予想。連結営業利益は前期の2.7倍を見込み、会社株主に帰属する当期純利益も2.6倍の大幅な増加(24年3月期を底とする急回復)の予想とした。(HC)
日本電子材料<6855>(東証スタンダード)は5月17日の後場、一段高で始まり、13時にかけては10%高の3900円(350円高)まで上げ、実質的な上場来の高値を2日続けて更新している。14日に発表した2024年3月期の連結決算が予想を大幅に上回り、今期・25年3月期の予想も大幅増益の見込みとしたため、翌15日はストップ高(基準値から500円高の3425円)と急伸。以後も連日高となっている。3月決算の発表ラッシュが13、14日で一巡し、内容の良かった銘柄を見直す動きが強まる中で、同社株への注目は格別との見方が出ている。
24年3月期は、海外半導体メーカーに対するメモリー向けプローブカード拡販が進んだことや工場稼働率の改善、高付加価値製品の受注などにより、連結営業利益は23年9月に開示した従来予想の2.9倍となった。親会社株主に帰属する当期純利益は59.6%上回った。
今期・25年3月期は、非メモリー向けを緩やかな回復と予想し、メモリー向けは、需要の回復が先行している海外半導体メーカー向けの拡販を進めるとともに、年度後半は段階的な需要の回復を予想。連結営業利益は前期の2.7倍を見込み、会社株主に帰属する当期純利益も2.6倍の大幅な増加(24年3月期を底とする急回復)の予想とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22
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ペットゴーが動意強める、決算発表ラッシュを通過し内容の良かった銘柄を選別
■営業利益は連続最高、前期4.6%増、今期26.7%増を予想
ペットゴー<7140>(東証グロース)は5月17日、5%高に迫る924円(40円高)まで上げた後も920円台で堅調に売買され、3か月にわたる小動き横ばい相場から2日続けて出直る相場となっている。ペットフードやペット用品のECサイトを運営し、今期・25年3月期の連結営業利益は26.7%増の予想と連続最高の大幅拡大を見込む。3月決算の発表ラッシュが一巡し、決算内容の良かった銘柄を選別し直す動きが広がってきたとされ、同社株にも注目が波及してきたようだ。
15日に発表した2024年3月期の連結決算は、売上高が前期比1.2%減だったが、今期・25年3月期は4.9%増の予想とした。同じく営業利益は4.6%増だったが過去最高を達成し、今期は26.7%増の予想と一段の拡大を見込む。
製造元から自社のECサイトを通じて製品を顧客に直接販売する『D2C』ブランドとサブスクコマースが成長しており、「今期は『D2Cシフト』を中期成長戦略とし、利益率の高い事業構造への転換を推進」(決算説明資料より)する。2月には、ハイエンドなプレミアムブランドを取り扱うオンラインのペット専門店『ペットゴープレミアム(petgo Premium)』を開設した。(HC)
ペットゴー<7140>(東証グロース)は5月17日、5%高に迫る924円(40円高)まで上げた後も920円台で堅調に売買され、3か月にわたる小動き横ばい相場から2日続けて出直る相場となっている。ペットフードやペット用品のECサイトを運営し、今期・25年3月期の連結営業利益は26.7%増の予想と連続最高の大幅拡大を見込む。3月決算の発表ラッシュが一巡し、決算内容の良かった銘柄を選別し直す動きが広がってきたとされ、同社株にも注目が波及してきたようだ。
15日に発表した2024年3月期の連結決算は、売上高が前期比1.2%減だったが、今期・25年3月期は4.9%増の予想とした。同じく営業利益は4.6%増だったが過去最高を達成し、今期は26.7%増の予想と一段の拡大を見込む。
製造元から自社のECサイトを通じて製品を顧客に直接販売する『D2C』ブランドとサブスクコマースが成長しており、「今期は『D2Cシフト』を中期成長戦略とし、利益率の高い事業構造への転換を推進」(決算説明資料より)する。2月には、ハイエンドなプレミアムブランドを取り扱うオンラインのペット専門店『ペットゴープレミアム(petgo Premium)』を開設した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09
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ヨコオが一段高、今期の業績急回復予想など受け1年ぶりに2000円台を回復
■25年3月期は営業利益2.8倍など見込む
ヨコオ<6800>(東証プライム)は5月17日、再び一段高で始まり、取引開始後は14%高の2030円(254円高)まで上げて約1年ぶりに2000円台を回復している。14日の正午に発表した2024年3月期の連結決算で今期・25年3月期の予想を営業利益2.8倍とするなど大幅回復の見込みとし、株価は急伸して翌15日には9か月ぶりに1800円台を回復。17日は証券会社による目標株価の引き上げも言われており、この勢いが再燃する形になっている。
今期・25年3月期は、半導体検査市場で生成AI関連の半導体検査需要が引き続き拡大するものと想定し、携帯通信端末市場では過剰在庫の解消に伴い緩やかに回復するものと想定している。(HC)
ヨコオ<6800>(東証プライム)は5月17日、再び一段高で始まり、取引開始後は14%高の2030円(254円高)まで上げて約1年ぶりに2000円台を回復している。14日の正午に発表した2024年3月期の連結決算で今期・25年3月期の予想を営業利益2.8倍とするなど大幅回復の見込みとし、株価は急伸して翌15日には9か月ぶりに1800円台を回復。17日は証券会社による目標株価の引き上げも言われており、この勢いが再燃する形になっている。
今期・25年3月期は、半導体検査市場で生成AI関連の半導体検査需要が引き続き拡大するものと想定し、携帯通信端末市場では過剰在庫の解消に伴い緩やかに回復するものと想定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23
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2024年05月16日
インターネットインフィニティーが大きく出直る、リハビリ型デイサービスなど好調、3年に1度の介護報酬改定も追い風に
■24年3月期は営業利益2.4倍に急回復
インターネットインフィニティー<6545>(東証グロース)は5月16日、大きく出直る相場となり、朝方に8%高の499円(39円高)まで上げて約1か月半ぶりの490円台を回復し、13時にかけてもた後も480円前後で堅調に売買されている。リハビリ型デイサービス施設「レコードブック」を全国に225店舗(2024年5月初)展開し、15日の夕方に発表した24年3月期の連結決算が前期比で売上高11%増、営業利益2.4倍などと全体に急回復、注目再燃となった。営業利益は今期・25年3月期も54%増を見込み、全体に一段と業績が拡大する見通しとした。
24年3月期は、レコードブック事業や在宅サービス事業など、既存事業の利用者が順調に推移した上、前期に実行した複数のM&Aに関連した一時費用の負担がなくなったため、営業利益以下の段階利益は大きく増加した。今期は、介護業界での人材不足が深刻化する中で、3年に1度改定される介護報酬が24年4月の介護報酬改定により全体では1.59%のプラス改定となり、持続的な成長などに向けた環境が多少は整うことになる。(HC)
インターネットインフィニティー<6545>(東証グロース)は5月16日、大きく出直る相場となり、朝方に8%高の499円(39円高)まで上げて約1か月半ぶりの490円台を回復し、13時にかけてもた後も480円前後で堅調に売買されている。リハビリ型デイサービス施設「レコードブック」を全国に225店舗(2024年5月初)展開し、15日の夕方に発表した24年3月期の連結決算が前期比で売上高11%増、営業利益2.4倍などと全体に急回復、注目再燃となった。営業利益は今期・25年3月期も54%増を見込み、全体に一段と業績が拡大する見通しとした。
24年3月期は、レコードブック事業や在宅サービス事業など、既存事業の利用者が順調に推移した上、前期に実行した複数のM&Aに関連した一時費用の負担がなくなったため、営業利益以下の段階利益は大きく増加した。今期は、介護業界での人材不足が深刻化する中で、3年に1度改定される介護報酬が24年4月の介護報酬改定により全体では1.59%のプラス改定となり、持続的な成長などに向けた環境が多少は整うことになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:24
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DM三井製糖HDは急反発の後もジリ高、営業利益3.9倍、今期も倍増を見込む
■アラブ首長国連邦の新リパック(詰め直し・包み直し)拠点など本格稼働へ
DM三井製糖HD(DM三井製糖ホールディングス)<2109>(東証プライム)は5月16日、急反発で始まった後もジリ高傾向となり、5%高の3125円(145円高)まで上げて約5週間ぶりに3100円台を回復して出直りを強めている。15日午後に発表した2024年3月期の連結決算で営業利益が前期の3.9倍の42.5億円となり、今期・25年3月期の予想も2.1倍の92億円としたことなどで期待が強まっている。
24年3月期の経常利益は48%減となり、タイ国の関連会社におけるサトウキビ不足に起因した生産量・販売量減による損益悪化の影響を通期で受けたことなどが要因とした。
今期は、経常利益、当期純利益の減益を想定するが、国内砂糖事業では、引き続き「強靭化」を推進し、最適な物流体制の構築による輸送・配送効率の向上などを図る。海外では、アラブ首長国連邦(UAE)の新リパック(詰め直し・包み直し)拠点や、連結子会社であるAsian Blending Pte Ltdのベトナムにおける新製造拠点を本格稼働させる、などとした。(HC)
DM三井製糖HD(DM三井製糖ホールディングス)<2109>(東証プライム)は5月16日、急反発で始まった後もジリ高傾向となり、5%高の3125円(145円高)まで上げて約5週間ぶりに3100円台を回復して出直りを強めている。15日午後に発表した2024年3月期の連結決算で営業利益が前期の3.9倍の42.5億円となり、今期・25年3月期の予想も2.1倍の92億円としたことなどで期待が強まっている。
24年3月期の経常利益は48%減となり、タイ国の関連会社におけるサトウキビ不足に起因した生産量・販売量減による損益悪化の影響を通期で受けたことなどが要因とした。
今期は、経常利益、当期純利益の減益を想定するが、国内砂糖事業では、引き続き「強靭化」を推進し、最適な物流体制の構築による輸送・配送効率の向上などを図る。海外では、アラブ首長国連邦(UAE)の新リパック(詰め直し・包み直し)拠点や、連結子会社であるAsian Blending Pte Ltdのベトナムにおける新製造拠点を本格稼働させる、などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06
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フォスター電機が高値を更新、受注1年前倒して達成など業績好調で再び上値を追う
■米中関係も視野にベトナムを重視、ハンガリーでは下期からスピーカ生産
フォスター電機<6794>(東証プライム)は5月16日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に8%高の1330円(104円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、その後も2021年4月以来の1300円台で売買活況となっている。15日午後に発表した2024年3月期の連結決算の営業利益が前期比80.4%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.7倍となるなどで、23年3月期に完全黒字化したあとの業績回復ピッチが想定以上との見方が出ている。
24年3月期は、「受注活動において(中略)中期事業計画完了時(2025年3月期)の受注を確保」(決算短信より)した。生産体制面では、「米中対立の先鋭化も視野に入れ、ベトナム・ビンズオン工場にてスピーカ生産を開始する準備を行って」おり、25年度上期からスピーカの量産を開始する予定。また「地産地消推進の観点から、ハンガリーの生産子会社で24年度下期からスピーカ生産を開始する予定」。今期・25年3月期の連結業績予想は、為替前提を1US$=145円、1ユーロ=155円とし、売上高を6.1%増、営業利益を24.6%増などとした。年間配当は1株40円(前期比15円の増配)の予定とした。(HC)
フォスター電機<6794>(東証プライム)は5月16日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に8%高の1330円(104円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、その後も2021年4月以来の1300円台で売買活況となっている。15日午後に発表した2024年3月期の連結決算の営業利益が前期比80.4%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.7倍となるなどで、23年3月期に完全黒字化したあとの業績回復ピッチが想定以上との見方が出ている。
24年3月期は、「受注活動において(中略)中期事業計画完了時(2025年3月期)の受注を確保」(決算短信より)した。生産体制面では、「米中対立の先鋭化も視野に入れ、ベトナム・ビンズオン工場にてスピーカ生産を開始する準備を行って」おり、25年度上期からスピーカの量産を開始する予定。また「地産地消推進の観点から、ハンガリーの生産子会社で24年度下期からスピーカ生産を開始する予定」。今期・25年3月期の連結業績予想は、為替前提を1US$=145円、1ユーロ=155円とし、売上高を6.1%増、営業利益を24.6%増などとした。年間配当は1株40円(前期比15円の増配)の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22
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HOYAが上場来の高値に迫る、白内障用眼内レンズなど好調で買い根強い様子
■メガネレンズは米国で大幅増、業績予想は四半期ごとに開示
HOYA<7741>(東証プライム)は5月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は1万9795円(515円高)まで上げ、約2か月前につけた上場来の高値2万95円(2024年3月4日)に迫っている。15日の午前11時に2024年3月期決算と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、株価は発表直後から動意を強めてこの日は7%高(1245円高の1万9280円)となった。翌日も上値を追って始まり、業績動向などを好感する買いは根強いと見られている。
24年3月期の連結業績は、売上高に相当する売上収益が前期比5.4%増加し、税引前利益は同9.6%増加、親会社の所有者に帰属する当期利益は同7.6%増加、各項目とも連続最高を更新した。「情報・通信事業は顧客の在庫調整の影響等により低調」(決算短信より)だったが、白内障用眼内レンズは世界的に白内障手術の件数が回復したことや新製品のローンチにより大幅増収となり、製薬等に使用されるクロマトグラフィー用担体や金属インプラントなど主要製品が好調。メガネレンズは米国でのチェーン店向け販売の増加により大幅な増収、などとした。
今期・25年3月期の業績予想や配当予想は、第1四半期(4〜6月)の決算発表時に第2四半期の予想を公表し、四半期ごとに次の四半期までの予想を開示する予定。期待を残す形になっている。(HC)
HOYA<7741>(東証プライム)は5月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は1万9795円(515円高)まで上げ、約2か月前につけた上場来の高値2万95円(2024年3月4日)に迫っている。15日の午前11時に2024年3月期決算と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、株価は発表直後から動意を強めてこの日は7%高(1245円高の1万9280円)となった。翌日も上値を追って始まり、業績動向などを好感する買いは根強いと見られている。
24年3月期の連結業績は、売上高に相当する売上収益が前期比5.4%増加し、税引前利益は同9.6%増加、親会社の所有者に帰属する当期利益は同7.6%増加、各項目とも連続最高を更新した。「情報・通信事業は顧客の在庫調整の影響等により低調」(決算短信より)だったが、白内障用眼内レンズは世界的に白内障手術の件数が回復したことや新製品のローンチにより大幅増収となり、製薬等に使用されるクロマトグラフィー用担体や金属インプラントなど主要製品が好調。メガネレンズは米国でのチェーン店向け販売の増加により大幅な増収、などとした。
今期・25年3月期の業績予想や配当予想は、第1四半期(4〜6月)の決算発表時に第2四半期の予想を公表し、四半期ごとに次の四半期までの予想を開示する予定。期待を残す形になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:55
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第一生命HDが続伸、決算発表後に買われた翌日も値上がりし注目度強い様子
■今期は「反動減」など見込むが配当は連続増配の予定に
第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は5月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3812.0円(153.0円高)まで上げ、約1か月半ぶりに3800円台を回復している。15日の14時半に発表した2024年3月期の連結決算が経常収益16%増加、経常利益39%増加などと好調で、株価は発表後に堅調転換。翌16日も好業績を好感する買いが続いている。外貨建て保険も伸び、15日の米国市場でNY株式が3指数ともそろって最高値を更新したため、さらに追い風になるとの期待もある。
今期・25年3月期の連結業績予想は経常収益を19%減、経常利益は4.3%増としたが、経常収益ダウンの要因として「経常収益は第一フロンティア生命における当期販売増からの反動減等」としたため、保守的な予想との見方がある。25年3月期の年間配当は1株122円の予定(前期比9円の増配)とした。(HC)
第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は5月16日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3812.0円(153.0円高)まで上げ、約1か月半ぶりに3800円台を回復している。15日の14時半に発表した2024年3月期の連結決算が経常収益16%増加、経常利益39%増加などと好調で、株価は発表後に堅調転換。翌16日も好業績を好感する買いが続いている。外貨建て保険も伸び、15日の米国市場でNY株式が3指数ともそろって最高値を更新したため、さらに追い風になるとの期待もある。
今期・25年3月期の連結業績予想は経常収益を19%減、経常利益は4.3%増としたが、経常収益ダウンの要因として「経常収益は第一フロンティア生命における当期販売増からの反動減等」としたため、保守的な予想との見方がある。25年3月期の年間配当は1株122円の予定(前期比9円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25
| 業績でみる株価
2024年05月15日
ドリーム・アーツは上場来の安値圏から急反発、第1四半期好調の見方、主サービスをセゾン自動車火災が採用
■「成長ドライバーのホリゾンタルSaaS売上は34.3%増加」
ドリーム・アーツ<4811>(東証グロース)は5月15日、急反発となり、前場14%高の2285円(288円高)まで上げて約1か月半ぶりに2200円台を回復し、後場も2200円台で売買活発で上場来の安値圏から急激に出直っている。大企業向け業務デジタル化クラウド『SmartDB(スマートデービー)』の提供などを行い、14日にSOMPOグループのセゾン自動車火災保険(株)が採用と発表。また、同日に発表した第1四半期連結決算(2024年1〜3月)も好感されている。
第1四半期連結決算(2024年1〜3月)は、決算短信では前年同期比が省略されているが、説明資料では「売上高は1221百万円(前年同期比+11.2%)と堅調に推移」、「成長ドライバーであるホリゾンタルSaaS売上は658百万円(前年同期比+34.3%)と好調に推移」などとした。見直す動きが出ているようだ。連結営業利益は1億84百万円(前年同期比8.0%減)と減益だが、販促強化などに伴い販売管理費を同25.5%増としたことなどが要因とし、「研究開発活動に投入した費用を含む売上原価率は42.9%と前期比1.7%改善」とした。
今期・24年12月期の連結業績予想は全体に期初予想を据え置き、売上高は48億円(前期比8.1%増)、営業利益は5億80百万円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円(同5.6%減)。営業利益は第1四半期で32%を達成しており、進ちょく度の高さも注目されている。(HC)
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ドリーム・アーツ<4811>(東証グロース)は5月15日、急反発となり、前場14%高の2285円(288円高)まで上げて約1か月半ぶりに2200円台を回復し、後場も2200円台で売買活発で上場来の安値圏から急激に出直っている。大企業向け業務デジタル化クラウド『SmartDB(スマートデービー)』の提供などを行い、14日にSOMPOグループのセゾン自動車火災保険(株)が採用と発表。また、同日に発表した第1四半期連結決算(2024年1〜3月)も好感されている。
第1四半期連結決算(2024年1〜3月)は、決算短信では前年同期比が省略されているが、説明資料では「売上高は1221百万円(前年同期比+11.2%)と堅調に推移」、「成長ドライバーであるホリゾンタルSaaS売上は658百万円(前年同期比+34.3%)と好調に推移」などとした。見直す動きが出ているようだ。連結営業利益は1億84百万円(前年同期比8.0%減)と減益だが、販促強化などに伴い販売管理費を同25.5%増としたことなどが要因とし、「研究開発活動に投入した費用を含む売上原価率は42.9%と前期比1.7%改善」とした。
今期・24年12月期の連結業績予想は全体に期初予想を据え置き、売上高は48億円(前期比8.1%増)、営業利益は5億80百万円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円(同5.6%減)。営業利益は第1四半期で32%を達成しており、進ちょく度の高さも注目されている。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:08
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セルシードは連日大きく出直る、小児食道シートの製造を受託し1症例の売上を計上、第1四半期好調の見方
■同種軟骨細胞シートも複数社との提携などに向け活動
セルシード<7776>(東証グロース)は5月15日の後場、一段と強含む相場となり、13時にかけて6%高の240円(14円高)まで上げて約2か月ぶりに240円台を回復。2日続けてけっこう大幅な出直り相場となっている。細胞シート再生医療事業などを行い、13日の夕方に発表した第1四半期決算(2024年1〜3月)は各利益とも前期、前年同期と同様に赤字だったが、売上高は前年同期比11.5%増加した。先々への期待が強まっている。
売上高は前期・24年12月期に過去最高を計上した。今期の予想は期初の段階で通期10.5%減とし、第1四半期決算の発表でも据え置いたが、今期は四半期ベースで好調なスタートとの受け止め方が多いようだ。今第1四半期は、「再生医療支援事業」で小児食道シートの製造を受託し、1症例の売上を計上した。引き続き他の医療機関からの受託案件の獲得にも注力するとした。
また、「細胞シート再生医療事業」では、同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の第3相試験の治験届を提出済みで、現在被験者登録が可能な状態。事業化の加速、また将来の同種軟骨細胞シートの販売に向けて、引き続き複数の会社との提携や共同研究に向けた活動を積極的に行っているとした。(HC)
セルシード<7776>(東証グロース)は5月15日の後場、一段と強含む相場となり、13時にかけて6%高の240円(14円高)まで上げて約2か月ぶりに240円台を回復。2日続けてけっこう大幅な出直り相場となっている。細胞シート再生医療事業などを行い、13日の夕方に発表した第1四半期決算(2024年1〜3月)は各利益とも前期、前年同期と同様に赤字だったが、売上高は前年同期比11.5%増加した。先々への期待が強まっている。
売上高は前期・24年12月期に過去最高を計上した。今期の予想は期初の段階で通期10.5%減とし、第1四半期決算の発表でも据え置いたが、今期は四半期ベースで好調なスタートとの受け止め方が多いようだ。今第1四半期は、「再生医療支援事業」で小児食道シートの製造を受託し、1症例の売上を計上した。引き続き他の医療機関からの受託案件の獲得にも注力するとした。
また、「細胞シート再生医療事業」では、同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の第3相試験の治験届を提出済みで、現在被験者登録が可能な状態。事業化の加速、また将来の同種軟骨細胞シートの販売に向けて、引き続き複数の会社との提携や共同研究に向けた活動を積極的に行っているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29
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ブティックスが大きく出直る、今期の売上高24%増、営業利益32%増など好感
■介護M&A仲介事業の体制を強化、発表受け成長余地の大きさ再認識
ブティックス<9272>(東証グロース)は5月15日、18%高の1360円(205円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに1300円台を回復し、後場寄り後も1315円(160円高)前後で売買されて大きく出直る相場になっている。介護業界を対象とした展示会事業、M&A仲介、人材採用支援などを行い、14日夜に2024年3月期の決算と中期計画の見直し、事業計画と成長性に関する資料などを発表し、今期・25年3月期の連結業績予想を売上高24.1%増加、営業利益31.8%増加などと大幅増益の見込みとし、好感されている。
中期計画の見直しでは、「ここ数年の急速なコンサルタントの増員により、事業部内の一部において(中略)管理体制の不備が発生しており」「M&A仲介事業の事業計画を一部見直し」、中期経営計画の最終年度を1年延長するとしたが、「成長性に関する資料では、「介護分野での同社のM&A事業の拡大余地は約100〜120億円」とし、事業の成長余地をあらためて見直す様子もあるようだ。(HC)
ブティックス<9272>(東証グロース)は5月15日、18%高の1360円(205円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに1300円台を回復し、後場寄り後も1315円(160円高)前後で売買されて大きく出直る相場になっている。介護業界を対象とした展示会事業、M&A仲介、人材採用支援などを行い、14日夜に2024年3月期の決算と中期計画の見直し、事業計画と成長性に関する資料などを発表し、今期・25年3月期の連結業績予想を売上高24.1%増加、営業利益31.8%増加などと大幅増益の見込みとし、好感されている。
中期計画の見直しでは、「ここ数年の急速なコンサルタントの増員により、事業部内の一部において(中略)管理体制の不備が発生しており」「M&A仲介事業の事業計画を一部見直し」、中期経営計画の最終年度を1年延長するとしたが、「成長性に関する資料では、「介護分野での同社のM&A事業の拡大余地は約100〜120億円」とし、事業の成長余地をあらためて見直す様子もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53
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i‐plugがストップ高、3月決算の大幅上振れや今期の大幅拡大予想を好感
■就活サービス『OfferBox』など伸び今期は純利益も黒字化
i‐plug<4177>(東証グロース)は5月15日、急伸一段高となり、一時ストップ高の1560円(300円高、24%高)まで上げて約3か月ぶりに年初来の高値を更新。その後も1500円前後で売買拮抗となっている。「新卒オファー型就活サービス『OfferBox』」の運営などを行い、14日午後に発表した2024年3月期の連結決算が大幅に上振れ、23年5月に開示していた前回予想を営業利益で77%近く上回る着地となったことなどが好感されている。
今期・25年3月期の連結業績予想は、「OfferBox」および連結子会社イー・ファルコンが提供する適性検査サービス「eF−1G」のさらなる機能強化などに取り組むほか、食品業界に特化した就職活動イベントの企画・運営「Tsunagaru就活」など、就職活動中の学生及び企業のニーズに応えるべく、各種サービスの拡充に努め、売上高は56億4000万円(前期比22.5%増)、営業利益は5億5000万円(同294.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字に転換して4億600万円(前同期は損失1億93933万円)を見込む。(HC)
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i‐plug<4177>(東証グロース)は5月15日、急伸一段高となり、一時ストップ高の1560円(300円高、24%高)まで上げて約3か月ぶりに年初来の高値を更新。その後も1500円前後で売買拮抗となっている。「新卒オファー型就活サービス『OfferBox』」の運営などを行い、14日午後に発表した2024年3月期の連結決算が大幅に上振れ、23年5月に開示していた前回予想を営業利益で77%近く上回る着地となったことなどが好感されている。
今期・25年3月期の連結業績予想は、「OfferBox」および連結子会社イー・ファルコンが提供する適性検査サービス「eF−1G」のさらなる機能強化などに取り組むほか、食品業界に特化した就職活動イベントの企画・運営「Tsunagaru就活」など、就職活動中の学生及び企業のニーズに応えるべく、各種サービスの拡充に努め、売上高は56億4000万円(前期比22.5%増)、営業利益は5億5000万円(同294.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字に転換して4億600万円(前同期は損失1億93933万円)を見込む。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22
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ALSOKが急反発、最高益に迫る好決算と配当性向の拡大、自社株買いを好感
■配当性向は「30%目安」から「40〜50%目安」に見直す
ALSOK(綜合警備保障)<2331>(東証プライム)は5月15日、急反発となって上値を追い、一時12%高の949.6円(104.6円高)まで上げて約6か月ぶりに900円台を回復し、昨年来の高値953.6円(2023年9月7日)に迫っている。14日の午後に発表した2024年3月期の連結決算が全体に22年3月期の過去最高に迫る好決算となり、自己株式の取得(自社株買い)と利益還元の更なる充実、配当性向を30%から40〜50%に見直すことなども発表。好感買いが殺到した。
配当性向については、これまで30%を目安に安定配当を維持としていたが、株主への利益還元の更なる充実のため、配当性向を見直し、今後は配当性向40%から50%を目安に安定配当を目指すとした。25年3月期の年間配当は配当性向45%の1株24円80銭の予定(前期比1円10銭の増配)。
自社株買いは、上限株数770万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合3.5%)、取得総額150億円で2024年5月15日から同年10月31日までの予定で行うとした。(HC)
ALSOK(綜合警備保障)<2331>(東証プライム)は5月15日、急反発となって上値を追い、一時12%高の949.6円(104.6円高)まで上げて約6か月ぶりに900円台を回復し、昨年来の高値953.6円(2023年9月7日)に迫っている。14日の午後に発表した2024年3月期の連結決算が全体に22年3月期の過去最高に迫る好決算となり、自己株式の取得(自社株買い)と利益還元の更なる充実、配当性向を30%から40〜50%に見直すことなども発表。好感買いが殺到した。
配当性向については、これまで30%を目安に安定配当を維持としていたが、株主への利益還元の更なる充実のため、配当性向を見直し、今後は配当性向40%から50%を目安に安定配当を目指すとした。25年3月期の年間配当は配当性向45%の1株24円80銭の予定(前期比1円10銭の増配)。
自社株買いは、上限株数770万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合3.5%)、取得総額150億円で2024年5月15日から同年10月31日までの予定で行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00
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マーケットエンタープライズが急伸しストップ高、株主優待制度の新設や第3四半期の大幅な営業増益を好感
■株主優待は24年6月末現在の株主を対象に開始
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は5月は15日、買い気配で始まり、ストップ高の885円(150円高)まで上げる場面を見せて急伸相場となっている。14日午後に発表した2024年6月期・第3四半期決算(2023年7月〜24年3月・累計)の営業利益が前年同期の2.7倍となり、「推し進めてきた生産性向上策の成果が収益面で顕在化」(業績予想の増額修正のリリースより)、同時に株主優待制度の新設も発表し、好感買いが集中している。
第3四半期累計の連結決算では、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益は赤字だったが、6月通期の予想は各々前回予想を上回る見込みに見直した。
株主優待制度の新設は、24年6月末日時点で1単元(100株)以上の株式を保有する株主を対象に毎毎年実施するとし、500円分のクオ・カードを進呈することとした。(HC)
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マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は5月は15日、買い気配で始まり、ストップ高の885円(150円高)まで上げる場面を見せて急伸相場となっている。14日午後に発表した2024年6月期・第3四半期決算(2023年7月〜24年3月・累計)の営業利益が前年同期の2.7倍となり、「推し進めてきた生産性向上策の成果が収益面で顕在化」(業績予想の増額修正のリリースより)、同時に株主優待制度の新設も発表し、好感買いが集中している。
第3四半期累計の連結決算では、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益は赤字だったが、6月通期の予想は各々前回予想を上回る見込みに見直した。
株主優待制度の新設は、24年6月末日時点で1単元(100株)以上の株式を保有する株主を対象に毎毎年実施するとし、500円分のクオ・カードを進呈することとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20
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三越伊勢丹HDが一時21%高、3月決算の上振れ最高益と自社株買いを好感
■24年3月期は営業・経常利益が過去最高を更新
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は5月15日、買い気配で始まり急伸し、取引開始後は21%高の2834.5円(498.0円高)まで上げて一気に上場来初の2800円台に進んでいる。14日午後に発表した2024年3月期の連結決算が2月に開示した従来予想を当期純利益で39%上回る着地となるなど好調で、営業・経常利益が過去最高を更新。同時に発行済株式総数の2.3%規模の自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが先行している。
24年3月期は、伊勢丹新宿本店の売上高が過去最高を更新し、三越日本橋本店は1500億円を超え、銀座店は1000億円を超える売り上げとなった。今期・25年3月期の連結業績予想は、三越銀座店も過去最高の売り上げを計画し、経費構造の改革なども進め、クレジット・金融業もカード扱い高の増加などを推進、売上高は5480億円(前期比2.2%増)、営業利益は640億円(同17.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は530億円(同4.6%減)とした。総還元性向50%を意識し、年間配当予想は1株44円(前期比10円の増配)とした。
自社株買いは、850万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.3%)、取得総額150億円を各上限として、2024年5月15日から同年10月31日までの予定で行うとした。(HC)
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は5月15日、買い気配で始まり急伸し、取引開始後は21%高の2834.5円(498.0円高)まで上げて一気に上場来初の2800円台に進んでいる。14日午後に発表した2024年3月期の連結決算が2月に開示した従来予想を当期純利益で39%上回る着地となるなど好調で、営業・経常利益が過去最高を更新。同時に発行済株式総数の2.3%規模の自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが先行している。
24年3月期は、伊勢丹新宿本店の売上高が過去最高を更新し、三越日本橋本店は1500億円を超え、銀座店は1000億円を超える売り上げとなった。今期・25年3月期の連結業績予想は、三越銀座店も過去最高の売り上げを計画し、経費構造の改革なども進め、クレジット・金融業もカード扱い高の増加などを推進、売上高は5480億円(前期比2.2%増)、営業利益は640億円(同17.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は530億円(同4.6%減)とした。総還元性向50%を意識し、年間配当予想は1株44円(前期比10円の増配)とした。
自社株買いは、850万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.3%)、取得総額150億円を各上限として、2024年5月15日から同年10月31日までの予定で行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42
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2024年05月14日
JPホールディングスは後場もジリ高10%高、今期も連続最高益を見込み新規事業として子育て施設に関する不動産事業にも期待
■前3月期は営業利益が中期目標を2年前倒して達成
JPホールディングス<2749>(東証プライム)は5月14日、前引けともジリ高傾向となり、後場は一段と上げて14時半過ぎには10%高の479円(45円高)をつけて出来高も増加している。保育園などの子育て支援施設運営の最大手で、13日に発表した2024年3月期の連結決算が売上高、各利益ともに過去最高を連続更新した上、今期・25年3月期も拡大を予想。新規事業として子育て施設に関する不動産事業を本格化させることや子育て関連の人材紹介・派遣事業を推進することも期待材料視されている。
24年3月期の連結決算は、連続最高を更新した上、営業利益が中期計画の目標を2年前倒しで達成した。今期・25年3月期も売上高を385億28百万円(前期比1.8%増)、営業利益は47億51百万円(同3.6%増)などと連続拡大を見込む。(HC)
JPホールディングス<2749>(東証プライム)は5月14日、前引けともジリ高傾向となり、後場は一段と上げて14時半過ぎには10%高の479円(45円高)をつけて出来高も増加している。保育園などの子育て支援施設運営の最大手で、13日に発表した2024年3月期の連結決算が売上高、各利益ともに過去最高を連続更新した上、今期・25年3月期も拡大を予想。新規事業として子育て施設に関する不動産事業を本格化させることや子育て関連の人材紹介・派遣事業を推進することも期待材料視されている。
24年3月期の連結決算は、連続最高を更新した上、営業利益が中期計画の目標を2年前倒しで達成した。今期・25年3月期も売上高を385億28百万円(前期比1.8%増)、営業利益は47億51百万円(同3.6%増)などと連続拡大を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:57
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マイクロ波化学が後場一段と強含む、今期減益予想だが「カーボンニュートラル」関連プロジェクトに期待強い
■前3月期は従来予想を大きく上回る決算で注目再燃
マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は5月14日の後場一段と強含んで始まり、10%高の1193円(106円高)まで上げた後も1180円前後で売買され、再び出直りを強めて戻り高値に進んでいる。10日に発表した2024年3月期の連決算が3月に開示した従来予想を大きく上回り、営業利益は従来予想の3.3倍の1・34億円(前期の2.3倍)となるなどで注目再燃となった上、大平洋金属<5541>(東証プライム)とのニッケル鉱石加工に関する試験成功も発表し、注目が再燃する形になった。
24年3月期は、提携プロジェクトにおける工数管理の徹底、標準化への取組等により、労務費及び間接経費が低減した結果、計画比で売上原価の減少が進んだ。今期は減益を想定するが、引き続き「カーボンニュートラル」に貢献する開発テーマを中心に共同開発を着実に進めるとした。(HC)
マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は5月14日の後場一段と強含んで始まり、10%高の1193円(106円高)まで上げた後も1180円前後で売買され、再び出直りを強めて戻り高値に進んでいる。10日に発表した2024年3月期の連決算が3月に開示した従来予想を大きく上回り、営業利益は従来予想の3.3倍の1・34億円(前期の2.3倍)となるなどで注目再燃となった上、大平洋金属<5541>(東証プライム)とのニッケル鉱石加工に関する試験成功も発表し、注目が再燃する形になった。
24年3月期は、提携プロジェクトにおける工数管理の徹底、標準化への取組等により、労務費及び間接経費が低減した結果、計画比で売上原価の減少が進んだ。今期は減益を想定するが、引き続き「カーボンニュートラル」に貢献する開発テーマを中心に共同開発を着実に進めるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:28
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