[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/23)JVCケンウッドは7日ぶりに反発、業績予想を大幅に増額修正、大きく出直る
記事一覧 (04/23)東急建設が大きく出直って始まる、24年3月期の利益予想を大幅に引き上げ好感買い先行
記事一覧 (04/22)アイデミーの切り返し目立つ、業績好調、PER30倍そこそこで割安感を再認識
記事一覧 (04/22)ライズ・コンサルティングGが急反発、連続最高益の見込みでPERの割安乖離強い
記事一覧 (04/22)ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感、発表は5月10日の予定
記事一覧 (04/19)ブロンコビリーが高値更新、第1四半期の営業利益2.6倍など好決算に注目集中
記事一覧 (04/18)三陽商会は前後場とも次第高、日経平均の反発とともに高業績などへの買い再燃
記事一覧 (04/18)ラクト・ジャパンが高値に迫る、全体相場の下げ一服模様となり第1四半期の好調を再評価
記事一覧 (04/17)オキサイドは前日の下げを完全に奪回、決算説明会の質疑要旨を開示し注目再燃、V字急反発
記事一覧 (04/17)レゾナックHDが急伸、業績予想の増額修正に注目再燃、活況高
記事一覧 (04/17)ネクセラファーマは「1500万ドル(約23億円)受領」に注目集まり大幅反発
記事一覧 (04/16)住石HDがストップ高買い気配、3月決算の予想を大幅に増額修正、配当は60円(従来予想比40円増)に
記事一覧 (04/16)東宝が急伸、2月決算と自社株買いなど好感され4か月ぶり5400円台に進む
記事一覧 (04/16)串カツ田中HDは大きく出直って始まる、第1四半期の営業利益24.9%増など受け買い先行
記事一覧 (04/15)リックソフトが急伸、営業利益を連続2割増の見込みとし注目強まる
記事一覧 (04/15)ラクト・ジャパンは3年ぶりの高値に進む、第2四半期の業績予想を増額修正、通期予想にも期待膨らむ
記事一覧 (04/15)IDOMがストップ高、大型店効果などで今期の営業利益26%増予想など好感
記事一覧 (04/15)ドトール・日レスHDは大きく出直って始まる、2月決算の大幅増益と今期も拡大の予想を好感
記事一覧 (04/12)ABEJAは後場20%高、朝方の13%安から急伸、第2四半期3か月間の好調を見直す
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2024年04月23日

JVCケンウッドは7日ぶりに反発、業績予想を大幅に増額修正、大きく出直る

■子会社売却益も加わり当期利益は従来予想を23%上回る見込みに

 JVCケンウッド<6632>(東証プライム)は4月23日、大きく反発して始まり、取引開始後は6%高の887円(48円高)まで上げ、前取引日までの6日続落から7日ぶりに反発している。22日の15時過ぎに2024年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。

 24年3月期は、第4四半期にモビリティ&テレマティクスサービス分野の用品事業で国内自動車メーカーの生産・販売減による影響を受けたが、セーフティ&セキュリテイ分野の無線システム事業とモビリティ&テレマティクスサービス分野の海外OEM事業が引き続き好調に推移したことなどにより、売上収益は従来予想を1.1%上回る見通しに引き上げた。さらに、特定子会社売却益が発生したことなどから、営業利益は同5.9%上回る見通しに引き上げ、税引前利益の予想は同16.8%、親会社の所有者に帰属する当期利益の予想は同22.9%引き上げた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価

東急建設が大きく出直って始まる、24年3月期の利益予想を大幅に引き上げ好感買い先行

■売上高は下方修正したが工事採算の改善など寄与

 東急建設<1720>(東証プライム)は4月23日、大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の828円(31円高)まで上げて5日ぶりに820円台を回復している。22日の17時前に2024年3月期の業績予想の修正を発表し、連結業績予想、個別業績予想とも売上高は下方修正したが各利益は大幅に引き上げ、好感されている。

 24年3月期の連結業績予想は、売上高については、国内土木工事において受注時期が想定より遅れたことに加え、子会社において新規受注が想定を下回ったこと等により完成工事高が減少するため前回予想を4.3%下回る見込みに見直したが、利益面では、工事採算の改善、過年度に計上した不動産事業等損失引当金の減少などにより、営業利益は従来予想を32.2%上回る見込みに、当期純利益は同28.0%上回る見込みに引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 業績でみる株価
2024年04月22日

アイデミーの切り返し目立つ、業績好調、PER30倍そこそこで割安感を再認識

■第3四半期はAIモデル開発など好調で売上高、営業利益など過去最高

 アイデミー<5577>(東証グロース)は4月22日、目立って切り返す相場となり、前場に8%高の1480円(109円高)まで上げ、後場も13時30分を過ぎて1440円前後で堅調に売買されている。このところ中東情勢の緊迫化と全体相場の急激な調整に押されて冴えなかったが、業績は売上高、各利益とも最高を更新する見込みで好調。19日に一時1400円を割り込み、PER(株価収益率)が30倍そこそこの水準に差しかかり、さすがに割安感や売られ過ぎ感が再認識されたとみられている。

 「先端技術を、経済実装する。」をミッションとした東大発のAIスタートアップ企業で、4月12日に発表した第3四半期決算(2023年6月〜24年2月・累計)はAIモデル開発のニーズの強さが牽引し過去最高の売上高、営業利益を更新した。今期予想1株利益は45円39銭。PERは株価400円で30.8倍になり、東証グロース市場の全銘柄平均PER48倍台と比較して割安乖離の広がりを再認識する投資家が増えたようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 業績でみる株価

ライズ・コンサルティングGが急反発、連続最高益の見込みでPERの割安乖離強い

■全体相場が急落した19日に一時700円を割り割安感が強まる

 ライズ・コンサルティング・グループ<9168>(東証グロース)は4月22日、前後場とも次第高の急反発となり、後場寄り後も一段と上げて15%高の768円(92円高)をつけ、大きく出直っている。実行支援を得意とする総合コンサルティング企業で、4月12日に発表した2月決算(連結)は売上収益が前期比29.3%増加し営業利益は同31.1%の増益など大幅に拡大して上場来の最高を更新。前取引日の19日にかけては中東情勢の緊迫化と全体相場の急激な調整に押されて冴えなかったが、19日に一時700円を割り込んだあたりでさすがに割安感が強まり、買い直す動きが増加したとみられている。

 今期・25年2月期の連結業績予想は売上収益を76億66百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益を20億56百万円(同13.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益を13億84百万円(同5.2%増)、1株利益は56円87銭とし、全体に連続最高を更新する見込み。株価700円はPER(株価収益率)12.3倍。一方、東証グロース市場の全銘柄平均PERは48倍台。割安乖離が強い位置にある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 業績でみる株価

ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感、発表は5月10日の予定

ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感

■24年3月期の業績予想を営業利益は2.1%、純利益は50%引き上げる

 ケミプロ化成<4960>(東証スタンダード)は4月22日、買い気配で始まった後469円(70円高)で始値をつけ、ほどなくストップ高の479円(80円高、20%高)まで上げ、その後はストップ高買い気配で推移。大幅続伸となっている。前取引日・19日に2024年3月期の業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 主力製品の販売増加、受託製造製品の追加受注獲得が工場稼働率改善に寄与し、生産休止費用の計上が減少したこと、減損処理済資産の処分・圧縮を進めたことなどにより、売上高は23年10月20日発表の業績予想を1.1%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同2.1%、経常利益は同30.0%、純利益は同50.0%引き上げた。決算発表は5月10日を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 業績でみる株価
2024年04月19日

ブロンコビリーが高値更新、第1四半期の営業利益2.6倍など好決算に注目集中

■家庭でも味わえるようソース・ドレッシングの販売を本格化

 ブロンコビリー<3091>(東証プライム)は4月19日、急反発で始まり、取引開始後は9%高の3875円(335円高)まで上げて約3週間ぶりに高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。18日の15時に発表した第1四半期決算(2024年1〜3月・連結)が前年同期比で営業利益2.6倍、純利益2.8倍となるなどで注目集中となった。

 原料の調達幅を広げ、数量限定での高品質なお買い得ステーキの投入を加速させた。また、本格稼働した店舗向けソース・ドレッシングなど、家庭でもブロンコビリーを味わえるように、ソース・ドレッシングのブロンコビリー全店店頭販売に加え、中部地区の一部量販店でも販売を開始した。12月通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、営業利益は第1四半期までで通期予想の39%に達した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価
2024年04月18日

三陽商会は前後場とも次第高、日経平均の反発とともに高業績などへの買い再燃

■今期125円配当、このところ引っ込んでいた買いの手が再び活発化

 三陽商会<8011>(東証プライム)は4月18日、前後場とも次第高となり、13時にかけて7%高の2850円(188円高)まで値上がりし、約3週間前につけた2015年以来の高値2933円に向けて出直りを強めている。4月12日に発表した2月決算などを受けて翌取引日の15日は9%高(225円高の2864円)と目立って値上がりしたが、その後は日経平均の連日大幅安を受けて買いの手が引っ込んでいた様子。18日は日経平均の次第高、反発とともに高業績などを評価する買いが再燃してきたとみられている。

 2024年2月期の連結決算は営業利益が前期比36.3%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.3%増加した。今期・25年2月期の予想は営業利益を8.3%増とするなどで伸び率は鈍化する見込みとしたが、予想1株利益は265円64銭のため、PERは10倍。割安感が言われている。また、配当(期末のみ実施中)は1株125円の予定(24年2月期比37円の増配)としたため、配当妙味も強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 業績でみる株価

ラクト・ジャパンが高値に迫る、全体相場の下げ一服模様となり第1四半期の好調を再評価

■輸入乳製品原料など好調で販売価格の改定効果など寄与

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は4月18日、3日ぶりの反発基調となり、5%高の2525円(125円高)まで上げた後も2500円前後で売買され、3日前につけた2021年以来の高値2606円に向けて出直っている。12日に発表した第1四半期連結決算(2023年12月〜24年2月)が前年同期比で経常利益50%増などと大幅な増益になり、第2四半期(累計)の連結業績予想の増額修正も発表。株価は15日に2021年以来の高値をつけ、その後は微調整となってきたが、18日は日経平均の下げが午前11時現在20円安など、このところの全体相場の急落が小幅になったことなどを受けて買い直す動きが再燃したとみられている。

 第2四半期の連結業績予想(23年12月〜24年5月・累計)の見通しは、国内事業で輸入乳製品原料の販売や食肉関連商品の販売が順調に進んでいること、アジア事業でもチーズ販売が順調で乳原料販売の利益率が想定を上回ったこと、さらにチーズ製造販売で原料チーズ価格低下と販売価格の改定効果などがあること、などを要因として、24年1月に開示した従来予想に対し、売上高は3.9%上回る見通しに見直し、経常利益は同12.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益は同14.0%上回る見込みに引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 業績でみる株価
2024年04月17日

オキサイドは前日の下げを完全に奪回、決算説明会の質疑要旨を開示し注目再燃、V字急反発

■2月決算は各利益とも赤字だったが今期は四半期ごとに終始改善を見込む

 オキサイド<6521>(東証グロース)は4月17日、急反発となり、後場一段と上げて12%高の2860円(316円高)をつけた後も2800円台で推移。昨16日の10%安(277円安の2544円)を完全に奪回して急激な切り返しとなっている。15日の夕方に2月決算を発表し、翌16日はイランのイスラエル攻撃を受けた全体相場の大幅安に押されて下げたが、16日の夕方に決算説明会の質疑応答(要旨)を開示。17日はV字急反発となった。

 2月決算(連結)は各利益とも赤字だった。今期・25年2月期は売上高を29.5%増の見込みとし、各利益も黒字化を見込む。決算説明会の質疑応答(要旨)では、今期は半導体事業でセカンドベンダー製の部材を搭載した製品が既に出荷を開始しており、現在、セカンドベンダーの部材生産能力の増強を進めている最中とし、上半期では、当社が期待する月10台以上の数量確保はできない見通しだが、第2四半期以降、徐々に調達数量が増加する予定。下半期は、ほぼ当社の期待する数量を確保できる見込み。半導体事業における収支が四半期毎に改善されることになる、などとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 業績でみる株価

レゾナックHDが急伸、業績予想の増額修正に注目再燃、活況高

■半導体材料などの需要回復が想定以上、円安も上乗せ効果

 レゾナックHD(レゾナック・ホールディングス)<4004>(東証プライム)は4月17日、急伸相場となり、取引開始後に15%高の4000円(535円高)まで上げて2019年4月以来の4000円台に進み、出来高も急増、活況高となっている。16日に今期・2024年12月期の連結業績予想の増額修正を発表し、注目が再燃している。

 為替水準が当社当初想定よりも円安基調で推移していること、半導体材料やHDメディアの需要回復が期初の想定以上に進んでいることを反映し、第2四半期と12月通期の連結業績予想を増額修正した。今12月期の連結営業利益は従来予想を67.9%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は2.5倍に引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04 | 業績でみる株価

ネクセラファーマは「1500万ドル(約23億円)受領」に注目集まり大幅反発

■米バイオ医薬品企業ニューロクライン社との提携プログラムで成果

 ネクセラファーマ<4565>(東証プライム)(旧そーせいグループ株式会社)は4月17日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高の1552円(96円高)まで上げ、反発幅を拡げている。16日の15時過ぎに、米国の神経科学を専門とするバイオ医薬品企業ニューロクライン社との提携プログラムについて、「長期の前臨床毒性試験が成功し(中略)15百万ドル(約23億200万円)を受領」と発表し、注目されている。

 ネクセラファーマの売上高は2023年12月期で約128億円、純利益は約72億円の赤字。これを埋めるほどではないが、業績にはかなりインパクトがあるとみられている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2024年04月16日

住石HDがストップ高買い気配、3月決算の予想を大幅に増額修正、配当は60円(従来予想比40円増)に

■石炭販売量が堅調に推移、「配当性向40%」を導入

 住石HD(住石ホールディングス)<1514>(東証スタンダード)は4月16日、取引開始後に気配値のままストップ高の1412円(300円高、27%高)に達し、急激な出直り相場となっている。15日の15時過ぎに2024年3月期の連結決算予想の大幅な増額修正と配当等の方針の変更、増配などを発表し、好感買いが集中している。

 24年3月期の連結決算予想は、石炭販売量が堅調に推移し、豪州ワンボ炭鉱からの配当金が下期予想を上回ったことなどを要因に、売上高は23年9月に開示した従来予想を14.8%上回る見込みに見直し、営業利益は同37.9%、親会社株主に帰属する当期純利益は同31.6%、各々上回る見込みに見直した。

 また、配当方針などについては、利益還元方法を配当金の支払に一本化し、目安とする配当性向を明記することとし、新たに「配当性向40%を目安に」するとした。これに基づき、24年3月期の配当(期末のみ実施中)を1株60円の予定(従来予想比40円増、前期比では52円50銭の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 業績でみる株価

東宝が急伸、2月決算と自社株買いなど好感され4か月ぶり5400円台に進む

■「ゴジラー1・0」ヒット、今期は減益、減配を見込むが上方修正の期待

 東宝<9602>(東証プライム)は4月16日、急激に出直る相場となり、取引開始後は10%高の5451円(480円高)まで上げて約4か月ぶりの5400円台に進んでいる。15日の15時に2月決算と期末配当の大幅増配、自社株買い(自己株式取得)などを発表し、好感買いが先行している。今期・25年2月期の予想は全体に微減、減配の見込みとしたが、株主還元方針を「配当性向30%以上」としているため、業績推移によっては配当も上方修正される余地が大きいとみられている。

 4年2月期の連結決算は、ゴジラ70周年記念作品「ゴジラ−1.0」のヒットなどで営業収入が前期比16.0%伸び、営業利益は同32.0%増加、親会社株主に帰属する当期純利益も同35.5%増加した。自社株買いは、資本効率の向上及び株主の皆様への利益還元の充実を図ることを目的とし、取得上限株数400万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.29%)、上限金額240億円で、2024年4月16日から同年5月31日の予定で実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 業績でみる株価

串カツ田中HDは大きく出直って始まる、第1四半期の営業利益24.9%増など受け買い先行

■純利益は81.7%増、前年同期の77%減からV字急回復

 串カツ田中HD(串カツ田中ホールディングス)<3547>(東証スタンダード)は4月16日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の1881円(110円高)まで上げて約2か月ぶりの1800円台に進んでいる。15日の夕方に発表した第1四半期連結決算(2023年12月〜24年2月)が前年同期比で売上高14.7%増、営業利益24.9%増となるなど大幅に回復し、買い先行となっている。

 第1四半期の連結営業利益は前年同期比24.9%増の2億39百万円だった。親会社株主に帰属する当期純利益は同81.7%増の1億75百万円で、前年同期の77%減からV字型の急回復となった。11月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は8億70百万円(前期比13.9%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2024年04月15日

リックソフトが急伸、営業利益を連続2割増の見込みとし注目強まる

■売上高は前期33%増加、今期は22%増を見込み引き続き大幅拡大傾向

 リックソフト<4429>(東証グロース)は4月15日、急伸相場となり、前場22%高の1908円(343円高)まで急伸して一気に2023年7月以来の1900円台に進み、後場寄り後も19%高の1865円(300円高)前後で売買され、大きく出直っている。前取引日の12日に発表した2月決算(連結)が全体に従来予想を上振れて着地し、今期・25年2月期の予想も売上高も含めて2ケタの伸び率としたため注目が強まった。

 2024年2月期の連結決算は、売上高が前期比33.2%増加し、営業利益は同21.7%増加した。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.5%減少した。ライセンス売上げ、自社ソフト売上げがともに当初の想定を超える大幅な増加となり、信託型ストックオプション関連損失は昨年10月に開示した予想を下回った。一方、今期・25年2月期の連結業績見通しは、ライセンス元のAtlassian(アトラシアン)社のクラウド化への移行の方針をうけ、開発、導入から運用までの徹底したサポートなど、当社の付加価値を引き続き提案し、売上高を22.1%増と引き続き大幅な拡大を見込む。営業利益は22.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は2.2倍を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:51 | 業績でみる株価

ラクト・ジャパンは3年ぶりの高値に進む、第2四半期の業績予想を増額修正、通期予想にも期待膨らむ

■乳製品原料が内外で好調、原料チーズ価格の低下と価格改定効果も

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は4月15日、飛び出すように上値を追う相場となり、13%高の2606円(296円高)まで上げて一気に2021年以来の2600円台に進み、その後も10%高前後で強い相場を続けている。前取引日の12日に発表した第1四半期の連結決算(2023年12月〜24年2月)が前年同期比で経常利益50%増などと大幅な増益になり、第2四半期(累計)の連結業績予想の増額修正も発表、好感されている。

 第2四半期の連結業績予想(23年12月〜24年5月・累計)は、国内事業での輸入乳製品原料、食肉関連商品の販売、アジア事業でのチーズの販売が順調に進んでいること、アジアでの乳原料販売の利益率が想定を上回ったこと、さらにチーズ製造販売で原料チーズ価格低下と販売価格の改定効果などがあること、などを要因として、24年1月に開示した従来予想に対し、売上高は3.9%、経常利益は12.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益は14.0%上回る見込みに引き上げた。11月通期の予想については、不確定要素が含まれることなどを要因に、今回は据え置くとしたが、株式市場の受け止め方としては上振れ期待が強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:55 | 業績でみる株価

IDOMがストップ高、大型店効果などで今期の営業利益26%増予想など好感

■前2月期は減益だったが小売り、卸売り合計販売台数は過去最高に

 IDOM<7599>(東証プライム)は4月15日、買い気配を上げてストップ高の1383円(300円高、28%高)で始値をつけ、急伸相場となって2016年以来の1300円台に進んでいる。前取引日の12日に発表した2024年2月期の連結決算は各利益とも減益だったが、国内事業で消費者向けの小売台数が前期比6.6%増と過去最高になり、業者向けの卸売台数も同11.2%増加。小売り台数と卸売り台数を合算した販売台数合計が過去最高になったとしたことや、今期・25年2月期の予想を営業利益は26.0%増とするなど、各利益とも2ケタの伸び率を見込むことなどに注目が集まっている。

 今期は、小売1台あたり粗利の増加を見込む上、資本効率を重視した大型店を15店舗出店すること、以前に出店した大型店の寄与により小売台数は増加する見通しで、連結売上高は前期比8.7%増を見込む。営業利益は同26.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.9%増を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:30 | 業績でみる株価

ドトール・日レスHDは大きく出直って始まる、2月決算の大幅増益と今期も拡大の予想を好感

■24年2月期の売上高はコロナ前を超える水準にまで回復

 ドトール・日レスHD(ドトール・日レスホールディングス)<3087>(東証プライム)は4月15日、大きく出直って始まり、取引開始後は2145円(88円高)と約1か月ぶりに2100円台を回復している。前取引日の12日に発表した2024年2月期の連結決算が前期比で営業利益2.5倍などの大幅増益となり、今期・25年2月期の予想も営業利益を32%増とするなど各利益とも2ケタの伸び率とし、好感されている。

 24年2月期の連結売上高は前期比10.8%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同60.1%増加した。グループ全体で72店舗(直営店45店舗、加盟店24店舗、海外3店舗)を新規出店。売上高は、顧客単価の上昇に伴い改善傾向が明確化し、コロナ前を超える水準にまで回復してきた。今期は、原材料費の高止まりや人手不足の深刻化、物流の2024年問題など、外食産業を取り巻く経営環境は厳しい状況に変化はないと言える、としながらも、売上高を4.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は21.0%増を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価
2024年04月12日

ABEJAは後場20%高、朝方の13%安から急伸、第2四半期3か月間の好調を見直す

■中間期は大幅減益、通期予想を下方修正、ただ3か月間の売上高は過去最高

 ABEJA<5574>(東証グロース)は4月12日、朝寄り後の13%安(429円安の2881円)から次第に切り返し、後場寄り後は20%高(680円高の3990円)まで上げて急伸商状となり、3日ぶりの大幅反発となっている。11日の17時前に発表した第2四半期決算(2023年9月〜24年2月・累計、中間期)は営業、経常利益とも前年同期比41.5%減となり、24年8月通期の業績予想を全体に下方修正した。このため朝方は売りが先行したもようだが、第2四半期3か月間(23年12月〜24年2月)の売上高は前年同期比6.4%増加し「四半期単位の売上高として過去最高となった」(業績予想修正のリリースより)などとした。評価し直す動きが時間とともに広がったと見られている。

 第2四半期の3か月間には、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」に提案が採択され、「足元ではLLMを含む生成AI関連の案件が増え、売上高に占める割合も徐々に増加」している(同)とした。通期の売上高の予想は従来予想を11.6%下回る30億67百万円の見込み(前期比では10.5%増)に見直したが、内訳は上期実績1.2%増に対し、下期は20.1%増を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:41 | 業績でみる株価
2024年04月11日

FFRIセキュリティは一時4年ぶりの高値に進む、サイバー安全保障「これまでに無い速度で進み」業績予想を大幅に増額修正

■「ナショナルセキュリティの市場規模はここ数年で急速に拡大」

 FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は4月11日の後場、13%高の2434円(276円高)で始まり、前場の一時2588円(430円高)に続き2020年以来の高値に進んでいる。10日の15時に通期(2024年3月期)の連結業績予想の修正などを発表し、営業利益は11月に開示した従来予想を9割上回る見込みとするなど大幅に増額修正し、好感買いが先行している。

 発表によると、「我が国のサイバー領域における安全保障の取り組みはこれまでに無い速度で進んでおり、ナショナルセキュリティの市場規模はここ数年で急速に拡大」。営業利益は従来予想を90.4%上回る496百万円の見込み(前期の2.45倍)に引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.2倍の420百万円(同2.2倍)に引き上げた。(HC)

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