[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (04/26)大井電気が急伸、営業利益など従来予想を8割上回る見込みに修正、大きく出直る
記事一覧 (04/26)キヤノンは早速切り返す、四半期決算を受けて25日は下げたが精査した上で見直し買いの見方
記事一覧 (04/26)インソースは急反発で始まった後もジリ高、業績予想の増額修正を好感、調整相場脱出の期待も
記事一覧 (04/26)日本ゼオンが急伸、今期の増益予想と自社株買い・消却を好感
記事一覧 (04/26)野村不動産HDが出直りを強めて始まる、3月決算好調で今期も実質的好調持続の見方
記事一覧 (04/25)ブルーイノベーションが後場一段と強含む、業績動向に比べ値動き出遅れとされ下値圏から4日続伸
記事一覧 (04/25)ルネサスエレクトロニクスは2日続伸、第1四半期好調で半導体株の急反落に逆行高
記事一覧 (04/25)櫻護謨は買い気配のままストップ高、24年3月期の営業利益を従来予想の7割増に引き上げ注目集中
記事一覧 (04/24)日本プロセスが年初来の高値に迫る、業績・配当予想の増額や東京都の仮想発電所など好感
記事一覧 (04/24)コメリは2007年以来の高値に進む、今期増益、自社株買い、株主提案を材料視
記事一覧 (04/24)鉄建建設が一段高、業績予想の増額など好感され5年ぶりの3000円台に進む
記事一覧 (04/24)メドレックスが急伸、米創薬ベンチャーからマイルストン受領、業績予想を大幅に増額修正
記事一覧 (04/24)OBCは買い気配のまま7000円台を回復して始まる、3月決算と今期予想を改めて好感
記事一覧 (04/23)有機合成薬は「寄り天」だが活況高、利益予想の大幅な増額修正を好感、戻り売りこなす
記事一覧 (04/23)JVCケンウッドは7日ぶりに反発、業績予想を大幅に増額修正、大きく出直る
記事一覧 (04/23)東急建設が大きく出直って始まる、24年3月期の利益予想を大幅に引き上げ好感買い先行
記事一覧 (04/22)アイデミーの切り返し目立つ、業績好調、PER30倍そこそこで割安感を再認識
記事一覧 (04/22)ライズ・コンサルティングGが急反発、連続最高益の見込みでPERの割安乖離強い
記事一覧 (04/22)ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感、発表は5月10日の予定
記事一覧 (04/19)ブロンコビリーが高値更新、第1四半期の営業利益2.6倍など好決算に注目集中
2024年04月26日

大井電気が急伸、営業利益など従来予想を8割上回る見込みに修正、大きく出直る

■部材調達上の問題が概ね解消に向かいコスト削減、値上げなども寄与

 大井電気<6822>(東証スタンダード)は4月26日、大きく出直る相場となり、朝寄り後に17%高の2156円(315円高)まで上げた後も12%高前後で売買され、約10か月ぶりの2100円台に進んで大きく出直っている。25日の15時に2024年3月期の業績予想の大幅な増額修正を発表。営業・経常利益は23年5月に開示した従来予想を80%上回る見込みとしたことなどが注目され、買い先行となった。決算発表は5月14日を予定している。

 24年3月期は、有価証券評価損を計上するものの、情報通信機器事業で部材調達において生じていた需給問題が概ね解消に向かい、また調達時期の前倒しに向けた継続的な交渉の結実等により生産活動の正常化が急速に進み、この結果、電力スマートメーター向けの通信機器を中心としたIoT関連装置事業の売上げが増加。加えて、全社的なコスト削減の徹底や、材料費、製造コストの販売価格への一部転嫁などが寄与した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 業績でみる株価

キヤノンは早速切り返す、四半期決算を受けて25日は下げたが精査した上で見直し買いの見方

■半導体製造装置などのインダストリアル事業は大幅増益

 キヤノン<7751>(東証プライム)は4月26日、朝寄り後の1%安(41円安の4025円)を下値に切り返し、午前10時半を過ぎては3%高(135円高の4201円)まで上げ、反発相場となっている。第1四半期決算を受けて25日は8.4%安(374円安の4066円)となり、2008年以来の高値圏の相場から目立って下げたが、26日は急反発となっている。半導体製造装置などのインダストリアル事業は大幅増益で、決算を精査した上での見直し買いが流入とみられている。

 第1四半期連結決算(2024年1〜3月)は、売上高が前年同期比1.8%増となり、営業利益は同5.2%減、税引前四半期純利益は同1.9%増、当社株主に帰属する四半期純利益は同6.3%増となり、全体にモノ足りない印象になったようだ。1〜3月期としては4年ぶりの減益と伝えられた。ただ、デジタルカメラなどのイメージング事業は減益だったが半導体製造装置などのインダストリアル事業は大幅増益だった。12月通期の連結業績予想は全体に期初の数字を据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 業績でみる株価

インソースは急反発で始まった後もジリ高、業績予想の増額修正を好感、調整相場脱出の期待も

■好採算のITサービス事業の売上構成比が拡大

 インソース<6200>(東証プライム)は4月26日、急反発で始まった後もジリ高となり、午前10時を過ぎては8%高の779円(59円高)まで上げ、下値圏から大きく出直っている。25日の15時に今9月期・第2四半期累計期間(2023年10月〜24年3月)の連結業績予想の増額修正を発表し好感買いが強まった。株価は4月に入り値上がりした日が7日しかなく、調整基調が続いていることもあり、自律反騰を強める期待も出ている。

 当第2四半期累計期間は、売上高はほぼ計画通りに推移する見込みだが、好採算のITサービス事業の売上構成比が拡大し、販管費が想定を下回ることとなった。売上高は23年11月に開示した従来予想を0.5%上回る見込みに見直し、営業利益は同12.1%上回る見込みに、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.3%上回る見込みに見直した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 業績でみる株価

日本ゼオンが急伸、今期の増益予想と自社株買い・消却を好感

■自社株買いは発行株数の4.7%規模、取得した全株数を消却へ

 日本ゼオン<4205>(東証プライム)は4月26日、買い気配を上げて17%高の1660.0円(245.5円高)で始値をつけ、急伸相場となっている。25日の15時に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)、消却を発表。今期・25年3月期の連結業績見通しを純利益を除いて増収増益の見込みとしたことも好感されている。

 2024年3月期の連結業績は、売上高と営業・経常利益が前期比でダウンし、親会社株主に帰属する当期純利益は有価証券売却益の寄与などにより増益だった。今期は、売上高と営業・経常利益が増加に転じる一方、純利益は反動減となる見込み。事業ベースで回復する予想が好感されている。自社株買いは、1000万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.73%)、100億円を各上限として、2024年5月7日から25年3月21日まで実施し、取得した全株数を25年4月に消却するとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 業績でみる株価

野村不動産HDが出直りを強めて始まる、3月決算好調で今期も実質的好調持続の見方

■売上高は12.2%増加し今期も7.5%増を見込む

 野村不動産HD(野村不動産ホールディングス)<3231>(東証プライム)は4月26日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の4350円(222円高)まで上げ、約1か月前につけた2007年以来の高値4222円に向けて上値を指向している。25日の15時に発表した2024年3月期の連結決算で売上高が前期比12.2%増加し、営業利益は同12.6%増加。不動産市況の値上がりを業績に取り込んだ好調ぶりが再確認され、買い先行となっている。

 今期・25年3月期の連結業績見通しは、売上高を7.5%増とし、利益面では営業利益を1.7%の増加、純利益を2.7%の増加とするなど微増予想としたが、従前の事業利益の定義に「海外部門におけるプロジェクト会社の持分売却損益」を追加するとしたため、実質的には好調持続と見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 業績でみる株価
2024年04月25日

ブルーイノベーションが後場一段と強含む、業績動向に比べ値動き出遅れとされ下値圏から4日続伸

■ドローン制御、売上高は前期39%増加し今期は42%増を見込む

 ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は4月25日の後場寄り後に一段と強含んで1283円(69円高)まで上げ、下値圏で日々小幅だが4日続伸基調の出直り継続となっている。ドローンやロボットなどの遠隔制御システムを開発・提供し、このところの株価は、経産省が「ドローン拠点を石川に整備、能登地震復興で、物資輸送のノウハウ蓄積」(日本経済新聞4月21日付朝刊)と伝えられたあたりから動意づいている。

 2023年12月に上場し、23年12月期の業績は売上高が前期比39%増加し、各利益は赤字が軽減した。今期は売上高を42%増の予想とし、各利益は一段と赤字軽減の見込みとする。株価は24年4月19日に1084円の上場来安値をつけたばかりで、業績動向に比べて値動きに出遅れ感があるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 業績でみる株価

ルネサスエレクトロニクスは2日続伸、第1四半期好調で半導体株の急反落に逆行高

■期初に開示した予想に比べ営業利益率2.3%上回る

 ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)は4月25日の午前9時に第1四半期の連結決算(2024年1〜3月、IFRS)を発表し、株価は2日続伸基調となり、半導体関連株が全体に急反落している中で5%高の2649.0円(127.5円高)まで上げた後も2600円台で活況となっている。

 第1四半期の連結決算は、売上収益が前年同期比2.1%減となり、営業利益は同36.9%減だったが、期初に開示した第1四半期の予想との対比では売上収益が2.0%増加し、営業利益率は2.3%上回った。業績予想の数値は四半期ごとに翌四半期累計期間の連結業績予想を開示しており、今回は第2四半期累計期間(2024年1〜6月)の予想を開示。これも好調さをうかがわせる数字との見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 業績でみる株価

櫻護謨は買い気配のままストップ高、24年3月期の営業利益を従来予想の7割増に引き上げ注目集中

■官公庁関連の受注が急増、納品を年度内に実行でき収益上乗せ

 櫻護謨<5189>(東証スタンダード)は4月25日、買い気配で始まり、気配値のままストップ高の2720円(500円高、23%高)に達し、1月につけた年初来の高値3080円に向けて急伸している。24日の夕方に2024年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表。営業利益は1月に開示した従来予想を71.2%上回る見込みとするなど、各利益とも大幅に増額修正し、注目集中となっている。

 24年3月期は、消防・防災事業で第4四半期に官公庁関連の受注が急増し、納品を年度内に実行することができたことから、売上高、利益面ともに前回予想を大幅に上回る見込みとなった。親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を75.6%上回る見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 業績でみる株価
2024年04月24日

日本プロセスが年初来の高値に迫る、業績・配当予想の増額や東京都の仮想発電所など好感

■24年5月期末配当は従来予想比2円増の20円の予定に

 日本プロセス<9651>(東証スタンダード)は4月24日、2日続けて大きく出直る相場となり、13時30分にかけては現在高の1072円(24円高)で売買され、年初来の高値1091円に迫っている。発電所や送配電の制御システム開発などで実績があり、昨23日は「東京都、東電と仮想発電所、まず都営住宅から美術館へ」(日経速報ニュース4月23日午前)との報道などが買い材料視された。24日は24年5月期の業績・配当予想の増額修正(23日15時発表)が好感されて一段と上げている。

 24年5月期の連結業績予想は、売上高を23年7月に開示した予想に対し3.6%上回る見通しに引き上げ、営業利益は同3.8%、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.3%上回る見通しに引き上げた。24年5月期末配当は、従来予想の1株18円を同20円の予定に増配するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50 | 業績でみる株価

コメリは2007年以来の高値に進む、今期増益、自社株買い、株主提案を材料視

■今期は各利益とも10%台の伸び率を見込む

 コメリ<8218>(東証プライム)は4月24日、大きく出直って始まった後もジリ高を続け、午前11時にかけて10%高の3740円(330円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2007年以来の高値に進んでいる。23日の15時に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)、株主提案に関する書面受領のお知らせを発表し、買い材料視されている。

 2024年3月期は売上高、各利益とも微減だったが、今期は各利益の伸び率を10%台とした。自社株買いは、60万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.24%)、取得総額20億円を各上限として、2024年4月24日から同年7月19日までの予定で実施する。

 株主提案は、上位株主のNORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NVI01(代理人:日本バリュー・インベスターズ株式会社)から、「剰余金処分の件」などについて書面を受領したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 業績でみる株価

鉄建建設が一段高、業績予想の増額など好感され5年ぶりの3000円台に進む

■施工高が予想を上回り完成工事利益も増加、「中期経営計画2028」発表

 鉄建建設<1815>(東証プライム)は4月24日、再び一段高となり、11%高の3005円(287円高)まで上げて2019年11月以来の3000円台に進み、午前11時を過ぎても3000円をはさんで売買され活況高となっている。23日の夕方、2024年3月期の連結業績予想の増額修正と「中期経営計画2028」を発表し、期待が強まっている。

 24年3月期の連結業績予想は、手持工事の施工高が予想を上回ったことや、完成工事利益の増加などにより、売上高は23年11月に開示した従来予想を6.1%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同3.2倍に、親会社株主に帰属する当期純利益は21.7%上回る見込みに各々見直した。

 「中期経営計画2028」(2024年度から28年度までの5か年)では、28年度のROE(自己資本利益率)8%以上、24〜28年度の配当性向50%程度、などをめざす。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:14 | 業績でみる株価

メドレックスが急伸、米創薬ベンチャーからマイルストン受領、業績予想を大幅に増額修正

■12月通期の予想売上高を「200百万円」から「442百万円」に見直す

 メドレックス<4586>(東証グロース)は4月24日、大きく出直って始まり、取引開始後は18%高の137円(21円高)まで上げ、約2週間ぶりに130円台を回復している。同日朝、「Alto−101経皮吸収製剤」の臨床第1相試験の好結果と米国の創薬ベンチャーからのマイルストン1.5百万USドルの受領、および業績予想の増額修正を発表し、好感されている。

 発表によると、1.5百万USドルのマイルストンは現金およびAlto社の株式により受領する。これにより、2024年12月期・第2四半期連結業績予想(24年1月〜6月・累計)の売上高をこれまでの「1百万円」から「241百万円」に大幅増額修正し、各利益は大幅に赤字が改善する見込みとした。また、有償での治験薬供給が見込まれることとなり、12月通期の予想も売上高をこれまでの「200百万円」から「442百万円」に大幅増額修正し、各利益予想も大幅に赤字改善の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 業績でみる株価

OBCは買い気配のまま7000円台を回復して始まる、3月決算と今期予想を改めて好感

■22日14時半に発表、この日は伸びきれなかったが一夜明けて一段高

 OBC(オービックビジネスコンサルタント)<4733>(東証プライム)は4月24日、買い気配で始まり、気配値のまま約1週間ぶりに7000円(450円高)台を回復して急激に出直っている。23日の14時半に2024年3月期の連結決算を発表。この日の株価は113円高の6841円を上値に売買交錯だったが、一夜明けて評価し直される展開になった。

 23日の14時半に発表した2024年3月期の連結決算は、営業・経常・純利益とも前期比2割台の増加となり、今期・25年3月期の予想も営業利益は14.7%増など全体に続伸の見込みとした。また、1位株主オービック<4684>(東証プライム)も23日の15時に2024年3月期の連結決算を発表。営業利益は前期比13.5%増加し、今期・25年3月期の予想も10.0%増を見込むなど、各利益とも連続最高を更新する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 業績でみる株価
2024年04月23日

有機合成薬は「寄り天」だが活況高、利益予想の大幅な増額修正を好感、戻り売りこなす

■電子材料向け新製品、主に海外で展開する原薬など好調

 有機合成薬品工業<4531>(東証スタンダード)は4月23日、15%高の335円(43円高)で始値をつけたあと売買交錯となり「寄り天」(寄り付き天井)状態だが、午前11時にかけても約1週間ぶりに300円台を回復したまま活況高を続け、戻り売りをこなす相場となっている。22日の15時に2024年3月期の業績予想のうち各利益の増額修正を発表し、好感買いが優勢。戻り売りは厚い様子だが、決算発表時に開示される今期の予想などによっては展開が一変する期待が出ている。

 24年3月期は、半導体関連材料である一部製品の需要が低迷したことにより、売上高の予想は従来予想を4.2%下回る見込みに修正した。一方、利益面では、電子材料向け新製品、主に海外で展開している原薬の販売拡大、経費節減効果、円安などにより、営業利益は従来予想を32.1%上回る見込みに見直し、純利益も同23.3%上回る見込みに引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 業績でみる株価

JVCケンウッドは7日ぶりに反発、業績予想を大幅に増額修正、大きく出直る

■子会社売却益も加わり当期利益は従来予想を23%上回る見込みに

 JVCケンウッド<6632>(東証プライム)は4月23日、大きく反発して始まり、取引開始後は6%高の887円(48円高)まで上げ、前取引日までの6日続落から7日ぶりに反発している。22日の15時過ぎに2024年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。

 24年3月期は、第4四半期にモビリティ&テレマティクスサービス分野の用品事業で国内自動車メーカーの生産・販売減による影響を受けたが、セーフティ&セキュリテイ分野の無線システム事業とモビリティ&テレマティクスサービス分野の海外OEM事業が引き続き好調に推移したことなどにより、売上収益は従来予想を1.1%上回る見通しに引き上げた。さらに、特定子会社売却益が発生したことなどから、営業利益は同5.9%上回る見通しに引き上げ、税引前利益の予想は同16.8%、親会社の所有者に帰属する当期利益の予想は同22.9%引き上げた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価

東急建設が大きく出直って始まる、24年3月期の利益予想を大幅に引き上げ好感買い先行

■売上高は下方修正したが工事採算の改善など寄与

 東急建設<1720>(東証プライム)は4月23日、大きく出直って始まり、取引開始後は4%高の828円(31円高)まで上げて5日ぶりに820円台を回復している。22日の17時前に2024年3月期の業績予想の修正を発表し、連結業績予想、個別業績予想とも売上高は下方修正したが各利益は大幅に引き上げ、好感されている。

 24年3月期の連結業績予想は、売上高については、国内土木工事において受注時期が想定より遅れたことに加え、子会社において新規受注が想定を下回ったこと等により完成工事高が減少するため前回予想を4.3%下回る見込みに見直したが、利益面では、工事採算の改善、過年度に計上した不動産事業等損失引当金の減少などにより、営業利益は従来予想を32.2%上回る見込みに、当期純利益は同28.0%上回る見込みに引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 業績でみる株価
2024年04月22日

アイデミーの切り返し目立つ、業績好調、PER30倍そこそこで割安感を再認識

■第3四半期はAIモデル開発など好調で売上高、営業利益など過去最高

 アイデミー<5577>(東証グロース)は4月22日、目立って切り返す相場となり、前場に8%高の1480円(109円高)まで上げ、後場も13時30分を過ぎて1440円前後で堅調に売買されている。このところ中東情勢の緊迫化と全体相場の急激な調整に押されて冴えなかったが、業績は売上高、各利益とも最高を更新する見込みで好調。19日に一時1400円を割り込み、PER(株価収益率)が30倍そこそこの水準に差しかかり、さすがに割安感や売られ過ぎ感が再認識されたとみられている。

 「先端技術を、経済実装する。」をミッションとした東大発のAIスタートアップ企業で、4月12日に発表した第3四半期決算(2023年6月〜24年2月・累計)はAIモデル開発のニーズの強さが牽引し過去最高の売上高、営業利益を更新した。今期予想1株利益は45円39銭。PERは株価400円で30.8倍になり、東証グロース市場の全銘柄平均PER48倍台と比較して割安乖離の広がりを再認識する投資家が増えたようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 業績でみる株価

ライズ・コンサルティングGが急反発、連続最高益の見込みでPERの割安乖離強い

■全体相場が急落した19日に一時700円を割り割安感が強まる

 ライズ・コンサルティング・グループ<9168>(東証グロース)は4月22日、前後場とも次第高の急反発となり、後場寄り後も一段と上げて15%高の768円(92円高)をつけ、大きく出直っている。実行支援を得意とする総合コンサルティング企業で、4月12日に発表した2月決算(連結)は売上収益が前期比29.3%増加し営業利益は同31.1%の増益など大幅に拡大して上場来の最高を更新。前取引日の19日にかけては中東情勢の緊迫化と全体相場の急激な調整に押されて冴えなかったが、19日に一時700円を割り込んだあたりでさすがに割安感が強まり、買い直す動きが増加したとみられている。

 今期・25年2月期の連結業績予想は売上収益を76億66百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益を20億56百万円(同13.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益を13億84百万円(同5.2%増)、1株利益は56円87銭とし、全体に連続最高を更新する見込み。株価700円はPER(株価収益率)12.3倍。一方、東証グロース市場の全銘柄平均PERは48倍台。割安乖離が強い位置にある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 業績でみる株価

ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感、発表は5月10日の予定

ケミプロ化成がストップ高、決算予想の大幅な増額修正を好感

■24年3月期の業績予想を営業利益は2.1%、純利益は50%引き上げる

 ケミプロ化成<4960>(東証スタンダード)は4月22日、買い気配で始まった後469円(70円高)で始値をつけ、ほどなくストップ高の479円(80円高、20%高)まで上げ、その後はストップ高買い気配で推移。大幅続伸となっている。前取引日・19日に2024年3月期の業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 主力製品の販売増加、受託製造製品の追加受注獲得が工場稼働率改善に寄与し、生産休止費用の計上が減少したこと、減損処理済資産の処分・圧縮を進めたことなどにより、売上高は23年10月20日発表の業績予想を1.1%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同2.1%、経常利益は同30.0%、純利益は同50.0%引き上げた。決算発表は5月10日を予定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 業績でみる株価
2024年04月19日

ブロンコビリーが高値更新、第1四半期の営業利益2.6倍など好決算に注目集中

■家庭でも味わえるようソース・ドレッシングの販売を本格化

 ブロンコビリー<3091>(東証プライム)は4月19日、急反発で始まり、取引開始後は9%高の3875円(335円高)まで上げて約3週間ぶりに高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。18日の15時に発表した第1四半期決算(2024年1〜3月・連結)が前年同期比で営業利益2.6倍、純利益2.8倍となるなどで注目集中となった。

 原料の調達幅を広げ、数量限定での高品質なお買い得ステーキの投入を加速させた。また、本格稼働した店舗向けソース・ドレッシングなど、家庭でもブロンコビリーを味わえるように、ソース・ドレッシングのブロンコビリー全店店頭販売に加え、中部地区の一部量販店でも販売を開始した。12月通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、営業利益は第1四半期までで通期予想の39%に達した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価