■第3四半期連結決算で経常、純利益が黒字化
鳥貴族ホールディングス(鳥貴族HD)<3193>(東証プライム)は6月13日、一段高となり、午前10時過ぎに10%高の2253円(198円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、11時にかけても2200円台で強い相場となっている。10日15時に発表した第3四半期連結決算の経常利益、当期純利益が前年同期比で黒字化し、未定としていた今7月期の通期連結業績予想を発表し、好感買いが強まった。
今年7月の期通期連結業績予想は、売上高を204.23億円の見込み(前期比31.0%増)とし、営業利益は22.29億円の赤字、経常利益は21.64億円の黒字、親会社株主に帰属する当期純利益は11.98億円の黒字とした。「まん延防止等重点措置」などが3月下旬に解除されて以降、売り上げ回復傾向が強まっている。(HC)
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(06/13)鳥貴族HDが2日ぶりに年初来の高値、未定としていた今7月期の業績予想など好感され再び一段高
(06/13)トビラシステムズは次第高、第2四半期好調、KDDIとの「迷惑電話自動ブロック」などに期待強まる
(06/10)ウェルス・マネジメントが大きく出直る、決算説明資料と説明動画の発表を受け注目再燃
(06/10)積水ハウスが大きく出直る、第1四半期6割増益、米国での住宅会社買収も好感
(06/09)ビューティガレージは東証プライムの値上がり率1位、今期も連続最高益予想の決算など好感
(06/09)トレジャー・ファクトリーが年初来の高値を更新、5月の月次動向など好感され一時値上がり率2位
(06/08)エーザイが後場一段と強含む、業績予想を増額修正、株式譲渡益などで
(06/08)出光興産が一段高、地熱発電への取組など好感され2019年以来の高値を更新
(06/07)Jトラストが後場一段と強含む、東南アジア金融事業が着実に拡大し国内も積極化の印象
(06/03)ファーストリテイリングは5月の既存店売上高17.5%増など好感され一段と出直る
(06/02)免疫生物研究所が5日続伸、事業計画など発表後は連日高で出直り続く
(06/02)王将フードサービスは5月の月次「創業以来過去最高売上」など好感され一段と強含む
(06/02)ワークマンが出直り強める、5月の月次速報は全店売上高9.5%増加し既存店は2.3%増加
(06/02)タマホームは連日出直る、年間引渡棟数が13年ぶりに1万棟を突破
(06/01)加賀電子は5日続伸基調で出直り続く、SBI証券が目標株価を引き上げ注目強まる
(05/26)青山商事が連日高値、3期ぶり復配などで業績回復への評価強まる
(05/24)サークレイスは後場17%高、3月決算が大きく上振れ今期も拡大予想で期待膨らむ
(05/24)住友金属鉱山は8日続伸基調、決算発表の翌日を下値に出直り続く
(05/23)川崎汽船が2ヵ月ぶりに上場来高値を更新、株主還元策に期待強く大手海運株の中で値上がり突出
(05/20)Jトラストが戻り高値に進む、業績予想の増額修正など発表後ジリジリ上値追う
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2022年06月13日
鳥貴族HDが2日ぶりに年初来の高値、未定としていた今7月期の業績予想など好感され再び一段高
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11
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トビラシステムズは次第高、第2四半期好調、KDDIとの「迷惑電話自動ブロック」などに期待強まる
■アプリとして初めて公益法人認定の迷惑電話対策アプリにも注目集まる
トビラシステムズ<4441>(東証プライム)は6月13日、時間とともに強含む相場となり、午前9時30分過ぎに6%高の831円(49円高)まで上げた後も830円に近い位置で強い推移となっている。10日17時に発表した2022年10月期・第2四半期決算(2021年11月〜22年4月・非連結)の営業利益や経常利益の進ちょく率が好調で、通期業績予想への上振れ期待などが出ている。
第2四半期累計の経常利益は2.71億円となり、期初から据え置いた通期予想5.04億円の54%に達した。営業利益は同55%に達した。この期は、新型コロナに便乗した還付金詐欺やウクライナ支援を装った義援金詐欺などに対し、KDDI<9433>(東証プライム)と共同で、国内初、専用機器不要で固定電話への迷惑電話を自動遮断する「迷惑電話自動ブロック」の提供を開始した。また、アプリとして初めて、迷惑電話対策アプリ「トビラフォンモバイル」が公益財団法人全国防犯協会連合会推奨の「優良迷惑電話防止機器」に認定された。(HC)
トビラシステムズ<4441>(東証プライム)は6月13日、時間とともに強含む相場となり、午前9時30分過ぎに6%高の831円(49円高)まで上げた後も830円に近い位置で強い推移となっている。10日17時に発表した2022年10月期・第2四半期決算(2021年11月〜22年4月・非連結)の営業利益や経常利益の進ちょく率が好調で、通期業績予想への上振れ期待などが出ている。
第2四半期累計の経常利益は2.71億円となり、期初から据え置いた通期予想5.04億円の54%に達した。営業利益は同55%に達した。この期は、新型コロナに便乗した還付金詐欺やウクライナ支援を装った義援金詐欺などに対し、KDDI<9433>(東証プライム)と共同で、国内初、専用機器不要で固定電話への迷惑電話を自動遮断する「迷惑電話自動ブロック」の提供を開始した。また、アプリとして初めて、迷惑電話対策アプリ「トビラフォンモバイル」が公益財団法人全国防犯協会連合会推奨の「優良迷惑電話防止機器」に認定された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22
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2022年06月10日
ウェルス・マネジメントが大きく出直る、決算説明資料と説明動画の発表を受け注目再燃
■ホテル事業は底打ち黒字拡大見込み連続最高益更新を見込む
ウェルス・マネジメント<3772>(東証スタンダード)は6月10日、一段高となり、前引けにかけて13%高の3030円(355円高)まで上げて2021年以来の3000円台に進み、後場は13時過ぎには10%高の2950円(275円高)前後で推移している。9日の夕方、2022年3月期の決算説明資料と決算説明動画を発表し、改めて注目再燃となった。
22年3月期の連結業績は、売上高、各利益とも過去最高となり、これまでの最高だった20年3月期を大きく上回った。ラグジュアリーホテルへの投資意欲は引き続き旺盛とし、ホテル運営事業は底打ち収益黒字拡大見込み、23年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比48.3%減とするものの、取扱高は同26.1%増加を見込み、営業利益は同14.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.8%増を見込む。(HC)
ウェルス・マネジメント<3772>(東証スタンダード)は6月10日、一段高となり、前引けにかけて13%高の3030円(355円高)まで上げて2021年以来の3000円台に進み、後場は13時過ぎには10%高の2950円(275円高)前後で推移している。9日の夕方、2022年3月期の決算説明資料と決算説明動画を発表し、改めて注目再燃となった。
22年3月期の連結業績は、売上高、各利益とも過去最高となり、これまでの最高だった20年3月期を大きく上回った。ラグジュアリーホテルへの投資意欲は引き続き旺盛とし、ホテル運営事業は底打ち収益黒字拡大見込み、23年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比48.3%減とするものの、取扱高は同26.1%増加を見込み、営業利益は同14.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.8%増を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27
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積水ハウスが大きく出直る、第1四半期6割増益、米国での住宅会社買収も好感
■米国ではオレゴン州・ワシントン州に続きテキサス州にも拡大
積水ハウス<1928>(東証プライム)は6月10日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の2419.5円(115.5円高)まで上げ、取引時間中としては今年4月5日以来の2400円台に復帰している。9日の15時30分に第1四半期連結決算と米国でのM&Aなどを発表し、米国事業の拡大などが好感されている。
第1四半期連結決算(2022年2〜4月)は、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同60%増加した。また、米国法人の孫会社が主体となり、米国テキサス州で戸建住宅事業を行うChesmar Homes,LLC、などの持分取得も発表した。積水ハウスグループは米国をはじめとする海外市場で2025年度に年間1万戸の供給を目標とし、米国では戸建住宅販売事業の展開エリアをオレゴン州・ワシントン州で行っている。このたびのM&Aによりテキサス州にも拡大することになる。(HC)
積水ハウス<1928>(東証プライム)は6月10日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の2419.5円(115.5円高)まで上げ、取引時間中としては今年4月5日以来の2400円台に復帰している。9日の15時30分に第1四半期連結決算と米国でのM&Aなどを発表し、米国事業の拡大などが好感されている。
第1四半期連結決算(2022年2〜4月)は、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同60%増加した。また、米国法人の孫会社が主体となり、米国テキサス州で戸建住宅事業を行うChesmar Homes,LLC、などの持分取得も発表した。積水ハウスグループは米国をはじめとする海外市場で2025年度に年間1万戸の供給を目標とし、米国では戸建住宅販売事業の展開エリアをオレゴン州・ワシントン州で行っている。このたびのM&Aによりテキサス州にも拡大することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15
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2022年06月09日
ビューティガレージは東証プライムの値上がり率1位、今期も連続最高益予想の決算など好感
■前4月期の営業利益は20%増加、今期は17%の増加を予想
ビューティガレージ<3180>(東証プライム)は6月9日、一段と出直りを強め、午前10時過ぎには13%高の3070円(367円高)前後で推移し、今年3月9日以来の3000円台を回復。東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。8日15時に発表した4月決算と今期予想数値などが好感され、取引開始後は16%高の3130円(427円高)まで上げる場面があった。
2022年4月期の連結決算は、売上高が前期比19.4%増の234.01億円となり、営業利益は同20.1%増の12.02億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.5%増の7.09億円で、売上高、各利益とも連続最高を更新した。今期・23年4月期の予想は、売上高を15%増、営業利益を17%増、当期利益を19%増とし、引き続き伸び率2ケタの高成長を想定している。21年には4900円台まで上げたことがあり、業績はこの頃を大きく上回った。このため、全体相場の水準訂正が進むにつれて流入する資金の回復が強まるとの見方が出ている。(HC)
ビューティガレージ<3180>(東証プライム)は6月9日、一段と出直りを強め、午前10時過ぎには13%高の3070円(367円高)前後で推移し、今年3月9日以来の3000円台を回復。東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。8日15時に発表した4月決算と今期予想数値などが好感され、取引開始後は16%高の3130円(427円高)まで上げる場面があった。
2022年4月期の連結決算は、売上高が前期比19.4%増の234.01億円となり、営業利益は同20.1%増の12.02億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.5%増の7.09億円で、売上高、各利益とも連続最高を更新した。今期・23年4月期の予想は、売上高を15%増、営業利益を17%増、当期利益を19%増とし、引き続き伸び率2ケタの高成長を想定している。21年には4900円台まで上げたことがあり、業績はこの頃を大きく上回った。このため、全体相場の水準訂正が進むにつれて流入する資金の回復が強まるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20
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トレジャー・ファクトリーが年初来の高値を更新、5月の月次動向など好感され一時値上がり率2位
■全店が19%増加し既存店も5.7%増加
トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は6月9日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前9時30分過ぎには9%高の1193円(99円高)まで上げて東証プライム銘柄の値上がり率2位に躍進する場面を見せ、約2ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。8日の15時に5月の月次売上概況を発表しており、全店売上高が前年同月比19.1%増加し、既存店売上高も同5.7%増加したことなどが好感されている。
5月は、前年同月よりも休日が1日少なかったものの、ゴールデンウィーク(GW)の人出が回復したことや気温の上昇により夏物衣料が好調に推移したこと、引き続き生活家電や生活雑貨、ホビー用品が堅調に推移したことなどで前年を超えた。(HC)
トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は6月9日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前9時30分過ぎには9%高の1193円(99円高)まで上げて東証プライム銘柄の値上がり率2位に躍進する場面を見せ、約2ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。8日の15時に5月の月次売上概況を発表しており、全店売上高が前年同月比19.1%増加し、既存店売上高も同5.7%増加したことなどが好感されている。
5月は、前年同月よりも休日が1日少なかったものの、ゴールデンウィーク(GW)の人出が回復したことや気温の上昇により夏物衣料が好調に推移したこと、引き続き生活家電や生活雑貨、ホビー用品が堅調に推移したことなどで前年を超えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48
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2022年06月08日
エーザイが後場一段と強含む、業績予想を増額修正、株式譲渡益などで
■1年近く調整基調が続いており、これを機に自律反騰相場への期待が
エーザイ<4523>(東証プライム)は6月8日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は5425円(142円高)まで上げて出直っている。昼12時に今期・2023年3月期の連結業績予想の税引前利益と当期利益などの増額修正を発表し、好感買いが先行している。株式譲渡益10億円が発生する見込みになったことなどで、当期利益の予想は従来予想を24.7%上回る580億円の見込み(前期比26.9%増)に見直した。株価は1年近く調整基調が続いており、これを機に自律反騰相場が発生する期待が出ている。
株式譲渡益に加え、グローバルな資金配分の最適化を企図し、米国の連結子会社から資金を回収する目的で米国子会社から払込資本の払戻しを受けた結果、税務上の譲渡損失等が発生し、法人所得税が従来の想定を下回る見込みとなった。親会社の所有者に帰属する当期利益は従来予想を25.3%上回る570億円の見込み(同18.9%増)に見直した。(HC)
エーザイ<4523>(東証プライム)は6月8日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は5425円(142円高)まで上げて出直っている。昼12時に今期・2023年3月期の連結業績予想の税引前利益と当期利益などの増額修正を発表し、好感買いが先行している。株式譲渡益10億円が発生する見込みになったことなどで、当期利益の予想は従来予想を24.7%上回る580億円の見込み(前期比26.9%増)に見直した。株価は1年近く調整基調が続いており、これを機に自律反騰相場が発生する期待が出ている。
株式譲渡益に加え、グローバルな資金配分の最適化を企図し、米国の連結子会社から資金を回収する目的で米国子会社から払込資本の払戻しを受けた結果、税務上の譲渡損失等が発生し、法人所得税が従来の想定を下回る見込みとなった。親会社の所有者に帰属する当期利益は従来予想を25.3%上回る570億円の見込み(同18.9%増)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59
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出光興産が一段高、地熱発電への取組など好感され2019年以来の高値を更新
■INPEXも高値更新、「脱石油」関連事業への展開に注目強まる
出光興産<5019>(東証プライム)は6月8日、一段高で始まり、取引開始後は3990円(125円高)まで上げ、2019年以来の高値を連日更新している。引き続き、INPEX<1605>(東証プライム)、三井石油開発株式会社(東京都千代田区)と進める地熱発電事業などが買い材料視され、期待の衰えない相場になっている。INPEXは約1週間ぶりに2010年以来の高値を更新している。
出光興産は6月6日、INPEX、三井石油開発とともに、秋田県湯沢市での地熱発電所の建設を発表し、運転開始は2027年3月を計画などとした。石油元売り株の中ではENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)と比べて「脱石油」関連事業への展開が目立たないとの見方があっただけに、株価材料としてのインパクトは大きいようだ。(HC)
出光興産<5019>(東証プライム)は6月8日、一段高で始まり、取引開始後は3990円(125円高)まで上げ、2019年以来の高値を連日更新している。引き続き、INPEX<1605>(東証プライム)、三井石油開発株式会社(東京都千代田区)と進める地熱発電事業などが買い材料視され、期待の衰えない相場になっている。INPEXは約1週間ぶりに2010年以来の高値を更新している。
出光興産は6月6日、INPEX、三井石油開発とともに、秋田県湯沢市での地熱発電所の建設を発表し、運転開始は2027年3月を計画などとした。石油元売り株の中ではENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)と比べて「脱石油」関連事業への展開が目立たないとの見方があっただけに、株価材料としてのインパクトは大きいようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18
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2022年06月07日
Jトラストが後場一段と強含む、東南アジア金融事業が着実に拡大し国内も積極化の印象
■「2022年から本格的な成長フェーズ入り」の評価も
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は6月7日の後場寄り後に一段と強含み、6%高の480円(28円高)まで上げて前日比での反発幅を拡げている。第1四半期決算を発表した5月13日以降ジリ高傾向を続けて出直りを強めており、再び戻り高値に迫ってきた。
東南アジア金融事業が着実に拡大しているほか、直近は、国内金融事業の中核企業である(株)日本保証が川崎信用金庫(神奈川県川崎市)の不動産担保ビジネスローンに対する保証取扱開始との6月1日発表などが好感された。一部のアナリストレポートでは、「2022年からは本格的な成長フェーズに入り、大幅な増収増益を予想」と評価している。(HC)
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は6月7日の後場寄り後に一段と強含み、6%高の480円(28円高)まで上げて前日比での反発幅を拡げている。第1四半期決算を発表した5月13日以降ジリ高傾向を続けて出直りを強めており、再び戻り高値に迫ってきた。
東南アジア金融事業が着実に拡大しているほか、直近は、国内金融事業の中核企業である(株)日本保証が川崎信用金庫(神奈川県川崎市)の不動産担保ビジネスローンに対する保証取扱開始との6月1日発表などが好感された。一部のアナリストレポートでは、「2022年からは本格的な成長フェーズに入り、大幅な増収増益を予想」と評価している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09
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2022年06月03日
ファーストリテイリングは5月の既存店売上高17.5%増など好感され一段と出直る
■2ヵ月連続増加、夏物コア商品を中心に販売が好調
ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)は6月3日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の6万5970円(2820円高)まで上げ、今年4月22日以来の6万5000円台を回復している。2日午後に発表した5月の月次動向(国内ユニクロ事業の売上推移速報)が既存店で前年同月比17.5%増となり、2ヵ月連続増加。好感買いが先行している。
5月の出店はゼロ、退店は1店舗。、ゴールデンウィーク商戦や感謝祭が盛況だったことに加え、夏物コア商品を中心に販売が好調で、既存店売上高は大幅な増収になったとした。(HC)
ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)は6月3日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の6万5970円(2820円高)まで上げ、今年4月22日以来の6万5000円台を回復している。2日午後に発表した5月の月次動向(国内ユニクロ事業の売上推移速報)が既存店で前年同月比17.5%増となり、2ヵ月連続増加。好感買いが先行している。
5月の出店はゼロ、退店は1店舗。、ゴールデンウィーク商戦や感謝祭が盛況だったことに加え、夏物コア商品を中心に販売が好調で、既存店売上高は大幅な増収になったとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18
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2022年06月02日
免疫生物研究所が5日続伸、事業計画など発表後は連日高で出直り続く
■毎年「上市予定」あり23年3月期に営業黒字化めざす
免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は6月2日、6%高の328円(20円高)まで上げた後も堅調に推移し、5日続伸基調の出直り継続となっている。5月30日の15時30分に「決算説明資料」と「事業計画及び成長可能性に関する説明」を開示、以後連日高となっている。
「事業計画及び成長可能性に関する説明」では、開発中の主な新薬候補の上市予定として、2023年3月期に「CTP(Cochlin− Tomo−Protein)」、24年3月期に「グルカゴン」、25年3月期に「Titin−Nフラグメント」などを列記し、業績見通しは2023年3月期(41期)に営業利益の黒字化を目指すとした。(HC)
免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は6月2日、6%高の328円(20円高)まで上げた後も堅調に推移し、5日続伸基調の出直り継続となっている。5月30日の15時30分に「決算説明資料」と「事業計画及び成長可能性に関する説明」を開示、以後連日高となっている。
「事業計画及び成長可能性に関する説明」では、開発中の主な新薬候補の上市予定として、2023年3月期に「CTP(Cochlin− Tomo−Protein)」、24年3月期に「グルカゴン」、25年3月期に「Titin−Nフラグメント」などを列記し、業績見通しは2023年3月期(41期)に営業利益の黒字化を目指すとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:03
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王将フードサービスは5月の月次「創業以来過去最高売上」など好感され一段と強含む
■一部商品の価格を改定したが客単価、客数とも大きく伸びる
王将フードサービス<9936>(東証プライム)は6月2日の後場6490円(30円高)で始まり、本日の現在高となっている。午前11時に5月の月次売上高(速報版)を発表し、直営全店売上高は73億84百万円(前年同月比120.3%)、既存店売上高は70億55百万円(前年同月比117.6%)となり、「5月としてだけでなく、単月としても創業以来過去最高売上」(発表リリース)とし、注目が集まった。5月14日に一部商品の価格を改定したが、客単価、客数とも大きく伸びたとした。
発表によると、「大幅な増収となったのは、テイクアウト・デリバリー売上を高い水準で維持しつつ、店内飲食による売上が前年同月比151.0%と、コロナ禍前の水準にまで大きく伸ばせたことが大きな要因」(同)とし、「オンライン調理研修を始めとした継続的な人的資本への投資により、店舗のQSCレベルをさらに引き上げたこと」「俳優の仲野太賀さんと楽曲にはケツメイシさんの未発表曲「一等星☆」を起用した新CM」(同)なども挙げた。(HC)
王将フードサービス<9936>(東証プライム)は6月2日の後場6490円(30円高)で始まり、本日の現在高となっている。午前11時に5月の月次売上高(速報版)を発表し、直営全店売上高は73億84百万円(前年同月比120.3%)、既存店売上高は70億55百万円(前年同月比117.6%)となり、「5月としてだけでなく、単月としても創業以来過去最高売上」(発表リリース)とし、注目が集まった。5月14日に一部商品の価格を改定したが、客単価、客数とも大きく伸びたとした。
発表によると、「大幅な増収となったのは、テイクアウト・デリバリー売上を高い水準で維持しつつ、店内飲食による売上が前年同月比151.0%と、コロナ禍前の水準にまで大きく伸ばせたことが大きな要因」(同)とし、「オンライン調理研修を始めとした継続的な人的資本への投資により、店舗のQSCレベルをさらに引き上げたこと」「俳優の仲野太賀さんと楽曲にはケツメイシさんの未発表曲「一等星☆」を起用した新CM」(同)なども挙げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:36
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ワークマンが出直り強める、5月の月次速報は全店売上高9.5%増加し既存店は2.3%増加
■アウトドア・スポーツ関連が好調で半袖&夏物衣料も延びる
ワークマン<7564>(東証スタンダード)は6月2日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時30分過ぎには6%高の4890円(290円高)まで上げて出直りを強めている。1日の15時に5月の月次前年比速報を発表し、チェーン全店売上高が前年同月比109.5%(既存店売上高は同102.3%)となったことなどが好感されている。
5月は出店2店舗、退店なし。大型連休に合わせ、キャンプギアやアスレシューズなどアウトドア・スポーツ関連商品が好調に推移した。また、気温の上昇に伴い、半袖Tシャツや夏物レディース衣料が売上を伸ばした。
発表済みの2022年3月期連結決算は、「収益認識に関する会計基準」を適用したため前期比増減率の表示を差し控えたが、金額を単純比較すると売上高は前期を9.9%上回り、営業利益は同11.9%、当期純利益は同7.4%上回った。新会計基準がプラスに働く構造になっている。(HC)
ワークマン<7564>(東証スタンダード)は6月2日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時30分過ぎには6%高の4890円(290円高)まで上げて出直りを強めている。1日の15時に5月の月次前年比速報を発表し、チェーン全店売上高が前年同月比109.5%(既存店売上高は同102.3%)となったことなどが好感されている。
5月は出店2店舗、退店なし。大型連休に合わせ、キャンプギアやアスレシューズなどアウトドア・スポーツ関連商品が好調に推移した。また、気温の上昇に伴い、半袖Tシャツや夏物レディース衣料が売上を伸ばした。
発表済みの2022年3月期連結決算は、「収益認識に関する会計基準」を適用したため前期比増減率の表示を差し控えたが、金額を単純比較すると売上高は前期を9.9%上回り、営業利益は同11.9%、当期純利益は同7.4%上回った。新会計基準がプラスに働く構造になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53
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タマホームは連日出直る、年間引渡棟数が13年ぶりに1万棟を突破
■業績は第3四半期までの進ちょく率高く期待再燃
タマホーム<1419>(東証プライム)は6月2日、午前9時30分過ぎに2488円(69円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り相場となっている。1日の15時、2022年5月期の年間引渡棟数が1万棟を突破したと発表し、好感されている。21年6月1日から22年5月31日の年間引渡棟数が1万502棟となり、09年5月期以来、13年ぶりに年間引渡棟数が1万棟を超えたとした。
今期・22年5月期の連結業績予想は、4月の第3四半期決算発表の時点で、売上高が前期比7.8%増の2350億円、営業利益が同9.1%増の120億円、当期純利益は同6.0%増の76億円。営業利益は第3四半期までで73.5億円となり、通期予想の61%に達している。5月決算の発表は例年7月中旬。(HC)
タマホーム<1419>(東証プライム)は6月2日、午前9時30分過ぎに2488円(69円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り相場となっている。1日の15時、2022年5月期の年間引渡棟数が1万棟を突破したと発表し、好感されている。21年6月1日から22年5月31日の年間引渡棟数が1万502棟となり、09年5月期以来、13年ぶりに年間引渡棟数が1万棟を超えたとした。
今期・22年5月期の連結業績予想は、4月の第3四半期決算発表の時点で、売上高が前期比7.8%増の2350億円、営業利益が同9.1%増の120億円、当期純利益は同6.0%増の76億円。営業利益は第3四半期までで73.5億円となり、通期予想の61%に達している。5月決算の発表は例年7月中旬。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21
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2022年06月01日
加賀電子は5日続伸基調で出直り続く、SBI証券が目標株価を引き上げ注目強まる
■従来予想を450円引き上げ5750円に見直す
加賀電子<8154>(東証プライム)は6月1日の前場、3185円(75円高)まで上げた後も強い相場となり、5日続伸基調の出直り継続となった。先に発表した2022年3月期決算を踏まえ、SBI証券が5月31日付でレポートを更新し、投資判断は「買い」継続のまま、目標株価を450円引き上げて5750円としたことで、一段と注目の強まる相場になった。
SBI証券のレポートによると、主力事業である電子部品事業では、半導体商社としての歴史と信頼性から調達力の強さがあること、カスターマーサービスの強化が進むこと、EMS(受託製造)事業も、部品調達力とエンジニアリング能力の強化によりなどにより好業績が続くと考えるとし、過去最高営業利益更新が続く見通しとした。
23年3月期の連結業績予想については、会社側の予想は微増の212億円だが、レポートではスポット販売の推移や事業環境などから221億円の予想とした。親会社株主に帰属する純利益についても、会社側予想の145億円に対し150.9億円の予想とした。(HC)
加賀電子<8154>(東証プライム)は6月1日の前場、3185円(75円高)まで上げた後も強い相場となり、5日続伸基調の出直り継続となった。先に発表した2022年3月期決算を踏まえ、SBI証券が5月31日付でレポートを更新し、投資判断は「買い」継続のまま、目標株価を450円引き上げて5750円としたことで、一段と注目の強まる相場になった。
SBI証券のレポートによると、主力事業である電子部品事業では、半導体商社としての歴史と信頼性から調達力の強さがあること、カスターマーサービスの強化が進むこと、EMS(受託製造)事業も、部品調達力とエンジニアリング能力の強化によりなどにより好業績が続くと考えるとし、過去最高営業利益更新が続く見通しとした。
23年3月期の連結業績予想については、会社側の予想は微増の212億円だが、レポートではスポット販売の推移や事業環境などから221億円の予想とした。親会社株主に帰属する純利益についても、会社側予想の145億円に対し150.9億円の予想とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:30
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2022年05月26日
青山商事が連日高値、3期ぶり復配などで業績回復への評価強まる
■目標株価の引き上げも伝えられ7ヵ月ぶりに850円台を回復
青山商事<8219>(東証プライム)は5月26日、続伸一段高となり、後場は850円(27円高)でスタート。2日続けて年初来の高値を更新している。2022年3月期の配当を3期ぶりに復配するなど業績の回復が進んでいる。直近は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付で目標株価を50円引き上げたと伝えられており、昨年10月以来、約7か月ぶりに850円台を回復した。
先の決算発表では今期・23年3月期の連結業績予想を営業利益2.7倍などとしたが、新型コロナの影響はマスク着用の緩和が図られるなどで回復傾向にあり、会社側の業績予想を上回る予想が少なくないようだ。(HC)
青山商事<8219>(東証プライム)は5月26日、続伸一段高となり、後場は850円(27円高)でスタート。2日続けて年初来の高値を更新している。2022年3月期の配当を3期ぶりに復配するなど業績の回復が進んでいる。直近は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付で目標株価を50円引き上げたと伝えられており、昨年10月以来、約7か月ぶりに850円台を回復した。
先の決算発表では今期・23年3月期の連結業績予想を営業利益2.7倍などとしたが、新型コロナの影響はマスク着用の緩和が図られるなどで回復傾向にあり、会社側の業績予想を上回る予想が少なくないようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:43
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2022年05月24日
サークレイスは後場17%高、3月決算が大きく上振れ今期も拡大予想で期待膨らむ
■4月上場、今期は売上高23%増、営業利益56%増など予想
サークレイス<5029>(東証グロース)は5月24日の後場寄り後に17%高の1702円(253円高)をつけ、大きく出直りながら取引時間中としては今年5月2日以来の1700円台を回復している。今年4月12日に新規上場し、5月12日に961円の上場来安値をつけたが、同日に発表した2022年3月期の決算が上場時に開示した予想などを大きく上振れたことなどを受け、翌日から断続的に回復する相場となっている。
SaaSクラウドシステムの提供などを行い、『Circlace』は、「業務でやりとりされた会話、情報、ファイルを全て記録し、形式知化することで、組織のナレッジへと変貌」(同社HPより)する統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム。今期・23年3月期の業績予想は売上高を前期比23%増加、営業利益を同56%増加などとしたことなどが好感され、期待の衰えない相場が続いている。(HC)
サークレイス<5029>(東証グロース)は5月24日の後場寄り後に17%高の1702円(253円高)をつけ、大きく出直りながら取引時間中としては今年5月2日以来の1700円台を回復している。今年4月12日に新規上場し、5月12日に961円の上場来安値をつけたが、同日に発表した2022年3月期の決算が上場時に開示した予想などを大きく上振れたことなどを受け、翌日から断続的に回復する相場となっている。
SaaSクラウドシステムの提供などを行い、『Circlace』は、「業務でやりとりされた会話、情報、ファイルを全て記録し、形式知化することで、組織のナレッジへと変貌」(同社HPより)する統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム。今期・23年3月期の業績予想は売上高を前期比23%増加、営業利益を同56%増加などとしたことなどが好感され、期待の衰えない相場が続いている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08
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住友金属鉱山は8日続伸基調、決算発表の翌日を下値に出直り続く
■今期は減益予想だが銅や金の業績前提に慎重すぎとの見方
住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は5月24日、5520円(148円高)まで上げた後も上げ幅100円前後で推移し、8日続伸基調の出直り継続となっている。3月決算では今期・2023年3月期の業績予想を大幅減の見込みとしたが、株価は発表翌日(5月11日)を下値に回復基調。24日は、米バイデン大統領の中国を巡る発言を受け、中国が「断固たる行動を取る」などと強い姿勢を示したと伝えられ、資源高騰の観測が再燃したもようで追い風の期待が出ている。
今期・23年3月期の連結業績予想(IFRS)は、売上高を10%増としたが、利益面では税引前利益を前期比46%減の見込みとし、22年3月期の2.9倍から一転、減益の予想とするなど、全体に減益の予想とした。前提となる金属価格は、銅9000$/t(前期実績9691$/t)、ニッケル9.50$/lb(同9.35$/lb)金1750.0$/TOZ(同1818.4$/TOZ)とし、ニッケルを除いて値下がりを想定するが、これには慎重すぎとの見方が出ている。為替前提は1米ドル120円(同112.39円)とした。(HC)
住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は5月24日、5520円(148円高)まで上げた後も上げ幅100円前後で推移し、8日続伸基調の出直り継続となっている。3月決算では今期・2023年3月期の業績予想を大幅減の見込みとしたが、株価は発表翌日(5月11日)を下値に回復基調。24日は、米バイデン大統領の中国を巡る発言を受け、中国が「断固たる行動を取る」などと強い姿勢を示したと伝えられ、資源高騰の観測が再燃したもようで追い風の期待が出ている。
今期・23年3月期の連結業績予想(IFRS)は、売上高を10%増としたが、利益面では税引前利益を前期比46%減の見込みとし、22年3月期の2.9倍から一転、減益の予想とするなど、全体に減益の予想とした。前提となる金属価格は、銅9000$/t(前期実績9691$/t)、ニッケル9.50$/lb(同9.35$/lb)金1750.0$/TOZ(同1818.4$/TOZ)とし、ニッケルを除いて値下がりを想定するが、これには慎重すぎとの見方が出ている。為替前提は1米ドル120円(同112.39円)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21
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2022年05月23日
川崎汽船が2ヵ月ぶりに上場来高値を更新、株主還元策に期待強く大手海運株の中で値上がり突出
■「年間配当300円に加え1000億円以上の追加株主還元策を検討」
川崎汽船<9107>(東証プライム)は5月23日、一段高となり、取引開始後に9770円(340円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新し、大手海運株の中で突出した値上がりとなっている。5月初旬に発表した3月決算で、今期・2023年3月期の株主還元方針として、「年間配当金1株当たり300円(うち中間配当金150円)の基礎配当に加え、1000億円以上の追加的な株主還元策を検討する予定」(決算短信より)としており、引き続き増配や自社株買いの発表に期待の強い相場となっている。
この「1000億円以上の追加的な株主還元策」については、「配当に加え自己株式取得も検討予定」(同)とした。(HC)
川崎汽船<9107>(東証プライム)は5月23日、一段高となり、取引開始後に9770円(340円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新し、大手海運株の中で突出した値上がりとなっている。5月初旬に発表した3月決算で、今期・2023年3月期の株主還元方針として、「年間配当金1株当たり300円(うち中間配当金150円)の基礎配当に加え、1000億円以上の追加的な株主還元策を検討する予定」(決算短信より)としており、引き続き増配や自社株買いの発表に期待の強い相場となっている。
この「1000億円以上の追加的な株主還元策」については、「配当に加え自己株式取得も検討予定」(同)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40
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2022年05月20日
Jトラストが戻り高値に進む、業績予想の増額修正など発表後ジリジリ上値追う
■東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進む様子
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月20日、次第高となって一段と出直り、午前11時過ぎには7%高に迫る404円(26円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。5月13日、16時に第1四半期決算(2022年1〜3月)と12月通期の連結業績予想の増額修正などを発表し、翌取引日に急伸。以後、ジリジリ上値を追いながら一段高となった。テクニカル的な観点からは、移動平均をいくつか上回ったため、年初から続いてきた調整相場に転機が到来したとの見方が出ている。
第1四半期決算(IFRS・連結)では、Jトラスト銀行インドネシア(BJI)が黒字転換するなどで、特に東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進んだと発表した。営業収益は前年同期比25.2%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.2%増加した。12月通期の連結業績予想は、従来予想に対し税引前利益を49.5%上回る70億円の見込み(前期比では18.7%増)に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.2倍の46億円(同約4倍)に見直した。(HC)
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月20日、次第高となって一段と出直り、午前11時過ぎには7%高に迫る404円(26円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。5月13日、16時に第1四半期決算(2022年1〜3月)と12月通期の連結業績予想の増額修正などを発表し、翌取引日に急伸。以後、ジリジリ上値を追いながら一段高となった。テクニカル的な観点からは、移動平均をいくつか上回ったため、年初から続いてきた調整相場に転機が到来したとの見方が出ている。
第1四半期決算(IFRS・連結)では、Jトラスト銀行インドネシア(BJI)が黒字転換するなどで、特に東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進んだと発表した。営業収益は前年同期比25.2%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.2%増加した。12月通期の連結業績予想は、従来予想に対し税引前利益を49.5%上回る70億円の見込み(前期比では18.7%増)に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.2倍の46億円(同約4倍)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13
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