[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/31)積水化学は増配、自社株買いと消却が好感され出直り強める
記事一覧 (10/31)日本新薬が急反発、第2四半期の営業利益は来予想を30%上回る見込みに
記事一覧 (10/30)岩塚製菓は後場一段強含む、利益予想を増額修正、第2四半期の営業利益は黒字化へ
記事一覧 (10/30)ムラキは後場も大幅高で推移、第2四半期は前期も通期予想を超過し期末決算が大幅に上ぶれた実績
記事一覧 (10/30)大東建託が後場急動意、昼前に第2四半期決算と自社株買いを発表し好感される
記事一覧 (10/30)ジェイフロンティアが反発、特許取得、四半期黒字化など好感される
記事一覧 (10/30)大阪瓦斯が高値を更新、第2四半期の黒字化と自社株買いなど好感
記事一覧 (10/30)プレミアグループは第2四半期の好決算と自社株買いが好感され大きく出直る
記事一覧 (10/30)日清製粉G本社が急伸、第2四半期の大幅増益と業績予想の増額修正を好感
記事一覧 (10/27)キヤノンは朝安のあと持ち直し底堅い、四半期決算発表に売られるが下値買い旺盛
記事一覧 (10/27)能美防災が反発、第2四半期の予想営業利益を3倍に増額修正、注目再燃
記事一覧 (10/27)富士通は朝から東証プライムの値上がり率1位、第2四半期の3か月間で急回復し注目集中
記事一覧 (10/27)山崎製パンが一段高、大幅増益決算に続き「目標株価」の引き上げも伝えられる
記事一覧 (10/27)東邦チタニウムが急反発、第2四半期決算の各利益が大幅に上振ぶれ、創立70周年の記念配当も好感
記事一覧 (10/27)日本ハムは業績予想の増額が好感され出直り強める、2週間ぶりに4400円台を回復
記事一覧 (10/26)アーレスティは後場も堅調で出直り継続、経常利益を従来予想の9倍に見直す
記事一覧 (10/26)ダイハツディーゼルは16円安から一気に69円高、業績・配当予想の増額など好感
記事一覧 (10/26)特殊電極は大幅増配が好感され一時ストップ高、年間配当を89円(従来予想比53円増)に
記事一覧 (10/26)共同印刷の出直り目立つ、第2四半期の予想営業利益3.4倍に大幅増額修正
記事一覧 (10/26)オルガノは上場来の高値を更新、業績・配当予想を修正し通期の営業利益は従来予想を25%上回る見込みに
2023年10月31日

積水化学は増配、自社株買いと消却が好感され出直り強める

■今3月期末の配当は前年同期比6円増の36円の予定に

 積水化学工業<4204>(東証プライム)は10月31日の前場、反発して始まった後もジリ高傾向となり、午前10時半に2041.5円(65.5円高)まで上げた後も堅調に売買されて出直りを強める相場となった。30日の15時に第2四半期の連結決算と増配、自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、好感されている。今3月期末の配当は4月に開示した従来予想に対し1株3円増の36円の予定(前年同期比では6円の増配)とした。

 自己株式の取得(自社株買い)は、400万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.94%)、総額88億円を各上限として、2023年11月1日から24年3月29日まで実施。また、消却は23年11月24日付で同じく400万株を実施するとした。積極的な株式価値向上策と受け止められている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:27 | 業績でみる株価

日本新薬が急反発、第2四半期の営業利益は来予想を30%上回る見込みに

■連結業績予想を増額修正、注目再燃

 日本新薬<4516>(東証プライム)は10月31日、急反発となり、取引開始後に17%高の6241円(919円高)まで上げて約半月ぶりに6000円台を回復し、午前10時を過ぎても15%高前後で売買活況となっている。30日の15時に連結業績予想(第2四半期累計期間:2023年4〜9月)の増額修正を発表し、営業利益は5月に開示した従来予想を30%上回る見込みなどとし、注目再燃となっている。

 4〜9月は、「ウプトラビ」の海外売り上げに伴うロイヤリティ収入、機能食品事業の好調推移などにより売上収益が従来予想を2.1%上回る見込みとなり、利益面では研究開発費が当初予想より下回ること、為替差益の発生などにより、営業利益は同30.0%、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同29.0%上回る見込みとなった。3月通期の連結業績予想は当第2四半期決算発表時(11月13日予定)に開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:26 | 業績でみる株価
2023年10月30日

岩塚製菓は後場一段強含む、利益予想を増額修正、第2四半期の営業利益は黒字化へ

■3月通期の営業利益は従来予想を40%上回る見込みに

 岩塚製菓<2221>(東証スタンダード)は10月30日の後場、一段強含む相場となり、14時にかけて5090円(160円高)まで上げて約2週間ぶりに5000円台を回復している。前取引日の10月27日に第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)予想の利益見通しと3月通期の各利益予想を大幅に増額修正して発表、期待の高まる相場になっている。4〜9月の連結営業利益は一転、黒字になる見込みとし、3月通期の連結営業利益は5月に開示した従来予想を40.0%上回る見込みとした。

 発表によると、米菓業界では、家庭内需要が維持される中で昨秋以降の値上げ効果が残り、市場動向としては好調裡に推移している。一方で、原材料や電力費等の製造コストが高止まりし、人件費や物流費が拡大傾向にある環境下、各社、主力ブランドへの集中や価値訴求を強め、採算維持に注力している。同社では、製造原価などについて、「燃料費が補助政策のもとで低下し、労務費も合理化投資の効果が表れて増加が抑えられているほか、価格改定効果もあって、全体として改善」(発表資料より)しているとしたほか、第3四半期以降の主力商品(TOP6+2)の販売への注力などにより、業績予想のうち利益予想を増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:22 | 業績でみる株価

ムラキは後場も大幅高で推移、第2四半期は前期も通期予想を超過し期末決算が大幅に上ぶれた実績

■各利益とも予想を大幅に上回り通期予想を超過

 ムラキ<7477>(東証スタンダード)は10月30日、急反発の相場となり、午前11時にかけて22%高の1960円高(360円高)まで上げた後は売買交錯だが、13時30分にかけても16%高前後で大幅高となっている。カーケア関連商品の大手で、前取引日の10月27日に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)の各利益が5月に開示した従来予想を大幅に上回り、営業利益は従来予想の3.6倍になったことなどが好感されている。

 通期予想は全体に据え置いたが、営業・経常・純利益とも通期予想額を超過した。同社では前期の第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)でも営業・経常・純利益が通期予想を上回っており、通期の実績は、第2四半期決算発表の時点での通期予想を大幅に上ぶれた。このため、今期も通期予想を上ぶれる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52 | 業績でみる株価

大東建託が後場急動意、昼前に第2四半期決算と自社株買いを発表し好感される

■営業利益は0.9%増加、四半期純利益は7.5%増加

 大東建託<1878>(東証プライム)は10月30日の前引け後に第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、株価は後場、買い気配で始まり1万5890円(595円高)まで上げて急動意となっている。自社株買いは400万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.9%)、取得総額500億円を各上限として、2023年11月1日から24年9月30日まで行うとした。

 第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)は前年同期比で売上高が4.0%増加し、営業利益は同0.9%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.5%増加した。今3月期の予想は全体に据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 業績でみる株価

ジェイフロンティアが反発、特許取得、四半期黒字化など好感される

■医薬品の在庫不足の影響を受けたが現状は不足解消

 ジェイフロンティア<2934>(東証グロース)は10月30日、反発相場となり、午前11時前に7%高の3885円(265円高)まで上げ、ジリジリ反発幅を広げている。10月26付で、オンライン診療・オンライン服薬指導・処方薬の宅配をワンストップで提供する「SOKUYAKU」事業における特許取得を発表しており、買い材料視されている。同13日に発表した第1四半期決算は黒字転換だった。

 第1四半期連結決算(2023年6〜8月)の売上高は前年同期比23.8%減だったが、「メディカルケアセールス事業(SOKUYAKU事業・医薬品D2C事業)で医薬品の在庫不足の影響を受けるも、現状在庫不足は解消しており、通期計画の達成を見込む」(決算説明資料)。営業利益は36百万円となり、前年同期の179百万円の赤字から黒字に転換し、「想定よりも効率的な顧客獲得に成功」したことなどにより、進ちょく率で通期計画の35%を達成した。通期予想は全体に据え置いたが、調査筋の中には上振れ余地を見込む姿勢がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21 | 業績でみる株価

大阪瓦斯が高値を更新、第2四半期の黒字化と自社株買いなど好感

■国内ガス販売価格が高めに推移しLNG液化基地の運転再開など寄与

 大阪瓦斯<9532>(東証プライム)は10月30日、飛び出すように大きく出直る相場となり、午前10時にかけて11%高の2735.5円(266.5円高)まで上げて約1か月半ぶりに高値を更新している。前取引日の10月27日16時に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)の各利益が前年同期比で黒字に転換し、自己株式の取得(自社株買い)なども発表、好感されている。

 第2四半期累計期間は、国内エネルギー事業でガスの販売価格が高めに推移したこと等により、前年に比べて増収となり、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、タイムラグ差損益の改善やフリーポートLNG液化基地の運転再開などにより、前年に比べて増益となった。自社株買いは、1500万株(発行済株式総数に対する割合3.6%)、取得総額200億円を各上限として、2023年10月30日から24年2月29日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:23 | 業績でみる株価

プレミアグループは第2四半期の好決算と自社株買いが好感され大きく出直る

■自社株買いの上限は発行株数の6.4%に相当する250万株

 プレミアグループ<7199>(東証プライム)は10月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は10%高の1595円(144円高)まで上げ、約1か月ぶりの水準を回復している。中古車向けクレジット、ファイナンスサービスなどを行い、前取引日の10月27日15時に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計、IFRS)の営業収益が前年同期比で25.7%も増加した上、自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期累計期間は、「中古車価格が正常化の兆しも高止まりの状況」(説明資料より)が続き、中古車市場(台数)は僅かに回復した中で、「クレジット/故障保証ともに好調でトップライン(取扱高)は2ケタ成長」となった。また、金利上昇については機動的な転嫁などを行い、「影響はほとんどなかった」。

 自社株買いは、250万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.4%)、取得総額30億円を各上限として、2023年10月30日から24年3月29日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 業績でみる株価

日清製粉G本社が急伸、第2四半期の大幅増益と業績予想の増額修正を好感

■今3月期の営業利益は従来予想比34.3%引き上げる

 日清製粉G本社(日清製粉グループ本社)<2002>(東証プライム)は10月30日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は12%高の2080.0円(219.0円高)まで上げて1か月半ぶりに2019年以来の高値を更新している。前取引日の10月27日15時30分に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)が5月に開示した従来予想を大幅に上回って着地し、今3月期の通期予想の増額修正なども発表、好感買いが先行している。第2四半期累計の連結営業利益は従来予想を34%上回った。

 第2四半期累計期間は、海外製粉事業の好調推移やコロナ明け後の人流増加、インバウンド回復効果などにより、売上高は従来予想を3.7%上回った。3月通期の連結業績予想を全体に大幅増額修正し、従来予想比で営業利益を34.3%引き上げ、親会社株主に帰属する四半期純利益は47.6%引き上げた。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 業績でみる株価
2023年10月27日

キヤノンは朝安のあと持ち直し底堅い、四半期決算発表に売られるが下値買い旺盛

■朝方の6%安から次第に上げ3%安前後で推移、配当高く仕込み買いも

 キヤノン<7751>(東証プライム)は10月27日、朝方の6%安(212.0円安の3424.0円)を下値に持ち直し、午前11時過ぎには3%安(132.0円安の3504.0円)まで回復している。26日の15時に発表した第3四半期決算が予想の範囲内とされ、期待外れ感もあったようで売り先行となったが、下値買いは旺盛の相場となっている。高配当利回り銘柄でもあり、12月期末の配当を意識して安い所を仕込む様子もあるようだ。

 第3四半期(9月30日に終了した3か月間)の連結業績は、売上高が前年同期比2.9%増加し、営業利益は同1.5%増加、同社株主に帰属する四半期純利益は同14.8%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 業績でみる株価

能美防災が反発、第2四半期の予想営業利益を3倍に増額修正、注目再燃

■通期予想は据え置いたが受注環境は引き続き堅調な推移を見込む

 能美防災<6744>(東証プライム)は10月27日、反発相場となり、6%高の1835円(105円高)まで上げた後も5%高前後で堅調に売買され、終値ベースではほぼ1か月ぶりに1800円台を回復している。26日の15時に第2四半期業績予想(2023年4〜9月・累計)の増額修正を発表し、連結営業利益は5月に開示した従来予想の約3倍の14億90百万円としたことなどで再び注目されている。

 4〜9月は、「受注環境が想定よりも堅調に推移する中、部品の供給制約が概ね解消され」「売上高が増加したことに加え、販管費の計上の一部が第3四半期以降に後ろ倒しとなったことなどから」(発表リリース)、連結業績は従来予想に対し売上高は5.9%上回る見込みとなり、営業利益は2.98倍の見込みに、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.4倍の見込みになった。3月通期の予想は据え置いたが「受注環境は引き続き堅調に推移することが見込まれ」るとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 業績でみる株価

富士通は朝から東証プライムの値上がり率1位、第2四半期の3か月間で急回復し注目集中

■営業利益4〜6月は赤字だったが7〜9月は大幅に黒字化

 富士通<6702>(東証プライム)は10月27日、急反発となり、午前10時30分にかけては12%高の1万8820円(2060円高)前後で推移し、約1か月ぶりに1万8000円台を回復。朝寄り後から断続的に東証プライム銘柄の値上がり率1位となっている。26日の15時に第2四半期決算を発表し、4〜9月累計の各利益は減益となり3月通期の予想を下方修正したが、営業利益は7〜9月に黒字化したことなどが評価されているようだ。

 第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計、IFRS)は前年同期比で売上収益が0.4%増加しが、営業利益は55.6%減となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益も47.5%減だった。3月通期の予想を下方修正した。ただ、営業利益をみると、第1四半期決算(23年4〜6月)は16.65億円の赤字だったが、26日発表の第2四半期累計(23年4〜9月)は447.80億円の黒字だった。第2四半期の3か月間で急回復したことになるため注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 業績でみる株価

山崎製パンが一段高、大幅増益決算に続き「目標株価」の引き上げも伝えられる

■野村証券は100円引き上げて3800円に

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は10月27日、続伸一段高となり、午前9時半過ぎに7%高の3103.0円(215.5高)まで上げて2018年以来の3000円台に進み、その後も3000円台で活発に売買されている。25日に発表した第3四半期決算が大幅増益となり、26日の株価は活況高。27日は、同社株の目標株価を野村証券が100円引き上げて3800円に見直したと伝えられ、買い安心感が強まる形になった。

 第3四半期決算(2023年1〜9月・累計、連結)は営業利益が前年同期比73.9%増加するなど大幅な増益となり、想定を上回る増益率との受け止め方が出た。12月通期の予想は全体に据え置いたが、株式市場の受け止め方は上ぶれ濃厚となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17 | 業績でみる株価

東邦チタニウムが急反発、第2四半期決算の各利益が大幅に上振ぶれ、創立70周年の記念配当も好感

■3月通期の連結業績予想は各利益を増額修正

 東邦チタニウム<5727>(東証プライム)は10月27日、急反発となって始まり、取引開始後は8%高の1871円(137円高)まで上げて急激に出直っている。26日の15時に発表した第2四半期決算の各利益が従来予想を大幅に上振ぶれ、今3月期の通期予想の増額修正も発表し、注目再燃となった。3月期末配当には創立70周年の記念配当を実施するとした。

 第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計)は、7月に開示した従来予想に対し、営業利益が95%上ぶれ、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.4倍に上ぶれた。売上高は2.7%未達だったが、為替の円安進行も寄与した。今期・2024年3月期の連結業績予想は、売上高を従来予想から3.0%引き下げたが、営業利益は従来予想を4.3%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同41.3%上回る見込みに見直した。

 また、創立70周年を記念し、24年3月期の期末配当に1株当たり3円の記念配当を実施し計14円の予定とし、年間配当は20円となる予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:57 | 業績でみる株価

日本ハムは業績予想の増額が好感され出直り強める、2週間ぶりに4400円台を回復

■第2四半期の税前利益は従来予想を43%上回る見込みに

 日本ハム<2282>(東証プライム)は10月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は4415円(60円高)まで上げて約2週間ぶりに4400円台を回復し、9月13日につけた高値4637円に向けて出直っている。

 26日の15時に第2四半期連結決算予想(2023年4〜9月・累計)の増額修正を発表し、税引前四半期利益は5月に開示した従来予想を43.2%上回る見込みに引き上げたことなどが好感されている。販売数量の伸長と価格転嫁の浸透に加え国産鶏肉の相場高なども寄与した。決算発表は10月31日の予定。

 売上高は従来予想を5.2%上回る見込みとし、事業利益は同25.0%上回る見込みとした。加工事業における主力商品の販売伸長による利益率の改善もあった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 業績でみる株価
2023年10月26日

アーレスティは後場も堅調で出直り継続、経常利益を従来予想の9倍に見直す

■第2四半期の決算予想、本業好調で為替差益も加わる

 アーレスティ<5852>(東証プライム)は10月26日、2日続けて出直る相場となり、前場6%高の736円(43円高)まで上げた後も堅調で、後場は14時を過ぎて5%高の727円(34円高)前後で推移、出来高が急増している。25日の15時に業績予想の増額修正などを発表し、第2四半期の連結経常利益(2023年4〜9月・累計)を5月に開示した従来予想の9倍に引き上げたことなどが注目されている。為替差益4億66百万円を営業外収益に計上する。さらに、営業利益も従来予想を50%上回る見込みとしたため、本業の好調さも改めて見直される形になった。第2四半期の決算発表は11月14日(火)を予定している。

 また、連結営業利益を見ると、第2四半期(2023年4〜9月・累計)の見通しは従来予想を50%上回る6億円に見直した。2億円の増額修正となった。また、3月通期の予想は従来予想を9.1%上回る24億円に見直した。こちらも2億円の増額修正となった。通期予想には上期の増加分しか織り込んでいないことになるため、下期の動向によっては通期予想が一段上振れる可能性があると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42 | 業績でみる株価

ダイハツディーゼルは16円安から一気に69円高、業績・配当予想の増額など好感

■第2四半期決算が大幅に上振れ通期の予想営業利益を従来比20%増額修正

 ダイハツディーゼル<6023>(東証スタンダード)は10月26日の13時に第2四半期決算と通期業績予想、期末配当予想の増額修正などを発表し、株価は発表前の780円(16円安)前後から一気に865円(69円高)まで上げる場面をみせて出直っている。3月期末配当は1株33円の予定(4月に開示した従来予想比14円増、前期比5円増)とした。

 第2四半期決算(2023年4〜9月・累計、連結)は、コンテナ船やばら積み船向け機関が好調で、メンテナンス関連も想定以上に増加し、6月に開示した従来予想を大幅に上振れた。営業利益は従来予想の収支トントンに対し9億38百万円(前年同期比40.6%増)となり、四半期純利益は従来予想を71.7%上回る18億88百万円(同2.5倍)となった。

 今3月期の連結業績予想も全体に増額修正し、売上高は従来予想を2.6%上回る780億円の見込み(前期比8.2%増)に、営業利益は同20.0%上回る36億円の見込み(前期と変わらず)に、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.9%上回る35億円の見込み(同18.7%増)に引き上げた。増額後の予想1株利益は109円89銭のため、株価はこの7.6倍(PER7.6倍)になり、割安感が強まった印象がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 業績でみる株価

特殊電極は大幅増配が好感され一時ストップ高、年間配当を89円(従来予想比53円増)に

■中間配当は44円(前期比26円増)、3月期末配当は45円(同17円増)

 特殊電極<3437>(東証スタンダード)は10月26日、配当方針の見直しによる大幅増配が好感されて前場一時ストップ高(500円高の2659円)まで上げた。後場は13%高の2430円(271円高)で始まり売買交錯だが、日経平均600円安など全体相場の下げが安定化すれば見直されるとの期待が出ている。

 25日の15時に配当方針の変更と配当予想の修正(増配)などを発表。株主への利益還元を経営上の最重要課題の一つと考え、配当金額の目標をDOE(連結株主資本配当率)2%と定めたことに伴い、2024年3月期の年間配当予想を1株89円(5月に開示した従来予想比53円増、前期比43円の増配)に修正するとした。中間配当金は44円(前期比26円の増配)に、3月期末配当は45円(同17円の増配)とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42 | 業績でみる株価

共同印刷の出直り目立つ、第2四半期の予想営業利益3.4倍に大幅増額修正

■アフターコロナにより乗車券などの交通系製品が伸長

 共同印刷<7914>(東証プライム)は10月26日、3110円(110円高)で始まった後も3100円台で堅調に推移し、約2週間ぶりに3100円台を回復している。15日の15時に第2四半期の業績予想(2023年4〜9月・累計、連結)の修正を発表し、営業利益は5月に開示した従来予想の3.4倍などとし、注目が再燃している。

 第2四半期累計期間は、アフターコロナにより乗車券などの交通系製品が伸長したほか、パッケージ関連も堅調に推移し、エネルギーコストが想定下回り、価格転嫁活動も寄与した。売上高の見通しは出版印刷や店頭販促物などの動向により2.6%下方修正したが、四半期純利益は5月に開示した従来予想の2.2倍に見直した。3月通期の予想は「現時点での変更はせず、据え置き」とした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 業績でみる株価

オルガノは上場来の高値を更新、業績・配当予想を修正し通期の営業利益は従来予想を25%上回る見込みに

■プラント案件の利益率改善、ソリューション事業なども好調

 オルガノ<6368>(東証プライム)は10月26日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は14%高に迫る4560円(545円高)をつけ、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を約2週間ぶりに更新している。25日の16時に業績予想と配当予想の修正を発表し、今期・2024年3月期の連結営業利益の予想は5月に開示した従来予想を25.0%上回る200億円の見込み(前期比31.4%増)としたことなどが好感されている。売上高の予想は据え置いた。

 受注高は、第2四半期累計期間(4〜9月)で760億円(期初予想比8.6%増)を見込み、、通期では1500億円(期初予想と同額)を見込むが、利益面では、プラント案件の利益率改善やソリューション事業・機能商品事業が好調に推移していることなどから期初予想を上回る水準を見込む。配当予想は、9月中間配当、3月期末配当とも各々1株につき41円の予定(従来予想比8円増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 業績でみる株価