[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (02/10)富士フイルムHDが大きく出直る、第3四半期55%増益となり通期の業績予想を増額修正
記事一覧 (02/09)トヨタは決算発表後ダレ模様、第3四半期は73%増益、グローバル販売台数を引き下げる
記事一覧 (02/09)マルマエが後場一段高、業績予想など増額修正、8月期末配当は従来予想の18円を22円に
記事一覧 (02/09)インタースペースが続伸、第1四半期の黒字転換、業績予想の増額、自社株買いなど好感
記事一覧 (02/09)加賀電子が昨年来の高値を更新、半導体不足の影響軽微
記事一覧 (02/09)JFEホールディングスが一時9%高、第3四半期の黒字化と通期業績・配当予想の増額修正など好感される
記事一覧 (02/09)三菱重工が今年の高値を更新、第3四半期の税前益黒字転換など好感
記事一覧 (02/08)アイペットHDは後場一段と強含む、通期純利益の黒字化予想など好感
記事一覧 (02/08)日東紡は連日出直る、通期の利益予想を増額修正したが保守的との見方
記事一覧 (02/07)サンマルクHDが7日続伸、第3四半期は経常利益が黒字化、自社株買いも好感
記事一覧 (02/07)東武鉄道は続伸、電鉄株が総じて軟調な中、業績予想の増額など好感
記事一覧 (02/07)三菱製鋼が14%高、通期の予想純利益を従来予想の77%増に見直す
記事一覧 (02/07)ミクシィは約3ヵ月ぶりに2400円台を回復、3月通期の連結業績予想を大幅に増額修正
記事一覧 (02/07)三井不は2ヵ月ぶりに2500円台を回復、業績・配当予想の増額修正、自社株買いなど好感
記事一覧 (02/04)住友商事が後場一段高、通期純利益と期末配当予想の増額修正など好感される
記事一覧 (02/04)キッコーマンは後場上げ幅広げる、第3四半期の事業利益28%増など好感
記事一覧 (02/04)昭和電線HDは3月期末配当50円(前期比30円増)など好感され大きく出直る
記事一覧 (02/04)資生堂は業績予想の増額修正が好感され大きく出直る
記事一覧 (02/03)インテリジェントウェイブは後場も一段高、クラウド関連受注の大幅増などに注目集まる
記事一覧 (02/03)丸紅が15年ぶりに上場来の高値を更新、大幅増益決算と期末増配、自社株買いと消却など発表し後場一段高
2022年02月10日

富士フイルムHDが大きく出直る、第3四半期55%増益となり通期の業績予想を増額修正

■約3週間ぶりに8000円台を回復

 富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は2月10日、大きく出直って始まり、取引開始と同時に4%高の8120円(300円高)まで上げ、取引時間中としては今年1月19日以来の8000円台を回復している。9日の15時に第3四半期決算と3月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期累計期間(2021年4〜12月)の連結業績(米国基準)は、売上高が前年同期比18.3%増加し、営業利益は同54.8%増加。また、3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を2.3%上回る2250億円の見込み(前期比36.0%増)とした。株主に帰属する当期純利益は同じく5.7%上回る1850億円の見込み(同2.1%増)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 業績でみる株価
2022年02月09日

トヨタは決算発表後ダレ模様、第3四半期は73%増益、グローバル販売台数を引き下げる

■通期予想は税引前利益を増額修正、営業収益は下方修正

 トヨタ自動車<7203>(東1)は2月9日の13時25分に第3四半期決算を発表し、期初から累計の連結業績(2021年4〜12月、IFRS)は、売上高が前年同期比19.2%増の23兆2670億円となり、営業利益は同67.9%増の2兆5318億円、税引前利益は同73.1%増の3兆2376億円となった。

 株価は発表直後に2375.5円(79.5円高)まで上げたが、その後は6.0円高まで値を消す場面を交えて売買交錯となっている。

 通期の連結業績見通しは、グローバル販売台数を従来の855万台から825万台に下方修正し、売上高に当たる営業収益も従来の30兆円を29兆5千億円(前期比8.4%増)に見直した。営業利益は据え置き2兆8000億円(同27.4%増)、一方、税引前利益は増額修正し、従来予想の3兆4400億円を3兆5200億円(同20.0%増)に引き上げた。(HC)


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:22 | 業績でみる株価

マルマエが後場一段高、業績予想など増額修正、8月期末配当は従来予想の18円を22円に

■第2四半期の営業利益は従来予想を32%引き上げる

 マルマエ<6264>(東1)は2月9日の後場、一段高で始まり、7%高の2530円(174円高)まで上げた後も2500円前後で推移し、大きく出直っている。前引け後に第2四半期累計期間(2021年9月〜22年2月)の業績予想の大幅な増額修正と、2月中間配当、8月期末配当の増配を発表し、好感されている。

 第2四半期累計期間の業績予想は、半導体分野の市場が好調に推移したことと、FPD分野も市場が当初想定以上に好調であったこと、などを受け、売上高は従来予想を10.2%上回る39億円の見込みに引き上げ、営業利益は同31.6%上回る11.84億円の見込みに、純利益は同34.2%上回る8.36億円の見込みに引き上げた。

 また、配当は、2月中間配当、8月期末配当とも各々1株当たり従来予想の18円を22円の予定に増配するとした。これにより、年間配当金は1株当たり44円(前期は24円)の予定になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 業績でみる株価

インタースペースが続伸、第1四半期の黒字転換、業績予想の増額、自社株買いなど好感

■第2四半期の業績予想を営業利益は従来比4割増、純利益は7割増に

 インタースペース<2122>(東マ)は2月9日、9%高の880円(73円高)まで上げる場面を見せて続伸相場となり、出直りを強めている。8日15時に第1四半期決算と第2四半期業績予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)、東証新市場区分の「スタンダード市場」への移行を発表し、好感されている。

 第1四半期連結決算(2021年10〜12月)は営業利益と純利益が前年同期比で黒字化した。これを受け、第2四半期の連結業績予想(21年10月〜22年3月・累計)の各利益を大幅に増額修正し、営業利益は従来予想を44.4%上回る3.9億円に、純利益は同73.7%上回る3.3億円に見直した。自社株買いは、6万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.9%)、5000万円を上限に、2022年2月9日から同年6月30日まで行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:13 | 業績でみる株価

加賀電子が昨年来の高値を更新、半導体不足の影響軽微

■決算発表から毎日上げ4日続伸、業績・配当予想の増額修正など好感

 加賀電子<8154>(東1)は2月9日、4日続伸基調となり、午前10時過ぎには3430円(125円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに昨年来の高値を更新した。2月3日に第3四半期の連結決算と今3月期の連結業績予想、および期末配当予想の増額修正を発表。株価はこの翌日から毎日上げており、好感度の強さがうかがえる展開となっている。いちよし経研は2月7日付でフェアバリューを500円引き上げて5500円とした。

 第3四半期の連結決算(2021年4月〜12月・累計)は営業利益が前年同期比95.0%増の146.58億円となり、経常利益とともに第3四半期累計期間としての過去最高を更新した。世界的な半導体不足について、「独立系エレクトロニクス商社の強みを活かして物量確保を最優先に取り組んだ結果(中略)、影響は顕在化していない」(業績修正リリースより)などとし、注目されている。

 3月通期の連結業績予想を増額修正し、営業利益は従来予想を16.7%上回る175億円の見込み(前期比では52.6%増)の見込みとした。3月期末配当は従来予想を20円増額して65円の予定(前年同期比では15円の増配)とした。PERは7.1倍。PBRは0.9倍、配当利回りは1.9%前後になり、レシオ面での割安感が強い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 業績でみる株価

JFEホールディングスが一時9%高、第3四半期の黒字化と通期業績・配当予想の増額修正など好感される

■未定だった3月期末配当を80円(前期実績は10円)に

 JFEホールディングス<5411>(東1)は2月9日、大きく出直り、一時9%高の1702円(143円高)まで上げて今年1月17日以来の1700円台を回復、その後も1700円前後で強い相場を続けている。8日15時に発表した第3四半期連結決算(IFRS、2021年4〜12月・累計)が各利益とも前年同期比で黒字転換し、3月通期の予想を増額修正。また、未定だった3月期末配当を1株80円の予定(前期実績は10円)としたため、好感買いが先行している。

 3月通期の連結業績予想は、売上収益を前回予想比0.7%増の4兆3700億円に見直し、税引前利益は同軸5%増の3680億円に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同8%増の2700億円に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価

三菱重工が今年の高値を更新、第3四半期の税前益黒字転換など好感

■今年の株価は初日から6連騰で始まっており期待度は強い様子

 三菱重工業<7011>(東1)は2月9日、一段高で始まり、午前9時30分にかけては3329円(85円高)まで上げ、今年の高値を約1ヵ月ぶりに更新している。8日の13時に発表した第3四半期連結決算(IFRS、2021年4〜12月・累計)の税引前利益が前年同期比で大幅に黒字転換し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同15倍に急回復。発表後に急伸した相場が9日も継続している。

 今3月期の連結業績予想は据え置いたが、第3四半期末の受注残高が5兆72億円で、前期末の同5兆1461億円とほぼ同水準を続けていることなどから、中期的な業績展望には明るさがあるようだ。また、今年の株価は初日から6日連騰で始まっており、昨年後半とは違うとの見方もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 業績でみる株価
2022年02月08日

アイペットHDは後場一段と強含む、通期純利益の黒字化予想など好感

■第3四半期は売上高27%増加し経常利益は86%増加

 アイペットホールディングス(アイペットHD)<7339>(東マ)は2月8日の後場寄り後に一段と強含み、5%高に迫る2300円(102円高)まで上げて出直り幅を広げている。7日の17時に第3四半期決算と3月通期業績予想の増額修正を発表し、通期の連結純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)を黒字予想としたことなどが好感されている。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月・累計)は、前年同期間比で売上高が26.7%増加し、経常利益は86.3%増加した。今期・22年3月期の連結業績予想は、売上高を据え置いたが、経常利益は従来予想の収支ゼロを2.5億円の黒字に見直し、純利益は0.5億円の赤字から0.8億円の黒字に見直した。株価は昨年12月につけた1987円を下値に出直り基調を続けており、この出直り過程での高値2356円(今年1月4日)を抜けば値動きが一段と軽くなるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 業績でみる株価

日東紡は連日出直る、通期の利益予想を増額修正したが保守的との見方

■第3四半期までの進ちょく率は増額後との対比でも営業利益で8割強

 日東紡<3110>(東1)は2月8日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時過ぎには6%高の3110円(171円高)まで上げ、2日続けて大きく出直っている。第3四半期決算が好調で、高速大容量通信要の電子材料向けスペシャルガラス・クロスの貢献などにより連結営業利益は32%増加。3月通期の利益予想を増額修正したが保守的との見方があり、再増額修正に期待する様子もあるようだ。

 第3四半期決算は前週末取引日の4日15時に発表し、連結営業利益は前年同期比32%増の56.55億円となった。3月通期の連結営業利益の予想は、従来予想を6%上回る70億円の見込みとし、純利益は同20%上回る60億円の見込みとした。それでも、第3四半期までの進ちょく率は営業利益で通期予想の81%に達しているため、予想が保守的との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02 | 業績でみる株価
2022年02月07日

サンマルクHDが7日続伸、第3四半期は経常利益が黒字化、自社株買いも好感

■売上高は11%増加し営業利益など赤字改善

 サンマルクホールディングス(サンマルクHD)<3395>(東1)は2月7日、1609円(74円高)まで上げて7日続伸基調となり、6日目までの小幅高から大きな上げに発展して戻り高値を更新している。2月4日15時に発表した第3四半期決算が堅調で、7日朝は東証「ToSTNeT−3」(自己株式立会外買付取引)による自社株買いを実施。1600円台は昨年10月12日以来、約4ヵ月ぶりとなった。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月・類型)は、売上高が前年同期比11.3%増加し、営業・純利益の赤字が改善、経常利益は黒字に転換した。3月通期の予想は据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 業績でみる株価

東武鉄道は続伸、電鉄株が総じて軟調な中、業績予想の増額など好感

■2023年に特急スペーシア新車両を導入など観光需要を喚起

 東武鉄道<9001>(東1)は2月7日、2840円(86円高)まで上げて出直りを強め、電鉄株が総じて軟調な中で強さを見せている。2月4日15時に第3四半期決算と3月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。2023年に特急スペーシアの新型車両を導入するなど、観光需要の喚起をはかる取組みを進める。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月・累計)は、前年同期比で営業収益が1.5%増加し、各利益は黒字に転換した。踏切廃止を目指し、竹ノ塚駅(東武スカイツリーライン)付近で上下緩行線高架橋工事を推進したほか、とうきょうスカイツリー駅(同)付近、および春日部駅(同)付近などで高架化工事を推進した。

 3月通期の連結業績予想は、第3四半期に鉄道利用者や百貨店における客足などの回復が想定を上回ったこと、損失引当金の戻入額を計上する見込みとなったこと、などにより、営業利益を従来予想比8.4%引き上げ、当期利益は同じく39.2%引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 業績でみる株価

三菱製鋼が14%高、通期の予想純利益を従来予想の77%増に見直す

■第3四半期は売上高が60%増加

 三菱製鋼<5632>(東1)は2月7日、飛び出すように出直って始まり、午前9時30分過ぎには14%高に迫る1228円(149円高)まで上げて今年の高値を更新し、昨年10月以来の水準に進んでいる。2月4日15時に第3四半期決算を発表し。3月通期連結業績予想のうち売上高を除いて大幅に増額修正し、好感買いが先行している。日足の「一目均衡表」は一気に「雲」の上に飛び出した。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月)は売上高が前年同期比60.1%増加し、各利益とも前年同期比で黒字に転換した。3月通期の連結業績予想は、売上高を据え置いたが、営業利益は従来予想を20.9%上回る52億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく76.5%上回る30億円の見込みに修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 業績でみる株価

ミクシィは約3ヵ月ぶりに2400円台を回復、3月通期の連結業績予想を大幅に増額修正

■モンスト回復し「TIPSTAR」では下期10億円のコスト削減

 ミクシィ<2121>(東1)は2月7日、飛び出すように出直って始まり、取引開始後は10%高の2418円(221円高)まで上げ、昨年11月5日以来、約3ヵ月ぶりに2400円台を回復している。2月4日15時に第3四半期決算、通期連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月・累計)は減収減益となり、営業利益は前年同期比40.2%減だったが、3月通期の連結業績見通しを全体に増額修正し、営業利益は従来予想を80億円〜60億円上回る100億円〜110億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益も同60億円〜50億円上回る85億円〜90億円の見込みとした。「TIPSTAR」で下期に約10億円のコスト削減の見通しが立ち、「モンスターストライク(モンスト)」の売り上げ回復が第3四半期から強まっているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30 | 業績でみる株価

三井不は2ヵ月ぶりに2500円台を回復、業績・配当予想の増額修正、自社株買いなど好感

■3月期末配当は従来予想比11円増の33円(前期比でも11円の増配)

 三井不動産<8801>(東1)は2月7日、飛び出すように出直って始まり、取引開始後は4%高の2532.5円(100.5円高)まで上げ、昨年12月7日以来、2ヵ月ぶりに2500円台を回復している。2月4日15時に第3四半期決算、3月通期の連結業績予想・配当予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)、自己株式の消却を発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月・累計)は純利益を除き減収減益だったが、3月通期の連結業績予想は、売上高を従来予想のまま据え置き、営業利益は従来予想を100億円上回る2400億円(前期比17.8%増)に、親会社株主に帰属する当期純利益も同100億円上回る1750億円に見直した。また、3月期末配当予想は1株につき従来予想比11円増の33円(前年同期比でも11円の増配)の予定に見直した。

 自社株買いは、取得上限株数1000万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.04%)、上限金額150億円、2022年2月7日から同年9月30日まで実施する。また、同年2月28日付(予定)で普通株式600万7500株(消却前の発行済株式総数に対する割合0.62%)を消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:12 | 業績でみる株価
2022年02月04日

住友商事が後場一段高、通期純利益と期末配当予想の増額修正など好感される

■第3四半期黒字転換、3月期末配当を65円(前期比30円の増配)に

 住友商事<8053>(東1)は2月4日の後場、13時頃から強含み、1845円(39円高)まで上げて昨年来の高値を連日更新し、2018年10月以来の高値に進んでいる。13時に第3四半期決算と3月通期の予想連結純利益と期末配当の増額修正を発表し、好感買いが強まった。

 第3四半期連結決算(IFRS、2021年4〜12月・累計)は、前年同期比で売上収益が19.8%増加し、各利益とも黒字に転換した。3月通期の連結業績予想は親会社の所有者に帰属する当期利益のみの開示で、これを、昨年11月公表分の3800億円から800億円増(21%増)の4600億円に修正した。3月期末配当も1株につき20円増額し65円の予定(前期実績比30円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49 | 業績でみる株価

キッコーマンは後場上げ幅広げる、第3四半期の事業利益28%増など好感

■昼前に四半期決算を発表し海外部門の好調など改めて実感

 キッコーマン<2801>(東1)は2月4日の後場、上げ幅を広げ、13時にかけて8810円(330円高)まで上げて1月14日以来、3週間ぶりの8800円台復帰となっている。11時30分に第3四半期決算を発表し、4〜12月累計の連結業績(IFRS)が前年同期比で売上収益17.9%増加し、事業利益は同27.6%増加したことなどで注目再燃となった。

 国内の部門別売り上げ動向は、しょうゆ部門、飲料部門が前年同期比で減収となったが、つゆ・だし・たれ、調味料などの食品部門、本みりんなどの酒類部門は増収だった。一方、海外については、食料品製造・販売及び食料品卸売事業ともに好調に推移し増収だった。3月通期の連結業績予想は据え置いたが、海外部門の好調継続が改めてわかったとの見方がある。業績上振れ期待が再燃したようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 業績でみる株価

昭和電線HDは3月期末配当50円(前期比30円増)など好感され大きく出直る

■第3四半期は売上高が28%増加し営業利益は62%増加

 昭和電線ホールディングス(昭和電線HD)<5805>(東1)は2月4日の前場、10%高の1929円(181円高)まで上げた後も8%高前後で推移し、前引けも8%高に迫る1883円(135円高)で大きく出直った。3日の15時に発表した第3四半期決算が連結営業利益(2021年4〜12月・累計)が62%増加するなど好調で、3月期末配当の増額修正も好感された。朝高のあと値を消した銘柄もある中で値もちの良さが注目されている。

 第3四半期連結決算(2021年4〜12月・累計)は、売上高が前年同期比27.8%増加し、営業利益は同62.2%増加、経常利益は同57.3%増加し、純利益も同51.1%増加した。3月期末配当を1株につき従来予想の40円から50円の予定に増額修正し、前年同期比30円の増配とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:25 | 業績でみる株価

資生堂は業績予想の増額修正が好感され大きく出直る

■12月決算は営業利益が予想を30%上回る見込みに

 資生堂<4911>(東1)は2月4日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の6290円(346円高)をつけ、このところの回復相場で高値に進んでいる。3日の15時に12月決算(2021年12月期)予想の売上高を除く増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 発表によると、第4四半期に入り、新型コロナの再拡大にともない、売上高は日本を中心に一部の国、地域で想定を下回った。一方で、プロダクトミックスの好転による原価率改善や徹底したコストコントロールなどにより、連結営業利益は昨年11月に公表した予想を29.7%上回る見込みとなり、純利益も同40.0%上回る見込みとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2022年02月03日

インテリジェントウェイブは後場も一段高、クラウド関連受注の大幅増などに注目集まる

■新規受注が第1四半期は10億円、第2四半期は18.7億円

 インテリジェント ウェイブ<4847>(東1)は2月3日、後場も一段ジリ高傾向となり、14時にかけて5%高の560円(28円高)まで上げて続伸幅を広げている。2日の15時30分に発表した第2四半期連結決算(2021年7月〜12月・累計)が営業・経常・純利益とも前年同期比18%台の伸びとなり、クラウド関連の受注残高の大幅な増加などが注目を集めている。

 中期計画の主要な推進力であるクラウドサービス事業について、「第1四半期に10億円を計上した新規受注は、当第2四半期においては、さらに18.7億円の新規受注を獲獲得し」「受注残高は、前期末18.5億円から当四半期末42.3億円へ大幅に増加」「当期下半期も追加の新規受注の獲得が見込まれている」(決算短信)とした。通期の連結業績予想は据え置いたが、順次、業績に寄与するため期待が強まった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:07 | 業績でみる株価

丸紅が15年ぶりに上場来の高値を更新、大幅増益決算と期末増配、自社株買いと消却など発表し後場一段高

■3月期末配当は前回予想を7円増額し32円50銭の予定に

 丸紅<8002>(東1)は2月3日の後場一段と強含み、13時にかけて1262.0円(57.5円高)まで上げて2007年7月につけた上場来の高値1212円を15年ぶりに更新している。午前11時に第3四半期決算、3月期末配当の増配、自己株式の取得(自社株買い)、および消却などを発表し、好感買いが強まった。

 第3四半期連結決算(IFRS,2021年4〜12月・累計)は税引前利益が前年同期比97.9%増加するなど大幅に拡大。3月期末配当は、昨年11月開示の前回予想を1株当たり7.0円増額し32円50銭の予定とした。自社株買いは3500万株(自己株式を除く発行済株式総数の約2%)、取得総額300億円を上限とし、22年2月4日から同年4月28日まで実施。これにより取得する自己株式のうち、ストックオプションの行使に伴い交付する予定の株数(200万株)を除いた全数を22年5月20日(予定)付で消却するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:46 | 業績でみる株価