[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/26)山崎製パンは一段と出直って始まる、第3四半期決算の営業利益73.9%増加、進ちょく率8割など好感
記事一覧 (10/25)パイオラックスが後場大きく出直る、13時に業績予想の増額修正を発表、買い先行
記事一覧 (10/25)日本高純度化学は一段と出直る、業績予想を下げたが配当予想を増額修正
記事一覧 (10/25)雪印メグミルクが高値に迫る、3月通期の営業利益30%増額修正など好感
記事一覧 (10/24)マリオンは9月決算予想の大幅増額が好感されストップ高、営業利益は従来予想を41%上回る見込みに
記事一覧 (10/23)PLANTが後場ストップ高、増配、自社株買い、消却など発表し好感買い殺到
記事一覧 (10/23)ジェコスの出直り急、4〜9月の営業利益を従来予想比50%増の見込みとし注目集まる
記事一覧 (10/23)プリマハムは利益予想の増額修正が好感され出直って始まる
記事一覧 (10/20)プライム・ストラテジーは後場もストップ高続く、『KUSANAGI』累計稼働台数8万台を突破など好感
記事一覧 (10/20)古野電気が一段高、業績予想の大幅増額に続き証券会社の「目標株価」も好感
記事一覧 (10/19)日清食品HDが9日ぶりに反発、相場を取り巻く外部環境の影響が相対的にマイルドと見直される
記事一覧 (10/19)IDOMは一段と出直って始まる、「市内最大級」「県内最大級」の大型新店舗にも期待強い
記事一覧 (10/18)マルマエは下値圏から出直る、半導体関連株高や中国の景気指標好転を受け注目再燃
記事一覧 (10/17)トランザクション中期計画の2年前倒し達成など好感され次第高、12期連続増配
記事一覧 (10/16)サインポストが急伸、第2四半期の収益大幅改善し6日ぶりの上げ相場に
記事一覧 (10/16)アステナHDは第3四半期決算の大幅増益など好感され年初来の高値に迫る
記事一覧 (10/16)ローソンは半月ぶりに7000円台を回復、第2四半期決算が大幅に上振れ通期予想も大幅に増額修正
記事一覧 (10/13)ユニバーサルエンターテインメントは後場一段と上げる、フィリピンの統合リゾート好調などで業績予想を上方修正
記事一覧 (10/13)乃村工藝社は上期の売上高25%増など好感され戻り高値を更新、商業施設やテーマパーク・ホテルなどの施工好調
記事一覧 (10/13)テーオーHDは営業利益3.2倍などに注目集まりストップ高
2023年10月26日

山崎製パンは一段と出直って始まる、第3四半期決算の営業利益73.9%増加、進ちょく率8割など好感

■想定を上回る増益率との受け止め方

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は10月26日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高に迫る2889.0円(154.5円高)まで上げ、9月13日につけた2018年以来の高値2949.5円に向けて上値を追っている。25日の15時に発表した第3四半期決算(2023年1〜9月・累計、連結)の営業利益が前年同期比73.9%増加するなどで大幅な増益となり、想定を上回る増益率との受け止め方が出ている。

 営業利益は278億68百万円。小麦粉などの高騰は製品値上げで補った。12月通期の予想は340億円のまま据え置いたが、第3四半期までで通期予想の82%に達した。また、信用取引の売り残・買い残の倍率は0.2倍台で売り残が多い状態のため、買い戻しが増えれば一段の値上がりを促す要因になる。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2023年10月25日

パイオラックスが後場大きく出直る、13時に業績予想の増額修正を発表、買い先行

■国内向けが堅調でグローバルに進めている経費削減等も寄与

 パイオラックス<5988>(東証プライム)は10月25日、13時に業績予想の増額修正を発表し、株価は急伸して6%高の2284円(138円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。2200円台は5取引日ぶり。9月19日には2018年以来の高値2470円をつけている。

 2024年3月期・第2四半期連結累計期間(2023年4〜9月・累計)の業績予想を全体に増額修正し、営業利益は8月に開示した従来予想を12.5%上回る18億円の見込み(前年同期比9.0%増)に見直した。「自動車業界における半導体影響が徐々に緩和していることから、国内向けの販売が堅調に推移し」「グローバルに進めている経費削減等の合理化活動の推進効果が見込まれるため」(発表リリースより)。通期の業績予想については現在精査中とし、11月上旬に予定する第2四半期決算の発表時に開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:28 | 業績でみる株価

日本高純度化学は一段と出直る、業績予想を下げたが配当予想を増額修正

■「当面の業績に大きく左右されない一定レベルの株主還元」を好感

 日本高純度化学<4973>(東証プライム)は10月25日、一段と出直って始まり、2565円(100円高)で始値をつけて約3週間ぶりに2550円を回復している。24日の15時に今期・2024年3月期の業績予想の下方修正と配当予想の増額修正を発表し、増配の方が好感される形になっている。

 今期・24年3月期の配当は、「プライム市場上場会社として当面の業績に大きく左右されない一定レベルの株主還元について積極的に取り組む趣旨から、5%を下限とする自己資本配当率(DOE)を新たに導入することを決定」(発表リリース)し、1株につき60円(4月に開示した従来予想比20円増)の予定とした。前期比でも20円の増配になる。9月中間配当は40円を実施済み。このため、年間では100円の予定(前期比20円の増配)になる。

 第2四半期決算(2023年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比33.3%減の60億42百万円、営業利益は同63.5%減の1億53百万円だった。3月通期の予想については、民生品及びサーバー/データセンター向けの需要回復が想定よりも緩やかなことなどを要因に売上高、各利益を下方修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価

雪印メグミルクが高値に迫る、3月通期の営業利益30%増額修正など好感

■増額修正後の予想1株利益は180円62銭に

 雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は10月25日、買い気配のあと6%高の2400円(155円高)で始まり、約2か月前につけた2021年以来の高値2435円に迫っている。24日の15時に連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、第2四半期累計期間(2023年4〜9月)の営業利益は5月に開示した従来予想を60.0%上回る112億円の見込み(前年同期比52.4%増)に引き上げたことなどが好感されている。「価格改定が着実に浸透したこと」(発表リリース)や、「エネルギーをはじめとするコストの上昇幅が想定したレベルよりも下回ったこと」(同)などが要因とした。

 3月通期(24年3月期)の連結業績予想は、営業利益を5月に開示した従来予想に対し30.0%上回る182億円の見込み(前期比39.4%増)に引き上げ、経常利益も同30.0%上回る見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.4%上回る122億円の見込み(同33.6%増)に引き上げた。増額修正後の予想1株利益は180円62銭。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 業績でみる株価
2023年10月24日

マリオンは9月決算予想の大幅増額が好感されストップ高、営業利益は従来予想を41%上回る見込みに

■「原材料高騰、光熱費上昇などはあったが」

 マリオン<3494>(東証スタンダード)は10月24日、買い気配を上げて22%高の1400円(250円高)で始まり、ほどなくストップ高の1450円(300円高)まで上げ、約1か月ぶりに1400円台を回復している。23日の15時30分に2023年9月期の業績予想の大幅な増額修正と増配を発表し、好感買いが殺到している。配当は期末のみで、23年9月期末の配当を1株につき従来予想比3円増の14円の予定とした。

 23年9月期の決算見通しは、「原材料価格の高騰、光熱費、保険料の上昇等の影響はあったものの、一般管理費等が当初計画を下回る見込み」となり、「低稼働物件の売却等が功を奏し」、営業利益は22年11月に開示した従来予想を41.1%上回る3億81百万円(前期比68.6%増)になる見込みとした。当期純利益は同72.9%上回る1億21百万円(同2倍)の見込みに見直した。増額修正後の予想1株利益は77円29銭。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56 | 業績でみる株価
2023年10月23日

PLANTが後場ストップ高、増配、自社株買い、消却など発表し好感買い殺到

■年間配当は今期10円増の32円とし来期50円の予定に

 PLANT<7646>(東証スタンダード)は10月23日、13時頃から急伸して買い気配のままストップ高(23日は150円高の955円)まで上げ、そのまま買い先行となっている。13時に9月決算と配当方針の変更・増配、自己株式の取得(自社株買い)、消却などを発表し、好感買いが殺到している。2023年9月期末の配当は1株につき従来予想を10円増額し27円(前年同期比でも10円増)とし、年間でも10円増の32円とした。24年9月期の年間配当は50円の見込みとした。

 自社株買いは、取得株数75万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.70%)、取得総額10億円を各上限として、2023年11月1日から24年9月20日まで行う。取得方法は東証券における市場買付(証券会社による取引一任方式)。

 また、36万280株(消却前発行済株式総数に対する割合4.45%)を2023年10月31日(予定)で消却するとした。自社株買い、消却とも実質的な株式価値の向上につながる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:54 | 業績でみる株価

ジェコスの出直り急、4〜9月の営業利益を従来予想比50%増の見込みとし注目集まる

■3月通期の予想は小幅な増額だが慎重すぎるとの見方

 ジェコス<9991>(東証プライム)は10月23日、大きく出直って始まり、取引開始後に6%高の987円(57円高)まで上げて3週間ぶりに980円台を回復し、その後も960円前後で堅調に売買されている。重仮設材、仮設橋梁、建設機械のリースなどを行い、前取引日の10月20日、18時前に業績・配当予想の増額修正を発表し、第2四半期の連結営業利益(2023年4〜9月・累計)の見通しは4月に開示した従来予想を50.4%上回る見込みとし、注目されている。

 第2四半期(23年4〜9月・累計)の連結決算見通しは、重仮設事業で物件の着工が順調に進み、建設機械事業では保有資産の入れ替え推進による資産売却の増加、売却価格の上昇などがあり、売上高は従来予想を9.7%上回る見込みとなり、営業利益は同50.4%上回る見込みとなった。3月通期の連結業績予想は小幅な修正にとどめ、営業利益は同14.0%上回る見込みなどとしたが、調査筋からは下期の見通しが慎重すぎるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 業績でみる株価

プリマハムは利益予想の増額修正が好感され出直って始まる

■23年4〜9月の営業利益は従来予想を21%上回る見通しに

 プリマハム<2281>(東証プライム)は10月23日、出直って始まり、取引開始後は2280円(13円高)をつけて堅調に売買されている。20日の15時に第2四半期決算予想(2023年4〜9月、累計、連結)のうち利益の増額修正を発表し、5月に開示した従来予想を営業利益は21.4%上回る見通しとしたことなどが好感されている。

 売上高は同4.0%下回る見込みとしたが、経常利益は同27.6%上回る見込みとし、親会社株主に帰属する四半期純利益は同8.6%上回る見込みとした。3月通期の連結業績予想は、現在精査中であり、10月31日に予定しております第2四半期決算発表時にお知らせする予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:11 | 業績でみる株価
2023年10月20日

プライム・ストラテジーは後場もストップ高続く、『KUSANAGI』累計稼働台数8万台を突破など好感

■四半期決算は12%増益、発表直後は下げたが見直し買い活発の様子

 プライム・ストラテジー<5250>(東証スタンダード)は10月20日、午前11時にかけてストップ高の2385円(400円高、20%高)まで上げ、後場も買い気配のままストップ高を継続。4日続伸基調となって一段と大きく出直る相場になっている。19日付で、同社が開発・提供する超高速CMS実行環境『KUSANAGI』の累計稼働台数が8万台を超えたと発表し、買い材料視されている。2023年10月19日時点で80,179台を計測しており、グローバルなCMS高速化ソリューションのデファクトスタンダードを目指すとした。

 株価は、第3四半期決算を発表した翌取引日(10月16日)に12%安(215円安の1646円)と値を消したが、その翌日からは連日上げて出直り基調となってきた。第3四半期の連結決算(2022年12月〜23年8月・累計)は営業利益が222百万円で、11月通期予想の358百万円に対して進ちょく率62%だったことなどが翌日の下げの要因とされたが、第3四半期累計の増減率は、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同12%増加など好調だった。これを見直す買いも少なからず入っていると見られている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 業績でみる株価

古野電気が一段高、業績予想の大幅増額に続き証券会社の「目標株価」も好感

■増額後の予想1株利益は142.45円、PERに割安感

 古野電気<6814>(東証プライム)は10月20日、一段高となり、午前10時を過ぎて4%高の1575円(60円高)まで上げて5日ぶりに高値を更新し、2008年以来の高値に進んでいる。10月16日に第2四半期決算と通期業績予想、配当予想の大幅な増額修正を発表して注目を集めたのに続き、岩井コスモ証券が17日付で目標株価を280円引き上げ1680円に見直したと伝えられ、買い安心感が広がる形になった。

 第2四半期の連結決算(2023年3〜8月・累計)は10月13日付で増額修正を発表済みで、営業利益は前年同期の4.7倍となるなど大幅に回復した。今期・24年2月期の連結業績予想は、7月に開示した予想を営業利益で67%上回る見込みに引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は同80%上回る見込みに引き上げた。増額後の予想1株利益は142.45円。20日の株価はPER11倍ソコソコになり、割安感の強い位置との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 業績でみる株価
2023年10月19日

日清食品HDが9日ぶりに反発、相場を取り巻く外部環境の影響が相対的にマイルドと見直される

■第1四半期は売上収益11%、営業利益は57%増など好調

 日清食品HD(日清食品ホールディングス)<2897>(東証プライム)は10月19日、ジワジワ値上がりする相場となり、午前10時前に1万2245円(330円高)まで上げ、9日ぶりに反発している。前日まで8日続落とあって自律反発との見方はあるが、中東情勢や米金利上昇など、相場を取り巻く外部環境の悪化を受け、相対的に影響がマイルドな食品株として見直されたとの見方が出ている。諸物価高の中、節約指向で即席めんが人気との期待もある。

 8月に発表した第1四半期連結決算(2023年4〜6月・IFRS基準)は前年同期比で売上収益が11.5%増加し、営業利益は同57.5%増加など好調だった。営業利益は、期初に開始した通期予想の約35%を達成した。引き続き既存事業コア営業利益の5〜10%で積極的な新規事業投資を行う方針。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:40 | 業績でみる株価

IDOMは一段と出直って始まる、「市内最大級」「県内最大級」の大型新店舗にも期待強い

■四半期決算を境に上げ相場、直近3ヵ月は2ケタ増益に転換

 IDOM<7599>(東証プライム)は10月19日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高の872円(55円高)まで上げ、約3か月ぶりに850円台を回復している。「ガリバー」ブランドで中古車の販売と買取りを展開。10月13日に発表した第2四半期決算を受けて翌取引日の16日に16%高(113円高の825円)と大きく上げ、以後、波状的に出直る相場となっている。6〜8月の営業利益は29%増加し増益に転換した。

 このところ大型店の出店が続いており、9月には、各々「市内最大級規模」の「ガリバー札幌手稲店」(札幌市)と「ガリバー八幡店」(北九州市)を開業し、「県内最大級規模」の「ガリバー秋田御所野店」(秋田市)もオープンした。11月には「地域最大級規模」となる「ガリバー高崎菅谷店」(高崎市)もグランドオープンする予定。新店効果への期待も強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48 | 業績でみる株価
2023年10月18日

マルマエは下値圏から出直る、半導体関連株高や中国の景気指標好転を受け注目再燃

■業績見通しは慎重との見方が少なくない様子

 マルマエ<6264>(東証プライム)は10月18日の後場、一段ジリ高傾向となり、13時30分にかけて8%高の1545円(113円高)をつけ、下値圏から出直りを強めている。半導体製造装置、FPD製造装置向けの高精度真空部品メーカーで、18日はレーザーテック<6920>(東証プライム)などの半導体関連株高が続伸基調となっていることや、午前中に発表された中国のGDP(国内総生産)や小売売上高、工業生産指数などが好調で中国景気への懸念が後退したこと、などを受け、買い直す動きが強まっている。

 業績見通しは慎重で、10月6日に発表した今期・2024年8月期の予想は、「上期は半導体市況改善見込まず」(決算補足資料)、売上高を70億円(前期比1.9%増)、営業利益を6.8億円(同20.9%減)などとした。株価はこれを受けて10月17日に2年ぶりの安値をつけた。ただ、調査筋には慎重過ぎるとの受け止め方がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:45 | 業績でみる株価
2023年10月17日

トランザクション中期計画の2年前倒し達成など好感され次第高、12期連続増配

■8月決算、主力サイト『販促STYLE』など「非常に好調に推移」

 トランザクション<7818>(東証プライム)は10月17日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時20分にかけて8%高の1999円(151円高)まで上げ、約半月ぶりに1900円台を回復、8月23日以来の2000円に迫っている。16日の15時30分に8月決算と中期計画の目標見直し(上方修正)などを発表し、好感買いが強まった。営業利益率、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の各項目で中期計画に掲げた2025年8月期の業績目標を2年前倒して達成。8月期末配当は10円増配し、上場以来12期連続の増配を予定する。

 23年8月期の連結決算は、売上高が前期比25.6%増の229億58百万円で、営業利益は同44.1%増の46億58百万円、経常利益は同44.9%増の47億86百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同50.6%増の33億5百万円だった。「主力サイト『販促STYLE』『MARKLESS STYLE』が非常に好調に推移」したほか、コスト抑制効果があり、内製化率、生産性の向上も寄与した。今期・24年8月期の予想は、売上高を9.6%増、営業利益を12.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益を5.9%増などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 業績でみる株価
2023年10月16日

サインポストが急伸、第2四半期の収益大幅改善し6日ぶりの上げ相場に

■書店向けセルフレジや無人決済システムの採用が拡大

 サインポスト<3996>(東証プライム)は10月16日、急反発し、11%高の471円(47円高)まで上げた後も470円前後で売買され、前日比変わらずを一日含めると6日ぶりの上げ相場となっている。前取引日(10月13日)の16時に発表した第2四半期決算(2023年3〜8月・累計)が各利益とも前年同期比で赤字改善し、好感し直された形で、大きく出直っている。

 第2四半期決算(23年3〜8月・累計)の売上高は前年度期比9.4%増の13億85百万円で、営業利益は前年同期の52百万円の赤字から29百万円の赤字に大幅改善した。コンサルティング事業の受注が堅調に増加した上、コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」(イージーレジ)が合弁会社の事業拡大とともに伸び、書店向けセルフレジ「ワンダーレジ−BOOK」が「TSUTAYAレイクタウン」に正式採用され、グループ会社TOUCH TO GO(タッチ・トゥーゴー)の無人決済システムもファミリーマートブランドの小型店舗での採用が増えた他、化粧品販売店の無人化やスーパーマーケットの新業態店舗等にも活用されたとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 業績でみる株価

アステナHDは第3四半期決算の大幅増益など好感され年初来の高値に迫る

■主事業で新規案件など好調、売上高は10%増、営業利益は61%増

 アステナHD(アステナホールディングス)<8095>(東証プライム)は10月16日、急反発の相場となり、7%高の507円(34円高)まで上げて年初来の高値511円(2023年9月29日)に迫っている。前取引日(10月13日)の15時に発表した第3四半期決算(2022年12月〜23年8月・累計、連結)が前年同期比で売上高10%増、営業利益61%増などと大幅に拡大し、注目が再燃している。

 第3四半期連結決算(22年12月〜23年8月・累計)の売上高は同10.1%増の40億674百万円となり、営業利益は同60.8%増の6億85百万円だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同65.4%減だったが、前年に計上した特別利益の反動。引き続きファインケミカル事業)で医薬品原料や新薬メーカー向け新規案件が好調に推移し、ヘルス・ビューティケア・食品事業でも機能性食品等の原料需要増に加え、新規受注の獲得により販売が好調に推移、また医薬事業では新製品の市場シェアが拡大した。11月通期の業績予想は全体に据え置いたが、上振れる可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 業績でみる株価

ローソンは半月ぶりに7000円台を回復、第2四半期決算が大幅に上振れ通期予想も大幅に増額修正

■国内コンビニ事業が好調で電気代は当初の予想を下回る

 ローソン<2651>(東証プライム)は10月16日、約半月ぶりに7000円(282円高)台を回復して始まり、全体相場が大幅安の中でも午前10時40分にかけて7000円前後で売買され、大きく出直る相場となっている。前取引日(10月13日)の15時に発表した第2四半期決算(2023年3〜8月・累計、連結)が5月に開示した予想を大幅に上回って着地し、2月通期の予想と配当予想の増額修正も発表、好感買いが先行している。

 第2四半期連結決算(2023年3〜8月・累計)の事業利益は5月に開示した予想を53.8%上回り、親会社の所有者に帰属する当期利益は同85.2%上回った。「国内コンビニエンスストア事業のローソン単体の売上が堅調に推移し」、「電気代負担が当初の予想を下回り」、「海外事業・エンタテインメント関連事業の好調」などが要因。下期も電気代負担が引き続き予想を下回る見通しであることなどから、2月通期の連結業績予想を全体に大幅増額修正し、事業利益は5月に開示した予想を32.8%上回る850億円の見込み(前期比32.2%増)に見直した。配当は、8月中間配、2月期末配とも1株につき各117円(前年同期比42円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 業績でみる株価
2023年10月13日

ユニバーサルエンターテインメントは後場一段と上げる、フィリピンの統合リゾート好調などで業績予想を上方修正

■国内遊技機も販売堅調、第4四半期に主タイトル機種を新投入

 ユニバーサルエンターテインメント<6425>(東証スタンダード)は10月13日の午前11時30分に業績予想の上方修正を発表し、株価は後場寄り後に8%高の2313円(176円高)まで上げる場面を見せて一段と出直りを強めている。フィリピンの統合型リゾート(IR)事業好調、国内遊技機も販売計画が堅調に推移、主要タイトル機種を当第4四半期に新たに市場投入する見通しがついたこと、などを要因に、今12月期の連結営業利益の予想は従来予想を19%引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は同50%引き上げた。

 上方修正後の当期連結1株利益は387円17銭の見込みとなった。株価はこの5、6倍(PER5、6倍)に過ぎなくなり、割安感が顕著になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 業績でみる株価

乃村工藝社は上期の売上高25%増など好感され戻り高値を更新、商業施設やテーマパーク・ホテルなどの施工好調

■2月通期の予想は据え置いたが期待強い印象

 乃村工藝社<9716>(東証プライム)は10月13日、始値の975円(60円高)を上値に伸びきれないものの、後場、13時にかけては4%高の950円(35円高)前後で売買され、約2週間ぶりに戻り高値を更新している。12日の夕方に第2四半期決算を発表し、連結決算(2023年3〜8月・累計)の営業利益は前年同期の2.1倍の22億20百万円などと大幅に増加。注目し直す動きが強まっている。

 23年3〜8月・累計の連結売上高は、大型商業施設の施工やテーマパーク・ホテル等の新装・改装が堅調に推移し、同25.3%増の595億16百万円となった。24年2月通期の予想は全体に据え置き、売上高は1240億円(前期比11.8%増)、営業利益は43億円(同38.1%増)。コロナ後の社会・経済活動の活発化を受けて大幅に回復する見込みで、大阪万博に向けた需要も加わるとの期待で注目する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 業績でみる株価

テーオーHDは営業利益3.2倍などに注目集まりストップ高

■第1四半期決算、純利益は黒字化

 テーオーHD(テーオーホールディングス)<9812>(東証スタンダード)は10月13日、一段高となり、ストップ高の430円(80円高、23%高)まで上げた後そのまま買い気配を続け、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。北海道を地盤に流通、不動産、木材事業などを展開し、12日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年6〜8月)の営業利益が前年同期の3.2倍となり、四半期純利益は黒字化したことなどが好感されている。テーオーデパートの閉店セールによる売上高の増加もあった。

 第1四半期の連結営業利益は前年同期の3.2倍の1億61百万円となり、期初に開示した24年5月通期予想260億円(23年5月期比28.6%増)の62%に達した。月予想は全体に据え置いたが、デパート閉店などによる構造改善効果への期待が強まったと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 業績でみる株価