[業績でみる株価]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (12/22)山崎製パンが上場来の高値に迫る、今12月期の予想純利益を38%増額修正
記事一覧 (12/21)ビリングシステムが12月期末配当を増配、株価は後場一段と強含む
記事一覧 (12/21)佐藤渡辺が後場急動意、創業100周年の記念配当が好感され22年4月以来の3000円台に進む
記事一覧 (12/21)笑美面は上場来高値の後も値を保つ、上場後初の決算の動画など公開し注目集める
記事一覧 (12/21)全保連は配当性向の引き上げと増配が好感され上場来の高値を指向
記事一覧 (12/19)リニューアブル・ジャパンは14%高、業績予想の増額修正と株主優待の新設を好感
記事一覧 (12/18)モルフォは今期5期ぶりの黒字転換予想など好感され後場一段高
記事一覧 (12/18)Link−Uの出直り活発、第1四半期の営業利益30%増加し注目再燃
記事一覧 (12/15)マキタは後場も次第高、対ドルでの円高は追い風とされ為替動向に期待強まる
記事一覧 (12/15)MSOLは買い気配のままストップ高、10月決算の営業利益3倍、大幅増配など好感
記事一覧 (12/15)ビジョナルは次第に上げて11%高、「ビズリーチ」けん引し第1四半期の売上高22%増加など好感
記事一覧 (12/15)巴工業が急伸しストップ高、10月決算で中期計画の初年度に最終目標を達成、配当も拡充
記事一覧 (12/14)ネオジャパンが戻り高値を更新、第3四半期好調で今1月期の業績予想を大幅に増額修正、好感買い優勢
記事一覧 (12/14)キヤノン電子は小安く始まったが切り返し高値に迫る、業績予想の一部下方修正には「買い」優勢
記事一覧 (12/13)ベストワンドットコムは次第高、きょう13日にも四半期決算を発表する予定、11月の予約が過去最高のため期待強い
記事一覧 (12/13)日本スキー場開発の出直り目立つ、「⽩⾺岩岳マウンテンリゾート」3期連続でグリーンシーズンの来場者数が過去最高に
記事一覧 (12/13)日東紡績が出直り強める、AIサーバー向けスペシャルガラス好調で米半導体株高に乗る
記事一覧 (12/12)良品計画が高値に迫る、11日に海外月次売上概況を発表し4日の国内概況とともに好感
記事一覧 (12/11)ベステラは直近の続落幅を一挙に奪回して戻り高値に進む、第3四半期の売上高最高など好感
記事一覧 (12/11)カナモトが昨年来の高値を更新、今期の2ケタ増益予想と自社株買いを好感
2023年12月22日

山崎製パンが上場来の高値に迫る、今12月期の予想純利益を38%増額修正

■包装パン事業会社を第4四半期から連結子会社とし特別利益

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は12月22日、大きく出直って始まり、取引開始後は3362.0円(219.0円高)まで上げて約2週間前につけた実質的な上場来の高値3435.0円に向けて出直っている。21日の15時に特別利益(負ののれん発生益)の計上を発表し、2023年12月期の親会社株主に帰属する連結純利益は従来予想に比べて37.5%上回る275億円の見込みに見直し、好感されている。

 2023年12月期の連結業績予想を、売上高は従来予想に比べて3.4%上回る1兆1720億円の見込みに、営業利益は同16.2%上回る395億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.5%上回る275億円の見込みに、各々引き上げた。(株)神戸屋から包装パン事業の子会社(株)YKベーキングカンパニーを子会社化し、第4四半期から連結子会社としたことにともなうもの。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 業績でみる株価
2023年12月21日

ビリングシステムが12月期末配当を増配、株価は後場一段と強含む

■前回公表分より2円増配し12円に

 ビリングシステム<3623>(東証グロース)は12月21日の後場一段と強含み、13時30分に937円(24円高)まで上げて出直りを試す相場となっている。13時に配当予想(期末のみ実施)の修正を発表し、2023年12月期の配当を前回公表分より1株につき2円増配し12円にするとし、好感されている。

 前期比では2円の増配にとどまるが、経営成績及び財政状態を見ながら、また一方で将来に備えた内部留保の充実の必要性を勘案して決定することを基本方針とし、当期の業績や財政状態を総合的に勘案し増配することとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 業績でみる株価

佐藤渡辺が後場急動意、創業100周年の記念配当が好感され22年4月以来の3000円台に進む

■24年3月期に記念配当40円、合計150円(前期比50円の増配)に

 佐藤渡辺<1807>(東証スタンダード)は12月21日、13時頃から急伸し、一時15%高の3200円(425円高)まで上げて2022年4月以来の3000円台に進んでいる。13時に「2024年3月期創業100周年記念配当および創業100周年記念サイトの公開」について発表し、24年3月期に100周年の記念配当(1株につき40円)を実施するとした。

これにより、24.3期の期末配当(期末のみ実施)は創業100周年の記念配当を含めて150円となる予定。前期比50円の増配になる。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 業績でみる株価

笑美面は上場来高値の後も値を保つ、上場後初の決算の動画など公開し注目集める

■シニアホーム紹介サービス、コンサルなどを行い前10月期は34%増収

 笑美面<9237>(東証グロース)は12月21日、一段高となり、午前11時半にかけて10%高の2049円(189円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新、後場は2031円で始まり、利食い売りが増えているようだが頑強に値を保って売買されている。シニアホーム紹介サービスやシニアホーム運営コンサルティングなどを行い、2023年10月26日に株式を上場。12月21日は午前11時に10月期決算の説明会書き起こしと動画を同社ホームページにアップし、注目が強まる形になった。10月決算は12月14日に発表。上場後初めての決算発表とあって、投資家の興味は強いようだ。

 2023年10月期の業績は、売上高に相当する営業収益が前期比33.6%増加し、営業利益は4.6倍に、純利益は3倍になった。仕事をしながら家族らを介護するビジネスケアラーや、65歳以上が同居介護する老老介護の負担、経済損失が年々問題視される傾向にある中で、同社はこうした状況の改善を支援・解決すべく事業を行っている。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 業績でみる株価

全保連は配当性向の引き上げと増配が好感され上場来の高値を指向

■24年3月期の期末配当金を1株につき5円増配し30円に

 全保連<5845>(東証スタンダード)は12月21日、大きく出直る相場となり、16%高の850円(120円高)まで上げた後も840円前後で売買され、約1か月前につけた上場来の高値970円(2023年11月28日)に向けて上値を指向している。20日15時に「配当方針の変更及び配当予想の修正(増配)」について発表し、今期・2024年3月期の期末配当金を1株につき5円増配し30円の予定とし、好感買いが先行している。

 これまで「30%程度」としていた配当性向を「40%程度」に見直し、「利益の状況を勘案しながら安定した配当を継続していくことを基本方針」とした。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 業績でみる株価
2023年12月19日

リニューアブル・ジャパンは14%高、業績予想の増額修正と株主優待の新設を好感

■発電所売却収入、売電事業とも計画を上振れる見込みに

 リニューアブル・ジャパン<9522>(東証グロース)は12月19日、一段と出直る相場となり、午前11時にかけて14%高の1070円(131円高)まで上げ、約2か月ぶりに1000円台を回復している。午前8時半に通期業績予想の増額修正と株主優待制度の新設を発表し、好感されている。

 今期・2023年12月期の連結業績予想について全体に増額修正し、売上高は従来予想を23.6%上回る見込みに見直し、純利益は同33.3%上回る見込みに見直した。発電所売却収入が当初計画よりも上回る見通しとなった上、売電事業等が上振れることとなった。

 また、株主優待は、「リニューアブル・ジャパン・プレミアム優待倶楽部」への会員登録を通じて行い、毎年12月末日又は6月末日現在で700株以上保有の株主様を対象に開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:23 | 業績でみる株価
2023年12月18日

モルフォは今期5期ぶりの黒字転換予想など好感され後場一段高

■前10月期はロイヤリティ収入、開発収入とも増加し赤字半減

 モルフォ<3653>(東証グロース)は12月18日の後場、一段と上げて始まり、後場寄り後は18%高の1532円(239円高)まで上げ、約6か月ぶりの1500円台となっている。画像認識AI技術、監視カメラ画像解析AIなどを手がけ、前取引日の15日に発表した10月決算(2023年10月期・連結)は各利益とも赤字額が前年同期から半減し、今期・24年10月期の連結業績予想は各利益とも5期ぶりの黒字転換とし、好感買いが強まっている。

 前10月期は、ロイヤリティ収入、開発収入とも増加し、連結売上高は19.3%増の23億83百万円となった。利益面では、原価率の改善、販管費率の改善、利益構造の改善に加え、減損損失の減少もあり赤字は大幅に軽減した。

 今期・24年10月期は、海外ではスマートフォン・PC向けのロイヤリティ収入が引き続き拡大する見込みとし、「国内では車載・DX向けの受託開発収入の伸長が見込まれ」「5期ぶりの黒字転換を達成し、さらなる成長を目指す」(説明資料より)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59 | 業績でみる株価

Link−Uの出直り活発、第1四半期の営業利益30%増加し注目再燃

■「初期開発・保守開発サービス」大幅に拡大

 Link−U<4446>(東証プライム)は12月18日、14%高の736円(93円高)まで上げた後も値上がり率10%前後で堅調に売買され、約2週間ぶりに700円台を回復し、数年来の安値圏から再び出直っている。前取引日・15日に発表した第1四半期連結決算(2023年8〜10月)が前年同期比で売上高が7.1%増加し、営業利益は30.4%増加などと大幅な増益になり、注目が集まった。第1四半期の営業利益額は1.3億円。7月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は3.4億円。第1四半期で通期予想の37%に達した。

 「リカーリングサービス」の売上高は前年同期の99%だったが、地震予測AIサービス「ゆれしる」やインハウスによる広告運用収益、昨年度リリースをしたサービスの月額固定収益などは順調に伸びた。「初期開発・保守開発サービス」は前年同期比80.9%増加した。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 業績でみる株価
2023年12月15日

マキタは後場も次第高、対ドルでの円高は追い風とされ為替動向に期待強まる

■対ユーロでは円安が追い風に

 マキタ<6586>(東証プライム)は12月15日、次第高となり、後場寄り後は一段と強含んで5%高の3823円(177円高)まで上げ、出直りを強めている。電動工具の世界的大手で、為替の業績への影響については、対ドルで円安が逆風、円高は追い風になる傾向があり、米国13日のFOMC声明を受けた米国の利上げ終了観測、これを受けた円安終了期待を投影できる銘柄として注目し直す様子がある。

 10月に発表した第2四半期決算では、業績に与える為替感応度について、1円の円安による営業利益への影響を「USD(対米ドル)△3億円」「EUR(対ユーロ)+8億円」「RMB(対人民元)△90億円弱」(決算説明資料より)としており、対ドル、および対中国元では円安が逆風、円高は追い風になる傾向がある。一方、対ユーロでは円安が追い風とするため一筋縄ではいかないが、ここ数日の為替相場の傾向が継続する場合、対ドル、対ユーロとも追い風になるため注目されている。今期・2024年3月期の連結業績予想(10月31日開示)は営業利益を前期比44.9%の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は同87.9%増としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 業績でみる株価

MSOLは買い気配のままストップ高、10月決算の営業利益3倍、大幅増配など好感

■次年度から決算期を12月に変更へ

 MSOL(マネジメントソリューションズ)<7033>(東証プライム)は12月15日の前場、気配値のまま急伸してストップ高の3090円(500円高、19%高)に達し、そのまま買い気配を続けてまだ始値がつかないまま約1か月ぶりに3000円台を回復している。14日の取引終了後に発表した10月決算(2023年10月期)の連結売上高が前期比41.1%増加し、営業利益が約3倍となったことなどが好感されている。23年10月期配当(期末のみ実施)は1株18円(前期比16円の増配)とした。次年度から決算期を12月に変更するとした。

 前10月期は、引き続きDX(デジタル・トランスフォーメーション)が旺盛で、プロジェクトマネジメント手法の活用を紹介・提案することにより、様々な業種・業態の新規顧客を積極的に獲得した。今期・24年12月期の連結業績予想は、売上高を250億円、営業利益を35億円、親会社株主に帰属する当期純利益は24.3億円の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16 | 業績でみる株価

ビジョナルは次第に上げて11%高、「ビズリーチ」けん引し第1四半期の売上高22%増加など好感

■季節性により第1四半期は利益の進捗率高いが注目強まる

 ビジョナル<4194>(東証プライム)は12月15日、時間とともに上げ幅を広げて一段高となり、午前10時40分にかけては11%高の8910円(870円高)まで上げて約6か月ぶりに8900円台を回復している。転職サイト「ビズリーチ」の運営などを行い、14日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年8〜10月)が前年同期比で売上高21.5%増、営業利益33.8%増などとなり、注目が再燃している。

 第1四半期は、「引き続きビズリーチ事業がグループ全体の業績をけん引」(説明資料より)し、連結営業利益は前年同期比33.8%増の49億55百万円となった。第1四半期は投資の季節性により利益の通期進捗率が高くなるとし、7月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は160億円(前期比21.0%増)だが、株式市場の期待は強いようだ。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 業績でみる株価

巴工業が急伸しストップ高、10月決算で中期計画の初年度に最終目標を達成、配当も拡充

■中期計画到達年度(25年10月期)の目標を増額修正

 巴工業<6309>(東証プライム)は12月15日、買い気配で始まり急伸し、午前9時半過ぎにストップ高の3305円(504円高、18%高)まで上げて約3か月ぶりに3300円台を回復、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。遠心分離機の大手で、14日の夕方に発表した10月決算(2023年10月期・連結)で経常利益が過去最高を更新したため中期計画の到達年度(25年10月期)の目標を増額修正。同時に「配当性向40%以上」の導入と増配も発表し、好感買いが集中している。

 23年10月期の連結決算は中期経営計画(23年10月期から25年10月期)の初年度だが、経常利益などが早くも中期計画到達年度の数値目標を達成した。これを受け、中期計画到達年度の目標を増額修正し、連結売上高は従来の500億円を540億円に、経常利益は従来の40億円を44億円に、純利益は従来の28億円を31億円に、各々引き上げた。

 また、これまで数値として盛り込んでいなかった配当性向について「40%以上を目標として安定的な配当を実施する」とし、今10月期の配当は中間配当を1株60円(前年同期比20円の増配)、年間では120円(同10円の増配)の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 業績でみる株価
2023年12月14日

ネオジャパンが戻り高値を更新、第3四半期好調で今1月期の業績予想を大幅に増額修正、好感買い優勢

■当期純利益は従来予想を32%上回る見込みに見直す

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は12月14日、大きく出直る相場となり、9%高の1064円(86円高)まで上げた後も1050円台で売買され、10月以降の回復相場で高値に進んでいる。13日の通常取引終了後に第3四半期決算と今1月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが優勢になった。

 今期・2024年1月期の連結業績予想は、第3四半期までで期初の想定よりもソフトウェア事業におけるプロダクト販売、およびシステム開発サービス事業が好調なことなどを要因に、全体に増額修正し、営業利益は3月に開示した従来予想に対し20.3%上回る11億28百万円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同32.2%上回る8億32百万円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 業績でみる株価

キヤノン電子は小安く始まったが切り返し高値に迫る、業績予想の一部下方修正には「買い」優勢

■下方修正は売上高と営業利益、純利益などの予想は変更なし

 キヤノン電子<7739>(東証プライム)は12月14日、朝寄り後の1971円(44円安)を下値に切り返し、午前10時前には2048円(33円高)まで上げて2020年以来の高値2095円(2023年6月28日)に向けて出直りを強めている。13日の15時に今12月期の業績予想の下方修正(売上高と営業利益)を発表したが、株式市場の受け止め方は「買い」と出る形になった。

 今12月期の連結業績見通しは、在庫調整の影響により、プリンター関連部品の販売数が減少の見込みとなったほか、ドキュメントスキャナーの欧米、中国での販売数減少により、全体として減収の見込みになった。連結売上高は10月に開示した従来予想を12.3%下回る見込みとし、営業利益は同8.6%下回る見込みに見直した。一方、新製品立ち上げによるプリンター用部品の生産、金融機関向けシステム開発関連のサービスなどは順調に拡大した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:12 | 業績でみる株価
2023年12月13日

ベストワンドットコムは次第高、きょう13日にも四半期決算を発表する予定、11月の予約が過去最高のため期待強い

■客船クルーズ旅行、コロナで壊滅的な減少だったが直近は2カ月連続最高更新

 ベストワンドットコム<6577>(東証グロース)は12月13日、時間とともに強含む相場となり、後場寄り後も一段と上げて9%高の4155円(340円高)をつけて出直りを強めている。客船クルーズ旅行を専門とする旅行会社で、きょう13日にも第1四半期決算(2023年8〜10月)を発表する予定。12月1日には、「23年11月の月次予約受注額が過去最高を更新」と発表しているため、第1四半期の業績に期待の強まる相場となっている。

 ここ2、3年は新型コロナを受けて売上高、各利益とも壊滅的に減少した。ただ、月初に発表した11月の月次予約受注額は387,879千円となり、2ヵ月続けて過去最高額を更新したとし、11月の予約受注額としては、これまで過去最高だった2018年11月の275,484千円と比較し40.8%増になったとした。前年同月比では171.9%増となり大幅に伸長した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 業績でみる株価

日本スキー場開発の出直り目立つ、「⽩⾺岩岳マウンテンリゾート」3期連続でグリーンシーズンの来場者数が過去最高に

■第1四半期は赤字改善、さらに業績の改善が進む期待

 日本スキー場開発<6040>(東証グロース)は12月13日、次第高となり、午前10時半過ぎに7%高の1000円(62円高)まで上げた後も990円前後で売買され、出直りを強めている。11日に「⽩⾺岩岳マウンテンリゾート、3期連続でグリーンシーズンの来場者数が過去最高を記録!」と発表し、好感買いが続いている。

sk1.jpg

 発表によると、同リゾートの2023年のグリーンシーズンは4月28日から11月12日。この期間の来場者数は前年比11%増の約22.2万人となった。2016年(来場者数約2万5千人)と比較すると約9倍になった。12月初に発表した第1四半期決算(2023年8〜10月)では各利益の赤字が縮小したため、さらに業績の改善が進む期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 業績でみる株価

日東紡績が出直り強める、AIサーバー向けスペシャルガラス好調で米半導体株高に乗る

■第2四半期決算ではスペシャルガラスの旺盛な需要などで業績予想を増額修正

 日東紡績<3110>(東証プライム)は12月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の4360円(245円高)まで上げ、12月初につけた2021年以来の高値4640円に向けて出直っている。第2四半期決算ではスペシャルガラスがAIサーバー向けの旺盛な需要などにより伸びているとして通期の業績予想を増額修正しており、NY株式市場での半導体株高を受けて出遅れ感が言われている。

 今期・24年3月期の各利益の予想は、営業利益を従来予想に対し7.7%上回る70億円の見込み(前期比43.4%増)に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.2%上回る55億円の見込み(同98.4%増)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 業績でみる株価
2023年12月12日

良品計画が高値に迫る、11日に海外月次売上概況を発表し4日の国内概況とともに好感

■東アジア事業の直営既存店+オンラインストア売上高は13%増加

 良品計画<7453>(東証プライム)は12月12日、次第高となって出直りを強め、14時50分にかけては6%高の2367.0円(135.5円高)まで上げ、約1週間前につけた2021年10月以来の高値2394.0円に向けて出直っている。11日に11月の海外月次売上概況(速報)を発表し、4日の国内月次売上概況(速報)に続き好調な推移と受け止められている。8日には、SMBC日興証券が目標株価を600円引き上げて2900円に設定と伝えられており、買い安心感があるようだ。

 11月度の海外月次売上概況(速報)は、東アジア事業の直営既存店+オンラインストア売上高が前年同月比13.1%増加し、うち中国大陸は同15.4%増加した。東南アジア・オセアニア事業の直営既存店+オンラインストア売上高は同5.1%増加。欧米事業の直営既存店+オンラインストア売上高は同6.7%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:53 | 業績でみる株価
2023年12月11日

ベステラは直近の続落幅を一挙に奪回して戻り高値に進む、第3四半期の売上高最高など好感

■受注残は2.3倍に拡大し、受注工事高は88%増加し最高を更新

 ベステラ<1433>(東証プライム)は12月11日、急反発となって大きく出直り、11%高の1111円(111円高)まで上げた後も1100円前後で堅調に売買され、直近の続落幅を一挙に奪回して戻り高値に進んでいる。前取引日・8日の15時に発表した第3四半期連結決算(2023年2〜10月・累計)の売上高が前年同期比51.7%増加し、営業利益は15倍近くに急回復、期待の強まる相場になった。

 第3四半期の売上高は、工事受注量の増加により大幅な増収となり、第3四半期累計期間、第3四半期会計期間ともに過去最高を更新した。受注残高は、電力・製鉄・石油業界で大型工事の受注があり、前年同期比133.7%増と大幅に伸びた。受注工事高は88.0%増加し過去最高を更新した。1月通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、上振れ観測が出ている。(HC)

2023年12月11日(決算速報)
ベステラは24年1月期3Q累計大幅増収増益、通期黒字転換予想

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 業績でみる株価

カナモトが昨年来の高値を更新、今期の2ケタ増益予想と自社株買いを好感

■自社株買いは90万株(発行株数の2.50%)規模で11日開始

 カナモト<9678>(東証プライム)は12月11日、飛び出すように上値を追う相場となり、取引開始後に9%高の2827円(245円)まで上げて約2か月半ぶりに昨年来の高値を更新した後も活況高となっている。前取引日・8日の15時に10月決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行した。自社株買いは、90万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.50%)、総額20億円を各上限として、2023年12月11日から24年8月30日まで行う。

 2023年10月期の連結決算は各利益とも減益だったが、今期・24年10月期は増益を見込む。今期の予想営業利益は141億円(前期比17.39%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は83億円(同23.5%増)、1株利益234円34銭とした。(HC)

2023年12月11日(決算速報)
カナモトは24年10月期2桁増益予想、自己株式取得も発表
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 業績でみる株価