[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (11/10)ヨネックスが急伸、北米でテニス用品、中国でバドミントン用品など好調
記事一覧 (11/10)大幸薬品は急反発、新型コロナ感染対策製品の「過剰」最悪期は越えたとの見方
記事一覧 (11/10)日産自は業績予想の増額修正など好感され大きく出直って始まる
記事一覧 (11/09)太陽誘電が連日出直る、業績・配当予想の増額修正を引き続き好感
記事一覧 (11/09)ソフトバンクGは8割減益だが高い、日経平均を150円押し上げる、巨額の自社株買い好感の見方
記事一覧 (11/09)住友鉱は業績予想の増額修正と増配など好感され大きく出直る
記事一覧 (11/08)イルグルムは後場もストップ高、配当方針の拡充、自己株式の取得、今期も2ケタ増益など好感
記事一覧 (11/08)メガチップスが一段高、業績予想の増額修正や任天堂の大型投資など好感される
記事一覧 (11/05)味の素が2000年以来の高値に迫る、業績予想、配当予想の増額修正など好感
記事一覧 (11/04)加賀電子が高値を更新、第1四半期の最高益を受け第2四半期決算に期待強まる
記事一覧 (11/04)日本製鉄が一時5%高、業績・配当予想の増額修正などに好感強まる
記事一覧 (11/04)東レは続伸し出直り継続、第2四半期の利益予想を増額修正
記事一覧 (11/04)ニチレイは反発、自社株買いと消却が好感される、通期利益予想は小幅減額修正
記事一覧 (11/02)アドウェイズが急伸、今12月期の連結業績予想と配当予想の増額修正など好感される
記事一覧 (11/02)京セラは業績、配当予想の増額修正など好感され約1ヵ月ぶりに7000円台を回復
記事一覧 (11/01)トーソーが急動意、後場第2四半期決算を発表し10月以降の回復に期待強まる
記事一覧 (11/01)ゼリア新薬が業績予想を増額修正、感染症治療剤「ディフィクリア」など寄与、株価は後場一段高
記事一覧 (11/01)ミロク情報サービスは一段と出直る、第2四半期決算の大幅な上振れなど好感される
記事一覧 (11/01)マンダムは3ヵ月ぶりに1800円台を回復、第2四半期決算の大幅上振れなど好感
記事一覧 (11/01)住友林業は年初来の高値に迫る、業績予想の増額修正など好感される
2021年11月10日

ヨネックスが急伸、北米でテニス用品、中国でバドミントン用品など好調

■第2四半期は最高益、業績・配当予想を増額修正、75周年記念配も

 ヨネックス<7906>(東2)は11月10日、急伸商状となり、取引開始後に18%高の910円(139円高)まで上げ、午前10時を過ぎても13%高前後で推移している。9日の15時に第2四半期決算と3月通期業績予想の増額修正、創業75周年の記念配当を含む増配を発表し、好感買いが集中した。900円台は2017年以来の高値になる。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)は売上高が前年同期比57.5%増加し、営業利益、純利益は大幅に黒字転換した。日本、アジア、テニス用品の販売が好調な北米セグメントで業績が伸び、中国ではバドミントン用品の販売が大きく伸長し、売上高、利益ともに第2四半期としては過去最高を更新した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:23 | 業績でみる株価

大幸薬品は急反発、新型コロナ感染対策製品の「過剰」最悪期は越えたとの見方

■在庫圧縮や生産調整にともなう費用計上など好感される

 大幸薬品<4574>(東1)は11月10日、急反発で始まり、取引開始後は17%高の887円(131円高)まで上げて年初来の安値圏から大きく出直っている。9日の15時に発表した第3四半期連結決算(2021年1〜9月・累計)は各利益とも赤字だったが、在庫圧縮や生産調整にともなう操業停止関連費用として637百万円を計上したことなどが評価されているようだ。

 今期は、決算期を3月から12月に変更した経過期間で9ヵ月決算。発表によると、新型コロナ感染対策製品の在庫が過剰な状態となり、第2四半期(21年1〜6月)に棚卸資産評価損を適用し、売上原価に損失を計上。さらに、感染管理事業製品は第2四半期中から生産を停止しており、引き続き一定の在庫量まで生産調整すべく在庫の圧縮に努めている。操業停止関連費用として、当第3四半期連結累計期間においては637百万円を営業外費用に計上しているとした。最悪期は越えたとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 業績でみる株価

日産自は業績予想の増額修正など好感され大きく出直って始まる

■世界販売台数は引き下げたが営業利益は従来予想を20%上積み

 日産自動車<7201>(東1)は11月10日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の626.2円(36.5円高)まで上げて7月につけた直近の高値650.0円に向けて上値を追っている。9日の17時前に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、好感されている。

 第2四半期の連結売上高(2021年4〜9月・累計)は前年同期比27.6%増加し、買う利益とも黒字に転換した。3月通期の予想は、世界販売台数を従来予想の440万台から13.6%減の380万台に引き下げたが、連結営業利益は従来予想を20.0%上回る1800億円の見通しとするなど、全体に引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益のは600億円から1800億円に上方修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2021年11月09日

太陽誘電が連日出直る、業績・配当予想の増額修正を引き続き好感

■3月期末配当は従来予想に10円上乗せし40円(前期比15円増配)に

 太陽誘電<6976>(東1)は11月9日、続伸基調となり、取引開始後は6%高の6270円(350円高)まで上げて出直りを強めている。引き続き、5日に発表した第2四半期決算の連結営業利益81%増や3月通期の業績・配当予想の増額修正が好感され、注目再燃となっている。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比23.1%増加し、営業利益は同81.2%増の346.55億円となった。新型コロナの影響によりマレーシアでの生産に制限が生じたが、自動車向けなどを中心とした需要拡大により大幅な増収増益となった。これを受け、3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を16.4%上回る640億円の見込み(前期比24.0%増)とした。

 また、9月中間配当は1株につき従来予想を10円増額して40円の予定(前年同期比25円の増配)とし、3月期末配当も同10円増の40円の予定(同15円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:06 | 業績でみる株価

ソフトバンクGは8割減益だが高い、日経平均を150円押し上げる、巨額の自社株買い好感の見方

■発行株数の14%、2.5億株規模の自社株買いを11月9日から開始

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は11月9日、反発して始まり、取引開始後は10%高の6800円(639円高)まで上げて大きく出直っている。8日の取引終了後に第2四半期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表。親会社の所有者に帰属する四半期利益(4〜9月・累計、国際会計基準)は前年同期比80.7%減だったが、自社株買いの規模が250百万株(⾃⼰株式を除く発⾏済株式総数の14.6%)と巨額で、こちらが好感されているようだ。日経平均を150円前後押し上げる計算になる。

 自社株買いは、取得上限株数250百万株(⾃⼰株式を除く発⾏済株式総数の14.6%)、取得総額1兆円を上限に、2021年11⽉9⽇から22年11⽉8⽇まで、市場買付にて実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39 | 業績でみる株価

住友鉱は業績予想の増額修正と増配など好感され大きく出直る

■3月通期の税引前利益は従来予想を93%上る水準に増額修正

 住友金属鉱山<5713>(東1)は11月9日、大きく出直って始まり、取引開始後は4604円(170円高)をつけて約3週間ぶりの4600円台復帰となっている。8日の取引終了後に発表した第2四半期連結決算が前回8月発表予想を営業利益で15%、税引前利益で45%上回り、3月通期の連結業績予想を税引前利益は同93%上る水準に増額修正し、好感買いが先行している。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計、IFRS)は、非鉄金属価格の上昇、電子部品業界、自動車業界の回復などにより、売上高が前年同期比47%増加し、税引前利益は同4.7倍となった。これを受け、3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は前回8月に開示した予想を12%上回る1兆1750億円の見込み(前期比26.9%増)とし、税引前利益は同93%上回る2660億円の見込み(前期の2.2倍)とした。

 また、期末配当の予想についても、前回発表予想の1株当たり62円に対し9円増配し、71円に修正するとした。年間配当金は、前回発表予想に比べ51円増配の184円になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20 | 業績でみる株価
2021年11月08日

イルグルムは後場もストップ高、配当方針の拡充、自己株式の取得、今期も2ケタ増益など好感

■DOE(連結株主資本配当率)を拡充し今9月期の配当は7.5円に

 イルグルム<3690>(東マ)は11月8日、午前10時過ぎにストップ高の1437円(300円高)で売買された後そのまま買い気配となり、後場も13時を過ぎてストップ高買い気配を続けている。5日15時に発表した9月決算が連結営業利益32%増となるなど好調で、今9月期の連結業績予想も営業利益29%増の見込みとし、配当方針(DOE:連結株主資本配当率)の拡充、自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが殺到した。

 2021年9月期は、マーケティングプラットフォーム事業、商流プラットフォーム事業とも好調に推移し、連結売上高は前年同期比12.9%増加した。今期・22年9月期の業績予想は、連結売上高が21.7%増の36億円、営業利益は28.6%増の4.7億円。また、22年9月期からDOE(連結株主資本配当率)を拡充して2.5%とし、前期までの2%から拡大する。年間配当(期末のみ)は21年9月期の1株5.2円から22年9月期には同7.5円の見込みとした。

 自社株買いは、取得株式総数10万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.58%)取得総額1億円を上限として、21年11月10日から22年1月24日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 業績でみる株価

メガチップスが一段高、業績予想の増額修正や任天堂の大型投資など好感される

■第2四半期の営業利益71%増加し通期見通しは従来予想の4割増に

 メガチップス<6875>(東1)は11月8日、一段高で始まり、取引開始後は9%高の4230円(360円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、2018年2月以来の4200円台に進んでいる。5日発表の第2四半期決算が大幅増益となり、3月通期の業績予想を増額修正。さらに、大手取引先の任天堂<7974>(東1)がゲーム機「ニンテンドースイッチ」関連事業に5年間で4500億円の投資を行うと伝えられ、買い材料視されている。

 第2四半期(2021年4〜9月・累計)は、ゲームソフトウェア格納用カスタムLSIが予想を上回ったことなどにより、連結営業利益は前年同期比71%増加した。3月通期の予想は従来予想を39.5%上回る60億円の見込み(前期比19.4%増)とした。

 株価は2018年の高値4240円に迫っており、これを抜けば2002年以来の高値に進むことになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 業績でみる株価
2021年11月05日

味の素が2000年以来の高値に迫る、業績予想、配当予想の増額修正など好感

■3月期末配当は前回予想を2円上回る24円の予定に

 味の素<2802>(東1)は11月5日、一段と出直って始まり、取引開始後は3600円(119円高)まで上げて9月につけた2000年以降の実質高値3607円に迫っている。4日15時に第2四半期決算と通期業績予想、配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計、IFRS)は、前年同期比で売上高が7.6%増加し、事業利益は同11.9%増加など、各利益とも増加した。これを受け、3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は5月に公表した前回予想を3.1%上回る1兆1480億円に、事業利益は同4.3%上回る1200億円の見込みに引き上げた。

 3月期末配当は前回予想を2円上回る24円の予定とし、9月中間配当も2円増の24円とした。年間では48円(前期比6円の増配)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 業績でみる株価
2021年11月04日

加賀電子が高値を更新、第1四半期の最高益を受け第2四半期決算に期待強まる

■4月に「SDGs委員会」を設置しサステナビリティ型の事業にも注目

 加賀電子<8154>(東1)は11月4日、続伸一段高となり、3360円(85円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、2017年以来の高値に進んだ。きょう4日に第2四半期決算を発表する予定で、8月に発表した第1四半期決算は営業・経常利益などが第1四半期として過去最高だったこともあり、好業績への期待が強まっている。

 EMS(受託製造)事業が加賀EFI(旧・富士通エレクトロニクス)などを中核として引き続き好調に推移しているもよう。また、21年4月に「SDGs委員会」を設置し、サステナビリティ(持続可能性)型の事業展開も推進している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | 業績でみる株価

日本製鉄が一時5%高、業績・配当予想の増額修正などに好感強まる

■中間配当を増額修正、期末配当は引き続き未定だが増配の期待

 日本製鉄<5401>(東1)は11月4日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5.2%高の2120.0円(105.0円高)まで上げて今年9月28日以来の2100円台を回復した。2日の15時、第2四半期決算と3月通期の業績予想の増額修正などを発表し、9月中間配当予想も上乗せしたため、好感買いが優勢となった。

 3月通期の連結営業利益は8月に公表した従来予想を33.3%上回る8000億円の見込み(前期実績の7.3倍)に見直した。9月中間配当は1株につき従来予想比15円増の70円の予定とした。3月期末配当は引き続き未定としたが、中間配当増額修正を受けて期末配当にも期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 業績でみる株価

東レは続伸し出直り継続、第2四半期の利益予想を増額修正

■機能化成品事業など堅調、営業利益は前年同期の2倍に

 東レ<3402>(東1)は11月4日、738.8円(11.3円高)で始まった後上値を追い、続伸基調で出直り継続となっている。2日16時30分に第2四半期の連結利益予想の増額修正を発表し、好感されている。機能化成品事業などが堅調に推移し、持分法による投資利益の増加や法人所得税費用の減少などが寄与した。決算発表は11月9日の予定。

 8月に公表した従来予想に比べ、第2四半期累計期間(2021年〜9月)の事業利益は17%上回る702億円の見込み(前年同期の2.1倍)とし、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同じく35%上回る609億円の見込み(同13.6倍)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価

ニチレイは反発、自社株買いと消却が好感される、通期利益予想は小幅減額修正

■第2四半期連結決算は売上高が4.5%増加

 ニチレイ<2871>(東1)は11月4日、反発して始まり、取引開始後は2861円(78円高)をつけて大きく出直っている。2日15時に第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)、および消却を発表し、好感買いが先行している。

 自社株買いは、取得株数400万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.00%)、取得総額100億円を上限に、2021年11月4日から22年4月28日まで実施する。消却は、11月10日付で自己株式603万3600株(自己株式を含む消却前発行済株式総数の4.31%)を消却するとした。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)は前年同期比で売上高が4.5%増加し、営業利益は4.3%減少した。通期予想は営業・経常・純利益を前回予想に比べて小幅減額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:14 | 業績でみる株価
2021年11月02日

アドウェイズが急伸、今12月期の連結業績予想と配当予想の増額修正など好感される

■12月期末配当は5円21銭(従来予想比2円51銭の増配)に

 アドウェイズ<2489>(東1)は11月2日、急伸商状となり、午前10時30分にかけて15%高の940円(123円高)まで上げ、5月につけた年初来の高値1041円に向けて大きく出直っている。1日の15時、今12月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 今12月期の連結業績予想は、5月に公表した従来予想に対し、売上高を20.0%引き上げ、営業利益は2.4倍に、純利益は5.6倍に引き上げた。12月期末配当は1株につき5円21銭の予定(従来予想比2円51銭の増配)とした。スマートフォン向け広告サービス「UNICORN」の認知度向上や、中国、台湾での拡大などが寄与した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 業績でみる株価

京セラは業績、配当予想の増額修正など好感され約1ヵ月ぶりに7000円台を回復

■未定だった3月期末配当は1株90円の予定(10円の増配)に

 京セラ<6971>(東1)は11月2日、買い気配のあと5%高に迫る7105円(316円高)で始まり、取引時間中としては9月28日以来の7000円台に進んでいる。1日の16時に第2四半期決算と通期業績予想、配当予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)は前年同期比で売上高が25.9%増加し、営業利益は3.1倍になるなどで回復が目立った。3月通期の連結業績予想は、4月に公表した従来予想を営業利益は24.8%引き上げ、親会社の所有者に帰属する当期利益純利益は23.0%引き上げた。また、未定だった3月期末配当は1株90円の予定(前期実績比10円の増配)とした。自社株買いは東証の「ToSTNeT−3」(東証自己株式立会外買付取引)に委託して2日午前8時45分に実施した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2021年11月01日

トーソーが急動意、後場第2四半期決算を発表し10月以降の回復に期待強まる

■新型コロナの行動制限ほぼ撤廃されホテルなど非住宅分野に回復の期待

 トーソー<5956>(東2)は11月1日、13時30分に第2四半期決算を発表し、株価は539円(9円高)まで上げて本日の現在高に進み、売買活発となった。

 カーテンレールやブラインドの大手で、第2四半期累計(2021年4〜9月)の連結決算は、ホテルなどの宿泊施設を中心とした物件の減少等により前年を下回り、売上高は前年同期比0.1%減となり、営業利益は同25.9%減となった。3月通期の予想は据え置いた。市場関係者からは、新型コロナにともなう行動制限がほぼ撤廃されたため、10月以降は非住宅分野の回復が見込めるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:36 | 業績でみる株価

ゼリア新薬が業績予想を増額修正、感染症治療剤「ディフィクリア」など寄与、株価は後場一段高

■第2四半期の経常利益は従来予想を41%引き上げる

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は11月1日の13時20分に業績予想の増額修正を発表し、株価は一段と上げて2105円(71円高)をつけ、このところの調整相場から大きく出直っている。

 第2四半期の連結業績予想(2021年4〜9月)は、売上高は当初予想を若干下回る見込みとしたが、利益面では、2020年11月に欧州・中東などにおける製造販売権を承継したクロストリジウム・ディフィシル感染症治療剤「ディフィクリア」をはじめ、海外、特に欧州の医療用医薬
品事業が好調に推移していることや為替差益もあり、経常利益を40.9%引き上げて31億円の見込み(前年同期の約2.4倍)に見直し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同じく40.0%引き上げて21億円の見込み(同51.3%増)に見直した。

 3月通期も引き続き海外の医療用医薬品事業が好調に推移する見込みとし、為替差益などは見込まずに経常利益は従来予想を8.3%上回る52億円の見込み(前期比62.1%増)とし、当期純利益は同じく12.0%引き上げて37億円の見込み(同17.7%増)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52 | 業績でみる株価

ミロク情報サービスは一段と出直る、第2四半期決算の大幅な上振れなど好感される

■主力のERP製品の販売やサービス収入が好調に推移

 ミロク情報サービス<9928>(東1)は11月1日、1909円(116円高)まで上げた後1900円前後で推移し、今年4月27日以来の1900円台に進んでいる。29日の15時に発表した第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)の各利益が7月に開示した予想を大幅に上振れ、改めて注目再燃となった。

 第2四半期累計期間は、主力のERP製品の販売やサービス収入が好調に推移したことなどにより、連結営業利益は従来予想を29.1%上回る23.62億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同じく24.1%上回る30.27億円となった。

 3月通期の予想については、未だ景気の先行きが不透明であることなどを要因に前回発表を据え置いたが、31日投開票の衆議院選で与党の安定多数がおおむね維持されたため、大型の景気対策とこれによる兵教官の回復に期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 業績でみる株価

マンダムは3ヵ月ぶりに1800円台を回復、第2四半期決算の大幅上振れなど好感

■四半期純利益は黒字に転換

 マンダム<4917>(東1)は11月1日、大きく出直って始まった後も次第高となり、午前10時には9%高の1807円(153円高)まで上げて今年7月30日以来の1800円台を回復している。29日の15時に発表した第2四半期連結決算(2021年4〜9月・累計)が7月に開示した予想を大幅に上振れ、注目再燃となった。

 第2四半期累計期間の連結決算は、売上高はほぼ前回公表値通りだったものの、営業利益・経常利益については、販売費及び一般管理費の抑制や費用発生の遅れにより、公表値を上回り、営業利益は前回予想の16億円の赤字に対し6.5億円の赤字となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想の4.5億円の赤字に対し3.3億円の黒字に転換した。3月通期の予想は据え置いたが、こちらについても上振れる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:17 | 業績でみる株価

住友林業は年初来の高値に迫る、業績予想の増額修正など好感される

■日経平均は650円高、衆議院選を受け全体相場に買いムード高揚

 住友林業<1911>(東1)は11月1日、大きく出直って始まり、取引開始後は9%高の2366円(196円高)まで上げて今年4月につけた年初来の高値2582円に向けて出直っている。29日の15時に第3四半期連結決算(2021年1〜9月・累計)と通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集まった。また、衆議院選を受け、株式市場全体への買いムードが高揚していることも追い風になっている。日経平均は650円高となっている。

 今12月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は8月時点の予想の880億円を17%引き上げて1030億円の見込みとした。前期は決算期変更(3月から12月に変更)にともなう経過期間で9カ月決算だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 業績でみる株価