[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/20)チームスピリットは後場一段と出直る、働き方改革プラットフォームの一段拡大など期待
記事一覧 (10/20)Jトラストが年初来の高値を連日更新、月次動向や海外での訴訟など材料視される
記事一覧 (10/20)ソフトクリエイトHDが急伸、中間・期末配当とも増配、各々従来予想を5円増の20円に
記事一覧 (10/19)西本WismettacHDは後場一段と強含む、第3四半期決算に期待強まる
記事一覧 (10/19)エルテスが再び出直る、四半期決算と株主優待の導入を発表後買い優勢
記事一覧 (10/18)北の達人コーポは後場一段高、株主優待の拡充と第2四半期決算を好感
記事一覧 (10/18)シー・エス・ランバーは記念配、大幅増益予想など好感されストップ高買い気配
記事一覧 (10/18)イワキポンプが4ケタ回復、3週間ぶり、業績予想の増額修正など好感される
記事一覧 (10/18)住石HDは業績予想の増額修正など好感され大きく出直る、三井松島も高い
記事一覧 (10/15)クリレス・HDが急伸、2月期末配当の復配、業績予想の増額修正など好感される
記事一覧 (10/14)Gunosyは大きく出直る、第1四半期減益だが期初に開示した業績予想より好調の見方
記事一覧 (10/14)サイゼリヤが高値を更新、8月決算良好で今期の経常利益3.8倍予想など好感
記事一覧 (10/13)セントラル警備保障は次第高、東京オリンピック・パラリンピックの臨時警備など寄与し16%増益
記事一覧 (10/13)J.フロントリテイリングは急反発、第2四半期の総売上高25%増加し純損益は大幅改善
記事一覧 (10/13)Sansanは一段高と出直る、株式4分割など好感され四半期決算も好調で注目強まる
記事一覧 (10/12)サーキュレーションが一時15%高、その道のプロに学ぶ「ソノプロ」の視聴者拡大など好感
記事一覧 (10/11)シナネンHDは後場一段高、韓国の大型風力発電事業の開始時期を「未定」に変更したが株価は強い
記事一覧 (10/11)トレジャー・ファクトリーが続伸、9月の全店売上高10.2%増など連日好感
記事一覧 (10/08)ピックルスコーポが後場一段高、決算説明資料を開示し新製品への取組など改めて注目される
記事一覧 (10/08)竹内製作所は業績予想の増額と期末配当の増配が好感され急反発
2021年10月20日

チームスピリットは後場一段と出直る、働き方改革プラットフォームの一段拡大など期待

■今期は戦略的に先行投資を増大させるため赤字を見込む、株価は回復傾向

 チームスピリット<4397>(東マ)は10月20日の後場、一段と出直りを強め、13時にかけて15%高の1035円(136円高)まで上げて今年7月26日以来の4ケタ(1000円台)復帰となっている。働き方改革プラットフォーム『TeamSpirit』などを提供し、19日付で、『TeamSpirit』上で活用する付加機能ダッシュボードパッケージの無償提供開始を発表、利用者の拡大などに期待が強まっている。

 『TeamSpirit』は、すでに「1531社32万人以上のユーザーが利用する」(同社ホームページより)。前8月期の連結売上高は28.96億円(18.5%増)で、今期は収益認識に関する会計基準を適用するため増減率は弾けないが33.0億円から33.5億円を想定。戦略的に先行投資を増大させていくため利益面は赤字を見込む。株価は出直りを強めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 業績でみる株価

Jトラストが年初来の高値を連日更新、月次動向や海外での訴訟など材料視される

■約3年ぶりに600円台、業績への期待が強まる

 Jトラスト<8508>(東1)は10月20日、一段高続伸となり、午前10時30分過ぎには5%高の605円(28円高)まで上げて年初来の高値を連日更新した。毎月上旬に発表する月次動向が9月以降、注目されているようで、11月の四半期決算発表への期待が強まっている。600円台は2018年12月以来になる。

 また、さる8月には、グループ会社のJトラストアジア(JTRUST ASIA PTE. LTD.)がキプロス島のニコシア地方裁判所において約130百万米ドルの賠償を求める訴訟を提起したこと、同裁判所は被告らに対する全世界的資産凍結命令を発令したこと、などを発表した。これを受け、勝訴を期待して買い材料視する向きもあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 業績でみる株価

ソフトクリエイトHDが急伸、中間・期末配当とも増配、各々従来予想を5円増の20円に

■業績・配当予想の増額修正など好感され値上がり率上位に躍り出る

 ソフトクリエイトホールディングス(ソフトクリエイトHD)<3371>(東1)は10月20日、時間とともに上げ幅を広げて急伸商状となり、午前10時20分過ぎには13%高の3820円(440円高)まで上げて年初来の高値を大きく更新し、この時間、東証1部の値上がり率2位に躍り出ている。同日朝、業績予想と配当の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

■ネット通販サイト構築パッケージやクラウドサービス、ワークフローなど伸びる

 第2四半期の連結業績予想(2021年4〜9月・累計)を全体に増額修正し、経常利益は従来予想を21.4%引き上げ、親会社株主に帰属する四半期純利益は同じく27.2%引き上げた。新型コロナ禍により様々な企業でECサイト構築需要が拡大し、ネット通販サイト構築パッケージ「ecbeing」やECクラウドサービス「メルカート」が伸びたほか、売上拡大を支援するビジュアルマーケティング「visumo」、レビュー最適化ツール「Revico」等のクラウドサービス(Saas型)、またネット上で稟議書等を電子的化するためのワークフローサービス「x−point クラウド」なども慎重。ECソリューション事業、ITソリューション事業ともに拡大した。

 こうした推移を受け、配当は第2四半期末の中間配当を前回予想の1株当たり15円に対し5円増の20円とし、3月期末配当も前回予想の1株当たり15円に対し5円増の20円とし、年間配当予想1株当たり40円に修正することとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 業績でみる株価
2021年10月19日

西本WismettacHDは後場一段と強含む、第3四半期決算に期待強まる

■アジア食グローバル貿易など行い第2四半期までの回復目立つ

 西本Wismettacホールディングス(西本WismettacHD)<9260>(東1)は10月19日、後場寄り後に一段と強含んで6%高の3935円(230円高)まで上げ、再び出直りを強める相場となっている。日本やアジア諸国の食品・食材を米・欧などの国・地域へ販売する「アジア食グローバル事業」などを展開し、6月までの第2四半期業績が好調だったため、11月発表の第3四半期決算に期待が盛り上がってきたとみられている。

 神戸で明治1912年に創業した貿易商社を発祥とする西本貿易が前身で、8月に発表した第2四半期連結決算(2021年1〜6月・累計)は、売上高が前年同期比25%増加し、各利益とも黒字に転換。新型コロナの影響は残るものの「全般的には順調に回復」(決算短信)した。このため、株式市場関係者からは第3四半期決算に期待を強める様子が出ている。第3四半期決算の発表は、直近2年は11月13日となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 業績でみる株価

エルテスが再び出直る、四半期決算と株主優待の導入を発表後買い優勢

■第2四半期は売上高が39.6%増加

 エルテス<3967>(東マ)は10月19日、午前11時にかけて1085円(12円高)まで上げ、10月15日の6%高(59円高の1089円)に続き再び出直りを指向している。14日に第2四半期決算と株主優待制度の導入を発表。以後、買い優勢気味の展開になっている。

 第2四半期の連結業績は売上高が39.6%増加し、各利益とも赤字が大きく改善した。株主優待制度は2022年2月末現在の株主から開始し、5単元(500株)以上保有の株主を対象として、保有株数に応じて贈呈するポイントを特設ウェブサイト「エルテス・プレミアム優待倶楽部」にて優待品と交換する。優待品は、銘柄米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツ、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど2000種類以上の商品から選ぶ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 業績でみる株価
2021年10月18日

北の達人コーポは後場一段高、株主優待の拡充と第2四半期決算を好感

■優待品を従来の定価3065円の品から4864円の品に

 北の達人コーポレーション<2930>(東1)は10月18日の後場、一段と強含む相場となり、13時時過ぎには7%高の463円(32円高)まで上げて出直りを強めている。15日、第2四半期の連結決算と株主優待の拡充を発表し、優待品は従来の定価3065円(税込)の品物を同4864円(税込)の品物に変更。好感されている。

 第2四半期の連結決算(2021年3〜8月)は、この第1四半期から四半期連結財務諸表を作成しているため前年同期比較できないが、売上高は49.37億円(前年同期の非連結決算は22.68億円)となり、営業利益は9.83億円(同5.61億円)だった。大幅増益であることに違いはないと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 業績でみる株価

シー・エス・ランバーは記念配、大幅増益予想など好感されストップ高買い気配

■創業40周年記念配当20円を加え5月期末配当を80円に

 シー・エス・ランバー<7808>(JQS)は10月18日、買い気配のままストップ高の2382円(400円高)に達したまま買い気配を続け、取引開始から2時間になる午前11時現在、まだ売買が成立していない。前週末取引日の15日15時に第1四半期決算(2021年6〜8月)、第2四半期業績予想の大幅な増額修正、未定だった22年5月通期の業績予想、創業40周年の記念配当を発表し、買い殺到。値がつけば株式を上場した2017年11月以来の高値になる。

 第1四半期の連結業績は、木材価格の高騰・供給不足の中で向上のフル稼働が続き、売上高は前年同期比53.9%増加し、営業利益は3.9倍となった。未定だった5月通期の連結業績予想は、売上高が220億円から240億円(前期比35.2%増から47.5%増)、営業利益は22.5億円から24.5億円(同59.7%増から73.9%増)。また、5月期末配当予想は1株当たり前期比30円増の80円(創業40周年記念配当20円を含む)の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 業績でみる株価

イワキポンプが4ケタ回復、3週間ぶり、業績予想の増額修正など好感される

■半導体・液晶市場を中心に受注活況、下期はペース鈍化を見込む

 イワキポンプ<6273>(東1)は10月18日、一段と出直りを強め、午前9時30分にかけて7%高の1020円(66円高)まで上げて9月27日以来、3週間ぶりの4ケタ(1000円台)復帰となっている。

 前週末取引日・15日の16時に業績予想の増額修正を発表し、連結営業利益は第2四半期(2021年4〜9月・累計)の見通しを従来予想比48.7%(3.46億円)引き上げて10.58億円とし、3月通期の見通しは4.8%(0.83億円)引き上げて18.36億円とした。

 半導体・液晶市場を中心に受注活況な状況が継続し、製品別では、空気駆動ポンプをはじめ、汎用性の高いマグネットポンプも好調に推移。下期は売上ペースの鈍化を見込み、物流・輸送コスト増や部品調達難によるコスト増などを見込むとしたが、株価への反応は大きくない展開となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 業績でみる株価

住石HDは業績予想の増額修正など好感され大きく出直る、三井松島も高い

■石炭など好調、3月通期の連結営業利益は従来予想を4倍に引き上げる

 住石ホールディングス(住石HD)<1514>(東1)は10月18日、出直りを強めて始まり、取引開始後は8%高の160円(13円高)まで上げて4日ぶりに160円台を回復している。前週末取引日・15日の15時に業績予想の増額修正を発表した上、中国での石炭価格の高騰が伝えられており、思惑買いも流入しているようだ。

 2022年3月通期の連結業績予想を、売上高は従来予想を8.9%引き上げ、営業利益は同4倍に、純利益は同3.9倍に見直した。第2四半期までの段階では、売上高が収益認識会計基準による調整等のため従来予想を17%下回る予想としたが、各利益は、主力の石炭事業、新素材事業、採石事業とも業績は堅調に推移し、豪州ワンボ炭鉱からの受取配当金が増加。3月通期予想も、第2四半期までの推移に加え、ワンボ炭鉱の配当金も増加する見通しとなったことから増額した。三井松島HD<1518>(東1)も高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 業績でみる株価
2021年10月15日

クリレス・HDが急伸、2月期末配当の復配、業績予想の増額修正など好感される

■第2四半期黒字化し2月期末配当を3円の予定に

 クリエイト・レストランツ・ホールディングス(クリレス・HD)<3387>(東1)は10月15日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の1000円(99円高)まで上げて今年9月30日以来の4ケタ(1000円台)回復となっている。14日の夕方に第2四半期決算と通期利益予想の増額修正、復配などを発表し、買い先行。大引けも4ケタ台なら今年7月16日以来、ほぼ3ヵ月ぶりになる。

 第2四半期連結決算(2021年3〜8月・累計、IFRS)は売上高が前年同期比7.7%増加し、各利益とも黒字化した。2月通期の連結業績見通しは、売上高を1.9%引き下げたものの、営業利益は従来予想を96.4%引き上げるなど、各利益とも大幅に増額修正した。

 2月期末配当の予想は未定だったが、これを1株につき3円の予定とした。期末配当は前期まで2期連続「ゼロ」だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価
2021年10月14日

Gunosyは大きく出直る、第1四半期減益だが期初に開示した業績予想より好調の見方

■通期の業績予想については引き続き保留

 Gunosy<6047>(東1)は10月14日、時間とともに上げ幅を広げ、取引開始から30分を過ぎた午前9時30分には8%高に迫る737円(52円高)まで上げ、大きく出直っている。13日の取引終了後に発表した第1四半期連結決算(2021年6〜8月)は各利益とも減益だったが、期初に開示した業績予想(第2四半期までの予想)は各利益とも赤字を見込んでいたため、予想を上回る出来との見方が出ている。

 第1四半期の連結経常利益は前年同期比75%減の0.39億円だった。一方、期初に開示した今期の業績予想(第2四半期までの予想)は経常利益が5.25億円の赤字。これらの予想は今回も据え置き、通期予想については、引き続き、「合理的に算定することが可能となった時点で速やかに開示」と保留したが、第1四半期は好調との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 業績でみる株価

サイゼリヤが高値を更新、8月決算良好で今期の経常利益3.8倍予想など好感

■前8月期は営業赤字が大きく改善し経常、純利益は黒字転換

 サイゼリヤ<7581>(東1)は10月14日、急伸して始まり、取引開始後は14%高に迫る2963円(353円高)まで上げ、一気に年初来の高値を更新し、2018年4月以来の高値に進んでいる。13日の取引終了後に8月決算を発表し、今期・22年8月期の予想連結経常利益を前期比3.8倍の130億円としたことなどが好感されている。

 21年8月期の連結売上高は0.3%減にとどまり、営業赤字が大きく改善。経常利益、純利益は時短協力金などが上乗せされ黒字に転換した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 業績でみる株価
2021年10月13日

セントラル警備保障は次第高、東京オリンピック・パラリンピックの臨時警備など寄与し16%増益

■第2四半期連結決算、営業利益は9.4%増加

 セントラル警備保障(CSP)<9740>(東1)は10月13日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時にかけて5%高の2988円(143円高)まで上げて反発幅を広げている。12日の取引終了後に第2四半期決算を発表し、「東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う臨時警備等もあり」」(決算短信より)増収増益になったことが話題になっている。

 第2四半期連結決算(2021年3〜8月・累計)は、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う臨時警備等もあり、売上高は344億5千万円(前年同期比1.6%増)となり、営業利益28億7千5百万円(前年同期比9.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億8千3百万円(前年同期比16.3%増)となった。増益率は大きくないが、調査筋からは、人的な臨時警備が増加する場合は訓練・採用などで費用も増えるケースがあり、必ずしも業績寄与の要因にならないケースがあるため、意外感があったようだとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 業績でみる株価

J.フロントリテイリングは急反発、第2四半期の総売上高25%増加し純損益は大幅改善

■2月通期の予想総売上高、売上収益を小幅減額修正したが投資家は「買い」

 J.フロント リテイリング<3086>(東1)は10月13日、急反発となり、取引開始後は12%高の1138円(121円高)まで上げて大きく出直っている。12日の取引終了後に発表した第2四半期決算が大幅な赤字改善となり、好感買いが集中している。

 大丸、松坂屋の持株会社。12日に発表した第2四半期の連結決算(2021年3月〜8月・累計、IFRS)は、総額売上高が前年同期比25.4%増加して回復を示し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は19.95億円の赤字だったが、前年同期の163.11億円の赤字から大幅に改善した。

 一方、22年2月期の連結業績予想のうち、総額売上高と売上収益の見通しを小幅減額修正し、総額売上高は第1四半期決算発表時の9350億円を9220億円の見込みに変更し、売上収益も同3650億円を3575億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:45 | 業績でみる株価

Sansanは一段高と出直る、株式4分割など好感され四半期決算も好調で注目強まる

■決算と分割を同時に発表する場合、決算は不振のケースあるが通念を裏切る

 Sansan<4443>(東1)は10月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の1万2780円(710円高まで上げて)一段と出直りを強めている。引き続き、11月末の株式4分割と第1四半期の大幅増益などが好感され、9月につけた上場来の高値1万3150円に迫っている。

 10月8日に株式4分割と第1四半期決算を発表し、株式分割は2021年11月30日現在の株主の保有株を1株につき4株に分割するとした。第1四半期の連結経常利益は前年同期の7.4倍に急回復した。決算と分割を同時に発表する場合、決算内容は思わしくないケースが見受けられるが、同社の今回の発表はこうした通念を裏切るものとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2021年10月12日

サーキュレーションが一時15%高、その道のプロに学ぶ「ソノプロ」の視聴者拡大など好感

■開始から1年2ヵ月で累計視聴者数が1万1000人を超える

 サーキュレーション<7379>(東マ)は10月12日、続伸基調となり、15%高の3600円(480円高)まで上げた後も3500円台で推移し、大きく出直っている。プロ人材による「ソノプロ」ウェビナー視聴者数の1万人突破を10月5日に発表しており、以後、断続的に値戻しを強めている。

 発表によると、「ソノプロ」は、その道のプロからいつでも気軽に動画で学べるウェビナーシステムで、企業が従業員に仕事上で必要なスキルを身につけさせる「リスキリング」に活用され、開始から約1年2ヵ月で視聴者数が累計1万1000人を超えた。

 2021年7月に株式を上場し、7月決算は各利益とも大幅な黒字に転換。今期の業績予想は、9月13日の時点で売上高を36.3%増の33.78億円、営業利益を5.7%増の5.12億円、純利益を11.3%増の3.28億円の見込みとしている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:21 | 業績でみる株価
2021年10月11日

シナネンHDは後場一段高、韓国の大型風力発電事業の開始時期を「未定」に変更したが株価は強い

■短期的には、「営業外費用」が発生せず、通期業績予想においては、プラス要因

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東1)の株価は10月11日の後場、14時過ぎに3595円(85円高)まで上げて一段と強含んでいる。前週末取引日の夕方、韓国で参画する大型風力発電事業について業運転開始時期を「未定」に変更すると発表したものの、株価への影響は軽微にとどまっているようだ。

 10月8日の15時、2020年5月に開示した「大韓民国での大型陸上風力発電事業参画」について、計画内容を一部変更し、商業運転開始時期をこれまでの「2021年度下期中」から「未定」に変更すると発表した。

 発表によると、この事業への参画を発表以来、「風力発電所開発に関わる一連の許認可取得に向けて、現地行政や関係各所との折衝を進めて」きた。が、「新型コロナウイルス感染症拡大や、地域住民の反対運動、一部設計の見直し等を背景として許認可取得が当初の予定から大幅に遅延し、事業開発全体の進捗が滞って」いる。このため、投資を本格的に実行する前段階で、計画の多方面にわたる見直しを行うこととした。

 なお、2022年3月期の業績予想においては、本事業にかかる費用を「営業外費用として織り込んで」いたため、短期的には、当期の経常利益以下に関しては、プラスになるものと見込まれるが、「詳細に関しては精査中」とのことで、業績予想の修正は行わなかった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42 | 業績でみる株価

トレジャー・ファクトリーが続伸、9月の全店売上高10.2%増など連日好感

■第2四半期決算の発表を10月13日に予定し期待強まる

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は10月11日、続伸基調で始まり、取引開始後は923円(25円高)まで上げて2日連続続の出直り相場となっている。7日発表の月次動向「2021年9月・月次売上概況(単体)」が全店売上高10.2%増となるなど好調で、発表の翌日から連日高となっている。

 9月の全店売上は前年比110.2%となり、既存店では同104.1%となった。衣料が好調に推移したことや、ホビー用品やAV機器が堅調に推移した。第2四半期決算の発表を10月13日(15時予定)に控え、業績動向への期待も強まっている。

 株価は20年3月の490円を下値に値上がり傾向を続けている。今年5月に1195円まで上げた後は調整含みだが、8月を下値に出直り傾向を見せている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 業績でみる株価
2021年10月08日

ピックルスコーポが後場一段高、決算説明資料を開示し新製品への取組など改めて注目される

■独自乳酸菌『Pne−12(ピーネ12)』関連商品など積極展開

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は10月8日、後場一段と堅調になり、14時30分にかけては7%高の1870円(119円高)まで上げて回復基調を強めている。7日に第2四半期決算の説明会資料を同社ホームページにアップし、新製品への取組などが改めて注目されている。

 第2四半期決算(2021年3〜8月・累計、連結)は、巣ごもり需要による漬物総菜の増加などにより、営業利益が前年同期比24.8%増加するなど、3〜8月としては過去最高の売上高、営業利益、経常利益、純利益を達成した。2月通期も新規事業への取組などにより過去最高を計画する。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:46 | 業績でみる株価

竹内製作所は業績予想の増額と期末配当の増配が好感され急反発

■第2四半期決算が大幅に上振れ、2月期末配当を5円増の58円に

 竹内製作所<6432>(東1)は10月8日、急反発となり、午前10時20分には9%高の2729円(220円高)まで上げて9月15日以来の2700円台を回復している。7日の15時、第2四半期決算と通期業績予想の増額修正、2月期末配当の増配を発表し、好感買いが流入した。

 第2四半期決算(2021年3〜8月・累計、連結)は各利益とも従来予想を3割上回り好調に推移した。2月通期の連結業績予想は、従来予想比で売上高を8.7%増額し、営業利益は同17.4%増額、純利益も同19.1%増額した。22年2月期の期末配当予想を前回予想から1株当たり5円増配の58円(前期実績より5円の増配)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:10 | 業績でみる株価