[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/09)高砂香料は上場来高値に接近、営業利益など第1四半期で通期予想を上回る、ストップ高
記事一覧 (08/09)ハピネットは上場来高値に迫る、第2四半期の業績予想を大幅増額修正、ストップ高
記事一覧 (08/09)INPEXは「8月5日」の下げを完全に回復、業績予想の増額修正、増配、自社株買いなど好感
記事一覧 (08/09)東京エレクトロンは9%高で始まる、第1四半期の大幅増益と業績予想の大幅増額を好感、NYでも急伸
記事一覧 (08/08)クレスコが後場一段と強含む、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、第1四半期は85%増益
記事一覧 (08/08)京写が3日続伸、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、今期20%増益予想
記事一覧 (08/08)ワークマンは「8月5日」の下げを完全に上回り年初来の高値を更新、第1四半期の進ちょく好調の見方
記事一覧 (08/08)資生堂はストップ安、自社株買いなど発表したが第2四半期の営業赤字など影響
記事一覧 (08/08)ニトリHDが一段高、「8月5日」もほとんど下げなかった銘柄で第1四半期決算など好感
記事一覧 (08/08)レーザーテックがストップ高、連続最高益の決算など好感、半導体株の中で独歩高
記事一覧 (08/07)ファンデリーが13%高、業績堅調で全体相場の急落に巻き込まれた分の回復進む
記事一覧 (08/07)エムティーアイはストップ高まで3円に迫る、業績予想の増額など好感され次第に急伸
記事一覧 (08/07)シンフォニアテクノロジーは2日連続ストップ高、第1四半期好調なうえ第2・第4四半期に売り上げ集中の特性あり期待強まる
記事一覧 (08/07)新日本製薬は続伸、記念配当と記念株主優待など好感され一段と回復強める
記事一覧 (08/06)ヒーハイストは後場は一段と上げ15%高、全体相場の回復とともに今期業績への期待再燃
記事一覧 (08/06)フライトソリューションズが後場一段高、前期は「円安等の影響」あったため最近の為替動向に期待
記事一覧 (08/06)ユニチカが後場一段高、第1四半期の大幅増益と業績予想の増額修正など好感
記事一覧 (08/06)三井不は昨日の下げを完全に回復、第1四半期好調、「クラッシュの後は相場の主役が交代」の見方もあり注目再燃
記事一覧 (08/06)キッコーマンは昨日の下げを奪回、第1四半期好調、「全体相場に大きな亀裂の後は相場の主役が交代」とされ注目集まる
記事一覧 (08/06)日本郵船は昨日の下げ幅を奪回、第1四半期の大幅増益、大幅増配を好感
2024年08月09日

高砂香料は上場来高値に接近、営業利益など第1四半期で通期予想を上回る、ストップ高

■主要部門が好調で前期発生した米子会社の出荷調整も改善

 高砂香料工業<4914>(東証プライム)は8月9日、急伸して始まった後ストップ高の4310円(700円高、19%高)で売買され、午前11時にかけてはストップ高のまま買い気配となっている。8日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)の営業利益が前年同期の7倍超となるなど大幅増益で、営業・経常利益は通期予想額を超過。好感買いが集中し、2017年7月につけた上場来の高値4470円に迫っている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比14.3%増加し、営業利益は同167.8%増加した。フレーバー部門、フレグランス部門、アロマイングリディエンツ部門、ファインケミカル部門の主要部門が好調だった上、フレグランス部門で前期に発生した米国子会社の基幹システム導入に伴う出荷調整が今期は改善し、前年同期比での利益を押し上げる要因になった。営業利益、経常利益は期初に開示した今3月期の通期予想額を上回った。通期予想は増額修正しなかったが、期待の膨れる決算となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 業績でみる株価

ハピネットは上場来高値に迫る、第2四半期の業績予想を大幅増額修正、ストップ高

■利益率の高い商品や事業、市場の拡大を取り込み好調に推移

 ハピネット<7552>(東証プライム)は8月9日、急伸一段高となり、午前9時30分前からストップ高の3710円(700円高、23%高)で売買されている。8日位の15時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)の営業利益など各利益が前年同期比5〜6割増加し、第2四半期の業績予想の大幅な増額修正も発表。好感買いが集中して約2か月前につけた実質的な上場来の高値3780円(24年6月17日)に迫っている。

 第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、売上高が前年同期比0.1%の増加だったが、営業利益は同50.3%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同63.6%増加した。「比較的利益率の高い玩具事業やアミューズメント事業がヒット商品や市場の拡大を取り込み好調に推移した」(決算短信より)。

 これを受け、第2四半期の業績予想(24年4〜9月・累計、連結)を全体に大幅増額修正し、営業利益は従来予想を57.9%上回る見込みに見直した。一方、3月通期の予想は、最大の商戦期になるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明なため、修正は行っていないとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27 | 業績でみる株価

INPEXは「8月5日」の下げを完全に回復、業績予想の増額修正、増配、自社株買いなど好感

■期末配当43円(従来予想比5円増)、年86円で過去最高

 INPEX<1605>(東証プライム)は8月9日、一段と出直って始まり、取引開始後に6%高の2136.5円(116.5円高)をつけ、日経平均が過去最大の下げ幅となった8月5日に下げた分を取り戻している。8日の15時に第2四半期決算と今12月期の業績予想の増額修正、増配、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、好感買いが先行している。

 今12月期の連結業績見通しは、第3四半期以降における販売量見通し、原油価格及び為替の前提条件の見直しなどにより、売上高は従来予想比3.5%増の見込みに見直し、営業利益は同3.2%上回る見込みに、税引前利益は同3.3%上回る見込みに見直した。

 配当は6月第2四半期末の配当(中間配当)を1株43円(従来予想比5円増)とし、12月期末配当も同43円の予定(従来予想比5円増)とした。年間86円で過去最高になる。自社株買いは、取得株式総数6400万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の5.17%)、取得総額800億円(上限)の規模で、2024年8月9日から同年12月31日までの予定で実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59 | 業績でみる株価

東京エレクトロンは9%高で始まる、第1四半期の大幅増益と業績予想の大幅増額を好感、NYでも急伸

■業績予想の増額には上期の上振れ分しか織り込んでいない形で期待強まる

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は8月9日、買い気配の後9%高の2万7970円(2340円高)で始まり、一段と回復して出直りを強めている。8日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)の各利益が前年同期の2倍前後に急増し、業績予想(第2四半期、今3月期)の増額修正も発表。NY株式市場でも13%近く急伸したため、買い先行となっている。

 第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は売上高が前年同期比41.7%増加し、営業利益は2.0倍になり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同96.2%増加した。大方の市場予想を上回る出来だったとみられている。第2四半期、今3月期)の連結業績予想を増額修正し、営業利益は第2四半期(24年4〜9月・累計)の予想を従来予想に450億円(18.5%)上積みし、今3月期の予想も450億円(7.7%増)上積みした。上期の上振れ分しか織り込んでいないことになり、下期も好調なら今3月期の業績は上振れることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:26 | 業績でみる株価
2024年08月08日

クレスコが後場一段と強含む、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、第1四半期は85%増益

■7月初に株式2分割を実施、新たな投資家層の資金流入も期待

 クレスコ<4674>(東証プライム)は8月8日の後場、一段と強含む相場となり、5%高の1151円(53円高)まで上げる場面をみせて出直りを強めている。受託ソフト開発の大手で、8月6日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月、連結)は営業利益が前年同期比85.0%増加するなど好調。8月5日に発生した全体相場の急落に巻き込まれた結果、株価はPER11倍台になっており、割安に投資できる好機を提示している。7月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行ったため、最低投資金額が2分の1になっており、新たな投資家層の資金の流入も見込まれている。

 第1四半期(2024年4〜6月)は、売上高が前年同期比15.8%増加し、営業利益は同85.0%増の8億70百万円だった。今期・25年3月期の連結業績予想は全体に従来予想を継続し、営業利益は59億円(前期比15.2%増)、予想1株利益は97円09銭。24年6月からは、新サービスとして、デジタルソリューション事業でクラウド総合支援Creageの新サービス「アプリケーションモダナイゼーションサービス」、クラウドシステム導入・更新時の生産性と品質を向上させる仕組みを構築する「Creage DevOps導入支援サービス」、AWS環境のセキュリティやガバナンスの課題を解決するサービスである「Control Towerオプション」の提供を開始した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 業績でみる株価

京写が3日続伸、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、今期20%増益予想

■予想1株利益44円34銭、株価はPER7倍台前半

 京写<6837>(東証スタンダード)は8月8日、3日続伸基調となり、5%高に迫る320円(16%高)まで上げた後も318円前後で堅調に売買され、全体相場の急落に巻き込まれた8月5日の下値261円から連日回復している。プリント配線板の大手で、7月31日に発表した第1四半期決算は好調。今期・2025年3月期の連結業績予想は営業利益が20.3%増、予想1株利益44円34銭で、予想1株利益からみた株価はPER7.2倍に過ぎず、割安に投資できる好機となっている。

 第1四半期(2024年4〜6月)は、売上高が前年同期比2.2%増加し、営業利益は同5.1%増加した。国内では自動車生産調整の影響と原材料及び製造経費等の高騰により減益となったが、海外は最新拠点であるベトナムで引き続き北米向けの自動車関連分野の受注が好調に推移して増益となり、中国では受注減にあわせたコスト改善を進め、付加価値の高い自動車向け金属基板が増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 業績でみる株価

ワークマンは「8月5日」の下げを完全に上回り年初来の高値を更新、第1四半期の進ちょく好調の見方

■過度な円安が止まり、このまま猛暑が続けば業績が上ぶれる期待

 ワークマン<7564>(東証スタンダード)は8月8日、次第高となって午前11時過ぎに4%高の4450円(190円高)まで上げ、日経平均が4451円安となった8月5日の下げを完全に上回って年初来の高値を更新している。7日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月)は各利益とも小幅減だったが、期初に開示した今期・25年3月期の業績予想との対比では好調と受け止められているもようだ。

 ワーキング・ユニフォーム業界は天候に恵まれて夏物商戦が順調な立ち上がりとし、営業総収入は前年同期比4.9%増加した。一方で、円安による仕入価格の上昇などがあり、営業利益は同1.1%減の70億34百万円だった。今3月期の業績予想を全体に据え置き、営業利益は第2四半期(4〜9月・累計)が111億13百万円、3月通期が236億32百万円。第1四半期の進ちょくは好調とされ、このまま猛暑が続けば、為替の円安も転換したため業績が上ぶれる期待が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 業績でみる株価

資生堂はストップ安、自社株買いなど発表したが第2四半期の営業赤字など影響

■今12月期の連結業績予想は全体に据え置く

 資生堂<4911>(東証プライム)は8月8日、売り気配で始まった後ストップ安の3810円(700円安)で始値をつけ、午前10時半にかけてもこの値段で売買され、一段安となっている。7日の15時に発表した第2四半期連結決算(2024年1〜6月・累計、中間期)で営業利益が赤字となり、自己株式の取得(自社株買い)と株主優待のアップグレードも発表したが、売り先行となった。もっとも、きょうは31%増益決算だったコーセー<4922>(東証プライム)も急反落し一段安となっている。

 資生堂は今12月期の連結業績予想を全体に据え置いた。一部報道では、11月末に抜本的な対応策を含めた新たな経営戦略を発表すると伝えられている。

 自社株買いは、30万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.07%)、18億円を各上限として、2024年8月8日から同年8月30日までの予定で実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 業績でみる株価

ニトリHDが一段高、「8月5日」もほとんど下げなかった銘柄で第1四半期決算など好感

■4〜6月は営業利益4.6%増加、歴史的な円安の中で大健闘の見方

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は8月8日、続伸一段高となり、9%高の2万100円(1680円高)まで上げて約3か月ぶりに2万円台を回復している。日経平均が4451円安と歴代最大の下げ幅を記録した8月5日も日足や週足チャートではほとんど下げなかった銘柄で、7日15時に発表した第1四半期決算や為替の円高が好感されている。

 第1四半期連結決算(2024年4〜6月)は、売上高が前年同期比6.6%増加し、営業利益は同4.6%増の344億88百万円だった。今3月期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は4〜9月累計が567億円(前年同期比2.8%増)、通期が1296億円(前期比1.5%増)。円安は逆風、円高は追い風の事業特性があり、円相場が4〜6月に1ドル160円を超える円安に見舞われた中で4〜6月は大健闘との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19 | 業績でみる株価

レーザーテックがストップ高、連続最高益の決算など好感、半導体株の中で独歩高

■配当も24年6月期の年230円(前期比50円増)に続き今期288円に

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は8月8日、買い気配で始まり、取引開始から30分を過ぎてストップ高の2万7170円(5000円高、22%高)で始値をつけた。7日の夕方に発表した6月決算(2024年6月期・連結)が各利益とも連続最高を更新し、今期も拡大、増配の予定としたことなどが好感されている。半導体関連株が総じて軟調な中で独歩高となっている。

 24年6月期の連結決算は売上高が前期比39.7%増加し、営業利益は同30.6%増加した。今期・25年6月期の連結業績予想は、売上高を12.4%増、営業利益を27.8%増、親会社株主に帰属する当期純利益は25.3%増とした。また、配当は24年6月期の年間配当を1株230円の予定(前期比50円増)とし、今期・25年6月期は同288円の見込み(同58円増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 業績でみる株価
2024年08月07日

ファンデリーが13%高、業績堅調で全体相場の急落に巻き込まれた分の回復進む

■2年計画で東証スタンダード市場への移行を目指す

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は8月7日の後場、13%高の242円(27円高)で始まり、2日前の全体相場急落時につけた下値197円から大きく回復している。食事コントロールを通して血液検査の数値改善を目指す健康食宅配サービス『ミールタイム』の提供などを行い、業績は2024年3月期に各利益とも黒字化して回復傾向。7月31日に発表した第1四半期決算では、今期・25年3月期も本業ベースで一段の拡大を計画する。株価は全体相場の急落に巻き込まれた分を取り戻す相場になっている。

 今期・25年3月期の業績予想は、売上高を前期比16.1%増の30億72百万円、営業利益は同6.9%増の62百万円とし、営業外では前期拡大の反動減などにより経常利益は63.1%減の20百万円、当期純利益は同71.2%減の19百万円とするが、マーケティング事業で「3Q以降の計上見込み案件が多数あり、下期偏重の売上獲得となる見通し」(説明資料)とするなどで期待されている。2年計画で東証グロース市場からスタンダード市場への移行を目指し、26年3月までに課題をクリアする計画だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 業績でみる株価

エムティーアイはストップ高まで3円に迫る、業績予想の増額など好感され次第に急伸

■クラウド薬歴事業、法人向けDX支援事業が計画を上回って推移

 エムティーアイ<9438>(東証プライム)は8月7日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時半にかけて20%高の883円(147円高)まで上げ、ストップ高まで3円に迫っている。6日の15時に第3四半期決算と9月通期の業績予想の増額修正を発表し、好感買いが次第に膨れ活況高となった。

 第3四半期(2023年10月〜24年6月・累計)は、クラウド薬歴事業、法人向けDX支援事業が計画を上回って推移しており、第4四半期も同様の傾向が続くとみられることから、9月通期の連結業績予想を全体に増額修正した。9月通期の連結営業利益は従来予想を22.2%上回る22億円の見込み(前期の7.4倍)に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.1%上回る24億円の見込み(同3.2倍)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 業績でみる株価

シンフォニアテクノロジーは2日連続ストップ高、第1四半期好調なうえ第2・第4四半期に売り上げ集中の特性あり期待強まる

■第1四半期は営業利益3倍、受注高は59%増加

 シンフォニアテクノロジー<6507>(東証プライム)は8月7日、続伸基調で始まった後も次第高となり、午前10時30分にかけて2日連続ストップ高の3330円(基準値から500円高)まで上げて回復を連日強めている。半導体搬送装置や宇宙ロケット用の電装品、試験装置などの開発製造を行い、6日の14時前に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)の営業利益3.1倍などが好感され、6日後場から上げに拍車がかかる相場になっている。

 第1四半期は、受注高が前年同期比58.6%増加し、売上高は前年同期比11.8%増加、営業利益は3.1倍、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.5倍になった。通期の業績予想は5月に開示した従来予想を全体に継続したが、「事業構造として、公共・社会インフラ等の設備関連機器の売上が第2四半期(7〜9月)及び第4四半期(1〜3月)に集中する傾向がある」(決算短信より)ため、上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49 | 業績でみる株価

新日本製薬は続伸、記念配当と記念株主優待など好感され一段と回復強める

■ギネス世界記録認定を記念、9月期末に10円の記念配当を加算

 新日本製薬<4931>(東証プライム)は8月7日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の1723円(101円高)まで上げ、全体相場が再び反落して始まった中で回復を強めている。6日の15時に第3四半期決算(2023年10月〜24年6月・累計、連結)と記念配当、記念株主優待を発表し、好感買いが先行する様子となっている。

 第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比13.8%増の32億30百万円だった。9月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は40億円(前期比6.5%増)。

 記念配当、記念株主優待は、今期、主力商品「パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ」が顔用保湿ジェル市場売上シェア世界No.1として、ギネス世界記録に認定されたことを記念するもので、24年9月期の期末配当に1株当たり10円の記念配当を実施し、期末配当は普通配当35円と合わせて45円の予定(前期比12円の増配)とした。また、記念株主優待は、通常の優待に加えて、24年9月30日現在で100株(1単元)以上保有する株主を対象に、当社の人気ブランド「パーフェクトワンフォーカス」より「パーフェクトワンフォーカス スムースウォータリージェル ピュア」を贈呈する。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:19 | 業績でみる株価
2024年08月06日

ヒーハイストは後場は一段と上げ15%高、全体相場の回復とともに今期業績への期待再燃

■今期は上期まで各利益とも小幅な損失残るが通期で黒字を計画

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は8月6日、急回復の相場となり、後場は一段と反発幅を広げて13時過ぎに15%高の230円(30円高)まで上げ、出直りを強めている。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーで、例年、8月10日頃に第1四半期決算を発表。株式市場関係者からは、この決算発表への期待やモータースポーツ向けエンジンパーツの製造などで「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」を応援していることなどが買い材料との見方が出ており、全体相場が5日の記録的な急落から回復するにつれて注目が再燃してきたようだ。

 5月に発表した前3月期の決算では、今期・25年3月期の連結業績予想(24年4月1日〜25年3月31日)について、上期は各利益とも小幅な損失を見込むが通期では売上高6.2%増加、営業利益は23百万円の黒字、親会社株主に帰属する当期純利益も12百万円の黒字を想定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:47 | 業績でみる株価

フライトソリューションズが後場一段高、前期は「円安等の影響」あったため最近の為替動向に期待

■電子決済ビジネスのリーディングカンパニー、8月9日に四半期決算の発表を予定

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は8月6日、急激な回復相場となり、前場に11%高の216円(21円高)まで上げた後も上げ幅を保って売買され、後場は13時40分にかけて217円(22円高)をつけて一段と回復を強めている。日本で初めてiPhoneでのクレジットカード決済ソリューションを市場投入した電子決済ビジネスのリーディングカンパニーで、8月9日に第1四半期決算の発表を予定。この一両日は全体相場の記録的な急落を受けて売りの渦巻に吸い込まれる形になったが、全体の下げどまりとともに業績への期待が再燃している。

 5月に発表した2024年3月期の連結決算は、売上高が6.6%増加した一方、決済ソリューション事業で「原材料費の高騰、及び円安等の影響により」(決算短信)十分な利益率を確保することができなかったとし、各利益は1億円前後の損失だった。しかし、足元は円安からむしろ急激な円高に振れて財務大臣が心配の談話を出すほどに情勢が変化しており、株式市場関係者の中にも同社の業績に注目し直す様子がある。今期・25年3月期の予想は売上高を29.3%増加とし、各利益は通期での黒字化を想定している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:12 | 業績でみる株価

ユニチカが後場一段高、第1四半期の大幅増益と業績予想の増額修正など好感

■円安でコスト増加したが販売増、価格改定、コストダウン施策など奏功

 ユニチカ<3103>(東証プライム)は8月6日の後場、一段高となり、取引開始後に32%高の304円(73円高)まで上げて約1週間ぶりに300円台を回復。6日の午前11時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)の営業利益黒字化、業績予想の増額修正などが好感され、13時にかけては東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出て急伸している。

 第1四半期は、売上高が前年同期比9.7%増加し、営業利益は前年同期の6.7億円の損失に対し11.7億円の黒字に転換、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.3倍に急増した。高分子事業、機能資材事業の売上高が伸び、繊維事業はダウンしたが全体で伸びた。収益面では、原燃料価格の上昇、円安によるコストアップ等のマイナス影響に対し、価格改定とコストダウン施策の実行によりマイナス影響を補完。販売増による効果も加わり回復した。

 こうした推移を受け、「価格改定やコストダウン施策の効果発現が前倒しで進んで」(説明資料より)いることなどから、第2四半期(24年4〜9月・累計)の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を3億円(27%)上回る14億円の見込みに引き上げた。3月通期の予想は据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:04 | 業績でみる株価

三井不は昨日の下げを完全に回復、第1四半期好調、「クラッシュの後は相場の主役が交代」の見方もあり注目再燃

■営業利益は26%増加、通期予想は据え置くが期待強まる様子

 三井不動産<8801>(東証プライム)は8月6日、急反発となり、午前10時前に17%高の1454.0円(206.5円高)まで上げた後も190円高前後で推移し、昨5日の下げ幅123.5円安(終値ベース)を完全に上回っている。2日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は営業利益26%増加などと好調。翌取引日の5日は全体相場が急落したため売りの渦巻に吸い込まれる形になったが、全体の下げどまりとともに好業績が見直されている。

 第1四半期の営業利益は前年同期比26.0%増の1012億99百万円だった。今3月期の連結業績予想は全体に従来予想を継続し、営業利益は3400億円(前期比0.1%増)。第1四半期としては進ちょく度が高いと注目されている。

 また、全体相場の物色動向について、株式市場関係者の中には、「昨日のような急落ランキングを塗り替えるような亀裂が入った後は相場の主役が変わることがある」との見方があり、これまでの半導体株などに代わって注目を集める期待が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:30 | 業績でみる株価

キッコーマンは昨日の下げを奪回、第1四半期好調、「全体相場に大きな亀裂の後は相場の主役が交代」とされ注目集まる

■売上収益は12.4%増加し営業利益は59.6%増加

 キッコーマン<2801>(東証プライム)は8月6日、買い気配で始まった後ストップ高の1744.0円(300.0円高、21%高)で始値をつけ、昨5日の下げ幅285.5円を奪回してお釣りが来る急伸となっている。5日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結、IFRS)の営業利益が前年同期比59.6%増などと大幅増益だった上、全体相場の物色動向について、「昨日のような急落ランキングを塗り替えるような亀裂が入った後は相場の主役が変わることがある」(株式市場関係者)との見方があり、これまでの半導体株などに代わって注目を集める期待が出ている。

 第1四半期の連結決算は、国内の売り上げが食料品製造・販売事業全体で前年同期を上回り、海外でも食料品製造・販売及び食料品卸売事業ともに、前年同期の売り上げを上回った。売上収益は前年同期比12.4%増加し、営業利益は同59.6%増の214億74百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同69.9%増の180億46百万円だった。今3月期の連結業績予想は全体に従来予想を継続した。(HC)

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日本郵船は昨日の下げ幅を奪回、第1四半期の大幅増益、大幅増配を好感

■9月中間配、3月期末配当とも各々130円(期初予想比50円増)に

 日本郵船<9101>(東証プライム)は8月6日、急反発で始まった後もジリ高傾向となり、午前10時過ぎには15%高の4609円(611円高)まで上げて急反発となっている。5日の15時に発表した第1四半期決算が大幅増益となり、配当の大幅増額も発表。昨5日の598円安(終値ベース)を奪回する反発相場となっている。

 第2四半期末の9月中間配当、3月期末配当とも各々1株当たり130円の予定(期初予想比50円増)とした。年間配当は同260円(是期比120円の増配)になる。

 第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、売上高が前年同期比14.8%増加し、営業利益は同39.9%増の658億78百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同50.0%増の1102億34百万円だった。定期船事業のコンテナ船部門で紅海情勢に起因する需給逼迫や貨物需要の高まりなどがあり、航空運送事業でも荷動きが堅調で取扱量は増加し、運賃水準も上昇した。営業外収益で持分法による投資利益として581億円を計上した。適用為替は1米ドル155.02円。(HC)
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