[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/18)マルマエは下値圏から出直る、半導体関連株高や中国の景気指標好転を受け注目再燃
記事一覧 (10/17)トランザクション中期計画の2年前倒し達成など好感され次第高、12期連続増配
記事一覧 (10/16)サインポストが急伸、第2四半期の収益大幅改善し6日ぶりの上げ相場に
記事一覧 (10/16)アステナHDは第3四半期決算の大幅増益など好感され年初来の高値に迫る
記事一覧 (10/16)ローソンは半月ぶりに7000円台を回復、第2四半期決算が大幅に上振れ通期予想も大幅に増額修正
記事一覧 (10/13)ユニバーサルエンターテインメントは後場一段と上げる、フィリピンの統合リゾート好調などで業績予想を上方修正
記事一覧 (10/13)乃村工藝社は上期の売上高25%増など好感され戻り高値を更新、商業施設やテーマパーク・ホテルなどの施工好調
記事一覧 (10/13)テーオーHDは営業利益3.2倍などに注目集まりストップ高
記事一覧 (10/13)ELEMENTSが急伸、四半期黒字化などに注目集まりジリ安傾向から出直り急
記事一覧 (10/13)スマレジは調整しても移動平均で切り返し押し目買い旺盛の見方、業績上ブレ期待強い
記事一覧 (10/13)明光ネットは40周年記念配当など好感され11%高、高値に急接近
記事一覧 (10/13)PR TIMESは第2四半期の利益が予想を4割上回る、急反発し戻り高値に接近
記事一覧 (10/12)吉野家HDが今世紀初の3000円台、通期業績予想の増額修正など好感し急伸
記事一覧 (10/12)サイゼリヤはストップ高、今期も大幅増益予想の決算が好感され2000年以降の最高値に進む
記事一覧 (10/11)KG情報は「配当5倍」など好感され後場も買い気配のままストップ高で始まる
記事一覧 (10/11)ティムコが次第高、きょう第3四半期決算を発表する予定で期待強まる
記事一覧 (10/10)霞ヶ関キャピタルは上場来初の9000円台に進む、連続大幅増益の見通しや東証プライム銘柄への昇格に加えプロバスケットボール「仙台89ERS」スポンサーを好感する様子も
記事一覧 (10/10)クスリのアオキHDは株式3分割と実質増配、第1四半期の好決算が好感され2020年以来の高値に進む
記事一覧 (10/10)三陽商会が連日急伸、IR活動の更なる強化などズバリ「PBR改善」と題した計画や好決算を好感
記事一覧 (10/06)青山商事は次第に出直り拡大、「月次」の発表迫り期待強まる
2023年10月18日

マルマエは下値圏から出直る、半導体関連株高や中国の景気指標好転を受け注目再燃

■業績見通しは慎重との見方が少なくない様子

 マルマエ<6264>(東証プライム)は10月18日の後場、一段ジリ高傾向となり、13時30分にかけて8%高の1545円(113円高)をつけ、下値圏から出直りを強めている。半導体製造装置、FPD製造装置向けの高精度真空部品メーカーで、18日はレーザーテック<6920>(東証プライム)などの半導体関連株高が続伸基調となっていることや、午前中に発表された中国のGDP(国内総生産)や小売売上高、工業生産指数などが好調で中国景気への懸念が後退したこと、などを受け、買い直す動きが強まっている。

 業績見通しは慎重で、10月6日に発表した今期・2024年8月期の予想は、「上期は半導体市況改善見込まず」(決算補足資料)、売上高を70億円(前期比1.9%増)、営業利益を6.8億円(同20.9%減)などとした。株価はこれを受けて10月17日に2年ぶりの安値をつけた。ただ、調査筋には慎重過ぎるとの受け止め方がある。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:45 | 業績でみる株価
2023年10月17日

トランザクション中期計画の2年前倒し達成など好感され次第高、12期連続増配

■8月決算、主力サイト『販促STYLE』など「非常に好調に推移」

 トランザクション<7818>(東証プライム)は10月17日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時20分にかけて8%高の1999円(151円高)まで上げ、約半月ぶりに1900円台を回復、8月23日以来の2000円に迫っている。16日の15時30分に8月決算と中期計画の目標見直し(上方修正)などを発表し、好感買いが強まった。営業利益率、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の各項目で中期計画に掲げた2025年8月期の業績目標を2年前倒して達成。8月期末配当は10円増配し、上場以来12期連続の増配を予定する。

 23年8月期の連結決算は、売上高が前期比25.6%増の229億58百万円で、営業利益は同44.1%増の46億58百万円、経常利益は同44.9%増の47億86百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同50.6%増の33億5百万円だった。「主力サイト『販促STYLE』『MARKLESS STYLE』が非常に好調に推移」したほか、コスト抑制効果があり、内製化率、生産性の向上も寄与した。今期・24年8月期の予想は、売上高を9.6%増、営業利益を12.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益を5.9%増などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 業績でみる株価
2023年10月16日

サインポストが急伸、第2四半期の収益大幅改善し6日ぶりの上げ相場に

■書店向けセルフレジや無人決済システムの採用が拡大

 サインポスト<3996>(東証プライム)は10月16日、急反発し、11%高の471円(47円高)まで上げた後も470円前後で売買され、前日比変わらずを一日含めると6日ぶりの上げ相場となっている。前取引日(10月13日)の16時に発表した第2四半期決算(2023年3〜8月・累計)が各利益とも前年同期比で赤字改善し、好感し直された形で、大きく出直っている。

 第2四半期決算(23年3〜8月・累計)の売上高は前年度期比9.4%増の13億85百万円で、営業利益は前年同期の52百万円の赤字から29百万円の赤字に大幅改善した。コンサルティング事業の受注が堅調に増加した上、コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」(イージーレジ)が合弁会社の事業拡大とともに伸び、書店向けセルフレジ「ワンダーレジ−BOOK」が「TSUTAYAレイクタウン」に正式採用され、グループ会社TOUCH TO GO(タッチ・トゥーゴー)の無人決済システムもファミリーマートブランドの小型店舗での採用が増えた他、化粧品販売店の無人化やスーパーマーケットの新業態店舗等にも活用されたとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35 | 業績でみる株価

アステナHDは第3四半期決算の大幅増益など好感され年初来の高値に迫る

■主事業で新規案件など好調、売上高は10%増、営業利益は61%増

 アステナHD(アステナホールディングス)<8095>(東証プライム)は10月16日、急反発の相場となり、7%高の507円(34円高)まで上げて年初来の高値511円(2023年9月29日)に迫っている。前取引日(10月13日)の15時に発表した第3四半期決算(2022年12月〜23年8月・累計、連結)が前年同期比で売上高10%増、営業利益61%増などと大幅に拡大し、注目が再燃している。

 第3四半期連結決算(22年12月〜23年8月・累計)の売上高は同10.1%増の40億674百万円となり、営業利益は同60.8%増の6億85百万円だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同65.4%減だったが、前年に計上した特別利益の反動。引き続きファインケミカル事業)で医薬品原料や新薬メーカー向け新規案件が好調に推移し、ヘルス・ビューティケア・食品事業でも機能性食品等の原料需要増に加え、新規受注の獲得により販売が好調に推移、また医薬事業では新製品の市場シェアが拡大した。11月通期の業績予想は全体に据え置いたが、上振れる可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 業績でみる株価

ローソンは半月ぶりに7000円台を回復、第2四半期決算が大幅に上振れ通期予想も大幅に増額修正

■国内コンビニ事業が好調で電気代は当初の予想を下回る

 ローソン<2651>(東証プライム)は10月16日、約半月ぶりに7000円(282円高)台を回復して始まり、全体相場が大幅安の中でも午前10時40分にかけて7000円前後で売買され、大きく出直る相場となっている。前取引日(10月13日)の15時に発表した第2四半期決算(2023年3〜8月・累計、連結)が5月に開示した予想を大幅に上回って着地し、2月通期の予想と配当予想の増額修正も発表、好感買いが先行している。

 第2四半期連結決算(2023年3〜8月・累計)の事業利益は5月に開示した予想を53.8%上回り、親会社の所有者に帰属する当期利益は同85.2%上回った。「国内コンビニエンスストア事業のローソン単体の売上が堅調に推移し」、「電気代負担が当初の予想を下回り」、「海外事業・エンタテインメント関連事業の好調」などが要因。下期も電気代負担が引き続き予想を下回る見通しであることなどから、2月通期の連結業績予想を全体に大幅増額修正し、事業利益は5月に開示した予想を32.8%上回る850億円の見込み(前期比32.2%増)に見直した。配当は、8月中間配、2月期末配とも1株につき各117円(前年同期比42円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 業績でみる株価
2023年10月13日

ユニバーサルエンターテインメントは後場一段と上げる、フィリピンの統合リゾート好調などで業績予想を上方修正

■国内遊技機も販売堅調、第4四半期に主タイトル機種を新投入

 ユニバーサルエンターテインメント<6425>(東証スタンダード)は10月13日の午前11時30分に業績予想の上方修正を発表し、株価は後場寄り後に8%高の2313円(176円高)まで上げる場面を見せて一段と出直りを強めている。フィリピンの統合型リゾート(IR)事業好調、国内遊技機も販売計画が堅調に推移、主要タイトル機種を当第4四半期に新たに市場投入する見通しがついたこと、などを要因に、今12月期の連結営業利益の予想は従来予想を19%引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は同50%引き上げた。

 上方修正後の当期連結1株利益は387円17銭の見込みとなった。株価はこの5、6倍(PER5、6倍)に過ぎなくなり、割安感が顕著になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:57 | 業績でみる株価

乃村工藝社は上期の売上高25%増など好感され戻り高値を更新、商業施設やテーマパーク・ホテルなどの施工好調

■2月通期の予想は据え置いたが期待強い印象

 乃村工藝社<9716>(東証プライム)は10月13日、始値の975円(60円高)を上値に伸びきれないものの、後場、13時にかけては4%高の950円(35円高)前後で売買され、約2週間ぶりに戻り高値を更新している。12日の夕方に第2四半期決算を発表し、連結決算(2023年3〜8月・累計)の営業利益は前年同期の2.1倍の22億20百万円などと大幅に増加。注目し直す動きが強まっている。

 23年3〜8月・累計の連結売上高は、大型商業施設の施工やテーマパーク・ホテル等の新装・改装が堅調に推移し、同25.3%増の595億16百万円となった。24年2月通期の予想は全体に据え置き、売上高は1240億円(前期比11.8%増)、営業利益は43億円(同38.1%増)。コロナ後の社会・経済活動の活発化を受けて大幅に回復する見込みで、大阪万博に向けた需要も加わるとの期待で注目する様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 業績でみる株価

テーオーHDは営業利益3.2倍などに注目集まりストップ高

■第1四半期決算、純利益は黒字化

 テーオーHD(テーオーホールディングス)<9812>(東証スタンダード)は10月13日、一段高となり、ストップ高の430円(80円高、23%高)まで上げた後そのまま買い気配を続け、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。北海道を地盤に流通、不動産、木材事業などを展開し、12日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年6〜8月)の営業利益が前年同期の3.2倍となり、四半期純利益は黒字化したことなどが好感されている。テーオーデパートの閉店セールによる売上高の増加もあった。

 第1四半期の連結営業利益は前年同期の3.2倍の1億61百万円となり、期初に開示した24年5月通期予想260億円(23年5月期比28.6%増)の62%に達した。月予想は全体に据え置いたが、デパート閉店などによる構造改善効果への期待が強まったと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 業績でみる株価

ELEMENTSが急伸、四半期黒字化などに注目集まりジリ安傾向から出直り急

■第3四半期累計も赤字改善、選択と集中によるコスト最適化など寄与

 顔認証AI開発などのELEMENTS<5246>(東証グロース)は10月13日、飛び出すように急伸する相場となり、18%高の596円(90円高)まで上げた後も560円前後で売買され、7か月続くジリ安傾向の中で出直りを探る展開となっている。12日の15時に発表した第3四半期連結決算(2022年12月〜23年8月・累計)で各利益とも赤字が改善し、直近3ヵ月(6〜8月)は営業利益およびEBITDAの⿊字化を達成としたため注目が集まった。

 第3四半期連結決算(2022年12月〜23年8月・累計)は、売上高が前年同期比4.6%増加し、営業利益は3億75百万円の赤字で前年同期の4億46百万円の赤字から16%改善した。売上総利益率の改善に加え、選択と集中によるコスト最適化などが寄与。6〜8月の四半期ベースでは「営業利益(89百万円)およびEBITDA(92百万円)と⿊字化を達成」(決算説明資料)した。11月通期の予想は全体に据え置いたが、期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52 | 業績でみる株価

スマレジは調整しても移動平均で切り返し押し目買い旺盛の見方、業績上ブレ期待強い

■第1四半期はサブスクリプション拡大などで売上高48%増加

 スマレジ<4431>(東証グロース)は10月13日、次第に強含む相場となり、午前10時にかけて4%高の2870円(112円高)まで上げて再び出直りを強めている。9月13日に発表した第1四半期決算の大幅増益が好感され、翌14日に14%高の2930円まで上げて戻り高値を更新。以後、調整しても25日移動平均のあたりで切り返して出直る相場が続いている。好業績をベースに押し目買い旺盛な好展開との見方が出ている。

 第1四半期決算(2023年5〜7月)は、サブスクリプション売上高の拡大と粗利率の改善により、売上高が前年同期比48.4%増加し、営業利益は2.2倍となるなど大幅に拡大した。決算説明でも「1Q営業利益が通期計画に対して44.9%の進捗」と第1四半期の快進撃に言及した。4月通期の予想は据え置いたが、株価の押し目買い動向などから、業績上ブレ期待は衰えていないと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 業績でみる株価

明光ネットは40周年記念配当など好感され11%高、高値に急接近

■記念配当は24年2月末、連結業績も今期は増益転換を見込む

 明光ネットワークジャパン<4668>(東証プライム)は10月13日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後に11%高の687円(66円高)まで上げて年初来の高値688円(2023年8月4日)に急接近している。12日の16時に8月決算と創業40周年の記念配当(特別配当)などを発表。好感買いが先行している。40周年の記念配当は1株につき10円、2024年2月29日を基準日とする第2四半期末配当で行うとした。

 23年8月期の連結決算は売上高が前期比で6.1%増加した一方、営業利益は同8.9%減など各利益とも微減だった。ただ、今期・24年8月期の予想は営業利益を12億円(前期比12.7%増)とするなど、各利益とも増益を見込むとした。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 業績でみる株価

PR TIMESは第2四半期の利益が予想を4割上回る、急反発し戻り高値に接近

■4月通期の予想は15億円(前期比26.0%増)を据え置くが期待再燃

 PR TIMES<3922>(東証プライム)は10月13日、急反発で始まり、取引開始後は12%高の1799円(199円高)まで上げ、約1週間ぶりに1700円台を回復して年初来の戻り高値1840円に迫っている。12日の15時に発表した第2四半期連結決算(2023年3〜8月・累計)の各利益が4月に開示していた従来予想を4割上回る着地となり、注目が再燃した。

 第2四半期連結決算(2023年3〜8月・累計)の営業利益は前年同期比2.8%減の8億90百万円だったが、4月に開示していた従来予想を40.5%上回った。4月通期の予想は変更せず15億円(前期比26.0%増)としたが、第2四半期までの好調さが目立つため上振れ期待が広がっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 業績でみる株価
2023年10月12日

吉野家HDが今世紀初の3000円台、通期業績予想の増額修正など好感し急伸

■第2四半期の営業利益は3.8倍

 吉野家HD(吉野家ホールディングス)<9861>(東証プライム)は10月10月12日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は7%高の3000.0円(209.5円高)まで上げて約1か月ぶりに高値を更新している。3000円台は、株式分割を調整後の値段で2000年以降初めてとなった。

 11日の取引終了後に発表した第2四半期決算の連結営業利益(2023年3〜8月・累計)が前年同期の3.8倍になり、2月通期の予想の増額修正も発表し、好感買いが先行している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:57 | 業績でみる株価

サイゼリヤはストップ高、今期も大幅増益予想の決算が好感され2000年以降の最高値に進む

■今期の予想営業利益は81%増の見込み

 サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は10月12日、一段高となり、取引開始後にストップ高の5530円(700円高、14%高)をつけて2000年以降の最高値(株式分割調整後)に進んでいる。11日の取引終了後に発表した8月決算の連結営業利益が前期の17.1倍に急増し、今期・2024年8月期の予想も営業利益を81%増の見込みとするなどで、注目集中となっている。

 前8月期の連結売上高は27.0%増加した。今期の連結業績予想は、売上高が15.1%増、営業利益は81.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益は59.1%増などとした。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 業績でみる株価
2023年10月11日

KG情報は「配当5倍」など好感され後場も買い気配のままストップ高で始まる

■12月期末配当、最近の業績動向などから配当性向80%に

 KG情報<2408>(東証スタンダード)は10月11日、朝の取引開始後から気配値のままストップ高(80円高の504円)で推移し、後場もストップ高買い気配で始まり一段高となっている。10日の15時30分に第3四半期決算と12月期末配当の大幅増配を発表し、好感買いが集中している。12月期末配当を1株25円の予定とし、従来予想の5倍に増やすとした。

 第3四半期決算(2022年12月21日〜23年9月20日・累計、連結)は営業利益、経常利益とも前年同期比5割増の大幅増益となった。配当については、配当性向25%の事実上の上限を撤廃し、最近の業績動向などから当期の配当性向を80%に引き上げることとした結果、今12月期末配当を従来予想の1株5円から一挙に同25円の予定(前年同期の6.70円の3.7倍)に大幅増額した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56 | 業績でみる株価

ティムコが次第高、きょう第3四半期決算を発表する予定で期待強まる

■第2四半期は営業利益の進ちょく率84%、季節性あるが注目強い

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は10月11日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時過ぎには5%高の833円(40円高)まで上げて約2週間ぶりに800円台を回復し、再び上値を指向している。この日、2023年11月期の第3四半期決算を発表する予定。フィッシング用品などの大手で、季節性のある事業だが、7月に発表した第2四半期決算(22年12月〜23年5月・累計)は営業利益の進ちょく率が通期予想の84%に達して注目を集めたため、第3四半期決算への期待が強い相場になっている。スノーピーク<7816>(東証プライム)との合弁会社による新事業への期待も大きいものがある。

 第2四半期決算(22年12月〜23年5月・累計)は、売上高が前年同期比6.1%増加し、営業利益は同82.4%増の1億25百万円だった。11月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は1億49百万円(前期比31.8%増)。営業利益の第2四半期までの進ちょく率は84%に達した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 業績でみる株価
2023年10月10日

霞ヶ関キャピタルは上場来初の9000円台に進む、連続大幅増益の見通しや東証プライム銘柄への昇格に加えプロバスケットボール「仙台89ERS」スポンサーを好感する様子も

■ホテル事業が急回復し、物流事業とあわせて主力事業に成長

 霞ヶ関キャピタル<3498>(東証プライム)は10月10日、前引けにかけて9%高の9550円(770円高)まで上げ、後場も13時50分にかけて7%高前後で売買され、一段高と上げて上場来初の9000円台に進んでいる。10月3日に2023年8月期決算と中期計画の上方修正などを発表し、6日には8月期決算の説明の内容書き起こしを開示。また、6日付で、東証の所属市場がそれまでの東証グロース銘柄から一気に東証プライム銘柄へと昇格(市場区分の変更)し、期待の強い相場が続いている。6日には男子プロバスケットボール「仙台89ERS」(センダイエイティナイナーズ)とのスポンサー契約も発表しており、これによる知名度や企業イメージの向上に期待する様子もある。

 2023年8月期の連結決算は、物流施設への需要が引き続き伸びた上、ホテル事業は急速に回復し、物流事業とあわせて主力事業へと成長するなどで、売上高が前期比79.4%増加し、営業利益は同2.1倍だった。今期・24年8月期の予想も売上高を60.9%増、営業利益を91.3%増などとした。中期経営計画では、24年8月期の純利益を20億円から50億円に大きく上方修正し、営業利益と当期純利益は1年前倒しの25年8月期に達成する計画とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:24 | 業績でみる株価

クスリのアオキHDは株式3分割と実質増配、第1四半期の好決算が好感され2020年以来の高値に進む

■11月20日を基準日として1株を3株に分割

 クスリのアオキHD(クスリのアオキホールディングス)<3549>(東証プライム)は10月10日、9857円(77円高)まで上げた後に小安くなる場面はあったが後場寄り後も9810円(30円高)前後で売買され、5日続伸基調となっている。9800円台は2020年以来の高値水準。11月20日を基準日とする株式3分割を10月3日に発表し、同時に発表した第1四半期決算(2023年5月21日〜8月20日・連結)は営業利益が前年同期比48.8%増加などと好調だったことなどで、買い優勢の相場が続いている。

 第1四半期連結決算(2023年5月21日〜8月20日)は売上高が同17.1%増加し、営業利益は同48.8%増の66.6億円だった。期初に開示した第2四半期の連結営業利益の予想は80億円、通期予想は178億円。第1四半期までの進ちょく率の高さが目立った。また、株式分割にともない、5月期末配当の予想を1株5円50銭とした。これを分割前に換算すると16円50銭。期初に開示した5月期末配当の予想は16円ちょうどだったため、50銭の増配になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:07 | 業績でみる株価

三陽商会が連日急伸、IR活動の更なる強化などズバリ「PBR改善」と題した計画や好決算を好感

■第2四半期決算は各利益とも大幅に黒字転換、通期予想など増額修正

 三陽商会<8011>(東証プライム)は10月10日、取引開始後に15%高の2607円(349円高)まで上げた後も14%高の2570円前後で売買され、2日続けて大幅高となって2018年以来の高値に進んでいる。前取引日の10月6日午前11時に第2四半期決算と業績予想の増額修正、そしてズバリ「PBR改善計画」と題した資産効率経営に関する計画を発表し、株価は発表直後から急伸。6日はストップ高となり、週明けも買い先行となっている。

 第2四半期(2023年3〜8月・累計)連結決算は売上高が前年同期比10.6%増加し、各利益は前年同期比で大幅な黒字に転換した。百貨店を始めとする実店舗への集客が順調に回復したことや、プロパー販売強化や値引販売の抑制が計画通りに進展したことなどを要因とした。

 こうした推移を受け、今2月期(2024年2月期)の連結業績予想、配当予想を増額修正し、営業利益は従来予想を14.8%上回る31億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.0%上回る28億円に見直した。

 PBR(株価純資産倍率)は、資産の効率的な活用の程度を示す尺度。「PBR改善計画」では「各種施策実行による株主資本コストを上回るROE(注:株主資本利益率)目標の達成、IR活動の更なる強化、次期中期経営計画/成長戦略の策定・実行により、PBRの改善を図る」とし、「配当水準の段階的向上等のEquityのコントロールにより、ROE8.5%の達成を目指す」などとした。今期・24年2月期末配当(期末のみ実施)は、DOE(株主資本配当率)を従来の2%から3%に変更し、1株当たり従来予想比29円増の88円(前期比では33円の増配)に修正した。DOEは中期的に4%に引き上げるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:37 | 業績でみる株価
2023年10月06日

青山商事は次第に出直り拡大、「月次」の発表迫り期待強まる

■前回発表の8月分は既存店9か月連続増加、全店は5か月連続増加

 青山商事<8219>(東証プライム)は10月6日、ジリ高基調となり、午前10時にかけては6%高の1535円(81円高)まで上げ、反発幅を広げている。毎月7日を基準に月次動向「月次売上高前年比(速報)」を発表しており、期待する動きが強まっている。前回発表の8月分は、「ビジネスウェア事業」の既存店売上高が前年同月比14.5%増加し、2022年12月から9か月連続の増加だった。

 8月の「ビジネスウェア事業」の全店売上高は同11.3%増加し、23年4月から5か月連続増加。23年に入ってコロナ後の社会活動回復を受け、ビジネスウェアの回復が強まる傾向と受け止められている。6月までは「スーツとフォーマルが好調に推移」とのコメントが続いたが、7月からは「フォーマルを中心に好調」とし、式典や冠婚葬祭の復活再開が寄与しているとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 業績でみる株価