[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (08/13)スノーピークがストップ高、「アウトドア業界は密を避けたレジャーとして高い需要」とし上場来高値を更新
記事一覧 (08/13)JFEホールディングスが続伸一段高、業績予想の増額に加え米景気回復による恩恵も期待
記事一覧 (08/12)国際紙パルプ商事がストップ高、世界的な段ボール需要増加やパルプ・古紙高騰などで第1四半期黒字転換
記事一覧 (08/11)コーユーレンティアはワクチン接種会場や五輪会場向け事業が改めて注目されストップ高
記事一覧 (08/11)加賀電子の業績に上振れ観測が強まる、収益性の高いEMS事業など拡大に弾み
記事一覧 (08/11)大和ハウスは急激に切り返す、米戸建住宅会社の子会社化など評価し直される
記事一覧 (08/11)ヨネックスが買い気配のまま急伸、第1四半期の売上高97%増加し注目集中
記事一覧 (08/10)システムサポートは連続増配や連続2ケタ増益予想など好感され後場一段高
記事一覧 (08/10)サン電子は子会社の米NASDAQ上場準備と第1四半期の黒字化など注目され大きく出直る
記事一覧 (08/10)アルペンは「密」を避けるアウトドア用品など好調で2日続けて大幅高
記事一覧 (08/10)ローランドが一段高、大幅上ぶれ決算と通期業績予想の増額修正など好感
記事一覧 (08/06)アルコニックスは後場急伸、業績予想の増額修正など好感される
記事一覧 (08/06)スクウェア・エニックス・HDは減益だが株価10%高、進ちょく率の高さなど注目され一段と出直る
記事一覧 (08/06)加賀電子は第1四半期の最高益など好感され一段高
記事一覧 (08/06)資生堂は2期ぶりの黒字化など好感され大きく出直る
記事一覧 (08/05)キッコーマンは業務用の回復が目立ち後場寄り後に急伸、新型コロナの影響から回復
記事一覧 (08/05)ASIANSTARが急伸、営業、経常、純利益を黒字転換の予想に増額修正
記事一覧 (08/05)インテリジェントウェイブが急伸、中期計画をバージョンアップ、一時値上がり率で首位に
記事一覧 (08/04)デコルテHDは時間とともに急伸、営業利益が第3四半期までで通期予想に到達目前
記事一覧 (08/04)ラピーヌがストップ高、第1四半期決算好調で業績予想を増額修正
2021年08月13日

スノーピークがストップ高、「アウトドア業界は密を避けたレジャーとして高い需要」とし上場来高値を更新

■期末配当を20.0円(従来予想比7.5円増)に増配

 スノーピーク<7816>(東1)は8月13日、急伸一段高となり、取引開始から30分を経過した午前9時30分過ぎにはストップ高の4985円(700円高)に達した。12日に発表した第2四半期決算が大幅増益となり、通期の業績・配当予想を増額修正、好感買いが殺到している。株式分割調整後の上場来高値を約3ヵ月ぶりに更新した。

 第2四半期の連結決算(2021年1〜6月・累計)は、売上高が前年同期比77.6%増加し、営業利益は同6.1倍となった。「当社グループが属するアウトドア業界につきましては、国内外にて密を避けたレジャーとして高い需要を継続した状況にあります」(決算短信)とした。

 12月通期の連結業績予想は、売上高を従来比19.5%上回る245億円に、営業利益は同46.3%上回る30億円に見直した。期末配当は1株20.0円(従来予想比7.5円増)とした。前期実績も12.5.円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:46 | 業績でみる株価

JFEホールディングスが続伸一段高、業績予想の増額に加え米景気回復による恩恵も期待

■NYダウ連日最高値を受け日本製鉄は反発

 JFEホールディングス<5411>(東1)は8月13日、続伸一段高で始まり、取引開始後は8%高の1640円(127円高)まで上げ、5月19日以来の1600円台に進んでいる。12日に発表した第1四半期四半期決算が各利益とも黒字化し、通期業績予想などを増額修正した事や、米国の1兆ドル規模のインフラ投資法案などによる恩恵への期待が買い材料視されている。

 今3月期の連結業績予想を全体に大幅増額修正し、税引前利益は従来予想を78.9%上回る3400億円の見込みとした。

 米国景気回復による恩恵への期待はNY株が上げると強まるとされ、米国12日のNYダウが3日連続最高値を更新したため再燃する形になった。日本製鉄<5401>(東1)は反発している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24 | 業績でみる株価
2021年08月12日

国際紙パルプ商事がストップ高、世界的な段ボール需要増加やパルプ・古紙高騰などで第1四半期黒字転換

■9月中間配当の予想を当初のゼロから5円の予定に

 国際紙パルプ商事<9274>(東1)は8月12日、買い気配を上げてストップ高の346円(80円高)で寄り付き、2019年以来の高値に進み、そのままストップ高を続けている。11日に発表した第1四半期決算(2021年4〜6月)が各利益とも大幅に黒字化し、通期の業績予想を増額修正、注目集中となった。

 第2四半期末配当(9月中間配当)の予想は当初のゼロから5円の予定とした。決算短信によると、第1四半期は、国内でグラフィック用紙を中心に販売数量が大幅に回復。板紙は飲料用包装資材向けの段ボール原紙の販売が前期に引き続き堅調に推移し、海外向け段ボール原紙輸出も中国を中心に増加。古紙は、世界的な段ボール需要増加に伴い、日本品古紙の需要の高まりにより輸出価格が高騰し、パルプも世界的なパルプ価格の高騰により、売上高が大幅に伸びた。3月通期の予想を増額修正し、連結経常利益は従来予想を47.1%引き上げ、純利益は同82.6%引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 業績でみる株価
2021年08月11日

コーユーレンティアはワクチン接種会場や五輪会場向け事業が改めて注目されストップ高

■レンタルサービスを提供し通期の業績予想を増額修正

 コーユーレンティア<7081>(JQS)は8月11日、ストップ高の急伸相場となり、前場にストップ高の1456円(300円高)で売買された後そのまま買い気配。後場は13時を過ぎても値がついていない。10日の夕刻に第2四半期決算と業績予想の増額修正を発表し、新型コロナワクチン接種会場やオリンピック会場の設営・運営にかかわっていることが再認識された様子もあり、注目集中となった。

 第2四半期の連結営業利益(2021年1〜6月・累計)は、「ワクチン接種会場や政府主導の事業者向け経済対策に伴うBPОオフィス向けにFF&Eレンタルサービスを提供し、保有するレンタル資産の出荷が大幅に増加」(決算短信より)し、前年同期比38.5%増加して12.03億円となった。

 12月通期の予想連結営業利益は従来予想を26.7%引き上げて19.0億円の見込みとした。「第3四半期以降の業績は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の需要が一段落し、イベント関連の需要が平準化に向かうものの(中略)想定よりもプラスの影響が大きい」(同)とした。ワクチンの3度目の接種に向けた議論が本格化すれば再び追い風になるとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:24 | 業績でみる株価

加賀電子の業績に上振れ観測が強まる、収益性の高いEMS事業など拡大に弾み

■いちよし経研はフェアバリューを5000円(従来比500円高)に見直す

 加賀電子<8154>(東1)の業績動向に再び上振れ拡大観測が出てきた。株価は第1四半期決算の発表後に急伸して4年ぶりの高値(3225円、8月6日)まで上げ、その後一服商状だが、このほど、いちよし経済研究所は同社の通期業績予想を増額し、フェアバリュー(適正株価)は5000円(従来比500円高)に見直した。利益構成の高いEMS(受託製造)事業の拡大に弾みがついてきた印象がある。

■第1四半期は電子部品事業が牽引し過去最高の営業利益に

 加賀電子が8月5日に発表した2022年3月期・第1四半期連結決算は、製造業全般にわたる生産活動の回復を受けて電子部品事業がグループ収益を牽引し、売上高は前年同期比25.9%増収の105,949百万円、営業利益は168.8%増益の4,452百万円となり、第1四半期としては過去最高となった。

 一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に実施した企業買収に伴い、特別利益として計上した「負ののれん益」7,963百万円のはく落により、同66.6%減益2,872百万円となったが、通期予想に対する進捗率は、営業利益が34.2%、四半期純利益が37.3%で高水準。会社側から四半期予想は開示されていないが、社内計画を上回る好調な1Qの滑り出しとなった。今後の業績進展によっては期中の上方修正も期待される。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 業績でみる株価

大和ハウスは急激に切り返す、米戸建住宅会社の子会社化など評価し直される

■10日は決算発表後に下げ4%安となったが11日朝は一気に5%高

 大和ハウス工業<1925>(東1)は8月11日、急反発で始まり、昨10日の4%安(132円安の3259.0円)に対し取引開始後は5%高の3428.0円(169.0円高)と切り返している。昨10日は14時の第1四半期決算発表後に値を消したが、底堅い決算だったこと、米子会社による米戸建住宅事業会社の子会社化などが評価し直される様子になった。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比3.1%増の9206.58億円となり、営業利益は同4.9%減の584.4億円だった。また、完全子会社であるDaiwa House USA Holdings Inc.が、米国において戸建住宅事業を行うCastleRock Communities, L.P.(キャッスルロック社)の持分保有者との間で持分取得契約を締結し、同社を子会社化することを発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28 | 業績でみる株価

ヨネックスが買い気配のまま急伸、第1四半期の売上高97%増加し注目集中

 ヨネックス<7906>(東1)は8月11日、買い気配で始まり、7月につけた2017年以来の高値856円に迫っている。本日のストップ高は911円。10日の取引終了後に発表した第1四半期連結決算(2021年4〜6月)が大幅に黒字化し、第2四半期と3月通期の業績予想を増額修正、東京オリンピック効果も合わせて注目集中となっている。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比97.3%増加し、各利益とも前年同期比で大きく黒字転換した。売上高については、中国においてバドミントン中国代表チーム契約の話題高揚などにより当初の想定を上回る水準で推移していることや、北米におけるテニスの好調により期初の予想を上回る見込みで推移している。このため、3月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は従来予想を7.9%上回る680億円の見込みに、営業利益は同81.8%上回る40億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 業績でみる株価
2021年08月10日

システムサポートは連続増配や連続2ケタ増益予想など好感され後場一段高

■今期は営業利益23%増、3円増配を予定

 システムサポート<4396>(東1)は8月10日の後場、一段高となり、13時過ぎには7%高の1476円(102円高)まで上げ、今年5月12日以来、約3ヵ月ぶりの1450円台復帰となっている。13時に6月決算と今期予想を発表し、改めて注目されている。

 2021年6月期の連結決算は、ソリューション事業でERP導入案件、システムの維持運用の効率化に向けたクラウドシステム導入案件等などが好調だった上、アウトソーシング事業も拡大し、売上高は前期比7.9%増の144.31億円となり、営業利益は同23.3%増の9.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同49.9%増の6.74億円となった。

 今期・22年6月期の連結業績予想は、年間配当(期末一括)を連続増配の1株24円(3円増)の見込みとし、売上高は10.6%増の159.62億円、営業利益は同16.0%増の10.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は10.5%増の7.45億円、とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32 | 業績でみる株価

サン電子は子会社の米NASDAQ上場準備と第1四半期の黒字化など注目され大きく出直る

■デジタルフォレンジック関連サービスの受注が堅調に推移

 サン電子<6736>(JQS)は8月10日、急反発となり、午前10時にかけて17%高の3335円(495円高)まで上げ、大きく出直っている。6日の夕方に発表した第1四半期連結決算(2021年4〜6月)が各利益とも黒字転換し、10日朝にはイスラエル子会社のNASDAQ上場に向けた最終目論見書などの提出を発表し、材料視されている。

 第1四半期の連結売上高は前年度期比31.0%増加し、営業利益は4.25億円となり、前年同期の10.3億円の赤字から大きく改善した。引き続きデジタルフォレンジック関連サービスの受注が堅調に推移し、受注総額が増加。2022年3月期の連結業績予想は引き続き未定としたが、黒字拡大などへの期待が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 業績でみる株価

アルペンは「密」を避けるアウトドア用品など好調で2日続けて大幅高

■今期の業績予想は会計基準異なるが実数は拡大を見込む

 アルペン<3028>(東1)は8月10日、2日続けて大幅高となり、取引開始から40分になる午前9時40分には7%高の3790円(250円高)をつけて2007年以来の高値に進んでいる。8月5日発表の前6月期連結決算(2020年7月〜21年6月)の最高益更新などが好感されている。

 21年6月期は、新型コロナの中で「密」を避けるアウトドア用品などが好調に推移し、連結営業利益は前期比約3.7倍の150.88億円となった。今期の予想は「収益認識に関する会計基準」等を適用するため前期比較を記載せず175億円とし拡大を予想。親会社株主に帰属する純利益も前6月期の107.73億円から今期予想は115.6億円とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:13 | 業績でみる株価

ローランドが一段高、大幅上ぶれ決算と通期業績予想の増額修正など好感

■カシオ計算機の決算がステイホームなどで楽器調だったため連想買いも

 ローランド<7944>(東1)は8月10日、回気配のあと5720円(200円高)で始まり大きく出直っている。6日発表の第2四半期決算が予想を大幅に上回り、12月通期の予想の増額修正も発表、注目集中となった。

 第2四半期の連結決算(2021年1〜6月・累計)は、サイン市場向けプリンターとデンタル加工機の販売が予想を上回ったことなどにより、全体に従来予想を大きく上回り、営業利益は従来予想を41%上回る29.58億円となった。これを受け、12月通期の連結業績予想を増額修正し、売上高は従来予想を3.3%上回る438億円(前期比では25.9%増)に、営業利益は同35%上回る54億円(同約11倍)に増額した。

 また、発表では触れていないが、カシオ計算機<6952>(東1)の四半期決算でステイホームなどを受けて国内外とも楽器が好調だったことを踏まえ、連想を膨らます様子もあるようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52 | 業績でみる株価
2021年08月06日

アルコニックスは後場急伸、業績予想の増額修正など好感される

■第1四半期は営業・経常損益が大幅に拡大

 アルコニックス<3036>(東1)は8月6日の後場、一段高となり、9%高の1603円(135円高)まで上げて今年5月26日以来の1600円台に復帰し、大きく出直る相場となった。13時にかけて発表した第1四半期決算(2021年4〜6月)で連結営業・経常利益が大幅な増益に転換し、第2四半期と3月通期の業績予想を増額修正。改めて注目し直された。

 商社機能と製造業を融合した非鉄金属・希少金属の総合企業。第1四半期の連結業績は、スマートフォンやIT機器向け半導体・電子部品関連需要の拡大や、自動車関連産業向け需要の回復などにより、営業利益が30.46億円となり、前年同期の11.6億円から大幅に拡大した。経常利益は34.87億円となり、同じく12.4億円から大幅に拡大した。親会社株主に帰属する四半期純利益は24.35億円となり、「収益認識に関する会計基準」を適用しているため前年同期比較はできないが、単純計算では前年同期の4.4倍になった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:20 | 業績でみる株価

スクウェア・エニックス・HDは減益だが株価10%高、進ちょく率の高さなど注目され一段と出直る

■第1四半期連結決算は営業利益29%減、経常利益27%減

 スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクウェア・エニックス・HD)<9684>(東1)は8月6日、一段高と出直って始まり、取引開始から1時間になる午前10時にかけては10%高の6410円(580円高)前後で推移。5日発表の第1四半期決算で進ちょく率が注目され、今年6月以来の6000円台に復帰している。

 第1四半期連結決算(2021年4〜6月)は各利益とも減益で、営業利益は前年同期比29.5%減の173.16億円、経常利益は同26.9%減の176.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益も同11.9%減となった。通期の連結業績予想は据え置き、営業利益は400億円(前期比15.3%減)、経常利益も400億円(同20%減)。営業、経常利益とも通期予想の4割を確保しており、進ちょく率の高さが注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:10 | 業績でみる株価

加賀電子は第1四半期の最高益など好感され一段高

■自社株買いも発表し前向きな資本・株主政策

 加賀電子<8154>(東1)は8月6日、一段高で始まり、取引開始後は3225円(242円高)まで上げて2017年以来の高値に進んでいる。5日発表した第1四半期決算が当四半期として過去最高の営業利益となり、東証『ToSTNeT−3』経由の自己株式取得(自社株買い)も発表。2010年以降の最高値3780円(17年10月)に向けて再び上値を追っている。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比25.9%増加して1059.49億円となり、営業利益は同2.7倍の44.52億円となった。純利益は前期に計上した「負ののれん益」の反動で同66.6%減益だったが、営業利益などはこの四半期として最高を更新した。

 中核事業である電子部品事業の営業利益が同25.14億円(212.0%)増益となり、また営業利益率も1.7%から4.1%へと拡大。しっかり復調したことが確認できた。なかでも、買収した加賀FEI(旧富士通エレクトロニクス)とエクセルが当期は黒字転換し、大きく貢献し始めた。

 東証『ToSTNeT−3』経由の自社株買いでは、筆頭株主SANKYOが保有する株式の一部を買い戻す狙いがあるとした。前向きな資本政策、株主政策も注目されている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47 | 業績でみる株価

資生堂は2期ぶりの黒字化など好感され大きく出直る

■第2四半期連結決算、売上高は22%増加し各利益とも黒字に転換

 資生堂<4911>(東1)は8月6日、続伸基調で始まり、取引開始後は7585円(390円高)まで上げて推移。5日発表の第2四半期連結決算(2021年1月〜6月・2Q累計)が各利益とも大幅な黒字に転換し、下値圏から出直りを強めている。

 第2四半期累計の連結売上高は前年同期比21.5%増加し、営業利益は前年同期の約34億円の赤字から230.12億円の黒字になった。この期間としては2期ぶりの黒字に復帰した。12月通期の業績予想は据え置き、営業利益は270億円(前期比80.4%増)。第2四半期までの進ちょく率が高く注目の一因になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:21 | 業績でみる株価
2021年08月05日

キッコーマンは業務用の回復が目立ち後場寄り後に急伸、新型コロナの影響から回復

■第1四半期、「国内しょうゆ」「国内食品」前年同期を上回るか同期並みに回復

 キッコーマン<2801>(東1)は8月5日の後場、上値を追って始まり、後場寄り後に7%高の7220円(470円高)まで上げて7月28日以来の7000円台復帰となっている。前引け後に第1四半期決算を発表し、連結業績は2ケタ増収増益。新型コロナの影響に関する懸念などが後退した。

 第1四半期の連結決算(2021年4〜6月、IFRS)は、売上収益が前年同期比22.8%増の1237.39億円となり、事業利益は同42.1%増の143.03億円となった。

 新型コロナによる業務用への影響が注目されていたが、発表によると、「国内しょうゆ部門」については、家庭用分野全体として前年同期を下回ったが、加工・業務用分野は回復し、前年同期を上回り、この部門全体としては前年同期の売上を上回ったとした。また、「国内食品部門」も、たれ類が加工・業務用分野で前年の新型コロナウィルス感染症の影響から回復し、前年同期並みになったとし、デルモンテ調味料は加工・業務用分野が増加したとした。通期の連結業績予想は据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:17 | 業績でみる株価

ASIANSTARが急伸、営業、経常、純利益を黒字転換の予想に増額修正

■販売用不動産の売却進み中国子会社も好調に推移

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(JQS)は8月5日、取引開始後に26%高の116円(24円高)まで上げた後も110円台で推移し、急伸したまま今年4月14日以来の100円台復帰となっている。4日の取引終了後に業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集中している。

 4日午後、2021年12月期・第2四半期の連結業績予想(2021年1〜6月・累計)の増額修正を発表し、営業利益は従来予想の32百万円の赤字を59百万円の黒字に見直し、親会社株主に帰属する四半期純利益も同37百万円の赤字を39百万円の黒字に見直した。

 下期に見込んでいた販売用不動産の売却を前倒しで行ったことに加え、昨年末に買収した中国子会社が好調に推移した結果、連結売上高が当初の予想を上回る見込みとなった。売上高は従来予想を28.6%上回る16.33億円の見込みに増額した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21 | 業績でみる株価

インテリジェントウェイブが急伸、中期計画をバージョンアップ、一時値上がり率で首位に

■3年後の営業利益率15%など計画

 インテリジェント ウェイブ<4847>(東1)は8月5日、大きく出直って始まり、取引開始後は8%高の650円(49円高)をつけ、東証1部の値上がり率トップに躍り出る場面があった。4日の取引終了後に6月決算と中期計画のバージョンアップを発表し、あらためて注目し直されている。6月29日以来の650円台に進んでいる。

 21年6月期の連結決算は、売上高が前期比2.4%増の111.87億円となり、見直す前の中期計画の目標だった110億円を2%近く超過達成した。営業利益は同9.1%増の11.30億円(営業利益率10.1%)となった。

 こうした推移を受け、これまでの中期計画をバージョンアップした中期事業計画(新計画、2022年6月期から24年6月期)を発表し、到達年度の2024年6月期に、売上高150億円、営業利益は22.5億円(営業利益率15%)を計画するとした。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 業績でみる株価
2021年08月04日

デコルテHDは時間とともに急伸、営業利益が第3四半期までで通期予想に到達目前

■6月上場、営業利益2.9倍などの大幅増益に再び注目強まる

 デコルテ・ホールディングス(デコルテHD)<7372>(東マ)は8月4日、時間とともに急伸商状となり、取引開始から1時間半を過ぎた午前10時40分にかけて24%高の1355円(263円高)まで上げている。3日発表の第3四半期連結決算(2020年10月〜21年6月累計、IFRS)の大幅増益などが好感され、下値圏から大きく出直っている。

 6月22日に新規上場。スタジオ事業(フォトウエディングサービスなど)やフィットネスジムを運営。第3四半期の連結決算(2020年10月〜21年6月累計、IFRS)は、売上収益が前年同期比30.3%増の35.81億円となり、営業利益は同2.9倍の8.47億円となった。今期・21年9月期の業績予想は上場時の予想のまま据え置き、売上収益が前期比29.6%増加し47.56億円、営業利益は同104.0%増加し8.50億円、など。営業利益は第3四半期までで通期予想に到達目前となったため、推移が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:06 | 業績でみる株価

ラピーヌがストップ高、第1四半期決算好調で業績予想を増額修正

■今2月期の経常、純利益の予想を黒字に修正

 ラピーヌ<8143>(東2)は8月4日、ストップ高となり、取引開始から20分を過ぎた午前9時20分過ぎに439円(80円高)で売買されたあと、そのまま買い気配となっている。3日発表した第1四半期連結決算の売上高が35.8%増加し、業績予想の増額修正も発表。改めて注目し直されている。

 今期・2022年2月期の連結業績予想は、経常利益を従来の9億円の赤字から1.3億円の黒字に、親会社株主に帰属する当期純利益も同じく9億円の赤字から1.0億円の黒字に見直した。採算を重視した営業活動、販売費及び一般管理費の抑制などにより採算が改善しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 業績でみる株価